シンジ「アスカをスマブラでボコボコにしたらマジ切れされた」(163)

シンジ(久しぶりに64のスマブラでもやろう)ガサゴソ
シンジ(コンピューターでもレベル9三人相手ならまあまあ良い勝負になるし)



シンジ(アイテムは無しにして・・・ファルコンでいいかな)ポチポチ

ファルコンキィッ!

シンジ「・・・・・・」カチャカチャ

オーウ

シンジ「・・・・・・」カチャカチャ

シンジ(勝った。久しぶりだったけど覚えてるもんだなぁ)
シンジ(次はネスでやr)

ガラッ

シンジ「っ!?」ビクッ

アスカ「なにしてんの?」

シンジ「は、入るならノックくらいしてよ」

コンコン
アスカ「なにしてんの?」

シンジ「今したって意味ないよ・・・ゲームしてたんだ」

アスカ「ゲーム?部屋に篭ってゲームとか他にやることないわけ?」

シンジ「べ、別にいいだろ」

アスカ「ちなみにどんなのやってんのよ」ドサッ

シンジ「スマブラを、久しぶりにやりたくなって」

アスカ「スマブラ?」

シンジ「えっ・・・スマブラ知らないの?」

アスカ「知らないわよ日本のゲームなんて」

シンジ「あ、そっか。えっと、任天堂って会社の有名なキャラクターを集めた対戦ゲームで」ポチポチ

アスカ「ピカチュウ!」

シンジ「うん。ピカチュウとかマリオとかそういう有名なキャラで戦うんだ」

アスカ「ふーん・・・」

シンジ「あ、アスカも一緒にやる?」

アスカ「・・・まあ暇だし、相手してあげないこともないわ」

シンジ「そう、じゃあはい」スッ

アスカ「・・・」ガシッ

シンジ「あの、コントローラーはこの真ん中と右を持つんだ」

アスカ「さ、最初に言いなさいよ馬鹿」

シンジ「それで、このスティックでキャラクターを選んで」

アスカ「もちろんピカチュウよ」

シンジ「ボタン押して」

アスカ「・・・」ポチッ

シンジ「それじゃなくってこっちを」

アスカ「だから最初に言えっての!」

シンジ「ご、ごめん。じゃあ最初だしコンピューターは無しにして、ステージはハイラル城でいいか」ポチポチ



シンジ「このステージから落ちたりダメージが溜まって吹っ飛んだら残機が減るから、今回は5回やられたら負けね」

シンジ「このボタンとこのボタンで攻撃したり、スティック上にするかこのボタンでジャンプできるから」

アスカ「・・・」ポチポチ

ピカッ

アスカ「・・・!」ポチポチ

ピッカァ!

アスカ「・・・!!」ポチポチポチポチ

シンジ「で、攻撃を食らうとこのダメージが溜まって」カチャカチャ

ドカッ!

アスカ「なにすんのよ!」

シンジ「な、なにって説明を」

アスカ「ピカチュウを蹴っ飛ばすとか信じらんない!」

シンジ「そ、そういうゲームなんだって・・・」

アスカ「なるほど・・・」カチャカチャ

シンジ「そう、それがガード。ただ攻撃喰らいつづけるとガードが破られて行動不能になるから」

シンジ「あとそのボタンとスティックで相手の攻撃かわしたり、ここを同時押しすると掴んで投げられるから」

アスカ「・・・」カチャカチャ




シンジ「一通り操作方法は分かった?」

アスカ「こんな簡単な操作らくしょーよらくしょー」

シンジ「じゃあコンピューター混ぜてやってみようか」

アスカ「雷よ!」カチャカチャ

ピカァッ!

