P「今日は美希と仕事か」 さやか「残念!さやかちゃんでした!」(511)

P「…君は誰だ!?」

さやか「やだな~、あたしの事忘れちゃったんですか?」

さやか「プロデューサーなのに酷いなー。美樹さやかですよー!」

P「な、何を意味が分からない事を…」

やよい「プロデューサー、さやかさんおはようございまーす!」

さやか「うーっす!相変わらずやよいは可愛いな~、こんにゃろう~」

やよい「わー、やっやめてくださいー!」

P(何故馴染んでいる…いや、それより本物の美希はどうなったんだ!?)

P(今日1日行動して分かったのは…)

P(恐らく美希の代わりにあのさやかという娘が765プロにいる…ってことか)

P(……しばらく様子見だな)




さやか「おっはー、プロデューサー!」

P「おはようさやか!今日も早いな!」

さやか「ふふふ、こう見えても早起きは得意なのだ!」

P(とりあえず本人から情報を得ないとな…そのために)

>>9

解雇

P「さやかは偉いな!」

さやか「そうっしょ~!努力の娘なのさ!」

P「そうか、だが本物の美希は努力する姿勢に加えて天性の才能も備わっていた」

P「お前からは才能を感じられない。お前では美希の代役は務まらない」

P「だからお前は今日限りで首だ」

さやか「ちょ、ちょっと意味分かんないわよ!本物って何なのさ!」

P「社長に直談判してくる」

さやか「ちょ、ちょっと待って…!」

ガチャッ

さやか(クッソー、なんでプロデューサーだけ元の美希を知ってるのよ…)

さやか(キュゥべぇあたしの時だけ手ぇ抜いてるんじゃ無いでしょうね…)



P「却下されて、カウンセラーを紹介された」

さやか「当然っしょ!いきなり解雇なんて無理無理!」

P(美希の代わりに…この得体の知れないのが…いや普通の少女なんだが)

P(この事態について何か知っているのかもしれんが…どうする…)

>>19

とりあえず全力でデビューさせる

P(とにかく俺はプロデューサーとして全力でさやかを全力でデビューさせるしか無いな)

P(その過程で美希がどうなったか、さやかが何者なのか分かるかもしれん)

P「そうだな…俺がどうかしてた…すまん…」

さやか「別に良いよ!さやかちゃんは寛大な心の持ち主だからね!」

さやか(よしっ!かなり疑われてるけどとりあえずセーフ!)

さやか「今日もジャンジャン頑張っちゃいますよー!これから何するんですか?」

P「そうだなぁ…」

>>26

レッスン

P「今日はレッスンだ」

P(さやかの能力を一通り確認する必要があるしな)

さやか「なるほどなるほど。歌も踊りも演技も何でもこなしちゃいますよ!」

P「その自信がいつまで持つかな~?」

さやか「あまり見くびらないで欲しいなぁ。実力をとくと見せてあげるよ」




P(歌唱力は素人にしちゃ上手い…ってレベルだな)

P(演技力は正直言って残念だ)

P(しかし、ダンスに限っては真や響と肩を並べるかもしれん)

さやか(ダンスは魔法で小細工すれば何とかなるもんねー)

さやか「プロデューサーどうでした?思ったよりやるもんでしょ」

P「 >>32 」

その白い猫みたいなの何?

P「その白い猫みたいなの何?」

さやか「えっ!?ややややだなぁ…そんなのいないですよ」

P「いるじゃないか。赤い目、長い耳毛、大きな尻尾を持った生き物がすぐ傍に」

さやか「ええええええええ!?プロデューサー、キュゥべぇが見えるんですか!?」

QB「まさか…彼からはボクの事が見えるはずが…」

P「冗談だよ。何でそんなに驚いてるんだ?そんな奇妙な生き物いるはず無いだろ」

さやか(本当に見えて無いの…?妙にピタリと言い当てて来たんだけど…)タラタラ

P「汗が滝のように出てるぞ。それでそのキュゥべぇってのは誰だ?気になるな」

さやか「ぅっ…えっと…それは…あ、そう! >>41 ですよ!」

彼女

さやか「ぅっ…えっと…それは…あ、そう!彼女ですよ!」

P「随分男らしい名前の彼女だなぁ。さやかって女が好きなのか?」

さやか「そ、そうです!女の子大好き!男なんてクソ食らえです!」

さやか(ただし恭介を除く)

P「ふ~ん…で、何で俺が白い生物の嘘を言った時にその彼女が出てくるんだ?」

さやか「あぅ…そ、それは…そうエア彼女です!ちょっと猫っぽいんですよ!」

さやか「あたしの妄想とそっくりだったんで!つい…」

P「…お前って悲しいな」

さやか「…はい」

P「まぁ、765プロの皆に手は出さないでくれよ」

さやか「やだなぁ…そんなことするはずないじゃないですか」

P「怪しいなぁ…」

さやか「本当ですって!そのくらい弁えてるって!」

P(色々怪しすぎる…彼女の下りは間違いなく嘘だが…キュゥべぇか)

さやか(あぁ…もう更に怪しまれた…ヤバイなー…これ以上追及されたらまたボロが…)

さやか(…あっ丁度良い所に >>>49 が)

さやか「お~い >>49 じゃん!」

イワーク

さやか「お~いイワークじゃん!」

P「…誰?」

さやか「あたしの先輩の友達の兄貴の友達なんですよ!」

P(関係が遠すぎるだろ。それに…何でここに入り込んでるんだ)

イワーク「どうしたさやか?その様子だと何か強いられているようだが」

さやか「実は…この人に疑われる事を…強いられているんです…!」集中線

P「えっ!?そりゃ、あの流れじゃ誰だって疑うだろ!」

イワーク「…こんなかよわい女の子を疑うとは…君は謝罪すべきだ」

P「俺が…謝罪することを強いられているんですか!?」集中線

さやか「早く謝ってよ~!」

イワーク「俺のすてみタックルを受けたくなければ早くするんだ」

P「グッ…さやか、俺が悪かった…」

P(イワークとかいう人のせいで有耶無耶になってしまった)

P(あの慌てようから何か隠しているのは間違いないが)



さやか(今日は結構ヤバかったわ…イワークが来なかったら…)

さやか(明日からもっと冷静に行動しないと…)


さやか「プロデューサー、おはようございます」

P「あぁ、おはよう」

さやか「今日は何を?」

P(とりあえず平常通りに…今日は…)

>>61

電車で痴漢

P「今日は電車で痴漢するぞ」

さやか「は?」

P「ほら早くしろ。時間厳守だ」

さやか「えっ、ちょっ、おまっ・・・」



P「ふぅ…間に合った…確かこの車両だったな」

さやか「電車で痴漢とか何なのよ!あたし達豚箱行きじゃない!」

さやか「絶対あたしやんないからね!やるなら一人でやってよ!」

P「詳しい説明をしてなかったな。実はドッキリの撮影なんだ。乗客も全員仕掛け人だ」

さやか「えっ…なんだ…それなら早く言ってよ」

P「ほら、あそこにいるだろ?あいつが今回のターゲットだ」

さやか「あれは…>>72じゃない」

>>72っててめぇ!
他意がありすぎだろっ!

