???「心の怪盗団の皆様へお願いが」 (35)

※ このSSにはネタバレ要素を含む可能性があり、一部オリジナルな解釈も入っております

注意して閲覧してください※

物語は終盤に入り、怪盗団の知名もうなぎ登りになってきた頃、ひとつの書き込みを怪盗チャンネルの管理人三島の目に飛び込んだ


ななし「心の怪盗団の皆様へ、お願いがあります 私の知っている青年が大変なことになってしまいました、彼に残った未来は死しかないように思えます、どうか心の怪盗団の皆様の力をお借りしたいと思いました、どうかお願いします」

丁寧に書き込まれた文章

三島「随分と重大そうな件だな……」

管理人の三島は携帯を取りだし、連絡を取る

三島「怪盗チャンネルにこんなのが書き込まれてたんだけど」

三島は書き込まれた文をコピペして仲間に知らせる

数分あと、仲間からの書き込みが

「チャンネルから依頼なんてめずらしいな」

「なにか重大そうね」

「情報はこれだけか?」

仲間内で会話が飛び交う

「詳しい話しは学校で話そう」

リーダー格の一言でその場は終わりを迎えた

囚人学園

ここ囚人学園には学生が日々勉学に励んでいる、数ヵ月前に教師が指導という名の虐待等をして、話題になったの新しい話である

ここに通う学生 来栖暁、彼こそが 心の怪盗団のリーダーなのである

~午前 、 昼 、午後、~


~放課後~

暁は、他の仲間と集合するために、連絡をいれ
アジトである喫茶店 ルブランへ向かうことにした

ルブラン~屋根裏部屋兼アジト

ここに集まったメンバーは男女と猫含めているのだ


「んで、依頼ってことはメメントスにいきゃいいのか?」

メンバーの一人が呟く

「簡単にいうけど、そう簡単に見つかるわけ無いでしょ?」

メンバーの一人が反論する

「流石に、お願いしますだけじゃ限界があるな、何かしら情報がないと」

「流石にネットで個人情報ぶちまける訳にはいかないでしょ?」

「だがほっといていい案件でもあるまい、下手するとパレスになりかねんぞ」

メンバーはあれこれ案を出す

暁「とりあえず、メメントスに向かおう」

リーダーの一声にメンバーは声を揃え、メメントスへ向かった

ーーーーーーーー

メメントス~入口~

各自、怪盗団の格好へ姿を変えたメンバーは、ナビのペルソナの指示のもとメメントスと向かう準備をしていた


スカル「しかし、メメントスって言ったってよ、すげぇ深いだろ?探せんのかよ……」

パンサー「弱音はかないの」

クイーン「私たちは、やることをやるの」

スカル「分かってるけどさ……」

フォックス「しかし、いつ来てもここは居心地が悪いな……」

ナビ「お稲荷もしかしてビビってる?」

フォックス「なっ!?」

ジョーカー「雑談もここまでだ、モルガナ行けるか?」

モルガナ「かなり深くに何かを感じる、今までの奴とは比べ物にならないくらいの何かを感じる……」

ナビ「まだ情報が少ないからかも……」

メンバーを決めて、ジョーカー達は向かった


メメントス~◯層目~


モルガナ「ここだな、敵が俺たちに気がついてないほど慌ててるぜ」

ナビ「刈り取るものって訳じゃないし……ナンダロ……」

ーーーーー

異変~扉前~

ナビ「ここの先に何かを感じる……なんだろ……ただ、ひたすらにヤバイって感じがする……」


モルガナ「今までの依頼とは比べ物にならないぐらいの雰囲気を感じる、行くのか?ジョーカー?」


扉を開けメンバーは向かった

行き着いた先には、黒くドロドロした何かが居た


ノワール「人なのかな?」

フォックス「人なにしてもここまで悪趣味なのはいかがなものか……」

スカル「どうせ、あいつをぶっ潰せばいいんだろ?」

戦闘準備に入るメンバー

黒くドロドロした何かが呟く

???「ナナ……コ……」

モルガナ「待つんだみんな、なにか呟いてるぞ?」


???「ナナ……コ……ミンナ……」


スカル「んなこと知ったことか!!いくぜ!!ペルソナ!!」

スカルの呼び寄せたペルソナでジオダインを発動させた
しかし

block

スカルの攻撃は通じなかった

スカル「な、なにぃ!?」

パンサー「どいて!!おいで、カルメン!!」

パンサーのペルソナもすかさず攻撃にうつる

block

効果がない

フォックス「彼はもう一人の俺だ!!」ペルソナ

次々とメンバーは攻撃を繰り出す




block

すべての攻撃が無効化されてしまう


モルガナ「やべぇぞ……いままで……いやパレスの親玉でもこんなの居なかった!!どうなってんだ!!」


???「……イザ……ナギ」パキィン


ジョーカー「皆!!防げ!!」


[ジオダイン]

