恒一「インドからウソ発見機が届いた」(482)
恒一「父さんも変な物を送ってきたなあ…」
恒一「使ってみようにも怜子さんは嫌がるし」
恒一「…明日学校で試してみるか」
的な感じで鳴ちゃんや小椋さん、赤沢さんを辱めて下さいお願いします
インドといえばオ―ケンだな
鳴ちゃんはオ―ケン好きそうだな
>>3
鳴「オレにカレーを食わせろ~♪」
鳴「オレは辛さにこだわるぜ♪ ――――――ハッ!?」
恒一「…………」ジー
鳴「……見てた?」
恒一「うん」
鳴「……どこから?」
恒一「『日本をインドに?』『しーてしまえっ!』って一人二役でやってるところから」
【教室】
ガラッ
恒一「おはよう」
勅使河原「おっす、おはようサカ……ってなんだそれ?」
望月「なにそれ? 何の機械?」
恒一「ああこれ? うちのお父さんがインドから送ってきたんだけどさ、ウソ発見機なんだって」
勅使河原「ウソ発見機ぃ?」
恒一「試しに使ってみようと思って持ってきたんだけど」
勅使河原「へー……面白そうじゃん! 早速使ってみようぜ!」
望月「でも誰に使うの?」
勅使河原「サカキが持ってきたんだからサカキが実験台でいいだろ!」
恒一「ええー……まあ別に構わないけど」
ガラッ
小椋「おはよう……ん? アンタ達何やってんの?」
綾野「何か変な機械いじってるね」
勅使河原「おー! 赤沢に綾野、お前らもこっちこいよ!」
小椋「なになに? なにか面白いことでもあるのー?」
赤沢「あっ、ちょっと彩……もうっ」
小椋「ウソ発見機ねえ……」
綾野「へー面白そうだね! なるほど、これでこういっちゃんの秘密を暴いちゃおうってわけですか!」
恒一「あはは、秘密なんて大げさな」
勅使河原「まーまー、とりあえずやってみようぜ」
望月「これどうやって使うの?」
恒一「えーっと、確か頭に被って、付けた人がウソを吐くとブザーが鳴るんだって」
勅使河原「よし! それじゃ早速被って貰おうか!」
恒一「ちょっ! わ、わかったから無理矢理かぶせようとしないでよ!」
こういっちゃんからとは珍しい
恒一「……」
勅使河原「よーし、それじゃあ何質問する?」
望月「その前にウソ発見機が本物かどうか調べない? 簡単な質問でもしてさ」
勅使河原「それもそうだな。それじゃあサカキ、今からする質問には全て『いいえ』で答えろよ?」
恒一「うん、わかった」
勅使河原「じゃあまず小手調べで……お前の性別は男か?」
恒一「いいえ」
ブーッ!!
小椋「まあそりゃそうよね」
綾野「とりあえず本物みたいだねー」
勅使河原「おっし! それじゃ早速本番に移るぞ!」
勅使河原「さーて……じゃあ何質問するかな?」
恒一「余り変な質問しないでよ?」
勅使河原「だーいじょぶだって! それじゃあ最初の質問! サカキは童貞か!?」
恒一「なっ!?」
望月「ぶっ!?」
綾野「えっ!?」
小椋「うわぁ……」
勅使河原「ほらほら答えろよ!」
恒一「えっ……い、いいえ」
ブーッ!!
これは女性陣歓喜…なのか
望月「」ガタッ
恒一「変な質問しないでって言ったよね!?」
勅使河原「あっはっはっは! いやー悪い悪い冗談だって!」
望月「冗談にしては性質悪すぎだよ……」
綾野「童貞……」
小椋「……」
勅使河原「それにしても意外だなー、都会の中学生ならもうヤってるもんかと思ってたぜ」
恒一「そんなことある訳ないだろ……くそ、恥かいた気分だ……」
望月「ま、まあまあ中学生なら当たり前だって」
恒一(慰めが痛い……)
恒一「と、とにかく!! 女の子もいるんだから次からそういう質問は無しだよ?」
勅使河原「ええー、つまんねーの」
恒一「おいこら勅使河原」
勅使河原「じ、冗談だって! だからその拳は収めようぜ? な?」
恒一「ったく……」
望月「えっと……それじゃあ次の質問僕がしていい?」
綾野「ど、どうぞどうぞ」
小椋「私も構わないわよ」
望月「それじゃあ……榊原くん」
恒一「うん、なに?」
望月「いま好きな人っている?」
恒一「えっ」
恒一「え……? も、望月……?」
勅使河原「お前……まさか……」
望月「……え? なにこの空気?」
綾野「ま、まさか望月くんってこういっちゃんのこと……!!」
望月「ええ!? いや違うよ! こういうの定番の質問じゃないの!?」
小椋「いや修学旅行じゃないんだから」
勅使河原「ま、まあ……とにかくサカキ、答えてみろよ?」
恒一「う、うん……いいえ、好きな人はいないよ」
ブーッ!!
綾野「!」ガタッ
小椋「……」
勅使河原「おっ……なるほどサカキ、お前も隅に置けねーな?」
恒一「正直望月の方がインパクト強過ぎてこっちがどうでもよくなってきた……」
望月「だから誤解だってば!!」
綾野「な、なるほど~……こういっちゃんって好きな人いるんだ」
小椋「……なにそわそわしてるのよ?」
綾野「!? ちょっ、そわそわなんてしてないってば!!」
ガラッ
赤沢「……あら?」
恒一「あっ、赤沢さん……それに見崎?」
鳴「おはよう榊原くん」
恒一「珍しいね。二人が一緒に登校なんて」
赤沢「たまたまそこで一緒になっただけよ……それよりあなた達なにやってるの?」
勅使河原「おう、サカキの奴がウソ発見器とかいうの持ってきてさ」
赤沢「ウソ発見器?」
勅使河原「いまサカキに使って遊んでたんだよ」
赤沢「へえ、面白そうじゃない」
恒一「僕の方はさっきから嫌なダメージ喰らってるけどね……」
赤沢「それじゃ私も質問してみていいかしら?」
綾野「ええ!? 次は私の番だよ!」
赤沢「そうなの? じゃあその次でいいわ」
綾野「よ、よーし……それじゃこういっちゃん!」
恒一「なに?」
綾野「す……す、好きな人ってこのクラスにいる人?」
恒一「……い、いいえ」
ブーッ!!
