ジョーカー「まだ使えそうな物は…青っ鼻ぐらいですかねぇ」

ジョーカー「さて…プリキュアの皆さんはどうしてますかねぇ～」

ジョーカー「見に行きますか…んふっふっふ」ｸﾈｸﾈ

～大貝第一中学校～

マナ「おっはよー！！」

真琴「おはようマナ！…あれ？六花は？」

マナ「あー…六花は今日休みだって聞いたよ」

マナ「なんでも今日は百人一首の大会らしくて…」

真琴「学校休んでまで出場するなんて…凄いわね六花」

マナ「六花本人は出場しないらしいんだけどね～」ﾊﾊﾊﾊ

真琴「えっ、そうなの？…じゃあ一体何の為に…」

マナ「百人一首のクイーンっていたでしょ？その名人から今日の大会見に来ないかって誘われたんだって」

真琴「クイーン直々のお誘いかぁ…それは流石に断れないわね」ﾊﾊﾊﾊ

マナ「んー…それもあるけどほら、六花ってクイーンに憧れてたでしょ？」

マナ「だから嬉しかったんじゃないかな？」

真琴「確かに…憧れの人から誘われるっていうのは嬉しいわよね」

マナ「それでね、学校終わったら見に行くつもりだけどまこぴーも一緒に行こうよ！！」

真琴「えっ、迷惑じゃないのかな？」

マナ「平気平気ー！クイーンも是非って言ってたらしいし！」ﾊﾊﾊﾊ

真琴「そっか！じゃあ行くわ！！」

マナ「行こー行こー！」

真琴「ならありすや亜久里ちゃんも誘わないてね！」

マナ「んふふふ…実はもう誘ってあるんだー！」

真琴「流石マナ！準備万端ってことね！」

マナ「それじゃあ、今日の放課後ありすの家に集合ね！」

～放課後～
ーありす家前ー

セバスチャン「皆さんお待たせしました」

ありす「では、皆さんどうぞ車の中へ」

マナ「ハーイ！」

真琴「お、お邪魔します」

亜久里「どうぞよろしくお願いします」

セバスチャン「はい」

～百人一首大会場～

セバスチャン「皆さん着きました」

ありす「ありがとうセバスチャン。では行きましょうか」

亜久里「私クイーンを見るのは初めてなので少し緊張しますわ」

マナ「へー！亜久里ちゃんも緊張とかするんだぁー」ﾊﾊﾊﾊ

亜久里「当たり前ですわ！…一体貴方は人をなんだと思ってるのですか」

ありす「うふふふ…さて、六花さんとクイーンさんは…」

クイーン「そうですね…それなら…」

記者「成る程…ではもしも…」


六花「見ての通りインタビュー中よ」

亜久里「あれが…百人一首の女王…クイーンですか」

ありす「ところで今回クイーンは大会に出るのですか？」

六花「んー…今回の大会は出ないんじゃないかな」

マナ「なんだぁ…クイーンの戦いを楽しみにしてたのに…」ｽﾞｰﾝ

真琴「まぁまぁ…」ﾊﾊﾊﾊ

ダビィ「それにしても、凄い熱気ダビィ」

六花「そりゃあスポーツですから！」

ラケル「熱くならない方が可笑しいケル！」

レジーナ「本当っ、熱いわね～」

マナ「れっ、レジーナ⁉︎」

亜久里「一体…何しに来たのですか？」

レジーナ「なんであんたに教えないといけないのよ！！」ﾌｰﾝﾀﾞ！

マナ「レジーナ！！」

レジーナ「何よ…？」

マナ「会いたかったよぉぉ！！レジーナァァ！！」

レジーナ「あぁ、もうっ！うるさいし暑苦しいわねー！」

レジーナ「あたし…暑苦しいの嫌いなのよね～」

レジーナ「だ・か・らぁ…」

クイーン「六花ちゃんお待たせ…あら皆さんも…お久しぶりです」

レジーナ「貴方を素敵なジコチューにしてあげる！！」

クイーン「えっ、きゃぁぁぁぁぁぁ！！」ﾄﾞｻｯ

着物ジコチュー「ジコチュー！！」

