マミ「大好きなお姉ちゃん」(297)

杏子「ねえ、マミさん」

マミ「なあに?」

杏子「マミさんの武器って、ほんとはリボンなんでしょ?」

マミ「うん、そうだよ」

杏子「じゃあ何で鉄砲で戦ってるの?」

マミ「あっ、それはね?お姉ちゃんに教えてもらったからなんだよ」

杏子「えっ?マミさんにお姉ちゃんがいたの?」

マミ「うん、わたしの大切なお姉ちゃんなんだ」

杏子「わぁー。じゃあやっぱりマミさんと似てるんだ?」

マミ「ううん、似てないよ?」

杏子「えっ?姉妹なのに?わたしはモモと似てるよ?」

マミ「たしかに、佐倉さん達は似てるし、仲良しだもんね」

杏子「うんっ!わたし、モモが大好きだよ!」

マミ「わたしもお姉ちゃんが大好き!」

マミ「…家族じゃないけど」

杏子「えっ?」

マミ「わたしのお姉ちゃんだよ」

マミ「大好きなお姉ちゃん」

マミ「ほむらお姉ちゃん…!」

―――

ほむら「ここは…?」

ほむら「見たところ、見滝原のようだけど…雰囲気が違うわ」

ほむら「それに目覚めた場所も病院じゃなくて公園…ね」

ほむら「……どうやら、今回はイレギュラーのようね」

ほむら「私の魔法も完璧じゃないのかしら?」

ほむら「…こんなんじゃ…私は本当にまどかを救うことができるの…?」

ほむら「まどか…」

キャッキャッ

ほむら「!」

A「おーい、2人とも早く早くぅー!」

B「うぅ、まってよぉー」

C「そんなに走ったら危ないですわ」

ほむら「…あの子達は……!」

A「あはは、だいじょーぶ、だいじょ…」

A「きゃっ?」ドテッ

B「あぁっ!だいじょうぶ?」

C「お、お怪我は…?」

ほむら「…」

A「うぅっ…」ウルウル

幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
8. アイドルマスターブレイク高木裕太郎
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

B「わわわっ!血…血がでてるよ!」

C「ど、どうしましょう…」

A「ぐすっ…痛くなんかないもん…」

B「で、でも…」

C「えっと…」

ほむら「ちょっといいかしら?」

A「ふぇ…?」

ほむら「…傷、見せてくれる?」

A「う、うん…」

ほむら「ありがとう…少し擦りむいてるようね」

A「うぅっ…」

ほむら「この程度なら少し消毒して…」

―――

ほむら「これで大丈夫よ」

A「あ、ありがとう…!」

ほむら「次からは気をつけなきゃダメだよ?」

A「う、うん!」

ほむら「ふふっ」

C「あ、あの…」

ほむら「ん?」

B「だ、だいじょうぶ…だよね?」

ほむら「うん、大丈夫だよ」

B「ほんと?」

A「お姉ちゃんが治してくれたから、だいじょうぶだよ!」

B「よかった…!」

ほむら「お友だちが心配なの?」

B「うん」

ほむら「ふふっ、優しいんだね」

B「だって、さや」

ほむら「!」

ほむら(魔女が近くにいる…!?)

ほむら「ごめんなさい、もう行かなくちゃいけないの」

C「えっ?」

ほむら「ごめんね」

A「あ、あのっ!ありがとう!」

B「お姉ちゃん…」

ほむら「ふふっ、お友だちを大切にしてね」

B「うんっ!」

ほむら「…さようなら」タタッ

B「あっ…」

ほむら(あの子達は間違いなく…)

ほむら(どうやらここは数年前の見滝原のようね)

ほむら(…時間を巻き戻し過ぎた…と言うことかしら?)

ほむら(今までにそんなことはなかったのに…)

ほむら(何で…?)

ほむら(………)

ほむら(…考えるのは後にしましょう)

ほむら(今は魔女を倒さないければ…!)

C「優しいお姉さんでしたわね」

A「うん!」

B「お名前…聞きたかったなぁ」

A「そうだね……あれ?」

C「どうかなさいました?」

A「お姉ちゃんがくれたハンカチに名前が書いてあるよ!」

B「あっ、ほんとだ!えっと…」

A「…?ひ?うーん…読めない…」

C「これは、私とおなじ漢字ですわ、そしてこちらがお名前ですわね」

A「だねぇ」

B「ほむら…」

B「ほむらお姉ちゃん…!」

ほむら「…ついたわ」

ほむら「そう言えば…今の見滝原の魔法少女は誰なのかしら?」

ほむら「…もしかして、巴マミ?」

「ぐすっ…怖いよぉ…」

ほむら「ん?」

「わたしが…ぐすっ…やっつけなきゃいけないのに…」

ほむら「…!」

「怖い…」フルフル

ほむら「巴…マミ…?」

マミ「えっ?」

ほむら「あっ…」

ほむら(間違いない、巴マミだわ…!)

ほむら(こんなに小さいのに、もう魔法少女に…)

マミ「あ、あのっ…」

ほむら「…」

マミ「あ、あなたも…魔法少女…なの?」

ほむら「…そうだよ」

マミ「!!」

マミ「よかったぁ…」

ほむら「巴マミ…」

マミ「…わたし、魔女と戦うのが怖くて……」

ほむら「…」

マミ「そ、そのぉ…わたし…ひとりぼっちだし…」

マミ「キュゥべえも会いに来てくれなくて…」

マミ「だから…あの……」

マミ「うぅっ…」

ほむら(…そうよね、この歳でもう巴マミは一人で……)

ほむら(ひとりぼっちは…寂しいもんね…)

ほむら(…正直、巴マミのことはあまり好きにはなれなかった)

ほむら(だって、彼女のせいでまどかは…!)

ほむら(……でも)

ほむら(…昔、私を助けてくれたのは、まどか)

ほむら(そして巴マミ…ううん、巴さん…だった)

ほむら(…まどかのことしか考えていなかったけど、私は巴さんにも……)

ほむら(なら、今がその恩返しする時…なのかしら?)

ほむら(…よし)

似ている SSを見たことがある

ほむら「あまり帰って来た」マミ「あなた誰ですか」

ほむら「……いいよ」

マミ「えっ?」

ほむら「私が…お姉ちゃんが一緒に戦ってあげるわ」

マミ「あっ…」パアッ

マミ「ほんとう?」

ほむら「うん。だから2人で魔女を倒そう?」

マミ「うんっ!」ニコッ

ほむら「ふふっ」

――――

魔女「~」

マミ「うぅっ」フルフル

ほむら「大丈夫よ、あなたはここからマスケット銃で攻撃していればいいわ」

マミ「え?」

ほむら「その隙に私が…」

マミ「ますけっとじゅう?」

ほむら「えっ?あなたの武器はマスケット銃でしょう?」

マミ「ううん、違うよ?」

ほむら「…もしかして、リボン?」

マミ「うん!」

ほむら「…そうだったんだ」

ほむら(なるほど…てっきりマスケット銃がメインだと思っていたのだけど)

ほむら(本来の武器はリボンだったのね)

ほむら(それなら…)

魔女「~!」

マミ「きゃぁっ?」

ほむら「はぁっ!」パァン

魔女「~」ヨロッ

ほむら「今よ」

ほむら(時間停止)

―――

ほむら「ふぅ…」

マミ「わぁ…!」

マミ「す、すごい…あっという間に倒しちゃった!」

ほむら「…ふふっ、そうだね」

マミ「お姉ちゃんは強いんだね」

ほむら「……そんなことないわよ」

マミ「えっ?でも…簡単にやっつけたし…」

ほむら「…」

マミ「……わたし、まだ一回も魔女をやっつけたことがないの」

ほむら「…いつ魔法少女に?」

マミ「んと……この前」

ほむら「そう…」

ほむら(巴マミはたしか事故で…なら家族はもう…)

ほむら(巴マミはこれから何年も1人で戦い続けて、そして最期は…)

ほむら「っ…」

マミ「?」

ほむら(わたしは…巴マミを少なからず嫌っていたわ……)

ほむら(…だけど彼女だって辛い思いをしてきたのよね?)