くっ

さやか「あれは…千早じゃない」

P「765プロのアイドルならまだ安心だろ?」

さやか「まぁ…見知った顔ならなんとか…」

P「よし、このマスクと帽子にサングラスで行って来い!」

さやか「アイアイサー」

さやか(とは言ったものの千早って硬いからちょっと不安なのよね…ドッキリだからって許してくれるかどうか)

千早「………」

さやか(千早はこっちに背を向けて立っている…まだ気付かれてない)

さやか(まずは小手調べに…)

>>82

肩を叩いて名前を呼ぶ

トントン

千早「はい?」

さやか「おっす、千早」

P(あぁぁぁ、何普通に声掛けてるんだ!)

千早「美樹さんじゃない…そんな格好で何してるの?」

さやか「まぁそれはカクカクシカジカ四角いムーヴで」

千早「プッ………」クルッ

さやか(笑いのツボ浅ッ!でも振りかえって俯いてるし何かするなら今の内!)

>>96

おっぱい押し付ける

ムギュッ

さやか(さぁ、さやかちゃんのダイナマイトボディでクラクラするのだ!)

千早「………」

さやか「………」

千早「………」

さやか(…あれ?無反応?)

千早「……どういうつもり?私へのあてつけかしら?」

さやか「い、いやっ…そういうつもりじゃぁ…ただ…ちょっと」

千早「ちょっと…何?言いたい事があるならはっきり言えばいいじゃない」

さやか「ちょ、ちょっと何で怒るのよ…」

千早「全く怒って無いわよ!?胸の事なんか72も気にして無いですけど!?」

P(涙目でキレまくる普段とは違う千早が見れてTV的には良かったみたいだ)

千早「………」

さやか「だからごめんってばぁ~」

P「千早、さやかを許してやってくれ…番組の企画なんだ」

千早「……そうですね元はと言えばこんな仕事を引き受けたプロデューサーが悪いんです」

P「うっ…」

千早「二度とこんな企画しないでください。はっきり言って本気で嫌です」

P「はい…申し訳ありませんでした…」

千早「頼みますよ。はぁ…まぁ胸なんてただの脂肪の塊だし…」ブツブツ

さやか(年下のあたしの胸にかなり負けてるのもショックみたい)

さやか(どうにかしないと…)

>>107

千早のを揉む

サワサワ

さやか(も…揉めない…どう頑張っても…)

千早「………」ゴゴゴ

P「おい、さやかっ!やめるんだ!」

千早「フフッ、美樹さんの考えはよ~く分かったわ」

さやか「あわわわ、いやっ、人に揉んでもらうと大きくなるって言うじゃないですか!」

千早「あら?私の胸は揉む事も出来ないっていいたいの?」ニコッ

さやか「はいっ!じゃなくて、そう、いや、あれ…おかしいな~…」

P(あの後千早は不機嫌になってそのまま帰ってしまった)

P(俺があんな仕事を引き受けなければ)

P(そしてさやかの正体について何も情報は無し)



さやか(はぁ…千早に嫌われちゃったよ…)

さやか(もう!プロデューサーのせいだ!こんなんでトップアイドルになれるのかなぁ…)

さやか(まっ、今日はボロは出さなかったし良しとしますか…)



P「おはよう、さやか。昨日は大変だったな」

さやか「…お互い様です。千早の方もストレスで大変だったと思いますけど」

P「だろうな…。まあそれは置いといて嬉しい知らせだ!さやかに新曲だ」

さやか「えっマジっすか!?タイトルは!?」

P「タイトルは… >>120

恋するゾンビ

P「タイトルは…恋するゾンビだ!」

さやか「えっ、何すか。その斬新過ぎてついていけないタイトル」

P「見た目は普通なんだが、既に人間じゃ無くなっている」

P「そんな女の子が自分のことを皮肉ってゾンビって言ってるんだ」

P「彼女の悲しい恋心を描いた歌だ」

さやか「へっ、へ~。そりゃ良さそうっすね…」

P「だろ?特にサビの歌詞がまた最高なんだな」

サビ
>>123
>>125
>>127
>>129

この身体バラバラにいっそ砕け散っても

恭介愛してる

プロデューサーの次に

抱きしめてなんて言えない

この身体バラバラに
いっそ砕け散っても
恭介愛してる
プロデューサーの次に
抱きしめてなんて
言えない

さやか(きょ、恭介…)

P「どうだ?バラバラになっても愛してる…でも抱きしめてなんて言えない…」

さやか「…何でプロデューサーが出てきてんのよ」

P「そこは俺の要望だ」

さやか「ふざけないで!あたしが一番好きなのは恭介なんだから!勝手な事しないで!」

さやか「それにあたしゾンビなんかじゃない!恭介と結ばれるんでしょうね!?」

P「もちろん悲恋」

さやか「何でよ!?そんなの絶対おかしいよ!」

P(恭介に過剰反応するな…これはヒントになるやもしれん)

P「恭介ってさやかの何?」

さやか「そ、それは… >>139

黒歴史よ

さやか「そ、それは…黒歴史よ」

P「黒歴史?」

さやか「…プロデューサーには関係無い!放っといて!」

P(猫みたいな生き物…見えない…キュゥべぇ…恭介…黒歴史…ん~分からん)



P(本人の強い要望により"プロデューサーの次に"の部分は"アタシってほんとバカ"に変更された」

さやか(全力で頑張る…このCDを…何としても売らないと…)

だきし~めて~なんて~♪
いえ~ない~♪

P(十分に宣伝もし、さやかも全身全霊をかけて取り組んだ)

P(何となく歌詞の雰囲気が美希のrelationsに似てるな…)

P(売り上げは…神のみぞ知るところか)



P「さやか…初週売り上げは…」

さやか(ついに来た…恭介に振り向いて貰えるように…あたしはやるだけのことはやった…)

P「……… >>153 枚だ!」

初週20万枚

P「………20万枚だ!」

さやか「うっ…嘘!?夢じゃないよね!?」

P「夢じゃない!全くお前はすごい奴だよ!なんでも自分に歌詞を重ねる人が多いそうだ」

さやか「き、奇跡だ…」ヘナヘナ

P「奇跡でも何でもないよ。さやかの魅力が溢れ出ていたから当然の結果だ」

さやか「ありがとう…願いを叶えた甲斐があったな…グスッ…恭介ぇ…」

P(願いを叶える…?)

