マミ「ガンメン?」 (133)
マギカ、グレンラガンのssクロスです。
初めてのssです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399205908
マミ「ティロ・フィナーレ!」
爆発とともにその場にいた誰もが彼女の勝利を確信していた
さやか「やったぁ!」
人形のような可愛らしい口からピエロの顔をした物が出てくる
マミ「・・・・えっ・・・・」
それに気づいたときには・・・すでに遅かった・・・
毎日毎日、掘ることだけが俺の仕事だ。
穴を掘れば、それだけ村は広がる。
村長は喜んで、俺に豚モグラのステーキを食わせてくれる。
ステーキの為に掘るのかって?それも違うよ。
シモン「んっ・・・ちっちゃいドリル?・・・」
宝物を掘り当てる事もあるんだけど・・・
シモン「あれっ・・・なんか・・・手みたいなのが・・・もう少し掘ってみよう」カリカリカリカリ
シモン「!!!!!?????!!!!!」
村長「そらそらどんどん掘れぇ!!」
ズガァッ
村長「どうしたシモン。そんなに慌てて」
シモン「あっ・・・あっ・・・!」
掘った先にあったものに、俺は驚きのあまりに言葉に出せなかった
村長「疲れてるのか?今日はもう帰って休んどけ!!」
シモン「・・・・・・」トボトボ
「上を向いて歩け、シモン」
シモン「カミナ・・・」
カミナ「カミナじゃねぇ、アニキって呼べ」
シモン「俺・・・兄弟いないから」
カミナ「そういう事じゃねぇ、魂のブラザー、ソウルの兄弟って事じゃねぇかブスな女が何言おうが気にすんな。ドリルはお前の魂だよ」
シモン「女・・・そうだ・・・カミナ!」
カミナ「だからアニキって呼べっていってるだろ!どうしたシモン?」
シモン「・・・こっち!」
カミナ「あっおい、待てシモン!!」
『ねぇアニキ・・・この人・・・』
「(男の子の声?・・・それよりも私・・・死んじゃったのかな・・・)」
『息はしてんだから、後は気合だけだな』
『気合って・・・アニキ、ちょっと何する気!?」
『何ってこいつをお見舞いすりゃあ一発で目が・・・!!」
「(えっ・・・私・・・まさか・・・!!)」
村長「どうしたシモン、今何かでかい声がしたが、何かあったのか!?」
シモン「えっと、なんでもない!なんでも!」
村長「なんでもない分けないだろぅ!部屋の中見せてみろ!!」
シモン「なんでもないんだってば!」
カミナ「本当に何にもねぇぜ?」
シモン「アニキ・・・」
村長「何だ・・・嘘つきの子か・・・」
カミナ「なにぃ!?嘘なんかじゃねぇ!地上には壁も天井ねぇ、その代わり光り輝く青空があるんだ!」
村長「お前の親父も夢みたいなこと言ってた!挙句の果てにどこで岩の下敷きになってお陀仏だ!」
カミナ「違う!親父は地上に出た!俺も一緒に地上に出た!」
村長「なら何故お前はここにいる!?」
カミナ「それは・・・」
カミナ「牢屋が怖くて地上に行けるか!いーっだっ!」
シモン「・・・ふぅ・・・所でアニキ・・・あの人は?」
カミナ「うるせぇからグルグルに縛って口もふさいだ」
シモン「」
「ンーッ!ンーッ!」
シモン「ごめんよ、今縄解くから!」
「プハァッ!あなた達いったい何なの!?」
カミナ「ジーハー村に悪名轟くグレン団、あっ鬼リィィィダァァァカミナ様とはぁ俺のことだ!」
「グレン団!?ジーハー村!?」
カミナ「グレン団は今は二人しかいねぇが、その内大人数を引き付けて大グレン団になる!」
シモン「アニキ!どう言う縛り方したの、全然縄が解けないよ!」
カミナ「んなもん気合でなんとかしろ!!」
シモン「むちゃくちゃだよ!!」
「えっと・・・あなたは?」
シモン「えっ・・・俺は・・・」
カミナ「胸張って答えろ!命の恩人なんだから」
「命の・・・恩人?」
