P「お前らには役柄と向き合う姿勢すら足りない!」(249)

真「お疲れさまでしたー!」ダダッ!

亜美「まこちんが逃げ出した!」

P「待て待て待て!」

真「もういいですよ勘弁してくださいよ…」

律子「はいはいはい。それで、今回は何ですか?」

P「前回は演技力の向上を図ったよな」

伊織「あれが?」

P「今回は、それをさらに発展させるためのレッスンだ!」バーン!

亜美「見事にスル→されたね、いおりん」

伊織「気にするだけ損よ」

千早「具体的にお願いできますか?」

P「そうだな…例えば、一口に"人妻"といっても、いろいろな性格の"人妻"がいるわけだ」

貴音「何故例えが人妻なのでしょう…?」

P「優しい人妻、怒りっぽい人妻、泣き虫な人妻、ヤンデレな人妻、実に様々だ。何故なら」

響「なぜなら?」

P「役柄にも血が通っているからだ!!!」ババーン!!!

律子「またこんなときだけ正論を…」

春香「間違ったことを言ってるわけじゃなさそうですけど…」

P「うん。間違ったことは言ってない」

あずさ「あらあら~、自分で言っちゃうんですね~」

小鳥「…あの」

P「小鳥さん!!!」

小鳥「はいぃ!」ビクッ

P「愚問です」

小鳥「はい~」

律子「うん…知ってましたよ…」

P「今回も2種類のクジを用意した。【性格】と【役柄】だ」

伊織「一つの役柄を掘り下げろ、ってことね」

P「その通り!」

美希「順番はどうするの?」

P「そうだな…今回は誕生日順にしてみるか」

律子「それだと…貴音から始まって雪歩で終わりですね」

貴音「わたくしがとっぷばったーなのですね?」

雪歩「さ、最後は緊張しますぅ…」

P「よし!じゃあ最初のクジを引いてくれ」

貴音「はい」ガサガサ

亜美「お姫ちんが一番手なら安心だね」

真美「前回のメイドさんも良かったもんね」

貴音「これにいたします」ガサッ!

