八雲「漫画喫茶・・・ですか?」播磨「おう」 (409)
播磨「うぅ…さみぃ!…流石にこの時期の屋上は冷えるなぁ」ガタガタ
八雲「そうですね…何処か別の場所で拝見しますか?…メルカドとか」
播磨「メルカドかぁ、あそこは好きなんだがいかんせん知り合いが多く来すぎる」
八雲「…そうですね…姉さんや先輩達もよくいらっしゃいますし」
播磨「うーん、どっか落ち着けてお金がかからない場所……そうだ!!漫画喫茶だ!」
八雲「漫画喫茶…ですか?」
播磨「おう!漫画喫茶なら飲み放題!居放題!漫画読み放題!それに金もあまりかからない!」
八雲「…そうなんですか?私は行った事がなくて」
播磨「何で思いつかなかったんだ!あそこなら参考資料(マンガ)も沢山あるしな!」
八雲「あの…でも漫画喫茶って一人で落ち着ける様に一人席とかになってるんじゃ?」
播磨「まぁ確かに、だが俺がよく行く場所にはカップル席というペアシートがあるから大丈夫だ」
八雲「カ、カップル…!?」
播磨「まぁただのツインシートの少し広い個室だけどな」
八雲「カ、カップル…」
播磨「どうだ妹さん!そこ行って意見交換の続きとマンガの手伝いしてくれないか!?」
八雲「あ、あの…そ、それって…カ…ペアシートでってことですか?」
播磨「おう、あ…ってわりぃな、流石にそこまでしt」
八雲「だ、大丈夫です!」ズイッ
播磨「うおっ!そ、そうか…それならいいが」
八雲「は、はい…」
播磨「じゃあ今日の帰りにでも行くか、授業終わったら速攻で」
八雲「わ、分かりました」
播磨「いやぁマジで助かるぜ!サンキューな、妹さん!」ガシッ
八雲「い、いえ…そんな…」カァァ
ー放課後ー
サラ「やっくもー!部活行こう!部活!」
八雲「あ、ごめんサラ…今日はちょっと用事があって…」
サラ「えーそうなの!?残念…」シュン
八雲「ご、ごめんね…高野先輩にはもう連絡してあるから」
サラ「そっかぁ…バイト?」
八雲「ううん…」
サラ「じゃあ特売!?」
八雲「ち、違う…」
サラ「えーこれも違うんだ…分かった!お姉さんとおでかけ!?」
八雲「姉さんは今日先輩達とメルカドに行くって言ってたから…」
サラ「…………………播磨先輩とデート?」ジィー
八雲「…ち、ちがっ」ピクッ
サラ「へぇ~♪ほぉ~♪」ニヤニヤ
サラ「へぇ~♪違うんだぁ?」ニヤニヤ
八雲「ち、ちがくて…デートじゃなくてその…」
サラ「でも播磨さんと出かけるんだよね!」
八雲「そ、それはそうだけど…その…」カァァ
サラ「そうなんだぁ~♪いいなぁ強くてカッコいい彼氏が居て~」ニヤニヤ
八雲「だ、だから彼氏じゃなくt」
サラ「ハイハイ!いいよいいよ!ほら早く行かないと播磨先輩待ってるよ!?」
八雲「あ、うん…じゃあまたねサラ」タタタッ
サラ「うん!ばいばーい!」フリフリ
サラ「…いつもゆっくり帰る八雲が走って行った…きっと嬉しいんだなぁ♪ふふん♪」
ガラガラ
高野「…サラ、今日の部活はメルカドでするわ」
サラ「えーそれさっき八雲から聞きましたけど先輩方で遊びに行くからじゃないですかぁ?」
高野「っち…流石サラ…よく分かったね」
サラ「いや分かったも何もないと思うんですけど…」
周防「おーす!大変だなぁ高野が部長で!」
沢近「本当」
サラ「あ、先輩方こんにちは!いえ、もう慣れましたので!」
高野「酷いね、これでも部長として頑張ってるんだけど」
サラ「知ってますよ!いっつも八雲目当てにくる花井先輩を軽くあしらってますもんね!」
周防「あいつ茶道部まで押しかけてるのか…全く…」
沢近「…そういえば八雲は?」
サラ「あー!八雲ならデ…よ、用事があるみたいで今日は帰っちゃいましたよ!」
沢近「そうなんだ…残念ね」
周防「えー!なんだぁ播磨との噂話聞きたかったのになぁ!」
沢近「…」ピクッ
って感じで誰か書いてくれさいお願いしますお願いします
沢近「……」
周防「ん?どうした?沢近」
沢近「べ、別に!!なんでもないわ」
高野「ふむ」
天満「みんな~おまたせ~」エヘヘヘ
周防「おっ!遅かったなぁ天満!」
天満「あっれ~?八雲はぁ?」
花井「八雲くぅぅぅぅん!!!八雲くんの入れたコーヒーを一杯頼もう!!!!」
周防「……」
花井「なんだ周防、来てたのか。それより!八雲くんはどこだぁ!」
高野「今日は部活もバイトも休みよ」
花井「なっ……失礼する」クルッ
高野「なんでも播磨くんとデートのお約束が」
沢近「」ピクッ
天満「」ピクピクッ
花井「な…な、なななななな何だとォォおおお!!!!!!!!」
サラ「ちょっと…先輩……花井先輩には黙ってたほうが」
高野「面白きことは良きことなり」
みたいな感じのドタバタでオナシャス!!!!
