一夏「俺は織斑一夏☆」 (84)

一夏「入試会場のISを勝手に触ったら動いちまってひょんなことから俺以外全員女の子のIS学園に入学することになったぜラッキー!」

一夏「世界各国から女の子が集まってるらしいし楽しみだぜ!」

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~初日~


一夏「.....」

女子たち「ヒソヒソ」

一夏(ふっ...初日から女の子達の熱い目線が痛いほど伝わってくるぜ...!)

一夏(ここは早速アピールしていくぜ!)

一夏「...」ニコッ

女子たち「キヤー!コッチミター!」

一夏(流石俺...初日からつかみは上々だぜ)

箒「.....」

千冬「私が担任の織斑千冬だ」

女子ども「きゃー!千冬さまよー!」

一夏(いやはや我が姉ながら美しいな)

一夏(しかししばらく見ないうちに肌のキメが悪くなってるな、きっと千冬姉のことだからずさんな生活してるに違いない)

千冬「おい織斑なにぼーっとしてる」

一夏「それは千冬姉が一段とキレイだからね!」キラキラ

女子ズ「きゃーきゃー!」

千冬「お前は変わらんな...」

山田「副担任の山田ですよろしく」

一夏(でけえ!!!)

女子A「先生彼氏とかいるのー?」

山田「えっ!?それはえっと///」

女子ズ「せんせーかわいいー」ワハハ

一夏(処女!!!)



千冬「自己紹介始めるぞー」

女子ズ「はーい」ワイワイ


~~~~~~~~~~

山田「えっと次は、織斑君!」

一夏「はい!」(キメる...!)

一夏「織斑先生の弟の織斑一夏です!この学校唯一の男子だけどわかんないこととかいっぱいあるんで気軽に話しかけて教えてください~これからよろしく~」

女子ズ「わー!きゃー!織斑くん~」

一夏(無難な文に親しみやすくノリの良さをアピール...キマった...!)

箒「...」

~休み時間~


箒「おい一夏」

一夏「おっ!箒じゃーん!お久~」

箒「お前は...更にアホなやつになってないか?」

一夏「え~久しぶりに会った幼馴染に言うセリフかよそれ~つか箒去年剣道の全国大会優勝したっしょ?おめでと~」

箒「な、なぜそれを」

一夏「そりゃ知ってるさ!離れてたとはいえ大事な幼馴染だからな!」キリッ

箒「そ、そうか、ありがと...///」

一夏(やっぱこいつ可愛いわ)

???「ちょっとよろしくて?」

一夏「おっ?イタリア代表候補生のセシリアちゃん!」

セシリア「い、一応わたくしのことは知ってらっしゃるのね」

一夏「当たり前でしょ~!入試主席で代表候補生!おまけにその可愛さだもんな!知らない方がおかしいって!」

セシリア「かっ、可愛い!?」

一夏「そっ!可愛い!」

セシリア「...」(なかなか日本の殿方もわかってますわね...)

箒「...」

↑やべイギリス代表候補生の間違いです

千冬「それではクラス代表を決めるぞ」

一夏(これは立候補せざるをえないでしょ!)

女子B「はーい!織斑君がいいと思いまーす!」

一夏(立候補する意味なかったーwww)

女子C「私もいいと思うー」

女子D「私もー!」

一夏「えー?俺に務まるかな?」

女子E「大丈夫だよー!」

千冬「他に立候補者や推薦はないか?ないなら織斑に...」

セシリア「なっとくいきませんわ!」

セシリア「クラス代表が男なんで恥さらしですわ!大体文化としても後進的なくぁw せdrftgyふじこlp 」ギヤース

一夏(あーはいはいこういうタイプの娘ね)

一夏「ちょっと待ってくれないセシリアちゃん?」

セシリア「なんですの?」ギロリ

一夏「確かに男がクラス代表ってのは珍妙かもしれないけどさ、国とかは関係ないっしょ?」

一夏「実際このクラスにだって色んな人種がいるんだし、なら男も女も関係なくないか?」

一夏「実際俺は推薦もらってるんだし、それじゃただの負け惜しみにしか聞こえないぜ?」

セシリア「ぐぬぬ...」

一夏(かわいい)

セシリア「決闘ですわ!」

一夏「セシリアちゃんがそれで決めたいなら構わないぜ?」

千冬「なら決まりだな」