P「読み上げてくれ」

貴音「【やんでれな】【彼女】と記してありますが…」

響「貴音のヤンデレかぁ!あんまり想像つかないぞ!」

貴音「はて…やんでれ、とはいったい…」

雪歩「それはですね…」ゴニョゴニョ…

真「雪歩に説明させちゃダメな気がする…」

小鳥「あら、大丈夫よ。雪歩ちゃんには私がちゃんと教えてあげたんだから」

伊織「今のでなおさら不安になったわ…」

貴音「なるほど!ご教授感謝いたします!」

雪歩「えへへ。どういたしまして」

P「よし!それじゃあ一発目、いってみよう!」

貴音「いらっしゃいませ、貴方様」

P「お、おう。お邪魔します、貴音」

貴音「随分と遅かったのですね。久々にお会いするというのに」」

P「し、仕事の都合でな…すまん」

貴音「…」クンクン

P「な、何だよ?」

貴音「…女物の香水の匂いがいたします」

P「き、気のせいだよ!」

貴音「気のせい…と仰りましたか?」

P「うん…」

亜美「迫力あるね…」ヒソヒソ

真美「うん…」ヒソヒソ

貴音「これをご覧下さい」サッ

P「ん?ただのハンカチ…って、お前それ!」

貴音「はい。血でございます。醜く汚れた、ある女の血…」

P「だ、誰の血だよ?」

貴音「貴方様がいま思い浮かべた女、でございます」

P「お、岡本まなみさん!?」

響「誰?」

伊織「知らないわよ…」

貴音「なるほど。岡本まなみという名の女なのですね?それは真に、よいことを知りました」

P「か、カマをかけたのかよ!」

貴音「ふふふ。貴方様」

P「…なんだよ」

貴音「このはんかちくらいでは足りなくなりますよ?わたくしを怒らせると」

P「いや…彼女はただの同僚で…」

貴音「貴方様、こちらにいらっしゃいな」
P「…ああ」スタスタ

貴音「ふふふ…」ダキッ

春香「えっ!?」

千早「なっ!?」

美希「なの!?」

貴音「私の温もりをよく覚えておいて下さいね、貴方様」ボソボソ

P「あぁ…」

貴音「ふふふ…いい子です。わたくしが生涯をかけて守って差し上げましょう。汚い女どもから」ボソボソ

P「…」

貴音「愛しおりますよ、貴方様」ボソッ

P「お、俺もだよ…貴音…」

雪歩「完璧ですぅ…」

小鳥「完璧だわ…」

春香「…」

千早「…」

美希「…」

伊織「何ビビってんのよ」

貴音「難しいものですね、やんでれとは…」

P「い、いや、上手だったぞ!」

真「かなり怖かったけどね…」

響「で、岡本まなみって誰なのさー?」

律子「某マネージャーさんよ」

P「うん、某マネージャーさんだ」

亜美「そういえば、亜美と真美はどっちが先になるの?」

真美「おんなじ誕生日だもんね」

P「そうだな…お姉ちゃんである真美を先にするか」

亜美「オッケ→」

真美「ラジャ→」

P「そして次は…2/25生まれの千早だな」

千早「は、はい!」ガサガサ

美希「面白いのがいいな」

千早「えっと…【あざとい】【メイド】…」

春香「うわー、"あざとい"かー、難しそうだねー」

真「そ、そう…だね」

千早「お、お帰りなさいなさいませ、ご主人様!」

P「ん。ただいま千早」

千早「お飲み物をお持ちしますね。お掛けになってお待ちください」

P「あぁ、頼むよ」

千早「お待たせいたしま…キャア!」ステーン!

P「ど、どうした千早!」

千早「こ、転んじゃいました…もう、私ったらあわてんぼ!」コツン

春香「あざといなー、千早ちゃんあざといなー」

響「う、うん…」

伊織「そうね…」

P「仕方ないなぁ。次から気をつけなさい」

千早「ご、ごめんなさい!あ!ご主人様のシャツに飲み物が散ってしまいました!」

P「ん?あ、ホントだ」

千早「し、失礼します、ご主人様!」フキフキ

P「…何してるんだ?」

千早「私のエプロンで…」フキフキ

P「いや、タオル持ってくればいいのに」

千早「あ、そっかぁ!私ったら、慌てすぎちゃいました。エヘッ」コツン

春香「うわー、これはあざといなー」

伊織「アンタもう黙りなさい…」

千早「…どうだったかしら?」

真「千早と正反対の性格だからやりにくそうだったね」

千早「ええ…媚びるような仕草は、たとえそれが演技でもあっても抵抗が…」

春香「うんうん」

響「春香は何も言わないでおくれ…」

P「次は…3/25生まれのやよいだな」

やよい「うっうー!今回は回ってくるのが早かったですぅ!」ガサガサ

伊織「…」ソワソワ

千早「…」ソワソワ

真「だから落ち着きなよ…」

やよい「これにしまーっす!【ツンデレな】【後輩】ですぅ!」

伊織「!!!」ガタッ!!!

千早「!!!」ガタッ!!!

やよい「つ、ツンデレですかぁ…」

響「ははは。伊織の真似すればいいんだぞ!」

伊織「や、やよいのツンデレ…」フルフル

律子「ツッコミマシーンは営業停止中みたいね」

やよい「うぅ…ツンデレ…」

真「そ、そんなに思い詰めなくても大丈夫だよ!」

やよい「うぅ…」

雪歩「頭から白い煙が出ちゃいそうだね…」

P「と、とりあえず始めてみようか!」

やよい「うぅ…」

P「お。高槻じゃないか。いま帰りか?」

やよい「うぅ…うぅ!」プチーン

P「お、おい。高槻?」

やよい「えいっ!!!」パチーン!!!

小鳥「ビ、ビンタ!」

P「な、何するんだよいきなり!」

やよい「せ、センパイのためにやったわけじゃないんですからねっ!」

千早「違う…違うのよ高槻さん…」

伊織「そうじゃないのよやよい…」

やよい「うっうー!上手くできましたぁ!」

真「けっこうスナップ利いてたね…」

真美「意外と腕相撲とか強いかんね、やよいっち…」

P「俺、何で殴られたんですかね?」

小鳥「さ、さぁ?」

春香「よーし!次は私ですね!」ガサガサ

P「けっこう首にキてるんですけど」

小鳥「お、お大事に」

春香「えっとですね…【泣き虫な】【幼なじみ】ですよ!」

春香「お、おはよ」

P「おう、春香か。おはよ」

春香「p君…最近私と一緒に登校してくれなくなったね…」※

P「いや、さすがに恥ずかしいじゃん。もう高校生だしさ」

春香「…そっか…私と一緒だと恥ずかしいんだね」ウルウル

P「おいおい。朝っぱらから泣くなよ」


※p=Pの下の名前と解釈して下さいなの

春香「だってぇ…」グスッ

P「ま、まぁ…たまになら一緒に登校してもいいけどさ」

春香「ほんとに?」チラッ

律子「千早、春香の演技をよく見ておきなさい」

千早「ええ…ためになるわ」

春香「グスッ…ぜったいだよ?」チラッ

真「なんて自然なチラ見なんだ…」

あざとすぎる
流石春香さんやでえ

P「だからもう泣くなって」

春香「だ、だって…グスグスッ…嬉しくても…嬉しくても涙は出るんだもん!」チララッ

亜美「プロだね…」

真美「うん…よく分かんないけどプロだね…」

P「ほら。ハンカチ貸してやるから」

春香「…ありがとうp君…えへへ…これから毎朝泣いちゃおっかなー!」ニッコォ!!!

貴音「これ以上掘り下げる必要があるのでしょうか…?」

真「いや、無い」

春香「ムチャクチャ難しかったー」

P「とりあえずお疲れさん」

千早「完敗だわ…」

美希「勝ち目なしなの」

律子「次は…5/5生まれの伊織ね」

伊織「はいはい」ガサガサ

真美「いおりんもクジ運いいよね→」

亜美「当たりばっか引いてる感じだよね」

真「…」

小鳥(見ないふり見ないふり…)

伊織「なになに…【怖がりな】…【姉】…」

響「今回も大当たりだぞ」

P「よし、それじゃあいってみよう!」

>春香「ムチャクチャ難しかったー」
ダウトすぎる……

伊織「ま、まだ起きてる?」

P「起きてるけど?何だよ姉ちゃん?」

伊織「ト、トイレ…」

P「はぁ?」

伊織「トイレまで付き合いなさいよ!」

P「何でだよ?」

伊織「こ…怖い夢見たからに決まってるでしょ!バカっ!」

あずさ「伊織ちゃんもキッチリと仕事をこなすわよね~」

律子「仕事なんですかね、これ?」

P「1人で行けよそれくらい」

伊織「い、いいからツベコベ言わずに来なさい!」

P「ハイハイ。わかりましたよ」

響「誰もプロデューサーの演技力の高さについて触れなくなったね」

真「さすがにもう慣れちゃったよ」

伊織「私が出るまでここにいなさいよね?それと聞き耳とか立てるんじゃないわよ?いいわね?」

P「わーったから早くいきなよ」

伊織「ふ、ふんっ!」バタン

P「終わった?」

伊織「手を洗うからちょっと待ってなさい」

雪歩「演技が細かいですぅ…」

律子「ああいう部分は見習わないとね」

伊織「ほら、戻るわよ」

P「なんで偉そうなんだよ」

伊織「うるっさいわねぇ!」

やよい「えへへ…いつもの伊織ちゃんだぁ…」

P「じゃあお休み」

伊織「ま、待ちなさいよ!」

P「まだなんかあんの?」

伊織「そ、その…」モジモジ

小鳥「うふふ…」

律子「ふふ…相変わらずニヤニヤしちゃいますね」

伊織「い、一緒に寝てくれてもいいのよ?」

P「は?姉ちゃんと?やだよ」

伊織「お、お姉ちゃんが一緒に寝てあげるって言ってんのよ?」

P「けっこうです」

伊織「あの…」

P「なに?」

伊織「怖いから一緒に寝て…ほしいな」

P「…仕方ないなぁ!」

伊織「な、何よ!何よ笑ってんのよ!バカァ!!!」

亜美「さすが小町のリ→ダ→、安定してるねぇ」

伊織「はい、お疲れさま」

雪歩「お、お疲れさま、伊織ちゃん」

春香「切り替えはやっ!」

千早「ある意味プロね、伊織も…」

美希「次は真美だっけ?」

真美「そだよ→!5/22生まれの双海真美、いっきま→す!」ガサガサ

律子「今回はいいペースね。時間的にも」

P「みんな慣れてきたってことだろ」

真美「ほいっ!おやおや~…んっふっふ~」

P「な、なんだよ」

真美「【ちょっとエッチな】【先輩】だよ→!」

あずさ「あらあら~」

P「あ、真美先輩」

真美「やぁやぁp君。休憩中かね?」

P「そうですけど」

真美「隣に座ってもオッケ→?」

P「オッケーっす」

響「どんな展開になるか想像できないぞ」

律子「大丈夫。止める準備はできてるから」

真「悪い方向に突っ走っちゃうからね、真美も…」

真美「ところでp君」

P「何でしょう?」

真美「p君は女性を見るとき、まずどこに目がいくのかな?」

P「えっと…鎖骨?あと二の腕とか」

伊織「何リアルに答えてんのよ…」

真美「んっふっふ~。鎖骨かね」

P「あと二の腕」

律子「わざわざ付け加えなくてもいいですから…」

真美「p君p君」チョイチョイ

P「はい?」

真美「一瞬だけだかんね?」

P「はい?」

真美「ほいっ」チラッ

亜美「わっ!」

真「止めないの?」

律子「うーん…まぁあれくらいなら…」

P「マ、マミ先輩!何やってんですか!」

春香「カタカナにするといろいろややこしくなると思うんですけど…」

真美「コ→フンした?ねぇねぇ、どうよ?」

P「か、からかわないで下さいよマミさん!」

千早「その呼び方はちょっと…」

真美「慌ててる慌ててる→!p君のスケベ→!」

P「ったく…」

真美「…もっと見たい?」

P「もうけっこうです」

小鳥「こうしてみるとずいぶん大人っぽくなりましたよね…」

律子「…身体だけは、ですけどね」

真美「真美先輩にホントのこと言ってごらん?ん?」ズイッ

P「ち、近いですよ真美先輩!」

真美「んっふっふ~」ズイッズイッ

P「いやいやいや!」

真美「…もっと見せてあげよっか、兄ちゃん?」ボソッ

律子「はい終了ー!」

P「い、意義無し!」

真美「ちぇっ、つまんないの→!」

律子「まったくこの子は!」

P「危うく逮捕されるところだった…」

亜美「いいないいな→!亜美もああいうのやりたい!」

真「…クジが全てを決めるのさボソッ」

亜美「ク、クジ引きま→っす!」

真美「いつでも言ってね、兄ちゃん」

P「バ、バカ!」

亜美「えっとね→。【ちょいワルな】【同級生】だよ!」

P「オッケー!やってみよう!」

>>102
765プロ内でPの鈍感さについての裁判SSとか面白そうだな

>>104
よし、それで書いていいぞ

亜美「オッス!」

P「ああ、双海さん。おはよう」

亜美「ちょっとジャンプしてみな」

美希「だたの不良クンなの」

P「な、なんで?」

亜美「い→から飛べよ→!」

P「は、はい」ピョンピョン

亜美「…小銭無いの?」ボソボソ

P「…無いの」ボソッ

亜美「…ど→しよう」ボソボソ

春香「そんなに困らなくても…」

亜美「なんだよぅ!小銭ないのかよ!」

P「えっと…いま万札しかないや」

亜美「亜美、そんなにいらないや…」

P「あ…そうなんだ…」

