のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」(298)

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

空き地に集まるいつもの四人。

しずか「パンはパンでも食べられないパン?」

スネ夫「なにそれ?」

ジャイアン「そんなものあんのかよ」

のび太「ふふっ、正解はフライパンでした!」

しずか「え?」

スネ夫「?」

ジャイアン「???」

のび太「フライ『パン』だからね!」

しずか「え?」

スネ夫「?」

ジャイアン「???」
しずか「のび太さん、どうしてパンはパンでも食べられないパンはフライパンなの?」

のび太「え、いや、だから、ナゾナゾだよ。フライパンは食べられないでしょ?」

スネ夫「うん、フライパンが食べられないのはわかるよ。なんでフライパンがパンなの?」

のび太「え」

ジャイアン「お前さっき、パンはパンでもって言ったよな?」

のび太「う、うん」

ジャイアン「フライパンはパンじゃないだろ?」

のび太「え、いや、フライパン・・・」

しずか「えっ!のび太さん、フライパンをパンの一種だと思ってるの?調理器具よ?」

のび太「いや、フライパンが調理器具なのはわかってるよ」

しずか「え?」

スネ夫「え?」

ジャイアン「んん?」

これイジメだろ
つかしずちゃんもかよ

ジャイアン「フライパンは調理器具だってわかってんだろ?だったらなんでパンはパンでも食べられないパンがフライパンなんだよ?」

のび太「いや、だからさ、ただのナゾナゾの答えだよ。フライパンの中にパンが入ってるでしょ?だからパンっていうナゾナゾ」

しずか「え?」

スネ夫「は?」

ジャイアン「ん?」

スネ夫「フライパンの中にパンが入ってる・・・って、どういう意味?」

ジャイアン「お前ん家のフライパンはパンでできてんの?」

しずか「パンから作るフライパンって始めて聞いたわ」

のび太「ち、違うよ、フライパンはフライパンだよ。フライパンっていう言葉の中にパンがあるでしょ?」

しずか「フライ『パン』よね」

のび太「そうそう!だからパン!」

しずか「え?」

スネ夫「は?」

ジャイアン「ん?」

ジャイアン「お、おい、のび太、パンが言葉の中に入ってるからパンっておかしいだろ」

のび太「え、いや、あの」

スネ夫「じゃあ、のび太はショパンやルパンもパンの一種だっていうのか?」

のび太「ちが、違うよ」

しずか「えっ?のび太さん、さっきフライパンの中にパンが入ってるからって」

のび太「いや、う、うん、そうだけど、ショパンやルパンはパンじゃないよ!」

しずか「ええっ??」

スネ夫「うーん??」

ジャイアン「えーと・・・?」

ジャイアン「わかった!おいスネ夫wwwみみかせwwww」

スネ夫「うんうん・・・・ふっwww・・・あはははwwwそうかwww」

しず「なあに?どうしたのよ二人ともへんなの」

ジャイアン「おい伸びた、おれが正解を教えてやるよ」

ナボタ「へ?なになに?」

ドカッ

ジャイアン「正解は『パンチ』でしたww」

しずか「フライパンはパンが言葉の中に入ってるからパンなんでしょ?」

のび太「う、うん、いや、あの」

しずか「ショパンもルパンもパンが入ってるわよ?」

のび太「う、うん」

しずか「パンじゃないの?」

のび太「あの、そうじゃなくてさ、フライパンは食べられないよね?」

しずか「食べられないないわ」

スネ夫「そうだね」

ジャイアン「ここまではわかる」

のび太「それで」

スネ夫「待って!」

のび太「!?」

スネ夫「フライパンって本当に食べられないの?」

ジャイアン「おいおい、スネ夫、お前まで何を言い出すんだよ?」

スネ夫「食べられるフライパンもあるんじゃない?普通は無理だけどさ、何か特殊なフライパンだったら」

しずか「あ!」

のび太「!?」

しずか「待って!のび太さんは『人間が』とは言ってないわ!きっとバクテリアとかが食べるフライパンがあるのよ!」

ジャイアン「なるほどな!そういうカラクリだったのか」