カミナ「こいつに感謝しろよ、あんたが埋もれてたところをこいつが見つけたんだ。」
「そうだったの・・・ありがとう」
シモン「いいよ、別に・・・俺・・・穴掘ることぐらいしか出来ないから・・・所で・・・」
「・・・?」
カミナ「言いたいことがあるなら、ちゃんと胸張っていえ」
シモン「えっと・・・その・・・君の・・・名前・・・」
「私?私は巴マミよ」ニコッ
シモン「そっか・・・マミって言うんだ・・・俺はシモン・・・よろしく」
マミ「よろしく、シモン君。所で・・・」
シモン「?」
マミ「この縄なんとか出来ないかしら?」
シモン「・・・えっと・・・ごめん・・・」
マミ「」
カミナ「気合でなんとかしろ!!」
マミ「あなたがしたんでしょう!!」
シモン「ふぅ・・・やっと解けた」
マミ「ありがとう。縛られたせいか、体中が痛いわ」
カミナ「急に騒ぎ出したあんたが悪い」
マミ「・・・あのねぇ・・・急に目覚めたら上半身裸の男が私の体の上で何かしょうとしてたんだから、あなたにも」
シモン「えっ・・・俺たちの村じゃ男はみんなそうなんだけど・・・」
マミ「そうなの?」
シモン「うん」
カミナ「それを言ったらその格好のほうが珍しいぜ、なんだぁ下のそのヒラヒラしてるのは」
マミ「ちょっと、スカートめくろうとしないで!!あなた達、制服をしらないの?」
カミナ「せいふく?きいた事ねぇな」
シモン「うん」
カミナ「お前、いったい何処の村の出身だ?」
マミ「村?私はみ・・・・うっ!!」
シモン「どっ・・・どうしたの?縛られたせいで頭痛い?」
カミナ「頭まで縛った覚えはねぇぞ」
マミ「私は・・・何処から・・・来たの・・・」
カミナ「はぁ?それ聞いてるの俺のほうだぜ?」
マミ「・・・・思い出せないのよ・・・」
カミナ「ハァ?」
マミ「私が何処から来たのか思い出せないのよぉ!!」
シモン「えっと・・・前の村で何してたのかも?」
マミ「・・・・・うん・・・・私・・・名前しか覚えてない・・・」
シモン「ほかには?」
マミ「・・・・・・・」
シモン「・・・・・」
カミナ「・・・・・決めた・・・・」
シモン「アニキ?」
カミナ「お前も今日からグレン団の一員だ!巴マミ!!」
マミ「えっ?さっき言ってた?」
シモン「俺もいつの間にか一員になってるんだ」
マミ「ふざけないでよ!何がグレン団なのよ!!私は!」
カミナ「ふざけてなんかねぇ!!こっちは男の魂を背中に背負ってやってんだ!!」
マミ「私は女なのよ!!」
カミナ「だったらお前も女の魂を見せてみろ!!」
マミ「女の魂?」
カミナ「そうだよ・・・どうせお前もどっかの穴倉生活してたんだろ?」
マミ「穴倉?」
シモン「俺たちの村は、みんな地下に穴を掘って生活してるんだ。それはここだけじゃない」
シモン「でも・・・いくら地下を広げたところでいつかは天井に潰されるんだ・・・みんな・・・そう言う決まりなんだ」
グラグラグラ
マミ「なにこれ・・・すごい揺れ・・・!!」
シモン「じっ地震だぁ!!みんな逃げようよ!!」
カミナ「俺は逃げねぇ!!」
シモン「そんな事言ったて、みんな潰されて死んじゃうだよ!?俺の父さんや母さんみたいに!!」
マミ「お父さん・・・お母さん・・・うっ・・・また・・・」
シモン「マミ?」
マミ「いゃあ・・・・お父さん・・・お母さん・・・いゃぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!」
シモン「どうしたのマミ!?」
カミナ「バカヤロゥ!」バシッ
マミ「!!」
カミナ「こうやって、毎日毎日地震に怯えるのかよ!いつ潰れるかわからねぇ天井に怯えるのかよ!!」
シモン「・・・・アニキ・・・」
カミナ「いいか、地上にはな、天井なんかねぇその代わりあるのは光り輝く青空なんだ!俺はそれを親父と見たんだ!!」
