一夏「シャルが離れない」 (70)
シャル(最近のぼくは変だ…)
一夏「でさー…」
シャル(一夏は前から好きだったけど…最近好きが加速してきてる…一日一夏を見ないだけで落ち着かなくなってくるし)
一夏「でさー…」
シャル(一夏の臭いを嗅がないと食べものが喉を通らないし)
一夏「でさー…」
シャル(一夏のぬくもりを感じないと眠ることすらできないし)
一夏「でさー…」
ラウラ「で、なんだ?さっさと話始めろ!」イライラ
一夏「ごめんちゃい」
シャル(一夏~~~~~~っっっっっっっ///////////////)
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一夏「~♪~♪~♪」
シャル(一夏……ああっ!今すぐにでも抱き尽きたいっ!!!)コソ
シャル(で、でも…そんなことすればはしたない女だと思われるし…)モジモジモジ
シャル「ぅ~~~~~~~~っ///」ジタバタジタバタ
一夏「なにしてんのシャル?」
シャル「ハゥワァッ!!!い、いちかッ!!!」
一夏「ん?」
シャル(やばっ…もう無理っ!)
ダキッ!
一夏「おわっ!どしたんだシャル!」
シャル「ぅぅぅっ///」グリグリ
一夏「シャル…お前…泣いてるのかっ!」ハッ!
シャル(一夏の匂い…一夏の温もり…一夏の音…すべてがぼくの心に安らぎを与えてくれる…このまま時が止まればいいのに…)ギュー
一夏「シャルが乗ってくんない」(´・ω・`)
ボカッ!
一夏「いてっ!」
千冬「お前達は公然のど真ん中でなにイチャついてるんだ!」
一夏「わりぃ…ほらシャル、離れなさい」
シャル「……やだ」
一夏「離れないと俺が千冬姉に殴られるんだよ」
シャル「ぅぅぅ…そ、それでもやだ!」
一夏「なんだとっ!お、俺が殴られるのをよしとするその心意気っ!見事あっぱれっ!好きなだけ抱きつくがいいッ!」ヨッ!
千冬「あほ」
千冬「デュノアもいい加減にしろ、お前らしくもない…さっさと織斑から離れろ」グイ
シャル「っ!!」ギュー
一夏「いでででででっ」
千冬「離れろっ!」グイッグイッ
シャル「っ!!!」ギューーーーー
千冬「こ、こいつ、なんて力だっ!」グイッグイッグイッ
シャル「っ!!!!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ
一夏「いでででででででッ!やめてくれーーーーッ!」
ラウラ「ん?あれは嫁とシャルロットと教官……ハッ!」
ラウラ「あ、あれは古代から伝わる表皮引き剥がしの刑ッ!ど、どうして嫁が教官に処刑されているのだッ!」
ラウラ「きょ、教官と嫁…どちらをとれば…」
~
一夏「助けてラウラーーーーッ!」←幻聴
~
ラウラ「………ふっ、愚問だな…いくら教官が相手だろうと…必ず最後に愛は勝つっ!」
ラウラ「今いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」ウオオオオオオオオッ!
しーんぱーいないからねー♪
鈴「携帯鳴ってるわよ?」
箒「ああ、わたしだ」
鈴「珍しいじゃん、あんたに友達がいるなんて」
箒「……迷惑メールだった」
鈴「ご、ごめんっ」
---------------------
---
山田「えー、今日は織斑くんとボーディヴィッヒさんはお休みです」
山田「織斑くんは皮が剥がれてえらいことに、ボーディヴィッヒさんは織斑先生にシバかれました」
シャル(いちか~~~~足りないよ~~~~~~っ///)
~病室
一夏「絶対安静の中味わうりんごの味はまた格別だ!」シャリッ!
ラウラ「同意見同意見」シャリシャリシャリ
一夏「ラウラもいるからある程度暇にならないしな」
ラウラ「うむ、災い転じて嫁とナス」
一夏「なんか色々まじってるなぁ」シャリシャリシャリ
ガラガラガラ
シャル「一夏ーーーーーーーーっ!」ダダダダ
一夏「ん?シャル?」シャリシャリシャル
シャル「っ!!」ダキッ!
一夏「おうわっ!」
ラウラ「な、なにごとだッ!」
シャル「ぅぅぅ~~~っ///」グリグリグリ
一夏「またかッ!」
ラウラ「こらっ!シャルロット!わたしの嫁に抱きつくなっ!」グイッ!
シャル「やだっ!」ギュゥゥゥゥゥゥ!
一夏「ぎゃあっ!さっきと同じパターンだッ!」イデデデデッ!
ラウラ「はなれろーーーーッ!」グイイイイイイイ!
シャル「っっっ!!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
一夏「だずげでぐでぇぇぇぇぇッ!殺されるーーーーーッ!」
ラウラ「す、すまんっ!」パッ
一夏「…ふぅ、ラウラが千冬姉よりゴリラじゃなくてよかった、身体も脳みそも」
千冬「ほう?せっかく見舞いに来たのに第一声がそれとはな」
一夏「あるぇ~~~?千冬さん?違ったゴリラーマン?」
千冬「」ビキビキビキ
ラウラ「戦場のメリークリスマス(レクイエム)」スッ ←合唱
千冬「かめはめ波ッ!」ハーーーーーーーーッ!
一夏「ぎゃああああああああああああああッ!」ズガーーーーーーーンッ!
---------------------
---
千冬「…まったくなにをしてるんだお前達は」
ラウラ「わ、わたしはなにも…」
千冬「いいわけするなッ!」
ラウラ「ご、ごめん!」タメグチ
ポカッ
千冬「それより問題はシャルロットだ…今朝もそうだったが、一体どういう状態なんだこれは?」
シャル「っ」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ
一夏「おっぱいやわらかい///」ボッ
ラウラ「痛い…とっさのタメグチくらい許してくれればいいのに…」ヒリヒリ
千冬「なんか言ったか?」
ラウラ「なんでもありませんっ!」サー!イエッサー!
