あずさ「あらあら?ここはどこかしら~」(189)
あずさ「困ったわ~…あら、軽音部、って書いてあるわね、入ってみましょうか~」ガラ
唯「あっずにゃ~ん!遅かったね~」ダキッ
唯「あ、あずにゃんが澪ちゃんよりボインになってる~!?」
澪「…///」
律「いや、顔から何から全然違うだろ~!」
紬「お姉さん、何者ですか!?」ワクワク
あずさ「きゃっ、あらあら…」
唯「あぇ?…お姉さん、誰?」
澪「し、知らない人がきちゃった」コソコソ
あずさ「三浦あずさと申します~、あの、わたし、道に迷ってしまって…」
律「学校の中で!?」
紬「三浦あずさ…さん、確か伊織ちゃんと同じ事務所の…」
唯「紬ちゃん知ってる人?」
あずさ「あらあら、伊織ちゃんをご存知なんですか~」
紬「ええ、家の仕事の関係で少し…唯ちゃん知らない?アイドルの三浦あずささんよ~」
唯「へ~、お姉さんもあずさって言うんだね~!…あずささん…あずさんだ!」
あずさ「あらあら~」ニコニコ
唯「ねぇねぇあずさん、一緒にお茶して行こうよ~」
澪「ちょ、ちょっと唯!ご迷惑だろ!」
唯「え~、だってあずさって名前の人に悪い人はいないもん!お話したい!」
あずにゃんもいる世界ですよね?
あずさ「あらあら、いいのかしら~?」
紬「ええ、よろしかったらケーキもどうぞ~」
律「なんか似てるな、このふたり…」
唯「紬ちゃんのケーキはすっごくおいしいんだよ~」
あずさ「あらあら楽しみね~」
あずささん、またリッチャンに怒られるぞ
梓「遅くなりました~」ガラ
唯「あっ、あずにゃんやっと来た!」
梓「にゃっ!!」ビクッ
律「どうした梓?入口で固まって?早く入れよ」
梓「そ、そちらにいらっしゃるのは765プロの三浦あずささんでは…」ワナワナ
あずさ「こんにちは~、あなたもあずさって言うのね、私と同じね~」ニコニコ
梓「あ、あの、あずささんがいらっしゃるという事は、
真お…菊地真さんも一緒という事は…」キョロキョロ
あずさ「ごめんなさい~真ちゃんは一緒じゃないの~」
梓「そ、そうですか…」シュン
あずさ「あらあら、もうこんな時間だわ~、わたしそろそろ行かないと」
真王子なら俺の隣で寝てるよ
唯「え~!もう行っちゃうのー!?もっとお話した~い!」ブーブー
あずさ「うふふ、また遊びに来させてもらうわね~」
紬「いつでもいらして下さいね~、
美味しいお茶とケーキをご用意してお待ちしています~」
あずさ「本当に美味しかったわ~、ごちそうさまでした」
梓「あ、あの、次は真王子も一緒に…」
唯「あ、あずさん、最後にひとついい?」
あずさ「なにかしら~」
唯「…あっずさーん!」ダキッ
あずさ「あらあら~」ニコニコ
澪「こっ、こら!唯やめろ!」
唯「だってあずさんすごいんだよ~、澪ちゃんよりおっきいよ!」グリグリ
紬「わぁ~~」キラキラ
あずさ「それじゃあね~」
唯「また来てねあずさん!」ブンブン
澪「こ、今度は演奏を聞いて下さい!」
律「あずささんもう迷子になるなよ~」ニシシ
梓「ま、真王子のサインを…」
紬「伊織ちゃんによろしくお願いします~」フリフリ
あずさ「さようなら~」フリフリ
あずさ「とってもいいこ達だったわ~」テクテク
あずさ「ケーキも美味しかったし…ダイエット…明日からにしましょう」テクテク
あずさ「あらあら?ここはどこかしら~?」
あずさ「風紀委員…って書いてあるわね、学校に戻ってきちゃったのかしら~?