マミ「本当に・・・あるの・・・?」
カミナ「そうだ・・・だから俺を信じろ・・・自分を信じるな」
マミ「えっ?」
カミナ「俺が信じる・・・お前ら二人を信じろ」
シモン「むちゃくちゃだよ」
カミナ「シモン、お前のドリルは天をも突くドリルなんだぜ?それは俺が保障する。理由はわからねぇ!!」
シモン「説明できないんだ。って・・・揺れも収まった見たい」
マミ「・・・・・・・・」グゥゥゥゥ
カミナ「なんだぁ?こんな時に腹へりか?」
マミ「・・・ごめんなさい・・・」グゥゥゥ
シモン「誤らなくていいよ。いろいろあってお腹すいたんだよね?これ、ブタモグラのステーキ。美味しいよ」
マミ「いい匂い・・・・」
カミナ「シモン、それお前!!」
シモン「あっあとタオルとお湯ここにおいて置くから使って、顔や手とかは拭いたけど、どうしてもふけない所とかあったから、これで拭いといて」
マミ「えっと・・・ありがとう所で・・・あなた達は?」
シモン「俺たちならもう食べたから気にしないで、ねっアニキ!?」
カミナ「おっおぅ!」
シモン「俺たちがいたんじゃ食いづらいよねっ!いこっアニキ!」
カミナ「あっおいっシモン!」
マミ「・・・・・ステーキ・・・モグモグ・・・・!!おいしぃ!」
シモン「・・・・・ハァ・・・・」
カミナ「・・・シモン・・・」
シモン「んっ?」
カミナ「お前・・・漢だぜ」
シモン「かなっ・・・」グゥゥゥゥゥ
シモン「おはようマミ!」
マミ「お早うシモン」
シモン「所で・・・・このドリルってマミの?」
マミ「ドリル?」
シモン「うん、昨日君が埋まってた所にこれもあったんだけど・・・なんか緑色に光ってるし、君のかなって・・・」
マミ「う~ん・・・見覚えはないのよね・・・」
シモン「・・・そっか・・・」
マミ「仮に私のだったとしたら、あなたにあげるわ」
シモン「えっいいの?」
マミ「えぇっ、命の恩人なんだもの、お礼ぐらいはさせて」
シモン「・・・でも・・・マミの大事なものかもしれないし・・・」
マミ「私なんかが持ってるより、あなたの方がずっと似合ってるわよ」
シモン「そうかな・・・」
マミ「そうだ・・・ちょっと貸して頂戴?」
シモン「・・・えっ・・・いいけど」
マミ「これをこうして・・・はいっ出来た・・・」
シモン「・・・うわぁ・・・首からかけられるようになった・・・ありがとうマミ!」
マミ「どういたしまして」
シモン「そうだ・・・あとこれも・・・」
マミ「これって・・・土で出来た私の人形?」
シモン「昨日少し元気なさそうだったからさ・・・俺に出来ることって・・・これぐらいしかないから」
マミ「ありがとう・・・とってもよく出来てる・・・大事にするわ。」
カミナ「よーーーーう、魂のブラザー達ーーーーー元気にしてるかーーーーー!?」
シモン「あっアニキ」
マミ「あらカミナ・・・お早う」
カミナ「カミナじゃねぇ、お前も今日からグレン団の一員なんだ!アニキって呼べ!!」
マミ「えっ・・・」
シモン「今日はずいぶん早いけど、どうしたの?」
カミナ「行くんだよっ今日こそ!!」
マミ「行くって・・・!」
シモン「まさか・・・・!!」
カミナ「そうだ・・・上にだ!」
カミナ「野郎ども、準備はいいか!?」
マミ「おーっ」
カミナ「俺たちは無敵のグレン団、止めるやつは誰もいねぇ!!」
マミ「おっ・・・おーっ(私女なんだけれど)」
カミナ「狭い村には住み飽きた。ぶち破るなら若者だぁ!若者は、地上を目指せ!!」
ドドドドドドドドドドドドド
マミ「ねぇ、このいっぱいいる変な生き物は何なのよ!!」
シモン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
カミナ「こいつはブタモグラだ!ヒャッホーイ!!」
マミ「ブタモグラ!?昨日食べたやつ?!でもこれ・・・どこに向かってるのよ!!」