赤沢鳴「!?」
小椋「彩あんた……」
綾野「いいいいや違うよ!? 望月くんの質問に乗っかっただけだから!」
恒一「もうそろそろ勘弁してほしいんだけど……」
赤沢「……」
鳴「……」
勅使河原(だんだん面白いことになってきたな)
望月(なんだか不穏な気配を感じてきた……)
今さら気付いたけど>>6の最後赤沢さんじゃなくて小椋さんですごめんなさい何でもするから許してください
赤沢「……それじゃ恒一くん、次は私の番でいいのよね?」
恒一「う、うん……できれば普通の質問にしてね?」
赤沢「善処するわ」
恒一「それってダメフラグじゃ」
赤沢「恒一くん、その好きな人っていまここにいる?」
鳴「!!」ガタッ
綾野「!!」ガタッ
恒一「…………案の定だし」
>>35
てっしーのこのセリフもだな
>勅使河原「おー! 赤沢に綾野、お前らもこっちこいよ!」
>>40
なんか色々ダメだね、眠いからだね……
面白い、見てるぞ
>>42
気付かなかったら気にせず続けて
恒一「ねえ、これって答えなきゃだめ?」
勅使河原「ここまで来たらもう、なあ?」
恒一「ええー……」
赤沢「……」(自分で質問しといて解答が怖い……)
鳴「……」
綾野「……」ドキドキドキドキドキ
小椋(この空間すごい居づらい……)
恒一「くっ……わ、わかったよ。じゃあ言うよ?」
赤沢「え、ええ……」
恒一「……いいえ」
シーン……
赤沢「……え?」
鳴「……!?」
綾野「へっ?」
勅使河原「え……ま、マジかよ?」
望月「これは……」
小椋(あっちゃー……)
恒一「……」
AnotherSSの定番ヒロインが逝った
柿沼「早くも2つの√が消えたか……」
恒一「え、えーっと……」
赤沢「き……機械の故障とかじゃないの!? 恒一くん、もう一回答えて!!」
恒一「えっ……」
綾野「こういっちゃん! こ、こういっちゃんの好きな人この中にいるよね!? ね!?」
恒一「い、いいえ」
シーン…
綾野「ウソだぁあああ!!」
赤沢「ちょっと! この機械壊れてるわよ!!」
鳴「……」
小椋(これは酷い修羅場の予感)
多々良「」ガタッ
有田「」ガタッ
佐藤「」ガタッ
渡辺「」ガタッ
江頭「」ガタッ
>>62
エガちゃんワロタ
勅使河原「とりあえず落ち着けってお前ら! な?」
望月「そ、そうだよ! ただの機械が言ったことなんだし……」
赤沢「くっ……!」
綾野「うぅうううぅ……」
恒一「え、えっと、その……赤沢s」
赤沢「……こうなったら、調べるわよ」
恒一「え?」
赤沢「恒一くんの好きな人が誰なのか」
恒一「え、えええええええええ!?」
赤沢「私には知る権利があると思うの」
綾野「うっ……うん! そうだよね私も賛成!」
恒一「綾野さんまで!?」
鳴「私も賛成するわ」
恒一「見崎!?」
赤沢「それじゃ今から質問をして恒一くんの好きな人を絞り出しましょう」
恒一「ちょっと! 勝手に進めないでよ!」
小椋「……どうすんのよこれ?」
勅使河原「い、いやー……まさか俺達もこんなことになるとは」
望月「ごめんね、僕が軽はずみな質問したばかりに……」
赤沢「さて、それじゃ尋問を開始するわよ」
恒一「え、ええー……本当にするの? 僕のプライバシーは?」
鳴「もうこの際どうでもいい」
綾野「これは仕方のないことなんだよこういっちゃん……」
赤沢「ちゃんと答えてね? もし黙秘したりしたら……」
恒一「……」ブルッ
恒一(な、なんだ今の寒気……)
むしろ中尾を呼んどいた方がいいな
身代わりに
赤沢「じゃあ最初の質問。その好きな人は背が高い方かしら?」
恒一「……いいえ」
ブーッ!!
綾野「……背が高いのって」
赤沢「多々良や佐藤あたりね」
鳴「それじゃ次の質問にいこ」
望月「え? なにこれ? こんな感じにじわじわ絞るの?」
勅使河原「女ってこえーなー……」
小椋(どうせダイレクトな質問するのが怖いだけでしょあの三人……)
渡辺さんと金木さんもそこそこ高いね
綾野「よし、これで背が低い人に絞られたね」
赤沢「そうすると松井や有田、それに……」
鳴「柿沼さんとかも背が低い」
恒一「……ね、ねえ、やっぱりやめよう? こんなのよくないと思うんだけど……」
赤沢「恒一くんは黙ってて」
綾野「これは仕方ないことなんだよこういっちゃん」
恒一「もうやだ……」
鳴「それじゃ次の質問、その人は髪が長い?」
恒一「……い、いいえ」
ブーッ!!
綾野「よし、これで背が低い人は削られたね」
これで良いんじゃないのかな?
やばいよ完全にミスったよ……
>>73からやり直していいですかなんでもしますから
ん?何でもするって言ったよね?
>>89
川堀くん目つきが怪しいよ
赤沢「じゃあ最初の質問。その好きな人は背が高い方かしら?」
恒一「……いいえ」
ブーッ!!
綾野「……そうすると背が高い人は除外して」
鳴「好きな人は背が低い方ってことね」
望月「え? なにこれ? こんな感じにじわじわ絞るの?」
勅使河原「女ってこえーなー……」
小椋(どうせダイレクトな質問するのが怖いだけでしょあの三人……)
綾野「背が低い人ってだれ?」
赤沢「松井や有田、それに藤巻……」
鳴「柿沼さんとかも背が低い」
恒一「……ね、ねえ、やっぱりやめよう? こんなのよくないと思うんだけど……」
赤沢「恒一くんは黙ってて」
綾野「これは仕方ないことなんだよこういっちゃん」
恒一「もうやだ……」
鳴「それじゃ次の質問、その人は髪が長い?」
恒一「……い、いいえ」
ブーッ!!
