アリス「美容室に行こうかな」 シノ「」 (89)

シノ「アリス何を見ているんですか?」


アリス「美容室のサイトだよ」


シノ「そ…そんな!アリス髪をきっちゃうんですか!?」


アリス「うん日本に来てから一回も切ってないから思い切ってね」モサァ


シノ「でも、何もスキンヘッドになんかしなくても」


アリス「そんな思い切って切るなんていってないよ!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444404014

シノ「でも…アリスのきんぱつがぁ…」


アリス「………だ、大丈夫だよちょっとすいて量を減らすだけだよ」(本当は短くするつもりだったけどやめておこう)


シノ「それなら切った髪はもって帰ってきてください!」


アリス「え?」


シノ「大丈夫です!なにも恥ずかしいことはありません」


シノ「綾ちゃんも陽子ちゃんが切った髪を持ち帰ってましたし お姉ちゃんもわたしの切った髪を持って帰ってましたし」


アリス(二人とも何してるの!?)

シノ「そうと決まればアリスにピッタリな美容室を探して差し上げます!」


アリス「ありがとうシノ!」


シノ「あ!これ見てくださいアリス」


シノ「週休二日制で毎週月曜定休日、福利厚生完備ですよ!」


アリス「…シノ、それは求人だよ…」
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シノ「いいところがみつかって良かったですねアリス」


アリス「うん!シノのおかげだよ。ありがとうシノ」(シノが見てたのはほとんど求人だったけどね)


アリス「じゃあ早速行ってくるよ!」


シノ「あ…美容室にはマイシャンプーを持っていくといいですよ」


アリス「え?でもシャンプーって美容室に置いてあるんじゃないの?」


シノ「アリス、髪質は人それぞれ違っていてその髪にあった手入れが必要なんです」


シノ「だから自分の普段使うマイシャンプーを美容室に持っていくのは最近のトレンドなんですよ!」


アリス「そうなんだ!シノって物知りだね!」


シノ(まあネットの受け売りですけど…)


アリス「わかったよシノ!じゃあ持っていくね!」


シノ(さらに言うとわたしは持っていったことないのですが)

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アリス「持ってきたはいいけど容器だけだったよ…」


アリス「なんでもってくるとき気付かなかったんだろ」


アリス「せっかくシノが教えてくれたのに…」


アリス「……そうだ!時間はまだ余裕があるし詰替用を買ってから行こう!」



~薬局にて~


アリス「シノがいつも買ってきてくれるシャンプーは……あった!」


アリス「…3000円…?」


アリス「どうしよう…今4000円しか持ってないよ…。」


アリス「これを買ったら美容室にいけなくなるし、家にお金を取りには戻れないし…」


アリス「…のども乾いちゃったし」




















アリス「あと3880円しかないよ」

アリス「結局そのまま美容室に来ちゃった」


美容師「今日はどのようにしやすかっ!」ラッシャーセー


アリス「髪をすいて量を減らす感じで…」


美容師「アーイ!っじゃまずシャンプー行きやす!」アイッアイッ


アリス「あの…」


美容師「なんしょーか?」アイッ?


アリス「…今日マイシャンプー忘れてきちゃったんですけど大丈夫ですか?」


美容師「え?」


アリス「え?」

アリス(恥ずかしい…ひどいよシノ…。)


美容師「トリートメントとかあるんすけどどうっすかぁ?」シャカシャカ


アリス(トリートメント?シャンプー後に付けるあれだよね)「お願いします。」


美容師「っじゃ席の方でつけていきやっす!」セキオコシーノ


アリス(席の方で?)


美容師「っじゃトリートメントつけていきやっす」ベタベタベター


アリス(え…え………え!?)


美容師「機械つけていきやっす!」ガチャガチャ


機械「ギュイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン」


機械「コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」  


アリス「」




























美容師「6800円になります。」

アリス(あの後お金はシノに持って来てもらって事なきを得た)


アリス(シノは謝ってくれたけど、わたしはもう日本の美容室に行かないと誓った…。)


シノ「アリス、何を見ているのですか?」


アリス「歯医者さんのサイトだよ」


シノ「歯が痛いのですか?」


アリス「ううん、痛くはないんだけどビートさんのドメスティック医学みていたら怖くなっちゃって…」


シノ「でもアリス、乳歯は生え変わるんですよ?」


アリス「シノ…シノとわたしは同い年だよ」


シノ「それならわたしがいいところを探してあげます!ここなんていらなくなった車を…」


アリス「シノ!それ歯医者さんじゃないよ!それにもう決まったよ!」


シノ「あら、そうなんですか」


アリス「もうすぐ時間だから行くね!」


シノ「あ、アリスちょっと待ってください」


アリス「なに?シノ」













シノ「歯医者さんにはマイ歯ブラシとマイ歯磨き粉をもっていかなくては」




おわり
きんモザ三期発表はよ
SS増えろ

今日もなんか書いていく


シノ「はじめてのアルバイト」





~学校~

シノ「…おはようございます。」


カレン「オハヨウゴジャイマース!」


綾「おはようシノ。あれ、なんだか元気ないわね」


シノ「…そうなんです。実は昨日アリスにひどいことをしてしまって」


~回想~

アリス「シノ!わたし牛丼屋なんてはじめてだよ!」


シノ「そうなんですか、わたしはしょっちゅう来てますよ」


アリス「お新香とサラダがいっぱいあるね!」


シノ「それはただだから勝手に取って食べてもいいんですよ」(わたしは好きじゃないから食べたことないのですが)