シモン「この先は村のど真ん中だけど・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ドドドドドドドド
村人「キャーッ!!」
カミナ「どけどけ、グレン団のお通りだ!!」
シモン「ちょっと、どうするの!?」
カミナ「いいか、シモン。お前のドリルで、あの天井をぶち抜くんだ!!あいつを壊した先に地上がある!このまま一気に地上に駆け上がるぜ!!」
シモン「無茶だよ!!」
ブータ「ブイッ!!」ヒョコン
マミ「私の胸からなんか出てきた!?」
シモン「ブータいつの間に!?」
マミ「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ向こうの豚達とぶつかるうううううううううううううううう!!!!!」
シモン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
カミナ「いけぇ!!そのまままっすぐだぁ!!!!!」
グングングングングングン
カミナ「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!」
村長「カミナ、またお前か!!」
カミナ「どけぇ村長!!」
村長「この・・・馬鹿ものども・・・・・」
ズドォォォォォォン
マミ「アタタタタ・・・急に天井が崩れ落ちた様な・・・アタタタ」
モクモクモク
シモン「ねぇ・・・マミ・・・あれ・・・前のって・・・」
マミ「えっ・・・・・あれって・・・牛の顔・・・顔・・・・・うっ!!」
シモン「ねぇこっちだよ、マミってどうしたの!?」
マミ「・・・・・・体が・・・・震えて・・・・動かないのよ・・・・」
シモン「えっ!?」
マミ「・・・頭の中で・・・なんか周りがお菓子のような場所に囲まれてて・・・それで・・・・黒い顔みたいなのが・・・・うっ!!!!」
シモン「マミ!早く逃げようよ!!」
マミ「だめ・・・・みんな・・・食べられる・・・・」
シモン「マミ?」
マミ「みんな食べられるのよぉぉぉぉぉぉぉ、あなたも、私も、みんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」
シモン「マミ!!」
カミナ「おうおうおうおう!村に乗り込んできて、そんなデカいつらするとはいい度胸じゃねぇか!!だがな、そんな勝手は、この俺様がゆるさねぇ!!」
ガンメン『アーン、なんだぁ?きさまは?』
カミナ「おうおう、教えてやるからそのでかい耳穴かっぽじってよぉく聞きやがれ!!」
カミナ「ジーハ村に悪名轟くグレン団、男の魂背中に背負い、鬼リィィィィィィィィダァァァァァァァ!!カミナ様とはおれの事だ!!」
村人C「バカだ」
村人D「オバカだ」
村人E「オオバかだ」
カミナ「この村でこれ以上の無法は、このカミナ様がゆるさねぇ!!」
ガンメン『ハハハハハッ、ちっぽけな人間に何ができる!』
ズギューン
カミナ「んっ?」
ズギューンズギューン
「あなた、下がってなさい!!」
カミナ「また地上から」
ズギューンズギューン
ガンメン『オッオッオオオオオオオ!?」ズドーン
「尻餅ついてるだけ、すぐ起き上がるわ!」
カミナ「いよぉ~べっぴんさん」
「はぁ!?」
カミナ「あいつと喧嘩してんのか、手かすぜ!」
「何!?」
カミナ「あんた、地上から来たんだろ?」
「まぁね」
カミナ「イカしてるねぇ、そいつも地上の武器かよ?」
「ちょっと違うけど、そんなものね」
カミナ「すんげぇ~ナイスバディだぁ地上の女は物が違うねぇ!」
「なんども言うけど逃げなさい、死んじゃいたいの!?」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!
