【R-18】淫魔「男子校に入り込めば食べ放題……」ジュルリ (494)

                   ,:'⌒ヽ

                   入___人
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            r、r 、/  ,l     !  \ ,.-,-、
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            (\`     ,l       !    ´/)
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・このSSには性交や乱交といった描写が多数含まれる予定です

・性質上、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください

・むしろそれ以外の要素がほとんどないので苦手な方はご注意ください

・不定期更新です、ご了承ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1353257488


はじめに

魔獣霊「「「マスター!(以下略)」」」の者です。
この度は長期間お待たせした末にスレッドを落としてしまい申し訳ありませんでした。
お詫びと今後の方針を当該スレでお知らせするのが本道だと考えていたのですが

・魔、獣、霊の三人が自分の中で動かなくなってしまった
・ボリュームアップにより負担が私生活の許容量を超えた
・上記2点+私用でお待たせする時間がどんどん伸びた
・……ものの、終わらせる気自体は毛頭ない

事に悩んでいるうちのdat落ちとなりました。
お手を煩わせてしまった管理者様にもお詫び申し上げます。

いつか魔獣霊シリーズの続きを書きたいのですが
当分の間上記の問題は解決できそうにありません。
腕がなまらないよう、創作を続けたく、それと同時に
お詫びおよび報告をすべくスレ立てさせていただきました。
当スレは再発防止のため以下の3点を心掛けて行きます。

・ヒロインは動きやすさを優先して一人
・事前準備はプロットのみに留めお手軽投下
・気まぐれ更新だから読みたい人だけどーぞの精神

それでも良いという方、お付き合いいただければ幸いです。

◆Milk9lLcoc

A「ん、ぐ……うぁっ あ!」

女「ふふ、ふふふ」

つい十分前まで清純で無防備だと思っていた女さんは、そうやって俺が喘ぐ度妖艶に笑った。
不快感を溢れ出る魅力で殺し、羞恥心だけを煽ってくる魔性の唇に頬は火が出そうなくらい熱くなる。
声を抑える、という一番あり得る選択肢は下半身を締めつける肉壁が許してくれそうにない。
たっぷりと愛液を纏った襞は、幾重にも絡みついて男根を執拗なまでに擦り続けた。

女「出して良いから……ね?」

これまで見せていた貌とは真逆の貪欲さで、今までとなんら変わらない優しい響きで
女さんは細く長い吐息を耳の穴へと吹き込みながら囁き、その周囲をぺろりと舐めてくる。
座ったまま、向かい合っての挿入は上下の口を同時に溶け合わせる事すら可能にしていて
俺が何かを言い返そうとすると、唇を塞いで舌を絡め取り、声を封じ込めてしまった。

A「ん、ううっ」

放課後の教室で半裸になり、避妊具もなしに絡みあっているという非常識極まりない事態。
けれどその巧みなディープキスが、一突きごとに揺れるたわわな胸が、腰に巻きつく太腿が
俺から逃げるという思考を根こそぎ奪い、生で挿入したままの射精へと向かわせていた。

―――
――


男子校に女子生徒がやってくる。
このニュースは瞬く間に校舎の隅から隅まで伝わり、全校生徒を虜にした。
背景への疑問なんか、思春期男子の期待と妄想の前には吹き飛ぶものだ。

「どうせブスなんだろ!」

何故俺のクラスじゃない、と素直に言えない同級生の中にはこんなやっかみを言う者までいた。
もちろん美人だと決まっているわけじゃないし、現実はそう甘くない。その度に納得した。
それでも女の子が一人いるだけで雰囲気は違う者になるだろう、いやもう女なら何でも良い!
中等部から数年間むさくるしい校舎に詰め込まれていた俺達はそれほど飢えていた、のだが。

女「はじめまし――ひゃ!?」

転校生の自己紹介をかき消さんばかりの歓声に、そんなさもしさは微塵も含んでいなかった。
ショートボブの清楚な黒髪、小柄で愛らしい体つきに華奢な肩に白い肌。甘い甘い蕩けるよな声。
くりっと大きな瞳とは対照的に小さな鼻、花の蕾のようにちょこんと咲いた唇。
紅一点どころではない、そんじょそこらの女子など脱色してしまうような天使がやってきたのだ。

女さんが全校男子の心を鷲掴みにするまで時間はかからなかった。
10点だの100点だのと採点するのが畏れ多い容姿だけではなく、性格まで良い。
俺達が浅はかなご機嫌とりをしようとする頃には、女さんは率先して雑用をやっていた。
どれだけ褒めそやされようが驕らず飾らず、優しさの滲み出る笑顔を誰にでも向けた。

転校当日に偶然弁当を忘れた男子におかずを分けた時など、羨望の渦に教室が沈んだ程だ。
下校まで怨念の籠った視線とヘッドロックを受けた彼の報告によれば料理の腕も相当なものらしい。

女「いきまーす!」

だが、俺達思春期男子を最も虜にしたのは、童顔と小さめの骨格に似合わない抜群のスタイルだった。
体育の時間にこうして走る度、女さんのたわわなバストはたぷんたぷんと揺れ俺達を苦悩させる。
制服に着替えたら着替えたでカーキ色のスカートは風に悪戯され、むっちりした太腿を何度も晒した。
おまけにこれほどの美少女だというのに、男子勢の下心には鈍感で谷間や下着を無防備に晒す事多数。
俺達は何度も前屈みになり、その度に頭を抱え、最近は勃起を隠す手段を各々講じるほどだ。

……酷く後ろめたい話だが、俺は瞼に焼きついた映像を何度も夜の友にした。
否、しない方がおかしい。他の奴らも絶対やっていると言い訳しながら何度も何度も右手を酷使した。

漫画のような紳士協定はない。もちろん会議などもない。
だが、溢れ出んばかりの魅力がかえって女慣れしない身を遠慮させるのか。
これほど獣のように発情した野郎共に囲まれているにも関わらず
女さんが交際を始めたというスクープや、撃沈報告が届く事はなかった。
会話をしただの微笑みかけられただのという日常を神様や仏様に感謝する。
俺もまた、欲望に塗れているにも関わらず宗教家のように過ごす一人だった。

女「……あれ、Aくん?」

放課後の教室でその女さんに声をかけられたのは、一対その他大勢の構図にも慣れた頃だ。
突如二人きりの密室と化した空間に俺は握っていた箒を取り落としそうになったほど戸惑った。

女「掃除、一人でしてるの?」

中等部からの数年間で、いかに女子相手のコミュニケーション能力が下がったか
もう一人の当番がバイトで抜けた事を伝えるだけでも乾きゆく舌が伝えてくれる。
それでも女さんは俺を訝しむばかりか、自ら用具入れを開いて箒を取り出した。

女「じゃあ、私が代わりにお手伝いするよ?」

窓から射してくる夕陽に照らされる女さんの頭上と背に、俺は確かに黄金の環と銀の羽を見た。

だが、中性的な宗教画とは違い女さんの肉体は目に毒でしかなかった。
ちりとりを拾おうと屈めばスカートが捲れ、太腿が際どい部分まで見える。
その動きだけで情欲をそそるプリーツの奥から伸びる脚は肉付きが良いのに
太ましさは全く感じさせず、奥が見えずとも俺の視線を釘づけにしてくれた。
窓を拭こうと背伸びすれば今度は脇の下から、豊かな胸の輪郭が覗く。
何度逸らしても、ブラウスに走る卑猥な縦皺はすぐ眼球を引き戻した。

女「Aくん、顔が赤いよ? 大丈夫?」

A「に、西日のせいじゃないかなっ」

こんな心配をされては復活する理性も、圧倒的な肢体の魅力の前には踏み潰される。
女さんはそんな俺の気も知らず、警戒心の欠片もなく掃除を続けていた。

女「ああ、雑巾が」

棚と壁の間に雑巾を落とした時など、背後に俺がいるのも構わず屈み込もうとする。
ほとんど反射的に俺が隙間へ手を突っ込まなければ、鼻血が出ていたかもしれない。
見えたはずのパンツによって。

女「ありがとっ」

それでも女さんは雑巾を手渡すなり、無垢な笑顔を浮かべて小首を傾げた。
その表情に俺は罪悪感を感じ……目を逸らそうとして、すぐ下の光景に硬直する事になる。
お礼を言って物を抱きしめる、そんな可愛らしく純粋な可愛らしい仕草のおかげで
制服を盛り上げる色気満載の膨らみの間には箒が、細長い棒が挟まっていたのだ。

女「二人いっしょだと、すぐできちゃったね」

持ち主がにこりと笑む傍ら、凶悪な膨らみは二の腕と箒に押されてぐにゅりと潰れている。
先ほど赤面しているのを気にされた直後だというのに、俺は視線を動かすことすらできなかった。
どんなに頭が警告しようと体は動かず、凝視する時間は3秒4秒と伸びて行く。

女「……え、Aくん?」

さしもの女さんも気がついた。それほど長い時間見つめていたのだろう。
男子校に舞い降りた天使がかぁっと頬を染めると、ようやく俗物は硬直から解かれた。
慌てて弁解しようとするが、上手い言葉なんて出てくるはずもない。
女さんは俺の下種な視線から庇うように胸を抱くが、かえってそれが膨らみを強調していた。

A「……ご、ごめん!」

やっと一言謝罪の声を絞り出す頃、女さんは赤く染まった顔を潤んだ目でこちらを見つめてきた。
細い二の腕に柔らかい胸が盛り上がるという映像も、さすがにこの涙目よりは優先度が低くなる。
ああ俺はこんな天使を泣かせてしまうのか、明日には停学処分か全校生徒によるリンチか。
真っ白になった頭に、桃色の響きはすっと入ってきた。

女「わ、私の胸。気になるの?」

非難するでもなく怯えるでもなく、そして羞恥から固まってしまうこともなく。
恥ずかしそうにしながらも、どこかまんざらでもなさそうに尋ねてくる女さん。
純粋無垢だと思っていた彼女に混じり始めた艶と色に、狼狽が隠せない。

女「ね、答えて……?」

ぐらぐらと揺れる精神状態の前に、その穏やかな問いかけはどんな尋問より効果を発揮した。
イエスといえばセクハラ、だがノーと目の前にいる女の子の魅力を否定して良いのか?
こく、と頷くと――色香を纏い始めた男子校の天使は、そのまま一歩一歩近づいてきた。

悲鳴を上げて逃げたっておかしくない相手が、恥じらいながらも近付いてくる。
それだけでも信じがたいのに、女さんはあり得ない質問を重ねてきた。

女「私の事、魅力的だって、思ったの?」

こくっと先ほどよりずっと大きく、空は青いのかと言っているかのような質問に頷けば
女さんは心底嬉しそうにはにかんで、上目遣いで俺の事をちらちらと見上げてくる。
まさかこの期に及んで自分が全校生徒を魅了している事に気づいていないのか。
よもやこれだけの美少女が異性からの好意に慣れていないとでもいうのか。
そうした仮定は、女さんの次の行動で粉微塵に砕かれた。

女「だから……エッチな事、考えちゃったの……?」

穢れなき高根の花だったはずの本校唯一の女子は、あっという間に俺へとしなだれかかり
あろうことかズボンに手を這わせ、絶妙のタッチで中身を刺激しながら耳元で囁きかけてきた。

A「ええ、あ、う、え!?」

情けなくどもってしまった事に対して言い訳させてほしい。だってあり得ないじゃないか。
あれだけ無防備で、こんな路傍の石ころのような男子の好意に嬉々としていた女さんが
次の瞬間には男性器を慣れた手つきで撫で回し、確実に勃起させて行くのだ。
頭は混乱する一方だが、彼女は脳内会議の緊急招集を許してくれそうもない。

女「……私と、したいの?」

4つ目の質問に、俺という人間の思考力は霧散した。

女「んん、ん。んん」

A「はあ、は、はあ!」

弾むだけでクラス中の男子を悶絶させる巨乳が、自分の掌に収まり歪んでいる。
にわかに信じがたい現実は、三桁を数えるどの妄想よりもリアルな感触に保障された。
平均身長の俺の手からはみ出そうな魅惑のおっぱいは今まで掴んだ何より柔らかく
それでいて僅かに指を押し返してきて、ブラ越しだというのに中毒症状を起こさせた。
耳元では甘い女さんの喘ぎ声、さらに下半身にはもじつきながらもズボンを這う手。
腕の中の温もりはこれまでのオナニーのおかずを全て足し合わせても敵いそうにない。

女「Aくんの、もうこんなにおっきく……」

乱暴に揉まないか、なんて心配をさせないほど女さんのは手慣れたものだった。
男心を擽る羞恥心を一瞬たりとも忘れないでいるのに、卑猥な言葉を囁きながら
天を向かせた俺の分身を指でなぞり上げ、下着の中を一撫でごとに蒸れさせる。

女「苦しそうだから、出しちゃうね?」

そして相変わらずの上目遣いで頬を染めつつ、見もせずに男子制服のファスナーを探り当て
手際良く俺のを取り出すと、滑らかな掌と細い指にもどかしい力を込めて肉棒を縦に扱きだした。
余りの事に何も言えないでいる俺へと、絶え間ない快楽と決して来ない絶頂が与えられて行く。

A「うぁ、ああっ」

情けないと思っても、声をあげずにはいられない。
手コキだけでなく耳を吹く息遣いも、首を舐めてくる舌遣いもどれもが性感を瞬時に掌握した。
首の根元からこめかみを舐め上げる水音はとても淫らで、女さんの手の中のモノが持ち上がる。

A「んむ!?」

なんとか喘ぐまいと口を半開きにしながらも我慢していると、向こうから物理的な蓋がやってきた。
ファーストキスのシチュエーションに拘る乙女のような思考回路は持ち合わせていないが
生まれて初めてのキスにしては卑猥過ぎる舌の動きに、思わず目を見開いて体中を硬くする。
鼻先を擽るショートの黒髪の甘い匂いに、僅かに触れ合っただけで滑らかさのわかる肌。
そしてさくらんぼどころか舌だって結べそうな彼女のテクは、俺の今後の人生をも掻き回してくれそうだ。
しているだけで射精してしまいそうなキスなんて、これから先に味わう事はできるだろうか。

女「ん、ふ……ん……」

泡立つほど唾液をかき混ぜながら器用に手コキも続ける女さんは、滲みでてきた
さらに粘度の高い先走りも簡単にローションの代わりにして、俺の肉茎に塗りつけてくる
ねちゃねちゃという耳にこびり付く音と、トンネルのようになった手が往復する感覚は
した事もない本番行為を俺に想起させて勃起をますます酷い物へとしてくださった。
こんなに気持ち良いのに女さんは絶頂を許してくれず、もどかしさだけが積り行く。

女「……苦しそう」

俺が苦しいと感じ始めてしばらく、ようやく女さんは気付いてくれた。
胸を揉むしか能のないセクハラ男子にこれだけの奉仕をしてくれたというのに
その感謝を忘れてしまうほど、気持ち良すぎるという苦痛は長く続いていたのだ。
ふらつく俺を椅子へと案内すると女さんは反り返った肉棒をまじまじと眺め、頬を染める。

女「楽に、してあげるね?」

A「あ゛あ……!」

いくら経験がないとはいえ、女子が自分の体にない物を最初から上手く扱える筈がない事くらいわかる。
肉茎をぱくりと飲み込む戸惑いのなさや唇で吸い上げながら舌を絡める技は豊富な経験を物語っていた。
それなのに、気持ち良いかと確認するかのように見上げてくる女さんの表情は初々しくいじらしい。
もしもこれが演技だとしたら、明日から親兄弟の事すら信じられなくなるだろうという位に自然なのだ。
恥じらいという言葉を辞書から切りぬいて来たような、小動物を愛でている気分にさせてくれる上目遣いで
俺の反応を的確に判断して、彼女はフェラをどんどん口内の肉棒に対する最適解へ近付けて行く。

女「らひへ、いいよ……ね?」

A「うう、うああっ ああ!」

根元を唇でケアしたまま上下し、時々髪を掻きあげながらカリの部分をなぞって鈴口を舐める。
極上の口淫に導かれ、俺はあっけなく達した。

女「んん、ん……」

粘つくだろうし、苦いものだという事も聞いているが。
女さんのは水でも飲むかのように精液を飲み干すとふわりと微笑んだ。
これほどまで乱れきった後だというのに、眩い日輪に曇りは一点もない。
こんな清純な子にも、あんな淫乱な子にも俺は今まで出会った事なんてなかった。
二面性を未だに処理しきれないでいる俺を、彼女は嬉しそうに見上げている。