相手側からの予想外の攻撃に慌てるメンバー


ナビ「嘘でしょ……この力……」


クイーン「何か分かったの?」


ナビ「ペルソナに似てる……」

ナビからの言葉に驚きを隠せないメンバー


スカル「はぁ?意味わかんねぇよ!」

モルガナ「ワガハイだってわからんぞ!!」


???「ヨシツネ……」パキィン

[八艘飛び]

ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ ザシュ

モルガナ「ダメだ……このままじゃきりがない、一旦引くぞ!!」


怪盗団はやむを得ずそのばから撤退した

メメントス~入口~

なんとか逃げ出した怪盗団、しかし彼らはまだ救えては居なかった


スカル「何だってんだよ!!」

しだんだをふむスカル

フォックス「すべての攻撃を防ぐ……対策はあるのか?」

いままでにない強敵の出現に頭を悩ますメンバー

ジョーカー「彼が言っていたのは何だったんだろ……」


クイーン「そういえば、ナナコって」

ノワール「人の名前かな?」

ナビ「うーん、情報が少ないとどうしようも出来ないよ……」

モルガナ「たがあの威圧感……早急になんとかしないと、パレスになったらワガハイ達では手も足も出せなくなるぞ」

ナビ「とりあえず、こっちでいろいろと調べてみるよ」

ジョーカー「仕方ないが今日はここまでだな……」

怪盗団はメメントスを痕にした

続きはまた後で

あげ

メメントス撤退から数日が過ぎた

ルブラン~屋根裏部屋兼アジト~

モルガナ「あのペルソナに似た力が何なのかが分からねぇ……」

双葉「もしかしたらなんだけどさ……」

双葉「もしかしたら、私たちよりも前にペルソナ使いとかいたりするんじゃないかなって思ったり思わなかったり……」

双葉の呟いた言葉に怪盗団メンバーは何故か納得した

ペルソナににた

ペルソナに似ているかもしれない力を持つ敵

姿がはっきりしていない何か

いままでにない強敵

相手の素性を知る方法は……

暁「過去に何かあったんじゃないか?事件とかそういうのが」


「事件か……でも流石におねぇちゃんの力を借りるわけにはそれに、私たちは怪しまれてるし」

「かといって、警察関係者に心当たりがあるわけじゃ…………」

「いえ、いたわ」

「アイツだな」

「アイツだね」

暁「明智の力を借りよう」

ぺるそな知らんけど
結構いい書き方やん支援

怪盗団は、仲間になったばかりのメンバーの明智に連絡をいれた

スマホ画面

暁「かくかくしかじかというわけだ」

「なるほど、僕ができる限りの情報をつかんでくるよ、その間メメントスにはいけないけど期待に応えて見せるよ」

彼は返事を返した

ーーーーー

数時間後

「見つけたよ、かなり田舎の事件だけど、迷宮入りの事件があった、詳しく伝えるよ」


明智が見つけた情報によると

数年前に 八十稲羽という地域で不可解な殺人事件が起きたとのこと、不思議なことに被害者はほぼ不思議な死にかたをしていることと凶器が見つからないことから何件かは迷宮入りとなっている

「君たちがやってきた改心に何か似ているんじゃないかと思うんだ」


暁「待ってくれ、ほぼって言うことはどいうことだ?」

「最初の殺人事件から数ヵ月は何事もなかったように事件が無かったんだ、そしてまた数ヵ月に
事件が、そしてその被害者の名前は」

「堂島菜々子と情報が残されているんだ」

暁「菜々子……」

数日前の記憶がよみがえる

???「ナナ……コ……」

暁「もしかしたら……」

暁は関係者をリストアップしてもらうよう頼んだ

数時間後

「見つかったよ、なんでも地元の高校生達がなにやらチームを組んでいたらしいよ?」

双葉の言った言葉が当てはまる

「資料のなかには個人名が記入されてるね……」

暁「もしかしたら、その被害者となにかしら接点のあるやつがメメントスであった奴かもしれない」

>>17
ありがとうございます

「リーダー格らしき人物が 、鳴上悠という人物みたい、どうやら日頃から被害者と関連性が合ったみたいだ」

暁「ありがとう、情報は十分だ」

「それならよかった、僕も怪盗団のメンバーとして頑張るよ、そっちも頑張って」

ーーーーーー

明智がくれた情報をまとめると

数年前にペルソナ使いがいた(らしい)