一夏「シャル~そろそろどいてくれよ~」
シャル「…やだっ!」ギュゥゥゥ
千冬「デュノアはまじめな優等生だったはずだ…どうしてこんな公衆の目を気にしないバカビッチになったんだ?」
一夏「さぁ?本人に聞けば?」
シャル「zzzzzz」スゥスゥ
ラウラ「寝とる………ん?」
千冬「狸寝入りかますなっ!また殴るぞっ!一夏をッ!」
一夏「シャ、シャル起きなさい!またおれが千冬ゴリラのドラミングパンチの餌食になってもいいのかい?」
千冬「お前、本当に殴られたいのか?」ボキボキ
一夏「め、滅相もございませんっ!」
ラウラ「…なぁ嫁ぇ」チョンチョン
一夏「なんだ!今大変な事態になりかけ!」
ラウラ「…今シャルロットは嫁の所で寝ている状態だな?」
一夏「うん」
ラウラ「シャルロットが嫁を寝取る」
シャル「zzzzz」グゥグゥ
一夏「は?」
千冬「へ?」
ラウラ「………///」カァァァァァ
一夏「あ、え、い、あ、その、なにそれ?」
千冬「デュ、デュノアの今の状態を!お前が一夏のことを嫁と言っている現状に照らし合わせて、デュノアが一夏の所で寝て(と)る→デュノアが嫁を寝取る、とかけたんだろ?い、いやーうまいこと言ったなぁ!なぁ一夏っ!」
一夏「エッ!!!あ、ああっ!そういうことかっ!うんっ!すげーおもしろいっ!わ、わははははは!腹いてぇ!腹いてぇ!爆笑!爆笑!」アッハッハ
ラウラ「~~~~~~~~っ///」プルプルプル
ラウラ「ゥゥゥ~~~っ!ゥゥゥ~~~~~ッ!!!」ポロポロポロ
一夏「やべっ!バカにしてるの気づかれた!」
千冬「こらっ!本当のことを言うなっ!」
ラウラ「嫁のばかぁぁぁぁぁっ!教官のばかぁぁぁぁぁっ!」ウワァァァァンッ!
ダダダダ ガラッ ピシャッ!
千冬「あっ…」
一夏「あらいやだわ?千冬さんったらラウラさんをいじめて、本当お性格がお悪うござぁますこと!」オホホホホホ
ボコスカバキィ!!!
一夏「入院が3日延びた…」ボコボコ
シャル「スゥスゥ」
一夏「シャルも離れないし…はぁ…どうしたもんかね」
ガラガラ
一夏「んだよ?だれだよ?今おっぱいさわろうかどうか迷ってた所だよ」
箒「ゲスいことを公然と口走るな。わたしだ」
一夏「お前だったのか」
箒「………」
一夏「箒も乗ってくんない」(´・ω・`)
鈴「わたしもいるわよ」
----------------
---
一夏「で?どしたん?見舞い?ありがと!フルーツは?」
箒「ない」
一夏「帰れよ」
鈴「まぁまぁ、シャルロットの様子がおかしいって聞いて身に来たのよ」
一夏「う~ん、たしかにおかしいけど…まぁ今のところ実害はないし…」
箒「お前は一生シャルロットに引っ付かれて生きていくつもりか?」
一夏「それもいいかも…おっぱいやわらかいし」
箒「一生風俗にいけないんだぞ?」
一夏「なんとかしてください!」
箒「ふっ」キラン
鈴「なにその面?」
箒「実は姉さんにこの症状を伝えたらいい解決法を伝授してもらったんだ」
一夏「なになに?気になるぅぅぅぅ!」
鈴「うざっ」
箒「簡単に言うと一夏断ちをしてもらうんだ」
一夏「シャルに?」
箒「そうだ。だいたい1週間くらいすると元に戻るらしい」
一夏「結構簡単だな。じゃあさっそく」
シャル「~~~~~~っっっっっ!!!!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
一夏「ぎゃあああああああッ!」メキメキメキメキ!
箒「い、一夏っ!」
鈴「やっべ、一夏の顔超うけるw」
一夏「助けろ中国ッ!犯罪大陸ッ!」
鈴「殺すぞボケッ!」
箒「しゃ、シャルロット!お、落ち着けッ!今のは嘘だっ!なっ!」アセアセ
シャル「………ほんと?」スッ
一夏「ぶっはぁぁっ……ぜぇぜぇ…し、死ぬとおもた」
箒「箒ちゃんの口からでまかせだっ!今日はエイプリルフールの128日前だからなっ!」
鈴「今日はクリスマスよ」
一夏「メリメリクリスマース!」
シャル「えへへ~~~~///」グリグリ
鈴「ちょっとシャルロット殺したい」
箒「同意」
一夏「ま、まてまてっ!それよりなんとかしてくれよっ!」アセアセ
箒「そんなこと言ってもさっきのやり方しか聞いてないんだ」
シャル「きっ」ギュッ
一夏「ぐえっ」
鈴「今日は無理かもね」
~次の日
一夏(とりあえず箒の作戦としてはシャルが俺の体を離れたときを見計らって一週間俺がシャルから身を隠すことになった)
シャル「いちか~~~~///」エヘヘ
一夏(つってもガチで離れないんだよなぁ…そういえばトイレとかどうしてんだこいつ?)
シャル「………一夏」
一夏「ん?どうしたんだいおまえさん?」
シャル「…ごめんね?」
一夏「えっ?」
ドスッ!
一夏「」バタ
シャル「今のうちに」パタパタパタ
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・
一夏「ぅぅ…あれ?また眠ってたのか俺?」
シャル「いちか~~~~~///」エヘヘ
鈴「一コマ目に戻る」
一夏「なんだ爆発大陸?見舞いか?フルーツはいらないぞ?爆発するから」
鈴「マジ脳みそ爆発させるぞコラ」
箒「一夏…メールで話した件だが」
一夏「う~ん、シャルが離れる時ってないんだよな~…せっかく考えてくれた所悪いんだけどあれは無理だわ」
鈴「いや、それは」
箒「お前がバカなだけだ」
一夏「バカって言ったほうが(ry」
箒「もうこっちでやるからお前はなにも考えなくていい」
一夏「なんだよ~なんだよ~」ブーブー
鈴「そして決戦の夜~」
一夏「ぐぅぐぅ…んがっ」
シャル「すぅすぅ………んっ」ムクリ
シャル「………」ツンツン
一夏「んがっ、がっ、がっ、がっちゃま~ん」
一夏「……ぐぅぐぅ」
シャル(ぐっすり寝てる…今のうちにトイレ…)トコトコトコ
~モニタリングルーム
箒「よし!シャルロットが一夏から離れたっ!」
鈴「今のうちに一夏を隠すわよっ!」
ダダダダダダ
一夏「ぐぅぐぅ…んがぁ」プースピー
鈴「ガチで寝てるとか…こいつ…」
箒「ムカつくのはわかるが今は一夏を隠すのが先だ!」
箒「とりあえず一夏を小さく折りたたんで」ベキベキメキベリベリベリ
一夏「ゴボォォォォォォオオォォォォオォオ!!!!!!」バタバタバタバタ
鈴「このエスパー伊東バックに入れて…」ギュゥゥゥゥ
一夏「~~~~~チッソク~~~~~スルッ~~~~~~~ッッッッ!!!」
箒「よしっ!大成功ッ!」テッテレー
シャル「…なにが?」
鈴「はっ!見つかったわっ!」
シャル「………」ゴゴゴゴゴゴ
鈴「やばいわよ箒っ!こ、殺されちゃうっ!」
箒「…ふっ」キラン
鈴「そ、その面はっ!?」
鈴がそこで見たもの。まるで10年も修羅場をくぐりぬけて来たような…スゴ味と…冷静さを感じる箒の目だ…たったの数分で人はこんなにも変わるものか…!
