アリス「そうだね。病院行かなくちゃ」
忍「……」
ブゥーン キキッ バタンッ
ピンポーン ガチャ
カレン「おはよー!」
アリス「カレン、おはよう」
忍「おはようございます。支度するのであがって待っていて下さい」
カレン「うん。おじゃましまーす」
忍「では、着替えてきますね」パタン
アリス「外寒かったでしょー。お茶いれるね」パタパタ
カレン「うん…アリス、体調はどう?」
アリス「…元気だよ?」
カレン「んー、そっか!よかったよかった」ナデナデ
アリス「いつもごめんね、カレン。はいお茶」㌧
カレン「もー…毎度言ってるけどさ、私が好きでやってるの!アリスとしのとのドライブが私の趣味なんだから」ズズー
アリス「カレン……仕事の方はどう?」
カレン「今のところ順調、かな…まだ始めたばかりだからよくわからないです」ズズズー
カレン「アパレル業界はやっぱり厳しいよ。でも好きなものに携わって働けてるのって幸せだなーって思うんですよ」
アリス「カレンは昔から洋服が好きだもんね、カレンが好きなことできてるの、私もすっごく嬉しいんだ」ニコニコ
カレン「アリス……」
ガチャ
忍「お待たせしました。行きましょうか」
~車内~
カレン「駅であややと陽子を拾いますよ」ブブーン
アリス「うん。病院の後、みんなでお鍋するの楽しみだなぁ」エヘヘ
カレン「検査が早く終わるといいね」
アリス「うんっ」
~病院~
綾「ついたわね」
アリス「しの……」ギュッ
忍「アリス、どうしたんですか?」ナデナデ
アリス「………」ギューッ
忍「大丈夫ですよー。私がずっと側にいますから」ヨシヨシ
陽子「…アリス、あとでね!綾、カレン、行こう」
アリス「………」ギューッ
忍「………」ナデナデ
アリス「………ごめんね、早く済ませちゃおう」ッパ
忍「……えぇ」
~病院受付~
アリス「あの」
受付の人「あ!アリスさん。こんにちは、少々お待ちください」ニコニコ
プルルルル ガチャ
受付の人「先生、アリスさんが来られました」
受付の人「はい……はい…分かりました」ガチャ
受付の人「行きましょうか」ニッコリ
忍「行きましょう」
アリス「うん…」
テクテク テクテク
忍(明日は会社がお休みで良かったです。病院へ行った翌日のアリスは決まって情緒不安定になりますからね)
~病院内の喫茶店~
綾「アリス、やっぱり行きたくなさそうだったわね」
陽子「うん………なんでアリスなんだよっ……」グスッ
カレン「……私達にはどうすることもできないんです」
3人「……」シーーン
綾(空気が重いわ…)ズーン
綾(こうなったのも、そう、あれは私達が高校3年生にあがってすぐの健康診断でのこと)
綾(発育が遅すぎること、整い過ぎた顔立ち、言語の機能が著しく発達していることなどから、アリスは謎の月1検査を強制されるようになった……きっと無理矢理被験者にされてしまったのよね……誰かの……国ぐるみの陰謀で…!!!!)
綾(アリスを研究してなにをしようとしているの……!?)
陽子(思わず感情的になっちゃった…空気が重いな……。なにか明るい話題を)
カレン「そういえば、あややと陽子は同棲生活順調?」
綾「どっ……る、ルームシェアよ!」バンッ
カレン「あれー?ニホンゴムズカシイデース」
綾「もー!解ってて言った癖に~」プンスカ
カレン「えへへー」
陽子「ははっ。それにしてもカレンもすっかり日本語が上手になったよね」
カレン「まぁ、流石にね~……アリスに追いつこうって、必至で勉強しましたから」
カレン「でも、アリスにはまだ全然追いつけていません」
陽子「そんなことないと思うけど……そうだな…ほんと、アリスは強い子だよな」
カレン「うん…。強すぎるよ…。超素直に私の事を応援しちゃってさ。アリスだってやりたい事があるだろうに。私がアリスの立場だったら、私の事を恨めしく思うと思うもん」
綾(……私達は今24歳。 当然アリスも24歳のはず。 私も、しのもカレンも、陽子だって、それなりに大人っぽく成長しているわ。なのに、アリスだけは………初潮すら……………!!!来ていない!!!!!!!!!)
陽子「綾?」
綾「はっ……!ごめんなさい。考え事をしていたわ。なんの話だったかしら?」
陽子「大丈夫?アリスは強い子だよねーって話だよ」
綾「えぇ……国から通院を言い渡されて、とりあえずイギリスに帰ろうとした時とかね」
陽子「あぁ。イギリスの戸籍を抹消されてたんだよな」
カレン「私の父が金に物を言わせて調べてくれたらしいんですけど、国家レベルの問題らしく突っ込んだ調査はできなかったみたいです」
IDバラバラだけど
リレーで書いてるの?
陽子「戸籍は日本に書き換えられているんだよね……一体誰が、勝手にこんな酷いことを……」
綾「ていうかイギリスには戸籍っていう制度がないの。何者かが……いえ、国が勝手にアリスを日本人にしたてあげたのよ」
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ていうか心配になって調べたんだけどイギリスに戸籍ってないんだね
つか疲れた オチ読めちゃうね
>>21
あれ、なんでだろ1人だよ
カレン「……アリスは遠いところに行ってしまったんデスかね」
~病院~
研究者A「アリスが来たようです」
研究者B「ぐへへ……これで最強のロリータを製造する技術が確立される日も近いぞぉ」
謎の人物「我々の技術が実現したあかつきには、世界中のロリコン共が日の目を見ることになるだろう……ふっふっふ」
謎の人物「そして、巨大なマーケットが誕生する……そう!巨万の富が、我らの手にっ!!!!」
~病院の廊下~
忍(アリス、貴女は検査について何も話してくれない……きっと私を心配させないために……)
忍(どうして……誰がアリスを…こんな、辛い目に……)グスッ
アリス「しの?」
忍「っあ……す、すいません」グスッ
アリス「しの……ごめんね」
テクテク テクテク ピタッ
受付の人「忍さんは今日もここから先は……」
忍「…わかりました」
忍(ここから先へは何度も忍び込もうとした……けれど警備が厳し過ぎて無理でした)
忍「アリス、待ってますからね」
アリス「うんっ。待っててね!しの」
ウィーーーーーーーン
バタンッ
謎の人物「アリスちゃん!よく来てくれたね」ニコニコ
アリス「………早く検査、始めて下さい」
研究者A「相変わらずつれないねぇ」
研究者B「まぁまぁ、お待ちかねのようだから早速始めようじゃないですか」
研究者A「そうだな……検査開始だァっ!!!!!!」
俺「そこまでだッッッ!!」
アリス「お、俺くん…!」
─── 終わり ───
研究者A「では、いつものように服そこに横たわってもらえるかな?」ニコニコ
アリス「………」
研究者B「さ、採血するからね」ハァハァ
チクッ チーーーーー
アリス「んっ………(痛っ!!)」
研究者B「あっ……あぁああ!!!!アリスちゃん!!!今月もいっぱい採れたよぉ!!!!!」ハァハァハァハァ
研究者A「馬鹿野郎!真面目にやれ!」
アリス(その他諸々、ハイテクそうな機械とか使ってガチっぽい検査をされた)
~数10分後~
研究者A「あの、ひと通り終わったんですが………」
謎の人物「あぁ。お前らも好きだなぁ。傷はつけるなよ?」クックック
研究者A.B「はいっ!!!!!!!!」
アリス(いやっ……いやっ!!)
研究者A「アリスちゃん。検査、もうちょっとだからねー」ハァハァ
研究者A「お胸の検査をしましょうね~^^おいB抑えろ」
研究者B「はいっ」グイッ
アリス「やぁああ!!」
研究者A「相変わらず全く成長していないねぇ……少し刺激を与えてみるかぁ」
研究者A「アリスちゃん。どんな気分?」フニフニ
アリス「うっ……」グスッ
アリス(しの、怖いよ、助けて)
研究者B「検査だからしっかり答えてくれなくちゃ」ハァハァ
研究者A「あれ?先端が硬くなってきたぞ?」クニクニッ
アリス「んんっ……!!やめてっ!!」
研究者B「アリスちゃん……スンスンハァハァスンスンハァハァ」
研究者A「次は味を診てみようかなぁ」ペロッ
アリス「ひゃっ!!?」ビクビクッ
研究者B「お、俺もアリスたんのおっばいペロペロしたいよぉ」ハァハァハァハァ
研究者A「ふっ、ガキの癖にいっちょこまえに感じるんだよね~」レロレロレロ
アリス「んんっ……っ……っ!!」
研究者B「声、ハァハァ、我慢しなくてもいいんだよ?」ハァハァ
アリス「んん~っ!」(しの……しの……)
謎の人物「そろそろいいかね?」コホンッ
研究者A「チュパレロ……はいっ!おいBお前もちょっと検査しとくか?」
研究者B「ハッハッハァッ……うっ…………」ドピュ
研究者A「……まぁいいか。アリスちゃん、今日の検査はお終いだ」
アリス「ぁ……はい」グスッ
謎の人物「アリスちゃん。毎月すまないね……君にはちゃんと礼はするつもりだ。いつも私の娘が世話になっていることだしね」
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