ほむら「私とDIOが戦ったらどっちが勝つかしら」(103)

ほむら「どうかしら」

QB「知らないよ」

杏子「あたしポルナレフになら勝てそうな気がする」

さやか「いやいや」

~~~

ゴゴゴゴゴ…

まどか「マミさん!まずいよ日が落ちてきた!早くほむらちゃんたちと合流しないと…!」

マミ「…鹿目さん、先に行ってて」

まどか「え!?マミさん…?」

マミ「思いついたの。DIOのスタンドの正体をあばく方法を」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

DIO「魔法少女どもめ…二手に別れているな…」

DIO「前方に鹿目まどかに巴マミ…建物の屋根伝いに移動しているか…」

ビュンッ

DIO「フン…無駄なことを」すたっ

カチッ!

DIO(む!?足元にリボン…?)

パァン! ドンッ!ドンッ!

DIO「ヌゥ!?」

DIO「これは…巴マミの銃撃!」バッ

バシバシバシッ! ズシャ!

DIO「チッ!すべては弾き返せなかったか…」シュウウウ…

DIO「フン…なるほど…リボンに触れれば仕掛けられたマスケット銃が作動するわけか…」

DIO「ン!?」

ドオオオオ…

DIO「これは…巴マミのリボンが結界のように張り巡らされている…!」

しゅたっ

マミ「そこまでよDIOッ!」

DIO「!」

マミ「触れれば弾丸を浴びせるリボンの結界はッ!」

マミ「すでにあなたの周り半径20メートル!あなたの動きも『ザ・ワールド』の動きも手にとるように探知できるッ!」

マミ「くらいなさいッ!DIOッ!半径20メートル、ティロ・フィナーレをーッ!」バッ

ズドォォォォォォォンッ!!!!

ドドドドドド…

DIO「マヌケが…知るがいい…『ザ・ワールド』の真の能力は…まさに!『世界を支配する』能力だということを!」

DIO「『ザ・ワールド』ッ!!」ドウゥゥン!

マミ「…」ピタッ

DIO「これが『ザ・ワールド』だ!もっとも『時間の止まっている』おまえには見えもせず感じもしないだろうがな…!」

バッ!

DIO「死ねィ!巴マミッ!」ズオッ!

ズシャアアアアアッ!!!

ゴゴゴゴゴゴゴ…

マミ「…」ズボォ

DIO「胴体を貫いてやったぞ…これが『ザ・ワールド』だ…巴マミ」

DIO「おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない…何が起こったのかもわかるはずはない…」

DIO「あの化物を倒したら、視界が元に戻った。あいつの能力なのか?」

杏子「お、なんだ? 魔女がもうやられてるぞ」

ほむら「私たちの知らない魔法少女が来ているようね」

QB「まさか。この辺りにいるのは君たちだけのはず」

杏子「魔法少女じゃないなら、グリーフシードはいらないよな。譲ってもらおうぜ」

DIO「これをお探しかな?」

杏子「それだよ。あたしらそれを探してるんだ」

DIO「わたしが持っていても、使い道はなさそうだ… だけど条件がある」

DIO「これを持っていた化物の能力を教えてくれないか」

ほむら「あなた、魔女のことを知ってどうするつもり?」

DIO「魔女というのか。わたしはスタンド能力者を探しているんだ」

杏子「…なにそれ? ほむら知ってる?」

ほむら「聞いたことがないわ」

DIO(ザ・ワールドが見えていない… だと…)


杏子「ふ~む、太陽の光にアレルギー体質か… それじゃ今まで大変だったろ」

DIO「100年もそういう生活をしていれば慣れるさ」

ほむら「夜ならその、スタンド能力というやつが使えるのね」

杏子「さっき見せてもらったけど、スゲェよな! あんたちょっと、あたしらに協力してくれよ」

杏子「タダとは言わないぜ。昼間隠れるのにいい場所教えてやるから」

DIO「またさっきの魔女とやらと戦うのかい?」

ほむら「二週間後、この街へワルプルギスの夜という、強大な魔女が来るわ」

杏子「名前からして相性良さそうだろ。そのスタンドっていうので一緒に戦ってくれよ!」

六部DIOならこうなる

DIO「時は動き出す…」

シュゥンッ

ドッバァ―――ンッ!

マミ「ぐ…!?」ビュオッ

まどか「えっ!?…ど、どういうこと!?マ、マミさんが…!」

まどか「い、いきなり吹っ飛ばされたッ…!そんな…!」

ドォォォンッ!

マミ「う…ぅ…」ぐたっ

まどか「マミさんッ!」

DIO(…スタンド使いがいないならとっとと他の街へ移動したいところだが)

ほむら「ワルプルギスの夜を倒せば、大量のグリーフシードを落とす」

ほむら「私たちにも余力ができるから、あなたの探し物を手伝えるわ」

杏子「しかも協力してくれたら、QBを使わせてやろう」

QB「勝手に売り物にしないでもらえるかな」

DIO「そのQBというのはどこに?」

ほむら「ここにいるわ。魔法少女にしか姿が見えないのよ」