女「えへ、気持ち良くなってくれたんだね?」

ドキりと高鳴った胸には次の瞬間、いつの間にか綺麗になった手が置かれていた。
白い肌を汚したはずの精液は知らぬ間に拭われていて、臭いも全くしない。
だけど、膝の上に憧れの女さんが乗ってきたという事件の前にそんな事は瑣末な問題だ。
膝のあたりに程良い大きさと色良い感触のお尻が乗ると、萎えた分身は瞬く間に復活する。

女「……ね、次は。一緒になんて、ダメかな?」

幼子が玩具をねだるかのような仕草で、お色気の具現はとんでもない事を言ってくる。
あまりの事態に頭はオーバーフローを起こしたが、それを彼女はためらいと受け取ったらしかった。

女「あ、う。こんなはしたない子じゃ、いや?」

じわっと目尻に浮かんだのは涙だと認識した瞬間、俺の首はちぎれんばかりの勢いで左右に振られていた。
女さんは飼い主に認められた子犬のような笑みを浮かべると、何度も妄想したスカートの中を自ら晒し。

女「Aくん。もう一回、私で気持ち良くなってね……?」

純白の下着のさらに奥、淡い肉色の割れ目で俺を楽々と飲み込んだ。

A「あ、ぐ。あ、ああ……!」

生まれて味わう女の子の中は、ほんの一瞬で俺を暴発寸前まで押し上げた。
柔らかくて温かい、そしてきゅうきゅうと締めつけてくる肉のトンネルが男根を包みこむ。
こちらからは胸を触わってキスの相手をしただけだというのに、中はぐっしょり濡れていた。
身じろぎする度に、結合部からはぬちゃりという聞くだけで勃起を悪化させる音が洩れる。

女「――Aくん。もしかして、はじめて?」

簡単に喘ぐ俺の経験があっさり暴かれると、下半身に集まる血流が頬と耳に戻ってきた。
童貞を恥じる思春期男子の頭を優しく撫で回すと、女さんはこちらの手を胸へと導いてくれる。

女「私も、嬉しいんだよ?」

ほら、と俺の手を彼女の手と挟み込んだ膨らみからは確かにとくとくと早い鼓動が伝わってきた。
遊女のテクを持つ腰と膣の持ち主は、そう言って聖母のような微笑みを浮かべる。

女「胸も、気になってたんだよね。もっと触わってもいーよ?」

服越しにもどかしそうに揉む姿を見かねたのか、頬を染めつつも許可してくれる女さん。
けれど、あまりにも興奮したおかげで手指は言う事を聞いてくれなかった。
恥ずかしそうでこっちまで泣きそうになっている俺の代わりに、女神は自らボタンを開いてくれた。

A「おおっ」

三つだけボタンを外したブラウスからまろび出る胸、という男のロマンの体現を前に
頭に浮かんだ賛美の言葉は全てつっかえ、お定まりの感嘆詞だけが気道から零れた。
早速揉みしだこうとした早漏な手は膨らみの主によって捕まえられ、次は背中へ誘導される。

女「ブラ、外してもいいからね?」

わざわざホックの位置まで教えてくれた女さんは、それでも手こずる俺の指に手本を示してくれた。
ぷつっと小さな金属音が響いた途端、我慢の限界が来て従順ならざる生徒は先生の胸へと戻る。
ブラをずり上げるなりぽよんっとまろび出たおっぱいに、十本の指は思い切りむしゃぶりついた。
揉みしだく毎に柔肉は指と指の間からはみ出て、その感触と映像で脳内麻薬が撒き散らされる。
腰を止めて微笑ましそうに見守る女さんに照れはしたが、手を止められそうにはなかった。
放っておかれたら、このまま何時間だって揉んでしまいそうだ。

女「"おっぱい"、きもちい?」

幼い言葉を耳元で囁かれたと思えば、大人の舌遣いがそのまま耳の淵をなぞって行く。
うんうんと子どものように頷く事しかできないでいると、アダルトな笑みはゆっくり上下を始めた。

女「こっちも、きもちよくなってね?」

右手とは比べ物にならない快楽が、ぬっちゃぬっちゃという泡音をBGMに流れ込んでくる。
胸を揉みながら対面座位で繋がるという童貞キラーのシチュエーションに、やがて流れは洪水と化した。


――
―――

無我夢中で胸を揉み、女さんに導かれるようにして腰を振り続けた結果はすぐやって来た。
むしろ、こうして二言三言会話する前に果ててしまわなかったのが不思議なくらいだ。
イきそうな時に限って締めつけの緩む女性器に翻弄されながら、俺は限界を迎えようとしていた。

A「な、中に、あ゛あ゛っ」

女「だいじょーぶだよ、今日は大丈夫な日だから」

確実な安全日なんてない、というつい先日聞いたばかりの授業が頭の中をぐるぐると廻る。
しかし、たぽんたぽんと揺れる胸とぐっちゅぐっちゅと扱いてくる膣が生み出す邪な熱は
なけなしの理性を溶鉱炉の前に置かれたアイスのようにどろどろと溶かして流し去った。
気持ち良い、もっと気持ち良くなりたい、雄としての根源的な欲求を前に人間の部分は崩れ去る。

A「うああ、ああ!」

知能のない獣のごとき声を上げるなり、俺は夢中で腰を振り始めた。
女さんのようなテクはなくても勢いだけはある突き上げた、奥の奥を突き上げる。
焦らされていた俺自身が、根元まで飲み込まれてきゅっ きゅっ と締めつけられた。

女「あふっ あ、ああ。あっ ああっ あっ ああ!」

A「――っ!!!」

勢いに押されてもたれかかってきた女さんが洩らす嬌声は、最後のひと押しには十分すぎた。
全ての力は吸いとられ、ホールドされたまま、二度目とは思えない量を彼女の中へと注ぎこんだ。

A「……はっ ぁ、はぁ、はぁ、はっ」

二度の射精に魂まで吸いとられそうな感覚に囚われながら、肩を上下させて酸素を取り入れる。
男子の俺がぐったりとしているのに、膝の上の女さんはと言えば幸せそうに微笑んでいた。
これが経験の差なのかと改めて恥ずかしがっていると、彼女はそっと口づけて俺に抱きつき

女「きもちよかった、で、いいんだよね?」

熟練のテクで中にまで出させてもらったというのに、初々しく頬を染めて確認してくる。
けだるさを押して誤解しえないくらいに頷くと、ほっと力を抜いて女さんはもう一度キスをしてくれた。
挿入したまま、胸を押し当てられながらのキスに三度目の勃起が始まるかと思ったが
さすがにこれだけの行為の後では、貪欲なもう一人の俺もぐったりと萎えて収まっている。

女「えへ」

それでも、精神の方が死ぬ事はなく間近に咲いた幸せな花に魅了される。
ぐっと胸が苦しくなった俺をよそに、女さんは耳を甘噛みしながら神のような言葉をかけた。

女「Aくんが喜んでくれるなら、また、したいな?」

一生に一度なんじゃないかという歓楽がまた、しかも俺が喜ぶならという条件でやってくる。
交際を申し込むでもない、体を重ねるだけの不純異性交遊の誘いに、思春期の体は即座に頷いていた――ー。

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女「また明日ね?」

体を離してからも足腰に力が入らないAくんを、責任を取らせてと言って支え
女の子にそれはって遠慮を宥めながらバス停まで連れて我慢の時間は終わった。
ありがとうと私を見てくる彼の目は感謝に満ちていて、後ろめたくなっちゃう。

ごめんね、私が天使みたいだってみんなで言ってくれてるの知ってるけど。
私ってAくんが今日思ったよりもっと普通じゃないんだ。
我慢してたのって重さじゃなくって、Aくんをもう一度食べる事なの。
組んだ腕が胸に当たるとあからさまに動揺するとこ、とっても美味しそうで。
風に吹かれて捲れた私のスカートから目を逸らす仕草も可愛かったなあ。

体重は全然問題なかったよ。本気を出したら片手でだって支えられちゃう。
男の子に欲しがられるのは恥ずかしいけど、私がこうして欲しがっちゃうのは自然だよね。

だって、私は淫魔なんだもん。

ふふふ、他の子もAくんみたいにみんな喜んでくれるかな。
……美味しい精液、順番にもらっていっちゃうね?
もちろんAくんのことも、また気持ち良くしてあげるから。楽しみにしててね?
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>>1 テンプレ
>>2 まえがき

>>3-20 「転校の後、はじめてのお食事」


今日の分は以上です。
……即興の方が分量増えて筆も走ってくれた件。
いずれ再開する時もこのスタイルで行くべきなのか。

また来ます。おやすみなさい。

地の文あるなら誰がしゃべってるかわかりやすいしカッコの前に名前つけなくてもいんじゃね
いや別にどっちでもいいんだけど

>>1「筆が走ってくれた」(キリッ

>>4
>このニュースは瞬く間に校舎の隅から隅まで伝わり、全校生徒を虜にした。
→このニュースは瞬く間に校舎の隅から隅まで伝わり、全校生徒は気もそぞろとなった。


>それでも女の子が一人いるだけで雰囲気は違う者になるだろう
→それでも女の子が一人いるだけで雰囲気は違う物になるだろう

>ショートボブの清楚な黒髪、小柄で愛らしい体つきに華奢な肩に白い肌。甘い甘い蕩けるよな声。
→ショートボブの清楚な黒髪、小柄で愛らしい体つきに華奢な肩に白い肌。甘い甘い蕩けるような声。

>>12
>乱暴に揉まないか、なんて心配をさせないほど女さんのは手慣れたものだった。
→乱暴に揉んでいないか、なんて心配をさせないほど女さんのは手慣れたものだった。

>>13
>手コキだけでなく耳を吹く息遣いも、首を舐めてくる舌遣いもどれもが性感を瞬時に掌握した。
→全身の性感が、手コキに加え耳を吹く息遣いや首を舐めてくる舌遣いで掌握されていた。

>>14
>その感謝を忘れてしまうほど、気持ち良すぎるという苦痛は長く続いていたのだ。
→感謝を忘れてしまうほど、気持ち良すぎるという苦痛は長く続いていたのだ。

>いくら経験がないとはいえ、女子が自分の体にない物を最初から上手く扱える筈がない事くらいわかる。
→女子が自分の体にない物を最初から上手く扱える筈がない事くらい誰でもわかる。

>俺の反応を的確に判断して、彼女はフェラをどんどん口内の肉棒に対する最適解へ近付けて行く。
→俺の反応を的確に分析して、彼女はフェラをどんどん口内の肉棒に対する最適解へ近付けて行く。

>>15
>幼子が玩具をねだるかのような仕草で、お色気の具現はとんでもない事を言ってくる。
→幼子が玩具をねだるかのような仕草で、色香の具現はとんでもない事を言ってくる。

>じわっと目尻に浮かんだのは涙だと認識した瞬間、俺の首はちぎれんばかりの勢いで左右に振られていた。
→じわっと目尻に浮かんだのが涙だと認識した瞬間、俺は首をちぎれんばかりの勢いで左右に振っていた。

>>16
>遊女のテクを持つ腰と膣の持ち主は、そう言って聖母のような微笑みを浮かべる。
→心音の主は遊女の如く腰と膣を操りながら、戸惑いも羞恥もかき消す聖母の笑みを向けてくる。

>恥ずかしそうでこっちまで泣きそうになっている俺の代わりに、女神は自らボタンを開いてくれた。
→恥ずかしくてこちらが泣きそうになっているのを見てとった女神は、自らボタンを開いてくれた。

>>17
>早速揉みしだこうとした早漏な手は膨らみの主によって捕まえられ、次は背中へ誘導される。
→ふらふらと吸い寄せられた早漏な手は膨らみの主によって捕まえられ、次は背中へ誘導される。

>ぷつっと小さな金属音が響いた途端、我慢の限界が来て従順ならざる生徒は先生の胸へと戻る。
→ぷつっと小さな金属音が響いた途端、我慢の限界が来て従順ならざる生徒は先生の胸に手を戻す。

>>18
>確実な安全日なんてない、というつい先日聞いたばかりの授業が頭の中をぐるぐると廻る。
→確実な安全日なんてない、というつい先日受けた保健体育の授業が頭の中で再生される。

>しかし、たぽんたぽんと揺れる胸とぐっちゅぐっちゅと扱いてくる膣が生み出す邪な熱は
>なけなしの理性を溶鉱炉の前に置かれたアイスのようにどろどろと溶かして流し去った。
→しかし、たぽんたぽんと揺れる胸やぐっちゅぐっちゅと扱いてくる膣が生み出す邪な熱は
→なけなしの理性を溶鉱炉の前に置かれたアイスのごとくどろどろに溶かして流し去った。

>女さんのようなテクはなくても勢いだけはある突き上げた、奥の奥を突き上げる。
→女さんのようなテクはない、ただ勢い任せの突き上げで奥の奥を貪る。

>>19
>それでも、精神の方が死ぬ事はなく間近に咲いた幸せな花に魅了される。
→精神だけは邪欲が抜けた分クリアになり、間近に咲いた幸せな花に魅了される。

>>1「筆が走ってくれた」(キリリッ

しにたい。

女さんという存在にようやく周囲が慣れてくると、いかに距離を縮めるかという競争が始まった。
といっても、外で遊び回っている連中を除けば女子と話す機会を極端に減らされてきた身。
個人としてアプローチするよりは、女さんに自分の属する集団へ入ってもらおうという動きが主だ。

「女さん、吹奏楽部入らない?」

「ぜひサッカー部のマネジャーに!」

最もわかりやすいのは部活の勧誘合戦だった。
趣味に興じながら学園のマドンナとひと時を過ごせるなんて、いかにも青春っぽいかないか。
各部はイケメンを紹介役に選んだり女子にも受けそうなデモンストレーションを計画したり
新入生を勧誘した時の倍以上の熱意を込めて女さんとの2時間をゲットしようとしている。
中心メンバーは活気づき、幽霊部員までもが復帰し、どこもごぞって仲の良さをアピールした。
わーここはなんてすばらしいがくえんなんだー。

女「どこも面白そうっ」

我らが女神は全く人を疑おうとせず、そういった文句に誘われ様々な教室へと降臨した。
一対全校生徒の売り手市場において、早く決めろなどと急かすようなバカが現れるはずもない。
うちに来た時が一番楽しそうだった、いいやうちの方が熱心に説明を聞いていた。
そんなにわか人事部が誕生する一方で、次第に敗色濃厚な部活群には焦りが出始める。

「地歴部は小旅行し放題だよ!」

「野球部のマネージャー……」

「演劇部なら即主演女優だから!」

不利になったのは自棄気味に模型を組んだ鉄研でも、一般向けの作品を血眼になって探したアニ研でもない。
我々テニス部を含め、マネージャーの席しか用意できない運動部から女さんは遠ざかり始めていた。
大きなおもりの存在を苦にしない身体能力を彼女が有している事は勃起や鼻血を我慢しながら学んだが
だからって男子の活動に混ぜるわけにはいかないし、たった一人の女子部を創設したって寂しいだけだろう。
ドリンクの運搬や洗い物に追われるより、文化系クラブで和気あいあいと活動した方が楽しいに決まっている。
早期に諦めた柔道部員たちからは覇気が失われ、食らいつくバスケ部員たちは目が餓鬼のようになった。
ちょっと前までのやる気はどうしたと叱責しようとした顧問も、喪失の原因が明らかなだけに怒鳴るまではできないでいる。

B「嗚呼」

俺もまた、魂抜けた連中の文化部へ流出を阻止しようと踏ん張り疲れ果てた一人だった。
さすがに女さんと過ごしたいからと言って、小学校から続けてきたテニスを捨てる気にはなれない。
男子ばかりとはいえ、これまでそれなりによろしくやってきた仲間が抜けるのも良い気分じゃない。
周りから魂が抜ければ抜けるほど、反発するように一人居残って素振りをする俺がいた。

女「脇が――」

B「え……!?」

後ろから他の部の熱心な連中も帰り始め、グランドから人の目がなくなってきた頃だった。
声に振り向くと、今日は書道部を見学すると言っていた女さんがスコートを穿いて立っていた。
短いライン入りの布は校庭の風にふわりと遊ばれ、危うく視線を持って行かれそうになる。
ウェアに立体的な皺を幾本も這わせる抜群のスタイルは制服の時よりも際立っているし
普段履いている二ーソックスよりずっと短いテニスソックスは肌色をよく見せてくれた。
アドレナリンが出ていたはずの体にも瞬時に性欲を湧かせる肢体に、思わず声を失ってしまう。

女「ごめんね、邪魔しちゃった。脇が、開いてるように見えたから」

誘惑と格闘して硬直した俺に謝ってくる女さんに良心を傷めて訂正しようとしたのだけど
集中力が欠けると出てくる自らの悪癖をずばりと指摘され、復活した声はまたも途切れた。

B「もしかして、経験あるの?」

的確な指摘に思わず聞いてみると、女さんはうんっと可愛らしく頷いて楽しそうに微笑む。
衝動的にガッツポーズしなかった俺のスポーツマンシップを、どうか褒めてほしい。

彼女もまたテニスが好きで、そこそこの期間続けてきたこと。
大勢の男子に混じって活動すると邪魔になるだろうから、人気がない時に来てみたこと。
女さんがあんまり楽しそうなので、こちらも時間を忘れてテニス話に花を咲かせた。
女の子との会話は男子より遥かに話題が飛びやすく、やがて実践してみたいという流れになる。

B「俺と?」

女「ちょっとだけ、だめかな」

ミックスの経験はあるし、手加減の仕方も必要以上の手加減が御法度なことも知っている。
俺は軽い気持ちで受けてラケットを構え、すぐに重いボールを受けることとなった。

女「はいっ」

男子並とまではいかないが、女さんは小さな体からパワーを引き出す術に長けているようだ。
ちょこちょこと可愛い足運びをしていてもボールには確実に追いつくし、何より選択を外さない。
思っていた以上の難敵に俺は少しずつ接待を止め、純粋にラリーを楽しむようになった。
実戦に飢えていた分、目の前の人がその原因であろうと体を動かせる事が嬉しかった。

B「……っ」

だが幸せな時間は長続きせず、俺は競技とは別の部分で苦しめられるようになって行った。
コートを挟んで距離が空いているはずなのに、女さんの肢体が目に飛び込んでくるのだ。
まるで双眼鏡でも覗いているかのように弾む胸や捲れるスコートが映り込み、網膜に焼きつく。
意識が散ってはミスも増え、余裕がなくなるとエース級を返してしまい謝ることになった。
素振りを見てすぐに欠点を見抜いた女さんが、この異変に気付くはずもない。

女「Bくん、調子悪いの?」

B「……あー、ごめん。そうみたい」

最後には接待しようかと考えていた相手に心配される事となり、俺は俯いてしまった。
女さんの楽しみを邪魔してしまった事だけでなく、練習中に邪欲に囚われた事も情けなかった。
磨いてきたはずの集中力は全く機能しないばかりか、落ち込んだ今ですら女さんに目が向いてしまう。
スポーツブラだってしているはず胸が見せる派手な縦の揺れが、頭から離れてくれなかった。

女「じゃ、最後にフォームだけ直してこ? また、乱れてたから……」

B「いっ!?」

そんな俺にも微笑みかけてくれる女さんへの感謝、後ろめたさ、尊敬。
背中に当てられたたわわな膨らみは、複雑に絡み合った感情全てを断ち切った。

女「ね、一緒にしよ?」

身長差をカバーすべく背伸びして、その分短い手を精一杯広げてこちらの腕をとり。
女さんは俺の背中に貼りつき、マリオネットよろしく教科書通りのスイングをさせ始めた。
やってみると確かに良い時の自分に近いし、気持ちはとてもありがたいのだけれど
冷静に学習できる環境と対極の位置にあって全然頭に入ってこないし。その、困る。

女「しーち、はーち」

腰を捻るごとに、軟式とは比べ物にならないほど柔らかいボールが右から左の順に押し当たってくる。
背中の密着感と共に鼓膜を伝って浸透してくる声は、脳をテニスから女体一色に染め上げた。
素振りがこれほど理想的なものじゃなければ、誘っているに違いないと振りむいていたところだ。
それにしてはあまりにも真面目でテニスの技量が伝わってくるフォームからは、邪な考えなど感じられない。

B「ああ、う゛っ」

しかし、魅力のあり過ぎるコーチの指導を真面目に受け続けるのは俺にとって。
いや男子高校生なら誰だってこんな拷問に近い快楽に耐えきれないだろう。
だんだん腰が曲がり、それを女さんに指摘され、サポーターの中で自身が苦しみ悶える。

女「Bくん……?」

隠そうとすればすぐ姿勢を正してくる名コーチに、勃起を長く隠してはおけなかった。
頬を赤らめた女さんは体を離すと、もじもじしながらこちらを見上げてくる。
潤んだ目に上目遣いになったまま持ち上がらない顎。やっぱり真面目にやっていたんだ。
そう確信すると、半端でない程の罪悪感が湧いてきた。

B「ごめん」

大好きなテニスと憧れの女さんを裏切ってしまった俺は、そう一言呟くのがやっとだった。
にもかかわらず彼女は逃げ出すことをせず、こちらの歪んだ顔を心配そうに見つめてくる。

女「ううん。私が、気をつけなかったから」

そして、俺の下心を庇うような事まで言って恥じらいも露わに乳房を庇ってみせた。
テニスウェアを大きく盛り上げる胸はそのおかげで寄せられ、強調されるのだけど
さすがに見続けるのは申し訳なくて俯き……ちょうど風に吹かれたスコートに行きついた。
正直目のやり場に困るし、今度あんな無防備な練習をされたら変な気を起こしそうだ。
よく謝ってから、さっさと帰った方が良いだろう。

女「……Bくん、エッチな気分になっちゃった。よね?」

一度固めた決意は、歩み寄って来た清楚かつ艶めかしい少女に脆くも崩された。

B「うわっ」

仮にも男子運動部員の俺が反応するより速く、女さんは腕の中に入り込んできた。
遠くにいても俺を悩ませ、目に見えずとも背中に感触を染み渡らせた魅惑の乳房が
真正面から胸板に当たって丸みを潰し、ウェア同士が擦れ合う音を響かせてくる。
細い腕はするすると胴へと巻きつき腕力の何十倍も強い魅力で俺を縛った。
二度目の背伸びをして太腿を肉茎へと押し当てながら、彼女は艶っぽい声で囁き始める。

女「責任、とらせてほしいな?」

B「責任ってっ」

女「Bくんの気を散らしちゃったの、私だもん」

仕草は明らかに慣れているのに、そう話す女さんの上目遣いからは奉仕の精神が伝わってくる。
素振りの時と同じ葛藤を始めた俺をよそに、腕の中の清楚な美少女は妖艶に笑んで続けた。

女「Bくんがテニス好きなの、お話しててよくわかったから……そんな人を邪魔したくないもん……」

良心だとか、常識だとか、風が絶妙のタイミングでスコートから零した下着の前には消え失せそうだ。
アンスコの意味を為していないんじゃないかという際どいデザインに、俺の我慢は限界に達した。

B「はあ、う。う、ああっ」

女「んっ」

我慢できない様子を見てとり自ら倉庫の影に向かってくれた女さんを、背後から抱きすくめる。
性急な行いも笑って許してくれる彼女に甘え、俺は脇の下に手をくぐらせるなり胸を包みこんだ。
同級生を一人残らず夢中にさせた胸。二人きりになってからも絶え間なく俺を誘惑してきた胸。
スポブラ越しではもどかしくなり、ウェアの中に手を突っ込むと引っ張ってカップをずらし上げた。

女「んん、ん。ん、んっ」

先ほどとは逆に女さんの小さな背中にこちらの胸板を密着させながら、ウェアの中で生乳を揉みしだく。
荒くなるこちらの息遣いと愛撫に女さんの呼吸もすぐに乱れ、体の火照りもやがて伝わって来た。
背後にいる俺の股間を見もせずに捉えると、後ろ手で撫で回して遠慮を振り払っていく。

女「んん。ん、ごめんね。こんなになるまで、んっ 気付かなかったなんて」

B「そんな。俺が、変な事考えただけだよっ」

感情の籠った詫び言に、慌ただしい否定を引き出されこそすれ、白々しさなんて微塵も感じない。
女さんは俺を真面目に鍛えしようとし、邪心を抱けば自らの体を捧げてまで沈めようとしてくれる天使だ。
手コキに続いて尻肉を使い肉棒を扱く手練手管を見せつけられようと、確信は揺るぎないものとなった。

B「女さん、女さん……!」

胸とお尻、女性の体の中でも特に柔らかい部分を同時に味わい俺の分身は天を向く。
彼女の手で露出させられた肉茎は下着の滑らかな肌触りに我慢汁を滲ませていた。
他人の粘液をすりつけられても嫌な顔一つせず扱いてくれる女さんにこちらの愛撫も力が篭る。
物陰とはいえグランドで露出させてはまずいという理由でウェアは捲らずにいたのだけれど
丸い膨らみが五本の指に歪められて行く様子が布地に浮かび上がる映像はかえって卑猥に映った。
それでも裸の胸が拝みたいという願望を察したのか、単に熱くなったのか、女さんは襟元を緩める。
深い谷間が見え隠れするようになると、耐えがたい衝動が沸き起こって目の前の首筋に吸いついた。

女「あ、痕。痕残っちゃうの……」

女さんの制止ではっとすると、今度は浮かび上がった斑点を消そうと舌を這わせる。
すると悶えてくれるので、俺は良い気になって細い首を何度も何度も舐め上げた。

女「はんん、ん。んんっ」

観察眼は鍛えてきたつもりだ。冷静ならもう少し上手い舐め方を見つけられたかもしれない。
胸だって先端を弄った方が感じてくれるらしいと薄々感じたし、肘が脇腹に触れると腰が揺れるのも見えた。
けれども、ラケットを握って初めての公式戦をしたあの日と同じでそのデータを活かす余裕はない。
ただ気持ち良すぎる胸に手は吸い寄せられ、彼女に声を上げさせているという幼稚な征服感に心を囚わた。

女「Bくん。もっと、いいよ?」

そんな一方的な愛撫を続けているにも関わらず、女さんは積極的に俺を誘ってくれた。
異性と手を繋ぐことすら憚るかのような赤面具合を見せてぽそぽそと囁きつつ
自らスコートをたくし上げ、ちらりと男心を手玉にとるようなやり方でショーツを見せる。
女性器の構造なんてわからない俺が不安がっても、コーチは優しく接してくれた。

女「ね、遠慮しないで……」

フォームを矯正した時のように、女さんは性行為のやり方も手を重ねて示してくれる。
下着に目を奪われながらも指が滑らかな太腿に浮気するが、それすら笑顔で許容してくれた。
すべすべで、むちむちで、胸や尻に負けず劣らず魅力的な美脚を堪能すると甘い声を聞かせてくれる。
内側に入り込むと女の子の秘すべき部分を侵略している事が実感できて、思わず生唾を呑んだ。

B「痛くない?」

女「だいじょーぶだよ。Bくん、優しいもん」

デリケートであろうそこに指を這わせると、女さんは俺の手の上から自らの指を動かした。
それを真似て割れ目を可愛がると、ショーツは湿り始めて煽情的な泡音が聞こえ始める。
我慢できずに最後の砦の中へと手を突っ込むなり、母性溢れる笑顔が焦りも拙さも許してくれた。

慈愛をたっぷりと施され、ようやく俺も胸一辺倒だった前戯を改めようと試みる。
先ほど反応のあった先端を優しく摘まんでみると、女さんは小さくこくんと頷いた。

女「あうん。んっ」

脇腹は掌全体で撫でるよりも触れるか触れないかという力で弱々しく。
首や耳もべたべたと舐めるのではなく細く尖らせた舌の先でねっとりと。
生まれて初めての体験にも関わらず、相当慣れているらしい彼女は次々コツを伝授してくれる。
我慢できなくなるまであまりもたなかったけれど、それでも童貞にしては上手くやれただろう。
植え付けてくれた自信の大きさも含め、女さんは人生で出会った中で一番のコーチだった。

女「とっても欲しそうだね……」

相手が擦りつけてくるのを待てず、自ら腰を振って尻肉を味わいだした俺に
底なしの優しさ湛えた笑みを浮かべながら、名コーチはふんわりと笑う。

女「嬉しい。私も、もう」

そう言って自ら壁に手を突き腰を曲げる様子は、同じような経験が山ほどあると告げていた。
それでも良かった。この母性と奉仕の精神は本物だと演説する自信すらあった。

女「はぁ、ううううっ」

よだれを垂らした口のように愛液を垂らして肉茎を欲しがる蜜壺に、俺の肉茎は瞬く間に埋め込まれた。

B「うあ、ああ。あ、ううっ」

これだけ慣れているにも関わらず、初めて経験する中は妄想以上にきつかった。
危うく暴発しそうになって手をかけていた尻肉を掴むと、びくんと女さんの体が震える。
その艶めかしい動きに情欲は際限なく膨らみ、俺は夢中で腰を振って行った。

女「あぁ、あっ あ、ああっ あっ」

壁に手を突いたまま振り返ってくる女さんの熱っぽい目は、暴走気味のピストンすら受け入れてくれている。
屋外で互いに声は抑えているにも関わらず、セックスに押し出されるような喘ぎ声は鼓膜にこびり付いた。
ぬっちゃぬっちゃという愛液の音、その内部で絡みついてくる柔らかな粘膜の壁、ぷるんと揺れる胸。
もっと見たい、聞きたい、感じたいとノーブレーキで動くと女さんの細腕は肘まで壁に張り付いた。
壁面に押しつけられた乳房がぐにぐにとバウンドする様を脇の下から覗き見すると、いっそう射精感が高まる。

女「いつ、出しても、いーよ?」

力んで動きが鈍ったせいか、はたまた歯を食いしばったのが見えたのか。
我慢しようとする俺に、女さんは喘ぎながらも抗いがたい誘惑をしてきた。
早漏は嫌われるという一般常識も、おねだりするかのような締めつけには屈してしまう。
それでも躊躇う俺に構わず、優しくて淫らな天使は小悪魔の笑みを浮かべて膣を締めた。

B「う、あ。あああ!」

バックで犯しているにも関わらずこちらをコントロールする腰遣いに、腿まで垂れた粘液のぬめり。
初体験の最中に気合で対抗できるような相手ではなく、俺はあっさりと精を搾り取られた。

B「は、は……は……は……」

一度出して、改めて屋外のコートで女の子を抱いたという現実が頭に入ってくる。
しかし体を貫く俺のを器用に抜いた女さんは、こみ上げてきた背徳感を洗い流すかのように
正面から縋りついて幸せいっぱいという笑みを浮かべて、俺の唇に吸い付いてきた。

女「気持ち良くなってくれて、よかった」

触れるだけの、今までセックスしていた相手とは思えない甘酸っぱい口付けのおかげで
胸からは一切の負の感情が押し出されて、その後も続いたキスの雨に立ちつくす。
やがて甘すぎる慈雨がようやく止むと、女さんは初めてキスした少女のように純な顔で囁いた。

女「はしたない子って、引かれたらどうしようって思ってたの……」

確かに、密着して勃起した相手を誘って屋外で事に及んだという経緯だけ抜き出せばただのヤリマンだろう。
けれどこれまで見せてくれた数々の優しさや善意は、俺にそんな気を一欠けらも起こさせなかった。

B「むしろ、責任取らないとなんて思わせて悪いくらいだし。本当に良かったの?」

かぶりを振って、こっちが聞き返してしまう始末だ。

女「真面目に頑張ってる男の子、好きだから」

ドキリと高鳴った鼓動は、性欲抜きでも俺が女さんの虜となった事を告げた。
そんな天使の微笑みを浮かべられるのに、なおも彼女は自信なさそうに見上げてくる。

女「私は……こんなに不真面目だけど……」

そして、俺が何か言う前に再びキスを――する一歩手前で顔を止めた。

女「Bくんは、悪い女の子。きらい?」

そんな事ない、と即答しようにもこれだけ近付かれては首をそうそう動かせない。
荒い息を美少女に吹きかけるわけにもいかず小さく横に振ると、また距離が縮まる。

女「じゃあ、じゃあ。すき?」

魔法でもかけられたかのように、今度は縦に頭を振ろうとして。
そのままではぶつかる事に気がついて、僅かに顎を引くと目の前で喜びが咲き乱れる。
近付いていた唇が触れ合い、先ほどとは違う舌を絡める深いキスが二人を結んだ。

女「こんな悪い子とで良かったら。また、エッチしてほしいな……」

悪い子という自己紹介に抜群のテクを見るに、きっと俺だけじゃないんだろう。
それでも女さんの見せてくれた純粋さと優しさを俺は否定できなかった。

こちらから返したディープキスで、俺達はセックスフレンドという女さんのイメージからほど遠い契約を結んだ。

女「……ふふ」

こちらはキスで思考も感情も全て真っ白になっているのに、女さんは余裕を残す笑みを浮かべる。
何かと視線を辿れば、俺の行儀の悪いペニスはいつの間にか復活を果たしていた。

女「今したのに、さすがスポーツマンさんだね?」

きまり悪そうにする俺を褒めて慰めつつ、女さんは向かいあったままの交わりも教えてくれる。
壁にもたれかかった彼女を先ほど覚えた通りに愛撫していると、ご褒美とばかりに胸も見せてくれた。

B「はむ、うう。うっ」

ウェアにできる皺や浮かび上がった手の形に興奮していた俺だったけれど
こうして生で見るのももちろん魅力的で、突起にふらふらと口が吸い寄せられる。
胸を舐めながら頭を撫でられると赤ん坊扱いされているようで恥ずかしい。
赤くはなるが、優しく胸を枕のようにして抱き寄せられれば逃げる気など起きなかった。

女「おっぱい、きもちい?」

むにむにと膨らみを押しつけながら、今までとは逆に見降ろしてくる女さん。
膨らみと母性溢れる笑顔という光景に酔いしれながらのコーチングは、俺が再び耐えられなくなるまで続く。

B「は、は、は……!」

女「んああ。あっ ああっ」

向かいあったままでも片脚を上げて挿入する術を教えてもらうと、夢中で腰を振った。
さっきと違って深くまで入り込むのは難しいが、女さんを見つめながら繋がれるだけでも
心身が彼女に惹きつけられ、太腿を撫でまわしながらバランスを取ってエッチを続ける。
浅くてもしっかり絡みついてくる愛液と襞に、一度出していなければすぐ射精していたところだ。

女「ちゃんと、つかまえてて。ね?」

二度目の射精感を覚え出すと、女さんはそう言って肩に回した手へ力を込める。
そして自ら手ほどきをした俺の手で、地面から離れて俺の体に抱きついた。

女「はう、ん。んん、んっ んんぁ!」

親しい仲で集まって観賞したAVにあった駅弁は、妄想の何倍も悦楽に浸らせてくれる。
すぐ目の前で揺れる"おっぱい"からも時々目が離れるくらい魅力的だったのは
より深くなった挿入で女さんの表情が蕩けていく家庭を間近で見られる事だった。
スポーツマンだ、と褒められた手前体力勝負の体位だろうと弱音を吐かず続けると
徐々に彼女の瞼は垂れ、頬だけでなく顔全体が赤くなり、舌がぺろんと垂れてくる。
もっと、もっとと腰を振れば小柄な体はぐっちゃぐっちゃという泡音と共に揺さぶられた。

女「Bくん、も、いっちゃっ」

背中を壁へ押しつけるようにして思いきり腰を振るのが一番良くなってくれるらしい。
そう学習してしばらくすると、女さんは耳元で全ての理性を消し飛ばすような事を呟いた。

B「お、俺も……女さん……!」

童貞を卒業したばかりの自分の手で、セフレとなった憧れの女の子がイきかけている。
テニス部員をケダモノへ変えるには十分すぎる状況に腰は半ば操られているように動き続けた。
こっちが揺さぶっているのに、たっぷたっぷと揺れる胸に拍子をとられているとすら錯覚してしまう。
キスをして上下の口を同時に繋ぎ、唾液の橋を架けながら離れて節度を保ったアクメ顔を観賞し。
腰に絡みつく太腿やふわふわと揺れるスコートから零れる尻を撫で回して上下を続けていると
やがて限界が訪れ、最後の最後に跳ねた俺の腰に女さんもまた絶頂へと導かれて行った。

女「ふぁ、あ、あああ!」

B「あぐぁっ」

きゅうきゅうと締めつけてくる膣に一度目以上の精を搾られて、夢のような余韻に浸る。
さすがに疲れた様子の女さんと後戯や軽いキスを楽しんでいると、彼女は耳元でそっと囁いた。

女「頑張ってくれる男の子、大好き」

……テニスも、エッチも、頑張り続けないとな。

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スポーツマンなBくんを我慢できなくなった私は、こうして二度も彼の事を搾っちゃいました。
最初は本当の本当にフォームを教えるつもりだったけど、心も体も美味しそうで。うう。
真面目に練習してたのに誘惑しちゃったのが申し訳なくって、奉仕したんだけど
これ、善意に含めて良いのかな……やっぱりなんだか後ろめたいのかなあ……。

運動部でマネージャーでも良いんだけど、こんな事が続いた大変だもんね。
露出が一番少なくなる茶道部にでも入った方が良いのかなあ。

あ、そうだ。料理部に入ってみんなに差し入れして回ったらどうかな。
これならみんなやる気だして、もう一回部活に打ち込んでくれるかもっ
私のせいで、放課後無気力になってる男の子を見るの辛いもんね。

淫魔だからって、悪魔だからって、みんなの幸せを願わないわけじゃないんだよ?
青春してくれた方が精液も美味しくなるって理由じゃ……。
そ、そっちは3割くらいで残り7割は本当だからね? ほんとのほんとだよ?

えへ、Bくんは教えたフォームで予選を勝ち抜いたみたい。
大会が終わったら、体力を気にしないで思いっきりきもちい事しようね?
-------------------------------------------------------------------------------

>>1 テンプレ
>>2 まえがき

>>3-20 「転校の後、はじめてのお食事」  校正>>28
>>29-47 「スコートでレッスン」

校正しながらだと時間かかるすなー。
と言いつつまた誤字ってたらごめんなさい。

ちなみに>>25さんが指摘してくれた事なのだけれど
いずれ逆ハーレム化が進んだ時に備えてつけてます。
どうかお楽しみに。

また来ます。おやすみなさい。

おねショタはないんですか!
精通させる羨ましいやらしい展開は!

長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
リアルが一区切りついたので、更新です。
で、また前回の校正からなんですが……。

>>29
>女さんという存在にようやく周囲が慣れてくると、いかに距離を縮めるかという競争が始まった。
→女さんの存在にようやく周囲が慣れてくると、いかに彼女と距離を縮めるかという競争が始まった。

>趣味に興じながら学園のマドンナとひと時を過ごせるなんて、いかにも青春っぽいかないか。
→趣味に興じながら学園のマドンナとひと時を過ごせるなんて、いかにも青春っぽいじゃないか。

>>30
>大きなおもりの存在を苦にしない身体能力を彼女が有している事は勃起や鼻血を我慢しながら学んだが
→胸の大きな重りを苦にしない身体能力を彼女が有している事は、皆が勃起や鼻血を我慢しながら学んだが

>俺もまた、魂抜けた連中の文化部へ流出を阻止しようと踏ん張り疲れ果てた一人だった。
→俺もまた、腑抜けた連中を繋ぎとめようと踏ん張るうちに疲れ果てた一人だ。

>さすがに女さんと過ごしたいからと言って、小学校から続けてきたテニスを捨てる気にはなれない。
→女さんと過ごしたいからと言って、さすがに小学校から続けてきたテニスを捨てる気にはなれない。

>>31
>後ろから他の部の熱心な連中も帰り始め、グランドから人の目がなくなってきた頃だった。
→呼びかけられたのは、他の部の熱心な連中も帰り始めてグランドから人の目がなくなってきた頃だった。

>誘惑と格闘して硬直した俺に謝ってくる女さんに良心を傷めて訂正しようとしたのだけど
>集中力が欠けると出てくる自らの悪癖をずばりと指摘され、復活した声はまたも途切れた。
→誘惑に負けかけ硬直した卑しい俺に謝ってくる女さんを見ていると、良心が痛む。
→しかし、集中力が切れると出てくる悪癖をずばりと指摘された驚きで訂正は遅れた。

>>34
>それにしてはあまりにも真面目でテニスの技量が伝わってくるフォームからは、邪な考えなど感じられない。
→それにしてはあまりにも真面目でテニスの技量も伝わってくるフォームから、邪な考えなど感じられない。

>>38
>物陰とはいえグランドで露出させてはまずいという理由でウェアは捲らずにいたのだけれど
>丸い膨らみが五本の指に歪められて行く様子が布地に浮かび上がる映像はかえって卑猥に映った。
>それでも裸の胸が拝みたいという願望を察したのか、単に熱くなったのか、女さんは襟元を緩める。
→派手に這いまわるようになった指の動きは、歪められた乳房の輪郭と共にはっきりとウェアに浮き上がった。
→裸の胸が俺自身の手で捏ねまわされている様子が薄布一枚越しにわかり、俺の目がぎらついてくると
→直接見たいという願望を察したのか、単に熱くなったのか、タイミング良く女さんは襟元を緩めてくれる。

>>39
>すべすべで、むちむちで、胸や尻に負けず劣らず魅力的な美脚を堪能すると甘い声を聞かせてくれる。
→すべすべで、むちむちで、胸や尻に負けず劣らず魅力的な美脚を堪能すると甘い声が聞こえてくる。

>>40
>生まれて初めての体験にも関わらず、相当慣れているらしい彼女は次々コツを伝授してくれる。
→相当慣れているらしい彼女は初めて体験する俺にも、上手くコツを伝授してくれる。

>>45
>より深くなった挿入で女さんの表情が蕩けていく家庭を間近で見られる事だった。
→より深くなった挿入で女さんの表情が蕩けていく過程を間近で見られる事だった。

僕の所属する料理部には、この2週間で3つも大きな事件が起こりました。

まずはじめに、創部以来初めての女子が――女先輩が入部してきたんです。
男子校だから当たり前なんだけど、たった一人の加入で料理部は湧きかえりました。

次に、明らかに女先輩が目当ての仮入部性が山のように押し寄せてきました。
こっちも男子校だから仕方ないけれど、こんな大所帯になった事がなくて調理室はパンク寸前。

……そして最後に彼ら、主に高等部の先輩たちは満ちた潮が引くように辞めて行きました。
女先輩が作った料理をお弁当箱に詰めて、色んな部活動を応援して回っているのを見て
不慣れな家事をして女先輩の隣で失敗するより好きな事をしながら待とうって思ったみたい。

女「どうかな、美味しくできてる?」

僕らは誰一人、そんな彼らを責めるような事はしませんでした。ううん、できませんでした。
制服にエプロンを重ねて三角巾を被った、お嫁さんの理想像のような女先輩を間近で見て
あの人が他の部に入っても同じ事をしないって断言できる男子は一人もいませんでしたから。
しかも、自分で言うのも変ですが男子校でわざわざ料理部に入る生徒の集まりなだけあって
この部のメンバーは自炊したいとか元々料理が好きだとか、意識やレベルが高いんです。
そのみんなに自然と混じって腕を振るう女先輩の手料理なら誰だって食べたいに決まってます。

女「Cくん、洗い物は私がやるから下ごしらえをお願いね?」

料理の腕だけじゃなくて、進んで裏方の仕事もこなしてくれる女先輩に部のみんなは夢中です。

女「んー……取れないなあ」

C「!」

それに、とっても言いにくいのだけれど、女先輩の無防備さもまた僕たちを惹きつけて止みません。
高い棚にあるお皿を取る際に、スカートが揺れて太腿が見え隠れするのに気付かず台に乗ったり。
床に置かれた棚から器具を取り出そうと、引き戸を開いたかと思えば四つん這いになってみたり。
エプロンをきつく締めてるせいで、胸の膨らみまで強調されて目のやり場に毎日困らせれています。

女「火、危ないよ?」

C「へ、うぁっ はい!」

最初のうちはみんなして鼻の下を伸ばしていたのだけど、火や刃物を扱う調理室でそれは危険です。
何より、よそ見していて包丁で指先を切ろうものなら女先輩が泣きそうな顔で心配してくるんです。
四方から向けられている悪い視線なんかこれっぽっちも知らない様子の女先輩が目を潤ませる度に
僕たちは愛らしさへ湧き上がった衝動と純粋な瞳への罪悪感の板挟みになって悶え苦しみました。
その苦しみは、壁に頭をぶつけて邪念を沈めるなんて漫画のような場面すら生みだしたくらいです。

女「ね、せっかくだから名前描いてみる?」

でも、クラスが違っても学年が違っても僕のような中等部の人間でも女先輩に会える幸せを手放す気はありません。
オムライスにケチャップで名前を描いて回る先輩が、自分だけにそれをしてくれるような事があったら……。
こんな想像を料理部全員がしているようで、みんなの顔は下ごしらえの必要がないくらいにほぐれていました。

疑似お嫁さん効果は、男子校の調理室の清潔度すら一目でわかるほど大きく上げています。
女先輩が当番の日は皆して自主的に残って手伝うし、そうでない日も手は抜けません。
ほぼ全員で掃除した翌日に汚くすると、落差が大きくなる分誰だってわかってしまいますから。
あからさまに怒るような事はしないけれども、先輩が手抜きやサボりが嫌いな事は伝わってきます。
逆に頑張っている相手は満面の笑顔で褒めてくれるから、やる気も出てくるんです。

C「おつかれさまです!」

もちろん僕も例外じゃありません。今日の当番を頑張ろうと、先に帰る先輩に挨拶しながら腕まくり。
掃いて拭いてと一つ一つ片付けていると……床に落ちているペンも見落とさず拾う事ができました。

女「あ、それ。見つけてくれたの?」

手に持ったばかりのペンが再び床に落ちかかったのは、背後から声が聞こえてきた直後です。
中等部から高等部まで聞き比べて、聞き間違えようのないほど一つだけ高く澄んだ声。
全校生徒の憧れの女先輩が僕以外は誰も残っていない調理室に帰ってきて、話しかけてきた。
これで驚かない男子がいたら、彼は相当な勇者さんか場慣れしたモテ男さんなんでしょう。

女「Cくん一人なんだ。せっかくだから、私も手伝おっか」

C「え、でも……」

女「ふふ。先輩、後輩くんに良いとこ見せたいなあ。だめ?」

そんな人たちだって女先輩から、優しい顔で、優しい声で、こんな事を言われたら。
僕と同じように声が裏返っちゃいますよ。絶対に。

C「!」

でも、後片付けは裏返った声よりもっと恥ずかしい音で中断してしまいました。
中学に上がってから、やたら鳴るようになったお腹がこんな時にまで。うう。

女「一番食べる頃だもんね」

先輩は笑うと手を洗い、一度は畳んだエプロンや三角巾まで引っ張り出し始めました。
わざわざ間食を作ってくれると言うから恐縮して止めたのだけど、また宥められてしまいます。

女「時間外使用になっちゃうけど。二人だけの秘密だよ?」

しーっと可愛らしく人差し指を唇に当てられると、胸が詰まって言葉が出てきませんでした。
白くて細い指先がぷっくり柔らかな唇へ僕の視線を誘導するので、ますます胸が苦しいです。
それに、気合いが入ったらしい先輩がエプロンをぎゅっと締めたおかげで胸がまた強調されて……。
進学してから胃と同じかそれ以上に言う事を聞いてくれなくなったアレが、反応してしまいました。

女「はい、あーん」

迂闊に立てなくなった僕を見て、納得して待っているのだと思ったんでしょう。
世話好きな先輩は小皿に一品持るだけでは収まらず、箸で食べさせようとまでしてきます。

C「せ、先輩!? あの、そのっ」

どんなに恥ずかしくても、夢にまで見た光景が現実になって拒絶できる人間はいません。
まるで新婚さんのように"あーん"をしてくれる先輩の手で一口一口運ばれてくる卵焼き。
もしかして耳まで熱くなった分のカロリーは、今食べた分より多いかもしれません。

C「……っ!」

一杯になっていた筈の胸に割り込んできたのは、その女先輩の色気でした。
ずっと先輩の笑顔と箸に合っていた焦点がふとした拍子にずれた際に
"あーん"をする度に二の腕に挟まれて寄せられる胸が目に入ったんです。
アンダーバストが背中の紐で引き締められ、ただでさえ大きな膨らみは
エプロンの布地をピチピチと押し上げ僕に存在感を誇示してきます。

女「んー、口に合わないかな」

C「そんな事、ないです!」

箸を引き戻した細腕が次の一口を拾う際、たまに膨らみを左右へ揺らせば
大きさだけじゃなく柔らかさも抜群だって触れずとも視覚が教えてくれました。
僕を、いや全校男子の視線を集める二つの塊の威力を前に惚けていると
よっぽど上の空だってわかりやすかったのか、先輩は味の心配を始めます。
これだけ美味しいのにあり得ない、と否定はしてみましたが。

女「Cくん?」

味わって食べてないせいで、自分でもいまいち説得力がないように聞こえます。
普段なら一口一口味わって食べる手料理も、こんな状況じゃ……。

女「Cくーん?」

呼びかけの調子が変わってはっとした頃には、手遅れでした。
女先輩は胸元を隠しながら、ちょっぴり細めた視線を僕に向けていました。

先輩で、男子校唯一の女子で、みんなの憧れという雲の上の人に気付かれてしまい頭は一瞬で真っ白です。
一方視線の先にいる相手は石像のように固まった僕を怖がる事はなく、指導する事に決めたみたいでした。

女「見てたでしょう?」

叱る、といってもまるで小さい子にめっと言って聞かせるお姉さんのような注意が飛んできます。
両手で蓋をして上目遣いで見て、形だけの問いかけて本当はばっちりわかっているようでした。
かといって、こんな時にその通りですとあっさり頷けるほど僕は図太くありません。

女「女の子をそんな目で見ちゃいけないって、わかってるよね?」

C「ごめ、な、さ……」

それでいて、先輩が身を乗り出して話しかけてくるおかげでますます強調される胸元を無視できるほど
年々欲求が増す体が良い子にしてくれる事もなく、何度も逸らした視線は元の位置に吸い寄せられました。
今まさに怒られている事を繰り返すなんて男の先輩相手なら、怒鳴り声が飛んでくるところです。
……同性相手なら、こんな苦労をする事もないのですけれども。

女「わかってるのに、しちゃうの?」

C「うあ。う、すみま、せ」

優しい女先輩はそれでも声を荒げるような事はしませんでした。表情も穏やかなままです。
でも卑しい目で見られて内心良く思ってるはずありません。きっと現在進行形で嫌われてます!