~~~~~~~~~~

一夏「さて大見得切ったはいいものの、具体的にどう勝とうかね」

箒「一夏、もしよかったら私が稽古つけてやろうか?」

一夏「あー大丈夫大丈夫俺運動神経良いし知識だけ詰め込んどけば平気でしょ」

箒「そ、そうか...」ズーン

一夏「...いやーやっぱ実戦したほうがいいよな!やっぱり箒に稽古つけてもらおっかな」

箒「そ、そうか!」パーッ

一夏(昔からわかりやすいやつだな...w)

~決闘当日~

一夏「ふぅ~なんとかまともに戦えそうかな?」

箒「あ、ああそうだな」(3日目にして負けてしまった...)

一夏「色々装備の勉強もしたし!なんとかなるっしょ!」

千冬「言い忘れたけどお前に専用機届いてるよ」

一夏「え?マジで?」

山田「これです!」ババーン

一夏「おお...!かっけえ!」

山田「白式と言います」

一夏「シブくていい名前だ...んで装備は?」

千冬「剣一本」

一夏「...マジで?」

千冬「私はそれ一本でモンドグロッソをだな...」

一夏「あんたと一緒にすんなよ!」

一夏「しかもセシリアちゃんて遠距離系じゃん!」

箒「一夏頑張れ...!」

一夏「しょうがない...やれるだけやってみるわ!」

一夏「山田先生、これの機体ってワイヤーとスモーク付けられるくらいのスロットの空きあります...?」

山田「えっと、あーはいそのくらいは平気です」

一夏「よしこうなりゃ頭でカバーするぜ」

~第一アリーナ~

セシリア「遅かったですわね、逃げたかと思いましたわ」

一夏「まさかそんな!美女との約束は守るぜ?」

セシリア「び、美女...///」

一夏(顔赤い)

セシリア「じゃなくて!さっさと戦いますわよ!」

山田「試合開始!」

セシリア「さあ踊りなさい!ブルーティアーズの奏でるワルツの上で!」

一夏「詩人だなぁ」ヒョイヒョイ

セシリア「な!?避けられましたわ!」

一夏「よし!落ち着けば避けられるな!」

セシリア「むきー!こうなったら全弾発射ですわ!」バーン

一夏「わ!あの量はヤバイって!対空回避プログラム起動しよ」ポチッ

セシリア「また避けられましたわ!?」

山田「織斑くんなんだかすごいですね」

千冬「ああ見えてあいつ頭いいからな」

セシリア「こうなったらスターライトMk-IIIで狙撃ですわ!」

一夏(狙撃きたこれ!こいつにスモークを合わせれば...)モヤモヤ

セシリア「くっ!煙幕ですの!?うっとおしいですわね!」

一夏(よっこらせ)ガシッ

セシリア「これはワイヤー!?」

一夏「俺は背後だぜ!」

セシリア「くっ!」(やられる!)ダキッ

セシリア「え?」

一夏「セシリアちゃんは柔らかいなぁ!」ムニムニ

セシリア「きゃあ!なんで抱きつくんですの!?やめて下さい!」

一夏「やめてほしい?」

セシリア「やめてほしいですわ!」

一夏「はいやめた」サクッ

セシリア「へ?」

山田「セシリア・オルコット!シールドエネルギー0!勝者織斑一夏」

箒「やったな一夏!」

一夏「まあ偶然勝ててよかったぜ」

セシリア(なんなんですのあの男...)

セシリア(でも抱きつかれてもそんなに嫌じゃありませんでしたわ...なんかいい匂いしたし...)

セシリア(この胸のトキメキはなんですの...?)