カミナ「んっ・・・ありゃあ・・・・あのバカ女が・・・・こっちだ、べっぴんさん!!」
「えっ、ちょっと!?」
マミ「いゃぁ・・・・・・いゃぁ・・・・・いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シモン「マミ!ねぇマミってば!!」
カミナ「こんのぉ・・・・バカ女ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バキッ
マミ「ふぐぅっ!!」
シモン「アニキ!!」
カミナ「俺が信じるお前を信じろ!シモンが信じるお前を信じろ!グレン団の、俺たち二人を信じろ!!」
マミ「グレン団のあなたたちを・・・」
カミナ「グレン団の一員の、お前を信じろ!」
マミ「グレン団の・・・私を・・・」
カミナ「信じるのは過去のお前なんかじゃねぇ、グレン団のおまえ自身を信じろ!!」
マミ「信じるのは・・・グレン団の・・・私・・・私は・・・グレン団の・・・巴マミよ!!」
カミナ「目・・・覚めたか?」
マミ「うん・・・・少しだけ・・・ねぇ・・・カミナ・・・シモン・・・」
シモン「何?」
カミナ「カミナじゃねぇって言ってんだろ?」
マミ「そうねぇ・・・ごめんなさい。ねぇ・・・アニキ・・・」
カミナ「何だよ?」
マミ「これから私の姿に・・・驚かないでもらえるかしら?」
シモン「えっ?」
カミナ「うぉーっこりゃあすげぇ脂肪だな、この腹。ブタモグラのステーキ食いすぎたか?」
マミ「あなたねぇ・・・・!!」
カミナ「へへっ・・・別に驚きゃしねぇよ・・・・」
シモン「俺も・・・どんな姿になっても・・・マミはマミだし・・・・」
マミ「そう・・・・(何で私がこんな力を持ってるかわからない・・・でも・・・今は・・・!!)」
マミ「私は・・・グレン団の・・・巴マミよ!!」ヘンシーン
マミさん変身BGN空色デイズ
http://www.youtube.com/watch?v=K3sEw9R72Og
カミナ「なんだ、服がかわっただけじゃねぇか」
シモン「すごい・・・」
マミ「それだけじゃない見たいね」シュルルルルルル
シモン「黄色い線みたいなのが・・・銃になった・・・」
マミ「二人とも・・・よく見てて・・・グレン団の・・・巴マミを!!」ダッ
カミナ「よしっ、俺たちも後に続くぞシモン!!」
シモン「まって、アニキ!!」
カミナ「どうしたシモン、漢の戦いを止めるなんざぁ!!」
シモン「見てよ、これ!!」
カミナ「なんだそれ・・・ドリルじゃねぇか・・それがって・・・」
シモン「よくわからないけど、さっきからすごい光で変身してるんだよ。マミの服が変わったときから!!」
カミナ「う~ん・・・・」
シモン「アニキ!!」
カミナ「よしっ、下だぁ!!」
シモン「下!?」
カミナ「下を掘れ!!」
シモン「えっ・・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ!?」
「あのばか・・・途中で逸れちゃうしって!」
ブォン
「もうだめ!!・・・・って・・・とまった?」
ガンメン『なんだぁ?急に腕が!!」
マミ「いつまでもこれでリボンで抑えてるには限界よ、早く逃げなさい!!」ググググッ
「誰が逃げるですって?」ズギューン
ガンメン『おわぁ、腕が!!』
マミ「あらぁ、あなた・・・なかなかやるじゃない」
「今の・・・どうしたの?」
マミ「詳しい話は後よ。それよりも今はこの場をなんとかしましょう」
「そうねぇ・・・私はヨーコ。あなたは?」
マミ「えっ」
ヨーコ「名前よ」
マミ「私は巴マミ」
ヨーコ「ところで、何とかするって言ったんだから、何か案はあるんでしょ?マミ」
マミ「・・・・・それは・・・・・気合よ!!」
ヨーコ「ハァ?」
>>47にてまちがいがありましたので修正させていただきます。
シモン「よくわからないけど、さっきからすごい光で変身してるんだよ。マミの服が変わったときから!!」×
シモン「よくわからないけど、さっきからすごい光で光ってるんだよ。マミの服が変わったときから!!」○
いくらなんでもドリルが変身ってわけがわからないよ
カミナ「掘れぇ!どんどん掘れぇ!!」
ズドーンズドーン
シモン「ヒィィィィィィアニキ下が崩れそうだよ!!」
カミナ「構うこたぁねぇ、どんどん掘れぇ!!」
シモン「ヒィィィィィィィィ!!って」
カミナ「どうしたシモン!?」
シモン「さっきより光が強くなってるんだよ!!今までで一番強いかも!!」
カミナ「よしっ、ドンドン掘れぇ!!」
ヨーコ「やっぱり厳しいかな・・・」
マミ「ハァハァ・・・・顔が・・・なによ・・・」
ヨーコ「マミ?」
マミ「デカイ顔が・・・なんだっていうのよぉ!!」
ヨーコ「どうしたの?随分顔青いけど!」
マミ「・・・大丈夫・・・・うっ!」
ヨーコ「ちょっと、マミ!」
ガンメン『これで終わりだぁ!!』ブォン
ガキン!
