2話の冒頭あたり
----マミホーム・リビング----
まどか「あなたの言ってること全然分からないよ・・・」
さやか「暁美ほむら、って転校生のこと?」
さやか「何で魔法少女の話を聞きに来たのに転校生の話になってるのよ」
マミ「これがソウルジェム。QBに選ばれた人間が契約によって生み出す宝石よ」
マミ「魔力の源でもあり、魔法少女であることの証でもあるの」
さやか「いや、スルーして説明続けないでくださいよ」
QB「僕は君達の願い事をなんでも一つ叶えてあげる」
さやか「あんたもスルーしないでよ」
QB「何だって構わない。どんな奇跡だって起してあげられるよ」
さやか「・・・」
QB「でも、それと引き換えに出来るのがソウルジェム」
QB「そして魔法少女になると、誰か一人。別の人物に変身できるんだ!」
ってな具合にカオスっぽいのを書きたくなったから
書く
まどか「変身って?」
QB「魔法少女の変身とは別に、通常時でも魔力を消費しないで別人の姿になれるんだ」
マミ「もちろん、変身しないでもいいのよ」
さやか「だから、それがなんで転校生の話になるのよ」
QB「まどか、君の魔法少女としての才能は素晴らしい。そして、暁美ほむらの姿になることで飛躍的に強化されるんだ」
マミ「別人の姿の状態で魔法少女になると普段より強い魔法が使えるの」
QB「君が望むならどんな願いだって叶うだろう」
さやか「まどかが・・・?」
まどか「もうっ、褒めすぎだよ!」ティヒヒ
マミ「でも、魔女退治は命がけよ。契約は慎重に考えた方がいいわ」
さやか「うぅ、悩むなぁ・・・」
QB「別にさやかに契約してくれとは言ってないけどね。君はついでだよ」
さやか「・・・」
マミ「そこで提案なんだけど。二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」
マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみるといいわ」
マミ「その上で、危険をおかしてまで叶えたい願いがあるのかどうか、ジックリ考えてみるべきだと思うの」
まどか「うーん、ほむらちゃんになれるのかぁ・・・」
さやか「転校生が二人になったらややこしいなぁ」
QB「基本的には見た目が変わるだけだから、性格とかで判別できると思うよ」
さやか「そう言っても・・・」
まどか「マミさんも、別の人の姿になれるんですか?」
さやか「そっか、マミさんも魔法少女なんだよね?」
マミ「あら?知りたいの?」
まどか「その、もしよければですけど。参考にしたいな、って・・・」
マミ「・・・いいわ。教えてあげる」
入れ替わりとか
全然違う人とか
ちょっとまぁ考えてるけどカオスだから深く考えないでいいか・・・
マミ「実は私の場合、これが変身した姿なの」
さやか「え?」
まどか「そうなんですか?」
マミ「えぇ。あんまり人には見せないんだけど、未来の後輩に嘘はつけないものね」
マミ「それじゃ、変身を解くわね」
パァァァ
さやか「なっ!?マミさんが!」
まどか「そんな・・・こんなのってあんまりだよ!」
さやか「立派なおヒゲでスーツの似合うナイスミドルになった!」
紳士(マミ)「いかにも。これが私の本来の姿だよ、さやか君」
さやか「口調まで変わった!?」
まどか「」
紳士(マミ)「あの姿でこの喋り口だと変だろう?これでも気を使っているのだよ」
まどか「」
紳士(マミ)「ん?まどか君は黙ったままどうしたのかね?」
紳士(マミ)「あぁ、なるほど。驚かせてしまったようだね」
カッコの前が変身前(正体)
カッコの中が変身後(仮の姿)
カッコなしは変身中、または変身不可です
例:紳士(マミ)⇒マミさんの正体がジェントルマンだと!
例:さやか⇒偽者だと思った?残念!さやかちゃんでした!
紳士(マミ)「すまない。君達を騙すつもりはなかった・・・分かってくれないだろうか?」
さやか「そりゃマミさんが居なかったらあたし達は使い魔にやられてたけど・・・」
まどか「あ、そ、その・・・」
紳士(マミ)「何かな?」
まどか「マm・・・紳士さんは何で魔法少女になったんですか?」
まどか「というか元が紳士なら魔法少女じゃないですよね・・・?」
紳士(マミ)「そうか、長くなるが構わないかね?」
まどか「あ、話しにくい事なら・・・」
紳士(マミ)「あれは数年前のことになる・・・」
さやか「勝手に話し始めた!」
紳士(マミ)「当時の私はアンティークの店を営んでいた」
紳士(マミ)「その日も私は車で遠方に買い付けに行っていた」
紳士(マミ)「その帰りだった。あの悲惨な事故が起こったのは・・・」
まどか「何があったんですか?」
紳士(マミ)「家族連れの車にトラックが突っ込んでね・・・」
紳士(マミ)「私もその事故に巻き込まれてしまったよ。ハンドルを切って運よく避けられたが壁にぶつかってしまった」
紳士(マミ)「幸い軽傷でね。私は車から降りて怪我人が居ないか探した」
紳士(マミ)「その時だよ。QB君に出会ったのは・・・」
QB「あれは大事故だったね。トラックで道路がふさがってしまって、、救急車の到着が遅れたんだ」
さやか「そういえば、何年か前にそんな事故あったね」
紳士(マミ)「最初は何かと思ったが、よく見るとQB君は家族連れの車に向かって話しかけていた」
紳士(マミ)「そう。そこには魔法少女の資質を持った子が居たのだ」
紳士(マミ)「それが本物のマミ君だ」
さやか「あぁ、本物のマミさんは別に居るんだね」
QB「資質を持った子だったから以前から気にかけてたんだけど。まさかあんな事になるとはね」
紳士(マミ)「そしてマミ君は願ったのだ。『自分の命を助けて』と」
紳士(マミ)「彼女は今も別人として立派に生きているよ」
まどか「そんな理由があったんですね・・・」
さやか「え?ちょっと待って?」
紳士(マミ)「何か分からないことでも?」
さやか「今のって本物のマミさんが契約した話で、紳士さんが契約した話じゃないよね?」
紳士(マミ)「はっはっはっは。さやか君は鋭いね。全くもってその通りだよ」
さやか「なんだろう。ちょっとイラっとした」
まどか「というか。魔法少女の資質がなくてもQBが見えるんですね」
QB「いや。彼女・・・じゃなかった彼には間違いなく資質があったよ」
さやか「は?」
QB「見た目は紳士だったけど、その心はまごう事なき乙女だったのさ」
さやか「なにそれ・・・」
紳士(マミ)「いかにも!」
紳士(マミ)「私は常々思っていた!」
紳士(マミ)「美少女になって女の子とキャッキャウフフしてみたいと!」
紳士(マミ)「一緒にスウィーツと紅茶を楽しんだり、プリクラ撮ったりしてみたいと!」
紳士(マミ)「これは魂からの叫びである!きっと分かってくれる人は大勢居るはずだ!」
さやか「まずい。この人危ない人だ」
紳士(マミ)「と、これが私が契約した理由だ」
紳士(マミ)「マミ君とはその後も交流があってね。生活資金を援助する代わりに、姿を借りているのだよ」
まどか「そんな・・・こと・・・ぐすっ・・ひっく・・・」
まどか「紳士さん辛かったんですね・・・」
さやか「何でまどかは号泣してんの!?まともなのはあたしだけ?」
パァァァ
マミ「まぁ、私の話はこんなところね」
マミ「ということで、良かったら私のお友達になってもらえないかしら?」
さやか「えー・・・」
まどか「はいっ、一緒にいろんなところに遊びに行きましょう!」
マミ「ありがとう、鹿目さん。とりあえずもう一杯紅茶いかが?」
マミ「本場で修行してきたの。紅茶に関しては自信があるわよ」
まどか「ありがとうございます!」
QB「マミ、僕にも!」
さやか「もうどーにでもなれ・・・」
----次の日の昼休み・見滝原中学校屋上----
まどか「さやかちゃんは願い事、何か考えた?」
さやか「いや・・・あのマミさん見ちゃうと契約はちょっといいかな、って・・・」
まどか「そっかぁ。私は願い事が決まればすぐに契約するんだけどなぁ」
ほむら「やめなさい。鹿目まどか」
まどか「ほむらちゃん!?」
