鳴「もうすぐ三十路‥‥」(148)

鳴「‥‥」

赤沢「なんか言いなさいよ私まで悲しくなるじゃない!!」

鳴「‥‥一緒ね フフッ」


赤沢「まぁ私はあなたとは違うわ 赤沢家の跡取りとして必死に働いてるし」

鳴「私だって工房の後継いだもの」

赤沢「あなたって全然外出ないらしいわね‥‥だから出会いがないのよ」

鳴「工房が一番安心するの 赤沢さんだって男の影が見えないけど?」

赤沢「私に見合う男が見つからないだけよ お見合いの誘いは山ほどあるわ」

鳴「‥‥」

鳴「まだ榊原くんの影追ってるの?諦めたら?」

赤沢「‥‥ッ!」

赤沢「私はただ恒一くんよりも下の男だと妥協したみたいで嫌なだけ 彼より良い男が来るまで待ってるの!!」

鳴「それ彼の影追ってるだけのようだけど」

赤沢「相変わらず口が減らないわね‥‥あっすいませんハワイコナのエクストラファンシーください」

鳴「‥‥」

鳴「あなた好み変わらないわね‥‥」

赤沢「良いじゃない別に」

赤沢「ところで恒一くんは今何してるのか聞いてる?」

鳴「‥‥まさか知らないの?」

赤沢「知らないって何を?中3以来会ってないわよ 同窓会は忙しくて行けなかったし‥‥」

鳴「彼もう結婚して子供いるわよ」

赤沢「」

赤沢「え?」

鳴「だから結婚して女の子のk」

赤沢「あああああああ それ以上やめて! もう言わなくていいわ 私の質問だけに答えなさい」

鳴「‥‥」

赤沢「‥‥ふぅ」

鳴「落ちついた?」

赤沢「大丈夫‥‥じゃあ質問するわね で誰なの?まぁどうせ名前も知らない人でしょうけど」

鳴「3組の時のクラスメートよ」

赤沢「はっ?‥‥あなたじゃないわよね?今まで隠してたとか‥‥」

鳴「非常に残念だけど私じゃない」

赤沢「え‥‥ちょっと待ってじゃあ誰よ‥‥」

鳴「大学で再会してそのままゴールインらしいわ」

赤沢「それじゃあ誰かわからないじゃない」

鳴「一つ言えるのはあなたより断然マシな人ってことぐらい ベストは私を選ぶべきだったわけだけどね」

赤沢「は?何言ってるのあんた 相変わらず頭おかしいわね」

鳴「まぁあなたよりマシなのは事実ね 写真送られてきたけどすごい美人になってたわ 破って捨てたからもうないけど」

鳴「チッ彼はもともと私にゾッコンだったのにあの牝豚奪いやがって クソタタラが」(まぁ彼女なら納得だわ)

