岡部「デスノート?」(609)

岡部「ん? なんだあの黒いノート」

岡部「DEATH NOTE・・・ 直訳して死のノートか・・・下らん」



~五日後ラボ~

岡部「フフ、欲しい物は手に入った」

リューク「その様子だと随分気に入ってるみたいだな」

岡部「う、うわっ!?」

リューク「何故そんなに驚く。ノートの持ち主死神リュークだ」

岡部「し、死神・・・、ノ、ノート?」

リューク「ん? お前デスノート拾ったんじゃないのか?」

岡部「デスノート・・・あの黒いノートか!」

リューク「そうだ、使ってないのか?」

岡部「え、英語が読めんのだ、俺は」

リューク「ククッ、それは失敗したな」

岡部「死神・・・俺を・・・殺すのか?」

これはハム速にまとめられるな(笑)
赤字でお願いします(笑)

 ガチャリ

まゆり「トゥットゥルー」

紅莉栖「はろー」

ダル「あれ? オカリンなんで床なんかに座ってるん?」

岡部「──! に、逃げろ! 今すぐ逃げるんだ!」

紅莉栖「おい、いきなり厨二病はよせ」

ダル「朝っぱらから飛ばしすぎだろ常考」

リューク「気をつけろ、今ノートに触れた奴には俺が見える」

リューク「他の奴にばれたくなければ──」

岡部「ちょ、ちょっとこのノートに触れ! 早く!」

ダル「はー? ちょ、なんなん? マジで」

ダル「ってうわあああああああああああ!」

紅莉栖「え、ちょ・・・橋田まで何して──きゃあああああああああ!」

ダル「あわ・・・あわ・・・あわわわわ」

紅莉栖「ば、ば、ば、ばけっ──」

岡部「どうだ! これで俺を信じる気になっただろ! 死神なんだよ! 紛れもなく!」

リューク「ククッ」

まゆり「まゆしぃも見たいなー」

まゆり「わわー!」

まゆり「コスじゃないよねー? 本物の死神さんかなぁ?」

リューク「コス? 良く分からないが俺は本物の死神だ」

まゆり「そうなんだー、すごいねー、えっへへー」

岡部「お、おいまゆり!」

リューク「ククッ、俺を見て驚かない人間が居るとはな」

紅莉栖「ま、まゆり! だめ! 近づいちゃダメ! は、離れなさい!」

リューク「安心しろ、俺はお前たちに何もしない」

リューク「と言う訳だ」

岡部「本物なのか・・・このノート」

紅莉栖「キラはこのノートを使って犯罪者を裁いていたのね・・・信じがたいけど」

ダル「でもこうして死神も居る訳だし、信じない訳には行かないっしょ」

まゆり「まゆしぃはあんまり危ない事しないでほしいなー」

岡部「ちなみに前のキラはどうなったのだ? 半年ほど前から犯罪者の裁きは止まったようだが」

リューク「前の持ち主は死んだ」

一同「えっ」

リューク「キラを追うSPKという組織に正体がバレてな、ククッ・・・」

紅莉栖「そ、そうだったのね・・・でもノートによる殺人の特定なんて恐れ入るわね」

ダル「すげー、SPKまじパネェっす!」

岡部「し、しかし何故この俺にノートを・・・」

岡部「ま、まさかこの鳳凰院凶真が選ばれし者とでも言うのか!」

リューク「ククッ、自惚れ──」

岡部「違いない! これこそがシュタインズゲートの選択ッ!!」 バサッ

紅莉栖「んなわけあるか」 ダル「んなわけないっしょ」

まゆり「たとえ悪い人でもオカリンは人を殺したりなんかしないと思うなー」

ダル「そうそう、オカリンに人殺しなんて絶対できないっつの」

紅莉栖「岡部ってチキンだからね」 ドヤァ

岡部「ぐっ! う、うるさい! 貴様らこの俺をなんだと思っているっ!」

リューク「ふー、なんだこれ、こいつら面白」

リューク「たまたまこの辺に落ち、たまたまお前が拾ったまでの事だ」

岡部「む・・・ならば死神よ! 貴様・・・何故ノートを落とした」

岡部「ご丁寧に使い方まで書いて”間違って落とした”などとほざくのではあるまいな」

リューク「何故かって?」

リューク「退屈だったから」

岡部「退屈・・・だと?」

リューク「前の所有者が死んでからと言うもの退屈で仕方がない」

リューク「死神界はどこまで行っても不毛、毎日毎日同じ事の繰り返し」

リューク「死神が言うのもおかしいが、正直生きてる気がしないってやつだ」

リューク「俺はやはりこっちに居る方が面白いと踏んだ」

紅莉栖「し、死神界・・・興味深いわね」

ダル「死神界も案外人間界と似たようなもんなんすなー」

まゆり「ねーねー、死神界にもレイヤーさんっているのかなぁ?」

岡部「ふむ・・・」

リューク「ククッ、リンゴもこっちの方が美味いしな・・・」

岡部「ならば! 今日から貴様はラボメンNo.009だ!」

紅莉栖「ちょ」

ダル「まじ?」

まゆり「おぉー、新しいラボメンだー」

リューク「ラボメン? なんだそれ、ラーメンの仲間かなんかか?」

岡部「ラボラトリーメンバーの略だ! 貴様にはこのラボのために働いてもらおう!」

岡部「貴様に拒否権はない! フゥーッハッハッハッハ!」

リューク「ククッ、強引なやつだな」

岡部「良いか、ラボの長であるこの鳳凰院凶真に忠誠を誓うのだフゥーッハハハ!」

~数日後~

リューク「おいダル、マリオテニスやんね?」

ダル「ちょ、見たら分かるっしょ? 今エロゲ中だっつに」

リューク「なんだよおめー、女の裸の絵なんて見てても面白くねーだろ」

ダル「まだまだリューク氏はわかってないでござる」

ダル「これは二次元の素晴らしさについて小一時間語る必要がありますな」

リューク「二次元? なんだそりゃ」

ダル「見たまえ彼女たちのこの表情を!」

リューク「ククッ、これがなんだってんだよ」

ダル「ロリ顔でちょいエロ、3次元には到底到達できない至高の領域!」

ダル「これぞ萌! ディスイズ萌! うおおおおおー!」

リューク「人間にも色んなのがいるな、面白!」

まゆり「ねーねー、リュクさんリュクさん、なんで体捻ってるのかなぁ?」

リューク「あぁ、これ? 禁断症状みたいなもの。 ここんとこリング食ってないから」 グググ

まゆり「リンゴー?」

リューク「そう、人間界のリンゴすげー・・・ジューシーっていうの? なぁ、リンゴないか?」

まゆり「んー、リンゴはないけど、バナナならあるよー? 食べる?」

リューク「バナナか」

まゆり「はい、どーぞ。 あーん」

リューク「・・・・・・」 モグモグ

リューク「おっ、美味い」

まゆり「でしょー」

リューク「リンゴほどじゃないけどいけるな、コレ」 モグモグ

まゆり「まだまだあるよー」

リューク「ククッ、助かるぜ」 モシャモシャ

リューク「なあクリスティーナ」

紅莉栖「ちょ、あんたまでティーナってつけんな!」

リューク「でも凶真はそう呼んでるじゃないか」

紅莉栖「あれは勝手にあいつが・・・っていうか凶真じゃなくて岡部倫太郎だから」

リューク「ククク・・・そうなのか? 人間て面白」

紅莉栖「あんなのが普通だと思わないでくれる? あいつが特別変なだけよ」

リューク「その割にはお前ら仲いいじゃん、好きなんだろ? あいつの事」

紅莉栖「は、はぁーー!? そ、そ、そそんなわけなかろーが!」

紅莉栖「っていうか大体死神が人を好きだとか嫌いだとか語ってもらっちゃ困るんですけどー!」

紅莉栖「ホント困るんですけどー!! 大事なことなので二回言いました!」

紅莉栖「1回開頭して中身覗いてみたいわよほんっとに!」

リューク「ククッ、やっぱり人間て面白」

リューク「おい凶真」

岡部「む、なんだ死神!」

リューク「お前、デスノート使わないの? せっかく俺が落としてやったのに」

岡部「バァカを言うな! この鳳凰院凶真、世界の支配構造の変革を望みこそすれ、殺人を犯すほど間抜けではなぁい!」

リューク「ふーん、そうなのか」

リューク「だったら目の取引について話しておく必要もないかな」

岡部「目・・・だと?」

リューク「あぁ、取引すると人間の名前が見えるようになる目だ」

岡部「魔眼・・・と言う訳か」

岡部「しかぁし! すでに俺には魔眼リーディングシュタイナーが備わっている!」

岡部「そんなものは必要なぁい!!」 バサァ

>>5
泣いたってハム速はもうwwwwwww

リューク「なんだそのリーディングシュタイナーっての」

岡部「過去を改変しても記憶を保ち続ける魔眼、俺だけに備わりし特殊能力どうあ!」

リューク「ククク・・・なんだそれ」

岡部「羨ましいかー? 羨ましいだろー」

岡部「しかし翼だったら本気で取引を考えていたかもしれない」

岡部「翼を持って自由に空を飛ぶ、なんて実にメァッドではないかフゥーッハッハッハ!」

リューク「ククッ、やっぱり人間ってやつは面白!だ」

リューク「なぁ凶真、ホントにデスノート使わないのか?」

岡部「くどぉい!」

岡部「昨日も言っただろう」

岡部「この鳳凰院凶真、恐怖による独裁など望んではおらん!」

岡部「俺が望むのは支配構造の変革でありクァオス!」

リューク「ククッ、あいつとは大違いだぜ」

岡部「・・・前の所有者とやらか」

リューク「神世界の神になる、とかほざいてたが無様に死んでいった」

リューク「まっ、楽しませてもらったけどよ、ククク」

岡部「新世界の神・・・か。 フン、愚かな」

岡部「たとえそんな奴が現れたとしてもこの鳳凰院凶真が必ずや野望を打ち砕いて見せるわフゥーッハハハ!!」

リューク「おめーにゃ無理だ、凶真」

岡部「な、なにおうっ!」

太一「デスノート・・・?」

早くしてくれ

岡部「さて、今日はDメール実験を行う!」

リューク「Dメール? なんだそれ」

岡部「過去に送れるメールだ」

岡部「我々は人類史上初のタイムマシンの発明に成功したのだフゥーッハハハ!」

ダル「初じゃなくね? SERNに先越されてるし」

リューク「そんなものあるのかよ、人間ってすげっ」

岡部「ちなみに俺は魔眼の力で過去改変後も記憶を持ち続けることが出来る」

リューク「ふーん」

岡部「これぞ選ばれし者の特権、まさにシュタインズゲートのせん──」

紅莉栖「はいはい厨二病乙!」

リューク「ククッ・・・ちょっと待っててくれ」

岡部「む、なんだ死神! 実験の進行を妨げるなど──」

リューク「良いから待ってろ」

シンク・イズミ「デスノート・・・?」

リク「デスノート・・・?」

~夜神邸~

リューク「あった、まだ残ってるかな?」 パカッ

リューク「ククッ・・・残ってやがる」



~ラボ~

リューク「待たせたな」

岡部「遅いぞ死神っ!」

リューク「ククッ、悪いな」

リューク「なぁ、そのDメールってやつ、俺に送らせてくれないか?」

岡部「なんだと?」

リューク「良いじゃないか、俺もラボメンなんだろ?」

岡部「そうだが・・・しかし死神が過去を変えてどうするつもりだ?」

リューク「ククッ、世界をもっと面白くするのさ」

岡部「ほぉう?」

リューク「きっとお前の望んだカオスって世界とやらが訪れるぜ」

岡部「面白い! ならば送らせてやろうではないか!」




紅莉栖「放電始まった!」

岡部「いけい死神っ!」

リューク(ククッ・・・ライト、お前ならこのメールで何かしら悟るだろう)

リューク(それでもあいつらに負けるんであればそれまでの奴だったと言うまでだ)