さやか「転校生!もっと言ってやってよ!」
ほむら「魔法少女になるってことは、たった一つの願い事のために全てを捨てるって事よ」
さやか「そーだそーだー」
ほむら「気が合うわね、美樹さやか!」
さやか「転校生、いやほむら!一緒にまどかの契約を止めよう!」
まどか「ええー・・・」
まどか「魔法少女になってみんなの役に立てる事もそうだけど」
まどか「ほむらちゃんみたいな美人さんになれるのも嬉しいの」
ほむら「なるほど、否定はしないわ」
さやか「そこは否定しろよ!」
まどか「だから私は契約したいの!」
ほむら「ダメよ。何度も言うけど遊びじゃないの。きっと後悔するわよ」
まどか「ほむらちゃんだって契約したんでしょ?誰かに変身できるんでしょ?」
まどか「ズルいよほむらちゃんばっかり!私も契約する!」
ほむら「なっ、それは今関係ないでしょ!」
まどか「関係あるもん!」
ほむら「とにかく駄目なものはダメなの!」
まどか「もうほむらちゃんなんか知らない!」
ダダダダダ
さやか「行っちゃった・・・」
ほむら「・・・」
さやか「そういえばほむらも誰かに変身できるんだよね?誰になれるの?」
ほむら「貴女には関係のないことよ」
さやか「興味あるのに・・・」
さやか「とりあえず、マミさんの魔法少女体験コースがあるんだけど」
さやか「あたしもまどかと一緒にそれに付いて行って、契約しそうになったら止めるよ」
ほむら「えぇ、お願いするわね。私は巴マミと険悪な状態だから助かるわ」
さやか「本当は行くのを止めさせるのが一番なんだけど、まどかって言い出したら変に頑固だから・・・」
ほむら「そんなことはないと思うけど・・・」
さやか「まぁ幼馴染だからさ、まどかのことならほむらよりは知ってるよ」
ほむら「あら?まどかの事で私に勝てると思ってるなんて哀れね」
さやか「強がりに聞こえないから怖いよ・・・」
----放課後・薔薇園の魔女結界----
マミ「ティロ・フィナーレ!」(凄くいい発音で)
ドーン
ゲルト「ウグォォォォォォ」
カチャン
マミ「やっぱり紅茶は淹れたてに限るわね」ズズッ
まどか「マミさんやったぁ!」
マミ「鹿目さん、応援してくれてありがとう!」
まどか「イェーイ!」ハイタッチ
マミ「ヘーイ!」ハイタッチ
さやか「出番がなかった上にテンションについていけない」
----廃ビル内部----
さやか「あ、結界が消えた。魔女が消えると結界ってなくなるんだ」
まどか「それが魔女退治の報酬なんですか?」
マミ「えぇ、グリーフシードよ。これでソウルジェムを浄化するの」
マミ「ソウルジェムは魔力の消費や、ネガティブな感情で濁ってしまう」
マミ「ソウルジェムが濁りきると魔女になってしまう。そしたらこの姿になれなくなってしまうもの」
まどか「えぇ!?それは大変ですね!じゃあグリーフシードって大切なものなんですね」
マミ「そうよ。だから良く覚えておいてね?」
さやか「今凄く重要な話が混ざってた気がするんだけど、気のせいかな?」
QB「本来なら魔法少女になる子には黙っている事なんだけどね」
QB「彼女があまりにもしつこく確認するものだから喋ってしまったよ」
マミ「あら。メリットだらけの契約ほど怖いものはないわ」
マミ「子供は騙せても、私みたいなちゃんとした大人は騙せないわよ」
マミ「うまい話には裏がある、ってね」
まどか「そんな・・・それじゃマミさんもいつか魔女に・・・?」
マミ「大丈夫よ。この姿で居られる限り、絶望なんてないもの!」
まどか「すごいよマミさん!」
さやか「昨日感じたよりよっぽど危ない人だったみたいだ」
マミ「後1度ぐらいは使えるわね」
ヒュッ
まどか「え?投げちゃうんですか?」
パシッ
マミ「貴女に差し上げるわ。暁美ほむらさん」
さやか「え?ほむら居んの?」
カツカツカツ
ほむら「巴マミ、彼女を魔法少女に勧誘するのはやめなさい」
マミ「私は鹿目さんに魔女退治がどういうものかを見せているだけ」
マミ「契約するかを決めるのは彼女自身よ」
ほむら「貴女が魔女に敗れたらどうするの?二人とも巻き添えよ?」
マミ「あら、そんなことを気にしていたの?」
マミ「それなら安心して。万が一にも私が死んだ場合、二人は即座に結界の外に飛ばされるように細工してあるから」
マミ「むやみに他の人を危険に晒す事なんてしないわ」
ほむら「なんですって!?」
ほむら(ドヤ顔で話したのに切り返えされた!)
まどか「ほむらちゃん!私なら大丈夫だよ!だから心配しないで」
ほむら「貴女に契約されるのは困るのよ!」
マミ「あら?貴女も鹿目さんの潜在能力に気づいていたのね?」
マミ「自分より強い相手は邪魔者ってわけ?イジメられっ子の発想ね」
ほむら「違うもん!」
さやか「ちょ、落ち着けってほむら。あっちのペースに巻き込まれてどうすんのよ」
ほむら「ごめんなさい、取り乱してしまったわね」ファサァ
ほむら「ともかく、契約すると後悔するわ。やめておきなさい」
まどか「ほむらちゃんの頑固者!」
ほむら「なっ!?そんな事ないわ!」
まどか「べーっ、だ!」
さやか「ちょ、落ち着こう。みんな一旦落ち着こう」
さやか「とりあえずこんな所じゃあれだしさ、どっかお店でも入ってゆっくり話そうよ」
マミ「それなら私の家でどうかしら?」
ほむら「自分のテリトリーに誘い込んで始末するつもり?」
マミ「そんなことは考えてないわ」
マミ「ケーキと紅茶ぐらいは出すわよ?」
まどか「わーい、ケーキ!」
さやか「くっ、そこまで言われたら仕方ないよね。決してケーキに釣られたわけじゃないよ」
ほむら「なんて卑怯なの!それじゃ行くしかないじゃない!」
----マミホーム・リビング----
マミ「紅茶が蒸れるまで少し待ってね」
まどか「ケーキまだかなー」ソワソワ
マミ「まさかお友達が3人もうちに来てくれるなんて。それに一緒にティータイムなんて嬉しいわ」
さやか「ほむら、既に友達枠にされてるよ?」
ほむら「構わないわ。敵対することに関しては私も本意ではないもの」
さやか「割り切るの早いなぁ」
ほむら「それよりもケーキはまだかしら?待ちきれないのだけれど」ソワソワ
さやか「クールっぽい言い方でもまどかと変わんないよ・・・」
ほむら「」モグモグ
まどか「うわぁ、おいしい」
マミ「嬉しいわ。本格的にパティシエの修行をした甲斐があったわね」
ほむら「これは認めざるを得ないわ」
さやか「悔しいけどおいしい。中身は変態なのに・・・」
マミ「本当はブランデーを少し入れると更においしくなるんだけど」
マミ「ちょっと好みが分かれる味になるから、みんなにはちょっと早いかもね」フフッ
ほむら「と、言うことでまどかを魔法少女に誘導するのはやめて欲しいの」
マミ「暁美さんが鹿目さんを心配してるのは分かったわ。ただ・・・」
まどか「どんな願い事にしようかなぁ。さやかちゃんをイケメンに・・・いや、仁美ちゃんも・・・」
マミ「本人がとても乗り気だし・・・」
さやか「なんか物騒なこと口走ってるんだけど」
ほむら「やめなさい。私が言うのもなんだけど、魔法少女なんていいもんじゃないわよ」
マミ「むっ!」ピクッ
マミ「それは聞き捨てならないわね。少なくとも他人に変身出来る点は評価するべきよ」
さやか「そこじゃない、評価する場所はそこじゃない!」
ほむら「あら?誰かになれる力なんて更なる絶望を生むだけよ」
マミ「なんですって!」
パァァァァァ
紳士(マミ)「それは看過できる発言ではないな、ほむら君!」
ほむら「えっ、誰!?」
さやか「マミさんの中の人。変態紳士」
紳士(マミ)「それも聞き捨てならん。変態と紳士は紙一重!私はどちらかといえば紳士だ」
さやか「変態を含んでるのは認めるんだ・・・」
紳士(マミ)「どうやら君達には私の魂からの叫びを聞く必要があるようだ」
紳士(マミ)「そこに座りなさい!」ビシッ
さやか「ほむらが地雷踏んだ・・・」
紳士(マミ)「いいかね?まず第一に君達は・・・」
さやか「ほむら、どうすんのよ」ボソボソ
ほむら「どうするったって、あんな熱弁振るってる相手に何か言える訳ないでしょ」ボソボソ