あずさ「あらあら~、可愛い不良さんね~」

亜美「パ、パン買ってこいよ→!」

P「何パンがいいのかな…?」

亜美「えっとね…亜美、チョココロネが食べたい」

千早「ふふ…」

伊織「何よ、可愛いじゃない…」

亜美「ダッシュな!遅かったら…えっと…」

P「な、何されるんですか?」

亜美「で、デコピン5回!」

P「ふふ…うん、行ってきます」

亜美「転ぶなよ→!」

響「悪いことできないタイプだね」

律子「当たり前じゃない。だって亜美だもの」

響「はは、それもそっか」

亜美「どうすればわかんないよ→!」

やよい「亜美はそれでいいと思うなぁ」

美希「とっても微笑ましかったの」

P「お次は…6/23生まれの律子だな」

律子「はい」ガサガサ

真「で、出番が近付いてきた…」ガタガタ…

雪歩「真ちゃん落ち着いて…」

律子「えっと…【優しい】【保育士】ですね」

P「【優しい】を忘れるなよ?それではスタート!」

>>114の一行目は

亜美「どうすればいいのかわかんないよ→!」

です…
相変わらず誤字脱字多くてすんません…

律子「…」

P「…」

律子「えっと…念のために聞いておきますけど」

P「なんだよ?」

律子「父兄役ですか?園児役ですか?」

P「うーん…」

真美「めっさ悩んでるし…」

伊織「人としてどうなのよ…」

P「園児…かなぁ?」

やよい「終わってましたぁ」

律子「…p君?」

P「なぁに、律子せんせー?」

律子「…お母さんがお迎えにくるまで…もう少し先生とお遊びしてようね?」

P「うん!せんせー優しいから好きー!」

美希「…ヒドいの」

春香「何もされてないけど、訴えたら勝てる気がする…」

千早「もう、どうでも、いいけれどね…」

>やよい「終わってましたぁ」
やよいに言われたら刺さるな

P「…」

律子「…」

P「あそぼーよ」ボソッ

律子「ぐっ…」

響「自分、事務所変えたくなってきたぞ…」

伊織「奇遇ね、私もよ…」

P「せんせー?」ニコッ

律子「な、何して…遊ぼっか…?」

雪歩「律子さん…耐えてください…」

P「うーんとねー」

律子「ひ、人差し指を口にあてがわないで…ちょうだい」フルフル

P「んー…」

亜美「そこは悩むとこなのかい…?」

真美「園児にもいろいろあるんだよ…」

P「やっぱりお医者さんごっこー!」キャハッ

律子「」プチン

小鳥「り、律子さんストップストップ!」

伊織「いい左ボディが入ったわね」

真「完璧な角度でリバーを捉えたね」

P「ガハッ…」ピクピク…

春香「何だかよくわからないけど、ありがとうございます、律子さん」

千早「私からもお礼を言わせてもらうわ」

美希「美希もなの」

P「くっ…」

律子「…7/19生まれのあずささん、どうぞ」

あずささん「あらあら~、みんな仲良しさんね~」ガサガサ

真「あずささんフィルターを通すとそう見えるんですね…?」

あずさ「ええっとぉ…あら~…」

律子「どうしました?」

あずさ「うふふ…【ドSな】【おねえさん】と書いてあります~」

P「よし!やりましょう!」スタッ

春香「復活はやっ!」

あずさ「【おねえさん】というのは、身内の"姉"ではないんですよね?」

P「はい。あくまで【おねえさん】です」

あずさ「わかりました~」ニコニコ

千早「こういうときのあずささんの笑顔って…」ボソッ

雪歩「うん…怖いよね…」

あずさ「プロデューサーさん?うふっ」

P「どうしました、あずささん?」

あずさ「私~、靴が汚れてしまって~…」

P「は、はぁ…」

あずさ「舐めてくださいますか?」ニコッ

一同「!!!!!」

P「い、いや、さすがにそれは…」

あずさ「あら~…おねえさんの言うこと、聞けないの?いつからそんな悪い子になったのかしら~」ニコニコ

真美「あずさお姉ちゃん、ノリノリなんだけど…」ボソッ

貴音「わたくし、見てはならぬものを見ているような気がいたします…」

P「す、すいません…勘弁してください…」

あずさ「うふふ、仕方ないなぁ。今回だけですよ?」ニコニコ

P「す、すいません…」

あずさ「それじゃあ…ええっとぉ…」

P「は、はい…」

あずさ「3回まわってワン、やってみましょうか~」ニコッ

P「ま、マジですか?」

あずさ「はい~」ニコニコ

P「…ホントに?」

あずさ「…」ジーッ

美希「笑顔が消えたの…」

響「こ、怖いぞ…」

P「や、やります!やりますとも!」

あずさ「うふふ~。素直なプロデューサーさんは大好きですよ~」ニコニコ

P「で、では…」スッ

律子「ホントにやるのかしら…」ボソッ

伊織「今回のは相手が悪いもの…」ボソッ

P「…」クルックルックルッ

あずさ「…」ニコニコ

P「ワン!」

あずさ「お手」ニコニコ

P「えっ!」

あずさ「…」ジーッ

P「は、はい!」サッ

あずさ「うふふ~、いい子ね~。頭を撫でてあげますね~」ニコニコナデナデ

P「は、はぁ…」

あずさ「ちゃんとお礼を言えない悪い子は、おねえさんは嫌いだな~」ニコニコ

P「あ、ありがとうございます、あずさおねえさん!」

あずさ「うふふ~、よしよし」ニコニコナデナデ

あずさ「あらあら~。私ったら、本当はこんなことしたくなかったのに~」ニコニコ

千早(何か言ったら危険だわ…)

伊織(鳥肌が止まらないんだけど…)

律子「お、お疲れ様でした!」

あずさ「うふふ~」ニコニコ

P「俺、間違ってないよな…?」ボソッ

春香「こ、今回は仕方ないですよ…」ボソッ
真「…さて」スクッ

P「お!次は真か」

真「はい!菊地真、8/29生まれです!」

雪歩「ま、真ちゃん頑張ってね」

真「…」ジーッ

雪歩「はうぅ…」ビクッ

小鳥(私を巻き込むのはもう止めてね…)

真(今回こそ…今回こそ!!!)ガサガサ

春香「な、何が出た?」

真「…【当たり障りのない】【普通の人】」



「…ふふっ」

真「…いま笑ったのは誰?」

亜美「あ、亜美じゃないよ!」

真美「真美も違うよ!」

真「…」ジーッ

雪歩「…」フルフル

真「…」ジーッ

響「…」フルフル

春香「フルフル」

美希「…」フルフル

P「ま、まぁいいじゃないか!やってみよう!…ふふっ」

律子「アンタかい…」

真「おはようございます、プロデューサー」

P「ああ、おはよう真」

真「暖かくなってきましたね」

P「もう3月も終わるからな」

真「はは、ボク、暖かい方が好きなんですよ」

P「そうか」

伊織(真ね)

千早(真だわ)

響(真だぞ)

やよい「ただの真さんですぅ」

律子「思ってても声に出さないの!」

真「でも、あれですよね」

P「ん?なんだ?」

真「この時期って、おかしな人が増えますよね。ふわふわしちゃって」

P「そ、そうだな…」

真「ボクもなーんかふわふわしてるんですよね。ほら、ボクって普通の人だから」

P「う、うん?」

真「こんな気持ちのときは…そうだなぁ…ヒーローごっこでもしたくなりますよね。誰かと一緒に…」ジーッ

一同「」ビクッ!!!

伊織(な、なに開き直ってんのよ…)

響(やめて…自分の順番まだ終わってないんだから…)

真「は」

春香「」ビクゥッ!!!

真「伊織」

伊織「な、なんで!ねぇなんで私!」

春香(セーフ…)