アリス「ほんとに!?」ヒョイッパクパク


店員「あ」

~回想おわり~

シノ「ということがあったんです」


綾「シノ…あなたまたやってしまったのね」


カレン「この間は歯医者でその前は美容室デスネ」


シノ「でもネットには大丈夫だと書いていたんです」


綾「……それはなんていうサイトかしら、まさか2ちゃんねるじゃないよね」


シノ「あら綾ちゃんよく知ってますね!エスパーですか」


カレン「oh」


綾「シノ…今日からそのサイトの出入りはやめなさい」


シノ「ええ!?どうしてですか楽しいですよ!特にニュー速VIPなんか…」


綾「いいシノ?あそこにいる人はほとんどが嘘つきなのよ」(よりによってそこかよ…)


カレン「楽しい反面危険もいっぱいデース」


綾「今のシノみたいに嘘を嘘と見抜けなきゃ2ちゃんねるを使うのはむずかしいわ」

綾「それでアリスとは仲直りできたの?」


シノ「いえあやまったらアリスは許してくれて、喧嘩はしていないのですが」


シノ「でもこのままじゃ申し訳ないのでなにかお詫びがしたいんです」


カレン「何をするかは決まりましたカ?」


シノ「イギリス産のものをプレゼントしようかと」


綾「シノにしてはまともね何をあげるの」


シノ「イギリスから輸入されたバッタです」


綾、カレン「」


シノ「アリスの家の近くにはバッタがたくさんいましたからね」


シノ「あ、でもにげてしまうかもしれないですね」


シノ「じゃあ足を全部もいでしまいましょうか」


綾「おまえええええええええええええええ!!!!!!!!!!」

シノ「ヒッ」


綾「ごめんなさい。取り乱したわなんか言わなきゃいけないような気がしたの、ツインテだし」


シノ「ところでプレゼントはこれでよろしいでしょうか」


カレン「……シノこれあげるデス」つ●


シノ「なんですかこれは?ゴミですか」


カレン「虫の死骸デス。シノは今アリスにこれと同じことをしようとしてるです」


シノ「え!?そんなわたしはまたアリスにひどいことを…」


カレン「人間良かれと思ってやったことでもそれがウラメに出て悪くなることはよくあることデース」


カレン「ジゴクの道はいつも善意でホソウされていマス」


シノ「それならわたしは一体どうすれば…自分で考えたらまた……。」


綾「それなら私たちが一緒に選んであげるわ」





シノ「え!?いいんですか?」


カレン「モチロンデース!今日の帰りにジャコスに行くデース!」


シノ「プレゼントを…買うのですか?」


綾「?そのつもりだけど」


シノ「でもプレゼントは心が大事っていいますし」


カレン「シノ、プレゼントは買ったからといって心がこもってないわけじゃないデス」


綾「お金をかけてプレゼントを買ってあげるというのもひとつの心の込め方だと思うわ」


シノ「でも…」


カレン「それならこうするデース!」

シノ「バイトで一生懸命働いて、そのお金でアリスにプレゼントを買ってあげるのですね!」


綾「それはわかったけどなんでわたしまで…」


カレン「みんな一緒の方が楽しいデース」


シノ「綾ちゃん、カレンありがとうございます」


綾「べ、別にいいわよ。それよりはやく行かないと面接遅刻しちゃうわ」



明日も仕事あるし眠いからまたあした書く

はじめて酉つけたがこれでいいのかな

再開する


綾「そういえばバイト先はシノが決めたけどどこかしら」


シノ「しま〇らっていうお洋服屋です」


カレン「ohファッションセンターデスネ!」


綾「でもなんでし〇むらなの?」


シノ「実はお姉ちゃんが今度しまむ〇のモデルをするんですよ」


カレン「勇はいろんなブランドのモデルをやるんデスネ」


綾「もうすぐつくわよ」


シノ「面接緊張しますね」


面接官「えーそれでは左の方から名前をお願いします」


綾(緊張するわね…バイトの面接なんて初めてだし)


綾(高校の時もあったけどそんなの大分前のことだし)


面接官「あの…名前を…」


綾(そういえばあの時は陽子が面接の練習に付き合ってくれたわね/////////)


