ひたぎ「阿良々木くん、今度のデートはどこに連れて行ってくれるのかしら?」
暦「そうだなあ、じゃあ公園にでも……」
翼「阿良々木くん、勉強の調子はどう?捗ってる?」
暦「ああ、おかげさまで順調だよ。また明日も勉強教えてくれよ、羽川」
駿河「おはよう良々木先輩!今日も阿良々木先輩は神々しいな!思わず裸になって跪きたくなるぞ!」
暦「やめろ変態!まったく……週末はまた掃除に行くから、予定は空けといてくれよ?」
撫子「こ、暦お兄ちゃん……来週は撫子の家に遊びに来てくれるんだよね?」
暦「ん?ああ、千石は色んなゲームを持ってるしまた堪能させてもらいに行くよ」
暦「はちくじいいいいいいいいいいいっ!会いたかったぞこの野郎!」
真宵「ぴぎゃああああああああっ!?」
月火「…………」
月火「……プラチナむかつく」
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\ \\ r-、 ァ'´ _ト、.,__ノ ノ `ヽ,ヘ, //: /::::! < ヽ_/
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`' 、 ヽ7´ ! !/!メ、!」 レ-rァ''iT7 iヽ」`i´!:!!!」:ノ ! i /
i´ヽ. | .! ! !-rァ'T '、,_,ノ !__トr┘i>'r'、`'´ ;' \ \/
(`ヽ;、 `ヽr、. └'`ゞ、, ハ. '、_ノ //// ! ';./ ;'ゝ.,二二7i < /
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'、ゝ'ン___,,...->ア`ー-'、 ,' i | i i | ヽ. ヽソ`''ー--‐' / |
 ̄ く ./___」_';/ ! | ! ! ! i ,ゝ-‐''ンヽ. く |
rソ´`ヽ、`'ァー-‐' ,.イ/ ,' ,' ! ', く_」`7´ハ 〉 >
_r'ー--‐''"´ / ;' i i ,ハ ヽ !_/ヽ!__L/ く 才,_
// -イ /! ;'/ ム \ \ /|/ )
rン_,,.. - / / ;' !レ'´ i `ヽ. < | (_
月火「まったく、何なの最近のお兄ちゃんは!女の人を侍らせて毎日毎日ふらふらして!」
火憐「あー、確かに兄ちゃんの周りには何故か男の友達いないよな」
月火「ふざけてるよ!昔はあんなに硬派を気取ってたくせに!」
火憐「んー……」
月火「最近全然私たちに構ってくれないし!ねえ、火憐ちゃ……!」
火憐「あー……」
月火「……火憐ちゃん、どうしたの?さっきからチラチラ時計なんか見て」
火憐「え?あ、いやー、実はこれから兄ちゃんと……」
ガチャッ
暦「おーい、火憐ちゃん?今日は一緒に歯磨きする約束だっただろ?用意出来たら僕の部屋に来いよ」
火憐「おー、すぐ行くぜ兄ちゃん!今日こそあたしが勝つからな!」
月火「……」
月火「…………」
月火「か、火憐ちゃんまで……」プルプル
月火「私だけのけ者なんて許せな……じゃなくて、お兄ちゃんの不埒な行いは許せない!」
月火「……これは正義の裁きを与えなきゃね」
月火「よーし……」
……
ガチャッ
月火「お兄ちゃん、今ちょっといい?」
暦「ん?月火ちゃんか。どうかしたのか?」シャコシャコ
火憐「あひゃえ……にいひゃん、もっひょおふぅ……///」ピクピク
月火「……え、えっとね。今度の日曜日って暇ある?買い物に付き合って欲しいんだけど……」チラッ
月火(ふっふっふ、可愛い妹からの上目遣いのお願い!お兄ちゃんがこれを断れるわけが……)
暦「悪い、その日は先約があるから無理だ」
月火(……ないし、一緒に買い物をしてお兄ちゃんにもっとアピール、じゃなくて説教を……)
月火「って、ええっ!?」ガーン
暦「それに僕が月火ちゃんの買い物に付き合ってもしょうがなくないか?火憐ちゃんなり誰か他の友達を……」
火憐「にいひゃあん……てえとめひゃ、やだあ……///」
暦「おっと、ごめんな火憐ちゃん」シャコシャコ
火憐「ひゃあああああ……///」
月火「……」
暦「ん?月火ちゃん、まだ何か用があるのか?さすがにジッと見られるのはやりづらいし、出ていってもらうと助かるんだが……」
月火「あ、うん……ごめん」
月火「……」
月火「…………」
月火「………………」
月火「プ・ラ・チ・ナ・むかつくううううぅ~!」バタバタ
月火「何なのあの態度!?妹の頼みをあっさり断っちゃうなんて信じらんない!」バタバタ
月火「う~……」
月火「…………」
月火「こうなったら、意地でもお兄ちゃんに構ってもら……正義の裁きを与えてやるんだから!」プンプン
……
暦「ふう、火憐ちゃんがなかなかギブアップしないもんだから風呂に入るのが遅くなっちまったな」
忍「かかっ、気持ち良さそうに失神しておったのう。実の妹御にあそこまでしてしまうお前様にはさすがの儂も戦慄したぞ?」
暦「何を言う、あれはただの兄妹の健全なスキンシップであってだな……」
ガラッ
月火「きゃあああああっ!?お、お兄ちゃん!?」
暦「うわっ」
月火(ふっふっふ、お風呂でのお互い裸の遭遇イベント!これならお兄ちゃんだって慌てふためいて謝ってくるはず!そこで一気に……)
暦「なんだ、入ってたのか。僕も早く入りたいから急いで出てくれよ」
ガラガラッ、ピシャッ
月火「…………」
……
月火「すう、すう……」
暦「ん?月火ちゃん、寝てるのか?」
月火「んぅ……」コロンッ
暦「……」
月火(ふっふっふ……どうお兄ちゃん!?この無防備な妹の寝姿を見ても今までみたいな態度を取れる!?)
暦「……」
月火(もし何か変なことをして来たら説教してあげるんだから!……お兄ちゃんが手を出しやすいよう、こう……ちょっと着物をはだけたりしちゃって///)チラッ
暦「おーい、火憐ちゃん?」
火憐「どうした兄ちゃん、何か用か?」
月火「うぅん……」コロンッ
暦「いや、何故だか月火ちゃんが僕のベッドで寝てるんだ」
火憐「ええっ?あ、ホントだ」
月火「すう、すぅ……」
暦「気持ち良さそうに寝てるから起こすのも悪いし、今日は僕も火憐ちゃんの部屋で寝ていいか?」
火憐「うええっ!?うーん……まっ、兄ちゃんならいいか!歓迎するぜ!」
暦「助かるよ、じゃあ行こう」
ガチャッ、バタンッ
月火「すう、す……」
月火「…………」プルプル
月火「許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない」
月火「なにあの態度なにあの態度なにあの態度なにあの態度なにあの態度私がここまでしてるのに」
月火「お兄ちゃんのくせに生意気すぎ!プラチナ……むかつくうううっ!」バタバタ
月火「……」バタバタ
月火「……」
月火「……グスン」
お風呂入りたい
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