一夏(セシリアちゃん柔らかくていい匂いだったな)

~数日後~

一夏「いやーなるほどね~ここ難しいかわかんなかったよありがとなみんな!」

女子A「ううん!いつでもきいて!」

女子B「織斑君の質問ならなんでも答えちゃうよ!」

一夏「じゃあスリーサイズは?」

女子B「もうバカ///」

女子C「私は教えちゃおっかなー?」

一夏たち「ワハハハハ!」

箒「...」

セシリア「...」

一夏「しかし今度はクラス代表戦があるらしいな」

箒「らしいな」

セシリア「わたくしに勝ったのですから今回も勝ってもらわないと困りわすわ?」

一夏「まかしとけって!大体専用機持ちって俺とセシリア、それに四組だけなんだろ?楽勝だって!」

???「その情報古いよ!」

???「二組も専用機持ちが代表になったの、そう簡単に勝たせないわよ!」

一夏「リンリン!リンリンじゃん!」

鈴「久しぶりね一夏!」

セシリア「あの...この方は知り合いなんですの?」

一夏「ああ、俺の幼馴染で箒と入れ替わりに転校してきてそん時仲良かったんだ!」

箒「そうか...」

一夏「てことは俺はリンリンと戦うことになるわけ?」

鈴「そういうことになるわね!」


一夏「そうか...久しぶりに会えたのに速攻で戦わないとならないのか...」

鈴「そ、そうね...」

一夏「鈴、試合だから仕方ないけどやるからにはお互いベストをかけて戦おうな!」キラキラ

鈴「もちろんよ!」(あばばばばなんか大人っぽくなっててヤバイかっこよすぎる///)

箒(またあいつは...)

セシリア(たまに天然であれなのだから恐ろしいですわ...)

続き夜書きますー
書き溜めないんで遅くてごめんね

~昼休み~

箒「なるほど、鈴は中華料理屋の娘で度々そこに食べにいってたのか」

一夏「そういうこと、こいつんちの料理すげえうまいんだぜ!あの頃はぶっちゃけ鈴はオマケだったな!」

鈴「オマケでわるかったわね!」

一夏「冗談だよ、お前目当てに決まってんだろ?」イケメンスマイル

鈴「う、嘘が下手なんだから///」(うばぼびべあばばばばば)

箒・セシリア「.....」

鈴「そういえば一夏、さ?あの約束覚えてる?」

一夏「覚えてるぜ!リンリンの料理が上手くなったら毎日酢豚を食わせてくれるって話だろ?」

鈴「そう!ちゃんと覚えててくれたんだね...」

一夏「おう!今度上がった料理の腕見せてくれよな!」

鈴「もちろんよ!」

箒・セシリア「」

一夏(あぶねえ...あの約束の毎日酢豚をって結婚て意味だよな...)

一夏(俺は箒もセシリアもリンリンも平等に可愛がりたいんだ...上手くスルーできてよかったぜ!)

~一夏の部屋~


一夏「さて...今回はどう勝とうかな」

一夏(前回は初見殺しの奇策でなんとか勝ったけど、その後の訓練じゃセシリアに五分五分だしなぁ)

一夏「とりあえずネットで情報収集っしょ!」カタカタ

一夏「へ~なんか中距離でヤバイ大砲つけてんのか...近接も強いみたいだし白式が勝ってるとこねえな...」

一夏(こっち的には一回触った時に勝負を決めたい...一番効果的に零落白夜を使う方法...)

一夏「はっ!?これだ!」

~クラス代表戦当日・アリーナ~


一夏「さーて!一組の底力を見せてやんぜ!」

箒「今回はどう戦うんだ?」

一夏「まああっちも情報は集めてるだろうしな、多分セシリア戦も見られてるっしょ」

セシリア「なにかまた奇策を用意しましたの?」

一夏「まあそんなとこだ!楽しみにしとけ!」

千冬(雪片で戦えよ...)

鈴「いよいよね一夏」

一夏「おう!お互いベストを尽くそうぜ!」

山田「試合開始してください!」

観客「わーわー!!」

鈴「はっ!」

一夏「ぐっ!?」ガキン

鈴「ほらほら!受けてばっかじゃ勝てないわよ!」

一夏(まずいな...いきなり向かってくるとは...てっきり得意の無反動砲を使ってくるかと思った...)

一夏「ぐっ...ふん!!」ガキン

鈴「ぐっ!?」(力で無理やり引き剥がされた!?こうなったら!)

一夏(よし!離れた!こうすればあいつは必ず無反動砲を撃ってくる!)

セシリア「今回の一夏さんの剣、刃の部分が細くなくて?」

箒「確かに...整備ミスか?あれではまともにダメージが入らんぞ」

千冬「...」

鈴「ならこれはどう!?」ジヤキン

一夏(きた!)