赤沢「夢よ夢! これは夢なのよー!」
もう駄目だ
ごめんなさい今度こそ今度こそ>>93から
赤沢「じゃあ最初の質問。その好きな人は背が低い方かしら?」
恒一「……いいえ」
ブーッ!!
綾野「……そうすると背が高い人は除外して」
鳴「好きな人は背が低い方ってことね」
望月「え? なにこれ? こんな感じにじわじわ絞るの?」
勅使河原「女ってこえーなー……」
小椋(どうせダイレクトな質問するのが怖いだけでしょあの三人……)
綾野「背が低い人ってだれ?」
赤沢「松井や有田、それに藤巻……」
鳴「柿沼さんとかも背が低い」
恒一「……ね、ねえ、やっぱりやめよう? こんなのよくないと思うんだけど……」
赤沢「恒一くんは黙ってて」
綾野「これは仕方ないことなんだよこういっちゃん」
恒一「もうやだ……」
鳴「それじゃ次の質問、その人は髪が短い?」
恒一「……い、いいえ」
ブーッ!!
最初の質問で「ブーッ!!」←これを外せばOKだったね
赤沢「背が低くて髪が短い……」
綾野「もう結構絞れたんじゃないの?」
鳴「そうね」
恒一「……」
勅使河原「サカキのやつ、すげえ顔色悪いぞ……」
望月「正直感じるプレッシャーが半端ないもんね」
背が低くて髪短いとか変態な娘しか残ってない予感!
柿沼さんも三つ編みだからそこそこ長いかと
赤沢「条件に当てはまるのは松井、藤巻、有田……それに中島も一応短い方かしらの三人ね」
綾野「……よし、それじゃ一人ずる聞いていこっか」
鳴「うん」
恒一「……」
赤沢「じゃあ恒一くん、あなたの好きな人は松井さん?」
恒一「……いいえ」
シーン…
綾野「松井さんじゃない、と」
赤沢「じゃあ藤巻かしら?」
恒一「……いいえ」
シーン…
赤沢「なら中島?」
恒一「いいえ」
シーン…
赤沢「……絞られたわね」
綾野「そっか……こういっちゃんは有田さんのこと」
恒一「……」
赤沢「……一応確認するわよ? 恒一くん、あなたの好きな人って有田よね?」
恒一「……」
赤沢「恒一くん?」
恒一「……いいえ」
シーン…
もっちー大勝利か
>>130
もっちーはこの場にいるから猿田くんが有力候補
赤沢「え?」
綾野「あれ?」
恒一「……」
赤沢「誰か取りこぼしてたかしら?」
綾野「えっと……あ! そうだ、江藤さんも背が低くて髪短かったよね?」
赤沢「あ……忘れてたわね」
鳴「それと、杉浦さんも一応恒一くんよりは背が低い」
赤沢「じゃあ多佳子も一応聞いてみましょう。あなたが好きなのは多佳子?」
恒一「いいえ」
シーン…
赤沢さん呼び捨てしすぎだろwwwwwww
綾野「それじゃ今度こそ……」
赤沢「そうね。恒一くんが好きなのは江藤さんよね?」
恒一「……いいえ」
シーン…
赤沢「……ん?」
綾野「あれ?」
鳴「……?」
赤沢「どういうこと?」
綾野「え、えーっと……他に誰かいたっけ?」
赤沢「いいえ、これで思い当たる人は全員聞いたはずよ」
鳴「……」
綾野「ええー? でも他にはもう……」
小椋「……ねえ」
赤沢「? なによ由美」
小椋「もしかして、そのウソ発見器壊れてたんじゃないの?」
赤沢「壊れてた?」
小椋「だって一通り聞いて全員違ったんでしょ? ならきっと壊れてるんよ、その機械」
綾野「ええー……?」
勅使河原「ま、まあそう考えると妥当かもな!」
望月「そっそもそもただの機械だしさ! 不具合だってあるよ、うん!」
綾野「うーん……そうなの?」
小椋「そうでなきゃ矛盾なんてでないでしょ」
赤沢「それもそうだけど……」
鳴「……」
小椋「だからもしかしたら、最初の好きな人がこの中にいるかって質問の時点で壊れてたのかもね」
綾野「!」
赤沢「!」
小椋「わかった? だからもう終わりにしときなさい、そろそろ人もくる時間だし」
赤沢「……そうね」
綾野「そ、そうだね!」
小椋「それじゃさっさと片して……」
鳴「……その前に、最後に一つだけ質問いい?」
小椋「えっ?」
赤沢「なによ? 最後に一つだけって」
鳴「……榊原くん」
恒一「……なに? 見崎」
鳴「その好きな人って……」
恒一「……」
鳴「好きな人って……生きてる人?」
赤沢「!?」
綾野「!?」
小椋「……チッ」
赤沢「えっ……ち、ちょっと」
綾野「み、見崎さん? それって……」
鳴「答えて」
恒一「……」
勅使河原「おっ……おいおい見崎、冗談きついって!」
望月「そうだよ! 榊原くん、こんなの答える必要ないよ!」
小椋「……」
鳴「……榊原くん?」
恒一「……いいえ」
シーン…
赤沢「……!!」
綾野「な、鳴らない……」
勅使河原「さ、サカキ……もしかしてお前」
鳴「……やっぱり、榊原くん」
恒一「……」
鳴「榊原くんの好きな人って、桜木さんだよね?」
恒一「……いいえ」
ブーッ!!
恒一「……」
鳴「……」
赤沢「……」
綾野「……」
勅使河原「……」
望月「……」
小椋「……ったく、だから言ったのに」ボソッ
なんで桜木さんだけ死んでんねん!