ほむら(でも…私とあなたは……)

―――

マミ『飲み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの』

マミ『またあなたね、暁美ほむら』

マミ『あなたの言うことを信じられると思って?』

マミ『みんな死ぬしかないじゃない!』

マミ『あなたも…!私もっ!』

―――

―――

ほむら「……っ」

ほむら(巴マミ…私とあなたはすれ違ってばっかりで……)

ほむら(……でも)

―――

マミ『間一髪ってところね』

マミ『私の名前は巴マミ』ニコッ

マミ『まあ!鹿目さんのクラスに転校してきたばっかりなの?』

マミ『私も見滝原中なの、3年生だけどね』クスッ

マミ『さ、暁美さんも遠慮しないで?』

マミ『ふふっ、遠慮なんていらないわよ?だって私たち』

マミ『お友だちでしょう?』ニコッ


マミ『時間停止…ねぇ。うーん…使い方次第では…』

マミ『ううん、すっごく助かるわ!暁美さんが仲間になってくれるのなら百人力よ!』

マミ『今日から私と鹿目さん、そして暁美さんの3人で頑張りましょう!』


マミ『暁美さんっ!』ドンッ

マミ『きゃぁぁぁっ!』

マミ『だい…じょうぶ…?ふふ…よか…た…』

マミ『ほむ…ら…さ…は…たい…せつな…おと…も…』

マミ『だ…ち………』ニコ

―――

ほむら(あの時、巴さんは私を庇ってワルプルギスに……)

ほむら(………)

ほむら(他にも私は巴さんに何度も助けてもらったわ)

ほむら(私を助けてくれたのは、まどかだけじゃない…)

ほむら(そう…わかってるはずなのに、私は…彼女に冷たくしてしまって……)

マミ「――――ん」

ほむら「…」

マミ「お姉ちゃん?」

ほむら「!」ハッ

マミ「あの…」

ほむら「…なあに?」

マミ「わ、わたしっ!その…助けてくれたお礼がしたくって…」

ほむら「…」

マミ「まだお料理上手じゃないけど…お礼がしたくって…」

マミ「ダメ…ですか?」

ほむら(巴マミ…あなたは……)

ほむら「…」

マミ「あのぉ…」

ほむら「…いいよ」

マミ「あっ…!」

ほむら「よろしくね」ニコ

マミ「うんっ!」パアッ

マミホーム

マミ「ど、どうぞ!」

ほむら「おじゃまします」

ほむら(懐かしいな…何度も紅茶とケーキをご馳走になったっけ)

ほむら(でもそれは昔の話…最近は……)

ほむら「………」

マミ「わ、わたし…!わたしの名前は巴マミ…です!」

ほむら「うん、知ってるよ」

マミ「えっ?」

ほむら「あっ…いや、ふふっ」

マミ「?」

ほむら「…私の名前は暁美ほむらだよ」

マミ「あけみほむら…じゃあ、ほむらお姉ちゃんだね!」

ほむら「…うん」クスッ

ほむら「じゃああなたは……マミちゃん、かしら?」

マミ「わぁ…!うんっ!」

ほむら「ふふっ」

マミ「あ、あのっ…紅茶…飲みますか?」

ほむら「うん、お願いするね」

マミ「じゃあ、持ってくるね」タタッ

ほむら「…マミちゃん、か」クスッ

ほむら(今は昔のことを考えるのはやめましょう)

ほむら(今は巴マミに…マミちゃんに恩返しすることを考えなくちゃ)

マミ「はい、どうぞ」

ほむら「ありがとう、いただくわ」

マミ「うん!」

ほむら「…おいしい」

マミ「よかった…」

マミ「あっ!ケーキもあるよ!持ってくるね!」タタッ

ほむら「ふふっ」クスッ

ほむら(可愛いわね)

カシャン

マミ「きゃっ?」

ほむら「あら…?」

マミ「ぐすっ…」

ほむら「大丈夫?怪我はない?」

マミ「うん…でも、ケーキが……」

ほむら「…落っことしちゃったのね」

マミ「うぅっ…頑張って作ったのに…」

ほむら「えっ?手作り…なの?」

マミ「うん…キュゥべえが遊びに来た時にあげようって頑張っての」

マミ「なのに…」ウルウル

ほむら「……大丈夫だよ」

マミ「えっ?」

ほむら「ふふっ、おいしい」ペロッ

マミ「あっ…き、汚いよ!」

ほむら「…そうだね、じゃあ新しく作ろっか」

マミ「え?」

ほむら「お姉ちゃんと一緒に、ね?」

マミ「お姉ちゃん…!」

ほむら「2人でケーキ作ろうね」

マミ「う、うんっ!準備するね!」

ほむら「私も手伝うわ」

マミ「ありがとう」

ほむら(こうして巴マミと一緒に何かをするのも久しぶりね)

マミ「お姉ちゃんもケーキ作れるんだね」

ほむら「うん、昔教えてもらったんだ」

マミ「誰に?お母さん?」

ほむら「ううん…好きだった先輩…お友だちに、かな」

ほむら(巴さん…)

マミ「好きだった?今は好きじゃないの?」

ほむら「…ふふ、どうなのかな」

ほむら(巴マミ…)

ほむら「…ほら、作ろう?」

マミ「…うん!」

―――

マミ「できた…!」

ほむら「美味しそうに作れたね」

マミ「うんっ、じゃあお皿持ってくるね」

ほむら「うん」

ほむら(…思い返せば、私は巴さんにいろんな思い出をもらったわ)

ほむら(ケーキ作りの他にも、私とまどかと3人で一緒にたくさん…)

ほむら(なのに…何時から敵対してしまうようになったのかしら…?)