P「とにかくこのご時世に20万枚は異例だ!トップアイドルと言っても過言では無い!」

さやか「アハハ…嬉しいのに…涙が止まらないよぉ」ポロポロ

春香「すごいよ!さやかおめでとう!」

伊織「ただのバカだと思ってたけど…これは素直に驚いたわ」

あずさ「さやかちゃんが頑張ってたの私たちみんな知ってるわよ」

千早「……正直悔しいけど、おめでとう。目標が出来たわ」

やよい「さやかちゃん…私なんだか感動しちゃった」

真「ボクもあの歌詞が心に染みてきたよ…もちろんさやかの声もね」

雪歩「もうもうなんて言ったらいいか分からないよぉ」

亜美「さやさやはやれば出来る子だって信じてた!」

真美「うぅ…パパとママは今猛烈に感動してる!」

響「いぬ美たちに聞かせても良さが分かったみたいさー」

貴音「さやかは皆を燦々と照らす太陽のような輝きを持っています。こうなる事も必然だったのかもしれません」

律子「脱帽ね…言葉が出ないわ」

小鳥「実は私、恋するゾンビを延々とリピートして聞いてるんですよ」

高木「キミ達の力は私の想像を遥かに越えていたようだ。この結果に驕らず頑張ってくれたまえ」

P「はい!ありがとうございます!」

さやか「皆…ありがとう…」ポロポロ

さやか(恭介も…あたしのこと見てくれるよね…?)

昼飯まだだから腹が限界 ちょっくらコンビニで食料補給してくる スマソ

P(さやかはTVにひっぱりだこ。キツそうだが何とかやれてる)

P(しかし…さやかの正体、それが未だに分からない…考えても仕方ないか…)

フフフーンフフフーン♪

P(ん?あれは…美希!?)

美希「~♪」

P(以前と変わった様子も無いが…久しぶりに見たな…無事で良かった)

P(しかし出会ったと言ってもどうすればいいのか)

>>201

後ろから手を回して執拗に乳揉み

P(気付かれないようにそーっと…!)

モミモミ

美希「…!!」

バシッ

P「イテテ…久しぶりだな!俺だよ、俺!」

美希「ヘンタイさんだね……警察の人呼ぶから」

P「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺の事分からないのか!?」

美希「何言ってるの?ミキあなたのこと全く知らないんだけど」

P(そ、そんな…俺の記憶が全く無いのか…?)

美希「そうやって誤魔化しても無駄だよ。あとの話はお巡りさんにでもすれば良いって思うな」

P(ま…不味い…!これじゃ俺はただの痴漢男…どうする…)

>>209

気絶させて事務所に運ぼう

P「………」

ドスッ

美希「ぅっ…」バタッ

P「よいしょ…やっぱり軽いな…怪しまれないように背負っていこう」



P「社長、ティンと来たので連れてきました!」

高木「ほほぅ…どれどれ…うむ!素晴らしい!キミはスカウトの才能まであるのか!」

美希「……ぅぅん、ここどこ…?」

P「あっ、起きたか」

美希「さっきのヘンタイさん!ミキを連れ込んで何するつもり!?」

高木「連れ込む…?合意の上では…?」

P「何でも無いです!それより驚け!ここは765プロの事務所だぞ!」

美希「嘘だよ!どうせミキにあんなことやこんなことするんでしょ!」

P「馬鹿言うな!本当だって!」

美希「…それじゃミキ、さやかさんに会いたいな。どうせムリだろうけど!」

P「ふふっ、それじゃ会わせてやろう…今日は早めに帰ってくるみたいだからしばらく待っててくれ」

高木「あまり口を挟まないでおこう…」

P(……本当に久しぶりだな…美希とこうして事務所にいるのも)

美希(何だか良く分からないけど、この人懐かしい感じがするなー)

真「ただいまー…って誰ですかその子」

美希「…!!本物の真クンだ!すごいすごい!カッコいい!」

真「ははは…光栄だなぁ」

美希「ヘンタイさん本当に765プロの人だったんだね!」

P「だから変態じゃないって…」

真(それにしても可愛いなぁ…ボクもあんな風になれたら…)

さやか「あ~、しんど…マジで疲れるわ…」

美希「………キャー!!」

さやか「うおっビックリした・・・!」

さやか(ってこの人美希じゃん…!何でここに…!)

P(……美希を見て明らかに表情が曇ったな)

美希「初めまして!ずっと憧れてたんだ!」

さやか「へ、へぇ…そうなんだ」

美希「さやかさんみたいにミキもキラキラ出来たら良いなって思って!」

さやか「…あ、ありがとうね。嬉しいよ」

美希「恋するゾンビ大好きなんだ!あんなに歌って踊れるなんて本当にすごいよ!」

さやか「そんなことないよ」

P「で、物は相談なんだが美希、さやかみたいにアイドルをやる気は無いか?」

さやか「!!」

美希「本当!?ミキがさやかさんみたいになれるの!?」

P「まだそれは分からないが……お前次第ではなれないこともない。ルックスも申し分ないし」

美希「大丈夫!キラキラ出来るようにミキ頑張るから!」

P「その言葉は765プロのアイドルをやっていくと取って良いな?」

美希「当り前だよ!これからよろしくね、さやかさん!」

さやか「……あー、うん。よろしく」

P(……美希をアイドルに戻すことには成功したが、俺との関係はまた最初から)

P(また信頼を築き上げなくちゃいけないな)

P(…さやかの美希に対する反応も気になるな)



さやか(…何で美希が戻ってきたのよ…)

さやか(まぁ、良いわ…あたしはもうトップアイドルになったんだから)

さやか(…恭介、なんであたしに何も連絡してくれないの…?)

さやか(恭介を…振り向かせるために頑張ってるのに…)

P「今日から新しいアイドルが加わる事になった。星井美希だ」

美希「今日からよろしくお願いしますなのー!」

ザワザワ カワイイ スタイルイイ クッ




さやか「今日は何があるの?」

美希「ミキはどうすればいいのかな?」

P(……今日は)

>>227

美希にさやかの秘密を暴露する

P(さやかの秘密を話せば美希も何か思い出す事があるかもしれない)

P「そういえば美希知ってるか?さやかってキュゥべぇっていう見えないネコみたいな彼女がいるんだぜ」

さやか「ちょっと勝手な事言わないでください!」

美希「…何言ってるか良く分かんない」

P「それなら恭介って言う黒歴史、もとい好きな奴がいるみたいだ」

さやか「おいコラ!!ベラベラ喋るな!!」

美希「……こっちも良く分かんないけど、アイドルに好きな人がいても良いんじゃないかなー」

美希「ミキも好きな人が出来たら気持ち我慢したくないし」

さやか「そうだよね!もう、乙女の秘密を暴露するなんて最低だよ!」

P(…特に美希の反応なしか)