不可解な殺人事件が起きていた

事件の最後の被害者は堂島菜々子という人物

リーダー格の人物は鳴上悠という人物

「十中八九あのバケモノがリーダー格の成れの果てで間違いないだろう」

「あそこまで成り果てるには何かしらの理由があるのかしら?」

「ペルソナ使いだとすると、あの実力は納得できるわ」

「さてと……行くかリーダー!!」

暁「あぁ……行こう」

メメントス~入口~


怪盗団メンバーは覚悟を決めて、バケモノ……鳴上のいる場所に向かった

ーーー

異変場所


以前戦ったドロドロした何かは形を整え、人らしき姿を取り戻していた

スカル「情報を手にいれたから、多少みれるようになってんだな……」

フォックス「だが奴はペルソナ使いという事を考えるならば」

クイーン「苦戦は避けられないわ」

ジョーカー「行くぞ!!」

いまここに火蓋が切っておとされた

スカル「以前の俺と思うなよ!!ペルソナァ!!」

『ゴッドハンド』

「ガネーシャ」パキィン

《物理反射》

スカルの放ったゴッドハンドは見事に跳ね返された

スカル「うおぉぉぉぉお!!」


モルガナ「スカルがダウン!!誰かサポートに!!」

「ロキ……」パキィン

《ブフダイン》

スカルに隙を与えない攻撃

パンサー「スカルしっかりしてよ!」

モルガナ「くっそ……アイツもやっぱりジョーカーみたいにペルソナを付け替えできるのか?」

フォックス「させるか!!」ペルソナ

『マハスクカジャ』

フォックスのサポートにより窮地を救われたメンバー

しかし

「アリス……」パキィン

《死んでくれる?》

敵の攻撃によりジョーカーの除くメンバーは戦闘不能になってしまった

ジョーカー「くっ……」

「イザナギ……」パキィン

ジョーカー「義賊イザナギ!!」ブチィ

《ジオダイン》

『ジオダイン』

同時攻撃により相殺される

敵のペルソナはどうやら無限蔵にあるようだ


ジョーカー「なら、コイツだ」

ジョーカーは銃を取りだし、スキルを発動した


『ダウンショット』


敵は倒れ混む

hold up

きりがないと見込んだジョーカーは会話を試みた


ジョーカー「なぜここまで暴れる?」

鳴上「ウゴゴ」

ジョーカー「答えろ!!」

鳴上「ナナコ……ナナコォォォォォォ!!」

鳴上「ヨシツネ!!」

《八艘飛び》


ジョーカー「くっ……」

間一髪で回避するジョーカー

鳴上「ヴォォォォォォォォォ」


ジョーカー「やるしかないのか……」


距離を取ったジョーカー 会話による説得を成せず、またしても戦闘に入る

ーーーー

鳴上のほうが実力では上であり、徐々にだが押されていく


ジョーカー「くっ……」

ふと気がつくとあちこちに、手作りらしきなにかが落ちている

ジョーカー「なんだこれは……?」

鳴上「ソレニ……サワルナ!!」

鳴上の鋭い一撃がジョーカーに迫るが、ジョーカーは拾った何かを鳴上に、突きつける形で見せつけた

鳴上「!?」

攻撃はジョーカーに当たることはなかった


ジョーカー「コレが何を意味してるのか……ようやくわかった」

ジョーカー「これは、あんたの大切な物だから傷つける訳にはいかなかっただろ?」

鳴上「うぐぐ……」

ジョーカー「正体を現せ!!」

鳴上?「いいだろう……もうナナコのいない世界なんてどうでもいい、すべてぶっ潰してやる!!」

鳴上からものすごい圧を感じる


シャドウ鳴上「我は影、真なる我 貴様ごときムシケラに負けはせん!!」

シャドウとして現れた以上、鳴上はペルソナ使いではなくなり、攻撃の無効化を使えなくなってしまった


ジョーカー「終わりにさせてもらう……ペルソナ!!」


ジョーカーの持ちペルソナである、アルセーヌがシャドウ鳴上に攻撃をする

シャドウ鳴上「菜々子……す、すまない……」ドタッ


シャドウを倒すことができたジョーカー


ーーーー

戦闘後

鳴上「俺は信じたくなかった……真実なんて知りたくなかった……こんな力さえ目覚めなければ……」


ジョーカー「……」


コツコツ

誰かがこちらへ来るのを二人は気がついた

???「どうやら正気に戻ったようだね」

全身黒ずくめで葬式後のような格好をした老婆がやってきた

ジョーカー「(なぜここに人が……?)」

鳴上「ひさ乃さん……?」

ひさ乃「久しぶりだね」


鳴上「なぜあなたがここに……」


ひさ乃「あの世にいるお嬢ちゃんに頼まれてね、心の怪盗団に依頼したのさ」


ジョーカー「貴女が依頼人……?」

鳴上「お嬢ちゃんって……まさか!!」


ひさ乃「そう、菜々子ちゃんのことだよ」

ひさ乃「大体分かるだろう?」

鳴上「……」

ジョーカー「話が見えてこないんだが……」


説明省略


ひさ乃「って訳なの、いい加減にするんだよ」


鳴上「……」

鳴上はジョーカーの手にあるものを手渡した


Get! 書きかけの表彰状

鳴上「ありがとうございます、すこしは落ち着きました……」

ジョーカー「いいのか?」

鳴上「いつまでもこのままじゃ菜々子に合わせる顔がないですから……」

ひさ乃「それじゃ戻ろうかね」

二人はここから離れていった

後日怪盗チャンネルに、一人の青年が改心されたとの書き込みが現れた、そしてその書き込みはすぐに新しい書き込みの中へと埋もれていくのであった……




おわり


ペルソナ4 ペルソナ5菜々子ファンの皆様へ こんなSS書いてしまい申し訳ありませんでした

なんか、もうグダグダですみません

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom