幼馴染「……彼女できたの?」(264)

男「ああ、昨日告白された」

幼馴染「そっそれでOKしたの?」

男「ああ、だから彼女できたって言ってるんだろ」

幼馴染「だっ!だって男は私が好きだって告白してきたじゃん!」

男「一年も前の話だろ?それにお前断ったじゃん?友達でいてって…」

幼馴染「私を諦めるの?!」

男「悪いが諦めたよ…じゃあこれからあいつの所行くからじゃな」

幼馴染「そっそんな…」みたいな感じでオナシャス!

母「幼馴染だった○○ちゃん結婚したんだって」
男「・・・」

>>2
それの逆の立場でオナシャス

男「母さんの幼馴染の○○さん結婚したんだって」
母「・・・・・・」

>>4
どうしてそうなった

>>4
その発想はなかった

幼(男を失って、こんなにショックなんて……)

幼(馬鹿だな……私だって本当は男のこと好きだったのに)

男「よう女」

女「男くーん」

幼(本当に……あたしの馬鹿……)


みたいな?

正直>>4が見たくなった

>>9
オナシャス!

>>10>>11
どっちやねん

>>12
お願いいたします

幼(どうしてもっとはやく自分に素直になれなかったんだろう)

幼(昔から『お前等夫婦かよ』ってからかわれて)

幼(それで……男の事は友達として好きなだけだって)

幼(他人にも自分にも言い聞かせて…………)

幼「うぅっ……男ぉ…………」

幼「うわあぁああああああ」

ひゃぁぁ!きたぁぁ!ありがとうございます!

母(うそ…………私、本当はあの人の事好きだったのに)

男「母さん……?」

母(今の旦那も愛しているけれど……どうしてこんなにショックなのかしら)

>>15とこれどっちが良い?

男「彼女紹介するよ」

幼馴染妹「えへへ……お姉ちゃんが男君振ったって聞いて、コクっちゃった!」

幼馴染「」

みたいたのを期待した

>>17
今は>>15が見たいです

幼「……枕、涙で濡れちゃった」

幼「あれ……外にいるの……」

幼(男と……女さんだ…………!)

女「まったくぅー男ったらーぁ」ツン

男「はははごめんって」

幼「…………」

ワクワク

幼(幸せそうだな……)

数年前

友A『幼って好きな男の子いる?』

幼『い、いるわけないでしょ!』

友A『恥ずかしがっちゃってぇw』

友B『男君が好きなのまるわかりだよねー』

幼『ちょ、ちょっとやめてよ!』

男『何はしゃいでんだお前ら』

友AB『キャー』

幼『やめてってば!』

男『ほら、一緒に遊ぶ約束してただろ』

幼『そ、そうだけど』

友A『あたしたち別に邪魔したりなんてしないから』

友B『お幸せにー!』

男『ったく、あいつら……。ほら、行くぞ』グッ

幼『う、うん///』

幼(手……つながれちゃった)


幼「……もう、入り込む隙なんて……ないのかな」

幼「そうだよね、他人の恋邪魔したら駄目だもん」

幼「…………私達、あんなに仲が良かったのに……」グスッ

幼「クラス替え……かあ。名簿見なきゃ」

幼(男と離れちゃったな……ううん、離れた方が良いんだよね)

幼(あれ? この名前……)

女「あら、幼馴染さん。同じクラスなの? よろしくね」

幼「お、女さん……! よ、よろしく……」

ごめん自分の経験則で書いてたらつらくなってきた
涙出そう

ちょ
トラウマ起きるなら止めても…

もう無理だ寝るほんとごめん
誰か続き頼んだ

文章にするという具体的な形で決別するという手も

>>29
すいません!ありがとうございました!

幼(どうしよう、女さんと同じクラスなんて)

幼(私が男の幼馴染だってこと、知ってるのかな)

幼(どうしよう……怖い……)

友A「幼馴染ちゃん!」

友B「同じクラスだよやっほい」

幼「二人とも……」

幼(これでちょっとは安心……かな……)

男が幼馴染の事どう思ってるかとか
女が良い人なのか悪女なのかによって展開が変わるんだが

思うままに書けばええがな

堕ちてからのハッピーエンドとか最高です!