ｷｬｧｧｧｧｧｧ

セバスチャン「皆さんお逃げください！！」

六花「クイーンっ⁉︎」

マナ「レジーナっ！…どうして…」

レジーナ「言ったでしょ？あたし…暑苦しいの苦手なの！さぁ、暴れちゃってジコチュー！！」

着物ジコチュー「見てー！私の着物！！」

Bat end…
つまり野球オチか

マナ「いくよ！みんな！！」

六花・ありす・真琴・亜久里「うんっ！」

マナ・六花・ありす・真琴「プリキュア・ラブリンク！」

亜久里「アイちゃん！いきますわよ！」

アイちゃん「きゅぴー！」

亜久里「プリキュア・ドレスアープッ！」

♫～L・O・V・E～♫

キュアハート「みなぎる愛！キュアハート！」ﾋﾟｶｰﾝ

キュアダイヤモンド「英知の光！キュアダイヤモンド！」ﾋﾟｶｰﾝ

キュアロゼッタ「陽だまりポカポカ♫キュアロゼッタ！」ﾋﾟｶｰﾝ

キュアソード「勇気の刃！キュアソード！」ﾋﾟｶｰﾝ

キュアエース「愛の切り札！キュアエース！」ﾋﾟｶｰﾝ

五人「響け! 愛の鼓動! ドキドキ!プリキュア！！」

キュアハート「いくよっ！！」

レジーナ「ジコチュー！！」

着物ジコチュー「貴方も着物着なさーい！！」

キュアエース「はぁぁぁぁ！！」ﾄﾞｽﾂ

着物ジコチュー「ジコッ⁉︎」

キュアロゼッタ「てやぁぁぁぁ！はぁぁあ！」ﾄﾞｽﾂﾄﾞｽﾂ

着物ジコチュー「ジコッ⁉︎ジコッ⁉︎」

レジーナ「ちっ！使えないわねぇ！」

キュアソード「レジーナ！！貴方は私が相手よ！！」ﾄﾞｽﾂ

レジーナ「⁉︎くっ！！」

バットエンド王国

ジョーカー「さて…この青っ鼻から生み出した新たな鼻…この闇っ鼻で…んふっふっふ」

ジョーカー「さて…早速プリキュア達に…おやぁ？何やら、不思議な力を感じますねぇ…」

ジョーカー「バットエナジーに近いこの力は…どうやらプリキュアより先にこちらを調べた方が良さそうですねぇ～」

百人一首大会場

キュアロゼッタ「プリキュア！ロゼッタリフレクション！！」ｶﾞｷｰﾝ

キュアハート「はぁぁぁぁ！」

着物ジコチュー「着物を汚さないでっ！！」ﾄﾞｶﾞｧﾝ

キュアハート「きゃぁぁぁぁぁぁ！！」

キュアソード「ハート！！」

レジーナ「余所見してる暇あるのっ！！」ﾄﾞｶﾞｧﾝ

キュアソード「くっ！！」

キュアエース「まずいですわ！…このままでは…」

ジョーカー「このままでは…なんですかぁ？」ﾇｯ

キュアエース「なっ⁉︎何者ですか貴方は⁉︎」ｿﾞｸｿﾞｸ

ジョーカー「私の名前は…ジョーカー。以後お見知り置きを…」

ジョーカー「それよりいいんですかぁ？…このままでは何かまずいんでしょう？んふふふふふ」

キュアエース「貴方には関係ありませんわ！戦いの邪魔です！！」

ジョーカー「そぉですかぁ…それは失礼しました…」ｼｭﾝ

キュアエース「っ！消えたっ⁉︎」

ジョーカー「皆さぁぁぁぁぁぁぁん！！初めてましてぇぇぇ」

キュアハート「えっ？」

着物ジコチュー「ジコ？」

キュアダイヤモンド「ピエロ…？」

キュアロゼッタ「あれもジコチューなのでしょうか？」

キュアソード「誰なのあれは⁉︎」

レジーナ「知らなーい」

キュアエース「いつのまに…」

ジョーカー「私の名前はジョーカーでぇぇぇす！よろしくお願いしますぅぅぅぅ」

キュアエース「ジョーカー！貴方は一体何者なんですか⁉︎」

ジョーカー「私ですか？私はバットエンド王国の使いジョーカーですよぉ」

レジーナ「バットエンド王国？なにそれ？」

