夏海「れんちょん、見てなよ。ライターのガスをこうやって握り拳のなかに溜めてね…」シュゥゥゥ
れんげ「なんなのん?」
夏海「そしたら点火しまーす♪」シュボ
ボウッ!
れんげ「す、すごいのん!なっつん魔法使いみたいなのん!」
夏海「えっへっへ…面白いっしょ?れんちょんもやってみる?」
れんげ「あ、危なそうだからウチはいいのん…」
夏海「大丈夫だって。火傷なんかしないからさ」
れんげ「あ、熱くないのん…?」
雪子「こらっ!あんたはまたそんな危ない事してっ!」
夏海「げっ…母ちゃん…なんだよぅ、なんも危なくねえって」
雪子「れんげちゃんに変な事教えないの!あんたがバカな事すると小さい子も真似するでしょうが!」
夏海「ちぇ…うっさいなぁ…」
雪子「そうやってあんたは人の話を聞かないで…」
雪子「いい?あんたがいらん事して大怪我するのは勝手だけど、れんげちゃんに火傷でもさせたら母さん許さんからね」
夏海「へいへい。わっかりましたよ~っと」
雪子「はぁ…とにかくライターは出しんさい。それ父ちゃんのでしょうが」
夏海「わかったってば!ほらこれでいいんでしょ!いこっ、れんちょん」グイッ
れんげ「あっ…」
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