P「あぁ、悪かったよ…つい話したくなって…」

さやか「デリカシーに欠けますよ!……で、今日の予定は?」

>>235

かそくした

P「美希はこれから俺と一緒に仕事の下見だ。さやかは音楽番組の収録だ。詳しい話は律子に聞いてくれ」

さやか「ういーっす。それじゃまたね美希」

美希「分かったのー!さやかさんバイバイ!」




P(ここは…美希が最初にライブを成功させたステージだ。あの時の喜びようは忘れられないな)

美希「ふ~ん、こんなステージでミキも出来るのかなぁ…」

P「大丈夫さ。俺がついてるから」

美希「…ありがとハニー」

P「ん?ハニー…!?」

美希「あれっ、おかしいな…何だか自然にハニーって言葉が出ちゃったの」

P「………」

美希「ちょっと!勘違いしないでよね!カッコいいとは思うけどミキは中身重視だから!」

P「それじゃあ、中身も美希好みになるように頑張るよ」



さやか「いやぁ…売れっ子も大変ですなぁ…」

P「お疲れ様、さやか」

美希「お疲れ様なのー。毎日撮影なんてさやかさんはすごいなぁ…」

さやか「ここまで辛いと良いもんじゃないけどね…マジ濁るよ」

P(2人とも今日はもう予定は無いな。俺たちの仲を深める絶好の機会だ)

P(何か提案するか…)

>>246

おにぎりパーティー

P「どうだ?これからおにぎりパーティーやらないか?」

さやか「はぁ?おにぎりでパーティー…?」

美希「本当!?ミキも大賛成だよ!」

さやか「ちょっと…おにぎりだよ、おにぎり…」

P「美希はおにぎり大好きだもんな!」

美希「うん!でもミキプロデューサーさんに教えたっけ?」

P「ふふふ、俺は美希のことなら何でも分かるんだ」

さやか「言葉の捉えようによっては問題発言だね」

P「他に暇な奴は…」

>>255

ほむら

さやか「あたしの知り合いのほむらってやつが暇みたい」

P「うーん、まぁアイドルじゃないが良いか」

さやか「それじゃ連絡します」

ほむら「その必要は無いわ」ファサッ

さやか「…あんたいい加減それやめなさいよ。心臓に悪いっての!」

P(な、何だ…この子はどこから現れたんだ!?)

美希「すっごく綺麗な髪なの…羨ましいなぁ…」

P(まずそこかよ!!…まぁ確かに綺麗な子だな)

さやか「で、どこでするの?」

ほむら「既に準備は出来てるわ。私について来て」

場所
>>262

上条恭介の自宅

恭介「いらっしゃい…ってこんな大人数で!?」

さやか「や、やっほー恭介!会いに来たよ!」

P(彼が恭介か…)

恭介「久しぶりだね、さやか。アイドルになってから遠くに行っちゃったような気になるよ」

恭介「学校でも人が集まって全然話せないし…雲の上の存在になっちゃったよ」

さやか「やだなぁ~!あたしが雲の上なら恭介は宇宙の果ての存在だよ!」

美希(さやかさんはこの人が好きなんだ)

ほむら「無駄話は良いからさっさと始めるわよ。時間が惜しいわ」

P(ほむらちゃん…それに恭介君…2人と話をすれば何か分かるかもしれない)

さやか「…おにぎりはどこ?」

ほむら「場所は準備したけどおにぎりは知らないわ」

さやか「そんなこったろうと思ったわ!ったく、あたしが握ってくるよ」

美希「さやかさん、ミキも手伝うよー!」

恭介「僕も何かすることないかな?」

さやか「ありがとう美希!恭介は腕治ったばかりでしょ?あたしたちに任せなさい!」

恭介「すまない、さやか…それに美希さんもありがとう」

ほむら「早く作りなさい。私のお腹が悲鳴をあげてるわ」

さやか「相変わらずムカツクわね…はいはい、あんたはくつろいどきなさい」

P(うまい具合に2人が残った!まず何を話そう)

>>271

さやかとQBの関連性について聞く

P「君たち…キュゥべぇって知ってるか?」

ほむら「……!」

恭介「キュゥべぇ…ですか。知りませんね」

P「何でもさやかの妄想彼女らしいんだが…とても信じられなくてね」

P「君たちならさやかとキュゥべぇの関係について何か知っているかもと思ったんだが」

ほむら「……あなたが関与すべきことではないわ。忘れなさい」

P(この口ぶり…彼女は何か知っているみたいだな)

プルルルル

恭介「…あっ、ごめん。電話が掛って来たから出てくるね」スタスタ

P「…君は何か知らないのかい?隠してるなら教えて欲しい。頼む」

ほむら(どうせ信用してもらえるはずも無い…それに巻き込まれる危険も出てくる…)

ほむら(教えない方が良いのだけれど…)

>>283

教える代わりに早乙女先生をプロデュース

ほむら「教える代わりに、私の知り合いをプロデュースしてもらえないかしら」

P「知り合いって誰だい?」

ほむら「早乙女和子よ。写真はこれ」ピラッ

P(……小鳥さんよりも年上に見えるんだが…)

P「…年齢は?」

ほむら「知る必要はないわ」ファサッ

P(…30代半ばってところか…容姿は悪くないが…)

P「善処するよ。早乙女さんが納得したらの話だけど」

P「さて、本題なんだがキュゥべぇとさやかの関係について教えてくれ」

ほむら「かくかくしかじか」

P「キュゥべえと契約して魔法少女として戦う使命を課せられる代わりに、願い事を何でも一つ叶えてもらえる…!?」

ほむら「まぁ信用するもしないも、あなたの自由よ。私は言ったから」

P「…さやかは何を願ったんだ?」

ほむら「上条恭介の腕を治した上で、星井美希の代わりにアイドルになりたい…って所ね」

P「それって願いは2つじゃないか」

ほむら「知らないわ。どちらも大した願いじゃないからキュゥべぇも容認したんじゃないかしら」

P(とても信じられないが…美希とさやかが入れ替わった事は魔法ぐらいじゃないと説明がつかない…)

P「ってことはさやかはアイドルしながら…化け物と戦ってるのか?」

ほむら「そうなるわね」

P「…どこからその力が湧いてくるんだ…片方だけでも潰れてしまいそうなのに…」

ほむら「愛しの彼を振り向かせるためじゃないかしら。私には理解できないけど」

P「俺は美希のことを覚えていた…美希も少しではあるがアイドル時代の事を体が覚えているようだ」

ほむら「それこそ本物の奇跡ね。あなた達の何かがそうさせたのかもしれないわ」

ほむら「美樹さやかの魔力不足ってことも考えられるけど」

P「………」

ほむら「もう良いでしょ。早乙女先生のプロデュース頼んだわよ」

P「おぉ!旨そうなおにぎりだな!」

恭介「すごい数だね…」

美希「へへっ、さやかさんお料理も上手なんだよ!」

さやか「美希も呑み込みが早くてすごいよ!」

ほむら「あなたが美希って言うと自画自賛してるようにしか聞こえないわ」

さやか「……まな板、壁」ボソッ

ほむら「…今すぐ死にたいようね」

恭介「お、落ち着こうよ2人とも!おにぎりでも食べて!」

美希「あっ、忘れてたの!はい、皆このお皿のおにぎり一つずつ取って!」

ヒョイ

さやか「ククク、このおにぎりはロシアンルーレットだよ…中身は何が入ってるか分からない…」

P「えぇ…嘘だろ…」

ほむら「下らないわね。食べなければ良いだけよ」

さやか「おーっと、暁美ほむらさんが逃げ腰です!へたれです!弱虫です!絶壁です!」

ほむら「……やってやろうじゃない」イラッ

さやか(こいつチョロイわ)

恭介「食べられるものなんだろうね…」


>>311 美希>>313 さやか>>315 恭介>>317 ほむら>>319

ハバネロ

まどパン

イチゴ大福

あんぱん

まどか

P「……か、辛ぇ!!なんだこりゃ!!」モグモグ

美希「プロデューサーさんはハバネロみたいだね!」

P「んなもん入れんな!」

さやか「あたしは…イチゴ大福!…うん」モグモグ

恭介「…これは…アンパン?…気持ち悪い…」モグモグ

P「どれも大差ないな…」

美希「ってことは美希のは…うっ、誰かのパン」モグモグ

ほむら「それ以上口をつけずに、今すぐそれを寄こしなさい…良い子だから」

美希「は、はいっ!どうぞどうぞなのー!」ビクビク

ほむら「ありがとう。これからあなたを応援するわ」ゴソゴソ

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SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

P(何でポケットに入れたんだ)

恭介(暁美さんってやっぱり変な人だな…)

ほむら「…私のおにぎりから…純まどかの香りが…隠れても無駄よ!」クンカクンカ

パカッ

P「うわぁ!!おにぎりの中から人が!」

恭介「………鹿目…さん…?」

まどか「ティヒヒ、私をおにぎりの具にしちゃうなんて発想がすごいよ!」

さやか「でしょ!?結構魔力使ったわ~。でもあんたよく分かったわね」

ほむら「この程度のもの見破らないとマドラー失格よ」

美希「さやかさんって魔法みたいな手品まで出来るんだよ!すごいよね、ハニー!」

P(…手品ってレベルじゃねーぞ。美希なら手品で納得するかもしれんが…)

P(てか魔力って普通に言ってるし…)

まどか「と言う訳で私もおにぎりパーティー混ざって良いかな?」

ほむら「問題無いわ。美樹さやかが出ていくから」

恭介「………」

P(彼は脳が処理しきれてないようだな…)

P(何事も無かったかのように、おにぎりパーティーは開催された)

P(しかしこれで確信が持てた…彼女の話は本当だったと…)

P(…さやかの願いで…美希の努力が0に……あれだけ頑張って来た美希が…)

P(そして俺との思い出も…消えた)


さやか(久しぶりに恭介と話せて嬉しかったな…)

さやか(あたしの曲も誉めてくれたし…)

さやか(魔女退治とアイドル活動で全然遊べなかったし久しぶりに楽しかったなぁ)

さやか(明日も頑張らないと!)

P「2人ともおはよう!」

さやか「おはようございます!プロデューサー!」

美希「昨日楽しんだ分今日はミキ頑張るよ!」

P(…美希の姿勢も…今の美希に引き継がれてるみたいだな)

P(今日の活動は…)

>>344

ほむほむがPをしてるマミさんを彼女から紹介される日

P「ほむほむPからアイドルの巴マミを紹介してもらう」

さやか「うぇ…マミさん!?」

美希「巴マミって…さやかさんに匹敵する人気を持ちつつあるアイドル…」

P「そうだ。2人を見て美希も何かを学んでくれ」

美希「緊張するけど…やってやるの!」

飯&風呂
まどポやってないからアイドルマミさん良く分からん

P「どうもお初にお目にかかります」

マミ「初めまして美樹さんのプロデューサーに…」

美希「ほ、星井美希です!アイドルになったばかりで…よろしくお願いします」

P(美希が自然に敬語を使うとは…やはり巴マミに気圧されてるな)

マミ「星井さんね、以後よろしくお願いします」ペコッ

美希「は、はいっ!マミさんにも憧れています!」

マミ「嬉しいこと言ってくるじゃない。それとそんなに緊張しなくても大丈夫よ、ねぇ美樹さん」

さやか「そうそう、気楽に気楽に。…まさかマミさんがアイドルになるなんて思いませんでしたよ」

マミ「ふふっ、それはお互いさまじゃない?」

ほむほむP「まっ、我が事務所のマミに勝てるアイドルなんて存在しないのだけれど」

P(そして…この人が巴マミをプロデュースしたほむほむP…顔はサングラスとマスクで隠れて見えないが)

P(…どこかで聞いた事がある声だな)

さやか「そんなのやってみなくちゃ分からないよ!マミさん相手でも手加減しませんから」

ほむほむP「やってみなくちゃ分からないって言うけど、やらなくても分かっちゃう事もあるのよ」

マミ「ちょっと暁美さんよしなさい。…美樹さん、お手柔らかにお願いするわ」

美希「なんだか…すごい迫力だったの…」

P「確かにただ話してるだけなのに、圧倒されるな」

さやか「ちょっと2人ともしっかりしてよ!絶対に勝つんだから!」

P「具体的に何の勝負で?」

さやか「そ、そりゃ…色々と…」

P「はぁ…」

美希「どっちもすごすぎてミキには良く分かんないな…」

さやか「…あんたもデビューしたらすぐにでも人気アイドルになれる。あたしが保証する!」

美希「さやかさん…うん、ミキも2人に並べるように…!」

P(さやかは元の美希を知ってるからな…美希の凄さも良く分かってる)

P(とはいえ…巴マミのスペックは相当なものだ…直接会って改めて分かった…)

P(彼女には一種のカリスマ性のようなものをがある…人を惹きつける何かを…)

P(彼女に勝つには…)

>>373

恋人をつくらせてスキャンダルで潰す

P「2人とも聞いてくれ。彼女に勝つための秘策だ」

さやか「ほほう~?どんな作戦が?」

P「恋人を作らせてスキャンダルで潰せばいいんだ」

美希「えっ…そ、そんなことしたら…マミさんもうアイドル出来ないよ…」

P「そうだ。だが確実に勝てる方法だ」

さやか「大体誰がマミさんの恋人になるんですか…」

P(問題はそれなんだよな…相手もカリスマアイドル…そう簡単には…)

P(俺の周りで誰か…)

>>383

佐倉杏子

さやか「それなら…佐倉杏子が良いと思うよ」

P「誰だそれは…名前からして女性のようだが」

さやか「マミさんの旧友…ってやつかな。最近までお互い連絡を取り合ってなかったみたいだけど…」

P「昔からの知り合いってのは強いな。頼めるか?」

さやか「分かった。杏子に言ってみる」

美希「…そんなやり方絶対ヘンだよ…もっと正々堂々と…じゃないとマミさんが可愛そうだよ…」

さやか「あたしは…絶対に負けられないの…どんな手を使っても」

P(彼を振り向かせるために…か…)

美希「そんな…ミキはマミさんにもキラキラしてほしいよ…こんなのって…」

さやか「…そんなの知らない」

美希「さやか…さん…」

杏子(ったく何であたしがこんな面倒なこと…)

マミ「あら、佐倉さんから誘ってきたのに機嫌が悪そうね」

杏子「そういうマミこそアイドルなのにあたしなんかと歩いてて大丈夫かよ」

マミ「これだけ変装してれば大丈夫よ。今日は楽しみましょう!」

杏子(やれやれ…ダメモトで誘ったのにノリノリじゃん)

マミ「あそこのラーメン屋なんか良いんじゃないかしら。まさかアイドルがいくとは思わないわ」

杏子「おっ、良いねぇ早速入るか」

杏子「この全部食べたらタダってやつ超お得じゃねぇか!」

マミ「やめておきましょう…絶対無理よ」

杏子「楽勝っしょ。このぐらい!」

マミ「好きにすれば…私は責任取らないわよ」

杏子「フフン、マミはあたしのこと見くびりすぎだ。それじゃいくかな!」

貴音「この大食いちゃれんじをお願いします」

杏子「おっさん、この全部食ったらタダってやつ頼む」

貴音・杏子「「………」」

バチバチ

マミ「豚骨ラーメンで」

杏子「で、でけぇ…」

貴音「それではいただききます」

杏子「あっ…いっ、いただききます!!」

マミ「頑張ってね」ズルズル



杏子(あいつ…あの量を食ってるのに…顔色一つ変えやがらねぇ…)チュルチュル

貴音(…まだ荒削りですが、食の速さは大したものです…)ズズー

マミ「ごちそうさまでした」フー



杏子(負けられねェ…あたしは…絶対に…!勝つんだ!)

貴音(私のぷらいどにかけてこの勝負退くわけには…!)

マミ「これタイムアタックじゃないんだけど…」



「ごちそうさまでした!!」

勝者
>>412

P「ごちそうさまでした!!」

マミ(この人は…確か美樹さんのプロデューサー…)

杏子「な、何だと…」

貴音「あなた様いつの間に…」

P「お前たちが注文したのと同時に俺も注文したんだよ。2人ともまだまだだね」

杏子「くっ…!」

貴音「完敗です…まさか我々に気付かれぬうちに完食とは…恐れ入ります」

杏子「…そこのあんたも大したもんだよ…あたしが負けそうになるなんてな」

貴音「あなたもです。私は食に関しては自信を持っておりましたが…精進が足りなかったようです」

杏子「またやろうぜ」

貴音「はい、こちらこそ」

ガシッ

P「これも素晴らしき友情かな…」

マミ(何なのこの茶番は…)

杏子(あいつらと別れた後あたしはずっとマミの買い物に付き合わされた)

杏子(晩飯奢ってもらったから良いけど)

杏子(…確かいつものホテルにマミと一緒に泊まれって話だったな)

杏子「マミ、今日はあたしと一緒に泊まってくれないか?」

マミ「えっ、迷惑じゃない?」

杏子「別に良いよ。久々にゆっくり話したいと思ってたし」

マミ「それじゃお言葉に甘えようかしら」

杏子「よし、決まり!ホテルまで行こうぜ」



さやか(プロデューサーによるとお昼は順調みたいね)

さやか(あのホテルにマミさんが泊まるって情報は流しといたし…後は勝手にマスコミが騒いでくれる)

さやか(マミさんが悪いんだよ…あたしの邪魔をするから…)

杏子「着いた着いた!」

マミ「疲れた…早くお風呂に浸かりたいわね…」

美希「待って!!」

杏子「ん~?なんだてめぇ」

マミ「あなたは…星井さんだったかしら」

美希「そうです。マミさん行っちゃダメだよ!騙されちゃダメ!」

マミ「どういうことかしら…?」

美希「実は…」



マミ「そう…美樹さんが…」

杏子「マミと遊んでホテルに一緒に泊まれって…そういうつもりだったのか!」

杏子「髪を帽子に入れろだの服装を男っぽくしろだのやたら注文つけてきやがったが…」

杏子「汚ねぇ真似しやがる!灸を据えてやるか…」

マミ「…美樹さんがそんなことするなんて…よほど追いつめられてるのかしら…」

杏子「どうせあの坊やだろ…そのために契約したんだし」

杏子「あたしと恭介を両想いにして!…とでも頼めば早いのによぉ」

マミ「美樹さんは相手の気持ちを無視することなんて出来ないのよ」

杏子「でも、あたしを利用してマミを蹴落とすなんて…ったく正義の魔法少」

マミ「佐倉さん!」

杏子「あっ悪い」

美希「…?」

マミ「何でも無いのよ、星井さん。気にしないで」

杏子「さてと、お仕置きにもういっぺんさやかをぶちのめしてやるか」

マミ「…ダメよ。私たちは仲間なんだから」

杏子「仲間が間違った事したらブン殴って止めるもんだろうが」

マミ「美樹さんはそんなことしなくてもきっと分かってくれる…だからお願い…」

美希「ミキも暴力で解決するのはダメだと思うな…」

杏子「…あぁそうかい、じゃあ勝手にしろよ」

マミ「今回の作戦が失敗して、次は美樹さんも実力で勝負せざるを得ないわ」

美希「アイドルとしてさやかさんと勝負して…勝つ」

杏子「そんなやり方で大丈夫かねぇ…まっ、あたしにはもう関係ない話だ」

さやか「な、何でマミさんのネタがどの週刊誌にも無いのよ!」

P「どうやら失敗したようだな」

さやか「………」

美希「…だって、ミキがマミさんに伝えたんだもん。これは罠だって」

さやか「……!!美希…どうしてあたしの邪魔をしたの…?」

美希「そんなことも分からないの?」

さやか「…何よその言い方は。先輩に向かって舐めた口きくんじゃないわよ」

美希「先輩だろうと関係ないよ。今のさやかはミキの憧れの人じゃないもん」

さやか「………」

P(美希が止めたのか…やはり美希の意識の高さも以前のまま)

P(魔法の力でも変えられないものがあるようだ)

P(そして…俺はどちらの味方をすべきなのか)

>>433

こうなったらもう、さやかを恭介だけのアイドルにしてしまおう

P(…さやかを恭介だけのアイドルにしてしまおう)

P(そうしないとさやかは元の自分に戻れないだろう)

さやか「はんっ、そうですか。それじゃあんたの大好きなマミさんの応援でもしてるんだね」

美希「マミさんに任せっぱなしじゃないよ。ミキもさやかに負けないように頑張るから」

さやか「あんたがあたしに負けないように…?どう足掻いても無理よ」

美希「いきなり20万枚の記録を叩きだした凄い人もいるの。だからミキも諦めない」

さやか「………」

P「……2人とも俺は少し出かける。予定は律子か小鳥さんにでも聞いてくれ」

P「急に呼びだしてすまないな、恭介君」

恭介「大丈夫です。特に予定も無かったんで」

P「そうか、良かった。それじゃあ早速聞こう。君はさやかの事をどう思ってるんだ?」

恭介「ど、どうって…幼馴染ですよ」

P「それだけかい?好きとかそういう気持ちは持ってないのか?」

恭介「すすす好きとかじゃないです!それに…さやかの好みは僕みたいなのじゃなくて…」

恭介「もっとヒーローみたいな強い人ですし」

P「良く分かるな」

恭介「えぇ幼馴染ですから。さやかの好みも分かってるつもりです」

恭介「それに…最近はアイドルにまでなって…もうさやかに僕なんかが立ち入る場所は無いです」

P(……どっちも自分に臆病になって踏み出せないでいるだけだな)

P「さやかが…君の事を好きだと…言っていたらどうする?」

恭介「そんな冗談はやめてください」

P「冗談ではない。そもそもアイドルを始めたのも君に振り向いてもらうためだ」

恭介「えっ…そんなの嘘ですよ…だってさやかはそんな事一言も…」

P「俺は嘘は一言も言って無い。…さて、さやかの気持ちを知った君はこれからどうする?」

恭介「………」

さやか「…これでどちらの実力が上か分かりますね、マミさん」

マミ「えぇ、このIA大賞に選ばれたアイドルこそが名実ともにトップアイドルよ」

美希「ミキだって2人に負ける気ないよ」

さやか「ふん、マミさんならともかく新人のあんたに負けるはず無いじゃない」

ほむほむP「慢心こそが最大の敵よ、美樹さやか」

さやか「あんたに説教される筋合いは無いわ」

P「お~い!美希、さやか、765プロ集合だ!」

P「良いかお前ら!今日はファンの皆を全力で楽しませろ!」

P「そしてお前たちも全力で楽しんでこい!」

オー!

さやか「………」




ワーキャーサヤカチャーンサヤサヤー

さやか(ここに…恭介はいない…)

それでは765プロ美樹さやかの恋するゾンビです!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

パチパチパチ

さやか(ほら…どうせ適当にやっても、観客は満足するのよ)

マミ「お疲れ様、美樹さん。次は私の番ね」

さやか「………」




マミ「みんなー!今日のお祭り存分に楽しんでいってね!!」

ウオオオオオオオオオオオオオオオ

マミ「それじゃあ恋のティロ・フィナーレいってみよう!」

エンダアアアアアアアアアアアアア

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

フィナアアアアアアアアアレエエエエエエエエエ

マミ「皆ありがとう!!」

パチパチパチパチパチパチパチ
アンコール アンコール アンコール

さやか(…!?あたしの時はそんなの無かった…!)

マミ「最後の射撃なんだけど…今日は特別!もう一回ティロ・フィナーレいきますか!」

イエエエエエエエエエエエエイイイイイ

さやか(そんな…完全に負けてる…)

あずさ「皆さん~ありがとうございます~!」

伊織「こんなに大勢のファンに囲まれて…」

亜美「亜美達超ハッピ→だYO!!」

オレタチモハッピイイイイイイイイイイイイイイ

さやか(そんな…マミさんどころか765プロのみんなにまで負けてる…)



それでは765プロ期待の新人アイドル、星井美希!曲はrelations!

美希「みんな今日は来てくれてありがとうなのー!」

ダレアイツ?シラネ ソンナンイタッケ

さやか(そりゃそうなるよ…何で出てきたんだろ…)

美希「むー…皆ミキのことまだあんまり知らないんだね!だけど大丈夫!しっかり覚えて帰ってもらうから!」

美希「ちゃんとミキの歌を聞いて踊りを見て…一緒に盛り上がってねぇ!!」パチッ

ズキュウウウウウン
ウオオオオオオオオオオオオオオオ

 ~♪
  ~♪

さやか(…どんどん盛り上がってく…名前も大して知られてないのに…!)




美希「ハァハァ…ミキの名前ちゃんと覚えてくれたぁ!?」

アタリマエダアアアアアアアアアアアアアア

さやか「………」

杏子「ふ~ん、ラーメンのあいつもアイドルだったのか。やっぱただ者じゃなかったな」

まどか「こんな良い席で見れるなんてほむらちゃんのおかげだね」

まどか「それにしても最近さやかちゃん調子悪いみたい…あんまり盛り上がら無かったし…大丈夫かなぁ」





P「お疲れ様!全員素晴らしい出来だったぞ!」

律子「えぇ。みんなの気持ちが届いたわ!お客さんも大満足よ!」

美希「ミキのベストは尽くせたってカンジかな」

春香「お客さんとの一体感もすごく楽しかった!」

真「あれだけ盛り上がるとやっぱり!」

やよい「すっごく気持ちいいですー!」

あずさ「疲れが吹き飛んじゃったわ」

亜美「もうワァ→って盛り上がって!」

真美「イェ→ッってなって!」

千早「美樹さんに感謝ね。私たちの目標になってくれて」

伊織「私たちが伸びたのもあいつが馬鹿みたいな記録出してからね」

貴音「あの出来事が私たちに良い刺激になったようです」

雪歩「…そういえばさやかちゃんは?」

響「…どこにも見当たらないぞ」

間もなくIA大賞の発表です!

さやか「………」



さやか(なんで…こんなことに…トップアイドルになって…恭介を…)フラフラ

さやか(うまくいってたのに…どうして…どうして…)フラフラ

さやか(何がダメだったの…?あたしの何が悪いの…?)フラフラ




さやか(あたしいつのまにか魔女の結界の中に…)

さやか(倒さなきゃ…)

ズシャッ ドスッ

さやか「ぐっ…クソッ!!こんなやつに!!」

さやか「…思ったように…体が動かない…」

キュイイイイイイイイン ドオオオン

さやか(止めの一撃ってやつ…あはは…ダメだ…)

さやか(…どうせ恭介に振り向いて貰えないなら…もうどうでもいいかな)