鈴「くらいなさい!」ドドドドド

一夏(うおっ!?予想よりも弾が早いぞ!?けど...こいつなら!)バビュン

鈴「!?」

箒「あれは...瞬時加速!」

セシリア「あれなら超スピードで相手に接近できますわ!」

一夏「うおおおおお!!」

鈴(くっ...予想外だけど、直線移動なら熱源センサーで予測できる!)

鈴「後ろね!」ガキン!

鈴「!?これは...雪片!?」

一夏「俺は後ろだぜリンリン?」

鈴「はっ!?」

箒「なるほど!雪片を囮にして自分は瞬時加速で裏側に回り込んだのか!」

セシリア「でもあれでは武器が...!」

一夏「もう一本あるぜ!」ガシャン

箒「あれは打鉄のブレード!」

セシリア「打鉄のブレードの分のスロットを確保するために雪片の出力を絞ってたんですのね!」

一夏「これで終わりだ!」

鈴(やられた...!?)ムニッ

鈴「へ?」

一夏「おっ!鈴も柔らかいなぁ!」ムニムニ

鈴「ちょっ///なにして///くすぐったいわよぉ!」

一夏「やめて欲しいか?」ムニムニ

鈴「や、やめて!ギブギブ!」

箒「あいつは.....」

セシリア「私の時と同じ...」

千冬「...はぁ」

一夏「んじゃ、これで終わりだっ!」

ドゴーン!

鈴「...あれ?」

一夏「なんだ...?今の音...」

?「ピピッ」

鈴「黒い...」

一夏「IS...?」

電子ボイス「ロックされています、ロックされています」

一夏「おいおい、アリーナの天井ぶち抜いてきたってのかよ...?」

鈴「一夏!ロックされてる!撃たれるわよ!」

ズバシュ

一夏「うお!?あっつ!なにこれビーム太っ!」

鈴「一夏っ!大丈夫!?」

一夏「おう!なんとかな!」

山田『一夏君たち!早くそこから逃げて!』

一夏「俺たちはIS展開してるんで平気です!んなことより早くシャッター閉めて!」

山田『...わかりました!ぜったい無理はしないでくださいね!』

一夏「鈴、お前も早く中に」

鈴「何言ってんのよ、私も戦うに決まってんでしょ」

一夏「そう言ってくれると思ったぜ...!」ニヤッ

鈴「もちろんよ」ニヤッ

一夏「なら俺たちであいつをぶっ壊すぞ鈴!」

鈴「おっけー!」

セシリア「先生!私に出撃許可を!」

千冬「ダメだ、やつの電子攻撃でハッキングが終わるまでシャッターがあかなくなっている」

千冬「それにお前は連携訓練は受けたのか?」

セシリア「...まだです」

千冬「なら尚更出すわけにはいかん、足手まといになるだけだ」

セシリア「ぐっ...」(私だって一夏さんのお役に...!)

箒(一夏っ.....)

一夏「鈴!残りシールドエネルギーは?」

鈴「あんたの戦法のおかげでほぼ無傷よ!」

一夏「だろうな!よし!かっこ悪いけど俺の盾になってくれ!お前の弾幕で注意を引きつけたところで俺の零落白夜で一気にカタをつける!」

鈴「おっけーまかしといて!そんじゃ行くわよ!」ドドドドド!

?「.....」ズハシュ!

鈴「一夏っ!」

一夏「うおおおおおお!」ザクッ!

一夏「雪片とブレードで腕を切り落とさせてもらったぜ!これならもうビーム砲は使えない!」

一夏「零落白夜起動!こいつで終わりだっ!」

?「キューン...」

一夏「ふ~...なんとか勝てたな」

鈴「一夏!大丈夫!?」

一夏「ああ!この通りピンピンだぜ!ありがとなリンリン!」

鈴「こっちこそ助かったわ一夏...ん?」

?「...」キュイーン

鈴「一夏っ!そいつまだ生きてる!」

一夏「!?」

?「キタイソンショウゲンカイ、ジバクシマス」

一夏「鈴!あぶねぇ!!」ガハッ

鈴「一夏!?」ドゴーン!!!

一夏「ぐおおおおおあああああ!」

鈴「一夏っ!」

一夏(やべえ意識が...)

一夏(俺まだ...女の子と...イチャイチャ...)

鈴「一夏ーっ!!!」

~病室~


鈴(一夏っ...)グスン

一夏「ん...」ピクッ

鈴「あ...!一夏っ!大丈夫なの!?」

一夏「ああ...なんか身体中いてえけど、大丈夫みてえ」

一夏「...ずっと一緒にいてくれたのか?」

鈴「あ、当たり前じゃない!すっごく心配してたんだから!」

一夏「そっか...ごめんな、それに目がちょっと赤い、泣いてたの?」

鈴「こ、これはちがっ...」

一夏「...」ニヤッ

鈴「ちがわない...///」

一夏「鈴は嘘が下手だな」

鈴「なによもう...///」

一夏「なぁ、鈴」

鈴「...ん?」

一夏「前さ、約束の話したろ?あれあん時うやむやししちゃったけどさ」

一夏「酢豚を毎日って、つまりそういうことっしょ?」

鈴「...うん」

一夏「そっか、なら俺に毎日酢豚を食わせるにはまず、俺を惚れさせなきゃな」

鈴「...うん」

一夏「頑張れよ?俺はいい男だからモテるぞ?」

鈴「そんなの私が一番知ってるわよ」

一夏「ライバルも多いぞ?」

鈴「箒やセシリアなんかには負けないわよ」

一夏「そっか...」

一夏「...」ニコッ

鈴「...」ニコッ

~教室~

箒「一夏っ!身体はもう平気なのか?」

セシリア「本当に心配したんですのよ!」

女子ズ「わたしたちも!」

一夏「ああ、もう大丈夫大丈夫!この通りピンピンしてるぜ!」

箒・セシリア・女子ズ「ほっ...」

山田「はーい!ホームルーム始めますよー!」

山田「今日はなんと!転校生を紹介します!」

シャルル「シャルル・デュノアです、これからよろしくお願いします」

箒「...男?」

セシリア「男ですの...?」

女子ズ「ワーキャー!男の子よー!」

一夏(.....)

武器の名前とかでツッコミもらってますがその辺にわかなんで脳内変換してくださいサーセン


シャルル「君が織斑くんだよね?これからよろしくね」

一夏「ああ、よろしくな」

~更衣室~


一夏「男子は実習の時わざわざアリーナまできて着替えないといけないからもたもたしてると遅れるぞー」

シャルル「あ、うんわかったよ」

一夏「んじゃとっとと着替えようぜ」バサッ

シャルル「わっ!?」

一夏「ん?なんかあったか?」

シャルル「う、ううんなんでもないよ!」

一夏「そっか」

シャルル「ぼ、僕も着替えるね」シュルッ

一夏「おう」

一夏(.....)

~一夏の部屋~

一夏「んで、男子だから俺と相部屋ってことか」

シャルル「うん、そうみたい」

一夏「改めてこれからよろしくなシャルル」

シャルル「うん、よろしくね一夏」

シャルル「あ、シャワー先に使っていいかな?」

一夏「おお、いいぞ今日暑かったしな」

シャルル「じゃあお先に」バタン

一夏(.....)

シャルル(はぁ...初日はなんとかバレずにすんだかな...)ザーッ

シャルル(なんか...騙してるみたいで気分悪いなぁ...いやこれ騙してるよね...)

シャルル(でもまずはバレないことを一番に考えないと...)キュッ

シャルル(とりあえず今は前向きに考えよう...!)ガチャッ

一夏「よう」

シャルル「」

シャルル「ちょっ!?なんでここに...?」

一夏「変だと思ってたんだよ、始めて会った時からな」

シャルル「...」

一夏「俺の股間は誤魔化せないぜシャルルちゃん?」

シャルル「こ、こか...///」

一夏「まあ詳しい話は着替えてからな?前丸見えだぜ?」

シャルル「ッ.....///」

一夏(もうちょい見とけば良かった)