アスカ「ふふんっ♪」

シンジ(意外とアスカも子供っぽいなぁ)



シンジ「レベル4だともう余裕だね。次は7とかで」

アスカ「もうコンピューターはいい」

シンジ「え?でもそれだと」

アスカ「一対一で勝負よ馬鹿シンジ!」ビシッ

シンジ「一対一で?ま、まだ早いんじゃないかな」

アスカ「なに?わたしとピカチュウに勝てるとでも?」

シンジ「アスカは今日初めてやったんだし、流石に」

アスカ「初めてやったわたしに負けるのが怖いってわけね」

シンジ「そんなわけないだろっ」

アスカ「じゃあ勝負よ!負けたらぺんぺんの毛繕いだから!」

シンジ(どうしよう・・・アスカの性格だからあんまり露骨に手加減したら機嫌悪くなるだろうし)

シンジ(最初は苦戦して勝つくらいのがいいかな)

アスカ「早くキャラ選びなさいよ馬鹿シンジ」

シンジ「えっと・・・じゃあプリンで」

アスカ「ポケモン対決ってわけね?受けてたとうじゃない」

シンジ「ステージはどこがいい?」

アスカ「ランダムでいいわ」


アスカ「いけっピカチュウ!馬鹿シンジを感電死させるのよ!」カチャカチャ

シンジ「感電死って・・・」

アスカ「あー!負けた・・・」

シンジ「危なかった。負けるとこだったよ」

アスカ「うぅー・・・馬鹿シンジなんかに・・・!」

アスカ「もう一回勝負しなさい!!」

シンジ「うん」


ピカピーカァ~……

アスカ「もう一回!」

シンジ「うん」


アスカ「もう一回!」

シンジ「う、うん」

シンジ(もうそろそろ負けてあげてもいいかな。負けないと終わらないだろうし)

アスカ「ううう!なんで勝てないのよ!もう一回!」

シンジ「うん」


ウワァァァ……

アスカ「勝った!!やったわピカチュウ!」

シンジ「ま、負けたー。アスカはゲーム上手だね」

アスカ「ふんっ、あったりまえよ。こんな単純なゲーム何回かやれば馬鹿シンジなんかに負けるわけないじゃない」ドヤッ

シンジ「あはは・・・」

アスカ「は~あ。でもあんたこのゲームよくやってたんでしょ?」

シンジ「ま、まあね」

アスカ「それで今日初めてやったわたしに負けるとか・・・はっずかしぃ~。ぷぷっ」ドヤッ

シンジ「あはは・・・」イラッ

アスカ「根暗のくせにゲーム弱いなんて救いようがないわね」

シンジ「はは、関係ないよそれ・・・」

アスカ「最初はあーだこーだ言ってたのにこんな簡単に超えられてどう思った?」

シンジ「や、やっぱりアスカはすごいなって」

アスカ「あったりまえよ。あんたとじゃ頭の出来が違うの」

シンジ「・・・」

アスカ「どうする?もう一回やる?次は手加減してあげよっか」ニヤニヤ

シンジ「・・・分かった。もう一回やろう」

アスカ「手加減は?」

シンジ「しなくていいよ」ニコッ


アスカ「ネス?そんなよわっちそうなキャラでいいの?」

シンジ「うん。これでいいんだ」

アスカ「いくわよピカチュウ!」


ピカピーカァ~……
アスカ「えっ」

シンジ「・・・」カチャカチャ
ドコッ!
アスカ「あっ」

シンジ「・・・」カチャカチャ
ピカピーカァ~……
アスカ「な、なんで」

シンジ「・・・」カチャカチャ
ピカピーカァ~…………
アスカ「・・・・・・」

ワァァァァ!

アスカ「・・・・・・」

シンジ「5機落とすのに24%しかダメージ食らわなかったのか。アスカは優しいね」

アスカ「・・・・・・」

シンジ「手加減してくれたんでしょ?」

アスカ「っ・・・」プルプル

シンジ「もう一回やる?」

アスカ「・・・」プルプル

シンジ「次は誰使おうかな。リンクでもいいかな。アスカはピカチュウでしょ?」

アスカ「・・・さい・・・」

シンジ「ん?なに?」

アスカ「うるさい!!!」ガン!

シンジ「うわっ!?なっ、なにすんだよ!コントローラー壊れるだろ!」

アスカ「うるさいうるさいうるさい!!!あんたなんかさいてーよ!!馬鹿!!!!」

ドアバーン!