さやか「あんたが余計な事言うから!」ボソボソ
ほむら「さやかだって一言余計だったでしょ」ボソボソ
紳士(マミ)「聞いてるのかね!」ビシッ
さやか「はいいいい!」
ほむら「聞いてます聞いてます!」
紳士(マミ)「ほむら君、君だって契約した魔法少女だろう?誰かに変身できるのだろう?」
紳士(マミ)「それなら先ほどの発言はいささか度を越えていたのではないかね?」
ほむら「は、はぁ・・・?」
QB「おや、何を話しているんだい?」
紳士(マミ)「QB君、いいところに来た。君からも言ってやってくれたまえ」
QB「何をだい?とりあえず、まどか 契約してよ」
ほむら「させないわ!」バッ
QB「君は・・・また僕の邪魔をするんだね」
ほむら「えぇ、まどかとは契約させないわ!」
まどか「え?ちょっとまってね?」
まどか「今さやかちゃんをスレンダー系美青年にするか、ガチムチナイスガイにするか悩んでるから」
QB「本人は契約することしか頭に無いみたいだけど?」
ほむら「まどかぁぁぁぁぁぁ!」
さやか「っていうか何であたしが願いの対象なのよ!」
QB「さぁ、鹿目まどか。君はどんな願いでソウルジェムを輝かせるのかな?」
ほむら「させないわ!」ガシッ
紳士(マミ)「何をするんだほむら君!」
ガラッ ポーイ
QB「これはあんまりじゃないかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ヒューン
さやか「窓から投げ飛ばした・・・」
ほむら「あのぐらいじゃ死にはしないわ」
紳士(マミ)「君は何て事をするんだね!」
紳士(マミ)「仮にも生き物だろう。それを窓から投げ捨てるとは!」
紳士(マミ)「えぇい、やはり君とは仲良く出来ないようだ!今日は帰ってくれたまえ!」
バタン
さやか「追い出されちゃった・・・」
ほむら「・・・」
----翌日放課後・見滝原市病院----
まどか「上条君、会えなかったの?」
さやか「なんか都合悪いんだって。折角会いに来たのに失礼しちゃう」
さやか「それはともかくさ。まどか、契約なんてやめなよ」
まどか「えぇー、折角さやかちゃんをガチムチナイスガイにしてあげようと思ったのに」
さやか「よりによってそっちを選んだの!?迷惑以外のなんでもないよ!」
QB「その願いだと、魔女をガチムチナイスガイにして筋肉を膨らませて爆破するか」
QB「あるいは自身がガチムチナイスガイになって魔女を殴り倒す能力になるね」
まどか「えぇー、それはちょっとなぁ。あ、でもほむらちゃんの外見だから・・・」
QB「後者の場合、君の資質と変身姿の相乗効果で パンチ1発が大型ミサイルと同等の破壊力になるだろう」
さやか「化け物ですやん」
まどか「さやかちゃんは契約しないの?」
さやか「あたしは・・・正直マミさんみたいな人と付き合える自信がないよ」
まどか「マミさんいい人なのに。ほむらちゃんだって魔法少女だよ」
さやか「でもなぁ・・・」
QB「契約したら他の誰かの姿になれるよ!」
さやか「別になりたいとも思わないけど・・・」
QB「上条恭介とかどうかな?」
さやか「」ピクッ
QB「契約して彼に変身できるようになれば、あんな所やこんな所もいつでも見放題・触り放題」
さやか「」ピクピクッ
QB「悪くない取引だと思うけど」
さやか「いやぁ、うん。まぁちょっと・・・かなり前向きに考えるよ」
QB「そうかい?」
まどか「それじゃ、さやかちゃんも後は願い事だけだね」
まどか「ところで、お話中だったから言わなかったんだけど」
さやか「ん?」
まどか「さっき病院の駐輪場のところにグリーフシードがあったよ」
さやか「言おうよそういう事!」
タッタッタッタ
QB「本当だ。しかも孵化しかかってる!」
さやか「うわぁ、やばいんじゃないこれ?まどか、マミさんの携帯番号分かる?」
まどか「ううん。ツイッターしか分からない」
さやか「何でよりによってツイッターだけなのよ」
さやか「あたしもほむらの番号わかんないしなぁ・・・」
まどか「ぐりーふしーどなう・・・っと」
さやか「おぃぃぃ!」
まどか「大丈夫。私が契約して魔女を倒せばいいんだよね!」
さやか「え?」
QB「え?ちょ、まっ」
まどか「私の願いはさやかちゃんをガチムチナイスガイにすること」
QB「その祈りは・・・っ!」
まどか「さぁ、叶えてよ!QB!」
さやか「待て。待って。待ってください」
まどか「ちょっと、いいところなんだから邪魔しないでよ」
さやか「邪魔もするよ!なんであたしなの!」
まどか「これが最良の方法だと思ったの」
さやか「なんのだよ!」
マミ「お待たせ!」
まどか「あっ、ここですマミさん!」
さやか「えぇ!?マミさん来たし・・・早すぎでしょ・・・」
----お菓子の魔女結界内部----
マミ「ツイッターとは冴えた手だったわ」
さやか「えぇー・・・」
マミ「これなら魔女を取り逃がすことも・・・」
まどか「あ・・・ほむらちゃん!」
ほむら「今回の魔女は私が狩る。貴女は手を引いて」
マミ「貴女のことは信用できないわ。そっちこそ手を引いて頂戴」
ヒュン ギュゥ
ほむら「なっ!?こんなことしてる場合じゃ!」
マミ「安心して。大人しくしていればちゃんと帰りに開放してあげる」
ほむら「ぐっ・・・」
ほむら「さやかっ!QBを抱えて外へ逃げて!」
さやか「よし来た!それなら契約できないしね!」ガシッ
QB「な、何をするんだ!」
ダーッ
まどか「えぇー・・・」
マミ「QBは別に魔女退治に必要ないし・・・行きましょうか・・・」
----お菓子の魔女結界内部・魔女の部屋----
さやか「迷子になった・・・」
QB「ここは魔女の部屋だね」
さやか「えぇ!?それってマズいんじゃないの?」
QB「さやかが僕を抱えて逃げたんだろう!いつもいつも考えなしで行動して。いい加減にしてくれ!」
さやか「ちょ、そんな怒らないでよ」
QB「魔女の孵化前だったからいいものの!そうじゃなければ既に死んでるよ」
さやか「ゴメンってば。怒鳴ることないでしょ」
QB「いいや。この際だから言わせて貰うよ!大体君はいつも僕の邪魔ばかり・・・」
さやか「あぁ、もうっ!」
----お菓子の魔女結界内部・深部----
まどか「マミさん。やっぱり私、契約します。一緒に戦いたいんです!」
マミ「大変だよ・・・?怪我もするし、恋したり遊んだりする時間だってなくなっちゃうよ?」
まどか「それでも頑張ってるマミさんの事、憧れてるんです!」
マミ「憧れるほどのものじゃないわ・・・いつも一人ぼっちで・・・」
まどか「マミさんはもう一人ぼっちじゃないです!」
マミ「・・・」
マミ「本当に・・・これから私と一緒に戦ってれるの?傍に居てくれるの?」
まどか「はいっ」
マミ「もう一人でお茶しなくていいの?プリクラも一緒に撮っていい?」
まどか「はい。一緒にお茶しましょう。プリクラだって撮り放題です!」
マミ「私・・・もう一人ぼっちじゃないんだ!」
----お菓子の魔女結界内部・魔女の部屋----
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「え?何これヤバくない?」
QB「マズい、孵化が始まる!」
さやか「どうすんのよ!」
QB「とりあえず逃げよう!魔女が出てくる!」
ガタガタガタガタ ポーン
シャルロッテ「・・・」
さやか「うおおおおお!?」
マミ「っそぉい!」ドーン
さやか「マミさん!?」
QB「助かった!マミの攻撃で魔女が吹っ飛んだよ!」
マミ「鹿目さんたちはそこの影に隠れて!」
マミ「さぁ!とっとと片付けてプリクラ取りに行くわよ!」
ダンダダダダダン
マミ「パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ」(凄くいい発音で)
ダンダダダダダン
マミ「ティロ・フィナーレ!」(凄くいい発音で)
ドーン
マミさんのデカパイ揉みたい
>>70
紳士(マミ)「私でよければ構わんが?」
シャルロッテ「」←なんと中から恵方巻きが!