現象の無い世界線じゃなかったのか……
おいやめろ
風見×桜木を応援する身としてもやめてくれ
勅使河原「……な、なあサカキ……それってマジで?」
恒一「……マジって、どういう意味?」
勅使河原「ほ、本当に……桜木のことが好きだったのか?」
恒一「……いいえ」
ブーッ!!
勅使河原「っ……!!」
小椋「……やっぱりね」
赤沢「由美……あんた、もしかして途中から気づいてた?」
小椋「気付いてたわよ……だから途中で止めようとしたじゃない」
綾野「……壊れてるかもって言ったの、そういうことだったんだ」
>>181
風見だけはどうしても受け入れられない
容姿が好きなの?
恒一「……」
赤沢「……」
綾野「……」
鳴「……」
勅使河原(やべえ……すごい空気が重い)
望月「(ねえ、どうするのこれ……)」ヒソヒソ
小椋「(知らないわよ……と言うか、一番辛いのは榊原くんでしょうに)」ヒソヒソ
恒一「……え、えっと……ごめんね、なんか」
赤沢「えっ?」
恒一「僕のせいでこんな空気になっちゃって……」
綾野「なっ……ち、違うよこういっちゃん! 元はと言えば私たちが……」
赤沢「そうよ、恒一くんは悪くないわ」
恒一「……でも、さ」
赤沢「でも?」
恒一「でも、気持ち悪いでしょ? 死んだ人のことが未だに好きなんて」
赤沢「!?」
こういっちゃん…
わた、綾野さんなら桜木さんの代わりになれると思うな
赤沢「それは……」
恒一「……一目惚れ、だったのかな。初めて病院で会ったときに可愛い子だなって思ったんだ」
恒一「その後学校で何度か話してからは、無性に彼女のことが気になって」
恒一「雨の日に桜木さんに一緒に帰らないかって訊かれた時も、恥ずかしかったけど……内心すごく嬉しかった」
勅使河原「サカキ……」
綾野「こ、こういっちゃん……」
恒一「……それが、四月のあの日にあんなことになるなんて、その時は全然思いもしなかったよ」
小椋「……」
望月「……」
鳴「……」
>>202
桜木さんが死んだのは五月からだったと
>>204
またミスっちゃったよ……すいません四月から五月に脳内変換しといてくださいお願いします
恒一「……しかも、しかもだよ?」
勅使河原「……サカキ?」
恒一「その桜木さんの最後の姿を僕が見たって知ってるよね?」
恒一「傘の先が喉に突き刺さってさ、血がドクドクと溢れ出して」
恒一「階段の踊り場がどんどん赤く染まって行って……まるで赤い絵の具をぶちまけたみたいにさ」
恒一「桜木さんの手足がびくびくと痙攣して、苦しそうなうめき声が聞こえて――」
勅使河原「……! サカキ!?」
恒一「しかも!!」バンッ
勅使河原「っ!?」ビクッ
赤沢「!!」ビクッ
恒一「その桜木さんを殺したのは、殆ど僕みたいなものだった!!」
>>189
風見が好きなわけじゃないけど
桜木さんが幸せになるんだったら風見しかいないなーって
恒一は鳴ちゃんやアカザーさんおりますしどう見ても桜木さんとつり合わねえじゃん
ねぇ・・・コメディ路線はどこ行ったの・・・?
綾野「え、えっ……?」
恒一「僕があの時廊下に出て……見崎に話しかけたりなんてしていなければ」
赤沢「……恒一くん」
恒一「あんなことしていなければ……桜木さんは」
赤沢「恒一くんっ!!」ガシッ
恒一「死ななかったんだ! 僕が夜見北に来なければ、彼女は……!!」
赤沢「違うわ恒一くん! ゆかりが死んだのはあなたのせいじゃない!」
恒一「っ……!!」
赤沢「私も……私も悪いのよ。ちゃんとあなたにいない者のことを伝えられなかった私のせい」
恒一「……違う、赤沢さんは……」
鳴「……そうよ、赤沢さんは悪くないわ」
恒一「……? 見崎?」
鳴「悪いのは、私」
赤沢「はあっ!?」
恒一「見崎……?」
鳴「あの時私がちゃんといない者の役割をまっとうしていれば、こんなことにはならなかったもの」
恒一「……違うよ、見崎は」
鳴「ううん、私がちゃんとしてれば――」
勅使河原「もうやめろって!!」
もっちーが何か可哀想に思えてきた……
勅使河原「こんな責任の押し付け合い意味ねーよ!」
望月「そっ、そうだよ! 桜木さんが死んだのは誰のせいでもない!」
恒一「……」
鳴「……」
赤沢「勅使河原、望月……」
綾野「も、もうやめようこんな話? そろそろ教室にも人が集まってくるしさ……」
小椋「そうね、こんな状態じゃ怪しまれるわ」
恒一「……そうだね」
鳴「ごめんなさい、私が全部悪いの・・・申し訳ないと思ってるわ」
ブー
赤沢「見崎さんのせいじゃない」
ブー
赤沢「絶対、自分を責めちゃいけないわ」
ブーーー
>>211
アニメ見てると風見の一方的な片思いにしか見えなかったけどな
現象のせいとはいえ、鳴ちゃんや恒一くんを狙うならまだしも、無差別殺人を犯した風見だけはやっぱりどうも
恒一「ごめんね、取り乱しちゃって……もう大丈夫だから」
赤沢「……いいえ、気にしないで」
鳴「……」
勅使河原「サカキ……」
恒一「僕もわかってるんだ……早く忘れた方がいいって」
恒一「頑張るからさ……忘れられるよう……」
小椋「……」
綾野「こういっちゃん……」
恒一「ほら、もう席につこう? この機械も片すから――」
鳴「……忘れたい?」
恒一「え?」
鳴「忘れたいの? 桜木さんのこと」
いいぞ、いいぞ
恒一「……」
鳴「……」
恒一「……忘れたく、ない」
鳴「……」
恒一「忘れたいわけ……ない、じゃ……ないか」
恒一「でもっ……こ、このまま」
恒一「このまま……し、死んだ人のこと想っていたって……!!」
鳴「……」
恒一「僕、はっ……!!」
鳴「――大丈夫だよ」
恒一「えっ……?」
鳴「大丈夫、忘れる必要なんてない」
恒一「っ……なん、でっ……」
鳴「好きだったんでしょ? 桜木さんのこと」
恒一「っ……う、ん……」
鳴「……好きな人のことは、忘れたくないでしょ?」
恒一「……! ……うんっ……!!」
鳴「……わかるよ、私も」
恒一「……わか、る?」
鳴「私も……大切な人、亡くなったから」
恒一「見崎……」
鳴「だから忘れる必要なんてない」
恒一「……」
鳴「……ごめんね? 無理に聞いちゃって」
恒一「見崎……僕は……」
鳴「我慢しなくていいんだよ、もう……十分、榊原くんは苦しんだもの」
恒一「っ……! うっ……!!」
恒一「うっ、うぇっ、うぅうううう……うわぁああああああっ!!」
覚醒キタ?