リューク「じゃあな、凶真、色々面白かったぜ」 ポチッ

岡部「!?」

 ブゥゥゥゥゥゥン

岡部「ぐぅうぅ!」

リクは神谷だろ

>>49
それリックじゃね

岡部「はぁ・・・はぁ・・・!」

岡部「リーディングシュタイナーが発動した! 過去が変わったんだ!」

岡部「何が変わったんだ? ・・・おい! リューク!」

ダル「は? リュークって誰ぞ?」

岡部「死神リュークだ! 何を言ってる! さっきまでそこにいたではないか!」

紅莉栖「はぁー? 死神? 厨二病乙」

岡部「ま、まゆり・・・ラボメンNo.009は・・・誰だ?」

まゆり「んー? 009・・・はいないよー?」

岡部「リュ、リュークが消えた?」

岡部「バカな・・・」

ダル「あ、ほらTV見てオカリン、また犯罪者が裁かれてるお」

紅莉栖「いくら犯罪者だからといって酷い話よね」

まゆり「まゆしぃもいけないことだと思うなー」

岡部「な・・・に・・・言ってる」

岡部「キラが復活している・・・だと?」

紅莉栖「何言ってるのあんた、今やキラは世界を支配しているといっても過言ではないじゃない」

岡部「そん・・・な」

紅莉栖「ちょっと岡部?」

岡部「リューク・・・もしかして前の所有者に?」

まゆり「オカリーン?」

岡部「ふふふ・・・」

ダル「オ、オカリン? どったの? マジで」 

岡部「ふはは、フゥーッハッハッハ!!」

ここから頭脳戦で吉良を打ち倒す話なら支援

岡部「良いだろうリューク!」

岡部「この俺に挑戦状・・・と言う訳か」

岡部「ノートによる殺人・・・という手段は分かっている」

岡部「良いだろう、新世界の神とやら!」

岡部「この狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真が!」

岡部「貴様の野望を打ち砕いてやる!!」

岡部「世界を貴様の好きになど──させはしない!」

岡部「フゥーッハッハッハ!!」












紅莉栖「おわり」

まゆり「ちゃんちゃん」

>>56
おいこらふざくんな


>>55じゃないけど吉良と闘えば?

┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /

  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

謝る! ほんの出来心だったんだ……遊びみたいなものだったんだ!

>>66
前半のワクワクを返せ

月(ノートの事を知っている人間は全て始末した)

月(ニア・・・日本警察の者・・・SPK、そして魅上)

月(魅上は目として残しておいてやるつもりだったが、奴は明らかに僕の思考とズレていた)

月(しかし解せないのはあの日未来から送られてきた自分のメール・・・)

月(一体どういうことだ? 僕が送ったということなのか?)

リューク「おい月、キラを阻むものはいなくなった、これからは新世界の創造を見せてやるって言ってたが浮かない顔してるじゃないか」

月「あぁ、どうやらまだ解決しなくてはいけないことが残っているみたいだ」

リューク「ククッ、そいつは面白いじゃないか、ノートの存在を知る奴はもう居ないんだろ?」

月「まぁね、でも油断は出来ない」

月「キラが新世界の神として降臨し続けるためには少しでも不安要素はなくしておかなくちゃならない」

月(たとえ──どんな些細なことでも、だ)

岡部(とは言ったものの)

岡部(殺人の方法がノート・・・と言うだけでどのような人間が裁きを行なっているのか全く検討もつかない)

岡部「ええーい! これでは拉致があかんではないか!」

岡部(どうすれば特定できる・・・いや・・・特定するとなればこちらも接近せねばいけない)

岡部(ある程度こちらの情報も向こうに渡すのは覚悟せねばなるまい・・・)

岡部(最悪Dメールを送れば過去改変・・・)

岡部「バカな! 心臓麻痺になってからでは遅いのだ!」

岡部「フフ、死神よ、中々面白い挑戦状ではないか!」

岡部「だが灰色の脳細胞を持つこの鳳凰院凶真を敵に回したことを後悔するのだなフゥーッハッハッハ!」

岡部「とりあえずは飯だ飯、腹ごしらえしなければどうにもならんからな」

岡部「ある程度のリスク・・・」

岡部(俺が犯罪者になってみるか? 殺人に必要なのは顔と名前・・・)

岡部「いや、バカを言うな! 犯罪者になったらその時点で負けではないか!」

岡部「何かいい手は・・・」

岡部「思いつかん・・・」

岡部「暇つぶしに@ちゃんねるでも見るか」



1:キラ様応援スレだよ                       123
2:キラって調子乗ってるよね                   326
3:おはようと言えば今日一日幸せになれるスレだよ      25
4:おい!ここはID腹筋スレだ!早く逃げろ!          34
5:キラに殺して欲しいやつを書き込むスレ           502


岡部(なんだこれは・・・@ちゃんまでキラ一色ではないか!)

岡部(確かに半年前までキラが世界の法として成り立っていた感はあったが・・・)

岡部(人を殺し、恐怖による独裁など・・・ディストピアそのもの・・・! 許せん! キラ!)

岡部「・・・・・・試してみるか?」

月「見てみろよリューク」

リューク「なんだよ、パソコンの画面なんて覗いて」

月「ここにキラの殺人方法はノートだと断言している奴がいる」

リューク「へぇ・・・まだ知ってる奴がまだいたのか」

リューク「でも警察関係者の中にもノートの存在知ってる奴いるんじゃなかったか?」

月「抜かりはないよリューク、あの時の人間もちゃんと始末しておいた、彼らのせいでFBIやSPKにノートの存在を知られたからね」

月「仮に知っていたとしても・・・だ」

月「こいつの書き込んだ内容はあまりに詳しすぎる、あまりに知りすぎている」

月「これは一度ノートを手にしたことがある人間」

月「使ったことがあるのかは別として・・・ね」

リューク「ふーん、まぁお前が言うならそうなんだろ、俺にはよく分からんないが」

月「あのメールを送った奴と同一人物かどうかはまだ分からないが・・・」

月「こいつは確実に消しておかなきゃならない」 ギリッ

リューク楽しくてしょうがないだろうな

リューク「でもどうするんだ? 当然名前とか顔分かんないだろ?」

月「・・・警察の権限を使って書き込んだ奴の情報を開示してもらうよ」

リューク「良いのかよ、そんな事して」

月「こいつの意図はキラを探し出す事、でなければ自らを危険に晒すような事はしないはずだ」

リューク「探しだしてどうするんだろうな、そいつ」

月「分からない、ミサの時のようにキラに好意を抱いている可能性もあるが・・・」

月「こいつの書き込みを見る限りはキラについて嫌悪・・・そう、キラを憎む者」

月「断定は出来ないが、こいつはいずれ脅威になる、必ず潰しておかなきゃいけない」

リューク「ククッ、また顔も名前も分からない相手と戦うのか」

月「フ、エルの時もニアの時も勝ったじゃないか、今回も勝ってみせるよリューク」

リューク「まぁせいぜい面白いもんを見せてくれよ、ライト」

~数日後~



月「情報は集まった」

月「大檜山ビルの二階からアクセスされている」

リューク「お、早いな」

リューク「早速殺しに行くのか?」

月「バカだなリューク、アクセスの場所が分かっただけで誰が書き込んだのかすら分かっていない」

月「まだこいつの情報はほぼ0と言っていいほどだ、ここで動くのは早計すぎるよ」

リューク「じゃあどうするんだよ」

月「・・・」

月「ハッキングを仕掛ける」

リューク「へぇ、久々にライトのハッキングスキルが活かされるわけか」

月「まだまだ衰えてはいないよリューク」

月「さあ、観念して僕の前に晒すんだ」 カタカタカタ

アカンなんかこの雰囲気はヤヴァイ

多分オカリン以外全員死ぬ・・・

カタカタカタカタカタ

ダル「はぁはぁ・・・ねねちゃんはぁはぁ・・・」

岡部(あれから数日経った・・・)

岡部(レスの流れは悪くなかった。今や世界の方であるキラを叩くようなレスばかりしたからな)

岡部(しかし、今日まで反応はない・・・やはり@ちゃんなど見てないということか?)

ダル「んお!?」

岡部「どうしたダル」

ダル「ちょ、今リアルタイムにハッキング受けてるお」

岡部「なんだと!」

ダル「ククク、僕を相手にするなんて飛んで火に入る夏の虫、返り討ちにしてやるお!」

岡部(キラか・・・? それとも@ちゃんにいた奴らか・・・? ともかく今はダルに・・・)

岡部「ダル! 頼んだぞ! なんとしても尻尾をつかむのだ!」 ガシッ

ダル「え? ええ? 突然どうしたん?」

岡部「良いから集中してくれ! 命にかかわる!」

ダル「良く分かんないけどオーキードーキー!」 カタカタカタカ

ダルかっけー

月「中々セキュリティが堅いが上手く侵入できたよリューク」

リューク「ククッ、相変わらずだなライト」

月「向こうも気づけてはいないはず」

月「@ちゃんねるの書き込み1つ取ってもプロクシーも使っていない、書き込んだ相手はほとんど素人と言ってもいいほどじゃないかな?」

リューク「そういうフリをしているんじゃないか?」

月「そうかもしれないね」

月「でもバレるようなヘマはしないよ」

月「仮にバレたとしてもこのPCには僕を特定するような情報もない」

月「さらに・・・」



ダル「くっこいつ手強いお・・・何十にもサーバー経由して上手く正体隠してる!」

岡部「ダル頼む! お前だけが頼りなんだ!」

ダル「わかってるお!」

岡部「相手を特定できたらなんでも言う事を聞いてやる! なんならフェイリスとの一日デートでも構わん!」

ダル「さすがオカリン! 僕が考えてることを平然と言ってのける! そこに痺れる憧れるぅ! ってこいつマジ手強い」

ダル「このっ このっ!」

ダル「あ・・・逃げられたお・・・バグ仕掛けるのは失敗」

岡部「くっ! そんな・・・どうにかならないのかダル!」

ダル「この僕が・・・」

ダル「どんな敵にも負けるはずがない、そんな風に思ってた時期が僕にもありますた」

岡部(ラボのPCからのアクセスだと特定してハッキングを仕掛けてきた・・・そして今PCの内部を見られた・・・)

岡部(予め俺たちラボの皆の正体がばれるような情報はできるだけ消してきたつもりだが・・・)

岡部(すでに居場所も知られている・・・! 危険だ!)

岡部(Dメールを・・・送るか? あの書き込みをなかったコトにするか?)

岡部「だめだ! リスクは重々承知のはず・・・もう少し様子を見るしか無い・・・のか?」

ダル「でも転んでもただでは起きないのだぜ?」

岡部「なんだと!」

ダル頑張れーー!!

ダル「ふひひ、僕をナメてもらっちゃあ困るのだぜ」

岡部「さすがダルだ! して成果は!」

ダル「うん、大元のアクセス先は特定できたと思われ」

岡部「本当か!」

岡部「ふふふ、ふはは、フゥーハハハ!」

ダル「ちょ、耳元で叫ぶなし!」

 パカッ

岡部「俺だ! あぁ、やってくれたよ、さすがマイフェイバリットライトアームだ」

岡部「心配は要らない、いざとなればこの鳳凰院凶真、右腕の封印を解こう」

岡部「うむ、作戦は順調だ・・・そちらもくれぐれも苦労してくれ、エル・プサイ・コングルゥ」

ダル「嘘だろ・・・」

岡部「おい、どうした」

ダル「オカリン何やったん?」

岡部「おい、どうしたんだと聞いている!」

ダル「警視庁からだお・・・アクセス」

上げて落とす

月「思ったより相手は慎重だったみたいだ、リューク」 ギリッ

リューク「そうなのか?」

月「あぁ、あまり使えそうな情報はないな・・・」

月「いわゆる18禁ゲームのデータばかりだった」

リューク「ククッ、なんだそれ」

月「」








月「くそ! やられた!」 ガタン!

月「こんな屈辱は生まれて二度目だ・・・!」

リューク「お、落ち着けよライト・・・」

月(くそ・・・僕をおちょくっているのか・・・?)

月(素人丸出しかと思えばPCに情報を残すヘマをしない・・・)

月(油断はできない!)