グオッ
マミ「え・・・?」
まどか「マミさん!」
さやか「やられる!?」
シャルロッテ「」グォォ
ビュンッ ブンブンブン ドゴォ
シャルロッテ「!?」
まどか「え?何?ハンマー?」
さやか「巨大な木槌が飛んできて魔女を吹っ飛ばした!」
マミ「あ・・・貴女は!」
「私の可愛い生徒達を危険に晒すなんていい度胸ね」
まどか「早乙女先生!?」
さやか「早乙女先生!?」
和子「悪いことをする魔女は私が裁くわ!」
さやか「何?どういうこと?」
まどか「先生が魔法少・・・魔法熟女!?」
和子「鹿目さん、後で詳しく話をするわ。その発言も含めてね」
まどか「」ビクッ
シャルロッテ「何やあんさん!なにするんや!」
シャルロッテ「あれ?うち喋れる?どういうこと?」
和子「私の木槌で攻撃された魔女や使い魔は、一時的に言葉を話すことが出来るのよ!」
和子「さぁ、魔女さんに聞くわ」
和子「目玉焼きはとは固焼き?それとも半熟かしら?」
シャルロッテ「なんやて!それをうちに聞くんか!」
シャルロッテ「そんなの・・・半熟に決まってるやろ!」グアァ
和子「あらそう?」
ドガーン
シャルロッテ「ぎゃああああああああああ!?」
シャルロッテ「半熟・・・万歳・・・」ガクッ
さやか「魔女が爆発した・・・?」
和子「残念。判決は死罪。答えは『どっちでもいい』よ」
さやか「中沢ー!じゃなかったけどとりあえず中沢ー!」
まどか「中沢君は毎日命がけの質問に答え続けていたんだね・・・」
----マミホーム・リビング----
和子「この部屋に来るのも久しぶりね」
ほむら「ちょっと、どういうことなのよ。何で早乙女先生が」ヒソヒソ
さやか「あたしだって分からないよ、というかなんでほむらまで来てるの?」ヒソヒソ
マミ「暁美さんの警告を無視したのは私だもの。悪いことをしてしまったわ」
マミ「早乙女先生が来なかったら死んでいた・・・」
まどか「まさか先生が魔法熟女だったなんて」
和子「鹿目さん、次言ったら怒るわよ」
マミ「これについては変身を解除した方が分かり易いと思うの」
パァァァァ
紳士(マミ)「こういうことなのだよ」
マミ(和子)「こっちの姿も久しぶりね」
ほむら「!?」
さやか「マミさんが紳士になって早乙女先生がマミさんになった!」
まどか「何が起こったの!?」
紳士(マミ)「見た通りだよ、さやか君。彼女が本物のマミ君だ」
さやか「えぇ!?先生が!?いつから?」
マミ(和子)「少なくともあなたたちの担任の間はずっとよ?」
まどか「それって入学したときからじゃないですか!」
マミ(和子)「えぇ。二人のこともずっと見守ってきたわ」
さやか「なんと・・・」
まどか「先生がマミさんだったなんて・・・あれ?でもマミさんは紳士で・・・あれ?」
ほむら「落ち着いてまどか。早乙女先生の巴マミと紳士の巴マミは別人よ」
さやか「余計訳わかんなくなったよ!」
まどか「マミ・・・?マミまみ?マミ・・・?」ブシュー
さやか「うおっ!?まどかの頭から煙が!」
まどか「」バターン
ほむら「まどかー!」
10分後
紳士(マミ)「とりあえず、まどか君はベッドに寝かせたよ」
さやか「まどかに変な事したら容赦しないから」
紳士(マミ)「何を言っとるのだね、さやか君?」
紳士(マミ)「折角出来た友人に手を出すはずがなかろう」
紳士(マミ)「それに私は百合に関してはプラトニック派だ」
さやか「あぁ、この人本格的にダメだ。これからツッコむのは辞めよう・・・」
ほむら「・・・」
マミ(和子)「暁美さん、どうしたの?深刻な顔をして?」
ほむら「いえ、何でもありません・・・」
ほむら「それで、事情を説明してもらえるかしら?」
紳士(マミ)「よかろう。ほむら君は私たちが契約した経緯を聞いているかな?」
ほむら「さやかから少し・・・まぁ大体は分かっていると思うわ」
紳士(マミ)「簡単に言えば、マミ君は事故から助かるために」
紳士(マミ)「そして私はマミ君が強く生きていける心を手に入れるために契約したのだ」
さやか「え?それは初耳なんだけど?」
紳士(マミ)「事故があったあの日、マミ君はQB君と契約して魔法少女になった」
さやか「ですよねー。やっぱりスルーですよねー」
紳士(マミ)「ただ、そこで問題が発生したのだ」
ほむら「問題というのは?」
マミ(和子)「私の命は助かったのだけど、両親が死んで独りぼっちになって」
マミ(和子)「心がすぐに限界を迎えてしまったの」
紳士(マミ)「私ではマミ君の心を救うことが出来なかったのだ」
紳士(マミ)「マミ君のソウルジェムは限界だった。浄化してもすぐ穢れてしまう」
紳士(マミ)「しかし、マミ君は契約済。私の資質ではご両親を生き返らせることは出来ない」
紳士(マミ)「そこで私はマミ君が独りで生きていけるような心を持つように願ったのだ」
ほむら「なるほど・・・そのための副作用はかなり深刻ね」
QB「そんなこともあったね」
さやか「あれ?あんたいつから居たの?」
QB「最初からずっとだけど?というかさやかが連れてきたんじゃないか」
さやか「そうだった・・・存在感が薄かったから忘れてたよ」
紳士(マミ)「そしてマミ君は一人で生きていくのに適した成人女性の姿に」
紳士(マミ)「私はかねてよりの希望だった美少女の姿にそれぞれ変身できるようにしたのだ」
紳士(マミ)「マミ君が突然居なくなっても騒ぎにならないようにという意味もある」
さやか「え?本物のマミさんもそのときに変身できる姿を決めたの?契約した後?」
QB「あれ?変身する対象は契約後はいつでも決められるって前に説明したよね?」
さやか「聞いてないんだけど・・・」
QB「そうか。じゃあ今言ったよ」
さやか「」イラッ
紳士(マミ)「もっとも、決められるのは1度だけだ。慎重に選ばないといけない事には変わらない」