~数分後~


シャルル「...で、どうして一夏は僕が女だってわかっちゃったの?」

一夏「目、潤った唇、きめ細かい肌、背中の肉の付きかた、isスーツの上からでもわかる見事なウェスト、ふとした瞬間に香るオレンジの香りとかかな」

一夏「俺の目は誤魔化せないぜ!」キリッ

シャルル「そ、そうなんだ...ハハハ...」

一夏「んで、本題だがなんでお前は性別詐称なんかしてたんだ?」

シャルル「バレちゃったら仕方ないね...全部話すよ」

シャルル「僕はシャルロット・デュノア、デュノア社社長の愛人の娘だよ」

一夏「えーっと、デュノアってあのISで有名なあのデュノア社だよな?」

シャルル「そのデュノア社であってるよ」

一夏「そのシャルロットがここにわざわざ男として来たってことは...俺が狙いってことだよな?」

シャルル「そうだね、正確には僕は君と君のIS、白式のデータをとりにきたんだよ」

シャルル「それでね一夏、デュノア社は今深刻な経営難なんだ」

シャルル「具体的には第三世代機の開発に手こずってるんだよ」

一夏「なるほどな...それで世間へのデュノア社の売り込みと俺のデータを取るために男として転入してきた、と」

シャルル「そういうことだね、ごめんね騙してて」



シャルル「あーあ...女だってまさか初日でバレちゃうなんてな」

シャルル「これで僕はこの学園に居場所が無くなった、明日にでも荷物まとめて本国に帰るよ」

一夏「え?何言ってんだ?なんでお前が変える必要があんの?」

シャルル「だって僕は性別詐称して転入してきたんだよ!?それがバレたりしたら...」

一夏「なんでバレるんだ?」

シャルル「え...」

一夏「俺が黙ってればバレないっしょ?」

シャルル「黙ってて...くれるの?」

一夏「当たり前だろ?こんな可愛い子の秘密はチクれねえって」

一夏「それに二人だけの秘密って、なんだかロマンチックだろ?」

シャルル「一夏...」

一夏「それにもし帰るなら俺と白式のデータも持してやる」

シャルル「な、なんで僕にそこまでしてくれるの...?」

一夏「困ってる美人を放っておくなんて紳士失格だろ?」

一夏「それにさっきいいもん見さしてもらったしな!」

シャルル「あっ...もう///」

一夏「だからさ、安心してお前はこの学園にいてくれ」

一夏「折角できた友達がすぐに離れちまうのは俺も寂しいから、な?」

シャルル「一夏...本当にありがとう」

~翌日~


一夏(それにしてもまさか本当にシャルルが女だったとは...)

一夏(二人だけの秘密ってなんか...やらしいな!)

山田「はーいホームルーム始めますよー」

山田「えっと...きょ今日はまたまた転校生です!」

ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

女子ズ「エー?マタテンコウセー?ナンカコワイネー」

山田「えっとボーデヴィッヒさんの席はですね...」

一夏(これまたかわいいな...)

ラウラ「...」バシーン!

一夏(ん?なんかこっちきて...)バシーン!

ラウラ「...」

一夏「...」

ラウラ「認めないぞ、お前があの人の弟であるなど...認めるものか...!」

一夏(なんかよくわかんないけどやばい何かに目覚めそう...)


一夏(うーん...俺はなんで初対面のあいつにビンタくらっちまったんだろ)

一夏(.....二日目だからイライラしてんのか?)

一夏(あいつ落とすのは苦労しそうだわ...かわいいのになぁ)

~第一アリーナ~


一夏「さて、クラス代表決定戦、クラス代表戦とどちらも半ば不意打ちな感じで勝ったわけだが...」

一夏「正直厳しい!」

箒「だろうな」

セシリア「剣一本ですものね」

鈴「雪片のせいでマトモな飛び道具はひとつも積めないのよね?」

シャルル「ほんの少しもスロット空いてないの?」

一夏「ああ...煙幕とかワイヤーとか、そういう小物しか積めないんだわこれが...」

シャルル「でも織斑先生は剣一本で優勝したんだよね?」

一夏「あれと一緒にすんなよ...」

女子A「ねえ...ちょっとアレ」

一夏「?」

女子B「アレって...ドイツの第三世代じゃない!?」

女子「本国でトライアル中の!?」

ラウラ「...」

一夏(そんな目で睨むなよ...)

一夏(興奮するだろ!)

箒(またロクなこと考えてないなこいつ...)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月14日 (金) 13:41:19   ID: iM6uH43U

つづきはないの?

2 :  SS好きの774さん   2015年04月03日 (金) 20:15:26   ID: e5a5DE8k

続きはまだかい?

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