シノ(綾ちゃん…綾ちゃん…)


綾(あの時の陽子が……)


面接官「……ゴホン!」


綾「!あ…あの…すみません!」


面接官「名前を」

綾「こ…小路綾でなす」


綾(か…かんじゃった)


シノ「大宮忍でなす」


カレン「九条カレンでなす」


面接官「ブフォッ!!」











綾「ちょっとなんで真似したのよ!」


シノ「申し訳ありません。そういうものだと思っていました」


カレン「面接の人最後まで肩が震えていたデス!」


綾「全員即採用だったからよかったものの」


カレン「まあまあ良いではないデスカ」


シノ「それより明日から初お仕事ですね!わくわくします」


綾(それより…)


カレン「楽しみデース」


シノ「今日は早く帰って早く寝ましょう」



今日はここまで

ちょっとおまけ
※本編と関係ないです


~におい~

シノ「カレンはとてもいい匂いがしますね」


陽子「シャンプーの匂いって前にいってたな」


カレン「そうデス!シャンプーやボディーソープはパパがイギリスから取り寄せているデース」


アリス「シノはお線香やタンスの匂いがするとして陽子はなんの匂いかな」


綾(……陽子の匂い……陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い陽子の匂い)


カレン「陽子は肉まんやおでんの匂いがするデース!」


陽子「おい、コンビニから離れろ」


綾「じゃあアリスはなんの匂いかしら」


カレン「アリスはシノに一日中べったりだからシノの匂いデース」


アリス「ええ~そうかなぁ~///////////////」


シノ「うふふアリスったらぁ」ホホエマァ


綾「つまりはお線香やタンスの匂いね」


陽子「…そういうことは言うなよ」


シノ「じゃあ綾ちゃんはなんの匂いでしょうか」


カレン「アヤヤは陽子の匂いですね」ニヤニヤ


陽子「おいおいそれじゃ綾がわたしと一日中b……」


綾「」ギクゥッ


陽子「綾なんだそのギクゥッは」


陽子「おいこっちをみろ!  返事しろ」


陽子「あやああああああああああああああああああ!!!!」

その夜

アリス「シノ!聞いたよバイトするんだね!」


シノ「そうなんですよお洋服屋さんでやります」


アリス「でもなんで急にバイトなんか…」


シノ(アリスにプレゼントしたいからなんですがここは秘密にしてサプライズをしたいですね)


シノ「えーっとアリスには教えません」


アリス「」


シノ「あ秘密ということですよ」

アリス「で…でもなんでまたカレン達となの」(わたしも一緒にやりたかったな)


シノ「それも秘密です」


アリス「」


シノ「明日からバイトなので今日は早く寝ましょう」


アリス「あのねシノできればわたしも一緒にやりたいなーだなんて…」


シノ「ZZZ」


アリス「」

学校

シノ「皆さんおはようございます」


アリス「…おはよう」


カレン「オハヨウゴジャイマース」


綾「おはよう」


陽子「おはよう…あれアリスなんか元気ないな」


アリス「…うん」


陽子(またシノ絡みだろうしあとで教室で聞こうかな)


シノ「それではアリス、陽子ちゃんまた昼休みに」


カレン「またねデース」


陽子「おうまたな」

教室

穂乃花「カレンちゃん達バイトするの?」


シノ「そうです。しまむらで今日からなんですよ」


穂乃花(カレンちゃんがバイト…)ホワンホワン


穂乃花「ぜ…絶対行くね!」


綾「そういえば穂乃花のところ喫茶店よねそこでのバイトとかは考えなかったの?」


穂乃花「来てくれると嬉しいんだけどあんまり大きいお店じゃないからバイトを雇えないかな」


カレン「じゃあホノカのところには遊びに行くデス!」


シノ「確かラビットハウスって名前でしたね」


穂乃花「ちょ」


シノ「綾ちゃんは前にそこでバイトしていませんでしたっけ?」


カレン「それ以上いけないデース」

穂乃花の家はレストラン(ファミレス)だぞ

>>35
書き込んだあとに気づいた
きにしないで

陽子たちの教室

陽子「アリス、シノとなんかあったの?」


アリス「え?何も言ってないのにどうしてわかったの?エスパー?」


陽子「まあ…ね」


アリス「そうなんだ。実はシノがバイト始めるらしくて」


陽子「あーそういやそうだったな」(確かアリスにプレゼントするんだっけな)


アリス「それでなんでやるのかも教えてくれなくて…」


陽子「…そうなんだ」(教えてないところを見るとサプライズのつもりなんだろうけど…)


アリス「…」ショボーン


陽子(この様子を見るとまたシノが変な言い方したんだろうな)