ジョーカー「私がいる世界ですかねぇ…」

キュアロゼッタ「貴方は一体何しに来たのですか？」

ジョーカー「この不思議な力の源を辿ったらここに着いたんですよぉ、プリキュア達がいるここにねぇ…」

キュアエース「プリキュアを…知っている？」

キュアソード「てことはやっぱり貴方ジコチューの仲間ね！」

ジョーカー「ジコチュー？なんですかそれは？」

レジーナ「ジコチューは私達よ！！そして私はキングジコチューの娘レジーナ！」

ジョーカー「成る程…この不思議な闇の力は貴方とその怪物から出る力をでしたか…」

レジーナ「ジャネジーっていうのよ」

ジョーカー「ジャネジーですかぁ…んふふふふふ」

キュアエース「ハート！今のうちに！」

キュアハート「う、うん！」

ピロロン♫

五人「プリキュア・ロイヤルラブリーストレートフラッシュ！」

着物ジコチュー「ラーブラーブラーブ」ﾎﾞｼｭﾝ

レジーナ「ああぁ！ジコチューが⁉︎」

ジョーカー「世界よ！最悪の結末！バットエンドに染まれ！白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ！」

バッドじゃないの？

レジーナ「えっ」

キュアハート「な、なにこれ？」

キュアソード「レジーナ貴方たの仕業なの⁉︎」

レジーナ「し、知らないわよ！」

キュアエース「いいえ…これは」

キュアロゼッタ「恐らく彼の仕業でしょう」

ジョーカー「せいかぁぁぁぁぁぁい！素晴らしいでしょう？このバットエンドに染まった世界」

キュアハート「バットエンド…？」

ジョーカー「そうです…誰も何も考えること無く喜びも悲しみも感じない絶望」

ジョーカー「んふふふふ…ゾクゾクするでしょぉ？」

キュアダイヤモンド「何…それ？」

ジョーカー「さて…私の計画にはジャネジーを生み出すことができる貴方が必要なのです…レジーナさん」

レジーナ「えっ？」

>>24
本当だ「ト」になってたすまん

ジョーカー「さぁ…行きましょうか」

レジーナ「だ、誰があんたみたいな奴について行くもんか！」

ジョーカー「なら力ずくで連れて行くまでです…」ｽｯ

ピカァァァァァァァァン

キュアハート「⁉︎レジーナぁぁぁぁ‼︎」

ジョーカー「んふふふ…流石私！ブラボー私！お疲れ私！」

キュアハート「ジョーカー！レジーナをどこにやったの⁉︎」

ジョーカー「なぁに？ちょっとこの…なまけ玉の中に閉じ込めただけですよぉ」

キュアロゼッタ「なまけ玉？」

キュアエース「なんですの…それは」

ジョーカー「簡単に言えば…私の理想の世界…バッドエンドの世界に通じるアイテムでぇぇぇす！」

> レジーナ「えっ」
>
> キュアハート「な、なにこれ？」
>
> キュアソード「レジーナ貴方たの仕業なの??」
>
> レジーナ「し、知らないわよ！」
>
> キュアエース「いいえ…これは」
>
> キュアロゼッタ「恐らく彼の仕業でしょう」
>
> ジョーカー「せいかぁぁぁぁぁぁい！素晴らしいでしょう？このバットエンドに染まった世界」
>
> キュアハート「バットエンド…？」
>
> ジョーカー「そうです…誰もが手に手にバットを携え何も考えること無く喜びも悲しみも感じずバッティングに打ち込む野球の世界」
>
> ジョーカー「んふふふふ…ゾクゾクするでしょぉ？」
>
> キュアダイヤモンド「何…それ？」
>
> ジョーカー「さて…私の計画にはジャネジーを生み出すことができる貴方が必要なのです…レジーナさん」
>
> レジーナ「えっ？」