鳴ちゃん株上昇中
鳴「さぁ私の胸を貸してあげるから、好きなだけ泣いて」
恒一「うぅううっ……ごめっ、ごめんなさっ……うあああっ……!」
勅使河原「サカキ……」
望月「……」
綾野「こう、いっちゃ……ぐすっ」
小椋「……」
赤沢「恒一くん……」
恒一「ああっ……うぅ、うあっ……ごめんなさっ、さくらぎ、さっ……ううっ……」
鳴「大丈夫……大丈夫だから」
恒一「うああっ、ううっ……さくらぎさんっ……!」
――その後
僕が泣いているところにクラスメイトが入ってきて、
無論動揺した彼らに何があったのかと訊かれたけども……僕は答えられるような状態ではなく
一緒にいた赤沢さんたちも、何も話さないでいてくれた
ウソ発見器は家に帰ってすぐその日のうちに、父親の元に送り返した
数日後、何故送り返したのかと父親にしつこく聞かれたが
……僕は、なにも答えなかった
次の日、ゆるふわ茶髪にイメチェンした多々良さんの姿が!
ここからどうなるか
……あれから、少し心境の変化が起きた
溜まっていたものを吐き出したせいだろうか
少し……ほんの少しだけ、心の奥にくすぶっていたものが消えた気がする
見崎は忘れなくていい、と言ってくれたが
いずれ……彼女のことを忘れてしまう日はくるだろう
彼女の存在は未だ、僕の心の深いところに残っている
……だから
だから今は、今のうちは、例え許されなくても
――死んだ彼女のことを想っていたい
終わり
途中で何度もミスったのでむしゃくしゃしてやった。反省はしていない。
誰かコメディ路線で書きなおしてくださいお願いしますなんでもしますから
乙
コメディはよ
災厄以上に辛いクラスの空気
乙
あーインスピレーションが沸いて来たわ
恒一×多々良で書いていい?
結構有能な吹奏楽部なんだけど
それから1週間
赤沢「ゆかり・・・」
赤沢「あんたには」
赤沢「・・・負けちゃった」
赤沢「あんたのもんだよ・・・恒一は」
どこからか、短いブザーの音が聞こえた
ブー
榊原「赤沢さんって好きな人いるの?」
赤沢「い、いないわ」
ブー
赤沢「…っ」///
榊原「へー、やっぱりいるんだ」
榊原「その人はうちのクラス?」
赤沢「……」///
榊原「赤沢さん?」
赤沢「ち、ちがうわ」
ブー
赤沢「や、やめましょ! 何で、私がこんなことしなきゃいけないのよ!」///
榊原「じゃんけんで負けたのは赤沢さんじゃないか」
赤沢「うぅ…」///
的なの頼むよ、全員分
小椋ちゃんは胸のことで弄られる・・・と
>>288
小椋ちゃんは胸を弄られると・・・に見えた
恒一「小椋さん胸弄られるの気持ちいい?」モミモミ
小椋「きき、気持ちよくない!!」
ブー
小椋「///」
>>289
よし続きを
榊原「小椋さんは自分の身体に嫌いなところがある?」
小椋「な、ないけど」
ブー
榊原「それは身長?」
小椋「う……」
小椋「……そうよ」
ブー
榊原「てことはやっぱり…」
小椋「ち、ちがっ」///
ブー
榊原「胸、だよね?」
小椋「なっ!? そんなわけな…」///
ブー
小椋「う、うぅ」///
小椋ちゃんは可愛いなぁ
勅使河原「嘘発見機ぃー?」
榊原「うん、昨日父さんがインドから送ってきたんだ」
勅使河原「……怪しいな、ホントに使えんのか?」
榊原「それが分からないからさ、僕の家に来てみんなで試してみない?」
女子(榊原君の家!?) ガタッ
勅使河原「おっ、おもしれーな、それ!」
榊原「望月も来ない?」
望月「……うーん、行きたいけど今日は用事があるからパス」
勅使河原「ノリ悪いな…」
榊原「うーん、2人ってのも何だしね…」
見崎「榊原君」
榊原「あ、見崎」
見崎「私も行く」
女子(!?)ガタッ
榊原「あ、本当? 良かった」
勅使河原「これで3人だな、後はどーする?」
赤沢「ま、待ちなさい!」
勅使河原「お、赤沢」
赤沢「わ、私も行くわ! 良いわよね? 恒一君」
榊原「うん、大歓迎だよ」
>>298
小さい頃からやれば出来ると思ってたよ
ありがとうございます!ありがとうございます!
勅使河原「赤沢がこういうの参加するって珍しいな」
赤沢「し、仕方なくよ! 私は対策係な訳だし!」///
榊原「それ、関係ないよね…」
見崎「…」
勅使河原「じゃあ、まぁこの4人で……」
綾野「待って!」
小椋「あ、彩…?」
榊原「あ、綾野さん?」
綾野「私たちも参加するよー! 良いよね、こういっちゃん?」
榊原「え?…うん、全然良いけど…」
小椋「わ、私も?」
綾野「……こういっちゃんの家行きたくないの?」ボソッ
小椋「…う、うぅ」///
榊原「?」
勅使河原「おー、増えたな……よし、じゃあ、サカキの家に向かうか!」
榊原「うん、そうだね」
多々良(いいなぁ…榊原の家…)ジー
榊原「…」チラッ
多々良(ふぇ!? こっち見た?)