アリス「それでね…一緒にやりたいなって…いったら……シノが…シノが…」ボロボロ


烏丸「グッドモーニングみんなー…ってアリスちゃん!?」

烏丸「い…猪熊さん!」


陽子「え…ちょ!私じゃない!な、アリス」


アリス「」ボロボロ


陽子「」





















アリス「ごめんね陽子」


陽子「…いやいいんだ。それより落ち着いた?」


アリス「うん。ありがとう陽子」

陽子「まあシノが意地悪でやったなんてことはないだろうしそんなに不安にならなくても」


アリス「…だけど」


アリス「クラスも変わってからシノといる時間がへっちゃったし」


アリス「ずっとカレン達といること多くなってきたし…このままじゃ…このままじゃ」


陽子「……で…でもさ一緒に住んでるんだし、学校でだってお昼休みには会えるんだしさ」


アリス「そうだよね…そうだよね!」


アリス「じゃあ今日は一緒にいられない分たくさんおしゃべりしよう!」

昼休み

アリス「陽子!お昼休みだよ!早くシノ達のとこいこう!」


陽子「わかったわかった。アリス先にいっといて」


アリス「うん!」タッタッ


陽子(元気がでてよかったな)フゥヤレヤレ


アリス「…。」トボトボ


陽子「ってアリス!どうした!?」


アリス「シノ達が…三人で話があるってどこかにいっちゃった」


陽子(シノオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!)

陽子(なんのつもりか知らんが逆効果だぞシノ)


陽子「し…シノも考えがあってのことだし悪気はないよ」


アリス「…でも」


陽子「わたしの弁当のおかず分けてやるから元気だせって」パカッ


日の丸弁当「やあ」


陽子「」


アリス「よ…陽子…き…きっと忙しかったんだよ」


陽子「…アリス。この…梅干の近くの…赤くなったごはんあげるから…元気…だせって」


アリス「陽子オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

そのころ

カレン「そういえばシノはアリスにおくるプレゼントは決まったデスカ?」


シノ「はい。カレンに言われてアリスが何をもらったら喜ぶか考えて決めました!」


綾「イギリスのリスとかじゃないわよね」


シノ「違いますよ。セノビックです!」


綾「え?」


シノ「詳しくはこちらですhttp://www.shop.rohto.co.jp/shop/senobic.php

綾「あの…えっと…」


シノ「アリスは背を伸ばしたいと言っていたのでこれしかないです!」


綾「これは…ちょっと」


カレン「シノ!本気で言ってるの!?本気でそればいいと思ってんの!?」ガシッ


シノ「カ…カレン目が怖いです。い…痛いです」


カレン「アリスはそれをもらって本気で喜ぶの!?」


綾「カ…カレンの日本語が流暢に…」


カレン「はっ…失礼したデース。でもシノプレゼントは別のにしたほうがいいと思いマース」


シノ「そ…そうですね」

綾「そういえばカレンはバイトして入ったお金で何するの?」


カレン「わたしもプレゼントしマス」


綾「え?アリスに?」


カレン「違いマスヨ。いつもお菓子をくれるので穂乃花に贈るデース」


カレン「穂乃花はわたしにとって特別な存在デス。日頃のカンシャの気持ちを送りたいのデス」


シノ「もちろんあげるのは」


綾「ヴェルタースオリジナル」

カレン「茶化さないでくだサイ」


綾「ご…ごめんなさいなんか言わなきゃいけないような気がしたから」


シノ「ところで綾ちゃんは誰におくるんですか?」


綾「ちょ…誰も陽子におくるなんて……あっ」


カレン「誰かにプレゼントする事前提なんデスネ」


綾「/////////////////」カァァァ

綾「そ…そんなことよりシノはちゃんとプレゼント決めなきゃ!」


カレン「そうデス!シノはちゃんとアリスのことを考えて決めるデス」


シノ「…はい」


綾「そういえばカレンはこのことでやたらシノに厳しいわね」


カレン「そ…そんなことないデスヨ」


シノ「この間の友情という絆のプレゼントをまだ気にしているのでしょうか」*コミック五巻の巻末より


綾(わたしは嬉しかったんだけどな)

放課後

アリス「やっと放課後だね。確か今日からシノたちはバイトなんだっけ」


陽子「あーそっかー」


アリス「陽子はそこに様子見に行くの?」


陽子「んー私は今日は無理かなアリスはどうすんの?」


アリス「……うん。陽子が行ける時に一緒に行こうかな」


陽子(シノオオオオ!なんのつもりか知らないがアリスがしょんぼりアリスだぞ!)

陽子「と…とりあいずシノたちを見送ろうか」


アリス「うん…そうだね!」
















穂乃花「え?カレンちゃんたちならもういっちゃったよ?」


アリス「」


陽子「」

陽子「あ…あのさ…」


アリス「シノは…シノは…わたしのこと嫌いになっちゃったのかな」ボロボロ


陽子「そ…そんなことは絶対ないと思うぞ!」


烏丸「みんなー明日の授業のことなんだk…ってアリスちゃん!?」


烏丸「また猪熊さんなのね!」


陽子「ち…ちがうって!しかもまたってなにさ!」


陽子「ちがうよね!わたしちがうよね!」


アリス「…」ボロボロ


陽子(ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!)

