はかせ「サメだーーー!!!」アーロン「シャーハッハッハッハッ!!!」 (24)

アーロン「今からここ、時定市はおれ達魚人が支配する!!」

はかせ「かっこいーー!!」

アーロン「……おいガキ。 お前はこれからどうなるかよく分かってねぇんじゃねえか?」

アーロン「このアーロン様を前にしてそんな余裕の態度を見せるとは……頭がおかしくなっちまったのか?」

はかせ「ねぇねぇ!! 遊んで!!」

アーロン「シャハハ……まぁ落ち着け。 とりあえずお前はガキだから10万を……」

はっちゃん「ニュ、ニューーーーーーーー!!?」

クロオビ「どうしたハチ」

はっちゃん「ア、アーロンさん!! この子、東雲の子だぁ!!!」

アーロン「東雲……?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474458775

はっちゃん「瞬時にハイクオリティの発明を作ると言われているあの東雲さん家の孫だ!!」

チュウ「そんなに凄いやつなのか……」

アーロン「待てハチ……今、なんでも作れると言ったな?」

はっちゃん「ニュ? あ、ああ……」

アーロン「……」

はっちゃん「……アーロンさん?」

アーロン「……シャハハ」

はかせ「?」

アーロン「シャーハッハッハッハッ!!!」

アーロン「見直したぜ糞ガキ……お前はただの人間じゃねえ」

アーロン「お前のそのなんでも作れる力を……おれ達に使わねえか!?」

チュウ「アーロンさん……?」

アーロン「こいつに様々な武器や兵器を作らせるのさ!!」

クロオビ「!! なるほど……」

アーロン「おいガキ!! 金は払わなくていい!! おれ達と来い!!!」

はかせ「わーい!! サメと一緒だーーー!!!」

アーロン「シャハハハハハ!!! アーロン帝国の野望に一歩近づくってもんだ!!」

アーロン「お前達!! アーロンパークに引き返すぞ!!」

チュウ「いいのか? まだ全部の家を周ってないし……それにこの家もガキ以外にいるかもしれねぇ」

アーロン「おれはこいつがどんなのを作れるか無性に見たくてな!!」

アーロン「行くぞガキ!!」

はかせ「はーい!!」

はっちゃん「にゅー……留守か」カキカキ

クロオビ「何を書いてる、ハチ」

はっちゃん「い、いや……『娘は預かった』って手紙を……」

チュウ「そんなんはいいから早く帰るぞ」

はっちゃん「あ、ああ」

はっちゃん(……やっぱこの手紙は置いておこう)

はかせ「ねーねー!! サメの鼻触らせてーー!!」

アーロン「シャハハ……おれは人間は嫌いだが……金があるやつとお前は別だ」

アーロン「……触らせてやろう」

はかせ「わーい!!」

チュウ「あんなアーロンさん、初めて見たぜ……」

クロオビ「ああ」

はっちゃん「ニュー……おれの吸盤も触るか?///」

はかせ「はかせはサメしか好きじゃないんだけど」

はっちゃん「」

アーロンパーク

アーロン「さて、帰って来た」

はかせ「プールだーーー!!!」

アーロン「ちゃんとお前用の部屋も用意してある。 安心しろ」

はかせ「わーーい!!!」

アーロン「さてと……これからお前に作ってもらう武器だが……」

はかせ「武器?」

アーロン「ああ」

はかせ「はかせは違うのを作りたいんだけと」

アーロン「……なんだ?」

はかせ「サメ用芥川賞獲得機!!!」

アーロン「は?」

はかせ「サメ用甘食製造機!!!」

アーロン「は??」

アーロン「くそガキ!! 言うことを聞け!!」

ドカッ

はかせ「!!!」

アーロン「悪いのはてめえだ……おれが武器を作れと言ったら作れ!!」

はかせ「……う」

アーロン「?」

はかせ「うわああああああああああん!!!」

はっちゃん「泣いちまった……」

アーロン「これ以上痛い目に会いたくなかったら大人しくおれの言うことを聞け!!」

はかせ「うわああああああああああん!!!」

クロオビ「アーロンさん、ここは一旦泣き止ませた方が……」

アーロン「……」

チュウ「……飴でも食わせるか?」

アーロン「そういうやコンビニで牛乳を掻っ攫ってたんだ。 それを飲ませるか」

はかせ「牛乳!!?」

クロオビ「泣き止んだな……」

アーロン「ガキ……牛乳をやるから大人しく武器を作れ」

はかせ「いやなんだけど!!」

アーロン「だったらもう一発……」

クロオビ「!! 待てアーロンさん!!」

アーロン「なんだ」

クロオビ「これ以上殴り続けて死んじまったら……作れるもんも作れなくなるんじゃないか?」

アーロン「……確かにそうだな」

クロオビ「ここは暫くこいつの遊びに付き合うしか……」

アーロン「……仕方ねぇ」

はかせ「ねーねーサメさん!! 遊ぼ!!!」

アーロン「……いいだろう」

なの「もうすぐで私の家に着きますよ!!」

ゆっこ「なのちゃんの家も久しぶりだなー」

みお「そうだね」

麻衣「……」

なの「はかせー、ただいま帰り……」

なの「……!!!」

『娘は預かった』

みお「な、なにこれ!!?」

ゆっこ「はかせは!? はかせはどこ!!?」キョロキョロ

なの「はかせ!! いたら返事してください!!!」

麻衣「……攫われた」

なの「!!!?」

ゆっこ「ま、麻衣ちゃん!!?」

麻衣「……中継」ピッ

『時定市に突如現れた魚人によって一人の女の子が誘拐され……』

なの「!!!!!?」

ゆっこ「ほ、本当に攫われちゃったの!!?」

麻衣「一時間ぐらい前からニュースになってた」

みお「なんで早く言わないの!!」

なの(私が学校に行ってる間に……)