榊原「……えーと、多々良さんも来る?」
多々良「ど、どうして?」
榊原「多々良さんがこっちを見てたからだけど……勘違いだった?」
多々良「ううん! わ、私も行く!」
恒一「うちさぁ……ウソ発見機あるんだけど……やってかない?」
勅使河原「おいおい…まぁ、いいけどよ」
榊原「で、どうする? 一回解散してからにする?」
勅使河原「そうだな……もっかい後で学校に集合して、そこからみんなでサカキの家でいいか?」
榊原「うん、それでいこう。みんな僕の家の場所知らないだろうし」
見崎(知ってる)
赤沢(知ってるわ)
綾野(知ってるよー♪)
小椋(知ってるんだけど…)
多々良(知ってるの…私だけ…?)
学校
榊原「あれ、みんな早いね。待たせちゃった?」
赤沢「そんなことないわ、さっき来たところよ」
見崎「一番乗りだったくせに」ボソッ
赤沢「……」
榊原「あと来てないのは……勅使河原だけ、かな?」
綾野「もう置いて行かない?」
榊原「それは流石に酷いよ…」
ppppppp
榊原「ん、電話だ……勅使河原から?」
p
榊原「もしもし」
『すまん、サカキ!』
榊原「どうかしたの?」
『今日、家族と予定入ってたのすっかり忘れてた!』
榊原「え、えー?」
榊原「ていうか、それだと男が僕だけに……」
『多分、問題ないと思うぞ』
榊原「いや、問題あるよ…」
『とりあえず頑張れ、サカキ!』
プツッ
ツーツー
榊原「……」
赤沢「どうかしたの?」
榊原「勅使河原が来れなくなったってさ…」
赤沢「あ、そう。じゃあ行きましょうか」
綾野「こういっちゃんの家にゴー!」
榊原「……う、うん、行こうか」
榊原家
「おじゃまします」
榊原「いらっしゃい…って今は僕ら以外誰もいないけど」
多々良「さ、榊原君の部屋は?」
赤沢「は、早く! 恒一君の部屋はどこ!?」
榊原「こ、こっちだよ」
榊原(そんなに嘘発見機が見たいのかな…?)
榊原「これが嘘発見機だよ」
赤沢「恒一君の匂い…ふぅ…」///
見崎「久しぶりね」
赤沢「ひ、久しぶり!? どういうことよ!」
ガサガサ
綾野「こ、この本は…」///
小椋「ちょ、彩! 駄目だよ!」///
ワーワーギャーギャー
榊原「…」
多々良「わ、私はちゃんと見てるよ?」
ほ
数分後
赤沢「ご、ごめんなさい……はしゃぎすぎたわ……」
見崎「ごめんなさい」
綾野「ごめんね、こういっちゃん…」
小椋「うぅ…ごめんなさい…」
榊原「……次はホントに怒るからね」
多々良「さ、榊原君、嘘発見機試さないの?」
榊原「あぁ、うん。そうだね」
榊原「誰で試そうかな……」
赤沢「私は恒一君が良いと思うわ!」
見崎「異議なし」
綾野「私もー」
榊原「え?……それはちょっと……」
俺「反対」
榊原「僕は公平にクジで決めるのが良いと思うんだけど」
小椋「榊原君がそう言うなら…」
多々良「わ、私も」
赤沢「……なら、クジで決めましょうか」
赤沢「先が赤の割り箸を引いた人が負けだから」
榊原「みんなOK?」
見崎「大丈夫」
榊原「じゃあ、引くよ…」
榊原「誰が赤色の割り箸引いた?」
赤沢「うぅ…」
榊原「赤沢さんだね…」
赤沢「や、やれば良いんでしょ! だ、大丈夫よ」
榊原「まぁ、使えるかも分からないしね」
赤沢「こ、これを頭につければ良いの?」
榊原「そうだよ」
カチャッ
赤沢「ど、どう?」
榊原「う、うん…」
綾野「ぷっ」クスクス
見崎「間抜け」
赤沢「うるさいわね! ほら早く質問してみないよ!」///
綾野「こういっちゃん、これ嘘ついたらどうなるの?」
榊原「えーと……説明書にはランプが点滅して音がなるって書いてあるけど」
綾野「なるほど、分かりやすいね」
赤沢「なんでもいいから、さっさとしなさいよ!」
榊原「質問は基本的には僕がするね。もし、したい質問があったら言ってよ」
「」コクリ
榊原「じゃあ、とりあえず…」
赤沢「……」ドキドキ
榊原「赤沢さんはホントにコーヒーに詳しいの?」
赤沢「なっ…」
榊原「ほら、答えて答えて」
赤沢「く、詳しいに決まってるじゃない!」
ブー
榊原「赤沢さん……」
赤沢「ち、違うわ、こんなのデタラメよ!」
ブー
榊原「見栄張ってたんだね…」
赤沢「う、うぅ」///
綾野「ぷっ」クスクス
・金的を真正面から喰らってもピンピンしてる
・結構遠くにいる鳴ちゃんを視認できる
恒一さんの凄い所って他にあるっけ?
気胸持ちなのにあんだけ動けるって超人だよな
榊原「じゃあ、次行こっか」
赤沢「ま、まだやるの!? もういいでしょ、使えるって分かったんだから!」
榊原「ここから本番だよ、使えるって分かったんだから楽しまないと、ね?」
赤沢「ぐっ…」ギリッ
多々良(榊原君なんであんなに楽しそうなんだろ…)
榊原「えーっとね……あ、そうだ」
赤沢「な、なに?」
榊原「今までに男の人と付き合ったことある?」
赤沢「……」
榊原「赤沢さんそういう経験豊富そうだし」
質問厨なのが玉にキズだよなこういっちゃん
>>369
親父が学者だからな 多分
親父「なぁ恒一 わからない事をそのままにするのは絶対やっちゃいけないんだ」
親父「大人ならわからないことがあれば自分のように自力で解き明かさなきゃならない」
親父「お前はまだ子どもだからわからないことがあればわかる奴にどんどん聞け質問しろ」
親父「質問をするのは悪いことじゃない 疑問をそのままにすることが悪いことなんだ」
って教わったんだろう たがら賢いし良いんじゃね
榊原「どうなのかな?