女「……仕方ないよね。こっちも、一番欲しがりな時期だもんね?」

――なんて心配をあっさり覆し、女先輩は立ち上がるなり僕の膝へと乗ってきました。

C「せん、ぱ、い!?」

女「Cくんを悪い子にしてるのは、これかな?」

驚く僕を余所に女先輩はそう囁くと、僕の腿に跨ったまま肩へと手を回して唇を重ねてきます。
たぶん一秒ちょっとの短いキスだったけれど、驚愕した分だけその時間は何倍にも伸びて感じられました。
返事が遅れる間に愛撫はとうとうズボンにまで届き、さっきから自己主張を繰り返しているモノを擦ってきます。
裏返った掠れ声が可笑しかったのか、先輩は密着したまま妖艶な笑みを浮かべて僕を捕まえてしまいました。

C「うあ、あ」

女「こんなになって……中等部の二年生だもんね……」

まるでお姉ちゃんが弟の頭にできたたんこぶを撫でるかのように、ズボンに張ったテントを構ってくる母性。
勃起した後輩に引くどころかうろたえるのを楽しみながら手練手管を駆使して興奮を高めて行く魔性。
あり得ない非日常の世界に浸っているというのに、正反対の性質を同時に宿す先輩の姿はいつもの先輩の魅力を。
親切で面倒見が良くて誰かが怪我をすれば絆創膏を優しく巻いてくれる女先輩の魅力を打ち消しはしません。
男子の心を鷲掴みにする要素を二つ両立した反則そのものの相手は、太腿まで使って容赦なく擦り上げてきます。

女「お盛んな年頃だから、先輩に注意されてもエッチな目を止められないんだよね?」

スカートを何度も蹴り上げては見えそうで見えない映像で僕を焦らしてくる、むっちりと肉付いた太腿に押され
下着の中身は程なく完全に持ち上がって、布地を蒸らし快楽と不快感を同時に持ち主へと与えてきました。
熱に浮かされた頭へ耳から直接責めるような言葉を流し込まれ、涙目になった僕を見て先輩はなおも笑んできます。

女「可愛いね、Cくん」

可愛い可憐だ愛くるしい、そんな賛辞が毎日贈られる女子からのまさかの囁きにかぁっと頬は染まり
体を右へずらした先輩の左脚で責め続けられる大事な部分とは違った赤みをはっきり見られました。

女「可愛い後輩が、外で悪い事しないか心配だなー」

C「ああ、うっ し、しま、せ」

女「こんなにエッチなところを見たら、安心できないよ」

ぎゅっと腿肉に性器を取り込まれながら耳を責められる度に、情けない声が後から後から出ちゃいます。
恥ずかしくて、逃げ出したいくらいなのに、悪戯っぽい先輩の笑顔と絡みつく吐息や肢体は離してくれません。
それどころか胸に触れてしまった僕の手に先輩の掌が重なってきて、繋ぎとめるように揉ませてくるんです。

女「悪い事は、今日は全部私にして行って?」

性欲が戸惑いを踏みつけている心の内を見越したかのように、先輩はもう片方の手まで誘導してきました。
両手と二つの膨らみで僕の十本の指をサンドイッチして、たぷん……たぷん……と円を描くように
エプロンと皺で裸になる以上に強調された乳房の感触を"あーん"以上の密度で味わわせて。

C「く……あ、ああ!」

女「ふふ、ふ」

我慢できなくなって目に涙を浮かべたまま胸を揉みしだく後輩の頭まで、ふんわりと撫でてくkれました。

C「はぁ、はぁ、はぁ……!」

まだ保健体育の授業でクラスが妙な笑いに包まれるような歳なので、エッチの仕方なんてわかりません。
ただこの柔らかくてハリがあって手に吸い付いてくる、中毒性抜群の膨らみを手のひら全部を使って味わいたい。
そんな本能だけが指を動かし、薄桃色のエプロンに何本も深い皺を刻んで行きました。
ブラに制服にエプロンと障害は大きいはずなのに、持ち上げれば柔らかさの生む歪みはちゃんと見えます。
僕が貪欲な獣と化してもなお、先輩は頭を撫でたり胸に顔を埋めさせてくれたりと優しいお姉さんでいてくれました。

女「ちょっと待ってね?」

我儘な弟のように胸から離れない後輩を軽くいなすと、自分でブラウスのボタンを三つほど外して
乳房だけを制服から零し、エプロン一枚だけで覆うという男にとってたまらない光景を見せてくれます。
夢中で揉みしだくと最後に残った前掛けも谷間へと押しやられ、やがてすっぽり膨らみの間へ収まりました。
ぶるんと丸い膨らみがまろび出る映像は脳裏に刻まれて、これから何度も夢に出てきそうです。

女「揉むだけじゃなくて、吸ってみる?」

C「……~~~~~っ!」

よしよしなんて言いながら髪に乗せた手を動かされると、さすがにからかわれている気がしてきます。
でも甘い乳首を教えられるがままに舐め、吸い、頬へ寄せられる乳肉の感触を味わう幸せからは抜けられず
僕はしばらくの間弟分以下の乳児扱いを甘んじて受けながら、くすくす笑いが届く耳を真っ赤にしていました。

何度も視線が釘付けになった女先輩の胸。男なら誰だって憧れる形と豊かさを兼ね備えた美巨乳。
手だろうと口だろうと自由にそのバストを味わって良いというこれ以上は考えられない状況にありながら
次第に僕は苦しさを感じ、あまりのむず痒さに今現在溺れている胸への愛撫すら途切れるようになりました。
どんなに気持ち良くても嬉しくても、下半身に腿肉に圧迫される以上の刺激がないのでイけないんです。
興奮すればするほど区切りのない昂りに本能は困り果て、引っ込んだ涙がまた滲んでしまいました。

女「大丈夫だよ、先輩が苦しいの治してあげる」

すっかりお姉ちゃん気分の女先輩は、そんな我儘の真意すらすぐに汲み取ってくれました。
吸引が弱まったのを見計らってぐずる僕から離れると、椅子の近くで膝を突いて座るなり
ズボンを纏った膝の内側から太腿にかけてを焦らすように撫でてから、ファスナーを開き
天を向いて出てきた肉茎を慣れた様子で口に含んで、心底嬉しそうに目を細めます。

女「こんなになるくらい、気に入ってくれたの?」

こくり、と頷けば返事の代わりに舌先が雁首の部分をねっとりとなぞるように滑ってきて。
悶える僕を見てますます表情を明るくする先輩に、射精感も羞恥心もどんどん煽られて。
両手で口元を抑えて我慢しているのに、ここまで来ても喘ぎ声は止まってくれません。

女「我慢しないで?」

今度は根元から裏筋を辿って舌を這わせながら、上目遣いで見つめてくる先輩。
男性器を間近で見てうっすら頬を染めているのに跪いて突きだしたお尻は艶めかしく振ってきます。
どっちが本当の顔なのか、考える余裕なんてとっくの昔に失っていました。
ただ膝に押し当てられる胸に酔いしれ、その質感とは違う柔らかさを持つであろう
二つの山がスカートを浮き上がらせる映像を凝視しているうちに体は昂らされて……

C「……ぁっ ああ!」

高等部の先輩が持つ大人のテクに、あっけなく口の中で果ててしまいました。

C「……わっ ごめんなさい!」

考える力をほぼ全部失ったまま射精したおかげで、結果を結果として認識するまでには時間がかかりました。
息を整え、小動物によく例えられる女先輩の童顔を真っ白に汚してしまった事にようやく気付いて謝ると
先輩はその様子すら面白がって、大丈夫だよと手を伸ばす代わりに舌で亀頭を舐めながら僕を慰めてくれます。

女「今は、すっきりする事だけ考えて?」

でも、なんて遠慮できたのはほんの一瞬だけでした。
先輩は顔を拭うのもそこそこに、エプロンの肩紐を引っ張ると折りたたまれていた布地を広げて行きます。
そして一度肌を隠してから、勢い良く手に持った紐を下へとずり降ろして膨らみを完全に露出させました。
ブラウスのボタンを開けて零している乳房がぶるんっと揺れると、萎えた肉棒はあっという間に起き上がります。

女「まだまだ、悪い子の素は残ってるみたいだからね」

非難はしないけれど責めはする、どこか悪戯っぽくもある上目遣いに何も言い返す事ができません。
そして、あれだけ悩殺させられた乳房に自分自身が飲まれては出る声も出なくなってしまいます。
EなのかFなのかと妄想を繰り広げるほど僕のを楽に挟むカップのに圧倒されていると、この世で一番
柔らかい物体は上下を始め、いやらしさの見本のように形を変えながら"悪い子の素"を催促し始めました。

C「うわあ、わ、わあ……っ」

女「これが"パイズリ"だよ。男の子は、やっぱり好きなんだね」

その言葉が浮かんだタイミングを読みとったかのように、重ねて強調してくる先輩を見て
テクだけでなく頭脳やメンタルといったものも僕より数段上なんだと思い知らされます。
これだけ色っぽくて、男と女として比べても絶対に敵わない事がはっきりわかってます。
何もかも違い過ぎるはずの人が胸で奉仕してくれている、と考えると余計に息が乱れてきました。

C「あぁ、ぁ、あ……!」

僕なんかより遥かに上手に、先輩の手は自分の一部を波打たせて上下に動かします。
ボールを転がすような動きとバウンドさせるような動きを弾力を使って器用に再現して
根元から先端へ、僕の中に溜まった"悪い子の素"を絞り上げるように責めるんです。
声を我慢しようとすればするほど責めの勢いが増すのは、涙まで欲しがっているからでしょうか。

女「Cくん、泣かないで。いっぱい可愛い声聞かせてほしいの」

可愛いって言ったら僕が赤くなるの、わかってるはずなのに。
先輩は恍惚とした表情でそんな後輩を見上げたまま、胸をたっぷたっぷと弾ませます。
それでも我慢が続くと、今度は唇までもを動員してせっかくした蓋を外しにきました。

C「ふあ、ぁあっ」

女「もっと、もっと聞きたいなあ」

一度目のように舐めるのではなく咥えて唾液の音を響かせるようなフェラに、理性はどんどん剥ぎ取られます。
ダメなのに、恥ずかしいのに、喘がされて気持ち良くされてまた先輩の顔にかけそうになっちゃいます。

女「来て……いつでも良いから、来て……」

特別敏感になっている先端にキスをされてちゅっと吸われると、その僅かな吸引だけで出しそうになりました。
いえ、本当に出すまで続けるとばかりに先輩は手を緩めることなく左右から胸で圧迫してきます。

C「……あああ!」

僕は、二度目もろくに我慢する事ができませんでした。

C「はふ、う……うう!?」

顔だけでなく胸にまで白濁がかかった姿に、ぴくりと男根が動いたのを見つけたのでしょうか。
先輩は二度出した僕を開放する事なく尿道に残った精液を吸いだすかのように、フェラを続けます。

女「さすが中学生だね。まだ残ってる」

C「せ、せんぱ。もう」

頭に血が上り続けてそろそろ苦しいというのに、まだ許してません。
今度は根元までを深々と咥えこむと、先輩は黒髪を揺らしながら大きくシェイクしだしました。
唇と舌を余すことなく使った口戯に早くも三度目の気配が忍び寄ってきます。

女「ん、ちゅ。らめらよ、わふい子ひゃにゃくにゃるまれ、ひゃふぇあいから」

C「くぁっ うう、うううっ」

もごもごと口を動かされればそれだけ歯肉や舌が僕と擦れて気持ち良くさせられるし。
喋らずに集中されれば圧倒的な技術で良いように感じさせられてしまうし。
学園の差を遥かに超えた格の違いを見せつけられた僕にできる事といえばその艶やかな黒髪を撫でる事くらい。
まるで捕食者の手に堕ちた獲物のように、何度も何度も溜まっていた欲求を搾り取られて行きます。

C「きもち、い、ああっ」

唾液と精液が混ざった粘っこい水音。白く汚れる清楚な顔。弾むたわわな胸に捲れるスカート。
お尻や太腿までもが僕を魅了するおかげで、勃起が収まってくれる気配はありません。
三度、四度、五度。ほとんど体力切れのせいで性器が萎びるまで、女先輩は僕を許してくれませんでした。

C「ふあああ!」

C「はぁ、は、はぁ、あ……あぁ……」

ぐったりと疲れ果てて調理室のテーブルにもたれかかった僕を見て、先輩はようやく
粘液まみれになった僕自身から口を離し、丁寧に汚れを拭ってズボンに収めてくれました。
何か言おうにも呼吸するだけでいっぱいいっぱいで、ぼんやりと見上げる事しかできません。
その様子が先輩的には満足だったのか、霞む視界に眩い笑顔が映り込みました。

女「女の子って、怖いでしょう」

ほとんど重力に引かれるようにして首を縦に振ると、腰に手を当てて女さんは屈みこんできます。
たぷっと実った胸にすら欲情できないほどに搾り取られた後輩に、先輩は指導を重ねました。

女「悪い子にしてると、またおしおきしちゃうよ」

C「は、い……」

今までしてきたオナニーを全部足し合わせても足りないくらい気持ち良かったのに、素直に頷けます。
それだけハードな行為で、しばらくいやらしい事は良いやと思えるくらいでした。けれど。

女「……良い子にしてたら、代わりにごほーびあげるから。ね?」

太腿からスカートの奥にかけてをなぞって見せながら耳元で囁かれた言葉に、くるっと手のひらが返ります。
もう勘弁して、と言いたげだったはずのペニスすらぴくっと反応するくらいその誘いは魅力的でした。
口をぱくぱくさせる僕に、先輩は最後に念押ししました。

女「だから、早く良い子になってね。Cくんっ」

こんな事言われたら、良い子になるしか――。
でも、ここまで色気満載の先輩相手に良い子になれるんでしょうか。
でもでも先輩以外には絶対紳士的になりますから! 信じてくださいねっ

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女「うう……」

改めて調理室の後片付けを済ませて、Cくんがしっかりするまで付き添った後に分かれると
それまで抑えていた後ろめたさが一気に出てきて、どんよりって効果音が頭にのしかかってきた。

ごめんなさいCくん、淫魔の私にこんなお説教する資格なんてあるはずないよね。
それも、一番お盛んな年頃のおちんちんを我慢できずに5度も搾っちゃった私が。
あんまり可愛く恥ずかしがるから、言葉責めして楽しんじゃった私がぁぁ……。

で、でも紳士的にならないと嫌われたり通報されたりしちゃうのは本当なんだよ?
だから異種族の私の事はひとまず置いといて、なんてだめかなあ。ううん。

それにしても、Cくんだけじゃなく料理部のみんなが欲求不満になってるのは拙いよね。
台所で集中力が切れっぱなしなんて、いつか大きな事故が起きたら大変だし。
しばらくは重点的に同じ部活の子たちにすっきりしてもらった方が良いかな。
幸い、運動部のみんなは差し入れでやる気を取り戻してくれてるみたいだしね。

……Cくんに、"ご褒美"あげる日もそんなに遠くないかもね。
今度はいじめたりしないように気を付けなくっちゃ。
優しく包みこむお姉さんってイメージで……よーしっ
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>>1 テンプレ
>>2 まえがき

>>3-20 「転校の後、はじめてのお食事」  校正>>28
>>29-47 「スコートでレッスン」        校正>>82
>>83-97 「エプロン姿の小悪魔さん」

>>50さんのリクエストに応えようとする
→中高一貫校という設定を思い出す
→厨房で精通まだって遅くね? ショタじゃなくね?

という感じで今回のプロットが頭に浮かびました。
希望に少しでも添えていると良いのですが……。

相変わらず忙しく、頻繁には来られない状況が続きますが
お待たせしたせめてものお詫びにこれからもなるべく
みなさんのリクエストに応えて行きたいと思っているので
何かあれば気の向いた時にでも書いていただければ。

また来ます。おやす……おはようございます?

