マミ「そうなの？なら送別会しましょう。」

杏子「いいな。差し入れ持ってくよ。」

さやか「じゃあ、わたしは一発芸練習しとくね。」

まどか「わたしはプレゼントあげるよ。」

ほむら「え？え？」

当日

さやか「え～。いまから暁美ほむらさんの送別会を行います。」

さやか「まず、司会進行はさやかちゃんが行います。」

杏子「いいぞ～。」

なぎさ「早くしないと料理が冷めちゃいます。」

さやか「じゃあ、手短に。ほむらさん、お言葉をどぞ。」

ほむら「え、ええ、え～と・・・」

ほむら（引っ越すわけでもないのに、送別会とかやられても・・・）

ほむら（そもそも・・・）

何日か前

さやか「ほむら、魔獣退治にいこ。」

ほむら「わたしはもう、魔法少女じゃないのよ。悪魔なのよ。」

さやか「なにそれ？魔法少女やめたってこと？」

ほむら「そうよ。」

さやか「じゃあ、今度みんなに知らせとくわ。」

現在

ほむら（それが、なぜこうなった？）

ほむら「あ、えと、その・・・」

マミ「あの・・・もうお料理食べちゃいましょうか？」

杏子「そ、そうだな・・・」

さやか（どうしよ。この空気・・）

まどか「ほむらちゃん、がんばって！」

ほむら「！」

ほむら（そうだ。わたしにはまどかがいる、仲間がいるんだ！）

ほむら「わたし・・・」

ほむら「わたし、魔法少女やめません！」

ほむら「いつも、いつもみんなと一緒にいます！」

マミ「！」

杏子「！」

なぎさ「！」

まどか「ほむらちゃん・・・」グスッ

さやか「あんたにゃ、負けたよ。」