赤沢「も、もちろん付き合ったことぐらいあるわよ!」
ブー
榊原「やっぱりね、最初からないだろうと思ってたよ
赤沢「」///
榊原「それにしてもすぐ見栄張るね、赤沢さんは」
赤沢「うぅ…」
榊原「じゃあ、次行くね?」
赤沢「もういいわよ、早く終わらせて…」
榊原「あ、これで行こうかな…」
赤沢(うぅ…覚えてなさいよ…)
榊原「赤沢さんは今好きな人いる?」
赤沢「!?」
無能「私も不思議な所を増やせば恒一くんに…」
まぁ現象の事は誰でも知りたくなると思うけどなぁ 自分だけ何も知らされてないわけだし
別に質問厨だとは思わん 好奇心旺盛って言うんじゃね
赤沢「な、な……」///
榊原「どうなのかな」
赤沢「そ、そんなの、いないわよ!」
ブー
榊原「へー、いるんだ…」
赤沢「…っ」///
榊原「そういうことに興味ないと思ってたから意外だなぁ」
赤沢「き、興味ないわ、だから好きな人なんて……」
ブー
榊原「意外と乙女なんだね、赤沢さん」
赤沢「……う」///
可愛すぎワロタ
赤沢「も、もう終わりよ、終わり! これ以上は許さないから!」///
榊原「……まぁ、いっか。楽しかったよ、赤沢さん」
赤沢「…」///
榊原「よし、次は誰になるかな?」
綾野「ま、まだやるの?」
榊原「当たり前じゃないか、さぁ、クジ引くよ」
スッ
榊原「うん、僕じゃないね」
榊原「赤色誰が引いた?」
多々良「は、はい…」///
榊原「あ、じゃあ、はいこれつけて」
多々良「こ、こうでいいのかな?」テレッ
榊原「うん、大丈夫だよ」
榊原「じゃあ、質問するね?」
多々良「うん…」///
赤沢「恒一君、あんまりやりすぎないようにしなさいよ…」
榊原「ちょっと黙っててくれるかな」
赤沢「ごめんなさい…」シュン
恒一「インドにいるパパからウソ発見機が届いたんだ」
恒一「皆遊びにこないかい?」
恒一「悪いな○○これは○人用なんだ」
榊原「じゃあとりあえず…」
榊原「今まで男の人と付き合ったことある?」
多々良「…ない」
シーン
榊原「良かった……僕のイメージ通りだよ。逆に音がなったらどうしようかと」
多々良「」///
榊原「じゃあ、次」
多々良「うん」
榊原「多々良さんって本当に料理できるの?」
多々良「」ドキッ
榊原「僕が料理が好きだって言ってからやけにアピールしてたけど」
多々良「う…」
榊原「どうなのかな?」
多々良「…できるよ」
ブー
榊原「なんだ、やっぱり」
多々良「うぅ…ごめんなさい」///
榊原「別に正直に言えば教えてあげるのに…」
多々良「ほ、ほんと?」///
榊原「うん」
多々良「……」///
赤沢「ちょっと!それはどういう…」
榊原「だから、黙っててくれるかな。今、僕は多々良さんと話してるんだ」
赤沢「うぅ…」シュン
綾野(いい加減学びなよ…)
小椋(質問中の榊原君、怖い…)
このSSのこういっちゃんは多々良さんが好きなのかな
榊原「じゃあ、最後に」
多々良「?」
榊原「なんで、僕に料理できるアピールしたのかな?」
多々良「」ドキッ
多々良「そ、それは」
榊原「それは?」
多々良「料理できないのが知られたら恥ずかしいから誤魔化そうと…」
ブー
榊原「で、ホントは?」
多々良「うぅ……」///
榊原「ね?」
多々良「……から」ボソッ
榊原「ん?」
多々良「さ、榊原君と話すきっかけが欲しかったの!」///
シーン
良いぞ
榊原「そうだったんだ」
多々良「」///
榊原「仲良くしたいなら普通に話しかけてくれたら、良かったのに」
多々良「…」///
多々良「……次からは普通に話しかける」///
榊原「うん」
榊原「よし、これで終わり。楽しかったよ多々良さん」
多々良「」/// コクリ
榊原「よし、次行こうかな」
綾野「こういっちゃん…もう止めとかない?」
榊原「ほら、いいから。クジ引くよ」
綾野「もー…」
小椋「諦めよ、彩…」
榊原「せーの」
スッ
綾野「あ…」
榊原「次は綾野さんだね」
綾野「えー…」
榊原「早く、それつけて」
綾野「もー……これでいい?」
榊原「うん」
榊原「じゃあ、質問するね」
綾野「いいよ」
榊原「綾野さんは、好きな人いる?」
綾野「いるよー」
シーン
榊原「随分あっさりしてるね…」
綾野「別に隠すようなことでもないし」
赤沢「恒一君、もっとキツい質問を…」
榊原「赤沢さん、黙ってね」ニコッ
赤沢「ごめんなさい……」シュン
見崎(馬鹿)
榊原「じゃあ次に行くよ」
榊原「綾野さんは赤沢さんのこと有能だと思う?」
綾野「え…?」
赤沢「ちょっと!?」
榊原「どう?」
綾野「あ…うん、泉美は有能だと思うよ…」
ブー
榊原「つまり、無能だって思ってるんだね」
赤沢「」
綾野「いや、別にそこまでは……」
ブー
榊原「思ってるよね?」
綾野「うん…」
赤沢「」/// プルプル
赤沢(恒一君…絶対許さないから…)
榊原「じゃあ、最後に」
綾野「何か泉美が可哀想じゃない…?」
ブー
榊原「いいから、質問するよ」
榊原「綾野さんが好きな人ってうちのクラスにいるよね?」
綾野「!?」
綾野「それは、流石に……」///
榊原「気にしないんじゃなかったの?」
綾野「なんで、そこまで教えないと…」
榊原「答えなよ」
綾野「ち、違うよ…」
ブー
榊原「へー、そうなんだ」
綾野「」///
すまん寝たい
書ききって寝た方が気分が良いだろうから頑張るよ。明日6時起きだから寝れるか怪しいが
榊原「うん、楽しかったよ、綾野さん」
綾野「…」///
榊原「もう残り3人しかいないしジャンケンで決めようか」
小椋「…いいけど」
見崎「いい」
赤沢(恒一君負けろっ!)