入ってみましょう」ガラ
あずさ「こんにちは~」
美琴「どちら様?ここ部外者立ち入り禁止なんですけど」
黒子「お姉様が言えた事ではありませんけれど…何かご用ですの?」
あずさ「あの~わたし、道に迷ってしまって~」
初春「………(うちの支部にアイドルが迷いこんで来た件について、スレ立てっと)」ッターン
黒子「ふむ、道案内も風紀委員の仕事の内ですの、
見た所学生ではない様ですけれど、IDはお持ちですの?」
あずさ「困ったわ~、わたし、運転免許は持ってないんです~」
初春「白井さん、この方アイドルの三浦あずささんですよ!」
黒子「アイドル…ですの?私TVは視聴しませんので…何かの撮影ですの?
その様な報告はうけておりませんけれど」
あずさ「撮影ではないんですけど、
道に迷って気がついたらここの前に来てたんですよ~」
黒子「外部の方が許可も受けずに、ですの…ありえませんの!この事は報告を…」
初春「まあまあ白井さん、三浦あずささんはよく道に迷う事で有名なアイドルなんですよ、
ここは事を荒立てずに…」
黒子「そういう訳には参りませんの!そもそも風紀委員は…」
美琴「でも悪い人じゃなさそうだし、黒子、送って行ってあげなさいよ!」
黒子「お姉様がそうおっしゃるんでしたら…」
黒子「それでどちらまでお送りすれば良いんですの?」
あずさ「あらあら、いいんですか~?では765プロの事務所までお願いします~」
黒子「765プロ…ですの?初春、座標を出して下さいまし」
初春「はいはい~」カタカタ
黒子「それでは私の手にしっかり捕まっていて下さいまし」
あずさ「? こうですか~」ギュ
黒子「参りますわよ」
ピシュン
黒子「…やはりこれだけ遠いと多少座標がずれますの
…あちらの建物が765プロでよろしいんですの?」
あずさ「あ~、そうです~どうもありがとうございました~」フカブカ
黒子「よろしいんですの。もう迷わない様にして下さいまし、それでは」ピシュン
あずさ「……?消えちゃったわ~」キョトン
あずさ「う~ん?不思議な事もあるものね~」テクテク
あずさ「風紀委員ってなんなのかしら~」テクテク
あずさ「あら?あらあら?ここは一体どこかしら~」
キュゥべえ「これは驚いた、とんだイレギュラーが迷いこんできたよ」
あずさ「あらあら~、かわいいウサちゃんね~、伊織ちゃんが見たら喜ぶわ~」ナデナデ
キュゥべえ「な!?君は僕の姿が見えるのかい!?驚いたな…」
あずさ「? お話しが出来るのね~、わたしも驚いたわ~、
響ちゃんに教えてあげたら喜ぶわね~」
マミ「キュゥべえ?誰とお話ししているの?」
あずさ「こんにちは~、このウサちゃんの飼い主さんですか~?」
マミ「キュゥべえが見えるんですか!?」
あずさ「キュゥべえちゃんって言うのね~」ニコニコ
マミ「キュゥべえ、どういう事?この人魔法少女候補って年じゃないでしょう?」ヒソヒソ
あずさ「はい?」
マミ「い、いえ、なんでも(魔女!?)」
キュゥべえ「わけがわからないよ…」
あずさ「わたし道に迷ってしまって~、765プロって知らないかしら~?」
マミ「765プロ…ですか?う~ん…キュゥべえ知ってる?」
キュゥべえ「さぁ…少なくとも見滝原ではないだろうね」
あずさ「困ったわ~」
マミ「…あの…道を探すお手伝いをしましょうか?」
あずさ「でも悪いわよ~」
マミ「いいんです、私困ってる人をほっとけないので…巴マミと申します」
あずさ「三浦あずさと申します~」フカブカ
マミ「と、言っても、手がかりもないのよね……!?(キュゥべえ、これ…)」
キュゥべえ(間違いない、魔女だよ、しかも僕達もう結界に入り込んでる!)
