P「・・・」カタカタ ターン!
P「ふぅ・・・しかし寒いな・・・」
P「エアコンは入ってるけど、それでも寒い・・・」
P「どうにかならないものか・・・」
P「!・・・そうだ!響を使って暖まろう!」
P「よし、おーい!響―!」
響「んー?プロデューサーどうしたの?」
響「ソファに座ってるけど、お仕事は終わったのか?」
P「ああ、終わったぞ。とりあえずこっちに来てくれ」チョイチョイ
響「?・・・分かった」テクテク
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響「それで、どうしたの?プロデューサー」
P「えっと、響、もうちょっとこっち。俺の前に立って」
響「?・・・う、うん」
P「それで、前の方・・・要は俺とは逆向いて立ってくれ」
響「分かった、これでいい?」クルッ
P「OKだ」
響「プロデューサー、何するつもり?ハッ!・・・まさか、変なことするんじゃないだろうなー!」
P「大丈夫大丈夫、なんくるない」
響「ぜ、全然信用ならないぞ・・・」
P「それじゃあ、いくぞ」
響「う、うん・・・」
P「・・・それっ!」ギュム
響「!?」
P「そしてこのまま引き寄せて・・・と!」ギュッ
響「!!」
P「そして、よいしょっと」ポスン
響「!!」
響「な、何してるんだ!?プロデューサー!?」
響「どうして自分、プロデューサーの上に座ってるんだ!?」
P「どうしてって、響をギュってして暖まりたかったからな」
響「・・・うがーっ!やっぱりヘンタイじゃないかー!」ジタバタ
P「まあまあ、そんなに暴れずに」ギューッ!
響「!!・・・」カアァ
P「暖けえぇぇ・・・」ギューッ
響「うぎゃあぁぁ・・・」///
P「・・・」ナデナデ
響「ピクッ!・・・」
P「あ、撫でられるのイヤだった?」
響「ううん、ちょっと気持ちいいかも・・・」
P「そっか・・・」ナデナデ
響「~♪」///
P(かわいい)
P「・・・」グリグリ
響「うぎゃっ!?」ビクッ
響「ぷ、プロデューサー、今何してるの?」
P「んと、俺のあごで響の頭グリグリしてる」
響「ち、ちょっと痛いっていうか、つむじの頂点グリグリされるとちょっと気持ち悪いぞ・・・」
P「あっ、そうか悪い」パッ
響「あっでも・・・撫でるぐらいならしてもいいよ?」
P「!・・・」ナデナデ
響「~♪」
P(かわいい)
P「しかし、響は暖かいなあ~」
響「そ、そう?」
P「ああ、正直ずっとこうしていたいかな」
響「えへへ・・・自分完璧だからな!」
P「そうだな、カンペキカンペキ」ナデナデ
響「なんだかテキトーにあしらわれてる気がするぞ・・・」
P「でも暖かくて気持ちが良い、これだけは譲れない」ギューッ
響「ふぁぁっ・・・えへへ・・・」
P(かわいい」
響「!!」ピクッ
P(あっ、思わず声に出ちまった)
響「じ、自分、かわいい?」カアァ
P「ああ。完璧でかわいい」
響「・・・ううぅ~~っ」///
P「ああ~、めっちゃかわいいな~」スリスリ
響「うぎゃぁぁっ!ほ、頬擦りするなあぁ!」///
P「!・・・これは・・・」
P「この肌のキメ細かさ、プルンとした弾力」
P「一体何なんだ、このほっぺは・・・」
響「そ、そんなこと実況するなーっ!このヘンタイプロデューサー!」///
P「そんなこと言われたって、事実を言ったまでだし・・・」スリスリ
響「ううぅ・・・」///
P「頬擦りもいいけど・・・この髪も捨てがたいよなぁ」スリスリ
響「!!」ピクッ
P「髪もホントさらさらだよな」スリスリ ナデナデ
響「毎日ちゃんとお手入れしてるもんね」
P「いい匂いもするし」スンスン
響「!・・・におい」ビクッ
P「ん?どうした?」
響「あ、あのさ、自分臭くない?」
P「え?」
響「だって自分、家族・・・動物たちと住んでるし、なによりそのことでネットで・・・」ジワッ
P「はぁ・・・んなわけないだろ?」ギューッ
響「あっ・・・」
P「いつも一緒にいる俺が言ってるんだ、安心しろ」ギュッ ナデナデ
響「うん!・・・えへへ・・・」
P「なんなら、一日中嗅ぎ続けたっていいぞ?」フンス
響「ちょっと嬉し泣きしそうになった自分がバカみたいだったぞ・・・」
P「・・・」ナデナデ
響「~♪」
P(ちょっと手をお腹の方に回して・・・)
響「?」
P(この手を少しずつ、少しずつ上に)スルスル
響「・・・」
P(よし、あともうちょい)スルスル
響「・・・ダメだぞ、ヘンタイ」ガシッ
P「あちゃ~、ばれたか」
響「バレバレだぞ!」
P「・・・ダメ?」
響「ダメ。それに公共の場だし」