岡部「警視庁だとぉ!?」

岡部「と言うことは@ちゃんの書き込みをみて警察がハッキングを仕掛けたってことか!?」

岡部(今や日本警察はキラを全支持・・・、俺の書き込みでタイーホ?)

岡部「いや、そんなバカな! あんな書き込み程度で逮捕されてたまるか!」

ダル「ちょ、オカリンなんのことよ」

岡部「いや、キラに関して誹謗中傷の旨の書き込み・・・をしたのだが」

ダル「うへ、まじかよ、それはマズイってオカリン」

岡部「そ、そうなのか?」

ダル「僕もキラには反対だけどさ、今日本でキラの事否定した日には賛同派にフルボッコ確実だお、まじで」

ダル「つーか日本だけじゃないと思われ」

岡部「そこまでキラの考えが浸透しているとはな・・・半年前は半々くらいだったはずだが・・・」

ダル「でもよく考えてみればおかしな話かも」

岡部「ん・・・? 何がだダル」

ダル「いくら警察でも個人のPCに堂々とハッキングなんかしないと思われ、明らかに変だお」

岡部「それもそう・・・か」

岡部(と言うことはキラは警察内部にいて、今のがキラ! もしくはその手の者!)

岡部(決めつけは早計だが・・・そう考えるのが自然・・・)

ダル「オカリーン、やばくね?」

ダル「何にせよ警察からハッキングとか普通じゃないし、何より僕が勝てない相手とかやばすぎ」

岡部「中々言うではないかダル」

岡部「しかし俺も逃げるつもりはない」

岡部「キラについて再び勉強しておく必要がありそうだな」

ダル「っていうか何? オカリンキラ特定しようとしてんの? それこそやばくね?」

ダル「だってキラってどうやって人殺してるか分かんねーし、顔と名前だけで殺せるって話じゃん」

岡部「心配要らん」

岡部「殺人方法についてはもうすでに調べがついている」

ダル「うそー! まじかよ! どうやってるん?」

岡部「話せばお前も巻き込むことになる・・・」

ダル「今更何いってんだお!」

ダル「水くさいのだぜ?」

岡部「ダル・・・」

ダル「僕だって一応キラ否定派だし。 それにさっきのハッキングのお礼もしてやんなきゃですしおすし」

岡部「フ・・・さすがはスーパーハカー、やられっぱなしでは終われんという訳か」

ダル「その通りだお! 傷付けられたプライドは10倍にして返す! 後ハッカーな!」

岡部「ならば話そう──」




リューク「ククッ、大分落ち着いてきたみたいだなライト」

月「あぁ、冷静さを欠いていたらやられる相手みたいだしね」

月「けど、こいつは必ず殺す」

月「キラを・・・僕を敵に回したことを公開させた後でね・・・」

リューク「で、どうするんだ? 大した情報は得られなかったんだろ?」

月「心配するなリューク、すでに手は打ってある」

岡部「と言う訳だ」

ダル「今の話が本当だったらラノベ作家になれるお!」

岡部「だが事実だ、確かにDメールを送る前はキラは死んでいた」

岡部「そして死神もほんの少しの期間ではあったがラボメンだった・・・」

ダル「ちょ、死神までラボメンにしたんすか、オカリンまじぱねぇっす!」

ダル「でもノートに名前を書いたら死ぬ・・・とかチートすぎだろ常考」

岡部「俺も実際に試した事はない・・・がそれくらいではないとキラの殺人は不可能だ」



 ピンポーン

岡部「!?」

ダル「!?」

ラボメンのいいところは物分りの良いところ

岡部「な、なんだ・・・?」

ダル「ちょ、もしかしてキラ!?」

警官A「警察の者ですがー、いらっしゃいませんかー?」

岡部「け、警察!?」

ダル「ちょ、や、やばいってオカリン・・・僕達殺されちゃうお・・・」

岡部「馬鹿な事を言うな、ここは日本だぞ! あんな書き込み1つで殺されては──」 ガンガンガン

警官B「いらっしゃいませんかー?」

岡部「ヒィッ」

岡部(どうする・・・Dメールを送るか?)

岡部(銃で頭を吹き飛ばされようものなら・・・タイムリープもDメールも使えない・・・)

岡部(どうする・・・どうする!)

警官A「近くで爆破予告があったのでお話を聞きたいんですがー」 ガンガンガン

岡部「へ?」

ダル「へ? 爆破?」

 ガチャ

警官A「あぁ、居たんですね」

警官B「えーっと、この部屋を借りてる方ですよね?」

岡部「は、はぁ、そうですが、さっき爆破って・・・」

警官A「えぇ、この付近を爆破するって予告あったんですよ」

岡部「は、はぁ!?」

警官B「いやね、イタズラの可能性は大きんだけど、万が一って事もあるからさ」

警官A「ちょっと避難ついでに話聞かせてくれないかな」

ダル「な、なーオカリーン・・・やばくね?」 ヒソヒソ

岡部(どうする・・・さっきの警察からのハッキング・・・関係あるのか?)

岡部(迂闊なことは出来ない・・・しかし爆破予告とは・・・もしかして大檜山ビルもろとも俺たちを吹き飛ばすつもりか?)

岡部(そんなバカな、そんなところにキラの正義はない!・・・いや正義などとは言いたくないが)

それキラやない、吉良や

岡部「分かりました、ちょっと準備をするので待っててください」

警官A「はい、できるだけ早くね、あ、避難場所は近所の小学校になるから」

ダル「ちょ、行くのかよオカリン!」 ヒソヒソ

岡部「万が一本当だったらどうしようもない」 ヒソヒソ

岡部(電話レンジも持って行きたい所だが・・・贅沢は言えないな)

岡部(大丈夫だ・・・キラに必要なのは名前と顔、以前は顔だけでも殺せるキラも存在したはずだが)

岡部(ダルの話によれば今のキラは顔だけでは殺せない・・・すなわち目を持っていないということだ)

岡部(偽名を使えば・・・)

岡部(ってバカか俺は! 警察相手に偽名なんてすぐバレる!)

警官B「おーい、早くしてくれ! 次の住宅も回んないといけないんだから!」

岡部「は、はい!」

月「結構興味深い結果が出たよ」

リューク「お」

月「大檜山ビルの契約主は岡部倫太郎とかいう大学生」

リューク「じゃあそいつを殺すのか」

月「バカを言うな」

リューク「え?」

月「続きがある、おとなしく聞いてろリューク」

月「岡部倫太郎はあの部屋に未来ガジェット研究所という小さなサークルを立ち上げてる」

リューク「サークル?」

月「一言で言えば、ある目的を達成するための集まり・・・かな」

月「そしてそのサークルには複数人の出入りがある・・・!」

リューク「へぇ、そうなのか」

月「調書によればその人数は8人」

リューク「8人、結構多いじゃないか」

月「恐らくは・・・いや、その8人の中に必ずノートの存在を知る者・・・」

月「そうだな、サークルの所長、岡部のイニシャルからOと名付けよう」

リューク「Oって・・・半分決めつけてるな、良いのかよ」

月「構わないよ、名前なんてどうでもいい」

リューク「どうするんだ? 全員殺すのか?」

月「それはしない」

月「出来れば罪のない一般人にまで手を出したくないからね」

リューク「ククッ、ヨツバの社員はあっさり殺したのにな」

月「脅されてたとはいえ彼らは自社の利益のために罪のない人を殺したからね」

リューク「でもOが複数、もしくは8人全員だったらどうするんだ?」

月「その可能性は十分にある」

月「ノートの存在を知らない者は殺さないが・・・」

月「存在を知るものは・・・殺す!」

リューク「ククッ、しかし相変わらずだな」

月「何がだ死神」

リューク「爆破予告であぶり出すなんて回りくどい事せずにビルごとふっ飛ばしちまえば良いんじゃないのか?」

月「おいおい、長い付き合いなのに分かってないなリューク」

月「Oはノートで殺す」

リューク「ククッ」

月「キラを・・・僕をおちょくった罰だよ」

月「必ずノートで殺してやる・・・眼の前でノートにそいつの名を刻み」

月「そいつが命乞いをする所を見てやる」

リューク「やっぱり悪趣味だぜライト」 ククク

月「だまれ死神」

月「もはやキラは法であり正義であり、神なんだ」

月「その神を侮辱するという事がどういう事か」

月「思い知らせてやる!」

岡部「結局爆破予告は狂言だった・・・か」

岡部(何か関係があるのか?)

ダル「オ、オカリーン・・・今日は僕もう帰るお・・・」

岡部(ダルは憔悴し切っている・・・)

ダル「ま、なんか分かったら連絡くれお」

岡部「分かった、気をつけて帰れよ」

ダル「オカリンもあんま無茶すんなよ?」

 ガチャリ バタン

岡部(向こうは俺の名前までたどり着いている可能性がある・・・)

岡部(思った以上にまずい・・・タイムリープするか?)

岡部(待て、ここでタイムリープしても正体は分からない、警察内部に居る可能性だけだ)

岡部(キラに必要なのは顔と名前・・・)

岡部(ならば少なくとも顔を隠していれば?)

岡部(待て待て! 顔を隠していたら俺がキラを追っている者だとばれるではないか! 考えろ・・・)

岡部(これだけ参ってるってだけでもまずいんだ! この俺の挙動が怪しければ一気に疑いが増す・・・! 普段通り・・・普段通りだ)

月「ふふふ、岡部倫太郎・・・お前がOであると決め付けることは出来ないが可能性は高いだろう」

月「そして今日お前は警察の訪問、爆破予告でかなりのプレッシャーを感じたはず」

月「この僕が・・・キラが迫っていることに対してどれだけ持つかな?」

リューク「じわじわと追い詰めて反応見るってか」

リューク「仮にもお前をハメた奴がそんな簡単にしっぽを出すかね?」

月「く! 黙ってろリューク!」

月「今思い出しても吐き気がする・・・!」

月(あぁいう存在こそキラによる裁きを受けるべきなんだ!)

月(O・・・絶対僕が殺してやるからな・・・!) ギリッ

リューク「で、どうするんだ?」

月「彼らラボのメンバーに尾行をつける、爆破予告の犯人の可能性が高い・・・と」

リューク「いたずらで終わったんじゃないのか?」

月「まだ警戒態勢を取らせているよ」

月「後は・・・出来ればメールや電話の記録を通信会社に提示してもらいたいが現時点では難しい」

リューク「ククッ、まあ面白いものが見れるのを期待してるぜ」

岡部「そうだ・・・ダルにも普段通り振舞えと伝えておかねば」

 パカッ

 カチカチカチカチ

ダル「・・・今日はエロゲやる気にもならんお」

ダル「あ・・・メール、オカリンから?」

件名:くれぐれも普段通りでいろ
本文:奴が接触してくる可能性が高いからな

ダル「奴って・・・いつもだったら厨二病乙!で済ませる所が今はシャレになってないお・・・オカリン」

ダル「いつも通り・・・いつも通り」

ダル「エロゲですね分かります」









ダル「はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・」

ダル「うん、なんだか頑張れる気がしてきたお!」

~数日後~

月「ラボのメンバーの情報が集まってきた」

リューク「へぇ、どんな奴らなんだ?」

月「岡部倫太郎、ラボの所長、東京電機大学一年生、たまにおかしな言動をする事がある」

月「椎名まゆり、私立花浅葱大学附属学園2年生、こいつもおかしな言動をする」

月「橋田至、東京電機大学一年生、卑猥な言葉を連発する」

リューク「そいつじゃないのか?」

月「可能性はある・・・がまだそうと決まったワケじゃない」

月「牧瀬紅莉栖、アメリカのヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所所属研究員、18歳にして飛び級で大学を卒業してる」