杏子「あたしらにスタンドが見えないようなもんだな」

ほむら「でもQBは世界中で魔法少女を勧誘している別個体と連携をとっている」

ほむら「スタンド能力者に該当する情報もきっと探せるはずよ」

DIO「…悪くないな」

ドドドドドド…

マミ(いったい何が起こったの?…動け…ない…わ…)

マミ(だめ…致命傷のようね…せっかく…願いで新しい命をもらったのに…あっという間だったなぁ…お父さん、お母さん…そろそろ私もそっちにいくわ…)

マミ(……DIOのスタンド…私のリボンは触れるものが手に取るようにわかる…だけど…今、リボンはDIOに全部一度に…同時に切断された…どういうこと…?)

マミ(まったく同時に…1分1秒の時間差もなく半径20メートルのリボンを一度に切断…)

マミ(!)

マミ(わかった…わ…!それしか考えられない…!『時間』!やつは『時』を止めることができる…!なんてこと…!早く…鹿目さんに伝え…な…いと…)

杏子「決まりだな! じゃ、まずは魔法とスタンドでどんなことができるのか、ハッキリさせとこうぜ」

ほむら「いきなり言われても私たちを信用できないかもしれないけど、お願い。今は力を貸して」

DIO「何か深刻な事情があると見たな。まずはそっちから話してもらおうか」

ほむら「いいわ。それと私の魔法… 時間停止について」

DIO(何をッ!?)

ほむら「実際使ってみせた方が早いわね」

 ドギュウウウウウン

ほむら(こうして停まっているうちに、背後へ移動して…)

ほむら「」ハッ!

DIO「奇遇だな。世界中を旅していて、わたしと同じ能力者に会ったのは初めてだ」

ほむら「…あなたも……!!?」

DIO「君たちとはうまくやれそうだ。よろしく頼むぜ」

——マミさんの部屋——

 トゥルルルル トゥルルルル

マミ「はい巴です」

杏子『おうマミ! たった今、新しい仲間ができたんだ!』

マミ「本当に!? まさか美樹さんがけいやくして…」

杏子『それがちょっと違うんだよ。今から顔見せに行くけどいいよな?』

マミ「もう遅いから明日にしましょうよ」

杏子『夜しか外に出られないんだってさ。じゃ、また後でな!』ガチャン

マミ「……ずいぶんインドア派なお友達ね」

マミ「どんな娘かしら? きっと十話に出てきたメガネの暁美さんみたいな、ちょっと気弱な子で…」

マミ「よっし、そうとなったら、私たちが先輩としてしっかりサポートしてあげないと!」

ドドドドドドド…

しゅたっ

DIO「見つけたぞ…鹿目まどか…」

まどか「!」

DIO「幾多の並行宇宙の因果線を束ね、因果の特異点となったおまえの血は、このDIOを次なる領域にシフトさせることだろう…!」

まどか「DIO…!」

DIO「おまえは…血を吸って殺すと予告しようッ!」ビュンッ

マミ「お茶の用意と、ケーキは… 夜食にとっておいたのがあるわね」

マミ「準備万端、と! 後は待つだけね」

 ピンポーン

マミ「は~い、ただいま」

杏子「待たせたな! 連れて来たぞ」

ほむら「こんな遅くに、ごめんなさいね」

DIO「失礼。だが太陽の光にアレル マミ「ティロ・フィナーレ!」」

あんほむ「!!?」

マミ「ふぅ… ダメよ二人とも、知らない男の人とホイホイ仲良くなっちゃ」

マミ「ティロ…フィナーレ……!」

ドッゴォォォン!

DIO「!」

まどか「!」

DIO「なんだ?あらぬ方向を撃ちおって…最期の雄叫びをあげ、花々しく散ろうということか…フン」

パラパラ…

まどか(マミさんのティロ・フィナーレ…!?時計台に向けて…?マミさんは意味のないことなんてしない…!なにか意味が…?)

ドドドドド…

マミ(メッセージよ…鹿目さん…これがせいいっぱいの…受け取って…お願い…伝…わって……)

マミ(…)がくっ

『巴マミ ―死亡―』

>>1が書いてんのに同時進行はやめた方が…

>>77
6部DIOは俺が読みたいから問題ない

ゴゴゴゴゴゴ…

まどか「マミ…さん…!」

DIO「さて、巴マミは死んだ…次はおまえだ鹿目まどか…!」

まどか「くっ!」バッ

シュパッ!シュパッ!シュパッ!

DIO「弓矢がおまえのスタンドかッ!だが…」バッ

DIO「小娘がッ!おまえのスタンドが一番なまっちょろいぞッ!」ズドドドッ!

まどか(くっ!全部弾き落とすなんて…!ここは逃げるしかッ!)ビュンッ

DIO「フン!逃がすかッ!」ビュンッ

タッタッタッ!

まどか「ハァハァ…!」

まどか(マミさんが時計台を撃った意味…きっと大切な意味があるはず…!)

まどか(まさか…マミさんはDIOのスタンドの謎を解いたの…!?『時計を破壊』…『時計の針を破壊』…『時計を止める』)

まどか(…まさか!?)

まどか「な、なんてこと!?DIOの『ザ・ワールド』の正体は『時』を止める能力だったんだッ!」

まどか「ありがとうマミさん!マミさんのメッセージ、たしかに受け取ったよッ!」