マミ「っ!!……あずささん、そこを動かないで下さい!」ヘンシンッ
あずさ「あらあら~、マミちゃんかわいいわね~」
サーティーローヤリー マミ「くっ、使い魔をあずささんに近づけない様に…」ターン ターン
あずさ「あらあら~、なんだかかわいい子がいっぱいいるわ~」フラフラ
タマリーエパースタイッパイタベタイナー マミ「魔女を速攻で…倒す!」
あずさ「待って~」フラフラ
マミ「ティロ・フィナーレ!!」ドーーン
マミ「ふう…あずささん無事で……あずささん!?」
キュゥべえ「心配ないよ、魔女にやられた訳じゃない。どこか別の場所に立ち去った様だ」
マミ「あずささん…」
あずさ「あらあら~、マミちゃん達とはぐれちゃったわね~」テクテク
あずさ「ここは一体どこなのかしら~」テクテク
あずさ「困ったわね~、あそこのお宅で聞いてみようかしら~」ピンポーン
あずさ「ごめんくださ~い、ちょっとお聞きしたいんですけど~」
翠星石「留守ですぅ、このおうちには誰もいねーですぅ」
あずさ「…小さい子がお留守番でもしてるのかしら~」
あずさ「お嬢ちゃん、お父さんかお母さんはいないかしら~」
翠星石「しつっこいやつですね、翠星石はお嬢ちゃんなんかじゃないです!」ガチャ
あずさ「あらあら~、かわいいお人形さんね~、
お話ししてたお嬢ちゃんはどこかしら~」
翠星石「だから翠星石はお嬢ちゃんじゃないです、このでかちち人間!」ガー
あずさ「あら~、お人形さんお話しが出来るの~?今日は不思議な事がいっぱいね~」
雛苺「お客さんなのー、翠星石?」
翠星石「ちびちびは引っ込んでるです!今翠星石が追っ払って…」
真紅「何を騒いでいるの、騒々しい……
翠星石、駄目じゃない、のりの留守に玄関を開けては」
翠星石「わかってるです!」
雛苺「お姉さん何のご用なの!?」
翠星石「ちびちび!黙ってろです!」
真紅「とにかく早く追い返して頂戴、もうすぐくんくん探偵がはじまるのだわ」スタスタ
あずさ「あら~、くんくん探偵が好きなのね~、
わたしもこの前ゲスト出演させて貰ったのよ~」
真紅「!?」クルッ
真紅「い、いい今なんとおっしゃったのかしら!?」
あずさ「チアキング夫人って役でね、前回の放送だったかしら~」
真紅「!! チアキング夫人といえば神回だった前回でも重要な役どころなのだわ、
す、少しセリフを言って頂けないかしら…」
あずさ「ジューシーポーリィイェーイ、くんくんちゃんどうよ、どうなのよ!?」
真紅「ま、間違いない…本物なのだわ…こっちで色々聞かせて貰えないかしら」グイグイ
あずさ「あらあら~」
翠星石「あ~あ、しらねーですよ真紅のやつ、見知らぬ人間を家にあげたりして…」
雛苺「ねーねー、お姉さんは何てお名前なのー?雛はねー、雛っていうのー」
あずさ「わたしは三浦あずさよ、雛ちゃん」
真紅「間違いない、キャスト表にもちゃんと三浦あずさと書いてあるのだわ!
翠星石!あずさにお茶とスコーンをお出しして!」
翠星石「はいはい、わかりましたよー」
雛苺「ねーねーあずさ、あずさのおむね、すっごく大きいのねー」
あずさ「あら~、恥ずかしいわ~」
雛苺「あずさ~、登ってもいい?」
真紅「雛苺!失礼なのだわ!!」
あずさ「あらあら、いいのよ真紅ちゃん」
雛苺「わーい!あずさ登りなのー」ポヨンポヨン
あずさ「あらあら~」
翠星石「ほれ、翠星石特製のスコーンとお茶を持ってきてやったですよ、
ありがたく食べるがいいです、でかでかおちち」カチャカチャ
真紅「翠星石!」
あずさ「ありがとう翠星石ちゃん、とっても美味しそうね~」
翠星石「ふ、ふん、味わって食べるです」ツン
真紅「この雑誌に書いてあったのだけれど、
あずさは765プロ所属のアイドルだそうね、765プロといえば…」
翠星石「あ~、最近チビ人間がグラビアとかいうのを眺めて
にやにやしてる、たしか星井…」
あずさ「あらあら~、美希ちゃんを応援してくれてるのね~」
翠星石「そう!星井美希ですぅ!
あれを見てる時のチビ人間の顔はデレデレして見れたもんじゃないです!」
真紅「翠星石、偶像にまでやきもちを焼くものではないのだわ」
翠星石「きーー!誰がやきもちなんか妬いてるですか!」
雛苺「でもジュンがいたら喜んだのにねー、
最近いつも図書館でお勉強だから、雛つまんないの…」
真紅「それは仕方のない事なのだわ」
あずさ「あら、もうこんな時間ね~、わたし行かなくちゃ」
雛苺「え~、帰っちゃうの~?帰っちゃいやなの!」
真紅「も、もう少しくんくんのお話しを…」
あずさ「また遊びにくるわ~、その時はくんくんのサインを持ってくるわね~」
真紅「か、神!貴女は神なのだわ!」
あずさ「スコーンとってもおいしかったわ~、ごちそうさま、翠星石ちゃん」
翠星石「ふ、ふん!あれ位またいつでも焼いてやるです!」
あずさ「それじゃあさよ~なら~」フリフリ
あずさ「お喋りできるお人形さんがいるなんて、時代は変わったわね~」テクテク
あずさ「わたしの頃はりかちゃん人形が…」テクテク
あずさ「それにしても困ったわ~、早く事務所に行かないと律子さんに怒られちゃう」テクテク
あずさ「あら、あの子達は…」
美羽「おうおう姉ちゃん、何みてんだ?あたしらに何か文句でもあるのかよー」
茉莉「ちょっと美羽ちゃんだめだよぅ、知らない人にそんな事言っちゃ…」
アナ「そうですわ、まったく常識がないんですから」
美羽「なにをー!」
千佳「二人ともほっときなよ…すいませんこの子ちょっと頭のネジが外れてるもので」
あずさ「あらあらいいのよ~」
美羽「なんだよー千佳ちゃん!頭にネジなんてついてないぞバカにすんな!」
千佳「それでお姉さん、わたしたちに何か様ですか?」
あずさ「実はわたし迷子になっちゃって、道を聞こうかなーって」
美羽「んー?お姉ちゃんどっかで見たような…」
茉莉「交番に行った方が…」
アナ「そうですわね、交番までならご案内しますわ」
あずさ「あら~、それじゃあお願いしようかしら~」
美羽「あーー!お姉ちゃんアイドルの三浦あずさでしょ!」
茉莉「あっ」
千佳「そう言われれば…」
あずさ「あらあら、私三浦あずさです」
アナ「アイドルさんですか…私達もそんな夢をみた事がありましたわね」トオイメ
美羽「ねーねーあずさお姉ちゃん、わたし松岡美羽!わたしもアイドルにしてよ!」
あずさ「あらあら~、美羽ちゃんかわいいからすぐにアイドルになれるわよ~」
アナ「美羽さんずるいですわ!」
千佳「それであずささんはどこに行こうとしてたんですか?」
あずさ「事務所に行かないといけないの~」
千佳「……事務所って多分東京ですよね…ここ、浜松なんですけど…」
あずさ「…困ったわ~」
茉莉「じゃあ交番に行ってもだめだね…」
アナ「そうだ!お父様の会社で多分東京に行く便があると思うので
乗せて貰えないか聞いてみますわ!」
あずさ「あら~、いいんですか、助かるわ~」
美羽「ねーねーお姉ちゃんアイドルに…」
千佳「いい加減あきらめなよ…」
アナ「お父様に電話したら、乗せていってくれるそうですわ!」
あずさ「本当ですか~、ありがとうございます~」
茉莉「よかった~」
美羽「ねぇねぇ…」
あずさ「帰ったらプロデューサーさんから連絡してもらうわね~」
美羽「やったーー!!」
千佳「執念の勝利か…」
アナ「ここに迎えに来てくれるそうなので、少し待ってましょう」
あずさ「なにからなにまで、わるいわね~」
ブロロロ- キッ
運転手「アナお嬢様、こちらの方ですか?」
アナ「はい、よろしくお願いしますね」
あずさ「どうぞよろしくお願いします~」
美羽「お姉ちゃん連絡の事忘れないでね!」
あずさ「はいはい、みんなありがとうね~」
茉莉「ばいばいお姉ちゃん」
アナ「お気をつけて」
千佳「さようならー」
あずさ「さようなら~」フリフリ
ブロロロ-
ブオオオ-
あずさ「あの~、少しおトイレに…」
運転手「…そこのサービスエリアで休憩しましょう」
あずさ「助かります~」
あずさ「それじゃ、ちょっと行って来ますね~」
運転手「どうぞ」
ブラあずさ
ほ
あずさ「ふぅ…ええと、あの車だったわね~」
あずさ「あら、運転手さんもおトイレかしら~、席に座って待ってましょう」ガチャ バタン
あずさ「なんだか眠くなってきちゃったわね~……Zzz…」
運転手「三浦さん遅いな…」
ねむったあずっぱいもみもみ
ガイド「おっ、今日のガイド予定のお客さん、もう席について寝ちゃってるよ…
起こすのもかわいそうだし、このまま出発するか」ブロロロ-
ガイド「お客さん、着きましたぜ、起きて下さい」
あずさ「ううーん……運転手さん、少し老けました?」
ガイド「何ねぼけてるんですか、ここからはそこの船に乗っていってくだせぇ」
あずさ「船に乗るんですかぁ~、浜松って遠かったんですね~」カンカンカン
係員「それでは出発しまーす」
シュッゴォーー
係員「アクア、アクアに到着です」
あずさ「ふぅ、やっと到着したみたいね~、降りてみましょう」カンカンカン
あずさ「あらあら~、また知らない景色の所にきちゃったわ~」テクテク
あずさ「ずいぶん川が多いのね~」テクテク
あずさ「それにしても、一体ここはどこなのかしら~」
おお、あずささんも、「あ」だ
あずさ「あら、不思議な猫さんがいるわ~」
アリア社長「ぷいにゅー!」
あずさ「うふふ、こんにちは~」
アリア社長「ぷいにゅぷぷいぷい?ぷいにゅー」
あずさ「あらあら、何かお話ししてくれてるみたいだけど、
猫さんの言葉はわからないわね~」
アリア社長「ぷぷい!」グイグイ
あずさ「ついてこいって言ってるのかしら~、行ってみようかしら~」トテトテ
アリア社長「ぷいにゅーい」タタタ
あずさ「待って~」トテテ
ARIAとあずささんの親和性は素敵
あずさ「はぁはぁ、ここに入って行ったわね、ごめんくださ~い」
アリシア「いらっしゃいませ、アリアカンパニーへようこそ」ニッコリ
あずさ「(わぁ、きれいな人)あの~わたし、道に迷ってしまって…」
アリシア「あらあら、それはお困りでしょう…でも困ったわね、
私今日は予約が一杯で、またすぐに出かけないといけないんです」
あずさ「あらあら~」
アリシア「あらあら」
あずさ「あらあら~」
アリシア「あらあら」
灯里「ただいま戻りましたー」トットッ
アリシア「あらあら」
あずさ「あらあら~」
アリシア「あらあら、うふふ」
あずさ「うふふ、あらあら~」
灯里「はひっ、アリシアさんが二人!?」
かたほうくれ!
アリシア「あ、灯里ちゃん、おかえりなさい。ちょうどよかったわ、
この方、道に迷ってしまったそうなの。私は次のお客様を迎えに行かないといけないから、
灯里ちゃんご案内してあげて貰えないかしら」
灯里「はひっ、わかりました、行きましょうか」
あずさ「すみません、お願いしますね~」
アリア社長「ぷいにゅー!」
あずさ「あらあら~、猫ちゃん、連れてきてくれてどうもありがとう~」
灯里「こちらは我がアリアカンパニーのアリア社長ですよ」
あずさ「あらあら、社長さんだったんですか、うちの社長とはずいぶん違いますね~」
アリア社長「ぷいにゅぷい」エヘン
灯里「ふふふ、社長ったらいばっちゃって」
灯里「あ、申し遅れました私水無灯里と申します。
マンホームから来られた方ですよね、ようこそネオ・ベネツィアへ!」
あずさ「あ、三浦あずさと申します~。ええと、マン…?ベネツィア…ですか?」
灯里「私もマンホームから来たんですよ、どうしてもウンディーネになりたくって!
えへへ、まだ見習いのシングルですけど」
あずさ(うーん、なにかの業界用語かしらね~?ザギンでシースー、みたいな)
4
灯里「それであずささんはどちらに行かれたいんですか?」
あずさ「ええと、765プロの事務所に行きたいんですけれど…」
灯里「765プロ…ですか?ちょっと聞いた覚えが…
それってネオ・ベネツィアにあるんですかね?」
あずさ「うーん、多分違うんじゃないでしょうか…」
灯里「えー!?…もしかしてマンホームの765プロに行こうとして間違えて
アクアのネオ・ベネツィアまで来ちゃったとか…
なーんて、そんな人いる訳ないですよねー」
あずさ「……そうかもしれませんね~」
灯里「ええーー!?」
灯里「あわあわ、じゃあ宇宙船のチケット取らないと…
でもでも、今から予約しても1週間はかかるし…」ワタワタ
あずさ「困ったわ~」
灯里「…もう仕方ないので船がでるまでの間アクア観光を楽しんではどうですか?
アリアカンパニーに泊めて貰える様にわたしからアリシアさんに頼んでみますから!」
あずさ「…そうさせて貰おうかしら~、よろしくお願いします~」
灯里「わーひ、そうと決まったらアクア観光ツアーにレッツ・ラ・ゴー!」
おぼーえて いまーすーか あのひーをー
灯里「♪ずんたかぽこてん、ずんたかぽーん」トテトテ
おじさん「お、灯里ちゃんご機嫌だねぇ!」
灯里「あ!八百屋のおじさんこんにちは!」
灯里「♪ずんたかぽーん」トテトテ
お兄さん「お、灯里ちゃん今日は歩きかい?これ持ってきなー!」
灯里「あ!漁師のお兄さんこんにちは!魚臭くなっちゃうからまた今度ー」
あずさ「灯里ちゃんはとっても人気者さんなのね~」クスクス
灯里「えへへー、そんな事…」
藍華「あー!灯里こんな所にいたー!」
藍華「あんた今日の練習はどうしたのよー!」
アリス「でっかいサボりです」
灯里「あ、すっかり忘れてた…」
藍華「あんたねー!…」ガミガミ
あずさ「あらあら、灯里ちゃんお友達?」
藍華「あぅ、どちら様?」
アリス「でっかい…でっかいです…」
灯里「アリスちゃん何か言った?」
アリス「何も言ってません///」プイ
あずさ「三浦あずさと申します~。
灯里ちゃんお約束してたのね~、ごめんなさいねお邪魔しちゃって」ペコリ
灯里「いえ、そんな事…そうだ、あずささんに今日の練習同行して貰ってもいいかな?
お客様の役をやって貰うと勉強になるし!」
藍華「私は別に構わないけどー
(なんだかこの人雰囲気がちょっとだけアリシアさんに似てるし!)」
アリス「でっかい無問題です(でっかいおっぱいです)」
あずさ「あらあら、いいのかしら~」
あずさ「わぁ、これが灯里ちゃん達の乗ってるゴンドラなのね~」ワクワク
灯里「お客様、お手をどうぞ」スッ
あずさ「あらあら~、お願いしますね~」
藍華「それじゃああずささんはネオ・ベネツィア初めてって話しだから、
私達の練習がてら観光案内をしていきましょうか!まずは灯里から!」
灯里「はーひ、あちらに見えますのが…」
ほ
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―――――――――
―――――――
藍華「ふぅ、一通り案内終わったわね~」
アリス「でっかい緊張しました…」
灯里「アリスちゃん接客苦手だもんね」
藍華「こらー、後輩ちゃん、そんな事じゃいかん!」
あずさ「うふふ、3人はとっても仲良しさんなのね~、
わたしにもとっても仲良しな事務所の仲間達がいてね…」
サンティ-ヤーパンクーレー アーイノー ラッカッシー
藍華「あっ、アテナさんだ!」
あずさ「わぁ、凄く綺麗な歌声…」
セティヤン ファティアン クーレー
灯里「アテナさんはアリスちゃんの先輩なんですよー」
アリス「えっへん」ドヤッ
あずさ(この歌…歌詞の意味はわからないけれど…
千早ちゃんより上手かもしれないわね~)
藍華「あ、こけた…」
アリス「でっかい恥ずかしいです…」
歌で繋がるシーンか
綺麗だわ素敵だわ
藍華「ふぅ、今日はここまでにしましょう、おつかれー」
灯里「おつかれさまー」
アリス「お疲れ様でした」
あずさ「とっても楽しかったわ~、素晴らしい景色を沢山見せて貰って」
藍華「あずささんまだしばらくはこっちにいるんでしょー?
明日からも色々案内しますよ!」
あずさ「そんな、いいのかしら~」
アリス「おまかせです(あのおっぱいの秘密を掴んでやるです)」
アリスちゃんおっぱいでっかい気にしすぎwww
藍華「じゃ、あずささん灯里、また明日」ヒラヒラ
アリス「さようなら」ペコリ
灯里「またねー!」
あずさ「今日はありがとうね~、さようなら~」
灯里「さてと、アリアカンパニーに戻りましょうか!」
あずさ「お世話になりっぱなしで悪いわね~」
灯里「綺麗な夕焼けですね~」
あずさ「本当に…こんな夕焼け初めてみたわ~」
アリア社長「ぷいにゅー」チョイチョイ
あずさ(あら、アリア社長…またついてこいって行ってるみたいね~)フラフラ
灯里「今日の夕食何にしましょうか~?…あれ?あずささん?」
あずさ「待って~」ハァハァ
アリア社長「ぷぷいにゅい」テテテ
あずさ「どこに行くの~」
アリア社長「ぷい」チョイチョイ
あずさ「この穴に入るの?狭いわね~」ウンショ ウンショ
あずさ「ふう、通り抜けたわよ~、次はどこに…あら?アリア社長?」
あずさ「ここ…765プロの近くだわ~、戻って来られたんだ…」テクテク
あずさ「灯里ちゃん達にお別れも出来なかったわね~」テクテク
あずさ「またアクアに行くこと出来るかしら~」テクテク
あずさ「あらあら~765プロが見えなくなっちゃったわ~」
どういうことなのwww
あずさ「ふぅ、困ったわぁ~」テクテク
あずさ「でもアクアでは夕方だったのに、
こっちはまだ午前中みたいね~、これが時差かしら~」
あずさ「あら、高校生かしら、今日はお休みなのかな、楽しそうね~」テクテク
はて
ハルヒ「キョン!何やってるのよ!」ブン
キョン「うおっ!あぶねっ」フラフラ ドンッ
あずさ「きゃっ」
キョン「あっ、すみません!おいハルヒ!」
ハルヒ「何よ!あんたが避けるから悪いんでしょ!」
あずさ「大丈夫だからケンカしないでね~」
長門「……」