>>190
>>1の自由にしていいと思いまふ。お腹いっぱいになるくらいUPしてくだされ

>>191-194
ありがとうございます、遅れた上に我儘を言って申し訳ないです。
スレタイ以外の作品は名前欄に何か入れて書くようにするので
苦手な場合はNGにでも入れてそうでなければ辿っていただければ。
被らないよう、男側が攻めるもので一作書いてみようと思います。


あと第二の剣陣営にはバニッシュかけておきますね。

中間テストの近付いた演劇部の部室からは、普段より速いペースで人影が消えて行く。
完全下校時刻まで余裕があるのに、既に残っているのは僕と女さんの二人だけだった。
いつも脚本を担当してくれている女さんは、今回もまたシナリオ作りで忙しそうにしている。
僕はといえば、前の舞台で主役を張った際の手記を新聞部に頼まれて書いているところ。
凝った物語に比べればずっと短い代物だけど、口下手にとっては苦行でしかない。

「また来るから、鍵は閉めないでね」

「う……うん」

ようやく書き終えて用事を果たす前に声をかけると、返ってきたのは気弱そうな声と一瞬の上目遣い。
小動物のようにこくりっと頷いた女さんは、ごく短い間こちらを見ただけですぐに原稿用紙へ向き直った。
いつもおどおどして、女子の誰かの背中に隠れて、たまには舞台にと誘われると隅っこへ逃げて。
そんな女さんは部の脚本家であると同時に、みんなの庇護欲を刺激する部のマスコットだ。
僕もいつもの事だとわかっているから、気にもせず上の階の新聞部まで往復しに出かける。

「……帰ったのかな?」

手記を確認され、1か所意図のわかりにくかったところを聞き直され、戻ってくると部室は空になっていた。
残されたのは部室の鍵、僕の荷物、それから女さんの机の上に置かれた一冊のノート。
次も主演の僕に早く読んでもらいたいと言っていたから、そのつもりで残していったんだろう。
何の疑問も持たずに拾い上げて――その瞬間に、世界は一変する事になった。

ノートに記されていたのは、一人の女の子が凌辱される様を生々しく描写した官能小説だった。
彼女はふとした事から弱みを握られ、公開すると脅され、代わりと称して処女を奪われる。
それからは凌辱者巧みなベッドテクに溺れて、坂を転げ落ちるかのように調教されてしまう。
筋書きだけならいかにもありそうな話なのだけれど、女さんの筆力は僕を離してくれなかった。
その緻密に組み立てられた文章は、男の身にすら主人公の受ける快楽を想像させる。
そして嫌悪感を覚えながらも体に流されて行く心理描写は、雄の本能を揺さぶって止まない。

「……っ」

少女の特徴が女さんと一致する事がわかった瞬間など、つい喉を鳴らしてしまった位だ。
ほんの少し青みがかったショートヘアに、小柄な体とその割にふくよかな胸の膨らみ。
そのキーワードだけで、映像に劣らない情報量を持つ文章と女さんの顔が結びついて
読めば読むほど、今この場であの子に乱暴しているかのような気分にさせられてしまう。
あの大人しい女さんがこんなに淫らな物語を、というギャップも手伝い僕は小説に熱中して。

「――ぁ、ぁっ」

「!!」

おかげで、いつの間にか戻ってきた作者の上げた悲鳴にすら全く気づき損ねた。
その後の腰を抜かして倒れ込む音を聞いてようやく振り返ると、彼女の目は絶望に染まっていた。

「「これは、その……!」」

ほとんど同時に言い訳を始めた、なんておかしな場面も女さんには癒しとなってくれそうにない。
誰かに読ませるつもりで置いたわけじゃないのは、中身からもこの表情からも明らかだ。
こちらもこちらで、勘違いからとはいえプライベートな物を勝手に読んだという後ろめたさがある。

「ひ、ひぐ、ううううっ」

戸惑って言葉を続けられないでいると、先に感情が昂ってしまったのか女さんは泣き出してしまった。
ぺたんと床に女の子座りをしたまま泣きじゃくる姿が可愛らしい、なんて考える余裕はさすがにない。

「お……女さん、大丈夫。大丈夫だよ、誰にも言わないから」

いたずらに注目を集めないよう部室のドアを閉め、二人きりになると必死に宥めてはみた。
みたけれど、いかにその言葉が無意味かはパニック寸前の頭でも簡単にわかる。
立場が逆なら、僕だって明日から不登校になってもおかしくないくらいのショックを受けるだろう。

「だって、だって、こんな……男く……見られて……!」

女さんも同じく引きこもってしまったらどうしようか、元から保護対象だった彼女は特に心配だ。
何をどう言ったって、女さんは泣き止んでくれそうにない。優しい言葉はかえって辛いようだ。
むしろ自分の最大の秘密を握った男なんかに話しかけられる事自体が嫌なんじゃないか……。

……そこまで考えた時、「秘密」と「秘密」が結びついた。

道徳心や良心との葛藤、社会的な破滅への恐怖、現実と創作物の区別、常識的な判断。
そんな事はわかりきっているのだけれど、一度繋がった二つはなかなか離れてくれない。
それどころか、繋がりは自ら太くなろうと頭に入っている官能小説を掘り起こし始めた。
少女を凌辱している青年は、一人称も体格も部内の立場も僕にぴたりと一致していたのだ。
官能を見せつけた少女のモデルが手に届くところにいる今、肉欲がその戒めを踏みにじる。
女さんは僕に犯されたがっているんじゃないか、というバカバカし過ぎる思考を忘れられなくなる。

『……女さん、どうしても信じられないなら、取引をしない?』

ショック療法だ、断られたらすぐやめるつもりだ、なんて下手な言い訳が通じるはずないのに。
からからに乾いた口は、欲望に負けて身を破滅させかねない言葉を紡いでしまった。
主演として舞台に立ち続けて鍛えた演技力が勝手に溢れだし、僕を「僕」になりきらせる。

『女さんを、食べさせてよ。そうしたら、秘密にしてあげるからさ』

ノートの中で吐かされていた台詞を読み返して、目を白黒させる女さんに近付きしゃがみ込んだ。
一度口に出し、自分の声を耳にするとあっという間に体の内側を後悔と崩壊に対する恐怖が支配する。
いや、それで良かった。悲鳴の一つでも上げられればこの負の感情でバカな欲望など潰せるはずだ。

「お、男くん……。……あぁ!」

女さんの態度は、真逆のものだった。腕の中の巨乳美少女は頬を染め、身を竦ませ、こちらをちらちらと見てくる。
弱気な彼女の精一杯の抵抗かもしれない――なんて可能性は膨れ上がった衝動が頭から追い出してしまった。
知性ははぎ取られ、良心は押し潰され。僕は、我慢できずに彼女を押し倒した。

「ん、んん。んんんっ」

泣く暇も叫ぶ暇もなく、信じられないとばかりに丸い目を大きく見開いた女さんの体が床に転がる。
その上にすかさず覆い被さった僕は、両の手首を掴んで地面へ押しつけながら全身を密着させた。
胸板で乳房を潰し、腿と腿を絡めて抵抗を封じ、唇を無理やり奪って出てくる声を押し殺す。
全て官能小説を再現して見せた結果だけれど湧き上がる興奮は彼女の描写以上のものだ。
柔らかさと弾力を兼ね備えたこの胸を味わってなお計算ずくで犯すなんて、できっこない。

『僕の物になってもらうよ、良いね?』

無秩序にがっつかずに済んだのは、偏に条件反射のレベルで染み付いた演技癖のおかげだ。
今まで味わった事のない女の子の胸を、その中でもとびきり上等な女さんの胸を揉みしだきたい。
性欲がいくら焦っても"脚本"通りに体は動いて、囁きかけた耳を舌先でぺろりと舐め始める。
耳の淵を丁寧に舐めては意地悪な笑みで真下の少女を見下ろし、力が抜けると二の腕を擦り。
ようやく待ち望んだ乳房に触れても、まずは力を入れずにゆっくり転がして制服に皺を作った。

「あ、あ。ああ……っ」

大変な事をしていると頭ではわかっているのに、女さんの反応は絶えず僕の良心を削り続ける。
未だに展開へ頭が追いつかない驚愕ぶりと、にも関わらず洩れ出る普段なら絶対聞けない喘ぎ声。
両方を足し合わせれば、思考の絡まない純粋な快感を覚えているという結論が導き出される。
これ以上ないほど滾る結果を前に手を止められるほど、僕の理性は強くはなかった。

振舞いは小動物でも、掌に包み込んだバストはそこそこのボリュームを持っている。
小説によれば、男にとっては魅力的なこのサイズも女さんにとってはコンプレックスのようだった。
気弱な主人公は異性の視線を集める胸を隠したがっていたし、見つめられるだけで目を閉じていた。
本人の反応も同じだろうかとねっとり視姦をしてみれば……どうやら大当たりだったようだ。

「お、男く、見な、で……っ」

押し倒されて体のあちこちを触わられているにも関わらず、最初に拒絶したのは胸への視線という徹底ぶり。
よっぽど見られるのが恥ずかしいのだろうが、"脚本"に従うならその羞恥心も快感の源のはずだ。
"原作"では視線を絡められた少女の心理描写が続いていたけれど、ここはアドリブを効かせる事にする。

「だ、だめ。だめだよう……いやぁ……!」

腕を弱々しく掴む事しかできないでいる彼女を尻目に制服へ撫で回して胸の輪郭を強調してあげると
僕はそのままブラウスのボタンへと手をかけると第2ボタン、第3ボタン、第4ボタンの順にゆっくり外す。
これから脱がされるんだよ、なんて見せつけるように焦らしながら前を開くとブラごと膨らみを中央へ寄せ
服を着ているのに乳房だけが零れて異性の視線に晒されている、という映像を持ち主に堪能してもらった。

「大きいね。素敵だよ、女さん」

女の子の視点から書かれた脚本の、心理描写に占められた部分を補うように囁きかけながら
ブラのホックを外し、ぷるんっと揺れた乳房にしばし見とれると再び手のひらで覆い隠す。
寄せ、持ち上げ、転がすように円を描くと交互に上下させと愛撫は官能小説通りのに進めた。
童貞の僕が頼れるのは、彼女自身の願望が反映された物語だけなのだから。

「はふ、ん。んんっ」

膨らみを捏ねまわすと人さし指で乳輪をなぞり、くるくると焦らしてから乳首を弱く弾く。
ひと揉みしては弾き、一度転がしては弾き、次第に間隔を狭めて時には親指も使い挟む。
原作通りに演じてみれば、文学少女のものとは思えない艶めかしい声が洩れ出した。
くぐもった響きに下半身は否応なく反り立ち、図らずも太腿に押しつける場面を演じきる。
もし心理描写の通り彼女が何をされるか予感したなら、続く台詞だって言っても良いだろう。

『そう、これから君を貫く物だよ』

ぴちゃりぴちゃりと水音を聞かせながら湿らせた耳へ、一言一句違えずに吹き込む。
すると、"甘い悪寒を覚えた"というノートの一節を遥かに超えた大きな震えが起こった。
チャンスを逃したくない一心で、間を置かずに耳から首へと舌を移して舐め上げる。
体の動揺が収まらないうちに根元から顎にかけてを何度も舐め、執拗に快感を煽って。
その隙に片手を乳房から離すと、膝の辺りから潜り込むようにして太腿を撫でてあげた。

「ゃ、ぁ、ああっ」

覆い被さっていた姿勢を横から覗きこむような形に改め、胸と腿を同時に弄ぶ。
滑らかな太腿は胸に負けず劣らず魅力的で、内側を弱い力で撫で上げると女さんは体を捩った。
文章よりも弱めの力が好きらしいと察すると脚本よりも時間を取って、くすぐるような愛撫を施す。
主人公の心理を味わわせるべく、腿から足の付け根へ移り行く過程で向かう先を意識させる。
……時間調整が実ったようで、辿りつく頃には女さんの下着は既に湿っていた。

妄想を知られ、妄想通りに犯され、コンプレックスになった胸を凝視され、濡れたところまで暴かれ。
女さんの羞恥心は限界に達したようで、抵抗すら後回しにして顔を覆うといやいやと首を振る。
頬に留まらず真っ赤に染まった耳へキスをすると、僕は慰めるでもなく「僕」の演技を続けた。

『無理やりされてるのに濡らすなんて、いけない子だね?』

女性器の構造がわからないので本物――否、偽物よりはぎこちない手つきで下着に触れる。
人さし指と中指だけを伸ばして秘部全体を押さえる、というパートでどうにか割れ目の位置だけは把握した。
まずは外縁部を布越しになぞり、少々手がずれたところでようやくクリトリスに行きつきほっと一息。
描写によるととびきりの弱点らしいそこを優しく弾くと悶えてくれたので、乳首と同時に攻めることにする。
腕が二本しかないのでご無沙汰になっているもう一方の胸には、アドリブで舌を這わせておいた。

「それ、だめっ だめぇ……!」

女さんが否定する間も舌で転がされた乳首は硬く尖り、容易に唇で挟めるようになってあえなく吸われる。
揉まれ、舐められ、撫でられ、とそれぞれ違う攻め方をされた三つはみな一様に存在感を増してきた。
それがひと際恥ずかしいのか触れる度に顔を隠していた持ち主も、はしたない声を頻繁に上げるようになる。
湿っている程度だった下着は独断でシーンを延長して三点攻めを続けた結果、ぐっしょりと濡れてしまった。
最初に蒸れ出した時間も考えると、愛撫だけでなくこの状況自体に興奮してくれているのだろう。
指を動かす度ににちゃりにちゃりと立つ泡音が、僕の猛りも「僕」の興奮もどうしようもないぐらいに高める。

『こっちは、だめとは全然言わないね?』

作中で最も長い心理描写をさせた台詞を囁けば、触れていてわかるくらいに蜜が滲み出てきた。

手、口、手、という担当で胸とクリトリスを嬲り続ければ女さんの否定の言葉も虚ろな響きを纏うようになる。
力が入らないらしい姿に"快楽に流されてしまう"という一文が重なり、僕もまた獣欲を制御できなくなった。
原作ではこの後もいくらか続く言葉責めを切り上げると、代わりに下着を剥いで太腿をくぐらせる。
さっきまで煽っていた腿の内側をべとべとに汚れた布地に撫でられ、女さんは何度も体を捩った。

「いやぁ、いやぁ……そこ、見ちゃやだぁ!」

いくつになろうと男の夢であるスカートめくりからパンツを見て、さらに女性器のご開帳。
フルコースを堪能すれば後は台本の指示通り、配置を変えて股間を直接舐めに行く。
女さんの声の強弱を頼りに、より乱れてもらえる部分と加減を探るために舌を暴れさせ
クリ、陰部、クリ、陰部と執拗なまでに舐めながら伸ばした両手で乳房を揉みしだいた。

「男くん、男くん、だめだよう。頭、じんじんして、変になるようっ」

形を変えた三点攻めに女さんはぽろぽろ涙を流しながらよがって、たっぷりジュースを飲ませてくれる。
頑なに閉じようとしていた股も徐々に開き、頭が奥へと進んでさらに激しくなった舌責めに震えて
捏ねまわされる胸からの刺激と合わせて痺れてきたのか、とうとうぐったりと脱力して抵抗がなくなった。
濡らしている事を強調するようにわざと音を立てて舐めれば羞恥心も膨らむようで、いやいやの回数が多くなる。

「男くん……」

もう、前戯はあらかた再現した。これ以上進めるならば後は一生物の証を残すほかない。
さすがに怯えた様子の女さんに原作通り無慈悲な事をするのは気が引けるけれど。
自作の小説を根拠にレイプをしている僕に、今さら罪がないよう振舞う資格はないだろう。

『もらうよ、君の初めて。僕の記憶を一生刻んであげる』

そう考えてノートの通りに宣言すれば、思いのほか抵抗はなかった。それだけで、十分だった。

「あ……く、ぅ……うぅ……!」

ズボンのファスナーを降ろすと、既に天を向いていた僕自身が勢い良く飛び出す。
それを見るなり溺れた金魚のように口をぱくぱくさせていたからには、本物の処女なんだろう。
散々舐めてようやく位置を特定した蜜壺へ潜り込む際にも抵抗が大きく、苦しんでいるのがわかる。
レイプで純潔を散らしてしまって良いのかという葛藤は、しかし、その締めつけが散り散りにした。
僕を男から雄に変える女の子の、いや雌のおねだりにほとんど本能だけで侵略を進める。

「痛……ぁああ!」

呼吸は乱れ、視線は胸から泣き顔へと移り、昂っているのを隠そうともせず腰に体重をかける。
そのまま潜りこんで行くと、突き破るといよりは押し広げるような間隔と同時に悲鳴が上がった。
目尻から押し出された涙が零れると同時に、膣の中で愛液とは違う何かが亀頭に絡まる。
罪悪感は、そのすぐ後に来た粘液と肉襞の織りなす言葉で表せないほどの快感に払われた。