のび太「あ、いや、ちが」

しずか「違うの!?」

のび太「うん、そうじゃなくて」

スネ夫「え!?」

ジャイアン「は?」

しずか「のび太さん、落ち着いて。もう一度、頭の中を整理してから話してみて」

>>10
おまwwしずかちゃんは初期はジャイアン達と同じグループのいじめキャラっぽいキャラだぞ

深呼吸をするのび太。

のび太「パンはパンでも食べられないパンなんだけど」

しずか「うん」

スネ夫「うんうん」

ジャイアン「おう」

のび太「答えはフライパンなんだ」

ジャイアン「だからさ」

のび太「待って。話を最後まで聞いて」

ジャイアン「すまん」

のび太「これはナゾナゾなんだ。現実に微生物が食べられるフライパンとか人間が食べられるフライパンがあるかどうかは僕は知らない」

のび太「ショパンやルパンにだってパンが入ってるけどパンじゃない」

のび太「ただとにかくこのナゾナゾの答えがフライパンだってことをわかってほしいんだ」

しずか「答えがフライパンなのはわかったわ」

のび太「わかってくれた?」

しずか「でも、なんでフライパンになるの?」

まさに今のVIPを表してるな

スネ夫「答えがフライパンなのはわかってるよ。ただなんでフライパンになるのか、それが納得できないんじゃないか」

ジャイアン「そうだよ。そこを説明しろよ」

のび太「あ、いや、あのね」

しずか「みんな、ちょっと落ち着きましょう。落ち着いて一つ一つ解決していきましょうよ」

スネ夫「そうだね。あまりにわけがわからないからちょっと冷静じゃなかったよ」

ジャイアン「ごめんな、のび太、俺達頑張るから」

のび太「えと、その」

しずか「まずはフライパンがパンでショパンやルパンがパンじゃないところからでいいかしら」

スネ夫・ジャイアン「OK!」

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 11:58:31.68 ID:lhrXmbn5i
・昔のVIP
昔々、盾と矛を売る商人がいました。
商人曰く、「この矛はどんな強靭な盾をも貫き通す最強の武器です。」
また、盾を掲げて「この盾は如何に鋭い矛の攻撃も防げる最強の防具です。」
それを見ていたVipperが言いました。
「じゃあ2つ装備すれば最強じゃね?wwwwwうはwwwww100個注文したwwwww
 夢が広がりんぐwwwww」


・今のVIP
昔々、盾と矛を売る商人がいました。
商人曰く、「この矛はどんな強靭な盾をも貫き通す最強の武器です。」
また、盾を掲げて「この盾は如何に鋭い矛の攻撃も防げる最強の防具です。」
それを見ていたVipperが言いました。
「それマジで言ったん?ソースあんならすぐ出せ マジなら2ちゃんねら総力を上げて潰すが」
「総力ってお前誰だよ 今ふと思ったが 妙に「ねらー」とか「2ちゃんねら」とか言うの
 多いななんつうかν速慣れしてなそうな感じの」
「一応突っ込んどくがそれ最近流行ってるコピペなんだぜ・・・釣りだったかな? 」
「長い3行で」
「最強(笑)」
「ID付きで矛で盾突いてるとこうp 出来なかったら釣り確定な」
「は?つまんね死ねよ」
「どんな盾も貫き通す矛とどんな矛も防げる盾が同時に存在したらおかしいだろ これだからゆとりは」
「マジで意味が分からないんだが誰か教えて」
「ググれ」

のび太「ショパンとルパン・・・」

しずか「そう。フライパンがパンなのは言葉の中にパンが入ってるからなのよね?」

のび太「う、うん、いや、あの」

しずか「違うの?」

のび太「違うっていうか、その、なんていうか、あの・・・ち、違う・・・」

しずか「え!?」

スネ夫「は!?」

ジャイアン「んんっ!?」

しずか「じゃあ、どうしてフライパンがパンなの!?のび太さんがフライパンの中にパンが入ってるからって言ったんじゃない!」

のび太「フライパンは確かにパンじゃないよ、だけどさ」

スネ夫「『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ』って聞いといて答えがパンじゃないの!?パンはパンなんでしょ!?」

