沙々(わたし、優木沙々は魔法少女です)
沙々(『自分より優れたヤツを従わせる』という、とっても素敵な魔法が得意なんですよぉ……くふふっ♪)
沙々(その魔法で、気に入らない連中はみーんな洗脳して片付けて、魔女は操って手駒にして片付けて)
沙々(まあ、向かうとこ敵無しだと思ってました)
沙々(……でも、つい先日……わたしは身の程ってやつを思い知ったんです)
沙々(敵対関係にあった魔法少女、>>2さんに敗れたことで……ね)
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中沢
(基本的に無効の場合は安価下でいくんでよろしく)
(よし、寝て起きてレスがついてなかったらスーパー自演タイムを開催しよう)
~数日前~
マミ「ごめんなさいね、手加減できなくて」
沙々「くぅっ……!!」
沙々(くそっ、ふざけんな! 巴マミがこんな強いなんて聞いてないですよっ!!)
マミ「貴女の目的は何? 私の縄張りかしら? 返答次第では……少し、痛い目にあってもらうけれど」
沙々「っ……!!」
沙々(くそっ、くそっ!! 一戦交えたってのに何なんですかその余裕の態度!!)
沙々(舐めやがって……この屈辱はノシつけて返してやる!!)
沙々「ご、ごめんなさいっ……わたし、他の魔法少女と会うのが初めてだったんですっ」
マミ「えっ?」
沙々「だから、怖くなっちゃって、つい攻撃を……」
マミ「怖くなって……って、どうして?」
沙々「だってキュゥべえが言っていたじゃないですか、魔法少女同士は出会ったら争いになるものだって」
沙々「だから、わたしぃ……ぐすん」
マミ「そ、そうだったの……ごめんなさいね、脅かしちゃって」
沙々(……くふふ、わたしの泣き真似にすっかり騙されてるみたいですねぇ)
沙々(あの目。敵意が完全に失せちゃってますよ)
沙々「あのっ! な、なんでもするから許してください! どうか命だけは……!」
マミ「ええっ!? そ、そんな、命だなんて大げさよ」
マミ「殺したりなんてしないから、ね? 安心して、大丈夫だから」
沙々「あ……ありがとうございますぅっ……」
沙々「じゃ、じゃあせめてお詫びに何かさせてください!」
マミ「い、いいわよそんなの!」
沙々「いえ! 何もお詫びをしないなんて私の気が済まないですよっ!」
沙々「何でもしますから、命令してください!!」
マミ「え、えっとー……じゃあ」
マミ「私の>>14になってくれる?」
友達
沙々「友達?」
マミ「ええ、そう友達よ。だからもう喧嘩はおしまい」
マミ「これからは仲良くしましょう♪」
沙々「は……はい……」
マミ「私は巴マミ、よろしくね」
沙々「わ、わたしは優木沙々です……よろしくおねがいしますねぇ」
マミ「うん!」
マミ「……うふふ、これでもう私たちはお友達ね!」
沙々(さっきまで争ってた相手に友達って。馬鹿なんじゃないですかこの人)
沙々(……くふふっ、こりゃチョロそうですねー)
・
・
・
沙々(巴マミと『お友達』になったわたしは、早速彼女の家にお邪魔することになりました)
沙々(高そうなマンションで一人暮らし。おしゃれな家具に快適そうな寝具……)
沙々(ああ、見ててムシャクシャしますねぇ。恵まれてる人間の家って!!)
沙々(しかも巴マミのヤツは心の底から楽しそうに……ケーキと紅茶まで振る舞ってくれやがりました)
沙々(ますます……メチャクチャにしてやりたくなりますね! くふふっ!)