~~~
~~


まどか「とりあえず私たちとDIOが戦ったらこんな感じになりそうだね」

さやか「続きは?」

まどか「考えてないよ」

杏子「おい」

マミ「私、死ぬんだ…花京院さんなんだ…」

まどか「かっこいいじゃないですか」

杏子「あたしは?」

まどか「杏子ちゃんはヴァニラからさやかちゃんをかばって死ぬ役だよ」

さやか「あたしがポルナレフで…」

杏子「あたしはアヴドゥルか…」

QB「僕は?」

まどか「キュゥべえは絶体絶命のさやかちゃんを助けて死ぬ役だよ」

QB「僕はイギーかい?」

まどか「うん。イギーだよ」

QB「僕、ペット・ショップに勝つ自信がないよ…」

ヴァニラ「あんあんは・・・粉微塵になって死んだ」

ワルプル「オレはウェザリポな。ビルとか降らせるし」

シャル「じゃあ、私はヴァニラな。出てくる感じとかそっくりだし」

ほむら「で、私とDIOが戦ったらどっちが勝つの?」

まどか「わからないよ。でもDIOのが強いって意見が多いみたいだね」

ほむら「ほむ…」

マミ「それじゃあ私の家でお茶しながらジョジョについて語りましょうか?」

一同「賛成~!」

わいわい! きゃっきゃ!

ほむら(う~ん…)

ほむら(私のラッシュの掛け声は……)

ほむら(…)

ほむら「……ほむほむほむほむほむほむほむゥーーーッ!!!」ズドドドドッ!

一同「!?」ビクッ

ほむら「これで決まりねッ!」キリッ

まどか「ほむらちゃん…」

TO BE CONTINUED...


楽しめた

俺は次に「乙」と言う…

乙…ハッ!

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