しずか「スネ夫さん、まずは一つ一つ解決していきましょ」

スネ夫「あ、ごめん。そうだね」

http://i.imgur.com/mRJ2z.jpg

ジャイアン「じゃあのび太、パン買って来てって言われたら、フライパン買ってくるのか?」

のび太「買わないよ!だってパンじゃないじゃん!」

ジャイアン「は?」

スネ夫「ん?」

しずかちゃん「え?」

ドラえもん「はぁ~?」

ドラミちゃん「のび太さん、それはオカシイわ!」

出来すぎ君「のび太くんは何が言いたいんだい?」

>>55
そう、俺もこれ言おうとしてたが>>1がなかなか面白くてネタバレやめてた

しずか「のび太さん、フライパンはパンじゃないのね?」

のび太「うん、パンじゃない、パンじゃないよ」

しずか「『確かにパンじゃない、だけどさ』の続きはなんなの?」

のび太「このナゾナゾの答えはフライパンはパンなんだ」

しずか「え?」

スネ夫「え!?」

ジャイアン「?????」

しずか「そ、それはどうして、なの・・・?」

のび太「え、いや、フライパンの中にパンが入ってるからパンはパンでも食べられないパンはフライパンでしたーっていうナゾナゾなんだけど・・・」

しずか「・・・」

スネ夫「・・・」

ジャイアン「・・・」

しずか「ごめんなさい、私には無理だったわ」

>>55
これを見る限りではフライパンに限らず鍋とかの調理器具のほとんどが当てはまるな

スネ夫「しずかちゃん・・・」

ジャイアン「あんまり深く考えないほうがいいよ、のび太の言うことだし・・・」

しずかは目を充血させ、困惑した表情をしている。

のび太「え、しずか、ちゃん・・・?」

しずか「スネ夫さん、たけしさん、あとはお願い・・・わかったら教えて」

無言で頷く二人。

ジャイアン「とはいってもなぁ・・・」

スネ夫「のび太わけわかんないしなぁ・・・」

出来杉「やあ、何してるの?」

一同「!!!」

しずか「出来杉さん!のび太さんが、のび太さんが!」

出来杉「え?え?一体どうしたんだい」

>>71
そうだな。でもフライパンには『パン』という単語が入っているから、英語のpanと食べるパンをかけていて最適なのがフライパンだったっていう結構頭の良い問題なんだよな。作ったやつ天才ww

パンはパンでも食べられないパンはなんだ?
答え:鍋
これだと意味わからんくなるな

のび太「よかった!出来杉君ならわかってくれるよね!」

出来杉「一体どうしたんだい?」

のび太「あのね『パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?』っていうナゾナゾを出したんだ」

出来杉「パンはパンでも食べられないパン?」

のび太「うん、そう。で、答えはフライパンっていうナゾナゾなんだけどみんな理解してくれなくって」

出来杉「どうしてパンはパンでも食べられないパンがフライパンになるの?」

のび太「えっ?」

出来杉「フライパンはパンじゃないよね?」

のび太「う、うん」

出来杉「でも『君はパンはパンでも食べられないパン』って言ったんだから答えは何かしらのパンのはずじゃないの?」

のび太「いや、えーと・・・」

                     _____

    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,      /-、 -、    \
   /_____  ヽ    /  |  ・|・  | 、    \
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   |` - c`─ ′  6 l   |. ── |  ──    |   |
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     ヽ ___ /ヽ     ヽ (__|____  / /
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     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥

>>90
なんか昔のドラえもん思い出した

出来杉「仮に答えがどういうわけかしらないけどフライパンなんだったらフライパンはパンじゃないから『パンはパンでも』という一文が矛盾してないかい?」

のび太「あ、あの、確かにフライパンはパンじゃないよ。だからさ、ナゾナゾだから」

出来杉「ナゾナゾだからって言われても矛盾が許されるなら何でもありじゃないか」

出来杉「のび太君、君の言い分からすると『アンはアンでも食べられないアンはなに?』というナゾナゾの答えがジャイアンでもいいということ?」

のび太「え」

出来杉「ジャイアン、つまり剛田君は食べられないよね?でもアンじゃないよ?これで納得できるの?」

のび太「納得とかじゃなくて、あの、ナゾナゾ・・・」

出来杉「ナゾナゾにしたって一緒じゃないか。みんなは納得がしたいんだよ。君の話は今のところ矛盾しているから」

スネ夫「出来杉君の言うとおりだよ。僕ら釈然としないんだ」

ジャイアン「そうだよ。なんか喉につっかかってるっていうか何が言いたいのかわかんねーんだよ」

のび太「答えはしずかちゃんのパンツでしたー」

のび太はすかさずしずかちゃんのパンツを脱がせてクンカクンカしている

しずか「いやーん、のび太さんのエッチー」

出来杉「あ、ごめん。のび太君、ついいろいろと立て続けに質問しちゃったね」

出来杉「一個一個わかりやすく説明しておくれよ」

のび太「え、いや、わかりやすいもなにも」

出来杉「まず、フライパンはパンじゃないよね?」

のび太「うん」

出来杉「君のいう『フライパン』という言葉は目玉焼きや炒飯、お肉を焼くときに使用する台所用品でいいんだよね?」

のび太「うん」

スネ夫「すごい!話が進展してる!」

ジャイアン「さすが出来杉だ!」

しずか「出来杉さん!素敵!」

何か怒られてるw

本日の・・・何スレ??