ガンメン『うぉ!?』ズドーン
カミナ「またせたな、二人とも!!
ヨーコ「どうしたの、それ!?」
カミナ「さっき下で掘り当てたんだよって・・・マミ!!」
マミ「・・・大丈夫・・・大丈夫だから!!」
ヨーコ「さっきからずっとこの調子なの!!」
カミナ「・・・・マミ、こいつの顔を見てみろ!」
マミ「顔・・・赤い顔・・・」
カミナ「ラガンだ・・・どうだ・・・小さくってもずっしりした面構えしてんだろ?」
マミ「ラガン・・・・」
カミナ「俺が今決めたんだ。どうだ、こいつが怖いか?」
マミ「ううん、ぜんぜん怖くない・・・むしろ・・・ほっとする・・・」
カミナ「そうか・・・なら・・まだやれるな・・・?」
マミ「うん」
カミナ「よっしゃあ、乗れ、二人ともぉ!!」
ヨーコ「乗るって・・・これに?」
マミ「さすがに4人は少し狭いかも・・・」
カミナ「ちったぁ驚いたか、ガンメン野郎、貴様の横暴は天が許しても、このラガンさまがゆるさねぇ!!」
ヨーコ「ねぇ、あなたのその髪飾りのやつ、すっごい光ってない!?」
マミ「・・えっ・・・あらっ」フォン・・・フォン・・・
シモン「ほんとだ・・・」
マミ「ちょっとまって!」ヘンシンカイジョ
ヨーコ「服が変わった!?」
マミ「これが元の姿なのよ。ところで、これを見て!」
シモン「何これ・・・宝石?でもすごい光ってるけど・・・」
ヨーコ「・・・綺麗・・・」
カミナ「マミ、これを刺さってるドリルに近づけてみろ」
マミ「うん・・・」
ピカァン
シモン「ラガンの両腕が・・・・」
マミ「私の銃になった・・・・」
ヨーコ「すごい・・・」
カミナ「これならいける。やるぞシモン!!」
シモン「・・・無理を通して・・・通りをけっとばすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ズダダダダダダダ
カミナ「よぉーし、そのまま突っ込めぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
シモン「(怖い・・・怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!!。)」
マミ「ちょっとシモン君!?」
シモン「(本当は今逃げたしたいくらい怖い・・・でも・・・・マミがあれだけ頑張ってた・・・怖いのに・・・)
カミナ「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!」
シモン「(男の俺が、今ここで逃げちゃだめなんだ!!!!!)」
カミナ・ヨーコ・マミ「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
シモン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!」ズダダダダダダダ
カミナ「取り合えずやっつけたぞ」
マミ「ふぅ・・・」
シモン「大丈夫、マミ?」
マミ「大丈夫・・・少し疲れただけだから・・・」
村人「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」
シモン「えっ?」
ガンメン『フハハハハハハハハ、つーかーまーえーたー』
カジカジ
ヨーコ「もぅだめ・・・きつい・・・」
カミナ「こんな所でみような声出すな!!」
マミ「・・・食べられ・・・うっ・・・また!!」
シモン「ラガンの両腕が元に戻って・・・!くそっ・・・もっと・・・パワーを・・・・!!」
ブータ「ブイッ!!」
カチッ
ギュィィィィィィィィン
カミナ「今度はドリルか!!」
シモン「なんか出ちゃった」
マミ「とってもお似合いの武器ね」
カミナ「お前らしい!!」
シモン「アニキ・・・今度こそ・・・今度こそ行けそうだ!!」
カミナ「よぉし、あのデカッツラに叩き込んでやろうぜ!!」
マミ「私たち、グレン団のドリルの力を!!」