鈴「箒…あんたまさか…やる気っ!」
箒「ごめんなさーーーーいっ!出来心なんですぅぅぅぅぅぅぅっ!許してくださーーーーーーーっい!」ドゲザァァァ
鈴「ずこー」
シャル「………」
シャル「間違いは誰にでもあるよね!仕方ないよ、次から気をつけるんだよ?」
箒「へ、へへっ」
鈴「てめぇなにビビッてんだよっ!場末の劇場にも劣る三文芝居うちやがってっ!あんたそれでも篠ノ之束の妹かッ!」
箒「ね、姉さんは関係ないだろっ!姉さんはっ!そういうこといっちゃいけないんだぞぉぉぉ!」
鈴「うるせぇ!乳がでかいからって普段から態度もでかいくせにいざって時に役に立たないとかなんのための生きてるんだよっ!」
箒「だって…めっちゃこわかってんもん…あ、あいつ、人殺してるで絶対…」ガクガクブルブル
鈴「んなわけあるかいっ!」バシ
シャル「いちか~~~~」ジィィィィィ
一夏「ぶはぁぁぁぁぁっ!じんでじまぅぅぅぅぅううう」
シャル「もう大丈夫だからねっ、さっ、一緒に寝よ♪」ダキ
一夏「あれ?作戦は?」
箒「記憶にございません」
鈴「…引くわ~」
箒&鈴 再起不能(リタイア)
~翌日以降
シャル「いちかぁぁぁぁぁ///」ハァハァ
一夏「なんだか昨日からシャルの様子が変だ…なぜかパンツ姿だし…そういえば誰かとかぶル・マン」
シャル「もう…いいよね?」ハァハァハァハァハァ!
一夏「な・に・が?」
「おや!? デュノアのようすが・・・!」デンデンデンデン
「おめでとう!バカビッチは発情ビッチにしんかした!」テーレーレーテレレテレレレーン!
一夏「これはこれは、サル千冬ゴリラチンパンジーさんじゃないですか」
ボコスカバキィッ!
一夏「今度は一週間延びた…」ボコボコ
シャル「///」
千冬「まだシャルロットには自制心が残っていたか、危ないところだったぞ一夏」
一夏「お前がいなけりゃ世界は平和だ!」
ラウラ「嫁っ!戻ってきたぞ!」
一夏「おっすおっす」
ラウラ「実はあの後教官とシャルロットについて色々と話し合いをしたんだ」
ラウラ「そして相談した結果…今この現状に最も適した人物を見つけ出した!」
ラウラ「こいつだ!出て来いッ!クラリッサ!」
クラリッサ「おじゃましま~す」トコトコ
一夏「どうも初めまして」スッ ←おてて
クラリッサ「悪いが…利き腕を人にあずけるほど、わたしは自身家じゃない……だから、握手という習慣も……わたしにはない」
一夏「か、かっこいい…///」ポッ
千冬「クラリッサ、久しぶりだな」
クラリッサ「ごぶさたです教官!へ~い」
千冬「へ、へーい…」
パシンッ!
一夏「ハイタッチはOKなの?」
ラウラ「あいつはたまによくわからん、気にするな」
クラリッサ「ああ、すみません、内輪で盛り上がっちゃって」
一夏「ちなみにアレ僕の姉ですけどね」
クラリッサ「よろしくお願いします」スッ ←おてて
一夏「あれ?」
ビシバシ グッ!グッ!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・
ラウラ「で、だ」
クラリッサ「う~ん…」
シャル「ガルルルルルルルッ!」キッ
一夏「割と本気で恐い顔」
クラリッサ「これは…恋に恋焦がれ恋に泣く病ですね」
一夏「えっ?病気なの?」
ラウラ「おまえ医者だっけ?」
クラリッサ「実はこれによく似た症例を学会で聞いたことがあります」ツカツカツカ
千冬「お前医者だっけ?」
クラリッサ「マウスでの臨床実験ですが、ほぼ同じ症状だったといってました」カッカッカッカッ
一夏「なんか黒板に書き出した」
ラウラ「いつ?」
クラリッサ「そしてそれは人間もほぼ同じような症状だともいってました」カッカッ…
千冬「いつ?」
クラリッサ「結果!人間の症状と実験でのマウスの症状はよく似てると言ってました!」シャッ!
一夏「おー、植田まさしの四コマ漫画だ」パチパチパチ!
ラウラ「お前は一体何を言ってるんだ?」
クラリッサ「わざわざドイツに読売新聞取り寄せてるんですよ?」
一夏「す、すげーっ!」
千冬「そういえば、どいつのぶたいはこんなやつばかりだったなぁ」byちふお
ラウラ「で?」
クラリッサ「はいぃ?」
ラウラ「意味不明な弁論を立てた後結局我々はなにをすればいいのだ?」
シャル「っっっ!!!」ギュゥゥゥゥ
一夏「ぐびがじまる…」バタバタバタ
クラリッサ「……えっ?そういう用件だったんですか?」
ラウラ「それ以外になにがある」
クラリッサ(やべー、すっかり観光気分で日本来ちゃってたよ)
千冬「どうせお前のことだ。すっかり観光気分でここまで来てたんだろうな」
クラリッサ「ち、違いますっ!え、えーと…そ、そうだっ!このシャラレビッヒ・デュアルコアさんが教官の弟さんを嫌いになれば…」
千冬「シャルロット・デュノアだ」
ラウラ「うろ覚えにも程がある…」
クラリッサ「と、とにかくっ!シャコタンが弟さんを嫌いになれば自然と離れると思いますよっ!ええ」
ラウラ「嫌いにと言っても…」チラ
シャル「いちか~~~~~~っっっ」ペロペロペロペロペロ
一夏「んはははははっ!くすぐったいよっ!笑わせるぜッ!」ハマタ フクヤマ
ラウラ「シャルロットの嫁愛は正直わたしでも引くくらいだからな…そう簡単には…」
千冬「いや、名案だ、それでいこう」
ラウラ「きょ、教官!?」
千冬「ふっ、まぁ任せておけ…私はお前達の元教官だぞ?」
クラリッサ「た、頼もしいです「ゴリラ」!」
ラウラ「さ、さすが「ゴリラ」ですッ!」
千冬「………」
一夏「………ゴリラ」ボソ
----------------------
---
~作戦決行
シャル「一夏~、あ~んっ」つリンゴ
一夏「歯が全部折れた…たべられにゃい」フガフガ
ガラガラガラ
シャル「ん?」
ラウラ「お、おうー、て、てめー、なにのんきにリンゴなんて食べてやがるんだー(棒)」
一夏「な、なんやおまえらっ!」
クラリッサ「金返せーーーーーーーーーーーッ(迫真)!!!」
シャル「えっ?お金…?」
シャル「一夏?どういうこと?」
一夏「じ、実は…わいには借金があるんや…それも結構な額の…」
シャル「えっ!?そうなの!?」
クラリッサ「そういうことやで嬢ちゃん、悪いけど関係ないやつは黙っとってくれまっか?」
クラリッサ「さんざん待たせた挙句に夜逃げとは、えらいことやってくれましたなぁ?」
クラリッサ「利息分と今回の捜索費用合わせて5000万…きっちり耳そろえて払ってもらいますでぇ」
ラウラ「そ、そうやでー(棒)」
シャル「5000万…」
一夏「5000万なんて大金あらへんてっ!だ、だいたい借りた額は元々1000やったはずやっ!な、なんでそないなことに…」
クラリッサ「一夏はん、あんた…どこぞの都市銀行と取引してるおつもりでっか?」
クラリッサ「黒ウサ金融の利息はトイチやちゅうのはみなみの常識や、わしら相手にそんな言い逃れできるおもとるんでっか?」
クラリッサ「このクラリッサ・ハルフォーフ…きっちり地獄の底まで取り立てさせてもらいますさかい…覚悟しなはれやッ!!!」
一夏「っ!?」
クラリッサ「なんやったら横にいる嬢ちゃんに肩代わりしてもらったらどないでっか?嬢ちゃんくらいの年やったら、ええ稼ぎになりまっせ」
一夏「こ、こいつは関係ないっ!わ、わしがなんとかするさかいっ!堪忍しておくんなはれっ!」
クラリッサ「ほだらさっさと耳そろえて5000万かえさんかえッコノ△※××※■○゛ッ!!!(声にならない)」
ラウラ(クラリッサ…ちょっと恐い…)
シャル「………」
~モニタルーム
千冬「ふっふっふ…いくらデュノアが一夏のことを好きでも、多額の借金のある男にこれ以上ついて行こうなどとは思わないはずだ」
千冬「まさに金の切れ目は縁の切れ目!実際わたしが経験したのだから間違いないッ!」
シャル「待って下さいっ!」
クラリッサ「なんや嬢ちゃん?こいつのために風俗にでも沈む気か?」
シャル「それは…イヤですけど…」
クラリッサ「ほだら゛口出し△※※゛▼゛■○゛゛ッ!!!」
ラウラ「やりすぎだろ」
シャル「…ぼくが変わりに払います!」
千冬「なんだとッ!?」ガチャ
ラウラ「あれ?教官…隣の部屋にいたんじゃ?」
シャル「ぼくが5000万円払います…だから一夏の借金はチャラでいいですよね?」
クラリッサ「払えるちゅうんならわしはかまいませんでぇ、払えるちゅんならなぁ」
シャル「…」カパ
ラウラ「ん?ガラケー…」
シャル「」ピッ ピッ
prrrrrrrr ガチャ
シャル「…もしもし…お父さん…あのね……うん…お願いがあるんだけど…」
一夏「なんや一体?」
シャル「うん…うん…わかってる……だから…お願い………ありがと…」
クラリッサ「???」
ピッ
シャル「…今日中に5000万振り込みますから…もうかえってください」
ラウラ「シャ、シャルロット!?お、お前なにしたんだ?」
シャル「お父さんにお金用意してもらったの…ぼくがフランスに帰る代わりに…」
一夏「なんやてっ!」
ラウラ「そんなことすればお前がどうなるかわかってるのかっ!また同じように酷いことされるんだぞっ!」
シャル「でも…一夏には変えられない…ぼくが帰って一夏が助かるなら…安いものだよ…」
一夏「シャル~」ジーン
千冬「見事あっぱれだっ!」
ラウラ「教官?」
一夏「どないしたんやブタゴリラ?」
千冬「お前のその一夏を思う気持ち!私はしかと受け取ったぞッ!」
シャル「お、織斑先生!?」
千冬「実はこれはお前が一夏をどれだけ思っているかをためしたお芝居だったのだ!」
シャル「えっ?」
ラウラ「」スッ
クラリッサ「」スッ
シャル「あっ!ラウラ!…と誰?」
ラウラ「眼帯を反対につけただけで本当にわからなかったとは…部屋に戻ったら泣こう」
千冬「お前の思いは本物だったようだ…これで私からはもうなにも言うまい…」
シャル「えっ?じゃ、じゃあ一夏とけっ、結婚ッ!!!?」
一夏「なんでやねん」
千冬「うむ、式の日取りとかはまぁどうでもいいんだが……それよりデュノア…いや、義妹よ」
シャル「は、はいっ!」
千冬「…5000万用意できるってほんま?」
シャル「え、ええ…振込み先が決まり次第父が送金する手はずで…」
千冬「………」
ラウラ「教官?」
千冬「実は…その金をここへ振り込んでもらいたいんだが…」
シャル「へ?」
一夏「こいつまさか…」
ラウラ「……教官…あなたって人は…」
千冬「ち、違うぞっ!決してわたしの借金が5000万で丁度さっきの三文芝居で5000万をデュノアが用意できるなら、現実のわたしの借金を一夏をだしにして家族にでもなれば肩代わりしてもらえるヒャッホーイッ!とか思ったわけじゃ決してなくってっ!」
一夏「すべてを吐露しておる」
シャル「あ、あの…」
ラウラ「そもそもシャルロットに嫁のことを嫌いにさせて嫁から離す作戦だったのではなかったのですかっ!」
千冬「こらバカっ!声に出していうなっ!」
シャル「…そういうことだったんですか」
千冬「いや、その、これはだな、あ、あれだ!」
シャル「…あれ?」
一夏「フェンシングでの開始の合図だろ。jk」
一夏「死ねっ!ブタゴリラっ!シャルロットの怒りに滅ぼされてしまえっ!」
ファイ! カーン
シャル「……ご、五千万あれば…い、一夏との結婚を認めてくれるんですかっ?」
一夏「あれ?」
ラウラ「開始の合図だろ。jk」
ファイ! カーン
千冬「もちろんだとも、結婚どころか離婚も認めてやろう」
クラリッサ「さすが教官っ!それ、まったく追加要素になってないですっ!」
シャル「じゃ、じゃあ…も、もうぼくは織斑の…」
千冬「お前は今日から織斑デュノアだ…義妹よ。一夏をよろしく頼むぞ」
シャル「こ、こちらこそっ!よ、よろしくお願いしますっ」
カン!カン!カーン!