シンジ「な、なんだよ・・・煽ったのはそっちじゃないか」



ミサト「ただいまー」

シンジ「おかえりなさい。夕飯もうちょっと掛かりますから、先にお風呂入ってて下さい」

ミサト「は~い」




ミサト「お風呂のあとは~ビールビール♪」ガチャッ

ミサト「んぐっんぐっ・・・ぷっはぁ~!」

シンジ「いただきます」

ミサト「あれ、アスカは?」

シンジ「呼んでも出てこなくって」

ミサト「なーにまた喧嘩?」

シンジ「そんな感じです」

ミサト「あらまあほんと仲いいわね。今回はなにしたの?」

シンジ「ゲームで僕が勝ったら怒っちゃって・・・」

ミサト「そんなことで?詳しくおねーさんに聞かせてみなさい」


ミサト「なるほど・・・手加減してあげたらアスカが調子に乗ってムカついてボコボコにしたと」

シンジ「・・・はい」

ミサト「アスカも子供ねぇ・・・」

シンジ「大人気なかったかなって反省してます」

ミサト(アスカも悪気はなかったんだろうけどシンちゃんと二人で遊べてテンション上がっちゃったのね)

ミサト「うーん・・・まあ、お腹減ったらそのうち出てくるわよ」

シンジ「じゃあアスカの分は冷蔵庫にとっときます」

ミサト「うん」

もう3時やんけ・・・

初代スマブラの一番の楽しみ方は
ふっとび補正200%+アイテムボム兵縛り+全員ドンキー+残機99+コンゴジャングル
異論は認めない

翌朝

アスカ「・・・」スタスタ

シンジ「あっ・・・おはよう」

アスカ「・・・」スタスタ

シンジ「待ってよ!」

アスカ「・・・」

シンジ「き、昨日はごめん・・・大人気なかったって反省してる」

アスカ「・・・」

シンジ「あの・・・だから、機嫌治してよ」

アスカ「・・・手加減して、わたしのこと馬鹿にしてってわけ?」

シンジ「してないよ!」

アスカ「したじゃない!!」

シンジ「た、確かに最後はちょっとしたかもしれないけど」

ID変わってるけど>>1やで


アスカ「・・・来週の日曜」

シンジ「えっ?」

アスカ「来週の日曜に再戦しなさい!!馬鹿にしたこと・・・絶対後悔させる・・・!!」

シンジ「流石にそんな短期間じゃ」

アスカ「負けたほうは全裸でネルフ本部をムーンウォークで一周!!わかった!?」

シンジ「そんなことでk」

アスカ「わかった!!??」

シンジ「わっ、わかった!」

アスカ「首洗って待ってなさい・・・!」スタスタ

教室


アスカ「ちょっと来て」

ケンスケ「・・・えっ?」



アスカ「あんたゲーム得意?」

ケンスケ「突然呼び出してなんだよそれ」

アスカ「得意かって聞いてんの!!」

ケンスケ「ま、まあぼちぼちは」

アスカ「スマブラはやったことある?」

ケンスケ「当たり前だろ。ゲーマーじゃなくたって」

アスカ「馬鹿シンジとどっちが強い?」

ケンスケ「碇と?やったことあるけど五分五分じゃないかな」

アスカ「そう。じゃあ今日あんたんち行くから」

ケンスケ「はぁっ!?な、なんで」

アスカ「放課後行くから住所」

ID変わりまくってるけど>>1やで


ケンスケ「うち来るなら一緒に帰れば」

アスカ「あんたと一緒に帰ってるとこ人に見られたらどうすんのよ」

ケンスケ「・・・ほんとなんなのさ」


こうしてアスカの特訓が始まった


ケンスケ「そういうモーションが大きい技はなるべく使わずに、投げをもっと」カチャカチャ

アスカ「偉そうに指図するな!」カチャカチャ

ケンスケ「・・・すいません」

ガード直後の投げは威力半減するということ知った俺は愕然とした


ケンスケ「そんな攻めてばっかりじゃなくて、避けることも考えないと」カチャカチャ

アスカ「うるさい!」

ケンスケ「す、すいません」



アスカ「ああもう!あんたファルコン使うの禁止!」

ケンスケ「他のキャラでもあんまり変わらないと思うけど」

アスカ「黙れ!」

ケンスケ「すいません!」