ほむら(本当は敵対なんてしたくないのに…)

マミ「準備できたよ、食べよ?」

ほむら「巴さん…」

マミ「えっ?」

ほむら「あ、いえ…何も…」

マミ「お姉ちゃん?」

ほむら「…美味しそうだね、食べよっか」

マミ「うん!」

ほむら(…マミちゃん、私…今度は頑張るから)

―――

ほむら「ごちそうさまでした。凄く美味しかったわ」

マミ「てへへ、よかった」

ほむら「ふふっ」

マミ「あ、あの!お姉ちゃんは…まだ時間ある?」

マミ「大丈夫だったら、もっとお話したいなぁ…って」

ほむら「…うん、大丈夫だよ」

マミ「ほんと?やった!」

ほむら「何でも話して?遠慮はいらないから」

マミ「ありがとう!その…魔法少女のことでお話があるの」

ほむら「魔法少女の…わかったわ、話して?」

マミ「うん、わたし…魔法少女なのに、魔女がすごく怖くって…」

ほむら「…」

マミ「ほんとは怖くて逃げたいの…でもキュゥべえが逃げちゃダメだだって」

マミ「わたしが見滝原を守らなきゃいけないって…」

マミ「だから…わたしが魔女をやっつけなきゃいけないのに…」

マミ「怖くって…寂しくて…」ウルウル

ほむら「マミちゃん…」

マミ「学校じゃ誰にも話せないし…ううん、話したらバカにされちゃって…」

マミ「魔法少女や魔女なんているわけないって…ほんとはいるのに…」

ほむら「…」

ほむら「…」

マミ「だから学校も楽しくなくて…でも家に帰っても…」

マミ「お父さんも…お母さんも…うぅ」ウルウル

マミ「うぅっ…ぐすっ…」

ほむら「マミちゃん…」ギュッ

マミ「お姉ちゃ…お姉ちゃんっ…お姉ちゃぁぁぁん…」

マミ「わたし…寂しよぉ…ひとりぼっちは嫌だよぉ…」

マミ「ぐすっ…うわぁぁぁぁんっ」

ほむら「……マミちゃん」

―――

マミ「すぅ…すぅ…」

ほむら「…」ナデナデ

ほむら(泣きつかれて眠っちゃった)

ほむら(…そうよね、家族もいないのにずっと一人で…)

ほむら(背負うものが大きすぎる…)

ほむら(どの時間軸の巴マミもみんなこの子と同じなのよね…)

ほむら(…たしかに、まどかや美樹さやかを仲間にしたくなるわけだわ)

ほむら(私は…どうすれば良かったのかしら?)

ほむら(巴マミをひとりぼっちにしないで、寂しい思いをさせない方法は…?)

ほむら(……そうだわ!)

―――

マミ「ん…」パチッ

マミ「んん…あれ?わたし…」

マミ「あっ!お姉ちゃん!ほむらお姉ちゃんは?」

マミ「お姉ちゃんっ…」キョロキョロ

マミ「いない…」

マミ「ほむらお姉ちゃん…」グスン

マミ「もう夜だから帰っちゃったのかな?」

マミ「またひとりぼっち…」

グツグツ

マミ「…あれ?」

ほむら「~♪」

マミ「お姉ちゃん…?お姉ちゃんっ!」

ほむら「あら、おはよう」

マミ「お姉ちゃん…帰ってなかったんだ!」

ほむら「うん、あのね?マミちゃんにお願いがあるの」

マミ「お願い?」

ほむら「お姉ちゃん、マミちゃんと一緒に暮らしたいの」

マミ「えっ?えぇっ?」

ほむら「ダメかな?」

マミ「ほ、ほんと?ほんとに暮らしてくれるの?」

ほむら「うん」ニコッ

マミ「わぁ…!」

マミ「わたし…ひとりでご飯食べなくてもいいの?」

ほむら「うん」

マミ「ひとりでお風呂に入らなくてもいいの?」

ほむら「うん」

マミ「ひとりで眠らなくてもいいの?」

ほむら「うん」

マミ「わたし…もう、ひとりぼっちじゃないの?」

ほむら「うん…!」

マミ「ほむらお姉ちゃんっ…!」ギュッ

ほむら「ふふっ、今夕食作ってるから、2人で食べようね」

マミ「うんっ!」

ほむら(私は決めたわ)

ほむら(なぜこの時間軸に来たのかはわからない…)

ほむら(でも、1ヶ月もすればまた時間を巻き戻せるはずよ)

ほむら(ならこの1ヶ月で何をするか…これが今の私の道標)

ほむら(そしてその道標が、巴マミに…マミちゃんに恩返しをすることよ)

ほむら(私がこの子をひとりぼっちにならないようにしなきゃ)

ほむら(せめて…この時間軸の巴マミにだけでも、一人で辛い思いはさせたくないから…!)

マミ「ごちそうさまでした」

ほむら「おそまつさまでした」

マミ「あ、あのっ!凄く美味しかったです!」

ほむら「そう、よかった。ありがとう」

ほむら(あの時とは逆ね…あの時は私がご馳走してもらったから)

ほむら「さて、次はお風呂にしましょう?もう準備はできているわ」

マミ「うん」

ほむら「私は後から入るから、マミちゃんは先に入ってて?」

マミ「あっ…」

ほむら「?」

マミ「あ、あの…えっと…」

ほむら「どうしたの?」

マミ「い、一緒に…」

ほむら「えっ?」

マミ「な、何でもないです!」タタッ

ほむら「…何だったのかしら?」

ほむら「まあ、いいわ…早く食器を洗わなきゃ」

ほむら「…」カチャカチャ

マミ「…」ソーッ

ほむら「あら?まだ入ってなかったの?」

マミ「ほ、ほむらお姉ちゃんっ!」

ほむら「うん」

マミ「あのっ…わたしと一緒に…」モジモジ

ほむら「ん?」

マミ「わたしと一緒にお風呂に入ってください!」

ほむら「えっ?」

マミ「うぅ…」

―――

チャポン

マミ「てへへ、ありがとう。お姉ちゃん」

ほむら「うん」

ほむら(ま、まさか誰かと2人っきりでお風呂に入る日が来るなんて…)

ほむら(ま、まぁ…相手は小学生だし…大丈夫よね?)

マミ「…やっぱりこの歳で誰かとお風呂に入るのは変かな?」

マミ「お友だちはみんな一人で入ってるって言ってるの…」

ほむら「…」

マミ「わたしは…まだお母さんと一緒に入ってたのに…」

マミ「でもお母さんはもう…」ウルウル

ほむら「マミちゃん…」

マミ「お姉ちゃん…わたしっ…」

ほむら「…大丈夫だよ、私も…お姉ちゃんも、お母さんと一緒に入ってたから」

マミ「えっ?ほんとに?」

ほむら「う、うん」

ほむら(しかも割りと最近まで…)

ほむら(もう中学生なのに、ハンカチに名前書いたりして…過保護なのかしら?)

ほむら(も、もちろん魔法少女になる前の話よ!)

ほむら(お母さん…元気にしてるかな?)