真「の隣の春香!」

春香「ええ!!!!!」

真「さぁ、ボクと盟約してヒーローになってよ」

千早「行きなさい…」ボソッ

美希「骨は拾うの」ボソッ

律子「ごめんね…」ボソッ

P「えっと…」

真「危ない春香!ズキューン!」

春香「えっ!ズキューンって何!?」

貴音「自ら擬音を…」

真「秘密結社・ゴールドマスク団だ!」

亜美「うわぁ、ダサッ…」ボソッ

伊織「秘密にする気0じゃないのよ…」ボソッ

春香「えっ?えっ?私、何すれば?」

真「歌って!」

春香「歌っ?」

真「歌がボクに力を与えてくれる!」

春香「う、歌ってればいいのね?」

真「うん!大きな声で!」

P「頼んだぞ春香」

春香「は、はいっ!」

春香「えっと…きーみとー ぐうーぜんー」

千早「なぜそんな歌を…」

真「出たな首領ゴールドマスク!」

律子「首領の名前を組織名に…」

春香「はなーしーたー あめのーかーえーりーみちー」

真「てやっ!」

響「こういうときは泣いてもいい気がしてきたぞ…」

春香「またねってわーかーれーたー そつぎょーしきー」

真「とどめだ!正義の科学を舐めるなよ!」

春香「あーれかーらいちどでもー あえーないー」

真「食らえぇぇ!マジカルフラッシュアロー」

P「魔法じゃん」

真「…終わった」

春香「えっ?まだ歌は続いて…」

P「終わったんだよ春香…」

真「…」

春香「…」

P「…」

響「わけがわからないぞ…」

伊織「奇遇ね、私もよ…」

千早「お疲れさま」

美希「なの」

律子「今までで一番上手かったわよ」

春香「…」

雪歩「真ちゃん…あのぅ…」

真「…ただいま雪歩」

雪歩「お、おかえりなさい…」

P「…次は」

小鳥「わ、私ですね!9/9生まれなので」

P「よろしく」

小鳥「は、はい」ガサガサ

春香「…」

真「…ふふ」

亜美「まこちん怖いよ…」

小鳥「えっとですね…【ぶりっ娘の】【店員です…】

律子「この空気の中で…」

響「ナイスガッツ、ピヨコ…」

P「じゃあ…やりましょうか…」

小鳥「い、いらっしゃいませぇ」

P「あ、どうも」

小鳥「ご注文はお決まりですかぁ?うふっ」クネッ

P「えっと…チーズバーガとコーラを」

小鳥「チーズバーガとコーラですねっ?」

P「はい」

小鳥「ポテトもご一緒にいかがですかぁ?」クネックネッ

伊織「なんでちょっと乗り気なのよ…」

小鳥「いまならポテトと一緒にぃ…うふっ」

P「な、なんですか?」

小鳥「私のスマイルも付けちゃいまーっすぅ!えへ」キャピッ

P「すでに満面の笑みなんですが…」

亜美「ぴよちゃん…」

響「痛々しいぞ…」

P「いや、ポテトはいらないです」

小鳥「ええー…小鳥、ショック…」

伊織「あの店のマニュアルはどうなってんのよ」

律子「ああいう接客スタイルなのよ、きっと」

真美「マジメに議論してるし…」

小鳥「こちらがご注文の商品になりまーすぅ!」クネッ

P「どうも」

小鳥「また来てくださいねっ、アハッ!」クネクネッ!

美希「ミキ、ぶりっ娘じゃないの」

小鳥「えっと…」

伊織「何よ」

小鳥「せ、セーフ…よね?」

律子「何がです?」

小鳥「私が…」

やよい「とっても可愛かったですよぉ!」

小鳥「ホ、ホントに?」

やよい「はい!」

千早「そういうことにしておきましょう…」

響「よし!自分の番だぞ!」

亜美「頼んだよひびきん」

伊織「いろいろな意味でね」

響「ま、任せとけー!」ガサガサ

小鳥「私、可愛かったって。うふふ」

雪歩「そ、そうですね…」

響「これにするぞ!んーと…【甘えん坊な】【妹】だぞ!」

P「お!まとも…ゴホン!良いの引いたな!やっみよう!」

響「えっと…に、にぃに!」

P「ん?何だ響?」

亜美「沖縄ではにぃにって呼ぶんだね」

響「へへー。あっそぼ」

P「おう。何して遊ぶ?」

響「んっとねー…。にぃにと遊べるなら何でもいいぞ!」

P「ははは。響は甘えん坊だなぁ」

響「だって自分、にぃにが大好きだからさ!」

貴音「姉のことはねぇね、なのでしょうか…」

P「じゃあゲームでもするか?」

響「うん!」

P「何のゲームがいいかなー」

響「にぃにと協力できるヤツがいいさー」

P「じゃあ…サッカーゲームで協力プレイするか!」

響「うん!自分、いっぱい点決めるからね!」

P「よし!じゃあ、ゴール決めるたびに頭撫でてやるからな!」

響「ホントか!?わーい!やったぁ!!」

貴音「たかねぇね…などと…」

P「よし!リーセからのアーリークロスだ!決めろバロシュ!」

響「シュートだぞ!」

ゴォォォル!!!!