シモン「・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
カミナ「いけシモン!お前のドリルで、天を突け!!」
シモン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
カミナ「あばよ、ジーハ村。俺たちは地上に行く!ガキの時見た地上にな!!」
ガンメン『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
カミナ「これが地上か・・・」
シモン「綺麗だなぁ・・・・」
ヨーコ「ヨーコよ。私の名前、まだ二人にはいってなかったでしょ」
マミ「私はもう、自己紹介してるわね」
カミナ「カミナとシモンだ!」
ブータ「ぶいっ♪」
ヨーコ「よろしって私の胸の間に潜り込んでるこの毛むくじゃらは何?」
シモン「あっこらブータ!!」
マミ「あらっ・・・さっき私の胸の間にもいたわよね?」
カミナ「お前、どっちにしても、お前美味しい奴だな」
ヨーコ「ねぇ、ちょっと!私たち落ちてない!?」
マミ「風車が止まってる!?」
カミナ「なんとかしろぉシモン!!」
シモン「でもさっきは無我夢中で!!だめだぁ・・・・」
ヨーコ「あきらめはやっ!!」
ズドォォォォォン
カミナ「手荒い歓迎だな・・・」
シモン「ほんとに・・・・って!!」
ヨーコ「一難さってまた一難みたい!」
ガンメン二体『オオオオオオオオオオオオオ』
続く
取り合えず今日はいったんここまででーす今度は来週の日曜日ぐらいになるかもです。
子「頼むよ神様、こんな人生だったんだ。」
オクタ「オォォォォォォォォ」
杏子「ただ一つだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい」
杏子「心配すんなよさやか。一人ぼっちは…寂しいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ。さやか…」
ズドォォォォォォォォン
杏子「(あたし・・・死んじまったのかな・・・)」
杏子「(振り返れば・・・ろくでもねぇ人生だったな・・・・)」
ォォォォォォォォォォォォォォォ!!
杏子「(この声まさか・・・!?)」
杏子「嘘だろ・・・何なんだよこれ・・・なんでまだ・・・結界の中にいんだよ・・・それに・・・!」
ォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!
杏子「なんでこいつがまだ生きてんだょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!」
オクタ「ォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオ!!!!!」
結界の外
「なんだぁ・・・ありゃぁ」
「ねぇ兄ちゃん、なんかあそこだけ黒いもやもやがあつまってるけど」
「なんか不気味ねぇ~」
「怖い・・・」
「黒の3兄弟を名乗る俺たちが黒を怖がってどうする!いくぞ!お前ら!!」
再び結界の中
杏子「くそっ!くそっ!いったいなんだってんだよぉ!!」ガキンガキン
オクタ「オォォォォォォォ」ブォンブォン
杏子「くそっ・・・さすがに・・・もぅ限界か・・・」
ポイッ
オクタ「?」
杏子「黒い玉・・・・・?」
ズドォォォォォォン
オクタ「!?!?!?!?」
杏子「爆発しゃがった!?」
3人「うらうらうらうらうらうらうらうら!」ドドドドドドドド
杏子「なんだぁ・・・こいつら」
「そこの赤い君~」
杏子「なんだ・・・この黒いの・・・」
「危なかったな、もう大丈夫だぜ」
杏子「こいつら・・・人か?」
ドォーン
杏子「ありゃあ・・・やべぇ!!」ダッ
「なんだぁ・・・・せっかく助けに来たのに」
「へっへっ、これで終わりだぁ、この化け物やろう!!」
オクタ「!!!!!!!????」