ほむら「…」

マミさんって何歳で契約したの

マミ「てへへ、じゃあお姉ちゃんとわたしは仲間だねっ」

ほむら「…ふふっ、そうだね」

ほむら(ただ…)

ほむら「…」ジィー

マミ「?」

ほむら「…」チラッ

ほむら(負けた…まだ小学生なのに…)

ほむら「不公平よ…」ショボン

マミ「お姉ちゃん…?」キョトン

―――

マミルーム

マミ「わたしがこっちで、お姉ちゃんがこっちだよ!」

ほむら「ふふ、はいはい」

マミ「てへへ、寝よっ?」

ほむら「うん」

ほむら(今度は一緒に寝よう…か)

ほむら(お風呂といい…意外と年齢の割りには幼いのね)

ほむら(いえ…私の中のイメージがお姉さんで固まってるからなのかしら?)

ほむら(まだ小学生…だものね)

ほむら(マミちゃん…)

>>89
あえていわなかったけどまどポでは中1で契約してたよ

マミ「お姉ちゃん…」ギュッ

ほむら「ん?」

マミ「ほんとに…ほんとに一緒に暮らしてくれるの?」

マミ「お姉ちゃんは何処にも行ったりしない?」

ほむら「うん、大丈夫。お姉ちゃんは何処にも行かないから」

ほむら(この1ヶ月は、ね…)

マミ「キュゥべえはいなくなっちゃったから…わたし、怖くて」

マミ「たぶんキュゥべえはわたしが弱いから…泣き虫だからわたしを嫌いになっちゃって…」

マミ「いなくなっちゃったんだと思うの…」

ほむら「……」

ほむら(たしかにキュゥべえの姿が見当たらないわね…他の魔法少女を探しに行ったのだろうけど…)

ほむら(キュゥべえまでいないとなると、本当にマミちゃんはひとりぼっち…か)

ほむら(なら私が…!)

ほむら「大丈夫…大丈夫だから」

マミ「お姉ちゃん…」

ほむら「だから今は安心して?」

マミ「…うん」

ほむら「さぁ、眠りましょう?」

マミ「おやすみなさい」

ほむら「うん、おやすみ」

マミ「…すぅ…すぅ…」

ほむら「…ごめんなさい、私も何時までも一緒にはいられないわ」

ほむら「でも…」

マミ「ん…」ギュッ

ほむら「あっ」

マミ「いか…ないで…」ムニャムニャ

ほむら「…うん、私は…お姉ちゃんは出来る限りのことはするからね」

ほむら「マミちゃん…!」

―――

マミ「ただいま!お姉ちゃん!」

ほむら「おかえりなさい」

マミ「てへへ、久しぶりに『おかえりなさい』してもらった!」

ほむら「ふふっ、学校は楽しかった?」

マミ「……」フルフル

ほむら「マミちゃん…」

マミ「だって…魔法少女のこと話してから…みんなバカにするから…」

ほむら(そう…よね…普通ならあり得ない話だもの)

ほむら「……よーし、ならお姉ちゃんと遊びに行こっ?」

マミ「えっ?いいの?」

ほむら「もちろんよ、ついてきて?」

マミ「うんっ!」

公園

マミ「ねえ、何するの?」

ほむら「ふふ、ちょっとね」

ほむら(私の勘がただしければ…)

キャッキャッ

ほむら(来た!)

A「2人ともおそーい!」

B「まってよぉー」

C「また転んでしまいますわよ?」

A「だいじょーぶ!」

ほむら「ふふっ」

マミ「仲良さそう…いいなぁ…」

ほむら「マミちゃん、ちょっと待っててね」

マミ「?」

ほむら「みんな」

A「あっ、昨日の…」

B「ほむらお姉ちゃん!」

ほむら「!」

ほむら(何で名前を?)

C「こんにちは」ペコッ

ほむら「ふふっ、こんにちは」

マミ「お姉ちゃん……」

A「お姉ちゃん、昨日はありがとう!ハンカチは今度返すね!」

ほむら「うん、ありがとう」

ほむら(そういえばあのハンカチにも名前が…ちょっと恥ずかしいわね)

ほむら(だから名前もわかったのね?)

A「お姉ちゃん、今日は遊べる?」

ほむら「うん、今日は遊びにきたの」

ほむら(そして…)

A「ほんと?やったぁ!」

ほむら「ふふっ」

A「あっ、そうだ!自己紹介しなきゃ!」

さやか「あたしはさやか!みきさやか!」

まどか「わ、わたし、鹿目まどか…!」

仁美「志筑仁美です。よろしくお願いします」

ほむら「まどかちゃん、さやかちゃん、仁美ちゃん。よろしくね」ニコ

ほむら「私は暁美ほむら」

ほむら「そして…」ゴニョゴニョ

ほむら「いい?」

まどか「うん…!」

さやか「うん!わかったー!」

マミ「…」オロオロ

ほむら「マミちゃん、おいで」

マミ「あ、あのっ…」

さやか「あっ、学校で見たことあるー!」

ほむら「マミちゃん、この子たちに自己紹介して?」

マミ「えっ?」

ほむら「大丈夫、この子達はこれからマミちゃんのお友だちになるんだよ」

マミ「え?あっ…」

さやか「別のクラスの子かな?遊ぼうよ」

まどか「い、一緒に遊ぼ?」

仁美「よろしくお願いしますわ」

マミ「あ…遊んでくれるの?」

さやか「うん!」

まどか「わ、わたしなんかで良かったら…」

仁美「ふふ」

マミ「あっ、えと…と、巴マミ…です!よ…よろしくね…!」

さやか「うんっ!」

まどか「よろしくね…!」

マミ「あ、ありがとう!」

ほむら「よかったね」

マミ「うんっ!」

仁美「お姉さんも一緒に遊びましょう?」

ほむら「えっ?」

まどか「あ、あの!ほむらお姉ちゃんも一緒に遊んでくれたら」

まどか「それはとっても嬉しいなって…!」

ほむら「…うん、そうだね」ニコ

まどか「わぁ…!やったぁ!」

ほむら「ふふっ」

ほむら(まどか…!)

さやか「マミちゃん、こっちだよー!」タタッ

マミ「あっ、まって…!」タタッ

ほむら(うん、そうよ…いっそのこと、この時点でこの子達を仲良くさせておけば良いんだわ)

ほむら(まだ、まどかに因果はないはず…だからキュゥべえにだって…)

ほむら(これは賭けよ…もしかしたら逆効果かもしれない)

ほむら(でも、私はマミちゃんに賭けるわ)

ほむら(マミちゃん…!)

―――

さやか「今日は楽しかったねぇ!」

マミ「うん!」

仁美「また明日も遊びましょう?」

マミ「うんっ!」

まどか「ほむらお姉ちゃんもまた遊ぼ?」

ほむら「ふふ。うん、いいよ」

まどか「わーい」

さやか「今日はありがと!帰るねー!」

仁美「さようなら」ペコッ

まどか「それじゃ、またね!ばいばい!」

ほむら「ふふっ、ばいばい」

マミ「ば、ばいばい!またね…!」

ほむら「どう?楽しかった?」

マミ「うん!すっごく楽しかった…!」

ほむら「そっか、よかった」クスッ

マミ「明日も楽しみだなぁ」

ほむら「ふふっ」

マミ「あっ…!」

ほむら「!」

マミ「お姉ちゃん…」オロオロ

ほむら「魔女…ね」

マミ「…大丈夫かな?」

ほむら「大丈夫よ、マミちゃんは強いわ」

マミ「そんな…わたし、怖くて何もできないよ?」

ほむら「ううん、マミちゃんの射撃の腕は私以上よ?」

マミ「えっ?」

ほむら「ついてきて?」

―――

ほむら「私から離れないでね?」
ほむら(時間停止!)