ほ
播磨「妹さん、こっちこっち!」オーイ
八雲「播磨さん」
播磨「すまねえな。いちいち待ち合わせなんかして」
八雲「い、いえ!播磨さんが漫画を描いてると言う事は秘密なんですから仕方ないです」
播磨「妹さん!」
八雲「は、はい!?////」
播磨「最近、妹さんのご厚意に甘えっぱなしだったから」
播磨「今日は飯、奢らせてくれ!」
八雲「え、はい」
花井「いっかぁーん!!、不純異性交遊などこの花井が許さんっ!」
花井「播磨め、どうせ八雲君の優しさにつけこんで強引に誘ったのであろう!」
花井「八雲君、僕がすぐに君を奴の手から救い出してみせるから待っていてくれぇ~っ!!」
・・・・・・・・・
サラ「行っちゃった・・・」
周防「つーか花井の奴、二人がどこにいるのかわかってんのか?」
高野「いや、彼は二人が漫画喫茶にいることはしらないはずよ」
沢近「あんたはなんで知ってんのよ・・・」
周防「あいつも八雲ちゃんのことになると周りが見えなくなるよな~」
天満「ね、ね、そんなことより八雲が播磨君とデートしてるって本当なの?」
高野「間違いないわ、二人は今駅前の漫画喫茶のカップル席を利用しているわよ」
播磨「お、新しい漫画喫茶かぁ」
八雲「新装開店、昨日からみたいですね」
播磨「なっ!!パック料金半額!?」
播磨「妹さん!!ここにしよう!」
八雲「は、はい!」アセアセ
天満「カップル席って……播磨くんはちょっとお猿さんなところがあるから……」
沢近「その辺りはわきまえてる男だと思うけど?」
高野「ほう」
沢近「なによ……」
天満「やっぱり!八雲が心配だわ!!」スタッ
周防「うぉい!天満!」
天満「ごめん!愛理ちゃん!みんな!」ダッダッダ
高野「どうする?」
周防「どうするって言っても……なぁ」
サラ「えーと……とりあえず、お茶でも」エヘヘ
沢近「そうね」
花井「うぉぉおおお!!八雲くぅぅうん!!」ダッダッダ
花井「今、僕が助けるからぁああ!!」ダッダッダ
キキーッ!!
花井「いや、待てよ……そもそも播磨は何処へ八雲くんをさらっていったんだ……」
花井「なぁああ!!僕としたことがぁあ!!」
花井「戻って行き先を聞こう!!!」クルッ
周防「ま、二人がデートしてようがあたしらには関係な 天満「そんなことないよっ!」
天満「いいマコちゃん?八雲はね男の子と付き合ったことはもとより友達だって出来たことはないの!」
天満「そんな八雲がいきなりデートなんかしちゃったりしたら大変だよっ、大変なんだよ!」
周防「あのなぁ天満、いくらなんでもちと心配し過ぎじゃ 沢近「その通りだわ天満」 周防「」
沢近「あの娘ったら私たちの教室に来たとき何時もおどおどしてるし、何より相手があのヒゲじゃいつ何をされるか分かったものじゃないわ」
天満「さっすがエリちゃんっ、話がわかるねぇ~」
高野「そうね、八雲は大事な後輩だもの。私も部長として彼女のデートを見守る義務があるわ」
ドテーンッ
天満「いったたた……」
花井「いたた……って!塚本くん!!」
天満「急がなきゃ!どいて!花井くん!」
花井「まちたまえ!塚本くん!!」
天満「もーっ!なに!」プンプン
花井「播磨と八雲くんはどこへ行ったんだ!?知らないか!?」
すいません、更新してませんでした。
mi0FPioh0様、どうぞ続けて下さい
>>353本物?
>>355
任せた!
>>355
任せます
>>357
じゃあやれるだけやってみます
>>196
>>342
>>351の順で
周防「いや、お前の場合は単に面白そうってだけだろ」
天満「と~に~か~く~、私は八雲のとこに行くからねっ!」タッタッタ
沢近「あ、待ちなさいよ天満。私も行くわ」タッタッタ
高野「サラ、今日の茶道部の活動は八雲の応援よ」タッタッタ
サラ「了解ですっ♪」タッタッタ
周防「お、おいお前らちょっと待っ 店員「お客様」周防「えっ?」
店員「お会計の方よろしくお願いします」
周防「」
漫画喫茶
播磨「いやー、何時も何時もすまねぇな妹さん」
八雲「い、いえ、播磨さんの書く漫画はとてもおもしろいですから・・・」
播磨「はっはっは。そういってもらえりゃ漫画家冥利に尽きるってモンよ」
播磨「ところで早速申し訳ないんだが新しい漫画描いてきたからよ、読んでみてくれ」
八雲「あ、はい。お預かりします」
播磨「頼んだぜ。俺はちょっくらドリンク取ってくるよ」
八雲「えと、じゃあオレンジジュースをお願いしてもいいですか?」
播磨「おう、オレンジジュースな。漫画読みながら待ってな」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
店員「お客様5名様ですね、五人部屋と個室どちらになさいますか?」
高野「個室でお願いします」
店員「了解しました、2時間のご利用ですのでドリンクバーは無料でございます。こちらのカードを時間までに受付にお返しください。お時間が過ぎますと個別料金が発生しますのでご注意ください」
・・・
高野「みんな個室でよろしかったかしら?」
沢近「わたしは別にどっちでもよかったけど」
周防「いや、普通に話しすすめんなよ」
天満「ごっめ~んマコちゃん、急いでたから気づかなかったよう」
沢近「まあお金はちゃんと渡したし、漫画喫茶の代金を美琴以外の私たち三人で払うんだからもういいじゃない」
サラ「なんだかすみません、私まで奢ってもらって」
沢近「気にすることはないわ、たいした額ではないし素直に先輩に甘えなさい」
周防「まっ過ぎた事を言ってもしゃーないし、あたしは勝手にさせてもらうよ」スタスタスタ
サラ「先輩行っちゃいましたね」
沢近「まあ今回は無理やり付き合わせたようなものだしね。さて私、たちはっ・・・て。天満がいないじゃない」
高野「天満ならドリンクバーへ行ったわよ」
沢近「あの娘ったら・・・、目的忘れてないかしら」
・・・・・・・・・
天満「えっへっへ~、何飲もうかな~」
播磨(ドリンクバー、ドリンクバーっと、あったあった。・・・ん?)
天満「オレンジジュースにしようかな、それとも炭酸から攻めるべきかな」
播磨(て、天満ちゃん!?いったいどうしてこんなところにぃ!)
天満「うっひょ~、アイスクリームまであるんだ~」
播磨(やべぇ、もし天満ちゃんに妹さんとカップル席にいるなんてことが知れたらただでさえ誤解されまくってるつーのに余計話がこじれちまう!)
天満「う~ん、こんなにあったら迷っちゃうな」
播磨(いや、落ち着け。そもそも席には全部壁があるし席から離れないことには中に誰がいるかなんて判りっこねぇ)
天満「ん~、決めた!無難にウーロン茶にしよっと」
播磨(よし、妹さんには急で悪りぃが天満ちゃんが自分の部屋に戻った隙にさっさとチェックアウトしちまおう)
沢近「あ、いたいた。ちょっと天満、何しにこんなとこに来たか忘れてないでしょうね?」
高野「ほう、コーンポタージュがおいてあるのかこの店は」
播磨(げ、なんであいつらまでいやがるんだ。これじゃあうかつに出ていけねぇじゃねえか!)
むりぽ
ほ
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