ほむら「ところで、本物の早乙女先生はどこへ?」
マミ(和子)「早乙女先生は私の1年のときの担任だったのだけど」
マミ(和子)「私が事故にあった後、しばらくして行方不明になってしまったの」
紳士(マミ)「魔女の手に掛かったというのが我々の見解だ」
ほむら「そう・・・」
さやか「なんか重い話になってきた」
マミ(和子)「でも、ちょうど万年独身の人だったのが不幸中の幸いだったわ」
さやか「早乙女先生に謝れっ!」
紳士(マミ)「ともかく、説明はこんなところだ」
パァァァァ
マミ「それじゃ、お茶にしましょうか」
マミ(和子)「手伝うわね」
マミ「いいのよ。お客様なのだから座っていて」
さやか「マミさんが二人居る。何この異常事態」
ほむら「まさにマミマミね」
QB「マミ、今日の紅茶はオレンジペコがいいな!」
マミ「さぁ、本日のケーキよ!」
ほむら「待ってました!」
さやか「まどか起こしてきた方がいいかな?」
マミ(和子)「大丈夫よ」
ガラッ
まどか「ケーキの匂いがした・・・」ポケー
マミ(和子)「ほらね?」
さやか「・・・」
----夜・まどホーム リビング----
まどか「いただきまーす」
知久「よく噛んで食べるんだよ」
タツヤ「あうー、のこしゃない」
知久「タツヤはいい子だなぁ」
ガチャ タダイマー
まどか「あっ、ママ。おかえりー」
詢子「よっ、まどか元気してたか?」ギュゥ
まどか「ちょっと、ママ。もう子供じゃないんだから抱きつかないでよー」
詢子「いいじゃんか。減るもんじゃないし」ギュー
まどか「もうっ!」
知久「君は夕飯はどうするんだい?」
詢子「もちろん食べるよ。おなかペコペコさ」
知久「それじゃ、すぐ準備するからね」
まどか「やっぱりパパの料理はおいしいなぁ」
詢子「あぁ、最高だ。あたしはいい夫を貰ったよ」
知久「ははっ。レシピ通り作ってるだけだよ。まどかだって出来るさ」
まどか「えー?そうかなぁ?」
知久「そうだとも。今度一緒に料理するかい?」
まどか「うん、じゃあパパお願いね」
知久「あぁ、任せてくれよ」
詢子「ところでまどか。最近何だか悩んでたみたいだが、大丈夫か?」
まどか「あぁ、えっとね」
まどか「魔法少女にならないかって誘われてるんだけど、願い事が決まらなくて・・・」
ガタッ カチャン
タツヤ「うあっ!?」
知久「あっ、タツヤ。フォークを落としちゃったね。洗ってこないと」
詢子「魔法少女?願い事?なんだそりゃ?」
まどか「実はまどまどほむほむって事なの」
詢子「ふーん、願い事を1つ叶える代わりにねぇ・・・」
まどか「さやかちゃんをガチムチナイスガイにしようとしたら、凄く反対するんだもん」
詢子「ははっ、なんだそりゃ」
まどか「ママだったらどうする?」
詢子「うーん・・・それ以前にあたしはまどかが魔法少女になるのは反対だな」
まどか「えぇ!?なんで?」
詢子「そんな危ないことを、まどかにさせる訳には行かないよ」
知久「そうかい?僕はいいと思うけど」
まどか「パパっ!」
詢子「知久・・・そりゃどういうことだい?」
知久「折角まどかが自分でやりたい事を見つけたんだ、それなら僕達は応援してあげないと」
詢子「とは言ってもなぁ・・・」
知久「ちゃんと面倒を見てくれる先輩だって居るんだろ?大丈夫さ」
まどか「今日の昼間はちょっと危なかったけどね」
詢子「ほら見ろ。やっぱり危ないんじゃないか」
知久「結果的に助かったんだから大丈夫さ」
詢子「馬鹿言うな。もしまどかがマミったらどうするんだ」
まどか「マミる?」
----まどホームのリビングが覗ける場所----
ほむら「あら?まどかの両親が口論を始めたわね」
さやか「いや、なんであたしらはまどかの家を覗いてるのさ」
ほむら「私たちの見ていない場所でQBが契約を迫るかもしれないじゃない」
さやか「それにしたってやりすぎじゃ・・・」
ほむら「どんなことをしてもまどかの契約を阻止しないといけないのよ」
さやか「はぁ・・・?」
----翌日放課後・繁華街----
仁美「」フラフラ
まどか「仁美ちゃん?どうしたの?どこか行くの?」
仁美「えぇ、TUT○YAに」フラフラ
まどか「そっかぁ、何借りるの?」
仁美「実写版ヤッ○ーマンですわ」フラフラ
まどか「?」
仁美「実写版怪物○んも一緒に借りる予定ですの」フラフラ
まどか「あぁ、あ○し繋がりかぁ。私も一緒に行っていい?」
仁美「勿論ですわ。まどかさんも一緒に行きましょう」フラフラ
----工場地帯----
まどか「あれ?TUT○YAってこのあたりだっけ?」
仁美「」フラフラ
まどか「何だか様子がおかしい。それに周りにも変な人が増えてきたよ・・・」
「マイ○ル・ベイの・・・トラ○スフォーマーを・・・」
「うふふ・・・ドラ○ンボール・エヴォ○ューション・・・」
「俺は松○映画のテニ○の王子様を見るぞー!」
まどか「えぇ!?何で実写ばっかり」
まどか「もしかして魔女?あぁ!よく見たら仁美ちゃんの首に魔女の口付けがあるよ!」
まどか「マミさんに連絡しないと・・・」
----工場地帯・とある工場----
「いいかぁ、ガッカリするのは一瞬だ」
「公開されたらあっという間に大満足だ」
まどか「えぇー・・・」
仁美「さぁ、神聖な儀式が始まりますわ!」
まどか「儀式?」
仁美「実写化映画のみの鑑賞会が始まりますの!」
まどか「ああ、うん。平和だよね。焦って損しちゃったよ」
「おい、あの子。実写映画派じゃないぞ」
「なんだと?捕まえろ!」
まどか「と思ったらやっぱりそんなことなかったよ!」ダッシュ
「追え!逃がすな!」
----工場地帯・とある工場・作業部屋----
バタンッ
まどか「はぁっはぁっ、何この状態・・・」
ドンドン アケロ!!
まどか「おわっ、ヤバい。どうしよう!?」
ズズズズズズズ
まどか「え?まさか魔女の結界・・・?」
まどか「こんなことなら早く契約しておけばよかった!」
----ハコの魔女結界内部----
エリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
エリー「アンタモ ジッシャカ シテヤンヨ!」
まどか(あぁ・・・早く契約しないからバチが当たっちゃったんだ・・・)
まどか(実写版魔法少女まどか☆マギカ・・・・)
まどか(どう考えても地雷だよね・・・)
エリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
「そんなことはさせないわ!」
ドーン
まどか「あ・・・マミさん!QB!」
マミ「お待たせ。遅くなってごめんなさい!」
QB「まどか!大丈夫かい?」
エリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
マミ「実写なんかで私のこのエレガントな髪型が再現できるわけないでしょ!」
ガチャ ドーン
エリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
ポポポーン
マミ「くっ、こんなに大量の使い魔を出せるなんて!」
タッタッタッタ
さやか「まどかっ!」
ほむら「巴マミ、加勢しに来たわ」
マミ「暁美さん!?」
ほむら「私が使い魔を叩く。貴女は本体をお願い」
マミ「・・・分かったわ」
さやか「おぉ、ついにほむらが戦ってる姿を見られるのか!」
キィン ヒュッ シュパパパパパパ
ほむら「はい、終わり」
さやか「はやっ!?」
さやか「えぇ!?1秒掛かってないよ!目で追うのがやっとだったよ!」
ほむら「この程度の相手ならこんなものよ」
さやか「なんてこった・・・」
さやか「それにしても弧を描いて飛んでいく感じは綺麗だったなぁ」
ほむら「褒めても何も出ないわよ」
マミ「これで終わりよ!」
マミ「ボンバルダメント!」(極めていい発音で)
ドカーン
エリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
まどか「マミさんやったぁ!」
ヒューン
さやか「ほむら!危ない!」
ほむら「え?」
ゴンッ
ほむら「」ズザァ
マミ「暁美さん!?」
まどか「ほむらちゃん!」
マミ「ごめんなさい!調子に乗って撃った魔女が飛んでいって暁美さんの頭に直撃するなんて・・・」
ほむら「」
さやか「まさか死んじゃったんじゃ・・・」
まどか「えぇ!?ほむらちゃん、死んじゃ嫌だよぉ!」
マミ「大丈夫、魔法少女はソウルジェムが無事なら死なないわ」
マミ「でも、かなり強く頭を打ったみたいだから私の家でしばらく休ませましょう」
あとどん位で終わりそう?
----マミホーム・ベッドルーム----
ほむら「」
QB「ほむらは大丈夫そうかい?」
マミ「えぇ、意識を失っているだけ。命に別状はないわ」
まどか「よかったぁ・・・」
さやか「一時はどうなることかと思ったよ」
QB「そうか、それじゃあ僕はちょっと用事があるから失礼するよ」
マミ「それにしても、暁美さんの魔法は凄かったわね」
さやか「マミさんも見てたんですか?」
マミ「えぇ、弓から打ち出された矢があまりにも綺麗で、一瞬見惚れてしまったわ」
ほむら「う・・・うぅーん・・・」
さやか「あれ?ほむら気づいた?」
ほむら「ほむら・・・ちゃ・・・契約・・・」
さやか「寝言・・・?でもこれって・・・」
まどか「ほむらちゃん、自分の名前を呼んでる?」
マミ「やっぱりそうなのね・・・」
まどか「マミさん?」
マミ「暁美さんのこの姿は、既に変身した後のものよ」
さやか「えぇ!?」
まどか「それってマミさんと一緒ってことですか?」
マミ「そうね・・・それじゃあ元は誰なのかしら?」
さやか「やっぱり、ほむらを知ってる人ですよね。友達とか?」
マミ「それは本人に聞くしかないわ・・・」
ほむら「う・・・ここは・・・?」
さやか「あ、ほむら気が付いた?」
まどか「マミさんの家だよ。ほむらちゃん、気を失ってたの」
マミ「ごめんなさい。私の不注意で・・・」
ほむら「構わないわ。まどかが無事でよかった・・・」
ほむら「QBは?」
さやか「さっきどこか行ったよ。まどかは契約してないから大丈夫」
ほむら「そう・・・」
マミ「ねぇ、暁美さん。聞いていいことか分からないけど、貴女は・・・」
ほむら「・・・気づいちゃったんだね」
さやか「ほむら?」
ほむら「言わないで済んだら良かったんだけど。契約を止めるには手っ取り早いかな・・・」
まどか「え・・・?」
ほむら「みんな、騙していてごめんなさい・・・」
ほむら「変身を解除します・・・」
パァァァァァ
まどか「嘘・・・」
さやか「え?何で?どうなってんの?」
マミ「まさか・・・」
まどか(ほむら)「本当にごめんなさい・・・」
まどか「私・・・?」
さやか「ちょ、どういうこと!?」
マミ「まさか、鹿目さんも既に契約していて本当の姿が別にあるの!?」
まどか「え、いえ。まだ契約してません。ソウルジェムだってないですよ」
まどか(ほむら)「わたしが全て説明します」
まどか(ほむら)「わたし、別の世界から来たんです」
さやか「別の世界?」
まどか(ほむら)「なんて言うのかな・・・平行世界って言えばいいかな」
マミ「そういう世界が実在しているのね」
まどか(ほむら)「そこでQBと契約して、魔法少女になったんです」
まどか(ほむら)「変身後の姿はほむらちゃん。願いは祈りで願いを叶える力が欲しい」
さやか「何気にぶっ飛んだ願いを叶えてる・・・」
まどか「そんな願いが叶えられるんだ・・・」
まどか(ほむら)「どうしてもほむらちゃんの姿になりたかったんです」
マミ「分かるわ。その気持ち」
さやか「マミさんは少し黙っててください」
まどか(ほむら)「わたし、ほむらちゃんのことが大好きで・・・でもほむらちゃんが振り向いてくれなくて」
まどか(ほむら)「だからダメだって分かってても契約したんです」
まどか「・・・」
まどか(ほむら)「契約した直後は凄く幸せでした。憧れのほむらちゃんになれるんだって」
まどか(ほむら)「契約してすぐに変身して、服を全て脱ぎ捨てて余すところなく鏡に映して楽しんだり」
まどか(ほむら)「お風呂に入る前に変身してワクワクしたり」
まどか(ほむら)「夜ベッドに入って変身して、諸々楽しんで気づいたら朝になってたり」
まどか(ほむら)「毎日いろんな服を着て写真を撮って悦に浸ったり」
まどか(ほむら)「姿見の前でポーズを取って『愚かね、美樹さやか』とか言ってみたり」
まどか(ほむら)「『ほむらちゃん映像集』と銘打って、あられもない姿を録画して、」
まどか(ほむら)「後で変身解除してから見て楽しんだり」
まどか(ほむら)「トイレなんかもハイパーご褒美タイムでした」
さやか「あぁ、なんで魔法少女ってこんな奴しかいないんだろう・・・」
マミ「分かるわ。その気持ち」
さやか「ちょっと黙っててくださいね」
まどか「すぐにQBを探して契約しないと!」ガタッ
さやか「まどかも座ってなさい。まずほむらの話を聞こうよ!」
まどか(ほむら)「『まどか、好きよ。大好き。愛してるわ』みたいな言葉を録音して楽しんだり」
まどか(ほむら)「ほかにもいろいろやったの・・・」
まどか(ほむら)「でもね、違うんだよ・・・」
さやか「?」
まどか(ほむら)「姿はほむらちゃんでも、中身はわたしだから」