リューク「それってすごいのか?」

月「かなりな」

月「桐生萌郁、フリーター・・・みたいだがいつも街をうろついている、正直何をしているのか全く分からないそうだ」

月「漆原るか、私立花浅葱大学附属学園2年生、女のような容姿だが男だ」

月「秋葉留未穂、私立金糸雀学園2年生、秋葉一帯の大地主でメイクイーン+ニャンニャンというメイド喫茶も経営している」

月「そして・・・唯一尾行が取れなかった相手がいる」

            __  ‐ァ-、___
            い``く     `´ ̄``丶 、
            ,.! |  ,.ゝ    -、     `ニ=-‐-、
         _,/ レ'´       ヽ ⌒i   `',
        -‐7   /        ヽ   ヽ-─┴ァ
        /   / i  _/レ!       、  ヽ//
       ノ   /   /′ }  }ヽ    `、   V `ゝ
        ,ノ r'7′ ,.イーァ=、{  { リヽ、  ヽ  ヽ 丶 \
      f  ノ {   , |:::l.ヽL゚ノ〉゙! {' ,. =- ミ、     ヽ`  }
     /ノ`' /オ i リi:::!  ̄  ヽ l.ヽ,{.゚ノノ`i_  ト、  iヽ  !
     l′  〈 r'′ lハ.     ゙{   ̄ ./:} ト;::|_  ト ',. }
         |ノ   '  ヽ `=;;-‐'  ィ´ハ{ ヽ}({ { |.  〉!
         ′,. ‐'''"´:::}ヽ..__,.. - '"_」`ヽ.、    ノ_」  ソ
            >、.::.:::.::ヽ    /:.::::.::::::.::`ゝ  リ
       ,. '´   !:.:.:.:::.:::i  /:.:::.::::.:::::::.:<
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ジョン・タイター「何やら面白そうな話をしているね、ボクも混ぜてよ夜神月」

リューク「どいつもこいつも怪しいな」

月「全くだよ! 一体どうやったらこんな濃い奴らが集まるんだ全く!」

月「クソ、これじゃあどいつがOだか分からない!」

月「全く不便だよ、日本の警察ってやつは! 盗聴器も仕掛けられないんだから!」

リューク(いつも冷静なライトが逆ギレか・・・相当きてるな)

月「ただの捜査員を必要以上に接近させるわけには行かない・・・」

月「爆破予告の容疑者として尾行といっても疑いが無ければ続けさせる事は難しくなってくる・・・どうすれば・・・」

月「何か・・・何か次の手を」




岡部「フゥーハハハハハァ! まゆりよぉ、今日はどうしたのだ?」

まゆり「トゥットゥルーオカリーン」

岡部「ハハフゥー! ジューシー唐揚げNo.1か! 今日もよく食べるなまゆりよ!」

まゆり「お、オカリーン・・・?」

岡部「オカリンではない、俺は鳳凰院だと何度言ったら分かるのどぅあフゥーハハハ!!!」

ちょっと飯

                                     _,,-─‐‐,┐,,,,            __ /
                                    /─=   | |  ゙'''ヽ、    ,-─''"/
                                  / / ̄| |  |└-,,,,  ヽ-、,,‐''"  /  //

                                  / /,,-,'''''''' ) ノノ"_'''   '"/  ,, ,,-"、.  / /
                                 ./ //  |l  "  /,,,,\  /  ,//,,/''''、ヽ‐"ノ
                                ヽ.l/  / _   / /-‐、 ゙、 |  /,.-/  ゙、 ./"
                    /"'/  __  ,‐  _,,,ヽl・/-'''"   , l、-、 ヽ.゙、 ノノ ./    | |
  ,,,-─‐,-            ヽノ-、ヽ‐/  ヽニ  /l -、  ̄      /  ゙'''''ヽ | .|    |    | ヽ,,,,,,,-=
;;;;;;;;;;;;ヽ、 ヽ-─_-、       / | ノ |_  ヽ       L‐''_\    //  / 」 l ノ   |     |  ,.‐''"
;;;;;;;;;;;;;;;;;\ __ ,\、;;;;;;;;,,,,,,,  ノレ'"  ヽ、ヽ--、.    ヽニニ、ヽ、  |/   ヽノ /    |     | /
    '''''‐-ヽ''''\ ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|/'''''ヽ、ヽ、;;;;;;;;ヽ--、\ヽ  |    (  /─- 、. |     | |
           \へ\             | ヽ  、   ゙''ヾ、 .|    "、 ̄""'''-、'''|     | |
            ヽ|  ヽ\ ‐-、        |   |  ヽ、   |||  |     \--,,,,,,,,,-\    ヽ\
           )     l\  ゙"ヽ、     /ヽ-、ヽ ヽl_   | ||. |      |   ,,/"ヽ、    ヽ\
        ,,-''/      \ヽ   \、   /    ヽ| └ヽ、,,,,,| || ヽ     / / ,,,,,-‐\
     ,,‐'''" /          \  ヽ、       l|    \l| | |     / / _ "''''ノ\
    /ヽ /             ヽ _ヽヽ _____|\__ ノ |      |/-'''"  ゙"'''"   \、
   (  ノ ゝ      ,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ\;;;;--─,-∧ \--」 ,|  |   / /           \ヽ,,,,,,
      | |  ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐'''''''''//   \、  /"  ヽl"''"> ,|  /  / /             ヽ、、
   ,,,,,,,,,| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐''''''    /ゝ     \二/      ヽ| ,,,-‐  .| /              ヽ、゙'''
,,,,;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;;;;;;-‐'''"      //       、          ゙''''''、   l/                \
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ \          ヽヽ,,      \ヽ           ゙"""                  ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''''\ ヽ-,,,,,,,,,,,ノ |,,__,,ノ‐" |,,   ,,   ノ ノ

''''''"      \   ,-─-、-‐'ヽ   ─/  -‐'''"
           ゙'''ヽ\     ヽ    レ
              ̄       ゙'''''''"
ミスターブラウン「この建物には俺とナエの思い出が詰まってんでぃ!! 

              こんなヤツなんかに爆破させてたまるかあああああああ」

月「仕方ない・・・」

リューク「お?」

月「この中で一番Oの可能性が薄いのは・・・」

月「漆原るか!」 リューク「秋葉留未穂!」

月「何言ってるんだリューク」

月「秋葉留未穂は秋葉の大地主として都市開発にも携わっている」

リューク「そ、そうなのか?」

月「ただの高校生であるはずがない」

リューク「で、どうするんだよ」

月「漆原るかに僕自ら接触する」

リューク「ウホッ!」








※デスノートは人間の寿命をもらう設定なので収束さんの影響はうけないかな? どうなのかな?

岡部「フゥーハハハ! 見ろ! 機関が今そこまで迫っているのだぞぉ!フゥーハハハ!」

紅莉栖「ちょっとなにあれ、普段の3割増しくらいで鬱陶しいんだが」

ダル「まあオカリンにも色々あるんだお」

紅莉栖「なによそれ、あんたなんか知ってるの?」

ダル「し、知らないお! 僕は知らない、それでもやってないんだお!」

紅莉栖「・・・怪しいわね」

岡部「クリスティーナよ、どうした! 何!? ダルのプレイするエロゲをプレイしたいと!?」

紅莉栖「は、はぁ!?」

岡部「この天才HENTAI少女め! 素直に頼めばダルも貸してくれるぞ? ん?」

紅莉栖「んなわけあるか! っていうか堂々とセクハラはよせ!」

岡部「顔が赤いぞThe ゾンビ! バナナでも食べたいのかフゥーハハハ!」

紅莉栖「う、うっさい! あぁ・・・もう心配して損した・・・」

~柳林神社~



るか「ふんふーん・・・」 サッ サッ

るか「お掃除おしまい・・・」

るか「今日もいい天気・・・だなぁ・・・」

月「やぁ、こんにちは」

るか「あ、こんにちは・・・参拝の方・・・ですか?」

月「いや、違うんだ。僕はフリーのライターをしていてね」

るか「ライター・・・ですか?」

月「あ、申し遅れました、僕はこういう者です」 スッ

るか「天城 高雅・・・さん、ですか」

月「そう、東京の神社について色々記事を書いてるから、話を聞かせて欲しいんだ」

るか「あの・・・それでしたら・・・お父さん呼びましょうか?」

月「いや、出来れば君にお願いしたいな」

るか「え・・・ボク・・・ですか?」

月「そう・・・君みたいな綺麗な方にお願いしたいんだ」

リューク「ククッ、そいつ男じゃなかったのか?」

月(黙ってろ死神、気が散る)

月「だめかな?」

るか「え・・・えっとその・・・ボク・・・」

月(こいつは男なのに容姿も性格は女そのもの・・・そして岡部倫太郎に思いを寄せている・・・との報告があった)

月(つまりは同性愛者!)

月(フフフ、男だろうとオトしてみせるさ・・・)

るか「あ・・・あの顔が・・・ち、ちか──」

月「お願いだよ、君に頼みたいんだ」

るか(あ・・・この声・・・岡部さんの・・・)

るか「は、離れてください!」 ドッ

月「──!」

るか「あ・・・ご、ごめんなさい・・・ボク・・・」

リューク「ククッ、完全に空回りじゃないか」

月(お、女を殴りたいと思ったのは二度目だ・・・いや、男だった・・・くそ、動揺するな!)

月「す、少しだけでいいんだ、頼むよ」

るか「わ、分かりました・・・それじゃあボクが答えられる事なら・・・」

月(万が一・・・万が一こいつがOだったらズタズタして殺してやる・・・!)

るか「あの・・・天城さん・・・?」

月「い、いやなんでもない、それじゃあ取材を始めよう!」

ライト短気すぎるだろ

月「へぇ、毎年神社で催し物!」

るか「はい・・・地元の方に感謝の意も込めて・・・」

月「ハハ、それじゃあこの神社は毎年参拝客でいっぱいなんだね」


──────────────────────────


月「このご神木? いたずらされたのって」

るか「そうなんです・・・去年の冬・・・くらいに・・・」


──────────────────────────


月「ふーん、じゃあラボにはあんまり遊びに行けないんだ」

るか「はい・・・勉強の方が忙しくて・・・中々」

月「その年じゃ仕方ないよね、僕にもそんな時期があったなぁ、ハハハ」

リューク「ククッ、いつまで三文芝居続けてるつもりだ?」

月(だから黙っていろ死神!)

月「さっき聞いた話じゃ結構ラボに人いるみたいだけど、何人いるのかな?

月「なるほど、それで男なのに巫女の格好をしてるのか、ハハハ!」

るか「は、はい・・・」

月「ハハ、困ったお父さんだね、僕の父さんだったら息子に女装なんか絶対させない、絶対殴られる」

るか「厳しい方・・・なんですね」

月「頭にクソが付くほどの真面目だったよ」

るか(あ・・・あれ? 今僕のことを男だって・・・)

月「あ、ごめんごめん、ついつい話し込んじゃったね、協力してくれてありがとう」

るか「い、いえ・・・お役に立てたのなら・・・」

月「助かったよ、必要な情報は手に入った」

るか「良かったです・・・」

月(クク、どうしてこう女ってやつはチョロいんだ・・・ってだが男か)

リューク「ククッ、三文芝居打っただけの価値はあったみたいだな」

月「五月蝿いぞリューク」

月「だがその通りだ」

月「尾行を巻いた女の名前は阿万音鈴羽、これは後で調査に回す」

月「そして何より興味深い情報が得られたよリューク」

リューク「なんだ? 興味深い情報って」

月「あぁ、奴らは・・・」
















月「タイムマシンを持っている」

リューク「タイムマシン・・・ってなんだ?」

月「あのおん・・・男から聞いた話では過去に送れるメールだ」

月「にわかには信じがたい・・・いや、以前の僕なら信じなかっただろう」

リューク「ククッ、未来から来たメール・・・か」

月「あぁ、何故あんなメールが送られてきたのか知らないが・・・」

月「恐らくは奴らが・・・奴らの中の誰かがメールを送り僕に助言した」

月(しかしそうなると分からない、何故僕を助けるようなメールを・・・?)

月(くそ・・・Oめ・・・また僕はおちょくっているのか! なんだってんだ!)