P「でも、事務所内だぞ?」
響「・・・もしやったら110番だからね」
P「ごめんなさい」
響「よろしい」
グウゥ・・・
響「!」ピクッ
P「ん?響、お腹減った?」
響「///」コクコク
P「そっか・・・ティン!」
P「そうだ、響、確か・・・」ガサゴソ
P「あったあった。響、ポッキー食べる?」
響「うん!」
P「それじゃあ、こっち向いて?」
響「・・・へ?」
P「いいから、とりあえずこっち向いて座り直すんだ」
響「?・・・わ、分かった」
クルッ ポスン
響「そっち向いたぞ・・・って、どうしてプロデューサーがポッキー咥えてるの?」
P「ふぁい、ほうほ」
響「『はい、どうぞ』って意味分かんないぞ・・・」
P「ほの、おへはふあえへいふホッヒーを、ひひきははへふんは(訳:この、俺が咥えているポッキーを、響が食べるんだ)」
響「!?・・・そ、それって要は・・・」
P「ほっひーへーむっへはふやは(訳:ポッキーゲームってやつだな)」
響「」
響「うがー!普通に食べさせてくれたら良いじゃないか!」
P「こっちの方が面白いかなーって」
響「ヘンタイ!」
P「最高の褒め言葉だぜ」
響「」
P「それで、食べる?食べない?」
響「じ、自分は!そn「グウゥゥ・・・」
響「///・・・食べる・・・」///
P(かわいい)
P「あ、そうそう、俺は咥えておくだけだから、響の食べたい所まで自分で食べるんだぞ」
響「!?」
P「じゃあ・・・どうぞ」アムッ
響「・・・」ソワソワ モジモジ
P(もじもじしてる・・・かわいい)
響「・・・!」パクッ
P(キター!!)
響「・・・」カアァ
P(反対側でポッキー咥えこんでから一向に響は動かない・・・)
響「・・・」ポリ・・・ポリ・・・
P(少しづつ進んできた)
P(顔赤い・・・かわいい)
響「・・・」ポリ・・・ポリ・・・
P(3分の1だけ食べたかな)
響「・・・」
響「・・・」ニヤリ
響「・・・」ポリポリポリポリ
P「!!」
P(ちょっ、早くなった!)
P(やべっ、めっちゃ顔近い!)
P(やべっ、このままじゃホントにキs)
響「・・・」ピタッ ポキッ!
P(!・・・スレスレで止まって、ポッキー折った)
響「へへーん、ビックリした?」
P「あ、ああ・・・結構ビックリしたよ」
響「!・・・そっかそっか・・・えへへ」///
P(やべえ、マジでかわいい)
P「あっ、でも結構良い時間だな。もう6時半過ぎだ」
P「どうする?響、そろそろ帰るか?」
響「うん、そうだね。ポッキーだけじゃないでしっかりした夜ごはんが食べたいぞ」
P「そうだな、それじゃあ帰ろう」
P「準備はした?」
響「ううん、ちょっと待ってね・・・よし、いいよ!」
P「よし、じゃあ帰るか」
P「お疲れ様でしたー!」
響「お疲れ様!また明日ー!」
ガチャ バタン
小鳥「・・・」
小鳥「ちくしょう・・・事務所内でイチャイチャしやがって・・・ピヨ・・・」
ヒュウウゥゥ・・・
P「うおっ・・・やっぱり、寒くなったな」
響「そうだね。でもさ・・・」
P「ああ、こうやって手繋いだら、暖かいな」
響「!・・・そうだね」///
P「響、何か買うモノある?あるんだったらそこのスーパーで買ってくぞ?」
響「ううん、大丈夫。まだ昨日作った残りがあるし、冷蔵庫に食材がまだまだあったからね!」
P「ああ、確かにそうだったな」
P「じゃあ、そのまま帰ろっか」
響「うん!自分、もうお腹ペコペコだぞ!」
P「確かに、あのポッキーだけだもんな」
響「うう・・・このマンションの階段も遠い道のりに感じるなー・・・」コツコツ
P「確かに、今日は結構予定があったもんな」カツカツ
響「うん、クタクタだぞ・・・あっ、そうだプロデューサー、鍵出してる?」
P「ああ、もう出したよ」チャリン
響「ありがとう」
P「・・・っよし、やっと着いた」
カチャ ガチャッ
P「ただいまー!」
P「あーっ、やっぱり部屋の中だと暖かいな!響も早く靴脱いで上がろう」
響「・・・」
P「?・・・響?」
響「うがーーっ!!」ガバッ
P「!?ちょっ、響!うわあっ!」ドンガラガッシャーン
響「もう!なんなの!?プロデューサー!!」ポカポカ
響「急に事務所であんなことしてきて!!」ポカポカ
P「い、いや・・・ちょっと事務所の中結構寒かったからさ」
響「でも、あんなこと急にさせられて、自分ホントに恥ずかしかったんだぞ!!」
P「あはは・・・悪かったよ」
響「第一!最初はプロデューサーが言ったんじゃないか!」
響「事務所の中ではイチャイチャしないって!!」
P「そうだったな・・・すまなかった」