ほむら「全く一人で無茶するわね。私たちもいるってこと忘れてたのかしら」

杏子「こいつは底なしの馬鹿だからな」

マミ「美樹さん大丈夫?今治療するわ」

さやか「ほむら…杏子…マミさん…」

ギャオオオオオオオオ

杏子「さぁてちゃっちゃと片付けますか!」

ほむら「えぇ」

杏子「案外あっけなかったな」

マミ「美樹さんの治療も終わったわ」

まどか「さやかちゃん…無事でよかった…!」

ほむら「グリーフシードは…」チラッ

杏子「濁りまくってる馬鹿がいるからそいつにやろうぜ」

パァー

さやか「どうして…ここに…」

杏子「あんたの様子がおかしいのは分かってたからな。案の定これだ」

まどか「上条君がさやかちゃんを追いかけて結界の中に入ろうとしてたのは予想外だったけど」

さやか「えっ、恭介!?」

恭介「大丈夫かい、さやか?」

さやか「どうしてここに…?」

恭介「さやかのプロデューサーに招待してもらったんだ」

P「ははは、実はそういうことなんだ」

ほむら「…巴マミ、IA大賞行かなくて大丈夫なの?」

マミ「!ごめんなさい!後は任せるわ!」ダダダ

杏子「マミのやつもあたしたちだけで良いって言ってんのにわざわざ来るんだもんなぁ」





マミ「皆、遅れてごめんなさい!お詫びにまたまたティロ・フィナーレいっちゃいます!」

マッテマシタアアアアアアアアアアアア

さやか「恭介…会場のどこにもいなかったのに…」

杏子「お前がいないって決めつけてたんだろ。探すのも諦めちまって」

まどか「上条君はすぐ近くで聞いてたんだよ」

さやか「…そんな…嘘だよ…」

恭介「さやか…君の気持ちに気付けずにごめん…僕もずっと逃げてた」

恭介「傷つくのが怖くて…自分の気持ちを伝えたら、僕の前から消えてしまうんじゃないかって」

恭介「今更こんなこと言ってもカッコつかないけど」

恭介「僕はさやかが好きだ!」

さやか「あっ…あぁ…」ポロポロ

恭介「僕と付き合ってくれないか?僕だけのアイドルになってほしいんだ」

さやか「…うん」

P「おんや~、まださやかの口から好きって言葉が出てないぞ?」

杏子「お前も言えよ!あたしを利用した罰だ!」

さやか「そんな~…恥ずかしいよぉ」

恭介「さやか…」

まどか「ティヒヒ、さやかちゃんもう覚悟を決めるしかないね!」

さやか「……うぅ~///あたしも好きだよ!馬鹿恭介!」

恭介「それじゃあ僕だけのアイドルになったことだし歌ってもらえないかな…」

恭介「聞きたいんだ…僕のために歌ってくれるさやかの声が」

さやか「うん…恋するゾンビ歌うよ…恭介のために…」

あれ、歌詞的に恋するゾンビはヤバくね?

恭介「それじゃあ僕だけのアイドルになったことだし歌ってもらえないかな…」

恭介「聞きたいんだ…僕のために歌ってくれるさやかの声が」

さやか「うん…恋するゾンビ歌うよ…恭介のために…」

この身体バラバラに
いっそ砕け散っても
恭介愛してる

恭介「////」

プロデューサーの次に

恭介「」


いやまあ、歌詞を誰よりもとかに変えれば綺麗に終わるんだろうけど

>>448
>>145

美希(どこ探してもいないの…ん?)

~♪

美希(この歌は……すごく綺麗で優しい声…)

この身体バラバラに
いっそ砕け散っても
恭介愛してる
アタシってほんとバカ
抱きしめてなんて
言えない

恭介「ありがとう、さやか。今まで聞いたどんな曲よりもすばらしいよ」

さやか「でも、歌詞が今のあたし達には合わないね…」

恭介「ははは、そうかもね。でも良いさ。これからは僕たち二人の曲を作っていくんだから」

さやか「うん!」

>>488
流し読みしてたから気づかんかったわw
ありが㌧

P「鈍感二匹をくっつけるのも大変だな」

杏子「全くだ。だけどやっと付き合えたからってあんまりイチャイチャすんなよ!」

杏子「見ててイライラしそうだ!」

まどか「そうだよ!のろけ話とか勘弁だよ!」

さやか「そんなことしないってば!」

恭介「えっ、してくれないのかい?残念だな…」

さやか「あぁ~もう///」

美希「…さやかさん」

P(美希…)

さやか「…美希……ごめんね…あたし酷い事ばっかり言って」

美希「ううん、全然気にして無いの。…ミキ、今の歌聞いて感動しちゃった」

美希「今のさやかさんは誰よりもキラキラしてる!胸張ってそう言えるの!」

さやか「………ありがとう」グスッ

でもこの話ってさやかかなりクズですよね?

単に魔法の力でアイドル事務所に所属すればいいだけなのに
美希の地位を盗み取るようなマネして

アイドル界に激震走る!!美樹さやか衝撃引退!!

春香「さやか、本当に引退しちゃったんだね」

伊織「あの馬鹿がいなくなって少しは事務所も広くなったわ」

あずさ「伊織ちゃんまたそんなこと言って」

やよい「こっそり泣いてたのちゃんと見てましたよ!」

真「はぁ…ボクにも王子様が現れないかなぁ…」

雪歩「真ちゃんが王子様になって誰かを迎えに行けばいいんだよ!」

亜美「でも引退したけどあんまり寂しくないね」

真美「なんでだろうね→」

貴音「さやかは常に私たちを見守ってくれているのです…あの太陽のように…」

千早「というよりしょっちゅう旦那連れで事務所に来るからじゃないかしら」

響「うん。間違いなくそっちのせいだ」

P「お前達のんきな事言ってられないぞ!」

P「さやかが抜けたってことはその穴を埋めなきゃならないってことだ!」

美希「大丈夫だよ!ハニー!美希が全部埋めてあげるから安心して!」

律子「そこは皆で埋めていくところでしょ…」

P「それに加えてIA大賞の巴マミ!これからの目標は打倒巴マミだ!やるぞー!」

オー!!!

P(美希も断片的に記憶を取り戻してきている。いずれ全て思い出す日が来るかもしれん)

P(魔法少女達の奇跡のお裾分け……いや、むしろ美希は被害者でしかないな。うん)

美希「ミキ、ハニーとのすっごく大事な約束思い出したよ!」

P「…美希!」



恭介「こんなメロディどうかな?」~♪

さやか「そのメロディならこんな歌詞が」



杏子「お前は…!」

貴音「お久しぶりです…」

響「貴音知り合いかー?」

千早「あら…?」

ほむら「ほむ…」



まどか「…仲間?」

春香「…なのかしら?」



あずさ「あらあら、うふふ」

マミ「ふふっ」

真美「同じ真美なのにこの格差だよ!」

亜美「ドンマイ☆」

ほむら「久しぶりね」

P「あぁ、しかしわざわざ事務所まで来るなんてどうしたんだ?」

ほむら「約束忘れたとは言わせないわ」

早乙女「私をアイドルデビューさせてくれるって聞いたので…頑張ります!」

ほむら「というわけで後はよろしくお願いするわ」

P「あっ、待」

P(消えた…)

早乙女「よ・ろ・し・く・お・ね・が・い・し・ま・す ウフッ」ハァト

P「」




オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠いP坂をよ…

完!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月26日 (火) 16:10:32   ID: gTabP0iQ

先生!!

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