月「過去に送れるメール・・・か、一体どうやったらそんなものが」

リューク「ククッ、それよりマズイんじゃないのか?」

月「何がだ」

リューク「過去に干渉できるならそれこそ迂闊な行動は出来ないってことじゃないか」

月(確かに・・・)ギリッ

月(メールを送ることでどのようにして過去が変るのか・・・どれだけの変化が期待できるのか・・・)

月(それが分からないことには・・・)

この>>1なかなかやりおる

岡部「フゥー・・・ハハハ・・・」

ダル「オカリン飛ばしすぎだろ常考」

岡部「う、うるさいダルよっ」

ダル「なぁ、そこまで気を張らなくても良いんじゃね」 ヒソヒソ

岡部「馬鹿な事を言うな、今も奴の手がラボに及んでいるのかもしれんのだぞっ!」 ヒソヒソ

ダル「でも明らかにオカリンのテンションおかしいっしょ」 ヒソヒソ

岡部「ぐぐぐ・・・」

紅莉栖「・・・」 チラッ




月「阿万音鈴羽・・・戸籍なしだって?」

リューク「どういうことだ?」

月「そんなこと! 僕が聞きたい!」

リューク「わ、悪い」

月「クソ・・・どうなってる・・・」 ギリッ

月(次の手は・・・)

~メイクイーン~



フェイリス「おかえりニャさいませー、ご主人様ー!」

月「デュフフ、ただいまでござる!」

フェイリス「ニャフフ、今日のご主人様は初めてのご来店なのニャ」

月「ここがメイド喫茶でも有名なメイクイーンですね分かります!」

リューク「おいライト、お前自分のためならホントなんでもするよな」

月(黙れ死神! 僕だってこんな事はしたくないんだ!)

フェイリス「お席まで案内するニャーん」

月「よろしくお願いします! 全力で!」

月(クソ・・・変に思われないためにはこうするしか無い)

月(少しでも警察の人間だと疑われることがマズイんだ)

月(プレッシャーをかけるためにあえて警察内部の人間だとバラしたまでは良いが・・・こんな結果になるとは)

月「コポォ!フォカヌポゥ!」

フェイリス「それではご注文を給わるのニャ!」

月「アイスコーヒーおながいします!」

フェイリス「かしこまりましただニャ、しばらくお待ち下さいなのニャ」

月「はぁ・・・」

リューク「ククッ、楽しそうだなライト」

月「僕は楽しくない!」 ヒソヒソ

リューク「俺は色んなライトを見れて楽しいぜ」

月(メイド喫茶なんていつか規制してやる!)

フェイリス「どうぞー、おまたせしましたニャー、アイスコーヒーになりますニャ!」 カタン

月「あ、ありがとうだお!」

フェイリス「ニャフフ、素敵な笑顔をくれてフェイリスも嬉しいのニャ」

フェイリス「お名前はニャンて言うのかニャ?」

月「一ノ瀬トキヤです! トキヤって呼んでください! ふひひ!」

フェイリス「ニャフフ、ガッテンニャ、トキニャン!」

月(ガッテンしてないじゃないかこの女・・・!)

フェイリス「そんなトキニャンにはフェイリス秘奥義”目を見て混ぜ混ぜ”を披露するのニャ」

月(なんだよそれ!)

フェイリス「ニャニャ、どうかしたのかニャ?」 マゼマゼ

月「なんでもないですはい! 今日のアニメにフェイリスたんのような天使がいたのでそれを思い出してたんです!」

フェイリス「──!」 マゼマゼ

フェイリス「ニャフフ」

月「・・・?」

フェイリス「トキニャンは嘘が下手なのニャ」 マゼマゼ

月(は? なんだと?)

フェイリス「なんでそんな嘘を付くのかフェイリスには分からニャいけど・・・」

フェイリス「メイクイーンはご主人様にくつろいでもらうのが第一なのニャ」

月(しまった・・・キャラが濃かったか?)

フェイリス「トキニャンすごく疲れた顔をしてるのニャ」

月「──!」

フェイリス「でもこのコーヒーを飲んで癒されて欲しいのニャ!」

月「ば、バレてましたか・・・実はメイド喫茶なんて初めて来たものでしてね」

フェイリス「そうだったのかニャ」

月(下手なことは喋らないほうが良い)

月「ある事を調べてまして・・・行き詰ってしまったから気分転換に新しい事をしてみようと思ったんです」

月「ほら、まず行動しないと変わらない・・・って言いますよね」

月(これが今の僕に言える限界!)

フェイリス「・・・」 ジー

フェイリス「トキニャンが何を調べてるのかはわからニャいけど」

フェイリス「フェイリスはトキニャンの事を応援するのニャ」

月「ハハ、ありがとうございます」

 カタッ

月「これは?」

フェイリス「サービスニャ」

月(オムライス・・・か)

リューク「ククッ、世界がヤバい」

リューク「おい、どうしたんだよ黙っちゃって」

月「・・・」

リューク「もしかして思いの外あの猫耳メイドに情が移っちゃったとか?」

月「そんな訳ないだろ」

月「次の手を考えていたんだ、Oを潰すためのな」

リューク「なんだよ、あんなコト言われてぼーっとしてたから躊躇すると思ってたのに」

月「馬鹿な事を言うな、僕はもう女に振り回されるのはイヤなんだ」

月(それにしてもあの女・・・一体何者・・・)

月(僕の演技は完璧だったはず! いわゆるネット上やTV上のステレオタイプのオタクを完璧に演技した・・・!)

月(それなのに僕の・・・僕の嘘を見破った)

月(超能力者・・・?いや、そんなものあってたまるか!)

月(もしやすでに過去にメールが送られて・・・?)

月(くそ! 考えれば考えるほど頭がぐちゃぐちゃになる!) ボサボサ


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/:::/i:::/ / /' ``メ、弋ハ //イ'"/:::>::´::/:::イ::::l::::   : .だ
::::://|/      /   `¨´/ //--─ァ::/-rイ::::::::l::::      .: .ま
::// !           / / ´   //∠ ∨l::|:::::::::::/         だ
//                 /     /ヽ、``ヽ、}:|リ:::::::::/::         笑
/                         } ``┴'ソ::::::/:::::         .う
                 r'⌒   /l   /::://::::::,′        な
       '´              イ/   /イ::::/::::::/        :
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                          ー  /l:::/  |!
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岡部「ぐーぐー」

ダル「グガガガー・・・ンゴッ」

まゆり「あれれー? オカリンとダル君寝てるの?」

紅莉栖「疲れて寝たみたい」

まゆり「なんだか今日の二人は・・・変だったよー」

紅莉栖「確かに・・・私も感じてた」

まゆり「どうしたのかなぁ・・・」

紅莉栖「なんだかいつもの厨二病って感じじゃないのよね・・・」

まゆり「まゆしぃ心配だよぉ・・・」

紅莉栖「心配してても仕方がないわ、二人が話してくれるの・・・待ちましょ?」

まゆり「そうだねー」

紅莉栖(岡部・・・なんで話してくれないのよ・・・)

月(ク・・・秋葉留未穂はほとんど収穫はなし・・・か)

リューク「ククッ、顔が怖いぞライト、ハンサムな顔が台無しじゃないか」

月「あまり外で話しかけるな、お前と違って僕の声は他の人間に聞こえるんだ」 ヒソヒソ

月「こうして小声で話してるだけでも・・・ハッ!」

リューク「お? どうしたんだライト」

月「あの女・・・確か桐生萌郁」

リューク「ん? あぁ、あの女も確かラボメンだっけ」

月(阿万音鈴羽に次いで正体が分からないラボメン・・・家族や身寄りはなし・・・)

月(こいつに接触するのは漆原るかや秋葉留未穂以上に危険だ)

月(接触するとしても椎名まゆりの方が断然可能性は──)

萌郁「・・・」 カチカチカチカチカチ

月「携帯・・・メール・・・」

萌郁「・・・」 カチカチカチカチカチ

リューク「おい、どうしたんだよライト)

月(見た所普通の携帯のようだけど)

        .〃:.:.:.l/:.:/:.:.:.;':.:.:.:.:.:.:|:.!:.:.:.ヽ.:.:..:.:.::\|:.!.:.:..:.ヾ:..:. l:.:..:`.
       /:.ハ:.:.|:.:.:/:.:.:.∧、:.:.:.:.:.:!:|.:.:..:.:..`:.ミ.、.:.:..l ト.:.:..:.:..';:..:.|.:.:..:.:.',
      ./.:/!:l:.}:.:!:./:!.:.:/:.∧ヽ:.:.:.:!:!`:.:.、.:.:..:.:.:.:.\:l !:.\.:.:.l.:..:l:..:.:..:.:.',
      .,'.:/:.l:.l∧:V:.:|:/l:./ Vヘ\|:!:\:.|`丶、ー=:ミl:!.:.:.:.\!..:.l..:.:..:.:..:.',
      .,':.:'.:.:.!:.V∧V://!:'_  .Vヘ l:ト、:.:.:ト、:..:/≧.、l|ヽ、:.:.:!:.:.l.:.:.:.!:|.:.:.',
    .,::.;.:.:.:.|、:.V∧∨ l;仁≧ミ ヽ|lハヽ:.lヾX >==<、:.\:.|:.:.l\ l.:!:.:.:.',

     .l:.:!:.:.:.:l∧:.V:.ゝミ,《 (:い:)ヾゝl!=メ{{、イ,イ{ (:い:) .》`メ、Y、:l:.:.:.:.!:|、:.:.:lデュフフ、ただいまでござる!
     .|:.l:.:.:.:.l':∧:.\ :.ヽミ≡彡 .,イ 、  ヾ  `ミ≡彡'" //:!:.ハ:.:.:.:l:l.、:.、:!
     .| ト:.:.:.:l:.: ∧:.:.:ヽ「     人: : ` .        /;ハ!:.l:.}:.:.:.!:l:.:.:.、ヽ
     .|:l.!:.:.:.:!:.:.l、.:\:.:.ヽ.     (::ノ::): :ヽ :)        / .|:/ノ.:.:.:.}:l:.:.:.:.ハ}
    .l八:.:.:.!:.:.|.:、:,人⌒        ヽ  ´          lハ:.:.:. ハl.:.:.:.:|
      \:!:. l:.:.:ヽ:.ゝ {.,ィ _rー― -‐―- 、 、    /  }:.:./, !:.:.:.:.l
        ヽ:.l.ヽ. ハ   ‘、(ヽ _,、_, _  `ヽ}        l.:/ リ:.:.:..,′
         !ヽ:.:\!.   ヽー'´:::::::::::::::::::::::`丶く|      リ/ィ:.:.: !.,′
         |八:.:.:.:',.     Y Y:.:.:.ヽー:.:.:.:⌒Y ヲ     //:.:.:.:.:.:ハ'
            .\.:',    に{、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イ,/     ,/ィ:.:.:.:.:.:./
            }:∧.   ゝ`ー=ー‐r‐-イ.ノ       イ .!:./:.:.;'
            V:.l::.     ヾミ _ 彡'      ./   |/:.:.:'
               .V:.:.ヽ   冫ー 二二 イ     /:.:'   .ハ/:,
                  ';!:: .\           /:.:.:.:'   { } |
              |:.  :. \         ,ィ.:.:.:.:.:.:'   :.:l!ハ!
             」:.:.. :.   ` ー = イ:.:.:.:.:.:.:.:,'   :.:.r 、|
             _, イ7 ! :.:.:. :.:.   :.::.:.:.:.:..: ' " .:.:.:,'    >  ト ._
        ._, イ:::::::::::〉 `ゝ、 :.::.:.  ´" "´  .:.:.,:´ _. <     |:::::::>..、
   _ , イ::::::::::::::::::::/    ` <:.:..     .:.:.,' イ´         !:::::::::::::::::`ヽ、