敗者!織斑一夏!
一夏「なんでやねん」
クラリッサ「教官って地味にアホですよね」
ラウラ「最近なんだか教官と呼ぶのが恥ずかしくなってきた」
千冬 再起不能(社会的に)
一夏「…これどうするんだよ?」
シャル「一夏っ!マジだからねっ!マジで結婚認めてくれたからねっ!もうマジだよっ!マジマジマジマジッ!!!」ハァハァハァ
ラウラ「ちなみに教官は振込みを確認して後、超足早に去っていった」
一夏「ていうかシャル、お前フランスに帰らなきゃならないんじゃないの?」
シャル「しらない」
一夏「ふぁ?」
シャル「シカトしとけばいいんだよ」
クラリッサ「恐ロシア…」
ラウラ「シャルロットはフランスだ」
クラリッサ「じゃあ、恐フランス」
一夏「どっちでもいいよ!てかあのゴリラが認めたからって結局は本人の意思の問題だろ!」
シャル「でもあの織斑先生が…じゃなかった!お義姉さんが認めてくれたんだよ!?これはもうマジだよね!マジマジマジマジ!!!」
クラリッサ「もう新妻気取りですか」
一夏「恐怖ランス…」
------------------------
---
ラウラ「で?どうするのだ?」
クラリッサ「なにがですか?」
ラウラ「元々はお前が言い出したことだろ、シャルロットから嫁を放すためには嫁のことを嫌いにさせればいいと」
クラリッサ「あ、あ~(れは口からでまかせ)」
シャル「いちか~~~~~~~っ!!!」ハァハァハァハァハァハァ
一夏「あらいやだ、完全下着姿に進化しましたわ、このままいくとどうなってしまうのかしら?」オホホ
ラウラ「早くなにか考えろっ!そのために呼んだんだぞっ!わたしのポケットマネーで!」
クラリッサ「ま、まって下さいよ~、い、今考えますから…」
ポクポクポク… チーン!
クラリッサ(なんも思い浮かばん)
ラウラ「浮かんだか!」
クラリッサ「は、はいっ!(どないしよ…)」
クラリッサ「こ、こんなのどうでしょうか」
ラウラ「言ってみろ」
クラリッサ「さっき教官がシャコタンと弟さんとの結婚を認めたじゃないですか?」
ラウラ「…そうだな」
クラリッサ「だったら実際に結婚してもらえばいいんですよ!」
ラウラ「は?」
クラリッサ「つまりですね、実際にお二人に新婚さんごっこをやって貰うんです」
クラリッサ「そうするとあんなベタベタとくっついてちゃ、炊事洗濯掃除なんかできないじゃないですか?」
クラリッサ「家事の出来ない嫁にいつも不満げな夫…しだいに夫婦の会話もなくなり、お互いすれ違いが生まれはじめる」
クラリッサ「そしてそれはしだいに修復不可能な関係となってしまう」
ラウラ「………」
クラリッサ「ある日、家にネットショッピングで注文していた商品が配達される」
クラリッサ「普段ならサインをし、そのまま商品を受け取るだけ」
クラリッサ「しかし、今日はやけに配達員に目が行ってしまう」
クラリッサ「普段から重い荷物を持って仕事をしている彼のその屈強な肉体に妻はなんだかいけない気持ちに…ああっ」
クラリッサ「最近は夜の営みもすっかりご無沙汰…このまま女としてただ枯れて行ってしまう人生なのか…」
クラリッサ「そう思った妻……そしてハッと我に帰るとそこはベットの上であった……(はぁと)」
クラリッサ「ってのはどうでしょうか?」
ラウラ「………」
ラウラ「…ちなみにどのくらいの期間を見ているんだ?」
クラリッサ「だいたい3年くらいですかね?」
ガシッ!
ラウラ「ま・じ・め・に・や・れ」ググググ
クラリッサ「ひぎぎぎぎぎっ!」ミシミシミシミシ
クラリッサ「でも…結構いいと思うんですけど…」ズキンズキン
ラウラ「あぁッ!」
クラリッサ「ほ、他のを考えますっ!」ビシッ!
シャル「…無駄だよ」
ラウラ「む?」
シャル「ラウラ達がなにをしようとしてるのかは知らないけれど」
シャル「ぼくと一夏を引き離そうとしても、ぼくが一夏から離れることは絶対にないよ」
ラウラ「…ずいぶんな自信じゃないか、シャルロット」
ラウラ「そこまで嫁のことを愛していると言うのか?」
クラリッサ「じゃ、じゃあわたしはもう用済みってことで…」ソロソロ
ゴツンッ!
クラリッサ「ゥォォ~~~~~~ッ!!!」ズキズキズキ
シャル「ふふっ、さっきだってぼくに一夏を嫌いにさせようと一芝居打ったようだけど」
シャル「たとえ一夏に100億の借金があろうとも、たとえ一夏がアニメオタクのヒキニートでも、たとえ一夏がド変態趣味のロリコンペド野郎でも…」
シャル「ぼくの一夏への愛が変わることはない…つまり一夏とぼくは一生離れることはできないっ!」
ラウラ「くっ!」
一夏「愛がおもひ~っ」
シャル「ふふ…声も出ないようだね」
クラリッサ「…でも弟さんが嫌がっている可能性は考えないんですか?と、まともな意見を言ってみたり」ズキズキ
シャル「なっ!?」
ラウラ「クラリッサ…」
シャル「ば、ばかなっ!そんなことありえるわけがないっ!一夏がぼくを嫌がっているなんてっ!!!」
シャル「惑星直列と超新星爆発が同時に起こるくらいありえないっ!昨日世界の終わりが来ていたくらいありえないっ!」
シャル「そうでしょっ!一夏っ!」
一夏「いや~おっぱいやらかいけど、ちょっとうっとおしいな~なんて思っちゃったりなんちゃったり!」エヘヘ
シャル「そ、そんな…」
シャル「ぼ、ぼくが、い、一夏に、い、嫌がられてるなんて…」ガタガタガタ
一夏「別に嫌ってわけじゃないけど…節度をもった行動をだな」
ラウラ「珍しく嫁が正論だ、シャルロットよ、お前の行動は少し異常なのだ」
ラウラ「今後慎めば嫁もお前を嫌ったりは「違うッ!!!」
ラウラ「…シャルロット?」
シャル「…一夏は騙されてるんだっ!こいつらが一夏を誘惑してっ!一夏はぼくのことを嫌いだって!言わされてるんだっ!」
一夏「そんなわけないだろ、落ち着けよシャル」
ラウラ「シャルロット…それ以上はやめておけ…今ならまだ何もなかったことにできる」
ラウラ「今お前が立っている所から先へは踏み出しては行けない一歩だ、そこには地獄しかまっていないぞ?」
一夏「シャル!それ以上はいけないっ!(言ってみたかっただけ)」
シャル「黙れっ!」
一夏「シャルに怒鳴られた!?」ガーン!