古泉「お怪我はありませんか」ズイッ
キョン「古泉!近い!(特盛っ!)」
ハルヒ「何よ、デレデレしちゃって…」
みくる「何かお困りのご様子でしたけど、どうかされたんですか~?」
あずさ「実はわたし、道に迷ってしまって~」
長門「…こっちに来て」チョイ
あずさ「あらあら~」
キョン「おい長門、どこに連れて行くんだ?」
長門「待ってて」
あずさ「ここは…路地裏みたいね~」
長門「貴女はここにいてはいけない存在…情報操作を開始する」
長門「ペラペラペラペラ」
あずさ「あらあら~」サァ~~
いまさらだがどうやって行ったww
あずさ「さっきの子、急にいなくなったわね…」テクテク
あずさ「それにしても、また見た事もない景色の所に来ちゃったわね~」テクテク
あずさ「なんだか近未来?って感じね~」テクテク
あずさ「ここはいったいどこなのかしら~」
ビー- ビー-
マヤ「侵入者発見、直ちに戦闘配置について下さい!」
マヤ「侵入者は……パターン青!使途です!」
あずさ「あらあら~?避難訓練か何かかしら~」
長門さんが飛ばしちゃったのかジャンパー能力が桁外れなのか・・・
加治「動くな!…おっと、こんなにチャーミングな
女性が使途な訳がないな、どうされました?」
あずさ「それがわたし、道に迷ってしまって~」
加治「…それはお困りでしょう、どれ、僕が外までお送りしましょう」
あずさ「あらあら~、お願いできますか~」
加治「こちらへどうぞ」
加治「ここからを出れば外に行けます、もうここには入ってきちゃ駄目ですよ」ウインク
あずさ「ご親切にどうもありがとうございました~」
あずさ「外に出られたのはいいけれど、どっちに行けばいいのかしら~」テクテク
あずさ「困ったわ~」テクテク
あずさ「あら、バス停があるわね~、バスに乗ってみようかしら~」
あずさ「あら?ちょうどバスが来たわね~」
ブロロロ プシュー
運転手「ありがとうございましたー」
綾波「…」カンッ カンッ
あずさ「あら?あなたさっきの…確か、長門さんだったかしら~」
綾波「…私はそういう名前ではないわ…」
あずさ「あらあら、そうだったかしら~」
綾波「…あなたはこのバスに乗って行った方がいい…」
あずさ「ええ、そのつもりよ~、さようなら~」
綾波「…もうここには来ないで…」
ブロロロ プシュー
運転手「ありがとうございましたー」
あずさ「ふぅ」カンッ カンッ
あずさ「あらあら、ここは何だか見覚えがあるわね~」テクテク
あずさ「もう事務所も近いんじゃないかしら~、よかったわ~」テクテク
あずさ「あら?道の真ん中に何か…」
あずさ「これは何かしらね?あら、何か声がする様な…」ソロォ~
あずさ「きゃっ」ヒュン
エイラとルッキーニにπタッチされる展開はよ
>>183
宮藤「まぜてください!」
あずさ「急に景色が…ここはどこなのかしらね~」
テファ「あの~、大丈夫ですか?」
あずさ「ええ、大丈夫ですけど…」
テファ「よかった~、あの私召喚の儀式の練習をしてて、
多分間違えてあなたを呼んでしまったんだと思います…
話に聞いた才人さんが呼びだされた時と感じが似てるし…
そうだ、私才人さんを呼んできますね!」テテテッ
あずさ「行っちゃったわ~話の内容はよくわからなかったけれど、
あの子わたしより大きかったわね~」
こいつぁ・・・バストレボリューション!!!!
才人「こっちか、テファ!」タタタッ
テファ「はい、あ、その方です!」
才人「……あなたは…765プロの三浦あずささんじゃないですか!
お会いできるなんて感動です!俺大ファンで…
じゃなくてどうしてハルケギニアに!?」
テファ「実は…かくかくしかじかで…」
才人「…あー」
あずさ「…(さっぱりだわぁ、ここ日本じゃないのかしらねぇ)」
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