                   _,... ------- 、__
                         _, イ//r‐‐<テ三三三`ヽ、

                        ,∠,rこ二二二、 ̄\:ヽ二二:.:.:ミト、            ニ_|_
                       /://(Tト、:.:.:.:.:. ̄≧、ヽヽ \ミト、ミト、           ニ   !
                     /://:.:./ハヘ:.ヽTト、:.:.:..:ヽ¬Eヘこヘ:.ヽ:ミト、         □  |
                     _////:.:.:.:l:.!:.:.ヾ:.:..:.:ヽ:.「:.ヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.「カレヘ、:.:.:.ト、          ―┬―
               ,....''´::::://,イ7!:.:.:.:.:!:l:.:.!:.:ト、:.:.:.:l:ト、:.:.ヽ:.:ヽ:.ヽヽ:.⌒!ヽ、:!厂!      | |二|二| |
                l:::::::::::::l l:':.:ハi:.:.:.:.:.N:.:.!:.:.い:.:.:.:!ト、:.、:.:.\:ヽ:.:',:',:.:.:.ト、 V /´\    | |_|_| |
                l:::::::::::::l l:.:.l:.:/!:.:.:.:.:.!:!:.:l:.:.:.:い:.:.l:!:.:.ヽヽ:.:.:.ヽヽ:V!:.:.:.!:.:ト{ l:::::::::::ヽ     ̄ ̄ ̄
                l:::::::::::::l |:.:.!:ハ!:i:.:.:.:!:ヽ:!:.:.:.:ヽヽ!ト、:.:.ヽヽ:.:.:.:',:!:い:.:.:!:.:!リ !:::::::::::::::! ヽ   マ
                l:::::::::::::l |:.:.!个ハト、:.:.!:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽリ:.:.ヽ:.:.ヽヽ:.:.l:!:!:.:l:.:.:!:.|:! l::::::::::::::::|  フ |二|二|
                l:::::::::::::l |:.:.!:.l:.!:.:い:.:l:ト、:.:ヽ:.:.:.:.:\:.:.:ヽ:.:.',:.',:.:九:.:!:.:.l:.:!:! !::::::::::::::::!  ) !‐‐!‐┤
                l:::::::::::::!ハ:ヽト!:.:.ト、:ヽ:.:.ト、::三ト、:.\:.:.ヽ:.!:.!:l:.ハ:!:.:.l:.:!:! !:::::::::::::::'  '^ー―――
               l:::::::::::::l:.:.:ヽ:.!:.!:.:.!ハト、:.ヽ:.tト、三__:.:.:>、:l!:.V:.:.:l:!:.:ハ:/l {:::::::::::::;'   | / ̄ヽ

                 \::::::::ヽ:.:.:い:l:.:.「`tふト、:ヽヽ「ヽ,ィ,さ:ァー示::!:.:.:l:レ':.:l:.ノ ト、::::::/r、   レ'   |
                  \:::::::ヽ:.:い:.:.ト--- '`~ヽヽ`く `ー '´ l |:l:.!:.l:!/:/!「こ_ノ::,ノ;;;.く       ノ
                   ヽ:::::::ヽヽト{ト、     `ーヘ       l:lノ!:./:/:./_____/;;;;;;/     ̄
                   / ̄`トい `               リ l//!レ'ヽ /;;;;;;;/
                     /:::::::::::l:.トい                    /イ!:::::::ヽン;..<_
                      !:::::::::::::ヽ:::::ヾ.  (_ ヽ ノ´      ,イ!T!:::::::/,イ  `ー‐‐、_____
              ,、__,ノ⌒l::::::::::::::::::::::::::::ト、  Tニー‐‐‐,‐''   //l|:://::::「 ̄`ー~ーr‐‐ 、こヽ、
                  l:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ、 `二二´   /  !」」イ//:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ヽ
                r-‐‐‐‐┤:::::::::::::::::::::::::::' ,   ヽ __    ,∠ィオエ「二ソ´::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{  ヽ
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             ::::::ヽ:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !::::: ル '´  ,' / !:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::!:::::::::::::::!  !
             ::::::::::ヽ::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー‐<    ノ⊥ノ:, ---、:::::::::::::::::::r:ゝ::::::::::::::::::::::::::::}  |

萌郁「・・・」 カチカチカチカチ

月「確か桐生萌郁には携帯依存症の気があったはず」 ヒソヒソ

リューク「それがどうかしたのか?」

月「もしあれがDメールを送れる携帯だとして奴がOだとしたら・・・」 ヒソヒソ

月「あんな携帯・・・一時も手放したくはない」 ヒソヒソ

月「特にキラから追われている身であればなおさらだ。 僕と戦う上で絶対のアドバンテージになるのはDメールなんだから」 ヒソヒソ

リューク「へぇ、確かにありえなくはないかもな」

月(どういう原理でDメール・・・過去にメールが送れるのかは分からない)

月(しかし奴に接触・・・いや、接触はしないまでも後をつけて情報を探るくらいはしないとOには勝てない!)

月(尾行を巻いた阿万音鈴羽とは違い桐生萌郁に尾行は成功している、やってやるよO!)

リューク「あいつもオトせばいいじゃん」

月「バカを言うなリューク、あいつがOだったとしたらナンパだろうが怪しまれる!」 ヒソヒソ

月「今回ばかりは絶対に悟られてはいけない、これはそういう戦いなんだよ、分かったら黙って見とけ死神!」 ヒソヒソ

月(なんなんだあの女・・・街をうろうろして)

月(全く収穫がないじゃないか!)

月(何が目的なんだ・・・)

月(まさか既に過去にメールを送って僕を監視・・・!?)

月(いや、まだ僕はヘマをしていないはず! 大丈夫だ、バレてない) ゴクリ

月(違う、そういう考えじゃダメなんだ! 未来の僕がどういう行動をしたか・・・それすら考えて動かなくちゃいけないんだ!)

リューク「お、喫茶店に入ったな」

月「僕達も入るぞ」 ヒソヒソ




月(携帯依存症ならトイレに行った時も携帯を手放すことはしないはず)

月(さて、どうする)

萌郁「・・・」 カチカチカチカチカチ

月(またメールを打っているのか・・・しかしあんなにメールをして一体何を)

くそっ明日テストなんだよ

月(仕方ない、多少強引ではあるが・・・) タッ

リューク「お、動くのかライト」

月(自然に・・・自然に・・・)

月(後もう少し・・・あの女の後ろから・・・)

月(画面を・・・)

リューク「ククッ、歩き方がたどたどしいぞライト」

月(見えた!)

──FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
   FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB

月「──!」

月(な、何をやっているんだこいつは!) グラッ

月(まずい・・・動揺するな、もし本当にOだったら・・・)

月(とにかくここはトイレに行く人間として自然な行動を取らなくては)

~トイレ~

月「はぁ・・・はぁ・・・」

月「なんなんだ一体」

 スゥ

リューク「ようライト、収穫はあったのか?」

月「それが全くといって良いほどだよ」

月(くそ! あれがDメールというやつなのか? 全く意味がわからない!)

月「とにかく、コレ以上接触してるのは危険だな、やはり桐生萌郁、あいつは怪しい」 ギリッ

月「帰って作戦を──」

 ガチャリ

萌郁「・・・!」 ハッ

月(な、桐生萌郁!)

月(ば、馬鹿な・・・僕の行動に違和感を感じて──?いや、そんなはずは・・・!)

萌郁「きゃ、きゃあああ!」 ダダッ

月「なっ!?」

この声優ネタは俺得過ぎる

バキュラ「皆さんキラの正体って気になりません?」

月「ま、まずいここ女子トイレだ!」

リューク「ウホッ!」

月「に、逃げるぞリューク! 痴漢で捕まるなんてキラとして捕まるより許せない!」 ダッ

 ガチャッ
 
店員「あ、お客さ──」

月「代金ここ置いておきます!」 バン!

店員「ちょ、ちょっと!」






月「はぁ・・・! はぁ・・・!」

リューク「ククッ、いつも冷静なお前にしては珍しいミスだな」

月「バカを言うな・・・キラを追っているかもしれないOとの接触でプレッシャー、過去に送れるメール、さらにはあんなメールを見せられたらいくら僕でも・・・」

リューク「なんて書いてあったんだ?」

月「FBの二文字がいくつもだ、全く訳がわからない! クソ!」

リューク「聞いたことがあるぞ、それメンヘラってやつだな、ククク」

~翌日~

岡部「む・・・しまったいつの間にか寝てたみたいだな」

岡部「ん? 書き置き?」

起きたらコレでも食っとけ!
後くれぐれも無茶だけはすんなよ!
                 紅莉栖

疲れてるみたいだし起こさないでおくね?
あんまり危ない事しちゃだめだよ?
                 まゆしぃ☆




岡部「フ・・・あいつらめ、カップラーメンとバナナとは・・・全然合わんではないか」

 ガチャリ

鈴羽「岡部倫太郎、大変だよ」

岡部「ど、どうしたバイト戦士! 何かあったのか!」

                ハ{::::::::/::::::::::::::::::辷,_:ヽ:::\:::::::::::::::::::::::::::}/:::::::::::::::人ノ丿
                  ∧/⌒ヽ─-::::::::ユ  /^ー-ニ:;_:::::::::::::::::::ノヘ:::::::::::彡::/
              / :∨ ハ ':::::::::爻   {    /⌒^'ー--‐¬}弌-ァ<⌒ヽ
                /  /ハ  l }:::::彡     {    {        ,リ } {:{::l ヽ ',
.               /   /  ∨ }::リ   __       {        / / 从:{ ハ} :}
                ', /     ', }::l    ⌒^弌、   ヽ        / ハ::::}/ }
             ∨ ,rヘ //∧:l     l朷トミ≧ュ_     _,x≦ /ノ乂 /
             /  V  /////ハ    `¨ - 'j `-‐´ /f拆テァ ああ、俺だ
          ノ「   / ////'  ̄ ̄)           / ^¨  ′ '
           /  |:  / /./  / ̄'.'.          ,′    / シュタゲSSを支援した
    _.. -‐'^ / |: l  {/  ≠::::; -‐- 、    ,   :     /│
. -‐''^        ││ ./  ∧:/   . - \    ヽ ノ   / }| 機関の妨害が入っている!気をつけろ!!
            l | ./  //  /:::::::ヘ ┘rー-  .._   .     リ
            ∧〈 {  '   /_,. -─ヘ.  `二ニ´ /     / 取り合えず、
           / ヽ',       '´  ,.‐ァ寸  ; ; / |   }/
     \     /   }         / /   `ー++チ'  │  /  このまま観測するとだけ伝えておこう………
       \         {         {       //|     | /
        \       {         }_   _彡 |    l }   ………エル・ブサイ・コングルゥ………!!


>>336
おまえ高専生だな。そうだろ。

しえん

鈴羽「あたしに尾行・・・いや、ラボの皆に尾行がついてる」

岡部「な、なんだと!」

岡部「キラなのか!?」

鈴羽「恐らく」

岡部「な、なんだと・・・くっ、皆が! 皆が危ない!」

鈴羽「待って! あたしの話を聞いて!」 ガシッ

岡部「離せ! まゆりが!紅莉栖が! 皆が!」

鈴羽「追いついてってば!」

鈴羽「お願い・・・話を聞いて」

岡部「わ、分かった、しかしお前・・・」

鈴羽「あたしは2036年から来たタイムトラベラーだよ」

岡部「な、なんだって!?」

おおう

>鈴羽「あたしは2036年から来たタイムトラベラーだよ」

>岡部「な、なんだって!?」

なんでここで驚くんだよwwwww

鈴羽「2036年ではキラの支配によるディトピアが構築されてるんだ」

岡部「ディストピア・・・2036年・・・だと!?」

鈴羽「そう、人々は支配に怯え死んだような目をしている・・・、あたしはそんな未来を変えるためにやってきたんだよ! 力を貸して岡部倫太郎!」

岡部「ば、ばかな、そんな事いきなり言われて信じる事など・・・」 グラッ

鈴羽「本当なんだ・・・本当なんだよ」

岡部「まさか俺が・・・俺がリュークにあんなメールを送らせたから・・・」

岡部「2036年もにもなってキラの支配が続いている・・・だと?」

鈴羽「心配しないで岡部倫太郎、策は・・・ある」

岡部「それは本当か鈴羽!」

鈴羽「うん君たちのラボの人たちに話を聞いてみて・・・」

鈴羽「今なら多分・・・遭ってるはずだから」

岡部「──!」

>>364
この世界線がシュタインズ・ゲートだとは限らないってこと。
てか違う世界線って考えたほうがいい。
ラボメンが8人いて、でもオカリンは鈴羽の正体を知らない。
そういう世界線だってことじゃないか?