「動くよっ」

「あ、あ、あ……!」

熱くなるあまり台本にない呼びかけをすると、もう止めている事なんてできない腰を振り始める。
すると、眼下の女の子は「簡単にイく処女なんて妄想の産物」という常識に反して乱れだした。
あんな小説を書くだけあってレイプ願望が強かったんだろうと言われても仕方ない喘ぎ方に
男としての自信がついて、勇んで前後すると官能小説の記憶を頼りに腹側の壁を雁首で擦る。
女さんをもっとよがらせたい、イかせたい、という雄の本能が弱点探しの精度を上げ続ける。

『声、もっと聞かせてよ』

太腿を抱え込んで正常位で犯す間中、女さんはたぷたぷと豊満な胸を揺らしながら声を上げ続けた。
口元を掌で覆っても隙間から嬌声が洩れ、次いで指の側面を咥えるのだけどいけない響きは止まらない。
そんな時に「僕」が追い打ちすれば、ノートの中の少女以上に恥ずかしがりなところをたっぷり見せてくれる。
恥じらわれれば恥じらわれるほど犯したいという衝動は強まり、生で入れてる事なんて忘却の彼方だ。

『初めてなのに、こんなによがっちゃうんだね?』

フィクションならではという台詞すら現実で言えてしまい、こうなったらイかせたいという欲が出てくる。
こっちもほとんど余裕はない上に、処女だった作者さんは膣内の性感帯全てを描写してはいない。
残された手段は角度を変えながら攻めるのみで、ちょっとずつ姿勢を変化させながら奥まで辿りついた。
浅く、深く、強く、弱く、速く、遅く、と様々な変化を加えれば乱れっぱなしの女さんも違う反応を示す。
処女だというのに体をのけぞらせているのだから、よほどシチュエーションに酔っているのだろう。

『男くんの、物にされちゃうの……!』

ついには全く余裕のない筈の状態でノートの少女と完全に同じ事を呟き、僕の腰へ自ら脚を絡めてきた。
現状が願望と一致しているのだろうか、それとも今と同じだけの興奮を文字に起こしたのだろうか。
妄想が次々と湧き上がり、僕もまた思考を放棄しなければいけないほどの情欲に体を操られる。
異性を妊娠させるために遺伝子へ刷り込まれた大罪は、使命の通り彼女をイかせた上で精を放とうとし
先ほどまでの観察で覚えた弱点を考えて動くよりも的確に捉え、何度も何度も何度も擦り上げた。

「あ、ああ、あ、ああ……~~~~~~~~~~~!」

「くううっ」

最後の方は快楽のあまり頭が真っ白になって、ほとんど覚えていない。
ただ女さんの今までで一番大きく色っぽい声が響いたかと思うと、膣がぎゅうぎゅうと締まってきて。
僕も耐えきれずに、中へと何もかもをぶちまけてしまった。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

僕に禁忌を犯させた邪欲の源が体内へ流れ出ると、途端に自分のしでかした事の大きさが胸を痛めつけてくる。
処女を散らされ中出しまでされた当の女さんはといえば、そんな勝手なレイプ犯をよそにぐったりとしていた。
目は焦点が合っておらず、舌はぺろりと零れ、そこだけ裸にした胸は粗い呼吸でふるりと揺れる。
頬を染めながら時々余韻に悶える姿は色香の塊のようなもので、苦しんでいるはずの僕をなおも悩ませた。

「ふわ、ああっ」

原作の「僕」は絶頂に戸惑っている少女の心理を巧みに操って次の約束を取り付けていたけれど
これだけの乱れっぷりを見せつけられた上でそんな事をしろだなんて、僕には無理な相談だ。
代わりに射精などなかったかのように湧き直した色欲が集まり、再び立った肉棒が勝手に腰を振らせる。
もっと抱きたい、愛液に満ちた膣を泡立たせたい、弾むたわわな胸を見ていたい、女さんを僕の物にしたい。
脚本に沿う事すら放棄して、際限なく湧き出てくる性的な欲求が一組の男女を操り人形に仕立てて行く。

「待っ おと、ら、めっ おかしくなっちゃうよう!」

何よりも僕を後押ししたのは、女さんもまたこの連続したセックスに流されてくれている事だった。
"おかしくなった"女さんを見たいあまりに二度目を出してもすぐ三度目の用意ができ、行為の時間は長引く。
絶頂させ、射精し、頂点へ導き、中で果て、もはや官能小説など忘れてドロドロに溶け合い溺れ合い。
女さんの体力と僕の精力が尽きてしまうその瞬間まで、欲望に任せた交わりは続けられた。

「――――ぁぁ」

思考力が戻って再び僕の頭が記憶を蓄え始めた頃、既に女さんはその一言しか喋れないほど疲労していた。
とろんと目尻の垂れた目でじっと僕を見上げてくるけれど、その視線にはまだ知性が戻っていないようだ。
乱れてくれた女さんを愛おしいとすら思った瞬間、そんな女の子を汚したんだという現実が重くのしかかってくる。

「女さん……僕は……」

どんな謝り方をしたって赦される罪ではないだろう。だけど、出かかっているのは謝罪ですらない。
何度も躊躇ったし、飲み込もうと思った。けれど一度火のついた心は止められず、言の葉となって形を成した。

「僕は、女さんが欲しい。演技なんかじゃなくてっ」

元々可愛らしい子だとは思っていた。今日でエッチな所も、女性としての魅力に溢れている事も知った。
どんなに醜いと自覚していても、想いを吐き出さずにはいられないほど胸が詰まっていた。
泣き喚かれようが罵倒されようが仕方ない告白をすると、唇を強引に重ねてから縋るように見下ろす。

「……男くん」

あまりに都合が良過ぎて、最初は破滅の恐怖に耐えかね幻覚を見ているんじゃないかと思った。
でも、確かに女さんの細い腕は僕の首に巻きついている。愛らしい女の子が、僕をじっと見つめてくれている。

「ほんとに、ほんと?」

あろう事か遠慮すらしている女さんに大きく頷くと、彼女は眼を伏せがちにしながらもぽつぽつ語り出した。

「私の事、気持ち悪くないの?」

自分と部の仲間をモデルにした事を、よほど後ろめたく感じていたのだろう。
向けられた問いを否定すると、女さんはひどく戸惑った様子で細い腕に力を籠める。

「わ、私。ずっとああいう妄想が止まらなくて。無理やりされる事ばかり考えちゃう自分が怖かった」

乱暴された事すら置いておく程、彼女は自分の性癖が気になっているようだった。
僕が実証してしまったおかげで後戻りできなくなり、そのレイプ犯へ抱きついてくる。
信頼の有無はともかく、僕以外には頼れないという心境なのだろう。
襲った本人がするのは滑稽だとしても、なるべく安心してもらえるよう抱き返す。

「本当に無理やりされたら、痛い事や嫌な事いっぱいされそうで。でも、男くんは私のしたい事してくれて」

赦されるかもしれない、なんて浅ましい期待はまさかの実現を果たした。
代わりにそれ以上の十字架が降って来たのだが、もはや僕には逃れる資格も術もないのだろう。

「男くん……私、もう戻れないよ……あげるから、責任とって?」

うるうると目を潤ませる女さんに一生懸命頷き、僕は使命を受け入れた。
同時に、彼女の口から直接これから成して行くべき事が示される。

「演技してもらえないと、感じられなくない体にしちゃった責任――とって?」

使命感と背徳感は、その囁きで恥じたはずの本能的な劣情へと容易く化けた。
精力の尽きた体すら動かす大きな渦に、僕は抗う術もなく飲み込まれて行った。

「あぁ、あっ あ、あ、あっ あぁぁっ」

スタミナを使い果たしていたはずの女さんもまた、僕の豹変に釣られたのか再び鳴きだす。
復活した肉棒による突きは、これまでの返事でありこれからの未来に対する予告でもあった。
ただ犯すだけでなく腰を強めに掴み、無理やり犯しているポーズを取ると彼女の反応はさらに強くなる。

『責任を取って、僕だけの女さんにしてあげるよ』

ノートに書かれてはいない台詞だが、脚本家の求めるものを汲み取ってこその主演だ。
望まれた言葉責めの数々を並べて弾き出せば、強姦事件の被害者は笑顔すら見せて喜んでくれた。
正常位だけでは足らなくなり、背中に腕を潜らせて抱き起こすと対面座位に移行して唇を吸い合う。
世界一甘い性犯罪に二人して溺れ続ける限り、手狭な「」部室には淫猥な泡音が響き続けた。

『僕でしか感じない体に、染めてあげる』

「はむ、んんっ んんんー!」

唇が離れても鼻先の触れ合う距離を保ったままで見つめ合う女さんは、すっかり雌の顔になっている。
素質を開花させてしまった雄として、求められる歪んだ愛を与え続けるのが唯一できる償いだろうか。

「ああ、あ、ああ、あああ!」

この熱が過ぎ去れば、その枷を想い心が押し潰されそうになる時間がやってくるのだろう。
でも、今は。目の前の美少女に心も体も溺れきっていた。

>>1 テンプレ
>>2 まえがき

表題/淫魔「男子校に入り込めば食べ放題……」ジュルリ
>>3-20(校正>>28
>>29-47(校正>>82
>>83-97

脚本レイプ
>>197-211

レイプは被害者の意志と進言を踏みにじる、許されざる犯罪行為です。
現実で当スレの行為を真似すると刑法にて処罰され民法にて賠償請求されます。
>>1では責任を負いかねますので、しっかり区別をお願いします。

てなわけで、今回はこれにて失礼します。

皆さんありがとうございます。
ですが、気持ちの問題としてちゃんと完結させたいのですよね。
既に1つ落としてしまっているわけですから。
というわけで今回もスレを残すために生存報告だけでも……





だけでもないのです

女子の存在に慣れることと、校内唯一の女神の魅力に慣れることは全く違う。
特に、あの女さんの肢体を見て何も感じなくなるようでは不能の疑いすら出てくる。
常識外れの転校劇から数週間、未だに俺達は体育の度に苦悩していた。

女「いち、に。いち、に」

まずはどの競技をするにしろ必ず組み込まれているウォーミングアップ。
大なり小なり、人間が走れば上半身にブレが発生するのは自然の摂理。
豊かな膨らみがついていればその動きで弾んでしまうのもまた道理。
そして、この上下動で前屈みになるのは男の生理だと皆もわかってくれるだろう。

女「いちに、さーんしっ」

続いて柔軟体操。こちらでは前屈により突き出されるお尻や開脚が待っている。
運良くと言うか運悪くと言うか、彼女の真後ろに並ぶ事が決まっている俺は
そのお尻をいつも目の前に突き出され、毎週のように手を伸ばしそうになっていた。
あの太腿にだって、どれだけダメにされても良いから膝枕されたくてたまらない。

女「そーれ!」

開始10分で周り全員が直立歩行に支障を生じても、暴力的な誘惑は続けられる。
瑞々しい肌に浮かぶ珠の汗が、ちらりと覗くうなじや無毛の腋が、しなる二の腕が。
女性的すぎる肢体が全勢力を持って、プレイミスやインシデントを激増させてくれた。
ノートも筆記具も放りだせる楽しい楽しい運動の時間、だったはずの枠は今や
絶対に襲いかかってはいけない体育館1時として参加者全員を大いに苦しめていた。

先週まで、種目が変わったり予想したりする度に最も苦しい時を考えていたように思う。
バスケでぴょんぴょんと跳び跳ねておへそが覗くなんて今だけだろうとか。
水泳ではさすがに隔離されるだろうと落胆しつつもどこか安堵したりとか。

女「やった、上手く回れたっ」

だが、今週からのマット運動を超える苦難はこの先もそうそう訪れまい。
倒立前転をすれば女さんの膝に潰された女さんの巨乳が横から覗く。
開脚後転をすれば女さんを女と定義づける部分が布越しに開かれる。
ブリッジをすれば女さんの凸と女さんの凹が薄い体操服に浮かび上がる。
女さん、女さん、女さん、女さん、女さん、女さん、女さん、女さん、女さん。
それなりの人数が体を動かしているにもかかわらず、視線は常に一極集中だ。

女「ねえ、ちゃんと腕は伸びてたかな?」

仮に強靭な精神力を持った者が一時的に競技に集中したとしよう。
その努力を嘲笑うかのように、本人がフォームチェックという名の視姦を要望してくる。
体操服の裾が捲れた時などは赤面しているので、全く無防備ではない筈なのだが
どれだけいやらしい目を向けられようと、女さんは感謝の言葉を忘れなかった。

女「ありがと、おかげで上手くできそう!」

きっとこの世に舞い降りた天使の目には、下衆な視線など一切映っておらず
上達のために真面目に協力する架空のクラスメートが浮かんでいるのだろう。
下半身が擦れて大変だというのに、三十数名は心の痛みにも襲われていた。

D「……あ」

繰り返そう、そんな苦境のために体育の時間では特にミスが多くなっている。
もう一人の体育委員が休んだ事も代役を頼む事もすっかり忘れて、俺一人が
最終コマの後にぽつねんと体育館で佇んでいる現状もまたその一つなのだ。
マットの山を、重さだけ考えればまだしも体積的に一人で運ぶのはしんどい。
今からでも追いすがってクラスメートの慈悲に縋るしかないだろう。

女「Dくん?」

わざわざ往復する手間をかけた相手にジュースを奢り、自分も余計な体力を使う。
誰も得することのないサービス残業の予感に頭を掻いて方向転換した先に
待っていたのは、理不尽ではあるが一連の原因と認識されている女さんだ。

女「今日Bくんが休みだから、もしかしたらと思って」

もちろん非など一欠けらもない彼女に罪滅ぼしだなんて考えは全くないだろう。
義務もなくこちらから説明したわけでもない、それでも戻って来てくれたのだ。
改めて相手の聖人っぷりと、そんな人を頭の中で汚す自分に恥じ入る。

女「ね、一緒にしよう。2人でやればすぐ終わるよ」

御本尊は、広がりかけた自責の念すら吹き飛ばす早さでこう言ってくれた。
すぐさまマットで両手を塞がなければ、拝んでしまっていたかもしれない。
ありがとう、もう決してこんなに親切な相手に不埒な事を考えたりはしないよ!
……と誓いたいのだが、これまでの経験から自信は全く湧いてこなかった。

女「これからはこぼ?」

そう、人間無理なものは無理なのだ。
しゃがむ度に強調されるお尻とブルマのラインに魅入らないなんて無理だ。
そもそもブルマなんて時代錯誤な代物を身につけているのはどうしてなんだ。
俺達の世代にとってはエロアイテムでしかないのに、学校ぐるみでエロいのか。

女「ん……しょっ」

バストオンマットという素敵な光景を無視し続けるのだって絶対に無理だ。
スポーツ用の分厚いマットはたわわな膨らみをしっかりと押し上げてくれ
薄めの体操服に丸い輪郭と、僅かに透ける下着のラインを浮かべてる。
もう少しゆったりとしたサイズを着てはくれないのか。やはり教師の陰謀か。

女「もう半分だね」

目に猛毒が回る前に抱える位置を下げようとしたが、それでは勃起に突き当たる。
学校の用具でオナニーしながら異性と共同作業をしろだなんて、無理難題だ。
だいたい、俺が持ちやすいようにと気を利かせてくれているのは女さんなのだ。
無下に好意を断っては首を傾げられてしまうんじゃないだろうか。

女「んっ」

片づけが進むにつれ高い位置へ物を仕舞い込む必要が出てきたため
布地の角が女さんの膨らみをひっかけ、大きく持ち上げる機会も増える。
襲いかかるななんて無理だ、と言わずに済むだけ自分を褒めてやりたい気分だ。

女「もう最後だね」

正真正銘の学園のアイドルと2人きりで、視聴者サービスは盛り沢山。
この上なく美味しいはずなのに、仕事が終わる頃には気疲れが頂点に達していた。
せっかく親密になるチャンスが来たにも関わらず、やっと最後かと感じたくらいだ。
こちらの苦労をよそに、お相手はと言えばにこにこ笑いながらマットを持ち上げる。

女「これからも、手が欲しい時は遠慮せずに言ってね?」

そう、彼女は自分の苦労など厭わず困っている人に手を差し伸べてくれる。
欠席があれば誰よりも心配し、その余波も考えて最も困り得る相手を探してくれる。
こんな生ける気遣いが、どうしてあからさまに漂う邪気に気付かないのだろうか。
痛む良心と半身にこれで最後だからと言い聞かせ、頷いては歩きだした。