P「でもさ、やっていくうちに響がどんどんかわいくなってさ」
響「かわっ!・・・ホントに自分、かわいかった?」ジッ
P「ああ、もう本当にかわいかったぞ!」
響「ほんと!?」パアァ
P「ああもう、かわいいなあもう!」ギューッ
響「ふあぁっ・・・えへへ・・・」ギューッ
P「よし、そろそろちゃんと部屋にあがろっか」
響「うん!よーし、夕飯の準備をするさー!」
P「ああ、楽しみに待っておくよ!」
響「あっそうだ!家族のご飯も用意するから、家族と一緒に待ってて!」
P「ああ、ハム蔵たちと遊んでおくよ」
響「うん!そうしておいて!」
響「はい!夕飯お待ちどうさま!」ドンッ
P「おーっ!美味そう!」
響「そう?余りものでチャンプルー作ったんだけど・・・」
P「ああ、十分だよ!」
響「ちょっと待ってね!あと、ご飯とお味噌汁注ぐから!」
P「じゃあ、俺も運ぶの手伝うよ」
響「ホント?助かるぞ、プロデューサー!」
響「準備完了!」
P「それじゃあ・・・」
P響「「いただきます!!」」
P「ごちそう様!ああ、食った食った!」
響「どうだった?プロデューサー」
P「相変わらずとても美味かったよ!ありがとう響!」ナデナデ
響「うん、ありがとう!」テレテレ
P「よし、じゃあ片付けるか」
響「そうだね」
P「んで片付け終わったら一緒に風呂入るか」
響「うん!」
カポーン
P「ああ・・・」
響「生き返るぞ・・・」
P「外が寒いぶん、極楽だな・・・」
響「そうだね・・・」
響「よし、そろそろ体洗おっと」
P「髪と背中、流すぞ」
響「じゃあ、お願いするね?」
ワシャワシャ
P「いつ洗っても、響の髪はいっぱいだな」
響「短い方が良い?」
P「いや、長い方が良いかな」
響「そう?」
P「その長い髪切るのって勿体ないし・・・正直、髪の長い響かわいい」
響「かわっ・・・」カアァ
P「ああ、かわいいぞ」
響「もう、何でそういうことを恥ずかしがらずに言えるんだ・・・」///
P「よし、背中も流すぞー」
響「うん!」
P「・・・痛くないか?大丈夫?」ゴシゴシ
響「大丈夫、丁度いいよ」
P「こうやって見ると、やっぱり響の体ってちっちゃいなあ」ゴシゴシ
響「自分だって気にしてるんだぞー!ちっちゃいって言うなー!」プンスカ
P「でも、おっきいんだよなあ・・・」チラッ
響「!・・・もう!!」///
P「・・・」ゴシゴシ
響「~♪」
P「・・・!」ティン
P「あー、手が滑ったー(棒)」ツルッ
モニュ
響「!!!」
P「・・・やわらかい」ムニュムニュ
響「・・・」プルプル
響「うぎゃーーっっ!!!」バシーン
P「ぶべらっ!!」
P「・・・すみません」ヒリヒリ
響「急に自分の・・・その、おっp・・・触ってきて!!」カアァ
P「もう、あのようなことは二度といたしませんので・・・」
響「!・・・い、いや、なんというかさ!」
響「そういうのはさ・・・も、もう少しちゃんとした時期になってからが嬉しいぞ・・・」///
P「・・・」
P(キュンと来た)
_________
______
___
P「よし、戸締りいいな?」
響「うん!」
P「響、明日の準備した?」
響「バッチリ!プロデューサーは?」
P「ああ、俺もバッチシだ」
P「明日も早いから、もう寝よっか」
響「そうだね」
カチッ
響「今日はいっぱいお仕事があったからクタクタだぞ・・・」
P「そうだったな。一日お疲れ様、響」ナデナデ
響「うん、ありがとうプロデューサー」
響「プロデューサーも、今日も一日お疲れ様」ニコッ
P「ああ、ありがとう、響」
P「布団の中も寒いな」
響「そうだね」
P「そうだ、こういう時こそ・・・」
ギュッ
P「・・・こうしたら暖かいかもな?」
響「!・・・そうだね。えへへ、暖かい・・・」ギュッ
P「おやすみ、響」
響「うん。おやすみ、プロデューサー」
響「あっ、ちょっと待ってプロデューサー!いつもの!」
P「ん?あっそうだ、忘れてた」
チュッ
P「じゃあ改めて・・・響、おやすみ」ナデナデ
響「おやすみ、プロデューサー」
響(えへへ、かなさんどー・・・zzz)
おわり
変態Pかと思いきや、ただのバカップルだった、そういうお話。
響って絶対暖かいと思うんだ。
あと、よく見たらPにかわいい連呼させてるけど、響かわいいからちかたないよね
今月始めに
美希「ハニー、赤ちゃんできちゃった・・・」P「よし、おろすか」
書いたんだ。
それで勘弁してください。
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