パンはパンでも(略

答え:パン (英:pan) - 小麦などから作る食品以外でパンと呼称されるもの全て


                     /j
                   /__/ ‘,

                  //  ヽ  ', 、
                    //    ‘     
                /イ       ', l  ’     …わかった この話はやめよう
               iヘヘ,       l |  ’
               | nヘヘ _      | |   l    ハイ!! やめやめ
               | l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ

               ゝソノノ   `ー‐' l ! ¨/
            n/7./7 ∧        j/ /     iヽiヽn
              |! |///7/:::ゝ   r===オ        | ! | |/~7
             i~| | | ,' '/:::::::::::ゝ、 l_こ./ヾ..     nl l .||/
             | | | | l {':j`i::::::::::::::::`ーr '         ||ー---{
              | '" ̄ ̄iノ .l::::::::::::::::::::::∧       | ゝ    ',
      , 一 r‐‐l   γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___  ヘ  ヽ   }
    / o  |!:::::}     / o` ー 、::::::::::::i o ,':::::::{`ヽ ヘ     ノ
   / o    ノ:::::∧   /ヽ  o  ヽ::::::::| o i::::::::ヽ、 /   /
   /    ノ::::::/    /::::::::ヽ  o  ヽ:::| o {::::::::::::::Υ   /

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

みんな「は?壁に向かって喋ってろゴミ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
出来杉「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

みんな「フライパンかwwwうぇーいwwwwwうまいこと言うなwwwww」

のび太「…」

出来杉「で、僕達が理解できないのは君がその調理で使用するフライパンをパンだと言い切っていることだ」

スネ夫「そうそう」

ジャイアン「そこなんだよな」

しずか(出来杉に見とれている)

出来杉「さらに君はフライパンをパンだと言い切っていながらフライパンをパンでないと理解している」

出来杉「君は自分で自分の矛盾に気付かないのかい?」

のび太「矛盾と言われても・・・」

出来杉「はっきりしてほしい!」

のび太「いや、もちろん、矛盾していると思うよ」

出来杉「!?」

スネ夫「!?」

ジャイアン「えっ!?」

ジャイアン「矛盾してると思ってたのかよ!?」

スネ夫「なんなんだよこいつは!?」

のび太「いや、だからさ」

出来杉「ああ、わかった!」

しずか「えっ?」

出来杉「わかったよ、のび太君」

のび太「ほ、本当にわかったの?」

出来杉「うん、つまり君は誰かからこの話をされて理解できなかった」

出来杉「答えがフライパンなのはわかったけど、なぜフライパンかわからないからみんなに聞いていたんだね!」

ジャイアン「なんだそういうことかよ」

スネ夫「だから答えがわかっているのに釈然としないのか」

しずか「出来杉さん!素敵すぎるわ!」

出来杉「のび太君、君はきっとからかわれているんだよ。フライパンがパンなわけないじゃないか」

スネ夫「そうならそうと言ってくれよ」

ジャイアン「そうだよ。お前の悩みは俺の悩みなんだからよ」

しずか「のび太さんも困惑していたのね。ごめんなさい。私てっきりおかしくなったのかと」

のび太「あ、うん、間違ってるけどそれで納得してもらえるなら」

しずか「ありがとう!出来杉さんのおかげで丸く収まったわ!」

スネ夫「のび太、あんまり考え過ぎるなよ!そんなこと言うやつは多分頭おかしいから」

ジャイアン「そうだぞ。男ならくよくよすんな!」

出来杉「問題が解決してよかったよ」

その瞬間、のび太が昼寝から目を覚ます。

のび太「!」

のび太「夢、か・・・」


                        ', ;l: ll kr'´ ィイィ彳彳彳彳
                         ヾ州ィイイィ彳彳彡彡彡
               _ __      ,′        ``ヾミミミ