なの(阪本さんはこの時間は散歩中……だからはかせは攫われちゃったんだ……)

なの(どうしよう……はかせの身に何かあったら……)

なの(私がもっと早く学校に帰ってたら……私がはかせを守れてたのに……)

なの「……相生さん」

ゆっこ「……?」

なの「……助けてください……」

ゆっこ「……」スウウ

なの「……?」

ゆっこ「当たり前じゃあああああああああああああああ!!!!!」

『犯人は現在もアーロンパークで女の子を監禁しており……』

なの「……行きましょう」

ゆっこ・みお「おおっ!!」

麻衣「……」

ゆっこ(……あれ、私がルフィ枠じゃないの?)

なの「着きました、ここがアーロンパークです」

ゆっこ「たのもーーーー!!!」

麻衣「……」

みお「ま、麻衣ちゃん。 その構えは……?」

麻衣「千枚瓦正拳」

みお「!!!!!?」

ドガシャアアアン!!!!

ゆっこ「ア、アーロンってのはどこのどいつだあああああ!!!!」
















チュウ「水大砲!!!」

クロオビ「上段爆掌!!!」

はっちゃん「六刀流のワルツ!!!」

アーロン「シャーク・オン・ダーツ!!!」

はかせ「あははははは!!!」

一同「!!!?」

なの「は、はかせ!! 大丈夫ですか!!? 怪我はないですか!!?」

はかせ「あ、なの!! 見て見て!! サメだよーー!!!」

アーロン「……!! なんだてめぇらは……」

なの「はかせを……返してください!!!」

アーロン「ほう……こいつの親かなにかか……だがそいつは無理だ」

アーロン「何せこいつはおれ達の仲間だからな」

ゆっこ「な、仲間!!?」

アーロン「そうさ!! こいつはアーロン一味さ!!!」

アーロン「そしておれ達の方がこいつを効率よく使える!!」

なの「……使う?」

アーロン「ほう……癇に障ったようだな」

アーロン「だがな……お前達がこのガキを取り返すことは不可能だ」

アーロン「下等種族の人間……魚人……生まれた時点で勝敗は決まっている!!!」















赤犬「おんどれらぁ!!!」

一同「ぎゃああああああああああ!!!」

アーロン「同胞達!!?」

赤犬「全く……なんでワシがこんな雑魚を倒さならんのじゃ」

アーロン「……」

赤犬「さぁて……残るはお前一人じゃ。 覚悟せい」

はかせ「待って!!!」

赤犬「!!!!」

はかせ「このサメははかせが飼うんだけど!!」

なの「は、はかせ!!?」

はかせ「だからやっちゃ駄目なんだけど!!」

赤犬「ガキ……これ以上そいつを匿うとお前も焼いちゃるぞ」

ゆっこ「待っておじさん!! その子は何も……」

赤犬「ええいうっとおしいのお!! 全員共犯者とみなす!! 皆殺しじゃあ!!!」

一方……

笹原「……」スタスタ

みさと「邪魔よ笹原!!!」ドドドドド!!!

笹原「!」ひょい

みさと「私の覇気付きの弾を……全部回避した!!?」

笹原「甘いな……立花みさと」
















ドドドドド!!!

赤犬「ぐわあーーーーーーーーー!!!」

一同「!!!!?」

赤犬「」

ゆっこ「……」

みお「……」

麻衣「……」

なの「……」

アーロン「……」

はかせ「ねーねーサメさん!! はかせん家に行こう!!!」

なの「……というわけでアーロンさんがうちで暮らすことになりました」

阪本「ふざけんな!!」

阪本「第一あいつがうちで大人しく暮らす訳が……」

アーロン「トゥースガム!!!」

はかせ「すごーい!! かっこいいー!!」

阪本「」

なの「アーロンさん……嬉しかったらしいです。 かっこいいって言ってもらえて」

阪本「ああ……それでか」

はかせ「アーロン!! 回ってー!!」

アーロン「シャーク・オン・ダーツ!!!」グルグルグルグル!!!

はかせ「わーい!! 空まで飛んでったー!!」











アーロン「……」グルグルグルグル

アーロン(止め方が分かんねえ)

3番「姫!! 地上からミサイルが!!」

スターラ姫「何!!?」

アーロン「……」グルグルグルグル

ドカアーーーーン!!!

3番「ああ!! 窓際に置いてたウッドキューブが落ちた!!」

ヒュウウウ……















ゆっこ「おわああ!!!」

高崎「……授業中にワンピース読んで居眠りとは大したやつだな、相生」

ゆっこ「……廊下に立ってます」

~終わり~

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom