男「俺とチノちゃんって似てないか?」
男2「いや、そんなことねぇじゃん?どこがだよ、[ピーーー]ぞ?」
男「俺、引っ込み思案だし。」
男2「かわいくねぇだろ」
男「仕事出来ない奴に好かれながらも厳しくできるし」
男2「でもお前男じゃん?」
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男「コーヒー淹れるの得意だし」
男2「お前コーヒー好きだもんな、でもお前男じゃん?
男「コーヒー飲んで種類当てるの出来るし」
男2「それすげぇな、でもお前男じゃん?」
男「お前さっきからじゃんじゃんうるさいじゃん?カンクロウかよ」
男2「俺とカンクロウって似てるじゃん?」
男「いや、そんなことないです。どこがですか。死んでください」
男2「…」
男「今のチノちゃんに似てただろ?」ドヤァ
男「で、話戻すぞ。」
男2「戻さなくていいぞ。」
男「俺がチノちゃん説の続きだが。俺、仕事出来るし」
男2「かわいくねぇだろ」
男「ココアの事好きだし」
男2「俺もココア好きじゃん?」
男「お姉ちゃんに任せたいよな。」
男2「なー!そうだよな!あれ最強じゃん!ポーズも相まって最高に可愛いじゃん!!」
男「お前ちょっとココアに似てるんじゃねぇか?」
男2「まじかよ、ちょっと嬉しいじゃん」
男「ほら、仕事あんま出来ないじゃん?」
男2「え、出来てるつもりだったんだけど…」
男「毎回俺がフォローしてるわけじゃん?気づいてないじゃん?」
男2「ごめんね~、チノちゃん~」
男「物真似してんじゃねぇよ、お前がココアなわけねェじゃん!殺すぞ」
男2「お前がチノちゃんに似てるわけねぇだろ殺すぞ」
男「話戻すぞ。」
男「俺、髪長いし」
男2「男にしては。だけどな」
男2「てかココアかシャロくらいの長さじゃん?」
男「じゃあ俺ってココアだったのか!…お姉ちゃんに!」
男&男2「「まっかせなさ~い!!」
男「でも俺ってチノちゃんなんだよ」
男2「話の終着点はどこだよ」
女「2人で何やってるの?」
男「女か、いやさ、俺ってココアに似てるんじゃないかって話をしててさ」
男2「あれ、チノちゃんに似てるって話じゃなかったか?」
男「あ、お前がココアだっけか。」
女「何言ってるんですか、男はリゼ先輩でしょ?」
女「…男、強いし、仕事出来るし…かっこいいし」
男2「なるほど、リゼだな」
男「ある意味拳銃も持ってるしな」
男「でも俺=チノちゃん説はまだあるぞ、証明するから聞いてくれ」
男「俺っておじいちゃんっ子なんだわ」
男2「あー、あの爺さんか、亡くなってから随分経つな」
女「そういえば男って兎飼ってるわよね、あれ?もしかして…」
男「そうだよ!俺がチノちゃんなんだよ!」
男2「女…何余計な事言ってんだよ」
女「ごめん…」
男「俺、おじいちゃん子でじいちゃんが死んだ時にすげぇ落ち込んだんだけど、兎を飼い始めてからは元気になったろ?」
男2「チノちゃんの兎は爺さんが死んでから飼ったわけじゃないじゃん?」
男「マジか」
男2「マジじゃん?」
女「これで男がチノちゃんって証明ができなかったわね、帰りましょう」
男「とにかく!俺はチノちゃんなんだよ!」
男2「哲学的な話になってきたな」
女「これどこが話の終着点ですかね?」
男「だって俺、休日にジグソーパズルやるし」
男2「ボトルシップもやらなきゃ違うじゃん?」
男「どこで売ってんだよ」
女「あ、それなら町はずれの文房具屋に売ってたわよ」
男2「あー、なら帰り寄って行くか?」
男「さ、三人で文房具屋だと…!」
女「何か問題でも?」
男「そ…それって俺がチノちゃんだって証明にならないか?」
男2「…。確かにリゼとシャロとチノちゃんで文房具屋に行ったかもしれないが…」
女「それだと………。私はどっちになるんですか!」
男2「それ重要か!?」
女「というか男がチノちゃんだと私達のどっちかが年上じゃないとおかしくなっちゃうよね」
男「なら…俺はチノちゃんじゃないのか!?」
男2「初めからチノちゃんじゃねぇじゃん?」
男「俺からみたら女はシャロポジションなんだけど、俺がチノちゃんだからシャロじゃないんだよな?」
女「な、なんか複雑な話になってきたね」
男2「もうお前がチノちゃんでいいよって言いたくなってきたな」
男「ココアさん…!やっと認めてくれたんですね!」
男2「諦めも必要だって感じてるからな。いつまでも帰れないのつらいし」
女「………。待ちなさい!男2がココアな訳ないでしょ!」
男2「なんだよ…もういいじゃん…」
女「なら男2にはお姉ちゃんがいるの?」
男2「わ、忘れていた…。」
女「そうだよ、ココアはお姉ちゃんだけどお姉ちゃんっこなんだよ!」
女「…それを忘れるなんて…」
男&男2「「ごめんね!モカさん!!」」
男2「モカさん忘れるとか死にたい」
男「なら誰がココアなんだ?」
男2「もうこの質問がおかしいよな」
女「私…ですかね?」
男&男2「「んなわけねぇだろ殺すぞ貧乳!!」
女「っひ!?…ご、ごめんなさい」
男「…ん?今の反応、兎に怯えるシャロさんみたいじゃなかったですか?」
男2「なにチノちゃん風に言ってんだよ、殺すぞ」
女「貧乳で、今から文房具屋に行って、お姉ちゃんがいない、一人暮らし!私、シャロだったんだ!」
男2「まてまて、お前お金持ちで一人暮らしじゃん?」
女2「待ってくださーい!女ちゃんの事なら私が!」
男「おっす、おひさ」
女2「おひさです。私は女ちゃんのバイト先を知っていますが、メイド喫茶です!」
男2「女…。お前…なんでバイトなんか」
女「自分の生活費くらいは自分で…って思ってね」
女2「ちなみにこれが制服です。」ピラッ
男「写真…?これは」
男2「お、女…。お前がシャロだったのか」
女「落ち着いて男2、ノリで言ってたけどそんな訳ないでしょ。というかシャロのバイト先はメイド喫茶じゃないわ」
男「ならお前はシャロじゃないのか!?」
女「もうどうすれば終わるのかわかんないわね、これ。」
男「中学の時の自己紹介とか似てるだろ。」
男2「お前ちょっと暗かったもんな。てかそれだと俺がマヤかメグじゃん?」
男「マヤとメグじゃ嫌なのかよ」
男2「ちょっとだけ嫌だな、メイン5人に比べると霞むだろ」
女「でもチノちゃんと仲良しなのはその2人だよね」
女2「えー、でも今のチノちゃんってココアちゃん一筋だから…2人の扱いって…なんだろ、キープ的扱い?」
男2「キープっつってもマヤとメグで完成形だからチノちゃんの入る隙ないじゃん?」
男「あ、あれ?俺ってマヤちゃんとメグちゃんに嫌われてたのか?」
女2「嫌ってはないと思いますが、2人組を作って~、で余るのはチノちゃんだと思います」
男「マヤさん…メグさん…ひどい…」
女「あ、あれ?男を殴りたくなってきた」
男2「だろ?殺したいくらいチノちゃんに似てない」
男「まだ俺がチノちゃんだって言う証拠があるんだよ」
女「もう聞きたくなくなってきたんですが…」
男2「帰ってもいいんだが落ち込まれても悪い気がするじゃん?」
女2「男2さんってリゼ先輩みたいに責任感あるんですね!」
女「ちょ、今そんな事言ったら…!?」
男「男2さんがリゼさん説ですか、後で議論していきましょう」キリッ
女「ほらぁ、また面倒な事に…」
男2「ちょくちょくチノちゃんの真似すんのやめてほしいじゃん…」
男2「でだ、お前がチノちゃんである事の証拠ってなんだよ」
男「俺らってシストみたいな事やったよな」
男2「やったっけか?」
男「公園でさ、落書きに従って行動するヤツ、あれもシストだろ」
男2「どこがだよ、てかなんの話だっけ」
男「俺がチノちゃんだって証明する話だよ」
女「あ、あの時って確か、男が指定外の行動して」
男「男2がお腹減ったって言って…」
男2「女がもう帰りたいって言って…」
女&男&男2「「「誰のせい?」」」
女2「おお、この3人が中学生組であることの証明ができましたね」
男2「いやいや、俺はココアだぞ」
女「私はシャロですが」
男「頭おかしいんじゃないのか、お前らがココアとシャロのわけねぇだろ」
男「そ、そういえば俺、セロリくえねぇ」
女「私もよ」
女2「私もです」
男2「俺もだ」
男「なん…だと…!?」
男「な、なら。さらに俺はピーマンも食えない!アスパラも…にんじんもだ!」
男2「なんの自慢なんだよ、好き嫌いしちゃダメじゃん?」
男「ココアさんもトマトジュース飲めないでしょう!」
男2「飲めないけど」
男「ほら、自分だって好き嫌いしてるしてるじゃないですか!」
女「ココアであることを否定しなさいよ」
男2「つかチノちゃんの真似すんなって言ってんじゃん?潰すぞ」
女2「そういえば男さんって泳げなかったですよね」
男2「お、おまっ!馬鹿じゃん!」
男「…それだぁ!俺=泳げない=チノちゃん。謎は全て解けた!」
女「川に行った時に帽子追いかけて溺れた事あったわね」
男「ほらほら!俺ってチノちゃんなんだよ!」
男2「チノちゃんは溺れてはいないからな」
男2「しかもあの時の帽子、俺のだけど結局流されたしな」
男「帽子よりも俺が大事だろ!」
男2「そうだよ。無事でよかった。…無茶すんなよ。馬鹿。」
女「………イイハナシカナー」
男「でも一番駄目なのは俺から目を離した男2だから!」
男2「ファーーーーッ!!」
女「チノちゃん=男って言うから思い出したけど。男ってウィスキーボンボンで酔うよね」
男2「なんか協力的になってんじゃん!?」
男「おお、そうだ。お菓子で酔うなんて思わなかったんだよなぁ」
男「ふぅー…ほらな?」
男2「何がほらな、じゃん。酔ったらチノちゃんみたいにお姉ちゃんっこになるのか?」
男「お姉ちゃんがいねぇんだよなあ。お前が年上だったらよかったのに」
男2「性別を考えろよ」
女「男=チノちゃんなら性別を気にしなくていいんじゃない?」
男2「いいわけねえだろ、俺がお姉ちゃんになってねぇだろ」
男「だったら男2がココアになればいい」
男2「それいい発想じゃん!」
女2「なんか気持ち悪い人達ですね」
男「あ!さっき泳げないって言ったけど、俺って自転車も乗れねぇや!」
男2「でもお前バイクの免許持ってるじゃん?」
男「自転車乗れない=チノちゃん=俺。ほらな、また証明終了だ。」
男2「バイク乗れない=チノちゃん=はてな?じゃん、おい。」
男「チノちゃんがバイクに乗れない証拠がないからいいんだよ」
女「シュレディンガーの猫ね」
女2「話の終わりはあるんですか?」
男「正直困ってるわ」
男2「ならやめればいいじゃん?」
男「なんとかして証明したいじゃん?」
女「男って絵が下手よね」
男「そうか?普通じゃね、美術4だったし」
女「そこはノリなさいよ!」
男2「男の成績はテストと提出物での評価だろ、お前の絵、ひでぇじゃん?」
男「そうか、そうか」ニヤ
男2「しまった!?」
男「チノちゃん=絵が下手=俺。証明終了、Q.E.D...」
男2「もうお前がチノちゃんで良いわ…」
男「じゃんけんの時にあたまの上で両手をぴょんぴょんさせてからパーとか出すぞ」
男2「それくっそムカつくからやめて欲しいじゃん…!」
男「もう俺がチノちゃんって言う証拠がない…」
男「なんか無いのか、何か…」
何かないですかね…
男2「そういやお前家事出来ないよな」
男「あ、あぁ、確かに…。」
女「裁縫も苦手だったよね」
男「お、おい…もしかして…俺って…」
男「チノちゃんじゃないのか…」
男2「初めからそう言ってるじゃん、帰るぞ」
女「そうよ、今日はお鍋にしましょう」
男「男2と女が作る飯は美味いからなあ」
男「そっか…俺ってチノちゃんじゃなかったんだな、ならなんだろう。料理出来なくて裁縫も苦手…」
女2「パン作れるようになったらココアじゃないですか?」
男「それだ!」
男2「それだじゃねぇよ、ココアは泳げるぞ、自転車も乗れる」
男「俺が泳げて、自転車も乗れればいいんだろ」
女「好き嫌いも無くさないとね」
男「ついでにトマトジュースを嫌いになればいいんだろ」
男2「今日の鍋にはセロリとか入れるかー」
男「望むところだよ!チノちゃん!」
男2「あれ?俺がチノちゃんになってる?」
男「そうだよ、俺はココアだったんだよ!」
2か月後
男「俺とココアって似てないか?」
男&女&女2「「「付き合いきれない…」」」
男「好き嫌いをなくすため、欠点を無くすためにはココアを目指せばいい。」
男「ココア=完璧=今の俺。Q.E.D...証明終了だ」
男2「ココアにも欠点はあるけど。…最強のお姉ちゃんだからな」
男「お前らもココア目指して、生きて行こうな」
女「…イイハナシカナー」
女2「無理矢理ですね…」
終わり。
一定周期で糞スレ建てたくなるのすまんこ。
SSとはいえ文章書いた俺って青山さんじゃん?
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