委員長「ねぇ、男くんに紹介したい子がいるんだけど」 (54)

男「え?」

委員長「男くんが好きみたいなのよ、いい?」

男「別にいいけど」

委員長「その子、あなたと付き合ってみたいと言ってるんだけど」

男(俺は委員長と付き合いたいんだけどな)

委員長「気に入ったらでいいから、一度会ってよ」

男「いつ?」

委員長「今日でもいいわよ」

男「どんな人か写真とかないの?」

委員長「…これが一応その子の写メだけど、どう?」

男「可愛いけど…ん?」

委員長「気に入らない?」

男(この画像の女の子、メガネ外して髪型変えてる委員長じゃね?)

男「この子ってさ、勉強できそうだよね」

委員長「うん、学年で常にトップよ」

男(やっぱり委員長だ)

委員長「頭もよくて可愛い、そして君の事を好きな子なのよ?」

男「会ってみてもいいけど」

委員長「本当?じゃあ放課後一緒に行きましょう」

男「うん」

男「どこに行くの?」

委員長「いいから黙ってついてきてよ、ちゃんとその子紹介するから」

男「うん」

委員長「ねぇ、付き合ったらちゃんとその子に優しくするのよ」

男「もちろんだよ」

委員長「毎日連絡してね、LINEでもメールでもいいから」

男「うん」

委員長「さびしいときは電話もしてね」

男「うん」

委員長「ここよ、ただいまー」

男(やっぱり委員長の家だ)

委員長「さぁ上がって、この部屋でちょっと待ってて、準備してくるから」

男「うん」



男(委員長の部屋だな、女の子の部屋って可愛いな…いい匂いもするし)


ガチャッ

委員長「おまたせ!」

画像の女の子「あの…来てくれてうれしいです」

男「え、委員長が二人!?」

委員長「何言ってるのよ」

画像の女の子「前から男さんの事が好きだったんです…あの、付き合ってくれるからここに来たんですよね?」

男「えっと…君は委員長の妹さん?」

委員長「ううん、私の弟よ」

男「え?」

弟「ごめんなさい、こんな恰好ですけど、僕男です…」

男「…本当に男の子なの?」

委員長「弟は君の事がとっても好きなのよ、毎日学校での君の話を聞きたがるのよ」

弟「だって、男さんかっこいいし、すてきだもん」

委員長「そうよね、男くんかっこいいもんね、ってことで弟をよろしくね?」

男「ちょっと待ってくれ!」

委員長「私の弟は嫌なの?」

弟「男さん…」

男「そうじゃないんだ、俺は実は…紹介したい女の子って委員長の事かと思ってたんだ」

委員長「自分で自分を紹介するわけないじゃない」

男「そうじゃなくて、俺の事を好きだけど素直に好きって言えないだけかと思って」

委員長「あははは、そんなわけないじゃない」

男「だって俺、委員長の事好きだし…」

委員長「え?」

弟「…」

男「だから、委員長と付き合えると思ったからここまで来たんだけど…」

委員長「…そう言われると複雑な気分、嬉しいけど」

弟「お姉ちゃん」

委員長「あーもう、そう言う事はもっと早くいいなさいよ!今更はいそうですか付き合いましょうってできないでしょ?」

男「すまん」

委員長「なら男くんは私たち姉弟二人と付き合うってことでいいわね?」

男「え?」

弟「お姉ちゃん!」

委員長「だって、弟くんは男くんの事好きなんでしょ?でも男くんは私の事好きなのよ」

男「…そうだけどさ」

委員長「だから男くんが私二人と付き合えばすべて解決よ、イェイ!」

弟「イェイ!じゃないよ、僕の事応援してくれるって言ったじゃないか!」

委員長「あの時は男くんが私の事好きって知らなかったからよ、イェイ!」

男「二人と付き合うって、どうするんだ?デートとかは交代制なのか?」

委員長「んー、そこらへんは弟と話し合ってきめます」

弟「…どうせお姉ちゃんが自分の都合の日で決めちゃうんでしょ?」

委員長「大丈夫よ、ちゃんと平等に決めるから」

弟「でも、お姉ちゃんは学校で男さんといつも一緒じゃないか、デートくらい僕の都合に合わせてもいいじゃないか」

委員長「んー、学校だといちゃいちゃできないからそれはノーカンでダメ?」

男「ちょっと待ってくれ、まだ俺は二人と同時に付き合うとは言ってないぞ」

委員長「じゃあ今言って」

男「え?」

弟「男さん、言って!」

男「…二人と付き合います」

委員長「はいこれで決まりね、じゃあ次の日曜日はお姉ちゃんが男くんとデートね」

弟「え?じゃあクリスマスは僕でいいよね?」

委員長「クリスマスはいいわよ、クリスマスイブは私ね」

弟「…あっ、クリスマスは毎年家族団らんの日だからダメだった、やっぱりイブがいい」

委員長「ダメですぅー!もう決まった事ですぅー!」

弟「そんな…」

男「そんなにイブがいいのなら三人で過ごすってのはどうなんだ?」

委員長「ダメ!カップルで過ごさないとダメ!」

弟「そうだよ、二人っきりで過ごしたいよ」

男「うーん…じゃあ時間帯をずらすとか?」

委員長「それは嫌だなぁ」

弟「うん、その日は男さんを独占したいし」

男「うーん」

エルフの女騎士「…」

男「うわっ!」

エルフの女騎士「貴様ら、何をそんなに騒いでおるのだ?」

委員長「お姉ちゃん、ちょっといろいろあって私たち男くんと付き合うことになったの」

弟「うん、僕の彼氏だよ」

エルフの女騎士「こんな細くて弱そうな奴がいいのか?貴様らの趣味は本当にわかrんな」

男(どうしてこの人鎧を着てるんだ?)

男「あっあの、はじめまして」

エルフの女騎士「こちらこそ」

男(剣も持ってるし)

委員長「お姉ちゃん、仕事終わったの?」

エルフの女騎士「ああ、あの糞店長が私のシフトを減らしてしまったために今日は三時間しか働けなかった」

弟「もうすぐ本物の剣が買えるの?」

エルフの女騎士「いや、もう少しだな」

男(この剣は偽物らしいな)

委員長「とにかく今度の日曜日は私とデートだから楽しみにしててね」

男「うん」

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