魔女「」

マミ「わわ?止まっちゃった?」

ほむら「これがお姉ちゃんの魔法なの」

マミ「す、すごい…!わたしはリボンだもん…」

ほむら「ううん、リボンだけじゃないよ?」

マミ「えっ?でもっ…」

ほむら「これが何かわかる?」

マミ「んーと…鉄砲?」

ほむら「うん、まぁ…そんな感じね。これはマスケット銃って言うのよ」

マミ「ますけっとじゅう…」

ほむら「…これは私が先輩…お友だちから貰った御守りでもあるの」

マミ「おまもり?」

ほむら「うん」

―――

マミ『爆弾が危ない…か。まぁ美樹さんの言うことも分からなくはないわ』

マミ『あっ!ち、違うの!何も暁美さんを否定してるわけじゃないわ!』

マミ『うふふっ。当然よ、だって暁美さんは大切なお友だちだもの』

マミ『…ねぇ、もし良かったらこれを使ってみない?』

マミ『私のマスケット銃よ!』

マミ『あっ…でも、一発しか撃てないのよね…』

マミ『えっ?御守りに?ふふっ、ありがとう』

マミ『私が射撃のレッスンをしてあげるわ』

マミ『大丈夫、暁美さんはセンスあるから』クスッ

―――

ほむら(巴さん…)

ほむら(…だから、今度は私の番。私がマミちゃんにレッスンする番よ)

マミ「このますけっとじゅうをどうするの?」

ほむら「ふふ、マミちゃんの魔法でマスケット銃を作るの」

マミ「えぇっ?」

ほむら「ほら、祈ってみて?」

マミ「ん、んっと…」

マミ「わぁっ、でたっ!」パッ

ほむら「ほらね、言ったでしょう?」

マミ「う、うんっ!」

ほむら(そろそろ時間が…)

ほむら「いい?マミちゃん、両手で持って、よーく狙うの」

マミ「こ、こうかな?」

ほむら「そうそう、上手よ」

マミ「てへへ…」

ほむら「さて、私もバズーカで…マミちゃんから離れないようにしてね」チャキッ

マミ「お姉ちゃん!」

ほむら「ん?」

マミ「お姉ちゃんの必殺技ってあるの?」キラキラ

ほむら「…え?」

マミ「カッコいい必殺技ってあるのかな?」

ほむら「あはは…えーと…」

ほむら(な、ないわよ!大体必殺技を作ってる魔法少女なんて私は1人しか知らないわ)

マミ「…ないの?」

ほむら「えっと…ほ、ほむほむバズーカ!」

マミ「え……」

ほむら「い、いいから早く攻撃するのよ!」

マミ「う、うん!」

―――

―――

マミ「や、やった!やっつけた!」

ほむら「頑張ったわね」

マミ「うん…これなら戦えるよ」

ほむら「次からも頑張ろうね」

マミ「うんっ!」

マミ「お姉ちゃんも、もっとカッコいい必殺技作ろうね?」

ほむら「な、なによ!別にいいじゃない!」

マミ「てへへ、ごめんなさい」

ほむら「もう…」

ほむら「…」クスッ

ほむら(巴さん…私、恩返し出来てるかしら?)

マミ「お姉ちゃん」

ほむら「ん?」

マミ「ありがとう、お姉ちゃんが来てくれて、ほんとに…」

マミ「ほんとによかったの、嬉しいの…!」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「ほむらお姉ちゃん、ほんとにありがとう」

マミ「大好きっ!」ニコッ

ほむら「…私もだよ」

ほむら「マミちゃん」ニコッ

マミ「てへへっ」

ほむら「ふふっ」

数週間後

ほむら(もうすぐ1ヶ月になるわね)

ほむら(そろそろ、私も本来の時間軸に帰る時…か)

ほむら(マミちゃんにどう別れを告げるか悩んだまま…)

ほむら(結局、今日まで過ごしてしまったわ…)

ほむら「…」

マミ「お姉ちゃん、どうしたの?元気ないよ?」

ほむら「マミちゃん…」

ほむら(この数週間…毎日マミちゃんと過ごしたわ)

ほむら(一緒に起きて、朝ごはん食べて)

ほむら(マミちゃんを学校に送って)

ほむら(帰ってきたら、まどかちゃん達と一緒に遊んで…)

ほむら(魔女も2人で倒したわ)

ほむら(いつの間にか、ティロ・フィナーレを使い出したのには驚いたけどね)

ほむら(小さくても、やっぱりマミちゃんは巴マミなのね)

ほむら(そして2人で家に帰って、2人で料理して)

ほむら(その後はやっぱり2人でお風呂に入って)

ほむら(そして一緒に眠るのよね)

ほむら(まるで本物の姉妹みたいね)


ほむら(…忘れていた大切な何かを思いだせた気がするわ)

ほむら(マミちゃんを助けるつもりでいたけど)

ほむら(案外、助けられていたのは私…なのかもね)

マミ「お姉ちゃん?」

ほむら「…ねえマミちゃん、学校楽しい?」

マミ「うん!」

ほむら「…!」

マミ「だって学校には、さやかちゃん、まどかちゃん、仁美ちゃんがいるもん!」

マミ「それに、クラスのお友だちともまた仲良くなれたの!」

ほむら「…そう、よかった」

マミ「てへへ、今は毎日が楽しいよ」

マミ「学校も楽しいし、家に帰ったらほむらお姉ちゃんが待っててくれるんだもん」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「ほむらお姉ちゃん!」ギュッ

ほむら「…」

マミ「これからも、ずっと一緒にいてね!」

ほむら「マミ…ちゃん…」

マミ「てへへっ」

ほむら「っ…」

マミ「…お姉ちゃん?」

ほむら「ごめんね?」

マミ「えっ?」

ほむら「お姉ちゃん…そろそろ行かなきゃ」

マミ「…え?」

ほむら「……」

マミ「う…うそ?うそだよね?」

ほむら「…ごめんなさい」

マミ「なんで…?」

マミ「だって!お姉ちゃんは何処にも行かないって言ってくれたのに…!」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「なのに…なんで…?」

ほむら「…」

マミ「また…ひとりぼっちになっちゃうの?」

マミ「嫌だよ…寂しいよぉ…」

ほむら「……ごめんね」

マミ「行かないで…」

マミ「わたしを1人にしないで…!」

マミ「何でもするから!良い子にするから!」

マミ「だから…お姉ちゃん、お願い…!」

マミ「ひとりぼっちはもう嫌…」

ほむら「…マミちゃんはひとりぼっちじゃないよ」

マミ「えっ?」

ほむら「だって、まどかちゃんやさやかちゃん、仁美ちゃん」

ほむら「それにクラスにもお友だちがいるでしょ?」

マミ「それは…でも違うもん!」

マミ「ほむらお姉ちゃんは1人しかいないもん!」

ほむら「マミ…ちゃん…」

マミ「お姉ちゃんっ!」ダキッ

ほむら「…」

マミ「お願い…行かないで…!」

ほむら「…私は……」

ほむら「…ね、お姉ちゃんのお話、聞いてくれる?」

マミ「うん…聞くから…だから行かないで…!」

ほむら「……ありがとう、話すね」

マミ「お姉ちゃんっ…」


ほむら「マミちゃん…私ね?」

ほむら「お姉ちゃんはね?」

マミ「うん…」

ほむら「未来から来たんだよ…!」

マミ「えっ…未来…?」

ほむら「うん…」

ほむら「お姉ちゃんは…きっと…ううん、絶対に…かな」

ほむら「マミちゃん…あなたに会うためにここにやってきたんだよ」

マミ「わたしに会うために…?」

ほむら「うん、マミちゃん…あなたとの出会いをやり直すために、ね」

マミ「えっ…?」

ほむら「きっと…長いループの間にできた、私とあなたとのすれ違いを治すために」

ほむら「あなたとの出会いをやり直すために、仲良くなるために」

ほむら「私はここに来たんだと思うの」

ほむら「きっと、何処かの優しい神様が私を助けてくれたのかな」

マミ「お姉ちゃん…?」

ほむら「私は…最初のころはあなたが好きだった」

ほむら「憧れの先輩だった」

マミ「…」

ほむら「でも…いつの間にか、あなたと私はすれ違うようになって…」

ほむら「いつの間にか、友だちどころか…仲間でもなくなって…」

ほむら「互いに敵対視するようになって…」

ほむら「本当は嫌だったの!私だってあなたとは仲間でいたかった!」

ほむら「友だちでいたかった…なのに…」

ほむら「私はっ…」

マミ「ほむらお姉ちゃん…」

ほむら「なのに何でいつも…私たちは敵対してしまうの?」

ほむら「私はただ、まどかを…ううん、みんなを不運から助けたいだけなのに…」

ほむら「助けるどころか…誰一人守れなくて…」

ほむら「結局、何度も繰り返して…」

ほむら「私はどうすればよかったの?わからない…」

ほむら「わからないよっ…」

マミ「…」

ほむら「気づけば私はひとりぼっちで…友だちもいなくて…」

ほむら「寂しかった…みんなと仲良くしたかった…」

ほむら「でも…もう元には戻れないのよ…」

マミ「ほむらお姉ちゃん…」ギュッ

ほむら「マミちゃん…」

マミ「わたしは…マミは、ほむらお姉ちゃんのお友だちだよ?」

ほむら「…!」

マミ「わたし、お姉ちゃんと会えてほんとによかったよ!」

マミ「だって、あなたは…」

マミ「大好きなお姉ちゃん」

マミ「だから…!」

ほむら「マミちゃんっ…!」

マミ「お姉ちゃんは…未来のわたしと会ったことがあるんだね」

ほむら「…うん」

マミ「じゃあ、お姉ちゃんが帰っても…また、会えるよね!」

ほむら「えっ?」

マミ「あと何年なのかはわかんないけど…でも!」

マミ「わたし、ずっと待ってるから!」

マミ「6年生になっても、中学生になっても!」

マミ「ずっと…ずっと!」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「だから泣かないで?」

マミ「てへへ、お姉ちゃんが泣いちゃダメだよ?」

マミ「大丈夫…わたしは待ってるから」

マミ「だって、お姉ちゃんはわたしの大切なお姉ちゃんだもん!」

ほむら「―!」

―――
マミ『ほら、暁美さん…泣かないで?』

マミ『うふふっ。世話のやける後輩ね』

マミ『でも大丈夫、私はずっとあなたと一緒にいるわ』

マミ『だって私たち、お友だちでしょ?』

―――

ほむら「巴…さん…?」

マミ「えっ?」

ほむら「巴さん…巴さんっ…!」

マミ「…お姉ちゃん」

ほむら「ごめんなさい…私はあなたに…」

マミ「大丈夫、大丈夫だから」

マミ「わたしは何時までもお姉ちゃんの味方だよ?」

ほむら「巴さん…」

マミ「お姉ちゃん…」ギュッ

ほむら「あっ…」

マミ「お姉ちゃん…今までありがとう」

マミ「わたし、とっても楽しかったよ」

ほむら「マミ…ちゃん…」

マミ「…ねえ、また会えるよね?」

マミ「ずっとずっと…何時までも待ってるから」

マミ「だからお姉ちゃん…また会いに来てね?」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「ね?」

ほむら「うんっ…」

http://i.imgur.com/IcaK3.jpg

マミ「わたし、美味しい紅茶とケーキ用意して待ってるね?」

ほむら「うん…」

マミ「また一緒にお風呂に入ろうね?」

ほむら「うん…」

マミ「また一緒に眠ろうね?」

ほむら「うん…」

マミ「そしてまた、一緒に暮らそう?」

ほむら「うん…!」

マミ「てへへ、やったぁ」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「…お姉ちゃん」

http://i.imgur.com/adwLe.jpg
http://i.imgur.com/i2dc3.jpg

ほむら「…ふふっ、やっぱり私…ダメな子ね」

ほむら「慰めるつもりが逆に慰められちゃって」

ほむら「やっぱり…あなたは私の憧れの先輩なのね」

マミ「てへへ、そんなこないよ」

ほむら「…うん、約束するわ」

ほむら「いつか必ずマミちゃんに会いに行くわ」

ほむら「絶対に、ね?」

マミ「うん!」

マミ「あっ、そうだ!」

マミ「んと…」

ほむら「?」

マミ「お姉ちゃんに、これあげるね」

ほむら「マミちゃんの髪飾り…?」

マミ「うん、お母さんが誕生日に買ってくれた、わたしの宝物だよ」

ほむら「えっ?なら貰うわけにわわ…」

マミ「ううん、宝物だからお姉ちゃんに貰って欲しいの」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「それをわたしだと思ってつけてくれたら嬉しいな」

ほむら「…ありがとう」

マミ「てへへっ」

ほむら「これをつけてマミちゃんに会いに行くね」

マミ「うん、約束だよ」

ほむら「うん、約束するね」

マミ「てへへ…お姉ちゃん」

マミ「わたしは何時でも何処にいてもお姉ちゃんなことが大好きだからね」

ほむら「ありがとう、マミちゃん」

ほむら「私もマミちゃんが大好きよ」

マミ「てへへっ」ニコッ

ほむら「ふふっ」ニコッ

―――

こもデブはダル

病院

ほむら「…」パチッ

ほむら「…何時も通りの病院ね」

ほむら「あれは夢だったのかしら?」

ほむら「それとも…?」

ほむら「!」

ほむら「いや、夢じゃないわ」

ほむら「これを付けて行かなきゃね」

ほむら「マミちゃんに会いに…!」

消防にも劣る胸のほむらちゃんやーいやーい

マミホーム前

ほむら「…ついたわ」

ほむら「ふふっ」

ほむら(私の帰りが遅かった時は、あの子が出迎えてくれたのよね)

―――

マミ『お姉ちゃん、おかえりなさい!』

マミ『今日はわたしがご飯作ったんだよ』

マミ『わぁ?ケーキだぁ!いいの?ありがとう!』

マミ『てへへ、美味しいね』

マミ『お姉ちゃん大好きっ!』

―――

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/23(月) 00:54:56.63 ID:Et4btm6h0
ほむらちゃん………

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/23(月) 01:25:04.86 ID:Et4btm6h0
ほむらちゃん!