まどか(ほむら)「どうしても何かが違うの・・・」
さやか「そんだけ楽しんで、辿り着いた結論がそれかい・・・」
マミ「分からないわ。その気持ち」
さやか「黙ってろ」
まどか(ほむら)「それで、ソウルジェムがほぼ真っ黒になるほど後悔して」
まどか(ほむら)「同じ思いをするわたしが出ないように、契約を止めに来たんです」
ほぼ真っ黒wwwwwww
マミ「ということは、他の世界の鹿目さんの契約も止めたのかしら?」
まどか(ほむら)「いえ、契約して変身できる世界で、」
まどか(ほむら)「かつほむらちゃんを選ぶ世界はわたしの世界とここだけでした」
まどか(ほむら)「変身できる世界自体が稀で、その中のその他の世界はマミさんを選んでました」
マミ「あら・・・」
さやか「そんなことまで分かるんだ・・・凄いなぁ・・・」
まどか「話終わった?じゃあQB探してくるね!」
さやか「まどかは話を聞いてなかったの!?」
さやか「なんか同じまどかでも性格が全然違う気がする、なんで?」
まどか(ほむら)「さぁ・・・?」
まどか「そっちのわたしばっかりズルい!私もほむらちゃんになりたいもん!」
まどか(ほむら)「本当に後悔するからやめた方がいいって」
まどか「むーっ!いいよQB探してくる!」
まどか(ほむら)「ダメだよ!」
「僕のことを呼んだかい?」
マミ「QB!?」
QB「やぁ、まどか」
まどか「QB!契約するよ!願いは『祈りで願いを叶える力が欲しい』!」
さやか「パクッった!?」
杏子「出番まだ?」
QB「残念だけど今すぐは無理だ、少し時間をくれないかい?」
まどか「えぇ!?」
QB「今日の夜には必ず契約するよ、だから・・・」
まどか(ほむら)「契約できるわけないよね。偽者だもん」
マミ「え!?」
さやか「偽者?QBが?」
QB「・・・」
まどか(ほむら)「本物のQBと協力してるの?」
QB「やっぱり貴女に嘘はつけないわね」
パァァァァァ
ほむら(QB)「いつから気づいていたのかしら?」
まどか(ほむら)「最初からだよ」
まどか(ほむら)「QBにしては感情が豊か過ぎるもん」
ほむら(QB)「そう・・・」
さやか「QBがほむらになった・・・」
まどか「もう何があっても驚かない」
マミ「なんてこと・・・QBが・・・」
まどか(ほむら)「ほむらちゃんは、わたしの居た世界のほむらちゃん?」
ほむら(QB)「えぇ、そうよ」
まどか(ほむら)「なんでわたしの邪魔をするの?」
さやか「あぁ、修羅場ってこういう感じなのかな・・・」
まどか(ほむら)「わたしが契約しようとしたときはあんなに止めたのに!」
ほむら(QB)「・・・」
まどか(ほむら)「ほむらちゃんにとっては契約しちゃったわたしはどうでもいいの?」
ほむら(QB)「・・・」
まどか(ほむら)「ねぇ・・・」
さやか「なんで当事者じゃないのに嫌な汗が吹き出てくるんだろう・・・」
まどか「ボイスレコーダー持ってくればよかった」
ほむら(QB)「私の悲願を達成するためよ」
マミ「悲願?」
ほむら(QB)「そう・・・私の悲願・・・それはね・・・」
ほむら(QB)「二人の変身可能なまどかによる、濃密な絡み」
ほむら(QB)「まどほむ、ほむまど、まどまど、ほむほむが瞬時に入れ替わる夢のような空間!」
ほむら(QB)「そして私自身はそこに参加できないもどかしさ!あぁ!考えただけでゾクゾクするわ」
さやか「今までで一番ダメな奴が現れた・・・」
マミ「ダメよ!美少女同士の恋愛はプラトニックに限るのよ!」
さやか「マミさんもう帰ってください。ってここマミさんの家か・・・」
まどか「ZZZ」
まどか(ほむら)「ほむらちゃん」
まどか(ほむら)「わたし、ほむらちゃんの事が大好き」
まどか(ほむら)「だからほむらちゃんと仲良く出来たら、それはとっても嬉しいなって」
ほむら(QB)「ダメよ。私なんて貴女に好かれる価値がないもの。見ているだけがお似合いだわ」
ほむら(QB)「だって、本当の私は今とは似ても似つかないダメな子だもの・・・」
まどか(ほむら)「そんな理由で今まで振り向いてくれなかったの?」
ほむら(QB)「だって・・・」
まどか(ほむら)「ほむらちゃんはとっても格好いいよ。だって変身したいほど憧れてるんだもn」
ほむら(QB)「まどか・・・」
さやか「いい話になってきた」
マミ「やっぱり美少女同士が仲良くしているのを見るとドキドキするわね!」
まどか(ほむら)「ね?だから仲良くしてくれるかな?」
ほむら(QB)「・・・私なんかで良ければ喜んで」
まどか(ほむら)「うん、よろしくね。ほむらちゃん」
ほむら(QB)「えぇ、こちらこそ」
さやか「イイハナシダナー」
まどか「ん・・・・お話終わった?」
マミ「さぁ、それじゃあ仲直り記念にお茶にしましょう!」
まどか「わーい、ケーキ!」
まどか(ほむら)「わーい、ケーキ!」
さやか「この辺りは性格一緒なんだ・・・」
変態と言う名の紳士だよ
----マミホーム・リビング----
まどか(ほむら)「本当に、契約だけはしちゃダメだよ?」
まどか「うーん、でもさやかちゃんをガチムチナイスガイにしたいし・・・」
さやか「まだそんな事考えてたんだ・・・」
まどか(ほむら)「それなら私が叶えてあげるから、それで我慢して?」
さやか「おいい!?なんでだよ!」
まどか(ほむら)「え?でも、わたしの居た世界のさやかちゃんはそういう願いで契約したよ?」
さやか「なんでだよ!」
まどか「ほら、逃げられない運命なんだよ」
すごく良い笑顔でビルドアップするさやかちゃんか
しかし元のさやかちゃんのわがままボディが失われるのは惜しい
変身!と言いつつ筋肉肥大化させて服破って肉弾戦するさやか
容易に想像出来るな
マミ「まさかQBが暁美さんだったなんて・・・」
ほむら(QB)「私が入れ替わっていたのは1週間程度のことよ」
マミ「そうなの?」
ほむら(QB)「えぇ、まどかを追いかけて来ただけだし・・・」
マミ「でも、あなたの世界の鹿目さんは、祈るだけで願いが叶うのよね?」
マミ「それなら何故、暁美さんに振り向いてもらうように祈らなかったのかしら?」
まどか(ほむら)「実はあんまり万能な能力じゃないんです」
まどか(ほむら)「人の気持ちに干渉したりすることは出来ません」
マミ「なるほど、だから鹿目さんの契約阻止もあんな感じだったのね」
>>164
変身時だけガチムチになると言うのはどうか
まどか(ほむら)「さて、それじゃあ元の世界に帰りますね」
ほむら(QB)「世話になったわね」
さやか「あたし達特に何もしてないけどね」
マミ「元の世界に戻っても仲良くね?」
まどか「契約はしないけど、困ったことがあったら助けに来て!」
まどか(ほむら)「みんな、ありがとうございました」
まどか(ほむら)「それじゃ、ゲートを開いてっと」
ブィィィィン
さやか「凄い・・・何でもありだなぁ」
まどか(ほむら)「あ、いけない。忘れるところだった」
さやか「?」
ガラガラガラ
まどか(ほむら)「えいっ!」ヒュパッ
マミ「窓を開けて矢を?どこに撃ったの?」
まどか(ほむら)「内緒です。ティヒヒ」
まどか(ほむら)「じゃあねー」
ほむら(QB)「そっちも元気で」
シュィィィィン
----元の世界に戻るゲート内----
まどか(ほむら)「ねぇ、ほむらちゃん?」
ほむら(QB)「何かしら?」
まどか(ほむら)「あっちに戻ったら、変身後の姿を変えてあげるね?」
ほむら(QB)「え?」
まどか(ほむら)「わたしになれるようにしてあげる」
まどか(ほむら)「そしたら、ほむらちゃんがしたかったことも出来ると思わない?」