幼馴染の付き合ってるヤンキーと同じクラスになって
その人からいじめはされなかったが質問責めされた挙句死ね死ね言われた思い出

女「幼馴染さん、消しゴム落としたよ」ヒョイ

幼「あ……ありがとうございます」

幼(良い人……なのかな)

幼(美人だし、女さんは成績も良いって噂だし)

幼(男がOKしても当然だよね)

幼(諦めるべきなんだろうな)

幼(でも……男……忘れられないよ)

幼(苦しいよ)

幼(……寂しいよ)

ごめんやっぱ女が悪女じゃないと話が展開しないんだがどうすればいい

思うままに書いて頂ければそれで

生徒A「でさー」

女「あはは、そうよね」

生徒B「そういえば、男と付き合ってどんな感じ?」

女「まだわかんないよ。もうすぐ誕生日みたいだから、プレゼントをあげたいのだけど」

女「何が良いかしら」

生徒C「あ、幼馴染さんって男の幼馴染だったよね?」

生徒C「良いアドバイスくれるんじゃないのかな」

女「…………ふふ、そうね」ニヤリ

幼「……?」ビクッ

幼(今寒気が……気のせいだよね)

幼(いじめられる直前の寒気……)ゾク

女「ねえ、幼馴染さん」

幼「は、はい」

女「男君って、何をプレゼントすれば喜ぶのかしら」

幼「え、あ……えっと……」

女「幼馴染なのだから、それくらいわかるわよね?」

幼「そ、その……」


幼(ちゃんと答えたら答えたで嫉妬されそうで怖い)

幼(でも、誤魔化しても馬鹿にされそう……)

幼(どうすれば良いの……? ねえ、男……)

女「教えてくれるかしら」

幼「その……」

幼「お、女さんから貰った物なら、何でも嬉しいんじゃないかな」

女「そうかしら」

幼「き、きっとそうだよ!」

女「じゃあ、男君って何が好きなの?」

幼「え、えっと……」

幼(Hな本って言ったら怒られるだろうな……)

幼(昔、下校中にHな本を拾って)

幼(一緒に覗いて笑ってたっけ……)

幼「…………」

女「ねえ、何か答えられるでしょう?」

女「教えてくれると嬉しいんだけどなー」

女「それとも私には教えたくない?」

幼「そ、そんなわけじゃ!」

女「幼馴染さん、男君のことが好きだってよく噂になってたそうね?」

女「実際どうなの?」

幼「! ……べ、別に」

幼「男は確かに幼馴染だけれど、」

幼「恋愛感情とかはないので……」

女「そうなの?」

幼「は、はい」

女「ふーん」

幼「…………だから、男が何が好きかとかはよくわかりません」

女「そっか。なら良いわ」フイッ

幼(こ、怖かった……)

幼(男、今はサッカー部だけど元々野球が大好きだったんだよね)

幼(よく漫画貸し合ったりもしてたな)

幼(あの漫画とかよく読んでたっけ。五時半からのアニメもよく肩をくっつかせながら読んでたな)

幼「…………」

男「……これで良かったんだ」

親友「お前あの女さんと付き合ってるんだって?」

男「ああ」

親友「この色男め! 女さんに憧れてる男は多いんだぞ!」

男「……俺ってそんなすごい人と付き合ってんだ」

親友「お前なー……」

親友「にしてはあんまり嬉しそうじゃないな」

男「何言ってんだ。嬉しいに決まってんだろ彼女が出来たんだから」

親友「普通初カノならもっと浮かれるって」

男「他人のことなんて知らん」

親友「まあお前昔からモテてたもんなーくそっリア充め」

男「……」

親友「でもモテてた割にずっと断り続けてたんだよな」

男「……ほら、当時は恋愛に興味なかったから」

親友「ほんとかよ」

うほ

男(あいつも恋愛に興味ないってずっと言い続けてたな……)

男(あいつは本当に俺の事を友達だとしか思っていなかったんだ)

男(興味ないって言っててもよくくっついてきたし)

男(俺が他の女と仲良くしていたら嫉妬してる素振りもあったし)

男(本当は俺のこと好きなんじゃねえのって思ってた)

男(でも、そんなの俺の勘違いだったんだ……くそっ)

親友「ハイスペックの彼女がいるのに何その苦い顔?」

親友「本当はまだ幼馴染ちゃんが好きなんじゃねーの?」

男「……!」

男「っざけんな!」バン

親友「おおうムキになるなよ」

男「もう諦めたんだっつの!」

親友「幼馴染ちゃんを忘れるために、女さんを利用してるように見えるんだが」

男「そんなわけないだろ!?」

親友「ほ・ん・と・か・なー?」

男「あっちに行ってくれ。もうそろそろ授業だろ」

男(…………図星だ)

男(俺、悪い奴だな)

下校

女「男君、一緒に帰ろ」

男「ああ」

男(もう、引き返すことなんてできないんだ)



幼「…………」

友A「……幼ちゃん」

幼「な、何!?」

友A「…………一緒にデパートでも行こっか」

友B「そうね! 行きましょうよ!」

幼「……うん」ニコ

友A・B「…………」

女「……」ギロ

男「? 女さんどうかしたの?」

女「ううん、なんでもないの。行きましょ」



幼「っ……」ビクビク

友A「幼ちゃんどうしたの?」

友B「こら…………ほら、幼、デパートの中に可愛い服売ってるお店見つけたの」

友B「お洒落して楽しもう?」

幼「う、うん」


幼(お洒落はあまり得意じゃないけど)

幼(元気づけようとしてくれてるのかな)

幼(……ありがとう、Aちゃん、Bちゃん)

どんどん続けて

幼(お洒落して可愛くなったら、男、私を見てくれるかな……?)