赤沢「本音が‥‥ってえ?多々良さんなの?」

鳴「良くわかったわね」

赤沢「あなた今言ったじゃない」

鳴「そうだっけ?」

赤沢「‥‥まぁいいわ どうせなら知らない人の方が良かった‥‥ 辛いわねこれ」

鳴「全く脈なしのあなたが辛いとか ププッ」

赤沢「う、うるさい」

鳴「‥‥ハァ」

赤沢「‥‥ハァ」

赤沢「彼今何してるの?」

鳴「医者よ 外科医だっけか」

赤沢「医者かよおおおおおおお くそおおおおおおおおおおタタラあああ」

鳴「‥‥」

赤沢「‥‥」

鳴「‥‥ハァ」

赤沢「‥‥ハァ」

赤沢「帰るわ」

鳴「あっちょっと待って あなた再来週の同窓会来るの?」



赤沢「は?そんなの聞いてないんだけど?」

鳴「‥‥まだ手紙来てないだけでしょ」

赤沢「そ、そうよね」

鳴「榊原夫妻も来るらしいけど」

赤沢「‥‥私行くのやめようかな」

鳴「榊原夫妻あなたに会いたがってるかもしれないわよ」

赤沢「あんたその夫妻って言い方やめろ」

鳴「‥‥会ってふっ切りなさい」

赤沢「‥‥‥‥とりあえず同窓会は行くわ」

鳴「‥‥」

赤沢「帰る さようなら」

鳴「じゃあ私も帰る さようなら」

終わり

美術系は才能ないので挫折しました そのまま勉強して高いとこ受験し 手先が器用なのを活かして外科医に

一恵「パパーいってらっしゃーい」

恒一「良い子にしてるんだぞ」ナデナデ

一恵「うん!」

恵「あなたいってらっしゃい」

恒一「今日は早く帰ってくるよ じゃあいってくる」チュッ

恵「はい//」フリフリ

恵「さぁもう中入って!朝ごはん途中だったでしょ 食べちゃいなさい」

一恵「はーい!」


多々良さんか
赤沢対見崎の修羅場対決なら思いつくんだけどな

ガチャ

恒一「あっ一恵もう寝た?」

恵「うんぐっすりよ」

恒一「なぁ下にあったあの手紙ってもしかして‥‥」

恵「うん 同窓会のお誘い」

恒一「うーん 最近忙しいんだよなぁ」

恵「そうなの‥‥じゃあ断っとくわね」

恒一「恵一人でも行ってきなよ 子育てばかりで大変だしさ息抜きにどう?」

恵「恒一さんが行かないなら私も行かない」

恒一「遠慮しなくて良いよ」

恵「遠慮じゃないわよ 」

恒一「そっか いつもありがとな」

恵「いやだ 今さら何言ってるのよ//」

恒一「恵‥‥綺麗だ」チュッ

恵「恒一さん//」ポワーン


ギシギシアンアンギシギアンアン 


恒一「このままだと2人目も早いかもね」

恵「そうね 2人目は男の子が良いわね//」

ということで赤沢、見崎とは同窓会で再会しませんでした

終!


オナニー我慢したいので描いていいかい

30分まで待ってNO THANK YOUがいっぱいだったらやめます。すいません

赤沢「どうして来てくれなかったのよ、恒一くん」

見崎「まあ、向こうも忙しかったんでしょ」

赤沢「絶対に寝とってやるつもりだったのに」

こんな感じで続けて下さい
お願いしますm(_ _)m

はよ!!



看護師「次の人、驚くと思いますよ」

恒一「え? どういう意味かな」

看護師「ふふっ」

恒一「いやな笑みだなあ。いいや、呼んで」

看護師「はい。……次の方、どうぞ」

赤沢「はい」

恒一「座ってください。えーっと、赤沢泉美さん。病状は……ん?」

赤沢「どうかしましたか」

恒一「赤沢……さん」

赤沢「はい」

看護師「ふふっ」

恒一「そういうことか……」

赤沢「なんでしょう」

恒一「あー、なんでもありません。失礼しました。それで、えっと今日はどうしました」

赤沢「……? えっと、少し熱っぽくて」

恒一「そうですか。それはいつごろからですか」

赤沢「一昨日の朝からです」

恒一「一昨日? それまではどうしていたんですか」

赤沢「病院に行くほどではないかなと思って」

恒一「我慢していた?」

赤沢「はい」

恒一「……でも、さっき待合室で熱を測ったときは39度近くあったんですよね」

赤沢「あ、さっきまではそこまで高くなかったんです。さっきはたまたま」

恒一「……とりあえず、聴診器当てますね」

赤沢「はい」

恒一「服を捲ってください」

赤沢「はい」

恒一「…………」

赤沢「……先生?」

恒一「ああ、すいません」

看護師「ぇっち」

赤沢「え?」

恒一「気にしないでください。じゃあ、失礼します」

トントントントントン

赤沢「……」

恒一「はい。結構です。……次は喉を見ますね。口を開いてください」

赤沢「……ん……」

はじまた

恒一「んー……はい、いいですよ」

赤沢「……」

恒一「率直に言うと、あまりよくないですね。熱のこともありますが扁桃腺は腫れてますし動悸も……。お薬は出しておきますが、それとは別に点滴もしておいた方がいいでしょう」