一方

シノ「いよいよ初お仕事ですね」


カレン「楽しみデース」


綾「とりあえず先輩から話を聞きましょう」










先輩「お前らが今日から働く奴らか」


綾「は……はいナス!!」


シノ「はいナス」


カレン「はいナス」


先輩「ブホッ」


綾(わ…わざとやってるでしょ!!)ボソッ


シノ(?)

先輩「君たちはまだ最初だし服をたたむ仕事だけで大丈夫だ」


カレン「お客様に服をオススメしたりするのはいいんデスカ?」


先輩「それはまだ君たちには早いかな。というか俺もできん」


カレン「先輩…」


シノ「お洋服の補充とかはいいんですか」


先輩「それもまだ早いかな。というか俺もできん」


シノ「先輩…」


綾「あの…レジ打ちは…」


先輩「それも大丈夫だ。というか俺もできん」


綾「先輩…」

先輩「とりあえず服のたたみ方を教える」


先輩「こうやって…こうだ!」モタモタ


シノ「こうですか?」シュバッ


先輩「そうそう」(はやっ)


カレン「こうデスカ」ササッ


先輩「…上出来だ」


綾「こう…ですか」サッサッ


先輩「…うん」


先輩「おまえらなかなか見所があるな…もう俺に教えることはない」


三人「先輩…」

シノ「とりあえず私たちにできることからやっていきましょう」


綾「まずは散らかった服たちをたたむことね!」


カレン「店中の服をたたむデース!」


先輩「新人くん燃えてるな!よーし!」


店長「あ、小路さん確か頭はいい方だったよねレジ打ちのやり方教えるからこっちきて」


店長「九条さんはまあ得意そうだし適当にお客さんに声かけてきて」


店長「大宮さんは裁縫得意だったよね向こうで裾直しのやり方聞いてきて」


先輩「……おれは…おれのできることを精一杯やるか大好きなしまむらのために!」


店長「その心ぞ」

穂乃花「カレンちゃんたちはここで働いているんだよね」ウロウロ


                                                         先輩「イラッシャイマセー」


カレン「あ!ホノカ!イラッシャイマセー!」キラキラ


穂乃花「!い…いらっしゃいました!!」


カレン「なんデス、ソレハ」


穂乃花「忍ちゃんたちは?」


カレン「アヤヤはレジ打ちをやっているデス。ガチガチに緊張してておもしろいデース」



綾「お…お会計せ…せんななじゅうにえんになります」ガチガチ


客(かわいいなぁデュフフwwww)


カレン「シノはさっきまでスソナオシをやってて手が空いたから服をたたんで回ってるデス」


穂乃花「へー…ってし…忍ちゃん!?」

客男「…」フクポイッポイッ


シノ「…」ソロリソロリ…シュバッシュバッ


客男「…」クルリ


シノ「…」ササッ


客男「ビクゥッ!」(いつの間に服が畳まれたんだ…)



穂乃花「お客さんの後ろを気づかれないように歩き気づかれないようにお客さんが戻した服を畳んでる…」


                                                    先輩「イッラッシャイマセー」


カレン「シノはすごいデース」


穂乃花「…なんやってんだろ…ってし…忍ちゃん!?そ…そのお客さんの後ろは…」

ゴルゴ「…」テニトリー


シノ「…」ソロリソロリ


ゴルゴ「…」ポイー


シノ「…」シュバッ


ゴルゴ「!?」ビクッ


シノ「…」ササッ






ソーニャ「…」テニトリー


やすな「えー!?ソーニャちゃんそれ買うのー?だっさーい笑」ゲラゲラ


シノ「…ハァハァ」ソロリソロリ


ソーニャ「う…うるさい/////////わたしが何を買おうか私の勝手だ!」フクポイー


シノ「…」シュバッ


ソーニャ「ビクッ」


シノ「…ハァハァ」ササッ


やすな「どーしたのソーニャちゃん?」


ソーニャ「いや…今背後でなにか…」


やすな「?誰もいないよ?………もしかしてーおばけだったりしてぇー!」キャッキャ


ソーニャ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ボッキイイイイイイイイイイ


やすな「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」グシャアアアアアアアアアア

穂乃花「さっきから背後をとっちゃいけない人に…なにやってんだろ…」


                                                              先輩「イラッシャイマセー」

シノ「あ、穂乃花ちゃん来て下さったんですね」テクテク


穂乃花「何していたの?あぶないよ?」


シノ「あれ、みていたのですか?なんと言いますかくせになっちゃっているんですよね気配を殺して歩くのが」


カレン「シノの前世はきっと忍者デース!」ニンニン


穂乃花(殺し屋なんじゃないかな…)