女「――きゃあ!」

D「え、わ!?」

だが、甘やか過ぎる試練はまだ終わってくれそうにない。
這う這うの体で職務を全うした途端、体育館倉庫の灯りが消えたのだ。
急に失われた視界に驚いた女さんが縋りついてきたことに比べれば些事だが。

D「お、おお、落ち着いて女さん」

お前が落ち着け、と言われても仕方ないどもり方をしながら入口を振り返る。
壁に囲まれたここから出さえすれば問題ないのだ、理性が崩壊する前に連れ出そう。

D「――」

固く閉まった倉庫の重い扉は、そんな善の心までシャットアウトしていた。

女「ごめん、ね……急に抱きついたりして……」

D「や、俺も似たようなもんだったから」

全校生徒を悩殺する体に密着されたショックと、閉じ込められたショック。
2つが同時に来てくれたおかげで、俺は上手くフリーズする事ができた。
本来なら硬直などせず女の子をピンチから救うのがベストだとはわかっている。
だが、押し倒して乱暴するというワーストを防げただけでも今は快挙と言って良い。

女「いたずら、じゃないよね?」

電気は付かず鍵も開かず、女さんは途方に暮れた様子でぽつりと呟いた。
美少女1野郎1で閉じ込められる男のロマンを叶えている自覚はないらしい。
もし誰かがこれを目撃していれば、逆に嫉妬パワーで扉を開いていただろう。
残念な事に。大っ変っ残念な事に誰にも見られていないようだ。

女「Dくん……」

ここまで隙だらけなのは俺を異性としてカウントしていないからだろうか。
なら、擦り寄られて頼られているこの状況は一体何だと言うのだろう。
2人の距離が縮まる度に、遠ざけたはずの最悪のシナリオが近づいてくる。
肘よりやや上に感じるぷにぷにとした感触に、耳の近くで聞こえる温かい吐息。
瞳は全てを俺に託すかのようjに潤み、胸や尻とは対照的に細い腕が絡んでくる。

D「だ、大丈夫だよ。ここにいるから」

これ以上天然で挑発しないでください、停電や閉じ込めなどより遥かに危険です。
いっそ自ら警告しようかと考えては思い留まるが、段々波の周期は短くなってくる。

女「きゃ、あ……!」

D「あ゛っ」

寄せては返す波が隠すための余力すら流し去った直後、悪心は露呈した。
どこかで用具が鳴らしたらしいがさりという音に驚いた女さんが正面に周り
俺と密着したところで、太腿に硬い感触を覚えてぱっと頬を染めたのだ。
謝罪するか言い訳するかガードの緩さを指摘するかと様々な思考をしたが
1つしかない口のところで大渋滞が起こり、乾いた舌がべったりと口の底へ着く。

女「ご、ごめんね。くっついたりしたから」

当の彼女はといえば、こんなどうしようもない俺にまずは謝ってくれた。
こうなると申し訳なさしか残らず、俺こそと謝罪の言葉が交通整理されて出てくる。

女「苦しい……よね……?」

D「あぐっ」

思考自体がぐちゃぐちゃの玉突き事故を起こさなければ、素直に謝るつもりだった。
ようやく整いかけた頭の流れを乱したのは、他でもない被害者の手のひらだ。
こともあろうに自分を狙っていた相手を慰めるべく、細い指を肉茎に這わせ始める。
驚愕しているの胸へ飛び込み、胸板にはちきれんばかりの乳房を押し当て
さらに短いキスまでされて真っ白になっていると、その声は聞こえてきた。

女「がまん、しないで?」

もう、無理だ。

女「ん……んん、あ。あ、あっ」

なぜクラスメートでしかなかった異性に体を許されているのか。
どうして経験のない自分の下手な愛撫を笑顔で受け入れてくれるのか。
無垢に違いないと思っていたのに、こんなに淫らかに誘ってくるなんて。
行動は乱れ切っているのに、こうも慈愛に満ちた笑みを浮かべるなんて。
常識的な疑問は、湧いた傍から両手で味わう色気肉の感触に潰された。
重ね続けた我慢を不要と言われ、他の一切の思考までも投げ出した。

女「はうん、おっぱいが。お尻がぁっ」

体操服を着てもらったまま裾から手を入れて巨乳を揉みしだけば
女さんは自らの手も重ね、ブラの外し方や転がし方を教えてくれる。
動き回る度にショートの黒髪から覗いていた首を舐めに行った時も
目を細めて喜び、腰をくねらせて具合の良い力加減を知らせてくれる。
さらに尻を思い切りひしゃげるほど掴んでも、腰を曲げていてくれる。
する事が卑猥になっても、体操着姿の天使の優しさは変わらない。

D「お、女さん。それ、したらっ」

女「良いの、止めないで?」

手による奉仕も途絶えることなく、溜め続けてきたものが暴発寸前だ。
俺が乳首を摘んだり太腿の付け根まで手を伸ばしたりする度に
女さんの手にも力が入り、ぎゅっぎゅっと我慢汁を搾りだしてくる。

D「待っ 出るから!」

このままでは本命まで漏らして、倉庫から出られない格好になってしまう。
慌てて制止すると、女さんもようやく気付いたのか恥じらいつつ頷いた。
そして代わりに、出しても良い場所を示してくれたは良いのだけれど。

D「いっ」

女「気にしないで。ね?」

確かにその穴こそ、今出かかっているものを注ぐべき本来の場所だけれど。
ブルマと下着を横にずらして晒された場所と俺自身を隔てるゴムはない。
まさか事前にこんなことになると察知してピルを飲んできているわけでもないだろう。
無理だと言って獣になった後ですら、さすがに躊躇われる。

女「ね?」

D「……!!」

止めようのない暴走を止めようとした確固たる意志を、さらにまた崩したのは
甘えるように腰へと巻きついて、むっちりした感触で引き寄せてくる太腿だった。
物理的な力の何百倍もの拘束力をもったそれは、一度背けた先端をあっさり誘導する。
熱と愛液でとろとろになっている入口が、俺を受け入れるべくひくついている。

女「あ、あああ!」

もはや無理だとすら考えない。挿入する以外の選択肢など、この世に存在しなかった。

D「女さん、女さん……!」

導いてくれた太腿を両手で抱き抱えると、一気に奥まで突き進んで繋がる。
ペース配分だとか、狙う先だとか、緩急なんてことを考える余裕はなかった。
生まれて初めて味わった膣の締め付けと、愛液の生みだし極上のぬめり。
そして女さんの嬌声に操られ、一心不乱に腰を振るだけの人形になり下がる。

女「D、くっ Dくんっ」

どれだけ乱暴に動こうが、女さんは律儀に名前を呼び返してくれた。
それがまるで恋人の営みのようで、ますます小脳のリミッターを外してくれる。
今までこうも速く体を動かした事はないと確信できる前後運動が続けば
狭い倉庫の空間は、淫靡な泡音と2人分の乱れた吐息で満たされた。
普段とあまりに違うので、自力で動いているのかすら疑わしいくらいだ。

D「く、あぁっ」

与えられる圧迫感は俺だけのために調整したかのようにとても気持ち良く
このペースで動けばすぐに出してしまうことは盛りの付いた頭でもわかる。
それでも、何重にも絡みついては扱いてくる肉襞が減速を許してくれない。
ただただ俺の精液を搾り取るべく、粘膜が蠢き、先端を包み込んできた。
女の子を置いて自分だけイくわけには、との意地だけが蓋をする。

女「いつでも出して、良いんだよ?」

D「っっっ!」

そしてそんな蓋など、艶めかしい囁き1つで吹き飛ばされた。

D「はぁ、はぁ、はぁ……」

閉じ込められた体育館倉庫の中で全校生徒の想い人を押し倒した。
体中に両手を這い回らせて、誘われるがままに中出しまでした。
しでかした事の大きさを、熱の籠った頭ではいまいち把握できない。
そしてそれを望まないかのように、女さんは次の誘いを入れてくる。

女「Dくんの、まだ硬いね。もっと欲しいの?」

出したばかりだというのに、たった一言で半勃ちだったペニスはフル充填された。
抱えられたままの太腿で脇腹を撫でられたかと思うと、なおも言葉が重ねられる。

女「ごめんね、こんなに我慢させてたんだね」

手指と変わらないくらい器用に膣を収縮され、締めつけながらの気配り。
反省しながらもちょっとだけ嬉しそうな表情が出したばかりの体をまた熱した。
動きだせばまたも嬌声が上がり、もっと聞きたいと動けばそれだけ響く。
あとはまた自分の出せる限界の速度まで一直線に、上がって行くだけ。
坂を転がり落ちるのではなく、昇る方向へ引力が働いているかのようだ。

女「その分、全部、私に出して?」

これ以上速くするのは無理だったはずなのに、加速も止まらなくなる。
肉食獣のような荒々しい息を吐きかけてしまっても眼下の童顔は笑ってくれた。
俺に欲しがられて嬉しいという意思表示が、ブレーキを根元から折り取る。

D「ああ、女さんの中、熱、てっ」

もう一度正常位で腰を振るうち、姿勢にだけは慣れて密着感を強くする。
女体の温もりが伝われば自身の発熱量も激増し、子宮口を何度も突かせた。
洩れ聞こえるぐっちゃぐっちゃという泡音は外に聞こえないか心配なほど激しい。
これがマットではなくベッドの上だたったら、確実に軋んでうるさかっただろう。

女「うん、うん」

熱された頭でうわ言のように呟いた幼稚な感想にも、女さんは頷いてくれる。
温かい、熱い、柔らかい、気持ち良い、全てを柔和な笑みが包んでくれた。
気の利いた表現をする思考力など体を動かすのには邪魔でしかない。
口を動かすより腰を動かせ、と遺伝子の奥底に眠る本能が命令してくる。

女「ふわあ、ああ。子宮が、子宮が押されてるのっ」

行為を始める前から潤んでいた目に快楽由来の涙を淵に溜めながらの報告。
体の芯を貫くようなピストンで、体操服の中の乳房は鞠のように派手に弾み
細腕はさらなる親密感をねだるように俺の首へと回り、上体を倒しにかかる。
組み伏せている相手の一挙手一投足が、射精感を湧き上がらせに来た。

女「出して、Dくんの受け止めさせてぇ!」

D「くぁあっ!」

凄まじい吸引力に、抗う術などない。またも白濁が飲み込まれる。
そして、2度だけで済ましてくれるほど魅了の力は弱くはなかった。

D「お、女さ、女さんっ」

女さんの魔性の手のひらは、頬を撫で擦っただけで俺に三度目を始めさせる。
仰向けから少し横へと寝転んだ際に覗いた下乳が、なおも最高速度を保たせる。
先ほどより挿入は浅くなったが、代わりに腰の負担は軽くなったように思う。
どんなに淫乱になってもこうして優しくしてくれるので、心も三連発を後押しする。

女「Dくんの、すごいっ」

締め方や腿の絡ませ方といった女さんのテクの前では浅い深いなど関係なかった。
これだけの技術を身につけるのに、一体何人と何度寝れば良いのだろうか。
誘い方と男子校という環境も考えれば、クラスの何人かとも経験済みかもしれない。
そう思うと妬ましくなり、雄の競争本能が負けてたまるかと強制的に疲労を吹き飛ばす。

D「また、出すよ……女さんの中に……!」

ついには、冷静さが残っていれば躊躇する膣内射精すら自分から言い出してしまった。
愕然とするなんて思考回路はとうに残っておらず、予告したゴールへとひた走る。

女「うん。何度でも、いいから。好きなだけ、いいからっ」

物理的な深さでもテクでもなく、心の根元を咥え込まれたような官能が迸ると
三度目とは思ない量が精嚢から吐き出されて、彼女の内側を真っ白に染めた。
これだけ出せば一人でする時すらぐったりと疲れるのに、心地よさ以外は感じない。
痛苦の全てを忘れ、知り得る中で最上の快楽だけを抽出されたような気分だ。

女「はぁー、はぁ。はぁー……ふわ!?」

肉体的には、もうほとんど満足したと言って良い。
しかし三度セックスした今だからこそ、女さんがそうでないことはわかる。
彼女にもイッてほしい。4度目をしたいと精神の方が、体を引きずるようになる。

女「はふ、んっ んんっ」

女さんはまた体を90度転がし、寝そべった状態から片肘だけを突いて起き上がる。
度重なる体位の変更でもはや衣服は捲れ上がり、乳房が完全に零れていた。
男の手に余るほどの丸みがマットに潰され、柔らかさを楕円の輪郭で主張する。
前後する度に乳首が擦れて洩れ出る切ない声が、スタミナを無尽蔵に引き出す。

D「俺、女さんとイきたい」

このままではまた先に出してしまいそうで、先回りして決意表明をすることにした。
その途端、腕の中に笑顔が咲き乱れて先ほどより長いキスまでもが返ってくる。

女「嬉しい。うん、一緒にいこ?」

前戯だけでなく、繋がってからもまた女さんは体で俺を導いた。
先ほどと同じく浅めの挿入でもお互いが楽しめるよう絶えず姿勢を上げ下げし
さらには、中と胸とを同時に味わうという贅沢まで手を重ね合わせて教えてくれる。
何より大事な女さん自身の気持ち良いポイントも、当てる度に頷いて示してくれる。

女「じゃあ、最後だよ……」

D「おお!?」

高まって行ったところで一度抜くように言われ、焦れていると四つん這いまで。
側位よりもずっと深い繋がり方に、覚えた弱点を狙う速度も俄然速まった。

女「激しいの、激しいようっ」

尻肉を捕まえてのバックは人としての知性を忘れさせ、身も心も獣へと返す。
脇から覗く、重力に引かれて実った胸のぷるんぷるんと揺れる様がたまらない。
お尻を寄せれば寄せるほど手に感じるハリと比例して締まる膣に酔わされる。
体重をかけて突いて行くにつれ、肘を曲げて耐える女さんをむしゃぶりつくしたい。
教えてもらった性感帯を夢中で突いていると、4度目だというのにまだ暴発しそうだ。

D「やべ、俺、もっ」

女「良いよ私も、私も――あああああ!」

女さんさえ気持ち良くなってくれれば、それは正当な爆発となる。
気力だけで耐えたおかげで、彼女の絶頂はちょうど良い引き金になった。

D「あ。ぐっ」

俺もまた残っていた全てを注入し、そこで精根尽き果てて崩れ落ちる。

D「はあ、あ――」

さすがに、疲れた。今まで受けたどの体育の授業よりも疲れた。
お互い半裸の体操服姿でごろりとマットに転がり、肩を上下させて息をする。
また寄り添われても、今度は愛しいという感情ばかりが広がった。
細やかで美しい黒髪をそっと撫でれば、柔らかな唇が幸せそうに吸いついてくる。

女「こんな私で良かったら。こっちも、遠慮しないでね?」

こんな、の中身なんてもはやどうでも良かった。
経験人数がどうだろうと他のセフレが何人いようが関係ない。
5度目も、6度目も、7度目も。女さんの中以外に出す気にはならないだろう。

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ようやくといった感じで体を起こしたDくん。さすがに今日はもう限界かな?
汗で体操服が透けちゃってるけど、もう反応する力はないみたい。
ふふ、でも性欲抜きでも頭を撫でてくれるなんて嬉しいな。
こんな悪い子の私でも、恋人みたいに扱ってくれるなんて。

う、うん。私ってDくんが思っている以上に悪い子なんだよね。
確かにたくさんの男の子とエッチしてるけど、それだけじゃなくて。
この停電だって、開かなくなった鍵だって、全部私の魔法なの。
溜めこんでいたDくんにどうしても犯されたくて、閉じ込めて。
精液をたくさん注がれて喜んじゃってる、淫魔なの。

これからは好きなだけできるから、許してほしいなあ。
Dくんに欲求不満なんて二度と感じさせないから……。
上手なエッチな仕方だって、いっぱい教えてあげる。
だから、こんな私とこれからもたくさんたくさん遊んでね?

……あ、いけない! のんびりしてると運動部の人たちが来ちゃう。
でもこんなに優しく撫でてくれる手からなんて、抜けられないかも。
どうしよう。いざとなったらまた魔法を使おうかな。
うん、魔力の量は大丈夫。4回も出してもらった後だからね。

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>>1 テンプレ
>>2 まえがき

>>3-20 「転校の後、はじめてのお食事」  校正>>28
>>29-47 「スコートでレッスン」        校正>>82
>>83-97 「エプロン姿の小悪魔さん」
>>286-301「とってもハードなマット運動」

脚本レイプ
>>197-21

長らくお待たせいしてしまい申し訳ありませんでした。
復帰作はお楽しみいただけましたでしょうか?
これからも更新頻度はそんなに高くないままでしょうが
気長にお付き合いいただけますと、ありがたいです。

また来ます。おやす――おはようございます。

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