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/23(月) 01:36:09.99 ID:Et4btm6h0
ほむらちゃん!!!

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/04/23(月) 01:40:42.08 ID:Et4btm6h0
>>203
てめぇほむらちゃん虐めるんじゃねーぞコラ


ま た お 前 か

ほむら「マミちゃん…」

ほむら「…でも、この時間軸の巴マミがマミちゃんである確率は低い…わよね?」

ほむら「そうだったとしても、私はもう彼女と敵対したくない…」

ほむら「できれば仲間でいてほしい」

ほむら「また、お友だちって言ってほしい」

ほむら「だから…」

ポスッ

ほむら「?」

/___   -┴-     ──,     /      ┼─``   ー--、   i   、   __
/|  □|     二       /    / ,-,    / -─   ,        |   ヽ     ヽ
  |    亅     口  つ   ヽ_   ι'  し'   / ヽ_.   ヽ__.   ヽ/   '    _ノ
                              ___
                         /    \

                          | ^   ^ |
            / ̄ ̄ ̄\.        | .>ノ(、_, )ヽ、|
          /   ⌒  ⌒ ヽ     __! ! -=ニ=- ノ!__
          /   ( ●)(●) |フ''''=、r'"~ ヽ`ニニ´/i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ       , -――- 、
            |    (__人__) }.   )=、 ̄ ̄,,..ィ'"´i       ヽ、     /       ヽ
.         /、.    ` ⌒´  ヽ、ノ  ´ ̄ `Y"´            i    | ノ  ー    |
        /            |        レ      _,,,,、       j、、   |(.) (.)  |
    r/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、       | /        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、 |  (      |
    /. ノ(  (;'。)/  ̄ ̄~ヽ ,| ノ ミi / ̄ ̄ ̄ ̄\     ノt   ) `ヽヽ ヽ O    人

   /  ⌒     ト、.,..     \丶 /;;::       ::;ヽ  ,,イ  jt  ,,ト、,, ,,ィ ,ィ >ー-― ´   ̄ ̄\
  彳、_   ____|__ ∴\    ヽ |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|   _,,-;" '' ゛''" ゛';_./ / ̄ ̄ ̄ヽ     |
   | ) r‐  /     \ \\  | |;;::        ::;;|   .ヽ/""゛゛''`';, ノr´)(/〈 〈 〈 ,  |  .|   |
   |,   /   ⌒  ⌒ \ ヽ ヽ  | .|;;::   c{ っ  ::;;|  .,;'゛/__   _ "iヽ;ミ `-' ̄ ̄  .| /  /
  ノ( /    (●)  (●) \| |  /。 |;;::  __  ::;;;|  ,,'"|( d  /oノ ド゛ `ミ      |  |/  /
 ノ   |   、" ゙)(__人__)"  )|/゙U ヽ;;::  ー  ::;;/ r ";,| ▼    ド゛ `ミ      |  ト /
    \      。` ⌒/ ̄ ̄ヽ j゙~~|   \;;::  ::;;/  (`ヽ';ヽ_人__ノ  /  ,,ミ゛、    ヽ__/
 _)(/       / (●) ..(● |__|    .|;;::  ::;;|    ヽ、 '';,i⌒⌒  /   リ  ヽ、
 | | /   ,        |   'ー=‐' i nll| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/` ィ'r`''''""´  ,,ミ゛    |.      |
 | | /  ./       >      く( ニ|             |\ .| ゛r、ノ,,トリ'"  i    |       .|
 | | | ⌒ ーnnn   / ,/⌒)、,゙(⊆|             | | |          |   |.      |
  ̄ \__、("二) ̄¨ヽ、_/~ヽ、__)¨|             | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   ノ ̄ ̄ ̄ ̄

             .l二二l二二二lニ|___________|         ,-ー´  ,/
                       |___________|         ((_(_(_ノ
                         _|_|__|_

俺もマミさんの紅茶の味は知ってる

>>214
それ俺のションベン

マミ「……!」

ほむら「!」

ほむら(巴マミ…!)

ほむら(荷物を落として…どうしたのかしら?)

ほむら(…私が部屋の前に立ってるから驚いたの?)

ほむら(今は私服だから見滝原中の生徒かもわからないだろうし)

ほむら(まあ…知らない人がそうしていれば驚くのは無理もないわよね)

ほむら(自己紹介…しよいかしら)

ほむら「失礼したわ、私は暁美―」

マミ「ほむら…お姉ちゃん…?」

ほむら「えっ?」

マミ「お姉ちゃん…ほむらお姉ちゃん何だよね…?」

ほむら「まさか…あなたは…」

マミ「私の髪飾り、約束通り付けてきてくれたのね!」

ほむら「マミちゃん…?」

マミ「ええ!私よ…!」

マミ「ほむらお姉ちゃん!」

ほむら「マミちゃん!」

マミルーム

マミ「本当に帰ってきてくれたのね?」

ほむら「ええ…!」

マミ「嬉しい…本当に嬉しいわ!」

ほむら「ごめんなさい…何年も待たせてしまって」

マミ「うふふっ。今じゃ私の方がお姉ちゃんね」

ほむら「ふふ、そうね」

マミ「ねえ…なら、ほむらちゃん。って呼んでいいかしら?」

ほむら「うん、あなたの好きにして構わないわ」

マミ「てへへ、じゃあ遠慮なく」

マミ「ほむらちゃんっ」

ほむら「ふふっ」

マミ「ね、いっぱいお話したいことがあるの…聞いてくれる?」

ほむら「ええ、もちろんよ」

マミ「ふふ、ありがとう」

マミ「あの後…ほむらちゃんが帰った後もね?」

マミ「私、まどかちゃんやさやかちゃんと毎日遊んだの」

ほむら「そう…!」

マミ「今も3人とは仲良しなのよ?よく遊びに出掛けるわ」

ほむら「よかった…」

マミ「ふふっ、これもあの時ほむらちゃんがいてくれたからなのよね」

ほむら「ええ。でも、その後も仲好くいられたのはあなたの力よ」

マミ「ふふ、そうかしら?」

マミ「今はみんなで魔女を狩ってるの!」

ほむら「」

http://i.imgur.com/HPNDg.jpg

ほむら「そうよ、言ったでしょ?あなたはひとりぼっちじゃないって」

マミ「…うん!」

ほむら「ふふっ」

マミ「あっ、魔法少女のお友だちもできたのよ!」

マミ「佐倉杏子ちゃん。って言うの」

マミ「彼女もとっても素敵なお友だちよ」

ほむら「そっか」

ほむら(佐倉杏子とも良い関係のままていられたようね)

ほむら(よかった…!)