ほむら(QB)「ま・・・まどかぁ!」ギュゥ
まどか(ほむら)「ほむらちゃ!?ダメだってこんなところで!帰ってからね!」
ほむら(QB)「えぇ!早く!早く帰りましょう!」スタスタ
まどか(ほむら)「もうっ!ほむらちゃんってば!」
----マミホーム・リビング----
さやか「行っちゃったね・・・」
まどか「まさか別の世界の自分に会えるなんて・・・」
マミ「・・・」
マミ「ねぇ、二人ともちょっといいかしら?」
さやか「どうかしたんですか?」
マミ「こっちの世界の暁美さんとQBはどこに居るのかしら?」
さやか「あっ・・・!」
----その頃・まどホーム リビング----
詢子「ただいまー」
知久「お帰り、今日は早かったんだね」
詢子「まっ、たまにはね」
知久「まどかはまだ帰ってないけど、どうする?軽く何か食べるかい?」
詢子「んー、じゃあ適当に何か頼むわ」
知久「あぁ、分かったよ」
まろかぁ~
----まどホーム・詢子の部屋----
詢子「あー、疲れた・・・」
詢子「慣れない事をするのは疲れるわ・・・」
詢子「まどかとスキンシップがはかれて、契約しないように見張るのに都合がいいとはいえ」
詢子「まどかのお母様になったは失敗だったかしら・・・」
詢子「いいえ、弱気になってはいけないわね」
詢子「明日からも頑張りましょう!」
詢子「まどか、必ず貴女を救ってみせる!」
----まどホーム・キッチン----
知久「レシピどおりに作ればいいとはいえ、面倒になってきたなぁ」
知久「まぁ図面どおり何かをするのは僕の得意分野ではあるけど・・・」
知久「それにしても、交渉し易くするためにまどかの私生活を覗いていたけど」
知久「やっぱりまどかの父親の姿を取ったのは失敗かなぁ」
知久「魔法少女の変身と違って結構エネルギーを使うし・・・」
知久「いや、暁美ほむらも僕の姿になって協力してくれてるし」
(※そのほむらは既に帰りました)
知久「まどかの契約は目前と言っていいね」
知久「あと少しだ、頑張ろう」
知久「キュップぃ」
----まどホーム・リビング----
タツヤ「飯に困らないように適当な子供を見つけて入れ替わったはいいけど」
タツヤ「まさかこいつの姉が魔法少女候補だったなんてなぁ・・・」
タツヤ「いや、こんな幸せな家庭にいる奴が魔法少女なんてなるもんじゃない」
タツヤ「絶対に止めないと・・・」
タツヤ「でも、こんな子供の姿でどうやるか・・・」
タツヤ「あぁ、考えるの面倒だ!」
タツヤ「なるようになるさ!」
タツヤ「とりあえず、今日の晩飯は何かなー?」
アンアンキター?
----その頃 見滝原から遠く離れた療養地----
詢子「ふぅ、やっぱ温泉はいいねぇ」
知久「そうだね。まどかが来られなくて残念だよ」
タツヤ「あーうー、ねーちゃいない」
詢子「それにしても、世の中変な事があるもんだなぁ」
詢子「あたしはまどかと同じぐらいの女の子に」
知久「僕は謎の手紙に」
詢子「それぞれ深い事情があって、しばらく見滝原を離れて欲しいって言われるなんてね」
知久「僕はタツヤが心配だったんだけど、こうして一緒に居られるから気にしてないよ」
詢子「まどかももう中学生だ、あたしらが居なくても上手くやるだろ」
詢子「仕事休んで良くて、こんないい場所用意してもらって、文句はないねぇ」
知久「ははっ、君は相変わらずだね」
----その頃 世界のどこか----
ワルプルギスの夜「ハァ・・・・」←出番待ち
キィィィィィン
ワルプルギスの夜「?」
ドシュ ズドーン
ワルプルギスの夜「アハァ!?ナンデ ヤガ!?」
ボロボロボロボロ
そして見滝原は今日も平和に異常な平常運行
おわり
回答
見た目→中身
まどか→まどか
さやか→さやか
マミ→紳士
ほむら→別時間軸まどか
QB→別時間軸ほむら
和子→マミ
詢子→ほむら
知久→QB
タツヤ→杏子
え?最後のは
まどか(ほむら)が放った矢って事でいいの?
杏子出番すくねーwww
ちなみに、あんまり関係ない話ですが
紳士(マミ)のイメージはRewriteの江坂さんです
まぁ、紳士的な感じのモデルにしただけなので変態ではないですが
>>191
最大の脅威がアッサリとwwwwwwwww
乙
オマケ・まどか達の帰った別世界にて
----さやかの部屋----
さやか(恭介)「うーん、このポーズもいいなぁ」ムキィ
さやか(恭介)「恭介もマッスルマッサージで手が治ったし」ムキィ
さやか(恭介)「あたしはガチムチナイスガイになれた」ムキィ
さやか(恭介)「こんな幸せでいいのかなぁ?」ムキィ
さやか(恭介)「恭介も掘り放題だし最高だよね」ムキィ
さやか(恭介)「おっ、このポーズもいいなぁ」ムキィ
さやか(恭介)「筋肉最高!」ムキムキィ
さやかwwwwwwwwwww
ガチムチさやかじゃね?
----魔女結界内部----
さやか(恭介)「ぬぅん!魔女め!正義の魔法マッスルさやかちゃんが成敗してくれるわ!」
さやか(恭介)「ふんっ!」
ボンッ バリバリィ
さやか(恭介)「スクワルマッソォ!!」
ズゴグシャ
さやか(恭介)「スパークマッソォ!!」
ズゴグシャメリョゴシャ
まどか(ほむら)「魔法少女の服を破り捨てるの、もったいないよね」
ほむら(まどか)「いいんじゃないかしら?一応魔力で再生するし」
マミ(杏子)「それにしても、美樹さんは強すぎるわねぇ」
杏子(マミ)「あぁ、あたしもあっという間に追い抜かれちまったぜ」
QB「あれほどの攻撃力を持つ魔法少女は珍しいよ」
まどか(ほむら)「さやかちゃん凄い!」
おまけおわり
マミ杏wwwwwwww
どっちの世界も安定してんなwwwww
>>188
まさかタイトルからこんな話になるとは
途中から頭がティロティロしそうになりました(笑)
ところで過去に何か書かれておりましたら
よろしければ教えていただけませんでしょうか。
それでは乙でした。
こんな時間までお疲れ様でした
読んで下さった方、支援してくれた方
ありがとうございます
スピードアップのためとはいえ、支援請求してすみませんでした
メイン世界のまどかですが、
特に誰に好意がある設定では書いてないです
多少電波っぽく書いてますが
ほむら憧れ、さやか親友といった感じですか
カオス頑張ってみましたが、これぐらいが限界でした
期待に添えなかった方、申し訳ありません
>>201
拙い作品が多いですが
QBが契約特典を用意してメガほむに必死に迫る話
マミさんの実物ソックリな人形を作る話
ほむらとマミさんの胸のサイズが入れ替わる話
さやかが夢の世界に閉じ込められる話
まどまぎではこんな感じのSSを書きました
タイトルはご容赦ください・・・
>>203
いやいや特典つけるシリーズしっかり読みましたよ。
あんたのSSは今回のもそうだけど面白くて思わずレスしてしまう。
ほかのSSも探して読んでみます。
それではまた新しいSSを読めることを
楽しみにしてます。
>>205
去る予定でしたが、嬉しいレスを頂いたのでつい
読んでくださってありがとうございます
特典の話は、投稿抜けがあったことに最近気づきまして
可能なら少し手を加えて再作成する予定です
時期未定ですが、お目に留まる事がありましたら是非
タイトル希望されてるなら恥ずかしいのですが
QB「暁美ほむら、僕と契約して魔法少女になってよ!今なら・・・」
です。
>>203の上2個の話と下2個の話はそれぞれ連作です
と、あんまりスレに残っていても良くないので、本当に寝ます
意地が悪い感じになってしまいましたがすみません・・・
このSSまとめへのコメント
いぇい