鳥山明「も、もうやめようよ、続けようがないよ……」 (3)

マシリト「はっはっは、なにを言い出すかと思えば、ピッコロを倒したからもう終わりにしようだと?」

マシリト「まだ続けようはある。わたしはまだまだDBで儲かるし、おまえは絵を描くのが趣味――――」

鳥山明「ボ…ボクはほんとうは人気になりたくないんだ…ひっそりと一人で絵を描きたいんだよ……」

鳥山明「たとえ貧乏になっても、もう売れたくないんだ……人気になるのスキじゃないんだ」

マシリト「……きさまが人気になりたくないのはよくわかった。だがもう売れたくないという意味がよくわからないんだがね」

マシリト「きさまにはまだまだ売れる余地はあってもそれは日本国内での話。どうだちがうか?」

鳥山明「ボ…ボクにはだんだんわかってきたんだ……自分のことが……」

鳥山明「ボクは締め切りが間近になると自分の意志を超え
     とんでもない発想力でめちゃくちゃな漫画を描いてしまうらしいんだ…
     だからきっとこれ以上描いたら世界的な人気になって取り返しのつかない事に……」

マシリト「…………ほお……」

マシリト「 失 敗 だ っ た な 」

鳥山明「え!?」

マシリト「そんな話を聞いて辞めさせるとでもおもったのか!?やはり元ニートだな……」

マシリト「それどころかわたしはどうしてもきさまに描かせたくなった!!」

鳥山明「!!」

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