その夜大宮家

勇「あれ?アリスごはんまだ食べないの?」


アリス「うん!シノが帰ってきてから一緒に食べるんだー」


勇「そう?私は先に食べるわね」


アリス(シノ…早く帰ってこないかなー…お腹すいたよー)グゥゥ



























シノ「今日は穂乃花ちゃんのところで食べて行きましょう!」



シノ「昨日はアリスにひどいことをしてしまいました。夜は一言も口を聞いてくれませんでしたし」


シノ「アリスはおねえちゃんのところで寝てしまいました…」


シノ「こうなったら汚名を挽回します!アリスのために朝ごはんとお弁当を作ってあげましょう!」


シノ(朝食は焼鮭にして…そうだ!お弁当はイギリスの国旗を作りましょう!)






アリス(昨日はついカッとなってシノのこと無視しちゃったけど怒りすぎちゃったかな…シノ落ち込んでたな)


アリス「お…おはよう…」ガチャ


シノ「あ、アリスおはようございます」ジュウウ


アリス「あれ?どうしたの?」


シノ「アリス…昨日は本当に申し訳ございませんでした」


シノ「そのせめてもの償いとして今日はアリスのために朝ごはんとお弁当を用意しました!」


アリス「…シノォ」ジーン

アリス「わ…私の方こそごめんねシノだって仕事で疲れてるんだし外でごはん食べたくなるよね」


勇(アリスはシノにとことん甘いわね…)


シノ「さあアリス食べてください!」ヤキジャケー


アリス「わーい!」


アリス(なんで鮭の皮が一周してるんだろ…)

学校昼休み


陽子「やったー昼休みだー!」


アリス「ヨーコ!早く行こう!」


穂乃花「陽子ちゃん、アリスちゃん一緒に食べよー」


陽子「あれ、穂乃花?どうしたの?」


穂乃花「実はカレンちゃんたちがどこか言っちゃって…」


陽子「またどっかいったのか…ってまずい!」


アリス「…だ…大丈夫だよ今日はシノが弁当を作ってくれたんだから!」


陽子「え!?シノが」


アリス「これをみてよ!」ベントウパカー


ユニオンジャック弁当「オッス」ペカー


穂乃花「す…すごい」


陽子「赤の部分とかどうなってんだ!」


アリス(わたしがやろうとしたら米になったのに…さすがシノだよ!)

陽子「ところでおかずは…」


アリス「あれ…」


穂乃花「まさか…」


アリス「…」ブルブル


陽子「あ…アリスー!しっかりしろー!」


アリス「モ…モンダイナンカ…ナニモナイヨ…ケッコウイケルモンネ…」


陽子「結構ダメだー!」


アリス「ホラ…コノアカイトコ…ウメボシノ…シミコンダアジスルネ」


陽子「アリスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」


穂乃花「わ…わたしのおかず分けてあげるよ!」ベントウパカー


星条旗弁当「ハロー」


穂乃花「」


陽子「なんだ!この国旗推しは!ブームかよ!!」

陽子「あ…安心しろ二人とも!わたしの今日の弁当は日の丸じゃない!ちゃんと釘を刺しといたから問題ない!」


陽子「たくさんあるから三人で仲良く分けよう!」ベントウパカー


メガネ弁当「こんにちは」


陽子「やった!メガネ弁当だ!」


穂乃花「…」


アリス「…」


陽子「…ちくしょう…お父さんのメガネケースだよこれ…」

放課後

陽子(あれからアリスが笑うことはなかった)


陽子(カラスちゃんが一発芸をやったがアリスはくすりともせずカラスちゃんが涙目になっていたな…)


陽子(もっともクラスの誰も笑っていなかったが…)


アリス「ヨーコ、キョウモガッコウタノシカッタネ」


陽子(これはまずいな…なんとかアリスを元気づけてやりたいが……そうだ!)


陽子「なあアリスちょっと寄り道していかないか?」


アリス「?」

しまむら控え室

シノ「先輩おつかれさまです」


カレン、綾「おつかれさまです」


先輩「おうきたな。とりあえず今日も昨日と同じとこをやっといてくれ」


シノ「先輩は何をするんですか?」


綾(ちょ、しの!)


