灰原「あ、あと！」

歩美「？」

灰原「たとえ、その気持ちが江戸川君に届かなくても…！」

歩美「…いいの…」

灰原「え」

歩美「気持ちが伝われば…それでいい…！」

灰原「…っ！」

歩美「じゃ、がんばるね…！」タッ

灰原「…」

灰原「ほんとは…無理よ…だって」

灰原「江戸川君には大切な人がいるもの…」


　　　　　　屋上

コナン「で、歩美ちゃんどうしたの？」

歩美「…あ、あのね！歩美、コナン君のこと、好きなの！」

コナン「えっ////」

歩美「//」

コナン「…悪い」

コナン「嬉しいけど歩美ちゃんの気持ちには、答えられない…」

歩美「…」

コナン「俺にはもう、大切な人がいるんだ…！」

歩美「えっ…！」

コナン「わりぃ…で、でもいつも通りこれからも仲良くしような！」

歩美「うん」

歩美「ごめんね」

歩美「そしてありがと」

歩美「じゃっ明日ね！」タッ


光彦「…」

　　　　　歩美の部屋

歩美「…うっうぇっうぐっ…」

　♪～

歩美「ん？哀ちゃんから…そっか、あとで電話で話すって言ってたもんね」ピッ

歩美「哀ちゃん」

灰原『…どうだった？』

歩美「…ダメだった…。でも、よかった！気持ちが伝わって…うっうぅ…」

灰原『そう…今日はもう彼のことは考えない方がいいわ』

歩美「うん！ありがとぅ。哀ちゃん。じゃぁ、きるね」

灰原『ええ』

歩美「」ピッ

歩美「そんなこと、できないよっ…！う、うわぁあああああああああん」

　　　　　　　光彦の部屋

光彦「うふっへへっふふふっ」

光彦「歩美ちゃんの部屋を盗撮nowです」

光彦「にしてもコナン君、ひどいですね」

光彦「とりあえずまずは歩美ちゃんに励ましの電話ですね」

元太「おいおいｗｗお前ｗｗｗ何やってんだよｗｗｗ」

光彦「え？」

元太「お前、盗撮」

光彦「ああ」

光彦「いいじゃないですか」

元太「まぁな」

光彦「それより」

光彦「コナン君、どうします？」

元太「そうだな…とりあえず殺すか」

光彦「ですね」

　　　　次の日

光彦「コナン君！」

コナン「ん？」

光彦「あなたの好きな麻薬ですよ」

コナン「おお！さんきゅ！」ペロッ

コナン「！？」

光彦「…ふっだまされましたね…それは毒です」

コナン「なん…だと…！？」

光彦「馬鹿ですね。歩美ちゃんをあんなに泣かすからこんなことになるんですよ」

コナン「あ、あれは…！」

光彦「大切な人…ですね？」

コナン「…！」

光彦「蘭さん…ですね」

コナン「な、ぜそれ…を…！うっ、」

光彦「蘭さんならついさっき角とったら逝っちゃいましたよ？」

コナン「！？」

光彦「さぁあとはコナン君が死ねば、歩美ちゃんは僕のです！」

コナン「」

光彦「ん？」

コナン「」

光彦「なんだ、もう逝ってしまいましたか。つまんねーな」

光彦「まぁ、いいでしょう」

光彦「さぁてｗｗｗお楽しみのｗｗｗｗぐへへへｗｗｗｗ」かちゃかちゃ

光彦「って、コナン君のベルト、ゆるいですね…ん？この体のまるみ…」

光彦「いや、でもこれは明らかにコナン君…って、マスク…？」べりっ

光彦「！？」

光彦「うっうわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

光彦「あゆ…み…ちゃん…？」

歩美「」

光彦「なんで…なんでコナン君の格好を…！」

　「知りたかったのよ」

光彦「！？」

光彦「灰原さん…！どうして…！」

灰原「吉田さんは、どうしても江戸川君をあきらめきれなかった」

灰原「だから、変装して江戸川君の大切な人を知ろうとしたのよ」

光彦「！？」

灰原「吉田さん…」

光彦「僕、大切な人を…殺してしまいました…！」

灰原「…」

光彦「僕、僕っ…！う、うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

灰原「にしても、江戸川君と小嶋君はどこに？」

光彦「元太君はうな重とデートしてますよ」

灰原「そう」