ケンスケ「ピカチュウ使うのやめたら?」

アスカ「ふんっ!」メコッ

ケンスケ「正直すまんかった」

決戦前日。土曜の朝

『ケンスケー、お客さん』

ケンスケ「ん・・・?まだ8時になってないじゃないか・・・誰だこんな朝っぱらから」

ガラッ
アスカ「いつまで寝てんのよ!!」

ケンスケ「・・・・・・」


特訓は徹夜で続いた

チュンチュン……

アスカ「勝った!!」

ケンスケ「負けたぁ・・・」フラフラ

アスカ「あんた手加減してないでしょうね?」

ケンスケ「全力でやったよ・・・ふぁあ・・・」フラフラ

アスカ「このキモゲームオタクに勝ったならシンジにも勝てる!みてなさいよ馬鹿シンジ!!」ダダダッ

ケンスケ「・・・これだけ付き合わされて・・・お礼くらい言って欲しいよな・・・」バタッ

ケンスケ「あっ、プリキュアの時間だ」ムクッ

アスカ「絶対馬鹿シンジをぎゃふんと言わせて」

アスカ「全裸でムーンウォークなんてできないよ~。ごめんなさいアスカさま~」

アスカ「って言わせてやるんだから」タッタッタッ

アスカ「はぁ、はぁ・・・徹夜明けでここまで走ると流石に」

シンジ「あれ?アスカ」

アスカ「馬鹿シンジ!?」

シンジ「なにしてるのこんな朝から。昨日帰って来なかったみたいだし」

アスカ「あんたこそなにやってんのよ。さてはわたしに恐れをなして逃げようっt」

シンジ「こ、これから綾波とディズニー○ンド行くんだ」

アスカ「・・・・・・え?」

シンジ「今日は遅くなるかもしれないから、ご飯は自分で食べてね」

アスカ「なに・・・え?」

へ(^o^)へ
   |へ
  /

\(^o^ )へ
  \|
   >

<( ^o^)>
 三) )三
< ̄ ̄>

Σ ( ^o^)
 <) )>グキッ
< ̄ ̄>


_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


シンジ「じゃあ、また」

アスカ「待って」

シンジ「なに?」

アスカ「わたしとの勝負は?」

シンジ「勝負?」

アスカ「スマブラの」

シンジ「・・・あー、そんなこと言ってたっけ」

シンジ「ごめん、もう待ち合わせの時間だからまた帰ってからやろう」

シンジ「じゃあ」タッタッタッ

アスカ「・・・」

夢の国
シンジ「きょ、今日は付き合ってくれてありがとう」

レイ「わたしも来てみたかったから」

シンジ「綾波が?」

レイ「・・・」
シンジ「あ、ごめん・・・綾波はこういうの好きじゃないかなって」

レイ「いいの。碇くんと会うまではこういうところに興味がなかったから」

シンジ「それって・・・」

レイ「・・・」
シンジ「あ、綾波・・・」


レイ「あっ」
シンジ「ん?」

レイ「弐号機が」

シンジ「こんなとこにいるわけないじゃないか。まさか」クルッ
弐号機『ピッピカチュウ!』ズーン

シンジ「・・・」

『キャアアアアアアアアアアアアアアア!!』

アスカ『馬鹿シンジ!!勝負しなさい!!』

シンジ「に、逃げよう綾波!」

レイ「どうして弐号機が」

シンジ「早く!」

アスカ『逃がさないわよ!!』

ミッ○ー「ハハッ、僕の国でなにをしてるんだい?」

アスカ『なによネズミ!潰されたいの!?』



ネルフ本部

青葉「モニター出ます!」

弐号機『ピカァ!』ドガシャーン!

ミッ○ー『ハハッ』ショワーン!

ゲンドウ「・・・・・・」

弐号機『オラァ!』ドゥーン!

○ッキー『ハハッ』


青葉「・・・大乱闘だ」

マヤ「・・・大乱闘です」

冬月「・・・大乱闘だな」

ゲンドウ「・・・あぁ」



ゲンドウ「大乱闘だな」


弐号機『ピッピカチュウ!』

劇終

一日スマブラやってたあの頃に戻りたい・・・ピカチュウ使いだけど俺地元で負けたことないから
じゃあの。

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