マミ「みんな大切な私のお友だちよ」

ほむら「うん、そうね」

ほむら(私、この子を…マミちゃんを少しは助けることができたのよね?)

マミ「私、こんなに仲良しなお友だちができて本当に嬉しいの」

ほむら「ふふっ、よかったわね」

マミ「でも、一番嬉しいのは…」

ほむら「?」

マミ「みんなで魔女を狩ってる事なの!」

ほむら「」

マミ「ほむらちゃん…!」

マミ「また、あなたと会えたことなの!」

ほむら「マミ…ちゃん…」

マミ「ずっと…ずっと待ってたんだから…」

マミ「会いたかった…やっぱり寂しかった…」

ほむら「…」

マミ「…今じゃ私の方が歳上だけど…でも」

マミ「やっぱり…ほむらちゃん、あなたはお姉ちゃんだよ」

マミ「私の大切なお姉ちゃん…!」

ほむら「マミちゃん…」

マミ「お友だちは…さやかちゃんやまどかちゃん、仁美ちゃんがいるわ」

マミ「それに魔法少女だって、杏子ちゃんがいてくれるわ」

マミ「でも…やっぱり寂しかった…」

マミ「だって、あなたは私のお姉ちゃんだから…!」

ほむら「…そっか」

ほむら「ごめんね…遅くなっちゃって…」

マミ「ううん、いいの」

マミ「だって…今また、こうして一緒にいられるんだから…!」

ほむら「マミちゃん…!」

マミ「ほむらちゃん…おかえりなさい!」ニコッ

ほむら「うん、ただいま…!」ニコッ

マミ「てへへ、やっぱり嬉しいな…」

ほむら「そうだね」

マミ「あっ、そうだ!美味しい紅茶とケーキの用意をしなきゃ」

マミ「待っててね」タタッ

ほむら「…ふふっ」

ほむら(やっぱり彼女はマミちゃんなのね)

ほむら(私…帰ってきたんだ)

ほむら(私とマミちゃんが2人で過ごしたここに…!)

カシャン

マミ「きゃっ?」

ほむら「あら…?」

マミ「…またやっちゃった」

ほむら「大丈夫?怪我はない?」

マミ「うん…でも、ケーキが…」

ほむら「ふふっ、ならまた作りましょう?」

マミ「…うん!」

ほむら「ふふっ、大きくなっても変わってないのね」

マミ「てへへ…」

―――

ほむら「できたわね」

マミ「あっ、最後にこれを書かせて?」

ほむら「?…いいわよ」

マミ「ふふっ、ありがとう」

マミ「…よーし、完成ね」

ほむら「これは…?」

ほむらお姉ちゃんへ

おかえりなさい

ほむら「マミちゃん…」

マミ「うふふっ」

ほむら「なら、私も…!」

マミちゃんへ

ただいま


マミ「…ありがとう!」

ほむら「ふふっ。さ、食べましょう?」

マミ「うん!」

マミ「……」

ほむら「どうしたの?」

マミ「…また、これから一緒にいてくれるよね?」

ほむら「…ええ、約束したものね」

マミ「わぁ…やった!」

ほむら「ふふっ」

マミ「ありがとうっ!」

ほむら「うん…!」

ほむら(今回の出来事でようやく自分の気持ちに気がついたわ)

ほむら(これまでの私は…まどか以外のことは全て諦めてた)

ほむら(それどころか、まどかのことすら…)

ほむら(でも、今の私にはわかるわ)

ほむら(本当は巴マミも…マミちゃんも、まどかに負けないくらい大切な存在)

ほむら(私の憧れの先輩でお友だち)

ほむら(そして…私にとってもマミちゃん、あなたは…)

ほむら「ねえ、マミちゃん」

マミ「なあに?」

ほむら「私にとっても、マミちゃん…あなたはね?私の…」

ほむら「大切なお姉ちゃん」

マミ「!」

ほむら「…本当はずっと憧れてて、だけど諦めてて……」

ほむら「…でも、今は自分の気持ちに素直になれるわ」

ほむら「私は、あなたと仲好くしたい!」

ほむら「仲間で…友だちでいてほしいの!」

ほむら「だから…!」

マミ「うん…!」

ほむら「マミちゃん、これからも、また…よろしくね!」

マミ「うんっ!」

マミ「よろしくね!ほむらお姉ちゃん!」

ほむら「うん!マミ…マミお…」

マミ「大丈夫、遠慮はいらないわよ?」

ほむら「…マミお姉ちゃん!」

マミ「うふふ、良くできました」

ほむら「…ふふっ、やっぱり照れるわね」

マミ「うん…でも嬉しいかな」

ほむら「ええ…!」

マミ「それじゃあ約束通り、2人でお風呂に入りましょうか」

ほむら「なっ…?さ、流石にそれは遠慮しておくわ!」

マミ「ふふっ、冗談よ」

ほむら「…でも」

マミ「ん?」

ほむら「また…一緒に生活したいかなって…」

マミ「…」

ほむら「その…私も一人暮しはやっぱり寂しくて…」

マミ「…ふふっ」

ほむら「あっ、いや!今のは…!」

マミ「…よろしくね!」

ほむら「えっ?」

マミ「また、あの時のように本物の姉妹の用に暮らしましょう?」

ほむら「…!」

マミ「ね?」

ほむら「うん…!」

ほむら(この時私は確信した)

ほむら(今の私たちに怖いものは何もないって)

ほむら(ワルプルギスにだって、きっと…)

ほむら(まどかも守ってみせる)

ほむら(どんなに大きな壁だって乗り越えて見せるから…!)

ほむら(明日信じて…祈って…!)

マミ「ほむらちゃん」

ほむら「!」

マミ「大好き!」

ほむら「…うん!」

マミ「てへへ」ニコッ

ほむら「えへへ」ニコッ

おわり

>>22,24
ほむら「戻りすぎた」マミ「貴女誰ですか?」
ほむら「戻りすぎた」マミ「貴女誰ですか?」 - SSまとめ速報
(ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319592952/)

>>26
ほむら「時間を戻しすぎたわ……」
ほむら「時間を戻しすぎたわ……」 - SSまとめ速報
(ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330275618/)
か、
ほむら「時は幕末」
ほむら「時は幕末」 - SSまとめ速報
(ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1318330500/)

かいな

>>275
幕末は同一人物だな

>>89,91-94, >>97-100
ゲームで中一設定になってるが公式は不明、
オレ的想像は小五か小六ぐらい。

小五ぐらいなら、このSSみたいな状態になりそうだよな。

>>277
そうなのか。オレは識別能力が乏しくてわからんかった。

氏のSSは、だいたい楽しませてもらってるよ。いつも、乙です>>1

DAT落ちする前にレスできることは少ないのが残念。

>>279
最後はどういうこと?

なるほど

>>280
時間帯が合わんのか、DAT落ちしてから のくす とかで見つけて読むことが多いってだけのはなしなんだ
>>1に何か責任とか問題があるわけじゃないから、念のため。

>>275
俺は

まどか「ほむらお姉ちゃん!」
ttp://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-2592.html

がいいな(笑)

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