            ,. '´;:.:.:.:.::::::::.:.:.``ヽ  ,′     -‐ミミヽ/ミミミミミ
         ,. '´..:.:.:,. -─‐‐- 、;;;:;:.:ヽ〈           ,′ミミミミヽ
         / .:.:.:.:.:.く        ``ヾ「ヽヽヾミニ二二ミヽ `ヾミミミ
       ./ .:.:.:.:::::::::::::〉  ∠二二ニ彡' V/ T TTにニニニニニニニニニ====
       / .:.:.:.:::::::::::::::/     -='ぐ  /   l ||¨´ ̄``       . :;フライパンをパンと言うのは
     / .:.:.:.::::::::::::::::/     '''´ ̄` /   `Y´           . ;..:
    ,′.:.:.:.:::::::::::::〈          ヽ____ノ',           .;: .;:     この口かっ……んっ

    i .:.:.::::::::::::::::::::::',         ,;;;'ハミミミヽヽ        .,.:; .; :.;:.

      ',.:.:.:.:/´ ̄`ヽ;;;',        .;;;'  ``ヾミヽ j!     ,. ′.;: .;:. :
     ',.:.:.:ヽ い( ミj!              )ミミj 、 、 ', ., 、:, 、 .; :.
      ',;;;:;:;:入    _       ..:;.;:.:;..:`Y ミj!  、 、 ', ., 、:, 、
      ';;;:;:.:  `フ´  _ノ    . ;: .;: .; :. ;:. ;:.`Y´  、 、 ', ., 、:, ,. '´
       Lノ´ ̄  , ィ´  .:; .:; . ;:. ;:. ;: .;: .; :. ;:. ;} 、 、 ', ., 、:,,.: '´
      ノノ   ____\ ;.: .;: . :;. :;. :;. :; .;: .;: .;人 _; :; :; ィ´`ヾ

   ,.  '´         ̄ ̄``¨¨ー',:;;,,:,;:,;,. '´ /;;;;;;;;;;;;;;;/   ',


のび太「矛盾と言われても・・・」

出来杉「はっきりしてほしい!」

???「ちくわ大明神」

のび太「いや、もちろん、矛盾していると思うよ」

出来杉「!?」

スネ夫「!?」

ジャイアン「えっ!?」

のび太「なんだいまの」

のび太「嫌な夢だったなぁ。ただのナゾナゾなのにみんなむきになって・・・」

のび太「なんだかもう眠れないや。遊びにいこう」

空き地へと向かうのび太。

スネ夫「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

ジャイアン「パンはパンでも食べられないパン?なんだそりゃ」

しずか「そんなのあるの?」

のび太「おーい、何してるの?」

>>121
まて!ジャイアンめちゃくちゃいいやつじゃねぇか!

スネ夫「あ、のび太」

しずか「いま、スネ夫さんがナゾナゾを出してるの」

のび太「ナゾナゾ?」

ジャイアン「おう、パンはパンでも食べられないパンはなんだ?ってナゾナゾなんだけどな」

のび太「ふーん・・・」

スネ夫「正解はフライパンでした!のび太には考える時間はあげないよ!」

しずか「あー、フライパンね」

ジャイアン「なるほど!」

のび太「待ってよ、なんでパンはパンでも食べられないパンがフライパンになるの?」

のび太(ふふっ、日頃の仕返しをしてやろう!)

スネ夫「え、なんでって言われても」

のび太「君はさっか『パンはパンでも食べられないパン』って言ったじゃないか。だったら答えはパンの何かじゃないの?」

のび太(ふふん!さて、スネ夫の奴、どうするかな)

スネ夫「お、おい、のび太」

のび太「だいいち、フライパンはパンじゃないよね?なんで答えがフライパンになるの?」

しずか「え!?」

スネ夫「!?」

ジャイアン「ん?」

しずか「の、のび太さん、これはただのナゾナゾだから」

のび太「ただのナゾナゾだって矛盾してるじゃないか。釈然としないよ」

のび太(ふふ、これから屁理屈を思う存分言ってやるぞ!)

本編スタートか・・・やばい久々に恐れを感じるスレだな

!?