幼(……なんてね。私に可愛い服なんて似合わないのに)



友A「……幼ちゃん、浮かない顔してるね」

友B「何も追求せずにさ、さりげなく励ましてあげよ?」

友A「……うん、そうだね」

自分にもこんな風に励ましてくれる人がいたら良かったのにくそっ

翌日

生徒D「ねえ幼馴染さん」

幼「は、はい」

生徒D「女さんに嫉妬して嫌がらせしてるって本当?」

幼「え……?」

生徒E「噂になってるよ?」

幼「え…………」ゾク

女「おはよう、幼馴染さん」

幼「!」ビクッ

幼「お、おはよう……」

女「あんな変な噂なんて気にしないでね?」ニコ

幼「は、はい……」

幼(女さんの目が怖い……)

幼(きっと、きっと気のせい……)

幼(きっと、そうだよね……?)

幼(噂なんて、私が有名な女さんの彼氏の幼馴染だからそう言われてるだけで)

幼(きっとすぐに……消えてくれる……)



女「…………」

生徒F「あんなこともしたんだってー」

生徒G「えーマジ?」

生徒F「親切にしたのに、手を跳ね除けられたって」

生徒H「ないわー」


幼(私の話じゃないよね……?)

幼(あまりよく聞き取れない……)


友A「幼ちゃんおっはよー!」

友B「今日も良い朝だねぇ幼馴染!」

幼「……う、うん!」

生徒G「嫉妬でしょ嫉妬ー」

生徒H「女の嫉妬マジこえー」


幼「っ……」

幼(私の話じゃない私の話じゃない私の話じゃない私の話じゃない)

友A「お、幼馴染…………」

幼「ねえ……私、いじめられたりなんてしないよね?」

友B「悪い予感でもしてるの? 気のせい気のせい」

幼「うん……そうだよね……」

昼休憩

取り巻き1「ちょっと幼馴染さん」

幼「は、はい……?」

取巻1「女さんに酷い事言って一体何のつもり?」

幼「え……?」

取巻2「女さん泣いてたよ?」

幼「どういうこと……? 私何もしてないよ……?」

取巻3「男君の幼馴染だからって男君の知識を女さんに自慢するなんて」

取巻3「酷いにもほどがあるでしょ」

幼「ねえ、何の事……?」

取巻4「とぼけるの? 卑怯ね」

取巻2「貴女の所為で女さんがどんなに苦しんでるか分かってる?」

幼「ち、ちが…………」

取巻1「ふざけないでよ!」

友A「ちょっと、大勢で一人取り囲んで何してるの?」

取巻3「な、なによ! この子が悪いんじゃない」

友B「幼馴染は悪い事なんてしないよ」

友B「そっちこそ誰かに騙されてるんじゃないの?」

キーンコーンカーンコーン

取巻3「予鈴……席に付きましょう」

取巻4「覚えてなさいよ」

幼(どうして……どうしてこうなっちゃったの……?)

幼(私が男の幼馴染だから悪いの……?)

幼(男が女さんと付き合ってショックだったけれど)

幼(文句一つ言ってない……!)

幼(怖い……怖くて授業に集中できない……)カタカタ

幼(昔だったら、嫌な事されたら、よく男が話を聞いてくれたっけ)

幼(今は話しかける事すらできないよ……)

幼(男……助けて男……)

ごめん当時の事思い出したら手が震えてきたからちょっとだけ休む

友A「ねえ、噂流してるのって女さん本人だよね……」

友B「でも権力握ってるし、文句言いに行ったらどんな目に遭うか分からないよ」

友A「だからって幼ちゃんを見捨てることはできないよ……!」

友B「収まるまで、そっと支えることしかできないのかな……」

友A「…………」



親友「ねえお前聞いたー?」

男「何をだよ」

親友「4組の子から聞いたんだけどさー」

親友「幼馴染ちゃんの噂ー」

男「! ……あいつのことなんてもう知らねえよ」

親友(一瞬目を見開いたくせに)

親友「女さんに嫉妬して自分の知識ひけらかしてるんだってさー」

男「あいつが……?」

親友「信じられないよなー」

男「…………あいつは俺のことなんて何とも思ってない」

親友「ほんとただの噂なら良いんだけどなー」

親友「女さんの取り巻きに囲まれたりもしてたって噂も聞いたぜー」

男「は……?」

親友「心配? ねえねえ心配?」

男「……何の根拠もないただの噂だろ? そんなんでいちいち心配なんてしねえよ」

親友「そうか」

女「幼馴染さん、シャーペン落としてたよ。はい、どうぞ」

幼「あ、あり……がと」ブルブル

友A「……女さん本人がああ優しくしてると不気味だよね……」

友B「何考えてるんだろうね……?」

女「ねえ、明日の放課後教室に残ってくれる?」

幼「え……!? どうして……?」

女「もっと男君のこと聞きたいから」ニコォ

幼「う、うん……」

女「男君!」ヒョコ

男「よう」

女「ふふふ。今日CDショップ寄って行こうよ」

男「おう」

女「あと、明日は私一緒に帰れないから」

男「なんか用事でもあるのか?」

女「ひ・み・つ! ふふっ」

男「…………?」

幼「明日……学校行くの怖いよ……」ガタガタ

幼「昔だったら、いじめられても頑張って学校行けたのに」

幼「私、どうしてこんなに弱くなってるの……?」

幼「そっか……昔は男がいてくれたから……」


幼「家だってこんなに近い……」

幼「クラスが変わっても、同じ学校に通ってる」

幼「こんなに物理的な距離は近いのに」

幼「心はもう……離れちゃってる……」

幼「男……男ぉ…………うあぁあああああ」

友A「え? 幼ちゃん一緒に帰れないの? どうして?」

幼「女さんに呼ばれてるから……」

友B「…………女さんが怖いんでしょ? 断らなかったの?」

幼「断っても、別の日に呼び出されそうな雰囲気だったから」

友A「じゃああたし教室の前で待ってるよ」

友B「あたしも」

幼「……待っててくれるの?」

友A「友達でしょ! 当り前じゃん。何言ってんの」

友B「何かあったらすぐに言いなさいよ」

幼「二人とも……ありがとう」

放課後・教室

幼「あの、女さん……」

女「待ってたよ。来てくれてありがとう」

幼「……あれ? 女さんのお友達は……?」

女「二人っきりで話したかったから」

友A「……何も変なことしないでしょうね」

友B「…………」

女「……疑っているの?」

女「じゃあ貴女達も入ってきて良いよ」

友B「…………」

女「私はただ男君の昔のことを知りたいだけなの」

女「貴女達も、男君と同じ小学校だったでしょう」

女「お話……聞かせてくれたら嬉しいな」ニコ

友A『こいつ……いけしゃあしゃあと』

友B『しっ……聞こえたらどうすんの』

友B『しばらく様子を見ましょう』

男(……久しぶりに一人で下校か)

男(一人で家に帰るなんて滅多になかったな)

男(あいつが風邪で休んだ時くらいか……?)

男(あいつ、最近はずっと一人で帰ってんのかな)

男(……あいつ、寂しがってねえかな)

男(…………俺の馬鹿野郎。俺はもう女さんと付き合ってんだぞ)

男(あいつのことなんて忘れたんだ)


男(もう…………忘れたんだ……)

REC

女「男君と初めて知り合ったのはいつ?」

幼「えっと……覚えてないよ」

女「覚えてないくらい……昔ってことね……?」

幼「う……うん……」

友A『うわ絶対嫉妬してる絶対してる』

友B『こそこそ話は印象悪いだろうからやめなって』

女「じゃあ、普段男君のこと何て読んでるの……?」

幼「みょ、名字に……君付け……だよ……?」

女「昔からそうなの? 二人っきりの時も?」

幼「む、昔は、その……」

幼(名前で呼んでたけど……嘘ついた方が安全……かな……)

幼(幼稚園の時までは人前でも名前で呼んでたけど)

幼(小学校に上がってからはからかわれるようになったから)

幼(自然と名字で呼び合うようになったよね……)

幼(でも、今でも学校以外では名前で呼び合ってる)

幼(今……? 今は……名字で呼び合う事すらないんだ……)


幼「……幼稚園の時は名前で呼んでたよ。幼稚園児の時は皆名前で呼んでたでしょ?」

女「……それもそうね」

幼「それより後は、ずっと名字だから」

女「……そう」

…………
……

女「今日はいろいろ教えてくれてありがとね」

幼「い、いえ……」

女「男君のことたくさん知れて良かった」

幼「じゃあ、帰っても良い……?」

女「ええ。私も帰るから」

友A「……本当に帰れる?」

友B「男呼び出して酷い事されるんじゃないかと思ってたけど、なさそうね」

女「じゃあね」

幼「う……うん……じゃあ」

幼「ふー……質問責めされて疲れちゃった」

友A「……お疲れ」

友B「何もされなくて良かった」

幼「……怖かった。二人がいてくれたから助かった。本当に感謝してる」



男「あ……」

幼「お、男君……?」

男「お、幼馴染……」

幼「校門で……誰か待ってるの?」

男「……最初は帰ろうと思ってたんだが、やっぱり女を待っててやろうと思ってな」

幼「そっか……付き合ってるんだもんね」ズキ

男「…………ああ」

幼「じゃあ……ばいばい」

男「……じゃあな」


女「あ、男くーん! わざわざ待っててくれたの?」

男「ああ」

女「嬉しいな!」



幼「…………」

数日後

取巻1「あんたまた女さん泣かせたでしょ!?」

幼「え……?」

取巻2「女さんが全然怒らないのを良い事にさー」

幼「…………?」

取巻3「何とか言いなさいよ!」ドガッ

幼「ひっ!?」

取巻4「あんたってほんと卑怯ね!」

友A「ちょっとあんたらぁ! 何やってんの!?」

友B「その子、悪い事なんてしてないから。いまだに誤解してんの?」

取巻1「はあ!?」

取巻2「誤解も何も、本当に女さん泣いてたんだから!」

取巻3「あんたたち、何も知らないくせに!」

友A「そっちだって幼馴染のこと何も知らないくせに!」

女「皆そこで何やってるの?」

取巻4「お、女さん……」

女「一緒にお昼ご飯食べようよ」

取巻1「……もう行きましょう」


友B「……女が指示してるわけじゃないの?」

友A「あんなのどうせ演技でしょ、目的は知らないけど」

数日後

幼「あれ? 教科書が足りない……」

友A「……はい、幼ちゃん。落ちてたの拾ったよ」

幼「ありがとうAちゃん。助かった」



友A「……ゴミ箱の中にあったなんて言わない方が良いよね」

友B「……黙っていよう」


生徒T「でさ……」

生徒Y「うっわ……」


ごめんネットの調子が悪い

生徒T「やっぱ嫉妬でひけらかしてるみたいだよ……」

生徒Y「うわ……幼馴染さんてそんな人だったの?」


幼「……!」

幼(聞こえた……やっぱり私のことだったんだ…………)

幼(そんな気はしてた……でも、信じたくなんてなかった……!)

幼(男にこのこと言ったら……私を信じてくれるかな……)

幼(きっと私なんかより、女さんを信じるんだよね……)

幼(男…………もう遠くに行っちゃった)

頭と心臓が痛くなってきた
ネットガチでしょっちゅう落ちてる

生徒X「でさ……こんなこともやってるって……」

生徒Y「ひいい……」

幼「…………」



突然物を亡くすようになった。

ただ自分が落としているだけかもしれない。そう思いたかった。

でも、あったはずの場所にない。

身に覚えのない事が周囲から聞こえてきた。

助けて。




助けて。

親友「なあ、幼馴染ちゃんが女のジメジメした虐めうけてるんだってさ」

親友「幸い男からは静観されてるみたいだけどよ」

男「…………」

親友「暴力はないみたいだけどさー」

親友「女ってこえーよなー」

親友「本当に幼馴染ちゃん、女さんに酷い事言ったりしてたのかねー?」

男「……何かのきっかけで頭のネジ打っ飛んだんじゃねーの?」

親友「そのきっかけって何かねー?」

男「…………」

幼『そっか……良かったね! 女さん、私なんかよりずっと美人だもん!』

幼『私にフラれて、結果的に良かった……?』

男『…………』

男『……ああ、そうかもな』

幼『……そっか』ニコ

幼『……じゃあ、もう私達気軽に話せない……ね……』

男『…………』

幼『ばいばい、男…………』

男『…………じゃあな』


男(あいつ……ショック、受けてたのかな)

こうなったらHAPPYとBADの両方書けば皆幸せじゃね?
朝ごはん食べてくる

誰かに相談しようとすると、

涙が引っかかって声が出なくなる。

段々と仕打ちは酷くなっていった。

女さんの所為なのかな

取り巻きの人達の所為なのかな

違う

根本的な原因は私自身だった。

私が恋愛を否定し続けたから

私が男と恋愛をするのを怖がってしまったから

私の身勝手で、男を振ってしまったから。

あの時、自分に素直になることが出来ていれば…………

今頃、幸せだったかもしれないのに

ああ、あの時さえ誤らなければ…………

自己嫌悪に苛まれる。

この道をどちらに進もう

路地裏


真っ直ぐ

私は薄暗い路地裏へ、足を踏み入れて行った。

>>1まだいるのか?

もう、どうなっても良い

「あ? かわいいお嬢ちゃんじゃねえか」

「犯されに来たのか?」

痛い 痛い 痛い 痛い

この痛みが逆に心地良い。

後戻りできなくさせてくれる。

もう、どうなっても良い


でも 涙が 止まらない

男君のことばかり思い浮かぶ

ねえ男君、知ってる?

血ってさ、おいしいんだよ

カッターの刃をカチカチと出していって

腕に突き立てて

皮膚を裂くと

ジジジ って音がするんだよ

意外と深くは切れなくて

何回も何回も同じ傷を掘っていく

滲み出した血を舐める。甘い。

でも、あんまり飲み過ぎると生臭くて気持ち悪いんだ。

どゆこと?

いつのまに、こんな高い場所に来たのかな。

風が気持ち良い。

ここから落ちたら、楽になれるのかな

誰かが呼んでいる声がする

「幼馴染!」

男君……?



「幼馴染!」

男「こんな所で何してるんだよ!」

幼「男……君?」

男「お前のお母さんから、お前がいなくなったって聞いて」

男「探してたんだぞ!?」

幼「あはは……最期に会いに来てくれたんだ」

幼「男君……私、自分に意地張っちゃってたけど」

幼「本当は男君のこと……好きだったんだよ」

男「幼馴染…………!」

幼「これで、本当にさよなら……」

風を裂く音が耳を通った。


自殺END

BADにしてくれって言ってる人がいたから書いた次は別のEND書く

>>159
輪姦→リストカット→自殺

自己嫌悪に苛まれる。

この道をどちらに進もう



真っ直ぐ

私は左へ進んだ。

次は>>4だな

取巻1「あら……幼馴染じゃん」

取巻2「うわ…………本当だ」

幼「…………」

もう、こいつらの顔を見たくない。

取巻3「……ちょっとこっち来なさいよ」

言われるがままに付いていく。

もうどうなっても良い。

取巻4「ここで会ったのが運の尽きだったわね」

もうどうにでもして。

人気のない場所に連れて行かれた。

取巻1「女さんに散々迷惑かけてさぁ」

取巻2「何か言うことないわけ?」

何度も殴られる。蹴られる。

今まで暴力だけはなかったのに。

痛い 痛い 痛い 痛い

皮膚が青く染まる。

このまま死ねるかな。

このまま死ねば、この人達は社会的な立場を失くして不幸になるのかな。

痛い

もうどうなっても良い。



本当は助けて欲しい。




「幼馴染! いるのか!?」

幼「男……君……?」

取巻3「ちょ……女さんの彼氏じゃん」

取巻4「や、やばくない?」

男「てめえら退けよ」

幼「男君……」

男「フラフラほっつき歩いて、お前の母さん心配してたぞ?」

男「最近俺と登校してないからって、俺が原因じゃないのとか言われてさ」

男「ほら、立てるか」

幼「う…………」

男「ひっでえ傷だな……」

男「お前等訴えるからな。写メ撮ったから逃げられないぞ」

取巻1「ひっ……」

取巻3「ど、どうしよ」

幼「男君……」

男「こいつら……女の取り巻きか」

幼「男君、私…………」

男「お前が他人を傷つけるようなこと言うなんて考えられないし」

男「どうせこいつらが悪いんだろ?」

男「……今まで助けてやれなくてごめんな」

男「もう大丈夫だ」

幼「男君……!」

>>158
これはひどいw

カンカンカンカン

取巻2「…………」ドンッ

男「は……?」

幼「え……?」

取巻3「ちょ、ちょっと、踏切……」

取巻4「電車…………」

ガタンゴトン ガタンゴトン

取巻1「い、いやあああああああああ」

…………
……

取巻2「し、仕方ないじゃん……二人とも殺さないと……」

取巻2「あたしら、捕まっちゃうんだよ……?」

取巻2「仕方……ないでしょ……」


他殺END

自己嫌悪に苛まれる。

この道をどちらに進もう


真っ直ぐ

私は右へ進んだ。

なぁにこれぇ

女「幼馴染……さん……」

幼「女……さん…………?」

女「幼馴染さん……ごめんなさい……私の所為で、学校であんな目に……」

幼「女さん……?」

女「私……貴女を貶めるつもりなんて……なかったのに…………」

女「ごめんなさい……ごめんなさい…………」

HAPPY ENDはまだか?

>>191
最後の分岐

てか男が一番クズだよな
他の女(幼)に気があるのに別のと付き合うな
そりゃ女が壊れるわ

幼「女さんが……取り巻きの人達を操っていたわけでは……ないの……?」

女「私……貴女に嫉妬してた……」

女「だから、貴女と同じクラスもつらくて……泣いてしまう事もあった」

女「それで、周りの子達が過剰に反応してしまって…………」

幼「…………」

女「でも、勇気を振り絞って、敢えて貴女から男君のことを聞いて」

女「真っ直ぐな気持ちで、男君や貴女と向かい合おうと思った」

女「でも、私……弱くて……またあの子達の前で泣いてしまった」

女「あの子達に、あんなことして欲しくなかった」

女「貴女をここまでボロボロにしたくなかった」

女「それなのに……それなのに……」

心が

痛い 痛い 痛い 痛い

女「ごめんなさい……私、どうしたら貴女に償えるかしら……?」

幼「女さん……」


男「……幼馴染!? 女!?」

男「二人とも何泣いてんだよ……?」

女「全て私が悪いの…………」

男「……やっぱり、幼馴染は何も悪くなかったのか?」

男「なあ、幼馴染の悪い噂の原因って何だったんだよ……?」

女「私が悪いの……私が、取り巻きの子達に……」

男「……なあ、幼馴染のことが気に入らないなら、どうして先に俺に言ってくれなかったんだよ」

男「幼馴染に嫉妬するのは分かるけどさ……いじめる必要なんてなかっただろ……?」

女「ごめんなさい……」

幼「ち、違うよ……女さんは私をいじめるつもりは……」

女「幼馴染さんが壊れる寸前にまでなってしまったのは、私の責任……」

男「お、おい」

女「……さようなら」ダダッ

交差点に赤い染みが広がった。

男「なあ、嘘だろ……?」

男「俺さえ……俺さえちゃんと断っていれば、女さんも幼馴染も苦しむことなんてなかったのに……」

幼「いや……いやあぁああぁぁああああああ」

女死亡END

少し休む

胸が痛いのはきっと寝不足のせいきっとそう

男「くそっ……幼馴染の奴何処行きやがった……」

幼母『あの子、この時間になったら帰って来ているはずなのに』

幼母『最近目も虚ろで……心配なのよ』

幼母『男君、何があったか……知らないかしら?』

男「幼馴染…………」



自己嫌悪に苛まれる。

この道をどちらに進もう


真っ直ぐ……真っ直ぐが良いな……

幼『ねえ男君!』

男『何?』

幼『男君、好きな人いる?』

男『い、いねーよ』

幼『……そっか』

男『んなこと聞くなよ恥ずかしい奴だな』

男『……なあ、幼』

幼『なあに?』

男『…………ぃかい』

幼『ん?』

男『花火大会、二人で行かねえか?』

幼『うん! 行くー!』ギュウ

男『う、腕に抱くつくなって!』

幼『あのね、会場は人がいっぱいだから小学生二人じゃだめだけど』

幼『近くの公園から見るなら良いってー』

男『そうか』

幼『えへへ、浴衣着ないと』

男『似合うのか?』

幼『男君ひどーい』

幼『お待たせ! さ、公園行こ!』

男『…………!』

幼『どしたの?』

男『い、いや何でもねえ』

男(こいつ……いつも地味な服か男みたいな服かしか着ないけど)

幼『ん~?』

男(なんだよ……ちゃんとこいつも女なんじゃんかよ……)


ひゅ~ ドン パラパラパラ

幼『男君、花火綺麗だね!』

男『……ああ』

男(肩……くっついてる……)

男(いつものことなのに……なんだか……)ドキ

友A『あれ? 幼ちゃんと男君じゃない?』

友B『ほんとだーあんなにくっついちゃってさ~』

友A『やっぱりカップルなんじゃないの~?』


幼『ちょ、違うよ! まだそんなの早いよ! 少女漫画に影響され過ぎ!』

男『げ……俺あいつら苦手……』

親友『よう! こんな熱いってのにそんなくっついてて大変じゃね?』

親友『ま、邪魔せずにさっさと退散しますよ』

友A『きゃ~!』

友B『きゃははっ』


幼『もう、あの人達一体何なの』

男『ったく……』

幼『ねえ男君』

男『何だよ』

幼『誘ってくれて嬉しかった。また一緒に、この公園で花火大会見ようね?』

男『お、おう』

幼『ふふ……いつも一緒に遊んでる公園なのに』

幼『もっと特別な場所になった気がするの』

幼『そうだ、明日もここでキャッチボールしようよ!』

幼『明日も明後日も明々後日も、ずうっと一緒にあそぼ!』

男『あ、ああ!』



男「……あの公園…………」

幼「そうだ……この公園、小学生の頃までよく男君と一緒に遊んだところ……」




男「幼馴染……」

男(すぐに探してやらないといけない気がする……)

男「幼馴染…………!」

男「幼馴染……」

ギ~ ギ~

男(ブランコ……?)