榊原「最初はグー、ジャンケン、ホイ!」
榊原パー
見崎パー
小椋グー
小椋「あ…」
榊原「じゃあ次は小椋さんだね」
榊原「つけた?」
小椋「うん…」
榊原「じゃあとりあえず質問するね」
榊原「小椋さんって胸の大きさで悩んでるよね?」
小椋「なっ…!?」///
榊原「この間、勅使河原がさ、胸が小さい奴は絶対大きくなりたいと思ってるって言ってたんだよ」
小椋「うぅ…」ギクッ
見崎「…」
榊原「どうなの?」
小椋「…悩んでない」
ブー
小椋「…」///
榊原「へー…やっぱりそうなんだ」
榊原「……でも、小さくてもいいと思うな、僕は」
小椋「え!?」///
榊原「どっちにも良さはあるんだし、気にすることないと思うよ」
小椋「…うん」///
榊原「さて…次いくね」
榊原「赤沢さんについてどう思ってる?」
赤沢「!?」
小椋「…」
榊原「正直、無能だと思ってるよね?」
赤沢「ち、ちょっと恒一君!」
小椋「…そんなことは」
ブー
赤沢「」
榊原「胸だけ無駄にデカいとか思ってるよね?」
小椋「…思ってな」
ブー
赤沢「」
榊原「ふふっ、赤沢さんって全然信用されてないんだね」
赤沢(恒一君…見てなさいよ…)ギリッ
榊原「じゃあ最後の質問だけど…」
赤沢「恒一君のことどう思ってる!?」
小椋「え?」///
榊原「…赤沢さん?」
赤沢「どうなの?」
小椋「…ふ、普通」
ブー
榊原「…」
赤沢「正直に言いなさいよ」
小椋「…き、嫌いじゃないけど」
ブー
小椋「」///
榊原「もう、いいよ、小椋さん。ありがとう」
小椋「う、うん」///
榊原「赤沢さん調子乗りすぎだよ…」
赤沢「な、何よ! そっちが私を馬鹿にしたんじゃない!」
榊原「馬鹿にはしてないよ。ただ空回りしてる赤沢さんが可愛らしいな、と思ってただけだから」
赤沢「え…」///
榊原「さて次で終わりだね。見崎ジャンケンで決めるよ」
見崎「」コクリ
榊原「最初はグー、ジャンケン、ホイ!」
榊原チョキ
見崎グー
榊原「なっ…」
赤沢「ついに、恒一君の番ね!」
榊原「…」
綾野「覚悟してね、こういっちゃん♪」
小椋「…はい、榊原君これ」
多々良(…大丈夫かな)
見崎「…」
赤沢「さぁ、私からいくわよ!」
榊原「うん…仕方ないね」
赤沢「こ、恒一君は今、好きな人がいますか!?」
榊原「…いないよ」
ブー
赤沢「い、いるのね…」ドキドキ
榊原「……」
赤沢「じ、じゃあその人と付き合いたいと思ってますか!?」
榊原「……うん」
ブー
赤沢「あ、あれ?」
綾野「え?」
榊原「……」
赤沢「どういうことよ、恒一君……好きなのに付き合いたくないって…」
綾野「こういっちゃん?」
榊原「……」
多々良「……もしかして」
赤沢、綾野「?」
多々良「…もう付き合ってる、とか?」
榊原「」ギクッ
小椋「…う、嘘…」
赤沢「え、恒一君? まさかホントに?」
綾野「そんな……相手は…」
見崎「私」
榊原「み、見崎…」
見崎「榊原君は私と付き合ってるの。ね?」
榊原「……うん」
シーン
多々良「……」
赤沢「そ、そんな…」
綾野「ホントなんだね…」
小椋「……」
赤沢「わ、私のこと可愛いって言ったじゃない……なのに好きじゃないなんて……」
恒一「……ごめん…好きではないよ…」
ブー
赤沢「え?」
榊原「!?」
赤沢「私のこと好きなの?」
榊原「ち、違う! そんなことは…」
ブー
榊原「…」
赤沢「…」///
綾野「こういっちゃん!わ、私は好き?」
榊原「好き…じゃない…」
ブー
綾野「こ、こういっちゃん…」///
小椋「さ、榊原君!わ、私は?」
榊原「だから好きじゃ…ない…って……」
ブー
榊原「…」
小椋「…嬉しい」///
多々良「……さ、榊原君、私は…」
榊原「好き…じゃないんだ…」
ブー
榊原「…」
多々良「……私も好きだよ」///
見崎「榊原君どういうこと」
榊原「ち、違う……僕は見崎だけが…」
ブー
見崎「……」
見崎「榊原君はみんなが好きなの?」
榊原「そ、そんなことは」
ブー
見崎「みんなと付き合いたいの?」
榊原「ち、ちが」
ブー
赤沢「もう、欲張りね、恒一君は」///
多々良「…わ、私は全然構わないよ?」///
綾野「こういっちゃん、みんな幸せにしなきゃ駄目だよ?」///
小椋「頑張ってね?」///
榊原「僕はみんなのことなんか好きじゃないよ!」
ブー
お
わ
り
読んでくれた人ありがとう
出来が悪くてごめんなさい
まさか最後まで書くことになるとは思わなかったよ
今から寝ても1時間ちょっとしか寝れない
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