赤沢「わかりました」

恒一「次来られるのはいつですか?」

赤沢「次は……」

恒一「どうかしましたか?」

赤沢「次、来なくてよくはなりませんか」

恒一「どういう意味です?」

赤沢「今日で治してほしいんです」

恒一「無理ですよ」

赤沢「……そうですか」

恒一「必ず次も来てください」

赤沢「……はい。じゃあ……再来週の」

恒一「明日は?」

赤沢「え?」

恒一「明日は来られませんか」

赤沢「明日は、ちょっと」

恒一「明後日も?」

赤沢「はい」

これはどういうことだ‥‥

恒一「……閉館時間ぎりぎりでも構いませんが」

赤沢「それも……すいません」

恒一「……どうしても?」

赤沢「……」

恒一「……わかりました。では、明後日僕の方から伺います」

赤沢「え?」

恒一「明日か明後日いつでもいいので時間を教えてください」

赤沢「あの、そんなことはしてくださらなくて結構です。いくらなんでも」

恒一「厚かましい?」

赤沢「ええ」

恒一「そうですか。それでも伺いますけどね」

赤沢「……嫌ですと言ってるんですが」

恒一「でも、何かあったら大変だからね。強がって、また、隠れて泣かれると困るし」

赤沢「なっ! 貴方さっきから失礼じゃないですか!? こっち患者なのよ?」

恒一「わかってますよ、赤沢さん」

赤沢「馴れ馴れしいわね。さっきから貴方」

恒一「赤沢さん。赤沢泉美さん」

赤沢「なによ! 馴れ馴れしいって言ってるでしょ!?」

恒一「ふふっ……相変わらず、勝気だね」

赤沢「はぁ!?」

恒一「対策係でも、そうだったけど」

赤沢「え……?」

恒一「でも、最初のしおらしいほうが赤沢さんの本当の姿だったのかな?」

看護師「ふふっ」

赤沢「貴方……」

恒一「うん」

赤沢「恒一……くん」

恒一「そうだよ。赤沢さん」

赤沢「嘘……」

恒一「嘘じゃないよ。久しぶり」

赤沢「……ひさ……し、ぶり……」

赤沢さんぺろぺろ

恒一「そんなに驚かれるとは思わなかったな。やっぱり言われないと気付かないかな。僕はすぐ気づいたんだけど」

赤沢「ご……めん……なさ、い」

恒一「え? ああ、そんな謝る必要ないよ。言わなかった僕が悪いんだし」

赤沢「……」

恒一「それより赤沢さん、本当に体調は良くないよ。点滴とかもそうだけど後日また来てほしい」

赤沢「…………」

恒一「なんなら、僕が本当に出向いても構わない。きちんとした処置をしないと……」

赤沢「……ぃや」

恒一「え?」

赤沢「いやよ」

看護師は望月きゅんだろ

恒一「赤沢さん? どうしたの? やっぱり苦しくなってきた? ……しまったな。僕が変にに驚かせたりしたせいだ。ちょっと横になったほうが」

赤沢「やめて。こないで。さ、触らないで」

恒一「……?」

赤沢「いや、いや、いや」

恒一「どうし」

赤沢「いやあああああああああああああああああ!!」

恒一「赤沢さん!」

ダッ

恒一「ちょっと! 無茶だ! その状態で走るなんて!」

看護師「追いかけるんですか!?」

恒一「赤沢さんで最後なんだろ? だったらいいじゃないか! 僕のせいだ!」

看護師「でも」

恒一「行ってくる!」

看護師「あ……」



看護師「…………よっぽど心配なのね」



看護師「…………あれ? 鞄忘れてる……。中身は……見ちゃいけないんだろうけど」



看護師「これは、日記?」



看護師「……いないもの……死者……殺人……? え……」




 

なんだこれ‥‥どういうこっちゃ!


はよ



勅使河原「赤沢が?」

恒一「うん」

勅使河原「……ふーん」

恒一「なんだよその反応。冷たいな」

勅使河原「お前こそ」

恒一「え?」

勅使河原「いや……ま、こっちも暇じゃないしな」

恒一「仕事が?」

勅使河原「それはお前ほどじゃないけど。子供のこととかあるし」

恒一「奥さん元気?」

勅使河原「元気だけど、大分参ってるね。子育ては大変だからさ」

恒一「勅使河原も手伝わなきゃ」

勅使河原「仕事がない日はそうしてるけど、手伝うにも限界があるさ」

恒一「あー……で、赤沢さんのことなんだけど、何かわかったら連絡がほしいんだ」

勅使河原「何かって? 別にただの風邪だろ?」

恒一「ただの風邪かどうかはわからない。体調がよくないんだ」

勅使河原「へー、そりゃめでたい」

恒一「え?」

勅使河原「いや、別に」

恒一「……どうしたんだ。さっきから」

勅使河原「そりゃこっちのセリフだぜサカキ。せっかく久しぶりの旧友との会話だってのによー。胸糞悪いやつの話題出すなよ」

恒一「勅使河原?」


勅使河原「あいつが何人、○したと思ってんだよ」


恒一「え?」

勅使河原「あー、思い出しただけで。胸糞悪くなってきた。悪い、今日は切るな。また今度電話してくれ。飲みならいつでもお供するからよ」

恒一「ち、ちょっと待ってくれ勅使河原」

勅使河原「あん?」

恒一「赤沢さんが、なんだって」

勅使河原「はー……もういいだろ? なんなんだよ? 俺からその話題を聞くとか、どういう仕返しだ」

いきなり日記を見るとは看護師さんもやるなあ

恒一「ど、どういう……」

勅使河原「サカキじゃなかったらぶっとばしてるとこだぜ……じゃあ、切るな」

恒一「あ」

ツーツーツー

看護師「先生?」

恒一「……」

看護師「どうしました? もうすぐお昼休み終わりですよ」

恒一「あ、ああ……」

看護師「何かあったんですか。顔、真っ青です」

恒一「うん……大丈夫」

看護師「……どう見ても大丈夫には」

恒一「患者さん、もう入れていいよ」

看護師「え、でも……」

恒一「いいんだ」

看護師「……元気が出るかもしれませんしね」

恒一「え?」

看護師「次の方、どうぞ」

見崎「失礼します」

恒一「みさっ……!」

あんま面白くなくてごめん
やっぱり、いちゃらぶのほうがいい?

今更路線変えられても

意味わからなくてごめん。アナザーみたいにだんだん謎といていって
その上でどろっとしたいちゃラブにしようと思ってたんだ・・・スマソ
じゃあやめときます。

>>122
やめるなら今後の構想を説明してくれ やめないでほしいが

続きまだ?

勅使河原もグルだと予想 恒一を奪うために赤沢さんが画策してる

最後まで書いてくれよ

ほしゅ

ID:4uSecL1R0
早く続き

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