結衣「やっはろー、八幡」 (139)

八幡「今なんつった?」

結衣「へ?やっはろー、八幡!って言ったんだけど」

八幡「はち……まん??」

結衣「ほらほら、早く教室行くよ八幡」

八幡(おかしい……昨日まで俺の事はヒッキーと呼んでたはずだが……、なぜ今日になって……)

戸塚「八幡!」

八幡「ビクッ、あぁ戸塚か、なんかようか?」

戸塚「次の授業移動だけど、一緒に行こ!」

八幡「あぁ、わざわざ誘ってくれてありがとな、んじゃ行くか」

八幡(あれから由比ヶ浜の奴は特に話かけてこなかったな……とりあえず部活行くか…)

ガララッ

八幡「ういーっす」

雪乃「あらひk…、どちら様ですか?」

八幡「お前途中まで名前言いかけただろ、由比ヶ浜はまだ来てないのか」

雪乃「えぇ、あなたと違って友達が多いから教室で話でもしてるんじゃないかしら」

八幡「そうか……」

雪乃「由比ヶ浜さんに何か用でもあるの?」

八幡「いや、別に……」

ガララッ

結衣「やっはろー、ゆきのーん、それと八幡も!」

雪乃「こんにちは由比ヶ浜さん………はち…まん?由比ヶ浜さん、そこの男から何か脅迫でもされてるの?」

八幡「おい、人聞きの悪い事を言うな。俺が聞きたいくらいだ、由比ヶ浜なんでその呼び方に変えたんだ?」

結衣「え?だって八幡だよね名前、だから八幡って呼んでるんだけど」

雪乃「確かに名前はそれで合ってると思うのだけれど…、一般的に下の名前で呼ぶのは親しい間柄、つまり友達という事になると思うのだけれど……」

結衣「うん、だから八幡って呼んでるんだけど、ゆきのんもおかしい事言うね」

八幡「俺は由比ヶ浜と……友達だったのか……」

結衣「あっ、そうだ八幡も私の事結衣って呼んでよ!」

八幡「えっ、さすがにそれは………」

雪乃「由比ヶ浜さんやめておきなさい、そこの男が勘違いして、あなたの身に危険が及ぶ可能性があるわ」

結衣「ゆきのん大げさだって、ねぇ八幡、結衣って呼んで」

八幡「いやぁ……それは……」

結衣「それとも私を下の名前で呼ぶの嫌……?」

八幡「別に嫌ではないけど………、ユイ………」

結衣「声がちっちゃいよ!もう一回呼んで」

八幡「結衣っ」

結衣「八幡!」



雪乃「……………」

結衣「あっ、優美子からカラオケに誘われちゃった、ゆきのんごめん!先帰るね!」

雪乃「えぇ、由比ヶ浜さんさようなら」

結衣「じゃあね!ゆきのん、八幡もバイバイ!」

八幡「あぁまたな………結衣」



雪乃「…………」

八幡「それじゃ俺もそろそろ帰るわ、じゃあな」

雪乃「……………」

八幡「?」

ガラ   「待ちなさい」

八幡「はい?まだなんかようでもあんのか?」

雪乃「いえ、私もこれから帰る所よ」

八幡「それじゃ俺も帰るから、まt」

雪乃「待ちなさいと言ってるのがわからないのかしら、あなたとうとう耳まで腐ってきたのね」

八幡「だからお前も帰るんだろ?だったら俺も帰っていいだろ」

雪乃「帰る前にあなたに言わなければならない事があるの」

八幡「なんだよ、俺帰って昨日録画したアニメ見なきゃいけないから早くしてくれ」

雪乃「手短に言うわ……、非常に遺憾ではあるのだけれど……、私も由比ヶ浜さんと同じように下の名前で呼んでほしいのだけれど」

八幡「は?」

雪乃「聞こえなかったのかしら?もう一度言うわ、私を下の名前で呼びなさい」

八幡「お前が下の名前で呼ぶのは友達同士だってさっき言っただろ、それにお前は俺と友達になる事を拒否した、違うか?」

雪乃「えぇ、確かにあなたと友達になる事を拒絶したのは事実よ、でもあなたと私は同じ部員同士よ、いつまでも苗字で呼ぶのはどうかと思うのだけれど」

八幡「部員だったら苗字で呼ばないのか?なんかお前無理してないか?いつもの冷静な雪ノ下はどこにいったんだ」

雪乃「だから下の名前で呼びなさいと言ったのがわからないのかしら比企谷くん」

八幡「そもそもお前が俺の事苗字で呼んでるだろ、矛盾してないか?」

雪乃「そ、そうねそれじゃあ………・、ハチ……マン」

八幡「蜂?え、どこに蜂いんの?危ないから俺帰るわ、じゃあn」

雪乃「待ちなさい!」

八幡「なんだよ…」

雪乃「その……私の事を、雪乃って呼んでもらえないかしら……八幡……」

八幡「んっ……お前から八幡って呼ばれると違和感が半端ないな……」

雪乃「私は下の名前で呼んだのだから、あなたも早く私の事を下の名前で呼んでくれないかしら?」

八幡「わかったよ………雪乃っ」       雪乃「///////」

雪乃「さようなら、八幡♪」

八幡「お、おう……またな雪乃…」

八幡(なんか急に機嫌よくなったな……)