キュアソード「そ、そんな…」

ジョーカー「では、皆さんさようなぐっ⁉︎」ﾄﾞｶﾞｧｧﾝ

キュアハート「レジーナは…返してもらうよ！」

ジョーカー「んふふふ…びっくりするじゃないですかぁ」

キュアダイヤモンド「なっ！全く効いてない！」

キュアエース「ハート！時間がありません！レジーナを取り戻すなら一気に決めますわよ！」

キュアハート「うんっ！」

ジョーカー「んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

キュアエース「…何が可笑しいのですか？」

ジョーカー「ちょうどいいです…本来はあなた方に使う筈はなかったのですが…使ってみましょう…この闇っ鼻をねぇ！！」

キュアダイヤモンド「闇っ鼻？」

ジョーカー「いでよ！アルティメットアカンベェ！！」

アルティメットアカンベェ「アカンベェ！！」

キュアハート「な、なにあれっ⁉︎」

キュアエース「ジコチューではないですわ！！」

ジョーカー「んふふ…さぁいきなさい！アルティメットアカンベェ！！」

Aアカンベェ「アカンベェ！」ﾄﾞｶﾞｧｧﾝ

キュアハート・キュアエース「きゃぁぁぁぁぁぁ！」

キュアダイヤモンド「ハート！エース！」

ジョーカー「余所見はいけませんねぇ～」

キュアダイヤモンド「えっ⁉︎きゃぁぁぁぁ‼︎」

キュアソード「ダイヤモンド！！」

キュアロゼッタ「はぁぁぁぁ！」ﾄﾞｶﾞｧ

Aアカンベェ「アカッ⁉︎」

キュアソード「やった！攻撃が届いた！」

Aアカンベェ「アカッンベェ！！！」ﾄﾞｶﾞｧｧﾝ

キュアロゼッタ「きゃぁぁぁぁぁぁ！！」ﾄﾞｻｯ

キュアエース「ロゼッタ！！(まずいですわ…このままでは私の変身時間が)」

ジョーカー「んふふふ…そうえば貴方は他のプリキュア達とは違い先程から焦っていますねぇ？」

キュアエース「そんなこと…ありませんわ！！」

ジョーカー「そぉですかぁ？何か秘密でもあるんじゃないかと思いましたがねぇ」

ジョーカー「例えば…時間を気にしているとか…」

キュアエース「くっ⁉︎」

ジョーカー「どうやら当たりの様ですねぇ…この状況で時間を気にして焦るとなると…貴方変身可能時間が限られてるんじゃないのでしょうか？」

キュアエース「だったら…なんですか！時間が来る前に貴方達を倒せばいいだけのことですわ！」

ジョーカー「そう上手くいきますかね？」

キュアエース「くっ…はぁぁぁぁ！」ﾄﾞｺﾞｫ

ジョーカー「んふふふ…その程度の攻撃ですかぁ？」ﾊﾟｼｯ

キュアエース「なっ‼︎(しまった！腕を掴まれてしまいましたわ！)」

ジョーカー「そぉれぇ！！」ｸﾙｸﾙﾋﾞｭｰﾝ

キュアエース「きゃぁぁぁぁぁぁ！」

キュアエース「ガハァッ！」ｽﾞﾄﾞｫﾝ

キュアエース「ハァ…まだ…ですわ…」ﾖﾛﾖﾛ

ピカァァン

亜久里「うっ…」ﾄﾞｻｯ

キュアハート「⁉︎亜久里ちゃぁぁん！」

Aアカンベェ「アッカンベェ！！」ﾄﾞｫﾝ！

キュアロゼッタ「プリキュア！ロゼッタリフレクション」

バリィィィィン

キュアロゼッタ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」ｽﾞﾄﾞｫﾝ

ピカァァン

ありす「……」

キュアハート「ありす！！」

キュアダイヤモンド「ハート！ソード！ここはひとまず亜久里ちゃんとありすを連れて逃げた方がいいわ！」