~柳林神社~

岡部「るか子!」

るか「あ、おか・・・じゃなくて凶真さん!」

岡部「るか子! 大丈夫か! 何かされてないか!?」

るか「え・・・それってどういう・・・」

岡部「怪しい奴に遭ってないか!?」

るか「怪しい・・・ですか?」

岡部「なんでもいいんだ!」

るか「えーと・・・」

るか「あ、そういえば・・・」

岡部「なんだ! 何か思い出したのか!」

るか「はい・・・あの・・・天城さんというフリーのライターだったんですが・・・」

そうだった、電話レンジがある時点でシュタインズゲート到達してねぇな
ディストピアって単語で勘違いしてた
すまん

~タイムリープ後柳林神社~

るか「は、離れてください!」 ドッ

月「──!」

るか「あ・・・ご、ごめんなさい・・・ボク・・・」

リューク「ククッ、完全に空回りじゃないか」

月(お、女を殴りたいと思ったのは二度目だ・・・いや、男だった・・・くそ、動揺するな!)

月「す、少しだけでいいんだ、頼むよ」

るか「わ、分かりました・・・それじゃあボクが答えられる事なら・・・」


岡部(あいつなのか?) コソッ


月「あ、ごめんごめん、ついつい話し込んじゃったね、協力してくれてありがとう」

るか「い、いえ・・・お役に立てたのなら・・・」

月「助かったよ、必要な情報は手に入った」

るか「良かったです・・・」


岡部(ラボの情報を聞きだしている・・・だと?)

久々にSSスレでワクワクしてるわ

岡部「あいつの後を付けるか・・・?」

岡部「いや待て、尾行がばれたら元も子もない・・・相手はキラなんだ、もっと慎重に・・・だ」



~タイムリープ後メイクイーン・ニャンニャン~

岡部(あれからしばらく時間を潰しフェイリスにも話を聞きに行った結果・・・怪しい人物に接触したという話を聞けた)

岡部(来た! またあいつだ!)


フェイリス「おかえりニャさいませー、ご主人様ー!」

月「デュフフ、ただいまでござる!」


岡部(なんだあいつ・・・全然キャラが違うじゃないか!)


月「これは?」

フェイリス「サービスニャ」

月(オムライス・・・か)


岡部(間違いない・・・あいつはラボメンに接触を図っている・・・と言うことはあいつがキラか? 待て、キラかどうか決め付けるのは早い・・・キラに手下がいないとも限らんのだ)

~タイムリープ後喫茶店~

萌郁「・・・」


岡部(またラボメンに近づきやがって・・・) ギリッ

岡部(少なくともキラに関わりのある者・・・それは間違いないはず)


月「──!」

月(な、何をやっているんだこいつは!) グラッ

月(まずい・・・動揺するな、もし本当にOだったら・・・)

月(とにかくここはトイレに行く人間として自然な行動を取らなくては)


岡部(萌郁の携帯を見て動揺・・・?)

岡部(ってあいつ今女子トイレ入りやがった!)

岡部(どうする・・・聞き耳を立ててみるか・・・?)

岡部(しかし女子トイレの扉で聞き耳というのも・・・)

岡部(男子トイレ! 運が良ければ聞こえるかもしれない!) タタッ

鳳凰院凶真ってとっさにノートの切れ端に書こうとしても中々書きにくいよな

岡部「フゥハハハ!見事に俺の偽名に騙されたようだな。そう。俺の真名は鳳凰院凶真…狂気のマッドサイエンティストだ!フゥハハハハハ!!」

月「なん…だと!?」

だから今一秒毎に睡魔に耐えて
今日のこのスレを保守していたい

──「それが全くといって良いほどだよ」


岡部(・・・聞こえる)


──「とにかく、コレ以上接触してるのは危険だな、やはり桐生萌郁、あいつは怪しい」 ギリッ


岡部(・・・まずいな、萌郁にノートを知る存在としての疑いが掛かっている!)

岡部(いや・・・そうじゃない、いずれは俺にも・・・それにダルにも疑いがかかってしまうはず)

岡部(ラボメンは俺が・・・守る!)



~ラボ~

岡部「・・・」

 ガチャリ

鈴羽「岡部倫太郎、大変だよ」

岡部「分かっている」

鈴羽「へ?」

岡部「お前やラボメンに尾行がついてるのは既に分かっている。 だから教えろ、貴様の策というやつを」

オカリンが言ってる世界の支配構造を塗り替えようはネタだが、月はガチなんだよな。

>>398
オカリンのどこがネタなんだ

鈴羽「も、もしかしてタイムリープして・・・」

岡部「あぁ、お前が未来から来たことも・・・2036年がディストピアになっている事も知ってる」

鈴羽「良かった、なら話は早いや」

岡部「あいつは・・・キラなのか? ラボの皆に接触したあの男は」

鈴羽「それは分からない」

岡部「なぜだ!」

鈴羽「なぜって・・・」

鈴羽「君は・・・2010年8月12日、明日には死亡してるんだ・・・」

岡部「な、なんだと? この俺が?おい、冗談だろ・・・?」

鈴羽「冗談なんかじゃないよ」

岡部「バカな・・・と言うことは俺はキラに負けたということではないか・・・」

岡部「フフ・・・何が世界の支配構造を変革だ・・・鳳凰院凶真だ・・・キラに屈して・・・いや、キラを復活させたのは俺じゃないか・・・」

鈴羽「ま、待ってよ岡部倫太郎! 諦めるのはまだ早い!」

!?





……!?

支援

惜しみない支援をしたいところだが
眠たくなってきた

鈴羽「岡部倫太郎・・・君がキラと会ってるかは分からない・・・でも」

鈴羽「キラ・・・あるいはキラの側近と対峙し一度ノートを奪ってる、それだけは確かなんだ」

岡部「俺が・・・ノートを?」

岡部「と言うことは俺はどうやって死んだんだ?」

鈴羽「キラは恐らく複数のノートを持っている、それは裁きが続いていることからも分かる」

岡部「なら俺がノートを奪ったとしても無駄死・・・だったのか・・・」

鈴羽「そうじゃない、そうじゃないよ」

鈴羽「ノートは・・・そう2036年まで・・・」

鈴羽「父さんと牧瀬紅莉栖・・・が保管していた」

鈴羽「そして今ここにあるのが・・・君が・・・明日ノートに書かれて死ぬ君が命がけで奪ってきたノート」 バサッ

岡部「──!」

岡部(確かに死神リュークが落としたのと同じ)

>>405

岡部「と言うことは俺はどうやって死んだんだ?」

鈴羽「・・・心臓麻痺」

鈴羽「キラは恐らく複数のノートを持っている、それは裁きが続いていることからも分かる」


に脳内変換よろしく

岡部「でもノートがあったところで・・・どうしろと」

鈴羽「ここを見てよ岡部倫太郎」

岡部「──!?」

岡部「し、しかしこれでは・・・」

鈴羽「キラはノートによる殺人を正義としている、それは初めて現れた時から2036年まで変わってない」

岡部「・・・」

鈴羽「そして・・・キラは・・・キラに殺人を認めさせる方法でしか負けは認めない」

鈴羽「それに岡部倫太郎も人殺しなんて・・・したくないでしょ?」

岡部「あぁ、キラには・・・奴には死んでもらっては困るからな・・・」

岡部「奴には自分のした行為をじっくり後悔させてやらねばらならんっ!」

岡部「しかし・・・その前に」

岡部「俺を敵に回したことから後悔させてやるフゥーハハハ!!」

鈴羽「あはは、元気でたみたいだね」

岡部「フフ、この俺を・・・誰だと思っている!!」

岡部「俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真!! キラを倒すなど造作も無い!! フゥーッハッハッハァ!」

何が書いてあったんだ…

+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +

保守

~8月12日~

リューク「どうした、小休止か?」

月「・・・」

リューク「にしても・・・メイドカフェとはな」

月「・・・」

リューク「なんだよ、結局ハマってんじゃねーか」

リューク「あれほどメイドカフェなんて潰してやるーとか言ってたじゃないか」

月「リューク、僕は次のターゲット、椎名まゆりを観察しにきたんだ、あまり話しかけるな」 ヒソヒソ

まゆり「こんにちニャンニャン、トキニャンだったかニャン?」

月(その呼び方はもうやめて欲しいんだけどな・・・吐き気がする!)

月「コーヒー、それとオムライスください」

リューク「ククッ、それにしてもラボの奴らはレベルの高い女ばかりだな、死神目から見ても美人が多くて羨ましいぞ」

月(死神目から見て美人ってどういう感覚だよ、全く笑えないよリューク)

「FBFBFB」って打ってる萌郁の後ろにリュークが立ってるの想像したら不気味さ倍増だな

ライトみたいイケメンで目つき悪いのが入ってきたら浮きまくるだろうな

月「あの・・・マユシィさん・・・でしたっけ?」

まゆり「んー? どうしたのかなぁ?」

月「いえ、大したことじゃないんですが聞きたいことがありましてね」

まゆり「聞きたいことー? まゆしぃに答えられる事ならなんでも答えるよー」

月「そうですか、では──」

岡部「ちょっと邪魔するぞ」 ドカッ

まゆり「わわ、オカリンだー」

月(岡部・・・倫太郎・・・!)

リューク「おっ・・・ククッ・・・」

月(なんだ・・・このタイミングでこいつが・・・)

岡部「まゆり、コーヒーを頼む」

月「いきなりなんですか? 失礼な方ですね」

岡部「いや、何、俺の幼馴染に馴れ馴れしくしてもらっては困るのでね」

月(嫉妬故の行動か? くそ・・・一体どうなっている、狼狽えるな・・・ボロを出すんじゃない)

>>418
オカリンも身だしなみ整えるとイケメン設定だぞ

先が気になる・・・・・・が、俺は先に逝く・・・  後はお前らに任せた

みんな落ちていくな。
俺?まだまだ行ける

>>425
IDがガンダムみたいだな

月「メイドカフェなんですから、ウェイトレスが客に給仕するのは当然──」

岡部「うるさぁぁい!」

月「──!?」

 ザワザワ

岡部「この俺を誰だと思っている! 世界の支配構造を変革する男! 鳳凰院凶真だ!」

月(なんだこいつ・・・ふざけてるのか?)

月「言ってる意味がわから──」

岡部「ぬあらばぁ! 貴様は無能というわけどぅあ、この鳳凰院凶真の崇高な思想についていけない、これを無能と呼ばずしてなんと呼ぶのだフゥーハハハ!」

月「・・・」 ギリッ

月(こいつ・・・!)

リューク「ククッ」

世界を相手に戦ったことがあるオカリンにとってはキラなんてちっさい相手だろ。

まゆり「ちょっとオカリーン、さすがに大声出すのはまずいよぉ・・・」

まゆり「他のご主人様たちに迷惑がかかるのです」

岡部「うむ、それもそうだな」

岡部「おい貴様、場所を移すぞ」

月「な、なんで僕が──」

岡部「聞きたくはないのかぁ? ノート・・・について」

月「──!」

月(こいつ・・・Oだ)

月(しかし何故名乗ってきた・・・何かあるのか?)

月「ノート? ハハッ、なんだよそれ」

岡部「しらばっくれるな、貴様がキラ・・・いや、もしくはキラに近いものだという証拠は挙がっているぅ!」

月(──バカな! バレた・・・? この男には接触していないはず・・・クソ・・・Dメールの効果・・・なのか?)

月「やっぱり言ってる意味が分からない、僕がキラ? 冗談もほどほどにしてくれよ」

>>1よ、頑張るのはいいが無理だけはしてくれるな

~ラジ館屋上~

岡部「ここなら誰にも話は聞かれない」

岡部「さぁ、思う存分話しあおうではないかぁ!」

月「く、なんなんだよ僕をキラって決めつけて! いい加減にしろ!」

岡部「ならば一昨日ラボメンに近づいた訳を話してみるがいい、聞いてやらんでもないぞ」

月(やはりバレているのか・・・?)

岡部「ご丁寧に偽名まで使ってラボメンに探りを入れているのはすでに調査済みだ! フゥーッハッハッハ!」

リューク「クク・・・なあおい、完全にバレてるんじゃないのか? ライト」

リューク「Oが他にいるにしても、こいつもう殺した方がいいんじゃないか?」

月(うるさい!黙って見とけ!)

月「そこまでバレているとはね・・・分かった話そう、僕は警察の人間なんだ、偽名を使ったのは捜査の一環で」

岡部「フ、俺にも偽名を使おうとしうのか? ライトとやら」

月(馬鹿な──! 名前まで・・・? なぜだ)

>>450
リュークがライトって呼んだからオカリンが名前わかってるんだろ
つまり見えてる

月「な、なんで僕の名前を知ってるのか分からないけど──」

岡部「俺にはお前がキラだと思っているよライト」

リューク「ククッ、ダメじゃん、もうキラってばれてる」

リューク「もう殺せってライト」

月(バカを言うな、O全てを殺すまで慎重に!)

岡部「今のは・・・ライトがキラだと見なしても構わんのだろう?」














岡部「なぁ、死神よ」

月「──!」

リューク「ウホッ!?」

>>451
でもこの世界線ではオカリンノートに触ってないよな?

>>456
>>405

>>458
そういやそうだった

岡部「フフフ、フハハハ、フゥーッハッハッハ!」

月(馬鹿な・・・)

岡部「久しいなリュークよぉ! 貴様に俺の記憶があるのか分からんが俺には貴様の記憶、バッチリとあるぞ?」

月(リュークの名前まで・・・どういう事だ? リュークが裏切って・・・? いや、リュークは中立のハズ・・・)

リューク「お、俺お前のことなんか知らない」

岡部「それもそうだろう、貴様の魔眼は人間の寿命を見るものであって世界の記憶を保つものではないからなフゥーッハッハッハ!!」

月(目の取引も知っている・・・ノートを持っている!? まさか他に死神が!?)

リューク「お、おいどういう事だよライト」

月(僕に聞くな!) ギリッ

岡部「フ、良い加減口を開いたらどうだぁ? ん? キラ、もしくはその”下僕よ”!」

月「」 プチッ

岡部「下僕だとしたら哀れだな、キラにこき使われて、今お前はここで無様に醜態を晒すのだから!」

月「」 ブチブチ

高まってきた

月「リューク、裏切ったのか?」

リューク「えっ!? いや、そんなことしねーって」

岡部「フゥーハハハ! やっと口を開いたなライトよ!」

月「その笑い方・・・腹が立つ」

岡部「ん? そうか? だったらもっと言ってやろうフゥーハハハ!」

岡部「フゥーハハハ! 今ここにラグナロックの勝敗は決したのだ! このふぉうおういんきょうむぁが人類の悪、キラを打ち砕くことによってなフゥーハハハハハhげほっげほ」

岡部「あ、キラではなく下僕だったか? いやすまん、間違え──」

月「く・・・」

月「ふふ」

月「ふはは」

はははははははははははははははは
はははははははははははははははは
はははははははははははははははは
はははははははははははははははは
はははははははははははははははは
はははははははははははははははは
はははははははははははははははは

岡部「──!」

よし。スカイクラッドの観測者かけた。
こい!!

月「そうだ」

月「僕がキラだ」

月「ならばどうする」



月「今貴様は僕の前に顔を晒している」

月「それがどういう意味か分かっているのか?」

岡部「・・・もちろんだとも」

岡部「だがこの鳳凰院凶真! 貴様の野望を打ち砕くことなど造作も無い!」

月「ふん、まさかその”鳳凰院凶真”という偽名を使っているから大丈夫、とでも思っているのか?」

岡部「なに?」

月「お前の名前は岡部倫太郎、鳳凰院凶真なんてただの設定だ! もうとっくに調べは付いている! そんな事も気づかなかったのか!?」

岡部「気づいていたとも」

月「──なに!?」

岡部「さあ、どうした、書かないのか? 書けよ・・・所詮お前は負ける運命」

月「なら望みどおり書いてやるよO!!」 カチッ

岡部(仕込んだノート──!?)

月「岡部倫太郎岡部倫太郎岡部倫太郎!!」

月「どぉーうだ!! 僕の! ノートの切れ端に書いてやったぞ!」

岡部(だ、大丈夫だ・・・俺は・・・死なない!)

月「僕が切れ端を仕込んでるとは思わなかったのか! ノートは切れ端でも使える! そんな事も知らなかったのか!」

岡部「それは知らなかったよキラ」

月「さんじゅうはち」







月「さんじゅうきゅう」


  



月「よんじゅう!」

岡部「ぐあっ!」

月「はははは! そうだ! キラに逆らうからそうなるんだよ!」

月「安心しろ、お前の仲間もいずれそっち側に送ってやる」

岡部「くぁ・・・」 ドサッ

月「ははははははははははは」

リューク「お、おいライト」

月「どうした死神、大体お前が僕のことをキラなんて呼ぶからこんな事態に──」






岡部「鈴羽! 今だ!」

 ガシャーン

鈴羽「オーキードーキー!」

月「な、おまえは阿万音鈴──」 ゲシッガッガスッ

月「ぐぁ・・・」

!?

月「何故お前がそんな所に・・・」

鈴羽「コレ? コレあたしのタイムマシン、あたしは2036年から来たんだよ」

月「──!? にせんさんじゅ・・・馬鹿な!」

月「こいつら物理的タイムトラベルまで・・・」

月「そうじゃない、何故お前が生きている岡部倫太郎・・・!」

岡部「言っただろう、俺はお前の野望を打ち砕く、と」

月「そんな事を聞いてるんじゃない! ノートに名前を書かれても死なない人間なんていない!」

月「何かトリックが・・・トリックがあるはずだ・・・」

鈴羽「ちょっとー、静かにしなってー、君はもう現行犯なんだから」

月「う、うるさい! お前はいつまで僕を・・・こんな!」 ググググ

月「リューク、書け」

リューク「え?」

月「こいつらの名前を書けって言ってる!」

月「僕がキラだとばれたのはお前のせいでもある、さあ早く書け!」

リューク「しょうが無いな~」

リューえもん「生姜無いな~」

月(この女さえ死ねばまだ凌げる! 大丈夫だ、警察官の僕、ただの大学生の岡部倫太郎・・・勝てる!)

リューク「まぁ、あんまり期待するなよ、ライト」

月「──? どういうことだリューク!」

リューク「だって岡部倫太郎は紛れもなく本名」

リューク「ということはあれを済ませてる可能性がある」

月「あれ・・・? あれってなんだよ!」

リューク「ククッ・・・」

リューク「ほらよ、書いたぜ」

 
  橋田鈴羽

鈴羽「──! やっぱり本名ばれるんだ・・・」

>>502
橋田「鈴羽」じゃなくて橋田「鈴」な

月(今から死ぬってのになんだよこいつらのすましようは!)

リューク「さんじゅうはち」

リューク「さんじゅうきゅう」

リューク「よんじゅう」

鈴羽「・・・!」

鈴羽「良かった、成功したんだね」

月「な、なんでだよ! 何故死なない!」

岡部「このノートに書いてある」

月「そ、それはデスノート!?」

岡部「今日死ぬはずだった俺が未来のダル・・・紅莉栖に託し、そして再び俺の元へと帰ってきたデスノートだ」

岡部「そしてこのデスノートのルールには」

岡部・鈴羽・リューク「”顔を思い浮かべて4回名前を書き間違えられた人間に対し、以後デスノートは効かなくなる”」

岡部「と書いてある」

月「ば──!」

未来の人間ってノートで殺せるのか?生まれてもないから寿命なんて……

そんなルールあったのか……
なんで月君は自分にそのルール適用させなかったんだろうか

月の見せ場はメイクイーンだけだったな

月「ば・・・馬鹿な! こいつらデスノートにわざと自分の名前を・・・」

月「一歩間違えれば自分が死ぬんだぞ!」

岡部「俺はすでに一度死んだ身だ、ラボの皆を守るためなら命など惜しくはない、もっとも死ぬつもりなど毛頭も無かったがな」

鈴羽「あたしも、ディストピアが構築されているみたいが変われば自分の命なんて捨てる覚悟だったからね」

月「ばかな・・・ばかな・・・何故お前ら他人のために命を捨てられる・・・」

岡部「貴様にも仲間がいれば・・・あるいは」

リューク「ククッ、ライト、お前の負けみたいだな」

月「なんだと?」

リューク「デスノートは効かない、身動きは取れない、キラだと自白済み」

リューク「どう見てもお前の負けだよ」 ククク

月「な、ならばお前が殺せ! ノートじゃなく! お前の手で!」

リューク「バカを言うなよライト、それをやったら俺は死神界で罰が下る。それも特級だ」

リューク「つまり死ななきゃならない。とてもじゃないがライト、お前のために死ぬ気にはなれないぜ、ククッ・・・」

月「リューク!」

>>523

顔を思い浮かべて4回名前を書き間違えられた人間に対し、以後デスノートは効かなくなる。ただし、デスノートによる死を避けるため故意に書き間違えた場合は書き込んだ人間が死に、名前を書かれた人間もノートの効力からは逃れられず、本名を書かれれば死ぬ。


リューク「あばよライト、ここ数年楽しかったぜ」

月「ば──やめ──」

岡部「待てーい!」

リューク「ん?」

岡部「殺すのは駄目だ」

リューク「おい、なんでだよ、こいつはキラでお前らの敵なんだろ?」

岡部「こいつにはしっかりと罪を償ってもらう、死神であろうと殺すことを許さんっ!」

月「なんだと?」

岡部「いつになるか分からんが貴様がシャバに出た暁にはラボメンとして迎えてやっても良い」

月「バカなことを・・・言うなよ・・・」

岡部「仲間の素晴らしさ・・・知らずに死ぬのは惜しいだろ」

リューク「でもよー、こいつが死ぬまで待つなんて無理だぜ、さっさと殺──」

リューク「ってなんか前もこんなコト会った気がするな、ふーなんだこれ、面白?」

岡部「だったら所有権を無くさせればいい」

岡部「さあ、どうする、キラ、いやライトよ!」

鈴羽「ちょっと岡部倫太郎ー、こいつは大量殺人犯で──」

月「捨ててやるよ・・・」

リューク「お?」

月「ノートなんか捨ててやる!」

リューク「はいよ」

月「良いか、岡部倫太郎、お前はいつか必ず僕が地獄に送ってやる、デスノートを再び手にして! その時はノートでなんて殺さないからな! ははははは!」

鈴羽「こんなコト言われてるよー? 大丈夫?」

岡部「やれるものならやってみろ」 フフッ

 ぐにゃああああ

岡部「くっ・・・これはリーディングシュタイナー!」

岡部「そうか・・・ディストピアが・・・構築されない世界線へ・・・」

鈴羽「お別れみたいだね・・・岡部倫太郎」

鈴羽「ありがとう、未来・・・変えてくれて」

岡部「鈴羽!」

二人とも偽名?みたいなもんがあるからそれを書けば故意にはならんのかな?
鈴羽は阿万音で通ってるし
鳳凰院は……本人が強くそう名乗ってるしな

>>538
鈴羽「岡部倫太…」カキカキ
岡部「おっと手が滑ったァー!」ドン

これで過失

ブゥゥゥゥン

岡部「はっ・・・ここ・・・は」

月「何やってるんだよ倫太郎」

岡部「お前・・・ライト!」

月「何驚いてるんだよ変なやつだな、ハハッ」

月「さっきラボのメンバーとして入ったもらったのにもう忘れたのかよ」

岡部「ラボメンだとぅっ!?」

岡部(キラ・・・じゃないよな?)

岡部「おい、貴様・・・ノート・・・知らないか?」

月「ノート? なんのことだよ」

岡部「いや、分からなければいいんだ・・・」

月「じゃあとりあえず」





月「メイクイーン行こうぜ、ふひひ」
                                おしまい

ノートに似顔絵描くと死ぬとか……

これもシュタインズゲートの選択だよ
まゆりがほとんど出なかったのもそうだよ
ごめんごめんね

月「コポォ!フォカヌポゥ!」

これは月のコスプレフラグか
月「銀河美少年!!」
乙かれん~

まさか月が素で「コポォ!フォカヌポゥ!」ということになるとは…
乙!

>>1乙フォカヌポゥ!

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