サッカー見てましたすいません

翌日

ガララッ

八幡「うぃーっす」

雪乃「…………………」

八幡「無視かよ…………」

雪乃「誰に話してるのかしら?」

八幡「ここには俺とお前しかいないんだけど」

雪乃「名前で言ってもらえないとわからないのだけれど」

八幡「…………こんにちは、雪乃……」

雪乃「こんにちは、八幡」

ガララッ

結衣「やっはろー、ゆきのん、それと八幡も!」

雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」

八幡「ういっすー、俺はいつもついでかよ」




雪乃「紅茶をいれたわ、飲んで」

結衣「ゆきのんのいれる紅茶ほんとにおいしいよね!」

雪乃「八幡も冷めないうちに飲んでもらえるかしら?」

八幡「猫舌なんだよ……」





結衣「あれ、ゆきのんなんで八幡って呼んでるの?ねぇ、なんで?」

結衣「ねえなんでゆきのんは八幡って呼んでるの!!!!?」

結衣「なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?    
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?」


八幡「おっおい由比ヶ浜落ち着け……」

結衣「あれ?八幡はなんで私の事結衣って呼んでくれないの?なんで?」

結衣「なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?    
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?   
    なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?」


八幡「結衣落ち着け!」

結衣「うん、落ち着いた八幡♪」

雪乃「由比ヶ浜さん、私もあなたも、そして八幡も同じ部員なの、これから下の名前で呼び合った方が親睦も深まると思うのだけど」

結衣「それもそうだねー、じゃあゆきのんも私の事結衣って呼んで!」

雪乃「えぇ、結衣、これからもよろしくね」

結衣「よろしくゆきのん~」

八幡(なんとか収まったな………)

雪乃「そろそろ帰りましょうか、鍵を閉めるから先に帰ってもらっていいかしら」

結衣「うん、ゆきのんまたね、じゃあ八幡一緒に帰ろう♪」

八幡「おう、またな……、えっ、一緒に帰る…?」

結衣「友達同士一緒に帰るのは当然だよね!さぁ帰ろー八幡」

雪乃「あの、結衣…私も一緒に帰っていいかしら?」

結衣「あれ?ゆきのんは八幡と友達じゃないから一緒に帰るのおかしくない?」

雪乃「いや……、同じ部員として一緒に帰ってもいいんじゃないかしら」

結衣「この部室でたら部員とか関係ないと思うよ?じゃあまたねゆきのん、八幡行こ」

雪乃「………………」

八幡「おっおう……、またな雪乃……」

翌日

雪乃「八幡今日は遅いわね………」


ガララッ

雪乃「あなたまじめに部活動するきあるのかしr……何をしてるの二人して…」

結衣「ゆきのんやっはろー、どうしたのゆきのん、そんな怖い顔して」

雪乃「いえ、あなた達…なぜ腕を組んでるのかしら?」

結衣「あーこれの事?」 ギュウゥ

八幡「おっおい、さすがに雪乃の前じゃまずいだろ……」

結衣「友達なら腕組むくらい普通だよね~♪ねぇ八幡♪」

雪乃「結衣、ちょっとこっちきてもらえないかしら」

結衣「どうしたのゆきのん?」



ドゴフッ

結衣「痛っ、なにするのゆきのん!!」

雪乃「このメスブタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアア!!!」

ボゴフッ

雪乃「痛ってーじゃねーか、糞低能馬鹿女!!」

デュクシッ

結衣「痛ったーい、貧乳ヒステリックBBA!!」

ドガッ



八幡「おっおい、お前らその変にしとけっ」



結衣・雪乃「黙ってろ根暗ぼっち!」


八幡「ひゃいっっ!!」

雪乃「ハァハァ…………とりあえず今日はここまでにしておきましょう……」

結衣「ハァハァ…………そ、そうだね、八幡さっきひどい事言っちゃってごめんね」

八幡「おっおう、あまり気にしてないから大丈夫だ…」


ガララッ

平塚「なんだか騒がしいが、何かあったのか?」

雪乃「はぁ、平塚先生ノックを」

八幡「いえ、特に何もありませんよ」

平塚「そうか、引き続き部活に励め、では」


ガララッ



雪乃「とりあえず散らかってる所を片付けましょう」

雪乃「そろそろ帰りましょうか、では八幡行くわよ」

結衣「ゆきのん何言ってんの?八幡と帰るの私なんだけど」

八幡「もう3人で帰ればいいだろ……どうせすぐ別れるんだし」





陽乃「ひゃっはろー雪乃ちゃん、3人一緒に帰るなんて仲いいね」

雪乃「姉さん、何しにきたのかしら」

陽乃「今日はね、比企谷くん、いや八幡に会いにきたんだよ~」

雪乃「姉さん、八幡に馴れ馴れしく話かけないでくれないでもらえるかしら」

結衣「そうですよ、それと八幡って呼んでいいのは私だけなんです!!」



陽乃「比企谷くんは私から八幡って呼ばれるの嬉しいよね?」

八幡「いや……そうでm」

陽乃「嬉しいわよね?」

八幡「はいっ、嬉しいです……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月25日 (月) 05:24:15   ID: 8KNuB_Sy

このメスブタァァァアアアアアwwww

2 :  SS好きの774さん   2013年12月06日 (金) 23:44:46   ID: jtDmT5DR

急展開すぎワロタw

3 :  SS好きの774さん   2015年01月18日 (日) 22:49:55   ID: xVNDbYeg

メスブタでワロタ

4 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 14:14:54   ID: _7a4o95F

メスブタ急展開

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