シャル「ぼくにとっての地獄とは…一夏に嫌われること…一夏と一緒ならどこにいても天国だよ…」
シャル「一夏…まってて…今こいつらを始末するから…」スッ
一夏「シャルが離れた…!?」
ラウラ「シャルロット…お前…」
クラリッサ「ふっ…まったく、これだからガキの相手は疲れるんですよ」
ラウラ「ん?クラリッサ?」
クラリッサ「やれやれ、仕方がない…少し灸をすえてやりますか…」
ラウラ「もしかして教官の真似か?似てないぞ?」
シャル「なんだお前…お前も邪魔をするのか…」
クラリッサ「このクラリッサ・ハルフォーフを見くびらないで下さいよ?」
クラリッサ「まぁ手加減が下手なので、少し痛い目をみてもらいますが…」
クラリッサ「覚悟はいいですか…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
一夏「おお…か、かっこいいオーラ全開だっ!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
クラリッサ「痛いよぉぉぉっ!びえええええええええっ!」
一夏「2秒も持たなかった」
シャル「シッ!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
クラリッサ「ちょっ!も、もう戦え…」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
クラリッサ「た、たいちょっ!たすけっ!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
クラリッサ「許してっ!許してっ!生意気いってごめんなさいっ!もう逆らいませんからっ!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
クラリッサ「や…め………げふっ」バタ
シャル「………」シュゥゥゥゥゥゥゥゥ
一夏「修羅が舞い降りた」
ラウラ「…まずいな」
一夏「えっ?なにが?」
ラウラ「いくらクラリッサはアホだといっても、戦闘力はわたしとそんなにかわらない」
ラウラ「そのクラリッサをああも簡単にボコボコにするとなると」
一夏「ナルト?」忍
ラウラ「…わ、わたしもボコボコにされるということだ!」ガタガタブルブル
一夏「わぁーお」
ラウラ「逃げるぞッ!」
一夏「えっ?マジ?」
ダダダダダダダダダダダ
シャル「……逃がさないよ?」
一夏「どこまで逃げるんだ?」
ラウラ「と、とりあえずドイツにある我が軍隊まで帰ればなんとか…」
シャル「なんとかなると本気で思ってるの?」
一夏「ぎゃあ!シャル!」
ラウラ「くっ、もう追いついたのか!」
クラリッサ「わ、わたしもいますよ~…」
シャル「こいつの命が欲しかったら、一夏をぼくにわたすんだ!」チャカ!
ラウラ「ほ、本気か!シャルロット!」
クラリッサ「えへへ…冗談ですよね?」
ズキューン!
クラリッサ「は…はは…」ハラハラ ←髪の毛
シャル「次は本当に耳を削ぎ落とすよ」
ラウラ「……クラリッサ」
クラリッサ「はい!隊長!助けて!」
ラウラ「お前は国に忠誠を誓った兵士だ。つまり作戦の中命を落とす可能性も理解していたはずだ」
ラウラ「…骨は拾ってやる」
クラリッサ「な、なにいってんですか隊長!わたしまだ死にたくないですよ!隊長のアホっ!うんこたれっ!」
ラウラ「」イラ
シャル「…ぼくは本気だよ?」チャカ
クラリッサ「あわわわわわたしなんかこここ、殺してもな、なななんの勲章ももももらえないですよっ!!」
一夏「ほんまに見殺しにするん?」ボソボソ
ラウラ「いや、いくらシャルロットでも本気で殺そうとはしないと思うが…」ボソボソ
ラウラ「だが」チラ
シャル「やっぱり目をくり抜いた方がいいのかな?丁度眼帯してるし」
クラリッサ「ひっ!こ、こここれはただのふぁ、ファッションでっぐ、軍の子達はみ、みんなつけてるっ!じ、自分でもどうかなっっておもっててててっ!しょ、正直た、隊長のセンスはイタイですよね~って!」
ラウラ「やっぱり死んでもらおうかな」
クラリッサ「た、隊長っ!そ、そんなっ……うっ…ぐっ……オエッ…」
一夏「ありゃガチのやつじゃない?PTSDになっちゃうよ?」
ラウラ「うむ…」
一夏「…しょうがないか」スッ
ラウラ「!?どこへいく!!」
一夏「シャル!」
シャル「な~に?一夏?」
一夏「クラリネットさんを離してあげなさい」
クラリッサ「く、クラリッサです…」
シャル「じゃあ一夏はぼくと結婚するんだね?」
一夏「えっ?そういう話になってんの?それは嫌だな~」
ズキューン!
クラリッサ「~~~~~~ッ!!!!」バタバタバタ
一夏「ほ、ほんまに撃ちよったでこいつッ!」
ラウラ「クラリッサっ!」
シャル「次は左耳だね」チャカ
クラリッサ「た、助けてっ…」
一夏「と、とりあえず落ち着くんだシャル!お前とは結婚できないし!したくないからそれはあきらめてもらうとして!」
ズキューン!
クラリッサ「~~~ッアアアアア!!!」ゴロンゴロン
ラウラ「なにやってるんだ嫁!ク、クラリッサっ!」
シャル「…結婚しよ?一夏♪」
一夏「なんちゅうプロポーズや…こりゃ成功率100%やで…」
一夏「…でも結婚したくないなぁ」
ズキューン! ズキューン!
クラリッサ「ひぎゃああああああああああああッッッ!」
一夏「りょ、両足ぶち抜きやがった…」
ラウラ「も、もうやめてくれっ!よ、嫁っ!なんとかしてくれっ!」グイグイ
一夏「んなこと言われても…結婚いたくないしさ~」
ズキューン!
クラリッサ「………」ドクドクドク
ラウラ「クラリッサが死んでしまうっ!よ、嫁っ!」
一夏「う~ん…結婚かぁ…やだな~」
シャル「もう…一夏の気持ちは…わかったよ」チャキ!
ラウラ「やめろっ!」
ズキューン
クラリッサ「」バタ
ラウラ「あ…ああ……く、クラリッサ?」タッタッタッ
ツンツン
ラウラ「な、なにか言えっ!命令だぞ…クラリッサ」
クラリッサ「」シーン
ラウラ「お、おい……ほ、本当に…」
シャル「」ズキューン!
ラウラ「」バタ
ズキューン! ズキューン!
一夏「」バタ
シャル「…ふふふ」
こうしてシャルロットはフランスへと帰国した…
~そして1年後
シャル「一夏ぁ、今日は初めての結婚記念日だね!」
一夏「」
シャル「すごく似合ってるよ!やっぱりスーツ姿の一夏は素敵だよ!」
一夏「」
ボトッ
シャル「あっ、もう一夏ったら!ちゃんと左手をもってないとダメじゃないっ!」
グシュグシュグシュ
シャル「…うん、これでよし!じゃあ写真取るからね!笑っちゃダメだよ?」
ジーーー
シャル「……腕組もうか?」
ダキッ
一夏「」
シャル「久しぶりだね…こうして一夏に引っ付いているの…学生の頃を思い出すよ…」
一夏「」
シャル「いつもは…一夏とおしゃべりしかできなくて…寂しかったんだよ?」
一夏「」
シャル「……これからも、ずっと一緒だからね?一夏……」
カシャ
終わり
拷問なんてもう古い、さあ早くエロいお仕置きにシフトするんだ
クラリッサを喘がせるんだ、さあ
お言葉に甘えて
>>27あたりから
~
クラリッサ「ハッ!い、今の映像は…」
クラリッサ「」チラ
シャル「いちか~~~~~~っ!」カプカプカプカプ
一夏「犬歯が頭に刺さってる」
クラリッサ「ゆ、夢…」
ラウラ「おい!クラリッサ!案は浮かんだのか?」
クラリッサ「っ!?」
クラリッサ「す、すみませんっ!もう勘弁してくださいッ!お金は返しますからっ!」ドケザ
ラウラ「い、いや…別に怒っているわけじゃ…」
クラリッサ「わ、わたし…か、帰りますっ!」ピュー
ラウラ「お、おい……なんなんだ一体?」
一夏「さぁ?」
クラリッサ 再起不能(リタイア)
一夏「そろそろ眠たくなってきた…おれ病人だし」
シャル「じゃあねよっか?」ヌギヌギ
ラウラ「まてっ!シャルロット!」
シャル「な~に?」
ラウラ「…どうして下着を脱いでいるのだ?」
一夏「ハッ!いつの間に…」
シャル「ラウラも一夏のベットに入る時脱ぐじゃない?」
ラウラ「い、いや…あれはだな…若気の至りと言うか…///」
シャル「ラウラはなにもおかしくないよ?愛し合う二人の間に世間の常識なんて必要ないんだから」
ラウラ「う、うむ…」
シャル「そもそも愛し合う二人がいつも一緒にいてなにがわるいのかな?」
シャル「周りが変だっていっても誰にも迷惑かけてないんだからさ、本人達の問題だよね?」
ラウラ「そ、そうだな…」グワングワングワン
シャル「ラウラだって一夏のことが好きなんだからわかるでしょ?ぼくの気持ち…」
ラウラ「わ、わたしは嫁のことが好きだ…だからシャルロットの気持ちもわかる…」ブツブツ
シャル「じゃあもうこの話は解決だね!ぼくたちはもう寝るから…ラウラもおやすみ」
ラウラ「おやすみ…」フラフラフラ
シャル「ふふっ…洗脳完了…」
「おまちなさいっ!」
シャル「だ、誰だっ!」
セシリア「話は聞かせてもらいましたわ…」
シャル「せ、セシリア…」
セシリア「シャルロットさん…あなたが一夏さんのことが好きなのは前からしっていますわ!」
セシリア「でもわたくしももーーーっと好きです!」
セシリア「だからあなただけにそんないい思いをさせるのは嫌ですわん!!!」カッ!
シャル「す、清清しいくらいの本音っ!」
ラウラ「ハッ!わ、わたしは一体なにを」
一夏「あっ、催眠術が解けた」
セシリア「さぁ一夏さん!わたくしとセックスするのですわ!」
一夏「マジでっ!いいのっ!?」キャッホーイ
ラウラ「ちょ、ちょっと待て!お前はなにを言ってるんだ!」
シャル「そ、そうだよ!一夏と…するのはぼくだもん!」
一夏「いいんですか?いいんですッ!!!」ワッホーイ
ラウラ「そ、それならわたしだって…セックスくらい朝飯前だっ!」
一夏「」ギュ ←ほっぺたをつねる
一夏「痛い……これは痛覚を伴う夢か…」
一夏「ならセックスしても気持ちよくてあと腐れないってことじゃん!」パッパラパー
シャル「一夏がバカになっちゃった…」
セシリア「一夏さん!わたくしは準備できてますわよ!」臨戦態勢
シャル「っ!?させないっ!」
ラウラ「…ん?この匂いはなんだ?」
セシリア「クックックッ…これは我がオルコット家に伝わる秘伝の媚薬香…ひとたび嗅げば男性ならばその欲求を抑えられずに1週間はサルのように腰をふりつづけるというものですわ!」
一夏「な、なんだってーーーーッ!」
一夏「………」
シャル「い、一夏…?」
一夏「………」スッ
シャル「あっ、どこいくの!?」
ラウラ「む?」
ダキッ
シャル「!?」
一夏「ラウラ…好きだ…」
ラウラ「なっ!?わたしも好きだ!結婚してくれっ!」
セシリア「あるぇーーーー?」
シャル「セシリア!これは一体どういうこと!?」
セシリア「こ、これは男性の性欲を高めるもので…ほれ薬ではないはず…」
用法・用量:
男のちんちんが勃起します。
ただし、童貞の人に使った場合ロリコンペド野郎に進化します。
一夏「ラウラーーーーっ!」ペロペロペロペロペロ
ラウラ「や、やめろっ!く、くすぐったい!」
シャル「そ、そんな馬鹿な…てか一夏童貞だったんだ…それは最高だけど」
セシリア「ふっ」
シャル「どうしたの?頭逝かれたの?」
セシリア「あがががが…いちかさんがっががががががg」ピーガガガガ
シャル「本当に逝かれたみたいだね…」
一夏「ラウラ…好きだよ…」チュ
ラウラ「わたしもだ…」チュ
チュッチュ チュッチュ
シャル「なんだこれ…悪夢か?」
セシリア「いぢがざぁぁぁんっ!」
ラウラ「嫁ぇ……」スッ
一夏「一生はなさない」
シャル「もういい加減離れてっ!ラウラも正気に戻るのっ!」グイグイ
一夏「…なんだこのメス豚は?」
シャル「メ、メスブタァァァッ!?」
ラウラ「わたしはずっと正気だ……つ、ついにわたしの時代がやってきたのだっ!」
ラウラ「嫁は誰にもわたさないぞっ!」ウガー
シャル「ラ、ラウラ…」
ガチャ
シャル「ん?」
鈴「また見舞いにきてやったわよ~、今度はちゃんと見舞いにフルーツを添えて」スタスタスタ
一夏「鈴、結婚しよう!」ダキ
鈴「なるほど、中国人だからって馬鹿にしてるんだなこの野郎」
鈴「なにが結婚よ!あんた馬鹿じゃないの!って結婚!?」
鈴「マジでっ!!!?」
一夏「もう鈴しか見えない…」
鈴「そ、そんなこと急にいわれても…わ、わたしにも心の準備か…///」
ラウラ「こらっ!どういうつもりだ!嫁はわたしの嫁だろう!浮気は許さんぞ!」
鈴「な、なにトチ狂ってんのよっ!ほら、フルーツあげるから落ち着きなさい」スッ
ラウラ「いるか!こんなもん!」バシ
シャル「あっ…」
ボガーーーーンッ!!!
