怪人「俺は正義の味方モンスターマン！」
怪人「この街の平和は俺が守る！！」
町人「きゃー！モンスターマンさまぁ！がんばってー！」
敵怪人「俺はダークマン！」
敵怪人「怪人の誇りを掛けて！ いざ尋常に勝負だ！！」
怪人「行くぞ！！」
敵怪人「うおおおおおおお！！！」
町人「すごい戦いだった……」
敵怪人「な、何故俺を殺さない……」
怪人「……人間を殺したら、それは殺人だ」
敵怪人「なにを……」
怪人「それでも君が怪人を続けるというのなら、ボクは何度でも叩きのめす」
怪人「さらばだ……！」
町人「きゃー！モンスターマン様ニヒルー！」
敵怪人「あいつは……いったい……」
怪人「ふぅ……」
怪人「今日も疲れたなぁ」
怪人「ボクはモンスターマン、ヒーローをしている」
怪人「いつ頃からだったか、この日本には異形の人間が現れるようになった」
怪人「人間は自分に都合のいい存在をヒーローと言い、それ以外を怪人として分類するようになった」
怪人「だけど……」
「きゃー怪人！」
「違う！俺は怪人なんかじゃない！」
警察「こっちへ来るんだ！！」
怪人「やめてください！」
「あぁっ！あれはモンスターマン！」
怪人「彼はボクの友人なんだ」
警察「そ、そうでしたか。とんだ失礼を……」
怪人「さぁ、帰ろうか」
「モンスターマン……」
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