▽マミの家
マミ「ねえ、沙々さんはまだ魔法少女になって日が浅いんでしょう?」
沙々「え? ど、どうしてそう思うんですか?」
マミ「だって初めて他の魔法少女に会った、って言ってたじゃない」
沙々「ああ……まあ、はい……実は新米なんですよぉ」
マミ「ふふ、じゃあもっと経験を積まないといけないわよね」
マミ「……ねえ沙々さん。私と一緒に、>>18してみない?」
沙々「え……?」
必殺技の練習を
沙々「ひ、必殺技ぁ!?」
マミ「ええ! やっぱり一人前の魔法少女になるなら必殺技の一つや二つを持ってないと!」
沙々「い、いや、それはどうなんですかね」
マミ「ちなみに私の必殺技はティロ・フィナーレっていってね、まさに最終射撃の名にふさわしい一撃を放つ技なのよ!」
沙々(やっべ、イタい子ですよこの人。この歳で必殺技って……)
沙々(でもまだ機嫌を損ねたくないし……ここは大人しく従うしかないですよね……)
マミ「どう? 必殺技の練習、一緒にしてみない?」
沙々「は、はい……いいですねっ。ぜひおねがいしますっ」
マミ「うふふっ、良かった。乗り気になってもらえて!」
マミ「じゃあ早速、必殺技の名前から決めましょうか!」
沙々「な、名前から入るんですかぁ……?」
マミ「沙々さんの得意な魔法はどんなものなの? 教えてくれるかしら?」
沙々「っ!!」
マミ「どんな魔法なのか知らなきゃピッタリの名前をつけられないものね」
沙々(やっべ……これ、地味に不味いですよ)
沙々(さっきの戦いでは得意の洗脳魔法を使う前に敗れてしまったから……巴マミはまだわたしの魔法を知らない)
沙々(手札は出来るだけ隠しておきたいですからねぇ……ここは適当に嘘をついてごまかしちゃいましょう!)
沙々「えっと、わたしの得意魔法は……」
マミ「うんうん」
沙々「使った相手を>>21する魔法なんですよぉ♪」
相手を恨めば恨むほど強くなる
沙々「使った相手を『恨めば恨むほど強くなる』ようにする魔法なんですよぉ♪」
マミ「使った相手を……え? どういうこと?」
沙々「わたしの魔法にかかると、憎いとか悔しいとか、恨めば恨むほどパワーアップするようになるんです」
沙々「要するに補助魔法ですよね」
マミ「……!」
マミ「なるほど……心が闇に落ちれば堕ちるほど力が増すようになる狂戦士の魔法というわけね……!!」
沙々(まあ完璧に嘘なんですけどね)
沙々(そのへんは洗脳魔法を応用して何とか誤魔化しましょう)
マミ「戦いの度に魂を闇に蝕まれていく悲劇の狂戦士……」
マミ「となると……闇……バーサーカー、いえベルセルクとか、そんな感じの名前がいいわね……」ブツブツ
沙々(うわあ、自分の世界に入っちゃってますね)
沙々(こりゃ長くなりそ……)
ガチャッ!!
杏子「マミさーん、おじゃまするよー」
沙々「あん?」
マミ「あら? まあ、佐倉さん! いらっしゃい、どうしたの急に」
杏子「父さんがリンゴを沢山貰ったから、お裾分けに、って言って……」
杏子「…………」
沙々「ど、どうも……」
杏子「誰だよアンタ」
沙々(そりゃこっちのセリフですよ)
マミ「あ、紹介するわね佐倉さん! この子は優木沙々さん、私たちの新しい仲間よ♪」
沙々「は、はじめまして沙々です。よろしくお願いします……」
杏子「仲間……!? ってことはこいつも魔法少女なのっ?」
マミ「ええそうよ、ついさっき知り合ったばかりなんだけど……」
マミ「まだ新米で分からないことも多いみたいだから、一緒に戦いましょうって誘ったの」
杏子「ふーん……」
沙々「ええ、そうなんですよぉ」
杏子「…………」
沙々(巴マミには仲間がいたんですか……くそっ)
沙々(ちょっと予定外です。それに、あの眼……)
マミ「沙々さんにも紹介するわね……この子は佐倉杏子さん。私の友達よ」
杏子「っ! 『沙々』……?!」
沙々「佐倉杏子さんですか……あの、わたし、まだまだ未熟者ですけど、精一杯がんばりますから」
沙々「よろしくお願いしますね!」
杏子「……よろしく」
沙々(…………)
沙々(やっぱりこの目……露骨な敵対心が見て取れますね……)
沙々(全くわたしを信用してない目です。どうやらわたしを疑ってるっぽいですよ)
沙々(……ちっ、面倒なことになりましたね)
沙々(でもどーしてここまでわたしに敵対心を抱いているんですかね?)
沙々(まさか……わたしのことを知ってたとか? わたしの名前に反応していた気もするし)
沙々(そーなると厄介ですね、ウソが全部バレちゃいます……)
杏子「……ねえマミさん。何でこの子を下の名前で呼んでんの?」
マミ「えっ?」
沙々「ん?」
杏子「今、沙々さんって呼んでたじゃん」
杏子「……アタシのことはずっと『佐倉さん』なのに」
マミ「あら? うふふ……なあに、やきもち?」
杏子「ち、違うよっ! そんなんじゃないって!」
沙々「ああ……なるほどー」
杏子「な、なんだよっ?」
沙々「いえいえ、なんでもありませんよー?」
杏子「ちっ……!」
沙々(……なーんだ、そういうことですか)
沙々(この子のキッツイ眼はわたしの素性を疑ってたわけじゃなくて)
沙々(いきなり現れたわたしに『大好きな友達を盗られる!』と思ってたわけですね)
沙々(……くふふっ♪ これはいいですねー、利用できそうです!)
杏子「それで、その、なんで名前で呼んでるの?」
マミ「ふふ、ごめんなさい。別に深い理由はないのよ」
マミ「ただ優木さんより沙々さんのほうが呼びやすかったっていうか……可愛いかな、と思って!」
杏子「……ふーん」
沙々「あのあの、だったら……」
マミ「なにかしら、沙々さん?」
沙々「わたしも巴さんのこと、マミさんって……ううん、マミお姉様って呼んでもいいですかぁ?」
杏子「!?」
マミ「お……お姉様?!」
マミ「え、えっと……ど、どうしてお姉様なの?」
沙々「はい♪ わたし一人っ子だったから、素敵なお姉様が欲しいなあってずっと思ってたんです!」
沙々「巴さんみたいに綺麗で、カッコ良くて、優しいお姉様がいたら良いなあって……えへへ」
マミ「も、もうっ……やめてよ、そんな大げさに誉められたら困っちゃうわ」
マミ「それに、お姉様ってなんだか……その」
沙々「……お姉様、って呼んじゃダメですかぁ?」ウルウル
沙々「じゃあじゃあ、せめてマミお姉ちゃんって呼ばせてくださいっ!」
マミ「お、お姉ちゃんなら……まあ……セーフかしら……」
マミ「……うん、これからは私のことは……お姉ちゃんって呼んでも、いいわよ?」
沙々「わあい! マミお姉ちゃん大好きです!」ダキッ
杏子「な……な、なっ……!!」
マミ「ちょ、ちょっと! もお、いきなり抱きつくなんて……」
沙々「だって妹ですから♪ これくらい普通ですよー」
マミ「はあ……やれやれ……」
マミ「……甘えん坊さんね、この妹さんは……ふふっ♪」
杏子「こ、こら! あんまりベタベタすんなよな!!」
沙々「えー? なんでですかー?」
杏子「だ、だって……その、マミさんはアタシの……」
沙々「んー?」
杏子「……な、なんでもないよっ! ふんっ!」
マミ「あらあら、うふふ♪」
沙々(くふふ……効いてる効いてる♪)
沙々(こーやってわたしが『マミお姉ちゃん』にベタベタして、佐倉さんの嫉妬を誘い……)
沙々(二人の仲をギクシャクさせちゃえば)
沙々(今後わたしも動きやすくなるはずです……くふふ♪)
沙々(友情がドロドロしたものに堕ちていくのを見られれば、わたしも楽しいですしね! くふふふふっ♪)
沙々(……さあて、じゃあ早速……)
沙々(早速……)
沙々(……何をすればいいんでしょう?)
沙々(うーん……佐倉さんの目の前で、巴さんに>>35してみるとか?)
↑
・
・
・
マミ「二人ともお待たせ、アップルパイが焼けたわよ♪」
沙々「わあ、良い匂いですねぇー!」
マミ「ふふ、さあ冷めない内に召し上がれ♪」
沙々「はーい♪」
マミ「ほら、佐倉さんもどうぞ?」
杏子「う、うん……」
沙々「美味しい……! こんな美味しいアップルパイはじめてです!」モグモグ
沙々「マミお姉ちゃん凄いです! 尊敬しちゃいます!」
マミ「ふふ、そんな大したことじゃないわよ」
マミ「佐倉さんが持って来てくれた林檎が良かっただけで、別に私は……」
沙々「マミお姉ちゃんたら謙遜しちゃってぇ♪」
杏子「…………」
杏子(なんなんだよ、あの沙々ってやつ……)
杏子(会ったばかりのくせしてマミさんに慣れ慣れしくして)
杏子(お姉ちゃん、なんて呼んじゃって)
杏子(それに……マミさんも満更でもなさそうにしちゃってるしさっ)
杏子(……べ、別にアタシはヤキモチ妬いてるわけじゃないけど!)
杏子(あーもう! なんか胸がモヤモヤする……イライラする!)
マミ「もぐもぐ……うん、美味しい♪」
マミ「やっぱりアップルパイには酸味のあるリンゴの方が合うわよねー」
沙々「そうなんですか?」
マミ「ええそうよ。このリンゴはすっぱめの味の品種だから、パイにぴったりで……」
沙々「あ、マミお姉ちゃん、ほっぺにパイがついてますよ」
マミ「え? や、やだ、恥ずかしい。どのあたり?」
沙々「くふふ、大丈夫ですよマミお姉ちゃん。わたしが取ってあげます」
沙々「動かないでくださいねー?」
マミ「え? ちょ、ちょっと沙々さん? 近すぎ……」
沙々「……ちゅっ♪」
杏子「え……?」
マミ「あ……」
沙々「くふふっ……ごちそうさまでした♪」
マミ「さ、さささ……!? いま、わたしのほっぺに、ちゅって……!?」
杏子「おおお、お前!! な、何してんだよぉ!!」
沙々「なにって、マミお姉ちゃんのほっぺたに食べカスがついてたから……」
沙々「ちゅーして取ってあげただけですよぉ? ……くふふ♪」
杏子「ちゅ、ちゅーする必要なんてないじゃんか!!」
マミ「そ、そうよ! そ、それに、女の子同士なのに……!」
沙々「えー? 女の子同士でちゅーなんて普通ですよぉ」
マミ「ふえっ?」
沙々「ほっぺにちゅーなんて挨拶とかお遊びみたいなものですし」
マミ「そ、そう……なの?」
沙々「ねえ佐倉さん、これくらい普通ですよねぇー?」
杏子「そ、そんなわけ……!」
沙々「……くふふっ♪」ニヤリ
杏子「……!」
杏子(コイツ……今、アタシを見て笑った……!?)
杏子(……! そうか、わかったぞ!!)
杏子(コイツは、>>44するつもりなんだ!)
杏子(だからマミさんにちゅーして、それをアタシに見せつけたんだ!!)
仲良く
杏子(コイツはマミさんと仲良くするつもりなんだ!)
杏子(だからマミさんにちゅーして、それをアタシに見せつけたんだ!!)
杏子(アタシへの宣戦布告として……!!)
杏子(…………)
杏子(……ふ、ふんっ! だからなんだってのさ!)
杏子(マミさんが誰と仲良くしてたって、アタシには関係ないし!)
杏子(そーさそーさ! アタシはなんにも気にしないもんね!!)
杏子「…………」むすっ
沙々(くふふ、すっかり不機嫌さんになったみたいですねえ)
沙々(でもまだちょっと押しが足りないですかね?)
沙々(ここはもう少し過激にいってみましょうか)
沙々(うーん、それじゃあ……)
沙々(…………)
沙々(べ、べろちゅーとか、しちゃってみましょうか……?)
沙々(っ……!)
沙々(いや、さ、さすがにそれは無理ですっ!)
沙々(ほっぺにちゅーだって恥ずかしかったのに、べろちゅーだなんてダメですよぉ!!)
沙々(もっとこう、軽いものでいきましょう!)
沙々(女子同士でやっても不思議じゃなくて、かつ巴さんに接近出来そうなこと……)
沙々(接近……)
沙々(そうだ、これなら! ……くふふっ♪)
マミ(さ、沙々さんって結構大胆な子なのね……)
マミ(まさかいきなり……ほ、ほっぺにちゅーされるなんて)
マミ(でも、これくらい普通だって言ってたし……そ、そういうものなのかしら……)
沙々「あ、そうだマミお姉ちゃん!」
マミ「ひゃいっ!?」
沙々「……マミお姉ちゃん?」
マミ「え? あ、ご、ごめんないっ、えと、何かしら?」
沙々「……くふふっ、変なマミお姉ちゃんですね♪」
マミ「うう……や、やめてよ、もうっ」
杏子「…………」じとーっ
マミ「そ、それで……何の話だったかしら?」
沙々「ああ、えーっと。わたしから提案があるんですけどね?」
沙々「私たちはこれから一緒に戦う仲間として、もっと結束を強める必要があると思うんですよ!」
マミ「……ええ、そうね。私もそう思うわ」
沙々「はい! そこで私からの提案なんですけど……」
沙々「今度、お姉ちゃんちでお泊まり会をしましょうよ!」
マミ「お泊まり会?」
杏子「なっ……!?」
沙々「一晩一緒に過ごして、ご飯も食べて……」
沙々「寝る前にはガールズトークなんかしちゃったりして!」
沙々「きっと楽しいと思うんですよぉ、どうですか?」
マミ「なるほど……。ふふっ、確かに面白そうね?」
マミ「……うん、良いわね。ぜひやりましょう、お泊まり会!」
沙々「わぁい、やったあ♪」
杏子「ちょ、ちょっと待てよ! アタシは反対……」
沙々「佐倉さんも勿論参加してくれますよね?」
杏子「えっ?」
沙々「三人仲良くお泊まり会しましょうよ! ねっ?」
杏子「え、えと……アタシも、入っていいの?」
沙々「えっ!? 当たり前じゃないですかぁ」
マミ「くすっ……そうよ、何を言ってるのよ佐倉さん」
マミ「私たちの親睦会なんですもの、佐倉さんを除け者にするわけないじゃない」
杏子「で、でもマミさんちに泊まるなんて迷惑なんじゃ……」
マミ「それなら心配いらないわ。佐倉さんも知っての通り、私は一人暮らしだし」
マミ「お隣さんに迷惑をかけるようなことをしなければ、何も問題ないわ」
杏子「そ、そっか……」
杏子「それなら……アタシも参加しよっかな」
沙々「うん、じゃあ決定ですね!」
沙々(……食いついた食いついた♪)
沙々(わたしの巧みなワナだとも知らないでて……くふふっ)
沙々(一晩中、巴さんと仲良くしてるところを見せつけられたら……)
沙々(きっと佐倉さんも良いリアクションをしてくれるに違いありませんよねぇ?)
沙々(仲良しお泊まり会が、寂しい寂しい夜になる日は近いですよ? 佐倉さん……♪)
沙々(くふっ、くふふ……♪)
杏子(……なんか企んでるな、アイツっ)
杏子(お泊まり会、だなんて言って……またマミさんに何かする気なんだ!)
杏子(ほ、ほっぺにちゅーだけじゃ飽き足らず……あんなことやそんなことをしようっていうんだな!)
杏子(そしてアタシも誘ったのはそれを見せつけるため……!)
杏子(……べ、別に、マミさんが盗られるとかそんなこと考えてないけど!)
杏子(マミさんに迷惑がかかるようなことは止めさせないと!)
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