先輩「俺が畳んだ服を着たくないっていうクレームがきt……挨拶係りに任命されたからこれからは入口であいさつをする」


先輩「入るときの客は俺に任せろ。あとのことはお前らにまかせた…」


三人「…先輩」

一方



アリス「え!?シノ達のところにいくの?」


陽子「うん。友達が働いてるんだし一回は行かなきゃな」


陽子(まあアリスが元気にするって言ったらやっぱしのだろ。…たとえ原因がしのだとしても)


アリス「うん…でも」


陽子「どうかしたの?」


アリス「…私シノに嫌われちゃったのかもしれないし…」


陽子「そんなことないって!しのがアリスを嫌いになる訳無いじゃん!」


アリス「でも…」


陽子「じゃあ、こうしようよ」






アリス「なんでかつらなの…しかも青髪」


陽子「しのに会うのが気まずいならこっちがアリスって分からなきゃいいんだ!」


アリス「!」


アリス「す…すごいよヨーコ!天才だね!」


陽子「ハハハ」


アリス「ヨーコは勉強はイマイチだけどこういう時すごいよね!」


陽子「アリスって何げにひどいこと言うよね」


アリス「それにシノのバイトの理由も聞けるし!」


陽子(やっべ、それ隠してるの忘れてた)




アリス「というわけでお店の前まできたけど…」


陽子「入口に立ってる…誰だ…」


アリス「なんか怖いよ」ブルブル


陽子「店員なんだろーけど番犬みたいだな」


アリス「でも…シノのためだよ。いくよヨーコ!」スタスタ


陽子「お…おう」スタスタ


先輩(イラッシャイマセー)


陽子(声に出せよ!)



陽子「ここがしまむらかー結構広いなー」


陽子「わたしユニクロしか行ったことないからな」


アリス「…うん、そうだね」キョロキョロ


陽子「なかなかおしゃれだな」


アリス「うん…」(シノいないなー)キョロキョロ


陽子「お!アリスあれ!」


アリス「シノいた!?」


陽子「カレンがいつも着てるユニオンジャックのパーカー。あれしまむらだったんだな」


アリス「ちょっと!ヨーコしまむらまで来てなんで服みているの!」


陽子「あ…ごめん」

カレン「あれヨーコ?」


綾「よ…ヨーコ!?……とえっと」


アリス(そういえば変装しているんだった)


陽子「おー綾とカレン。…えーっとこの子は…」(そういや変装させてたなシノはいないけど一応隠しとくか)


アリス「は…ハジメマシテー」


カレン(アリスデスネ)


綾(なんで変装してるかわからないけどアリスね)


陽子「えーっと…き…昨日友達になった…アリス・カスタネットだよ」


カレン(これはひどいデス)


綾(もうちょっとましな設定なかったの!?)


アリス(名前ほとんど変わってない)

綾「その変装バレバレよ。かつらしかかぶってないし」


カレン「でもシノなら案外気づかなかったりして」HAHAHA


アリス「そ…そうだ!シノは!シノはどこにいるの!」


綾「しのならさっき裾直ししていたはずだけど」


カレン「シノなら裾直しの手が空いたからアレをやっているデス」


綾「ああ。あれね」


陽子、アリス「あれ?」

客男「…」フクポイッポイッ


シノ「…」ソロリソロリ…シュバッシュバッ


客男「…」クルリ


シノ「…」ササッ


客男「ビクゥッ!」




陽子「なにやってんだ!」


綾「いつみても見事ね」


カレン「すごいデス」


陽子「なんですんなり受け入れてんのさ!」


アリス「すごいよ!さすがシノだね!シノはまるで歩く忍者だよ!」


陽子「歩かない忍者なんかいるのか…」

シノ「あれ陽子ちゃんきてくれたのですね…お隣の方はえーっと…」


綾(カスタネットさんはダメよ)コソッ


陽子「あ…アリス・ガーフィルドだよ。せ…先週友達になったんだ」


アリス(なんで名前をどうにかしないの!しかもガーフィルドって…)




シノ「まあ素敵な名前ですね。初めましてアリス」




綾(気づいてない!?)


アリス(ほっとしたような悲しいような)ホッ


シノ「わたしの親友にアリスという金髪の天使がいるんですよ。なんか親近感湧きますね」


アリス(天使…)ジーン


綾(親友…いいなぁ…)


カレン(アリスはそれでいいんデスカ)

シノ「私は大宮忍って言います。」


シノ「そういえば陽子ちゃんアリスは一緒に来ていないのですか?」


陽子「ん?アリスならここにいるよ」


シノ「違いますよー金髪の子の方のアリスですよ」


陽子「あ…ああそうだなカスタネットの方のアリスは今日はきてないんだよ」(どっちもアリスだったなややこしいなもう)


シノ「そうですか…」シュン


カレン「あ…アリスなら今日は用事があるっていってマシタ」


シノ「用事?」


カレン「バナナを大量に買いに行くと言っていマシタ」


アリス(ちょ…ちょっとカレン何言ってるの!?)コソッ


カレン(あとでバナナを買ってきて話をあわせるデス。そしてそのバナナをわけるデス)コソッ


綾(さりげなく陽子がアリスの苗字間違えたけどみんなスルーね)

アリス(そうだバイトの理由聞かなきゃ)


アリス「シノ…シノブは…どうしてバイトしたデスカ」


シノ「それはですね…」


先輩「おーい大宮ー店長が呼んでるぞ」


シノ「あ、はーい…すみません行ってまいりますね」テクテク


アリス「…」


陽子「…」


カレン(助かったけど…)