P「ナイッシュー!!!」

響「やったぞ!!ほら、にぃに!あったま、あったま!!!」

P「おー、よしよし」ナデナデ

響「えへへー。にぃにの手、おっきいから好きさー」

美希「…ふーん」

律子「膨れないの」

P「1-0でなんとか勝ったな。さすがにこのときのミランは強かった」

響「ぶー」

P「どした?」

響「1回しか撫でて貰えなかったぞ…」

P「ふふ…もう1試合やるか?」

響「うん!やるやるー!えへへー!」

美希「おーわーりー!もう終わりなのー!!」

伊織「騒がしいわねぇまったく」

響「ホントに撫でられちゃったぞ」

千早「へぇ…」

雪歩「よかったね…」

春香「…マジカル」

美希「よし!美希の番なの!今日こそはちゃんとしたの引くの!」ガサガサ

伊織「はいはい。頑張りなさい」

貴音「たかねぇね、一緒に遊ぶぞ…などと…」

美希「えっと…【ストレートな】…【若奥さま】!やったの!!ついにきたの!!!」

P「なんかすごく不安なんだが…とりあえずやってみるか…」

美希「ハーニィー!ハーニィー!」

P「お、おう」

美希「お帰りなさいなのー!」

P「ただいま、美希」

美希「ミキにする?それともミキ?それともやっぱりミキにしちゃう?アハッ!」

P「いや、疲れてるから風呂に入りたいかな」

美希「むー…」

響「もはや隠す気0だそ」

律子「ここまでくるといっそ清々しいわ」

美希「ハニー、疲れてるんでしょ?ミキが抱っこしてあげるの!こっちおいで?」チョイチョイ

P「い、いや、恥ずかしいからいいよ」

美希「なんで?夫婦だから恥ずかしくないの!」

P「で、でもさ…」

美希「…」ジワッ

P「ちょっ…どうした美希!?」

伊織「なに泣いてんのよ…」

P「お、おい。どうしたんだよ突然」

美希「いまだけだから…」グスッ

P「は?」

美希「抱っこさせてほしいの…」グスッ

P「いや、そう言われてもな…」

美希「ハニー…お願いしますなの…」グスグスッ

P「…抱っこされるのはさすがに恥ずかしいから」

律子「何を今更…」

P「抱っこしてやる。今だけな!」

美希「…いいの?」

P「ほら。早く来い」

美希「うん…」スッ

P「まったく…」ガバッ

やよい「わぁ…お姫さまだっこですぅ…」

美希「重く…ない?」

P「大丈夫」

美希「よかった…」

伊織「止めなくてもいいわけ、アレ?」

律子「うーん…」

美希「ありがと、ハニー…ミキ、とっても幸せなの…」グスッ

律子「見えないフリしてあげるわ。今だけね」

千早「…」

雪歩「…」

春香「…」

美希「…ごめんなさい、なの」

伊織「止めてよね、そういうの…」ボソッ

律子「ご苦労様です」

P「うん…」

響「湿っぽくなっちゃったぞ…」

律子「はいはい!次の雪歩で最後ね!」

雪歩「は、はい!」

千早「今回だけね?」ボソッ

美希「なの」ボソッ

雪歩「最後はやっぱり緊張しますぅ…」ガサガサ

亜美「明るいので締めてほしいね」

真美「でも痛々しいのはナシでね」

真「…ん?」

真美「…真美、何も言ってない」

雪歩「はわわ…【気弱な】【クレーマー】ですう!」

P「気弱ってのは雪歩にピッタリだが…まぁいい。ラストいってみよう!」

雪歩「あ、あのぅ…」

P「どうなさいました?」

雪歩「こ、このスコップ…こちらのお店で買ったんですけど…」

P「はぁ」

雪歩「ほ、掘れないんですぅ!」

P「ど、どこを掘ろうとなさったんですか?」

雪歩「…穴を」

P「いえ、どこに穴を掘ろうと?」

雪歩「…そ、そんなのどこだっていいじゃないですかぁ!」

やよい「よくないんじゃないかなーって」

P「いえ、どこでも掘れるわけではないですから。一般常識に照らし合わせて考えていただければ」

雪歩「て、店長…さん」

P「はい?」

雪歩「店長…さんを呼んでくださいぃ!」

P「私が店長ですが」

雪歩「ふえっ!あ…あのぅ…そのぅ…」

P「あの、お客様?」

響「さて、と」

律子「そろそろ食事の時間かしら?」

千早「今日も疲れたわね…」

美希「ミキはそうでもないの!」

小鳥「いいなぁ、美希ちゃん…」ボソッ

律子「心の声、漏れてますよ?」

やよい「今日は何食べますかぁ?」

あずさ「私はあっさりしたものが食べたいかしら~」

響「う、うん!あずささんの言うとおりにするぞ!」

貴音「では、和食ですね?」

亜美「はるるんとまこちんとゆきぴょんは?」

真美「人には触れちゃいけない痛みがあるんだよ、亜美」

伊織「あら?少しは成長したじゃない、真美」

雪歩「こんなダメダメな私は…」

P「お、おい、雪歩?」

雪歩「穴掘って埋まっておきますぅ!」

P「掘るなぁ!ここは2階だぞ!!!」




春香「…またね」ボソッ

真「…ふふ」ボソッ




お し ま い

最後の最後でさるさん…

さすがに真イジリに限界を感じた…
もし次があればとびきり可愛いまっこまっこりんをお見せしたい

さる解除待ってる間に読み返したら響が可愛いすぎた。ズルい。おやすみ→。

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