ナゾナゾってなんだっけ

のび太「フライパンっていうのは台所にある調理器具だよねぇ?スネ夫の家はあれにバターやジャムをつけて食べるのぉー?」

スネ夫「おい、のび太!フライパンはパンで終わるだろ?だからパンっていうナゾナゾなんだよ」

のび太「えっ、パンで終わったらパンなの!?」

スネ夫「はぁ?」

のび太「だったらショパンやルパンもパンなのぉ?」

スネ夫「お前・・・」

この間のルフィのスレみたいだな

ジャイアン「おい、のび太!お前いい加減にしろよ!ただのスネ夫の出したナゾナゾだろ!」

のび太「ナゾナゾでも釈然としないじゃないか。ちゃんと説明してくれないと」

しずか「説明もなにもただのナゾナゾじゃない。のび太さん、おかしいわ」

スネ夫「のび太、お前、本気でこのナゾナゾが理解できないのか?」

のび太「え」

スネ夫「なあ、のび太、本気なの、か?」

ジャイアン「え、まさかのび太、本当に・・・」

しずか「の、のび太、さん?」

のび太「え、いや、あの・・・」

>>154
kwsk

のび太「だ、だってほら、む、矛盾してるじゃないか。『パンはパンでも食べられないパン』って断定してるんだからさ、ね?アハ、アハハ」

スネ夫「の、のび太・・・これはな、ナゾナゾなんだ?わ、わかる、か?」

のび太「え」

しずか「そ、そうよのび太さん、落ち着いて考えてみて」

のび太「あ、いや」

ジャイアン(やべぇ、殴り過ぎたかな・・・)

出来杉「やあ、みんな。何してるの?」

のび太「!?」



仕事入りました。20分ほど離れます。

やばい・・・このなぞなぞ考えたの誰だ・・・

しずか「あ、出来杉さん!」

出来杉の元に駆け寄るしずか。

のび太にはわからないように小声で事情を説明する。

しずか(・・・というわけなのよ)

出来杉(本当かい?のび太君が?)

しずか(ええ、理解できないみたいなの・・・)

出来杉(わかった。僕からのび太君に説明してみるよ)

出来杉「のび太君、『パンはパンでも食べられないパン』が何かわからないのかい?」

のび太「いや、わかるよ。答えはフライパンでしょ」

出来杉「そう!フライパンだよ。で、その理屈が理解できないわけかな?」

のび太「え、理解できないというか、その」

出来杉「『パンはパンでも食べられないパン』と言い切ってるわけだから、答えはパンの種類でないとおかしいと。君はそう考えるわけだね?」

のび太「いや、もういいんだけど、まあ、そうだね」

出来杉「じゃあさ、のび太君。『逆立ちすると軽くなる動物』はなにかわかる?」

のび太「イルカでしょ」

出来杉「よくわかってるじゃないか!それと同じさ。ただの言葉遊びなんだよ!理屈じゃないんだ」

のび太「うん、わかってるよ。なんかごめんね」

しずか「よかった。のび太さん、理解できたのね!出来杉さん、やっぱり素敵!」

スネ夫「さすが出来杉君だ」

ジャイアン「他の例えを出せばよかったんだな!」

出来杉「みんな、こういうのは自転車の乗り方と一緒でコツなんだ。別にこれがすぐにわからないからって」

出来杉「頭が病気ってわけじゃない。得意不得意があるのは仕方ないことだから。みんなも今回のことは深く考えずにのび太君とは同じように接してあげてよ」

しずか「出来杉さん!本当に素敵!」

スネ夫「出来杉君には敵わないなぁー」

ジャイアン「俺達も勉強になったぜ!ありがとうな!出来杉!」

出来杉が称賛される中、一人みんなの輪を抜けて自宅に帰るのび太。

のび太の部屋。

のび太「うわああああああー、ドラえもーーん!!!」

ドラえもん「どうしたんだい。今日は一段とややこしそうだね」

事情を説明するのび太。

ドラえもん「なになに、スネ夫が『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?』というナゾナゾを出していた」

ドラえもん「君は屁理屈を言ってからかおうと『パンはパンでも食べられないパン』と断定してるんだからパンだろ、とか屁理屈をいった」

ドラえもん「そしたら知恵遅れの可愛そうな子だと思われた。そこへ出来杉君がやってきて話を丸く納め、悔しいやら後悔やら恥ずかしさでいっぱいだ」

ドラえもん「なるほど。でも、それは君が自分で撒いた種だろう?自業自得だよ」

のび太「だって、だって、夢の中で」

ドラえもん「なに?まだ続くの?夢の中でのび太君が『パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?』というナゾナゾをだしたら」

