婚約指輪

苗木「こ、これを開けて欲しいんだけど……」ｽｯ

セレス「爆弾か何かですか？」

苗木「僕をテロリストか何かだと思ってるの？」

苗木「そんなわけないでしょ！　良いから開けて！」

セレス「はぁ……」ﾊﾟｶｯ

セレス「…………これは？」

苗木「ええと……婚約指輪なんだけど……」

セレス「」

セレス「苗木くん、冗談にしては重すぎますわ」

苗木「冗談じゃないよ……」

セレス「……ああ、わかりました。何かの罰ゲームですか？　そうなのですね！？　桑田くん辺りに私に告白するように脅されて！」

苗木「セレスさん！？　なんで急に卑屈になり始めたの！？」

セレス「婚約指輪ということは……婚約指輪ということですか！？」

苗木「セレスさん！！？」

セレス「わかりましたわ。一旦落ち着きましょう」

苗木「そ、そうだね……」

セレス「貴方は私の誕生日にかこつけて私に婚約を申し込みに来た、と。そしてそれは罰ゲームでもなんでもなく貴方の本心だ、と」

苗木「かこつけてっていうか……まあ、そうなんだけど」

セレス「言いたいことは一つだけです」

苗木「……」ｺﾞｸﾘ

セレス「…………なんでそんな大事な告白を学校の廊下で済ませようとしてんだビチグソがぁぁぁぁぁ！！！！！」

苗木「」ﾋﾞｸｯ

セレス「ムードもへったくれもないのかよ苗木ィィィィ！！！！」

苗木「ちょっ……セレスさん落ち着いて！」

セレス「……というわけで、また後でやり直してください」

苗木「え？」

セレス「返事はそのときにしますわ」

苗木「は、はい……」

セレス「うふふ……精々私にふられないよう試行錯誤してください、苗木くん？」

………………

…………

……

セレス「……苗木くん、しょんぼりしてましたわね……もう望み薄だとでも思ってるんでしょうか」

セレス「……うふふっ」

セレス「～♪」

霧切「上機嫌そうね」

セレス「」ﾋﾞｸｯ

霧切「？　貴女が上の空になってるなんて珍しいわね。何か良いことでもあったのかしら？」

セレス「別に、何でもありませんわ」

セレス「それより何か用でしょうか？」

霧切「……」ｽｯ

セレス「これはもしや？」

霧切「苗木くんに聞いたのよ。貴女が今日誕生日だって」

霧切「はい、>>24よ」

カムチャツカ砲

男「安価なら終了
最近の安価SSはこれ安価必要あったのかって奴ばっか
一本道のRPGので無駄に出てくるはいといいえの選択肢みたいな」

妹「同意」

男「確かに、今のVIPに蔓延（はびこ）る出来そこない安価SS（笑）多いこと多いこと」

妹「あれでしょ？　例えば『安価で妹攻略する』ってSS（笑）で安価が『押し倒す』ってなったら」

男「オラァ！」ドンッ！　妹「キャア！」ドサッ！

男「押し倒した、次どうする？>>安価。みたいなやつだろ？　あれマジで糞だよな」

妹「その安価一つでそれなりに長く話し作れよなって話しだよね」

男「自分じゃ何も出来ないような奴が安価に頼るからそうなるんだ」

妹「本当に安価を捌くのが上手い人は、安価に頼らなくても普通に書けてるもんねー」

男「SS（笑）をな」

妹「SS（笑）をね」

男「でもこのコピペで一番涙目なのって、全然関係無いのにdisられてる無駄に出てくる『はい』と『いいえ』選択肢のある一本道のRPGだよな」

妹「同意」

男「何とは言わないけどな」