ティーダ「オヤジ 生きてるのか?」
アーロン「あの状態を『生きている』と言えるなら」
ティーダ「あぁ?」
アーロン「あいつはもう 人の姿をしていない」
アーロン「だが・・・」
アーロン「アレの片隅には 確実にジェクトの意識が残っている」
アーロン「アレに接触したとき おまえもジェクトを感じたはずだ」
ティーダ「まさか・・・」
しばらくの沈黙が流れる─
アーロン「そうだ 『シン』はジェクトだ」
ティーダ「くっだらねえ!なんだよ それ!」
ティーダ「バカバカしい!」
アーロン「真実を見せてやる」
アーロン「怒るのも泣くのもそれからにしろ」
アーロン「俺についてこい」
ティーダ「イヤだと言ったら?」
アーロン「おまえの物語は終わらない」
ティーダ「それがどーしたってんだ!」
アーロン「そうか・・・ならば仕方あるまい、好きにしろ」
ティーダ「バカにしやがって!好きにしろとか言ってさあ!」
ティーダ「だけど俺にはどうしようもないんだ!」
ティーダ「あんたに言われた通りにするしかないんだ!」
アーロン「不満・・・だろうな それとも不安か?」
アーロンはティーダの肩をなでる─
アーロン「それでいい・・・」
ティーダ「アーロン?」
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