終わり。
もうネタがつきた。
>>42
仮病で会社休んだから一応クラリッサのエロいお仕置きだけ。
-------------------
---
~廃倉庫
シャル「あの後ラウラたちを見失っちゃった」
シャル「でもお前を人質に取っておけばいずれ交渉材料として使える…」
クラリッサ「わ、わわわたしなんて、ひっ、人質としての価値は!な、ないですっ!」
シャル「それはぼくが決めることだ…あまり無駄口を叩かないほうがいいよ?」
クラリッサ「っ!」
ガシャン ガシャン
シャル「無駄だよ…それ本物の手錠だからね、まぁ軍人ならわかると思うけど…」
シャル「後ろ手に柱につないであるんだ…逃げられるとか思わないほうがいいよ…鍵穴も塞いじゃったしね」
クラリッサ(こ、この人…マジの人だっ!マジで調教もののエロゲーやりすぎて頭がおかしくなっちゃった人だ!絶対っ!)ガタガタガタ
シャル「………」ジー
クラリッサ「な、なんでしゅか?」ガタガタガタ
シャル「…お前結構かわいいね」
クラリッサ「ッ!?」ゾク!
クラリッサ「な、なにか、考えてるんですか!わ、わたしは女で…あ、あなたも女で…入り込む余地はないですよ!穴に!」
シャル「……」ペロ
クラリッサ「ひっ!」
シャル「おいしい…///」
クラリッサ「っ!!!」ゾゾゾゾ
クラリッサ(や、やばいっ!お、犯されるっ!やだ!やだやだ!ま、まだ男の人とキスもしたことないのにっ!)
クラリッサ(は、はじめては付き合って1ヶ月後のデートのときに海の見える丘の上でベンチに座ってお互いが肩を寄せ合って夕日が沈むタイミングで彼から強引にって決めているのにっ!)
シャル「ふふっ…」チュ
クラリッサ「んむっ」
チュ…チュル……ジュルル…
クラリッサ「んはぁっ!」
クラリッサ「わ、わたしのファーストキスが…」ジワァ
クラリッサ「…ウッ……ウッ…」ポロポロ
シャル「かわいい…初々しい反応だね……ちょっとぼく興奮してきちゃったよ」シュルシュル
>>63
これはいらん。
>>64 了解致しました。
クラリッサ「…やめて…ください……」ヒッグ
ジー…
シャル「へぇ?黒にブラしてるんだ…結構挑発的な子だね…普段からエッチなこと考えてるの?」
クラリッサ「考えて…ない…」グスグス
シャル「ふふっ……んっ」チュ
クラリッサ「ひゃっ」
シャル「耳元感じるの?」フー
クラリッサ「うんっ…くぅ…///」ビクン
シャル「綺麗な髪だね…トリートメトは何使ってるのかな?」
クラリッサ「はぁはぁ///」(こ、これ以上は…)
クラリッサ「わ、わたしなんて…き、傷だらけの汚い体を…お、犯すなんて…しゅ、趣味が悪いです…よ…?」ハァハァ
シャル「まだそんな口が聞けるなんて…見掛けによらず気丈だね」
ガチャバーン!
鈴「まちなさいっ!」
シャル「!?」
クラリッサ「あ、あなたはっ!」
シャル「ダンボール肉ウーマン!!」
鈴「わたしが来たからにはもう安心!肉を憎んで人を憎まずっ!」
鈴「食料飢餓の中に生まれた肉の変わりのダンボール肉ウーマンとはわたしのことよっ!」シャキーン!
クラリッサ「かっこいい…」
鈴「やいこのクソレズっ!かくごしなさいよっ!ぶっ殺してやるわ!」
シャル「くっ…い、いくらぼくでも犬を食うようなやつと戦って勝てる気がしない!ここは一旦逃げるっ!」
鈴「逃がすか!ハァァァァァァ!」ゴゴゴゴ
クラリッサ「あ、あのかまえは…ま、まさか!伝説のッ!」
鈴「自爆ッ!」
ボガーーーーーンッ!
………
鈴「激しい戦いだったわ」
クラリッサ「だ、ダンボール肉ウーマン様っ!」キラキラキラ
シャル「あ、あれ?ぼ、ぼくは一体何を…」ボンバヘッ
クラリッサ「もしかして誰かに操られて…あんなことを…」
鈴「肉を憎んで罪を憎まず!シャルロットを操っていたCカップ(自称)の肉はわたしが葬ってやったわ、もうこれであなたを縛るものはなにもない!」
シャル「えっ?うそ!」ペターン
シャル「そ、そんな…ぼ、ぼくの胸が!」ガク
鈴「はーはっはっはっはっは!ではまた会おう!」
クラリッサ「さようなら~!中国人~」ノシ
シャル「ロリ……いや男の娘路線で…」ブツブツ
こうして世界の平和は守られた。
~FIN
これでほんまに終わり
米くれた人ありがとう
さようなら
このSSまとめへのコメント
俺のラウラが天然じゃないわけがない
乙、よかった
この人のSSすき