綾(これは酷い)


先輩「あれ?」

その夜


アリス(結局理由は聞けなかったし、ヨーコは裏でカレンとアヤに怒られたし…)


アリス(バナナを大量に買う羽目になっちゃったし…)バナナァ


シノ「アリス。そんなにバナナを買ってどうしたんですか?」


アリス「どうもないよ…」


シノ「そういえば今日バイト先に陽子ちゃんが来てくれたんですよ」


シノ「それで一緒に陽子ちゃんのお友達のアリス・ガノンドロフという青髪の子がいたんですよ」


アリス(名前間違ってるよ…)


シノ「アリスと同じ名前だしとても可愛い子でしたよ」


アリス(かわいい)ジーン


シノ「……青髪もいいですね」ボソッ


アリス(!?)

それから忍達のバイトと…

シノ「…」シュババ


カレン「すごいデス!長ズボンが半ズボンに!」


綾「長袖がノースリーブに!」





カレン「あれ?今日は先輩いないデス?」


店長「あいつはもう来ない…」


三人「…」




陽子「いいなーこれ、これも試着してみようかな」


綾(よ…陽子が試着した奴はあとでわたしがもって帰ろう)



そして

アリス「今日もシノが弁当作ってくれたよ」


陽子「でもなんかすごい臭いするぞ…」


アリス「ウン…オイシンダヨキット」




シノ「今日はアリス・ガーマルチョバは来ていないんですね」シュン


陽子「そ…そうなんだよ」


綾(もはや名前に原型がないわね)


アリス(シノはアリス・カータレットよりアリス・ガラパゴスの方がいいのかな)シュン


カレン(最初の偽名なんて名前でしたっけ)




アリス「シノそれでね…」


シノ「すみません…アリス今日は少し疲れてしまったので」


アリス「ご…ごめんねシノ。それじゃおやすみシノ」


シノ「おやすみなさいアリス……zzz」


アリス「…シノ」グス

二人のすれ違う日々が続いた






アリス「それでねーカレンあの時ヨーコがね…」


カレン「アリス…最近ヨーコの話をよくするデスネ」


アリス「そんなことないよ?アヤの話もするよ?」


カレン「それに最近よくヨーコの家にお泊りしてるデース」


アリス「えーそんなことないよ?」


カレン「シノは何も言わないですか」


アリス「…シノは関係ないよ」


カレン「アリスはもしかしてシノを避けてる…?」


アリス「!」

アリス「…そんなこと」


カレン「アリスがシノと話しているとこずっと見かけないデス」


アリス「……わたし…シノに嫌われちゃったから…」ボロボロ


カレン「!?」


アリス「わたしの話あんまり聞いてくれなくなったし…バイトの理由も教えてくれないし」ボロボロ


アリス「ずっとカレン達といるし…」ボロボロ


アリス「うぅ…」ボロボロ


カレン(これは…まずいデス。アリスにサプライズをしようとするあまり肝心のアリスを蔑ろにしてしまいマシタ)


カレン(このままでは…シノごめんデス)


カレン「アリス聞いて欲しいです」

大宮家

シノ「ふー今日も疲れました」


アリス「シノ…シノはなんでバイトをしているの?」


シノ「あの…それは秘密で…」


アリス「もう知ってるよ」


シノ「…バレちゃいましたか…ならアリスに直接聞きますねアリスはなにがほし…」


アリス「いらないよ!」


シノ「!?」


アリス「シノと…シノといられなくなるくらいなら何も…いらないよ」


アリス「シノとクラスが離ればなれになって一緒にいられる時間が減っていってそれでもまだ大丈夫だった」


アリス「でもシノたちがバイトまで始めちゃって…シノが…遠くに…いっちゃって…」ボロボロ


アリス「わたしはシノと一緒にいられる時間が最高の宝物…プレゼントなんだよ…シノと一緒にいられるなら…なにもいらない…」ボロボロ


シノ「アリス…」ボロボロ


アリス「シノ…」ボロボロ


シノ「アリス…ごめんなさい!」ダキッ


アリス「いいんだよ…いいんだよ!」ダキッ




シノ(結局バイトはやめることにしました。)


シノ(働いていた期間に入ったお金はアリスとの時間を大切にするためにアリスの行きたがっていたお寿司に行くことにしました)


アリス「わたしお寿司食べてみたかったんだーありがとうシノ!」


シノ「それではお寿司を注文しますね!」


シノ「えーっとこれと…これと、これをください」


大将「なみだはどうしやすか」


シノ(涙?なんのことでしょうかなんにかのおまけでしょうか)


シノ「たくさんお願いします!」









大将「お待たせしましたー」コトッ


アリス「わーおいしそー!じゃあこのマグロから食べるね」


シノ「ふふふ」


アリス「パクッ」








おわり

一ヶ月近く書いてたな
次はきんモザとのなんかのクロス書きたいな

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