幼「…………男君?」

男「幼馴染! ここにいたのか!」

男「まったく……心配したんだぞ」

幼「…………」

男「……なあ、お前が今までされてきたこと、俺にぶちまけてくれないか」

幼「でも……男君……」

男「…………俺はお前を信じるからさ」

幼「でも、だめだよ。男君、もう彼女がいるんだから、私と二人きりで会話なんて……」

男「お前が酷い目にあってんのに、チャラチャラと女連れてられっかよ」

男「だからさ、全部話せ! それに女さんが関わってるなら余計に……さ」

幼「…………男君!」


ばいさるくらったんだが

男「……そうか」

幼「ぐすっ…………」

男「……俺に話すの勇気が必要だっただろうに、よく頑張ったな」ナデナデ

幼「うぅ……ぅぅ……」

男「……女さんと、その取り巻き、か……」

女「男君……幼馴染さん……?」

男「女さん……」

女は結局本当に悪い子じゃなかったんだな

>>229
一番悪いのは男

男「……女さん、こいつに酷いこと言われたのって、嘘だろ……?」

女「……ええ。私がただ嫉妬していただけ」

女「幼馴染さんをいじめる気はなかった。酷い事を言われたという意識もなかった」

女「けれど、私の友達が悪い風に受け取ってしまって……」

女「でも、あの子達の所為にはできない……」

女「私自身、惨めな人間になっていたから」

幼「…………」

女「だから、時々幼馴染さんを睨みつけてしまったりして……ごめんなさい……」

男「……そうか」

女「あの子達を止められなくて……全て……私の責任……」

男「…………違う」

男「……全て俺の責任なんだ」

女「え……?」

幼「男君……?」

男「俺が、女さんの告白にOKしちまったから……!」

男「俺がちゃんと断っていれば、女さんが幼馴染のことでこんなに苦しむことも」

男「幼馴染が学校で悲惨な目に遭う事もなかったんだ……!!」ググッ

幼「ち、ちが……うよ……」

幼「男君がせっかく告白してくれたのに、私が男君をフッたから……」

幼「きっと……バチが当たっちゃったの……」

女「……ねえ、男君。男君、本当は幼馴染さんのことが好きなんでしょう……?」

男「……本当にごめん! その通りだ!」

男「俺はまだ幼馴染を忘れられないでいる……」

幼「…………!」

女「……見ていれば分かるよ。男君が必死に幼馴染さんを忘れようとしていることも」

女「どんなに忘れようとしても、忘れられなくて苦しんでいることも」

男「…………謝って済むことじゃない」

男「でもごめん! 俺は幼馴染が好きだ! 幼馴染しか好きになれない!」

幼「男君……!」

女「……付き合い始めた頃から、いつかこうなるんじゃないかなって思ってたの」

男「…………ごめん」

女「ねえ、幼馴染さん……貴女の気持ちも聞かせて……?」

女「そしたら私……男君を諦められる」

幼「で、でも……」

女「貴女は散々酷い目に遭った。それを何もできずに見てきた」

女「貴女に、幸せになって欲しいの……」

幼「女さん…………」

幼「……わた、しも…………男君が好き……」

幼「ずっと……ずっと好きだったのに……」

幼「男君が他の人と付き合い始めるまで、自分の気持ちに素直になれなかった……!」

幼「恋愛して、それまでの関係が崩れるのが怖かったの……!」

幼「貴方の気持ちを踏み躙ってしまって、ごめんなさい」

幼「口では言い表せない程、好き、大好き。男君、大好き…………!」

男「幼馴染……!」

女「ふふ……やっとすっきりできた」

女「これから、学校での幼馴染さんの名誉を回復しないとね」

幼「女さん……ごめんなさい。ありがとう」

男「女さん……!」ドゲザァッ

男「貴方のおかげで、俺達は互いに本当に気持ちを伝い合えた」

男「この恩は一生忘れません……!」

女「いいの……私にも、悪いところはたくさんあったから」

女「私も良い人を探して幸せになるから、あなた達もどうか幸せになって」

幼「ねえ男君ー! 一緒に学校行こうよ!」
男「ちょっと待てって!」
幼「遅刻しちゃうよ!」

友A「良かった、夫婦復活してる」
友B「大分状況も落ち着いてきたし、もう幼馴染も学校行くの怖くないみたい」
友A「……もっとからかってやろっか!」
友B「そうね!」


親友(男のおかげで女さんGETwwwうめえwwww)


HAPPY END

最後の最後で改行忘れたでござる

別人
 >>242つづき
女「地獄でね・・・」
ドンッ
男幼「えっ?」
キキーッーーー

もう自分で書いててわけわからん
このスレに出会ってなかったら今頃徹夜なんてしてなかったというのに

質問責めのところは七割くらい実話。怖かった。

別に浮気進めてたわけじゃ無くね
本当に女と付き合っていていいのかっつってただけで

>>248
乙かれ様です!

>>153
バイト行ってました…
保守もさるよけもせずにすいません…ありがとうございました!

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