ドラえもん「しずかちゃんもスネ夫君もジャイアンも出来杉君も屁理屈ばかりをいってわかってくれなかった。だから現実で復讐?」

のび太「そうなんだ、みんなひどいよ。夢の中では散々僕にわけのわかんないこと言ったのにさ、うわああーん!」

こっからラストまでいきます。



ドラえもん「のび太君、あのね」

のび太「うわーん!悔しいよぅ、ドラえもーん」

ドラえもん「そもそも夢の中のしずかちゃん達は君が作り出したものだし、現実にそんな屁理屈が通用するわけないでしょ」

のび太「だって、だって、現実でも夢でもみんな僕を馬鹿にして、ひどいよ」

ドラえもん「はぁー、どうしたもんだろ・・・」

ドラえもん「あ、そうだ!」

のび太「!?」

ポケットの中に手を入れるドラえもん

ドラえもん「ナゾナゾ実現機~」

のび太「ドラえもん!これは!?」

ドラえもん「この機械にナゾナゾと答えを入力するとそのナゾナゾが現実になるんだ」

ドラえもん「例えば・・・『そこにいるとやーねーと言われれ場所はどこだ』、答え『屋根』っと」

ドラえもん「のび太君、外を見てごらん」

のび太が外を見ると大工が恥ずかしそうに作業をしており、通行人から「やーねー」と指を指されている。

のび太「こりゃいいや!さっそく!」

のび太は「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」と入力し、答えをフライパンとした。

のび太「これでよし!」

空き地へと急ぐのび太。

のび太「みんなー!」

スネ夫「あ、のび太!」

のび太「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」

ジャイアン「ん?」

しずか「え?」

出来杉「?」

のび太「じゃじゃーん!正解はフライパンでしたー!」

スネ夫「の、のび太・・・」

ジャイアン「さっきその話してたろ・・・」

のび太「ふふん!意味わかる?わかったー?答えはフライパンなんだよ?」

ジャイアン「あ、ああ」

スネ夫「そうだな、のび太」

しずか「出来杉さん、のび太さんが、のび太さんが!」

出来杉「のび太君、君は少し休んだほうがいいよ」

のび太「ドラえもんの道具でね、『パンはパンでも食べられないパンをフライパン』にしてもらったんだ!」

一同(またそれか・・・)

のび太「どんなもんだい!これで誰も僕に屁理屈いって馬鹿にできないぞ!やったね!」

ジャイアン「あ、ああ、よかったな」

スネ夫「うん、ごめんな、のび太、難し過ぎたよな、あのナゾナゾ」

しずか「のび太さん、かわいそう・・・」

のび太は幸せな気分のまま空き地を後にする。

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

通行人「な、なんだね?いきなり・・・」

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

通行人「?」

のび太「えへへ、答えはフライパンだよ!」

のび太、帰宅

のび太「ママー!」

たま子「?」

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

たま子「のび太、何言ってるの?」

のび太「ふふっ、答えはフライパンだよ!フライ『パン』だからね!クスクス」

たま子「???」

たま子(なに、あの子、ニヤニヤして・・・)

2階へ行くのび太

のび太「ドラえもーん!」

ドラえもん「やあ、のび太君、おかえり」

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

ドラえもん「え?君、さっき」

のび太「パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」

満面の笑みを浮かべるのび太

ドラえもん「え、の、のび太、君?」

のび太「答えはね、フライパンだよ。ププ」

ドラえもん「う、うん、そうだね」

のび太はこちらを向いている。

のび太「ねぇ、パンはパンでも食べられないパンってなーんだ?」
のび太は笑顔でこちらを向いている。

のび太「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇったら」

のび太は笑顔でこちらを向いている。

のび太「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

のび太は笑顔でこちらを向いている。

のび太は笑顔でこちらに向かってくる。



fin

ご精読ありがとうございました。
のび太を徹底的にイジメ倒してみました。
また、次回、おみかけしたらコメントなんかを頂ければ幸いです。

頭の中でのび太が笑いながら画面に走り寄ってきて画面がフェードアウトする映像が再生される

>>251
俺もそれ思った

>>252>>254
よかった。そう感じて頂けたら幸いです。最後はかなり悩んで文章に自信がなかったので。

出木杉「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ?」

しずか「フライパンでしょ?」

出木杉「ざんねーん正解はコレでしたー」パンパン

しずか「しゅ、しゅごい~」アンアン

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