杏子「やめ・・・・ろお!!!!!」ブォン
「うぉっ、いきなり何しやがる!?」
杏子「こいつに手出すんじゃねぇ!!」
「ここで獲物の奪い合いか!?今はそんなこといってる場合じゃねぇだろうが!!」
杏子「獲物!?あんたまさか・・・って!!」
オクタ「!!!!!!」ダッ
「ちっ、にげられっち待ったか」
「・・・周りも元にもどりました・・・」
杏子「あんたら・・・いったい何なんだ?」
キヨウ「あたし~長女のキヨウ」
キノン「次女のキノンです・・・」
キヤル「三女のキヤルだ」
キタン「フッフ・・・そして俺が長男のキタン・・・そして獣人ハンター黒の兄弟!!」
杏子「黒の・・・兄弟?」
杏子「地上を支配してるのが獣人で、獣人ってのがガンメンに乗ってて」
キノン「・・・・ハイ・・・・」
杏子「そのガンメンに乗ってる獣人を仕留めてるのがアンタ達と」
キヤル「だな」
杏子「んでもって・・・地下に暮らす人間たちか・・・」
キヨウ「そうね」
杏子「~~~~~~~っ!ますますわけわかんねぇ!!」
キタン「それを言ったらお前のそのまほうしょうじょとか、みたきはらとかが全然わかんねぇんだよぉ!!」
キヤル「みたきはら・・・そんな村ってこの近辺にあった?」
キノン「・・・ないです・・・」
キヨウ「でもどんな願いでもかなえてくれるのかぁ~いいわねぇ~」
杏子「別に、あんがいなっちまったらそうでもねぇさ」
キヨウ「いいじゃなぁ~い・・・永遠の若さ!永遠の美貌!!」キラキラキラ
キヤル「ネェちゃん・・・が少女っていうのは・・・」
キヨウ「何よ!!」ギロッ
キヤル「」
杏子「やめとけ、そんなあこがれるものでもねぇよ」
キヤル「ねぇねぇ、キョウコって、どういうお願いでまほうしょうじょってのになったの?」
キノン「聞いてみたい」
杏子「・・・・別に・・・たいした願いでねぇよ・・・」
キタン「お前ら、ちったぁすっこんでろ!!」
キヤル「ケチ!」
キタン「っで、お前さんはこれからどうするつもりだ?」
杏子「この世界のこともある程度はわかったし、あたしはあの魔女を追う」
キヨウ「まじょって・・・さっきの奴?」
キタン「探すって言ったって、どうやってだ?」
杏子「こいつがあるから何とでもなるさ」
キヤル「これが話しに言ってたそうるじぇむかぁ~」
キノン「・・・きれい・・・」
キタン「あのなぁ、そうじゃねぇよ。言ったろ?この世界にはガンメンがうようよしてるって」
キヨウ「一人で行くのは危険ね。」
杏子「デカイ顔のガンメンねぇ・・・一匹だけならなんとかなりそうだけど・・・」
キタン「なぁ・・・お前・・・俺たちと手組まねぇか?」
杏子「ハァ?」
キタン「俺たちの黒の兄弟に入らねぇかって言ってんだよ」
杏子「黒の兄弟ねぇ・・・」
キタン「ガンメンとの戦いには手をかしてもらうが・・・そのまじょって奴の戦いには」
杏子「貸さなくていい」
キタン「テメェまだそんな事を!!」
杏子「そうじねぇんだよ!!ただ・・・あいつだけはあたしがやらなきゃいけねぇ・・・いいよ・・・入ってやるよ・・・黒の兄弟にな」
キヨウ「うそ!?」
キヤン「本当!?」
杏子「そのガンメンってのはあんた達の方が戦いなれしてるだろうしな」
キタン「お~しっ、新生、黒の兄弟の誕生だ!!」
キヤン「やったぁ~~!!」
キヨウ「よろしくね」
キノン「えっと・・・よろしく・・・お願いします・・・」
杏子「よろしくな(さやか・・・あんたは私が絶対に・・・)」
~夜~遠く離れた荒野~
カミナ「頑張ったな。シモン、マミ」
マミ「昼間は何とかなったけれど・・・あんな顔が・・・ここにはいっぱいいるのよね」
シモン「駄目だよ・・・俺なんか・・・」
カミナ「俺のピンチを救ってくれるのは、お前らなんだぜ?ありがとよ」
「あらぁ~なぁにこの子、ちょっとハンサムじゃない?」
カミナ「あぁ?」
「あんたじゃないわよ。このメカの事よ」
カミナ「メカぁ?」
「あらぁ~こっちはちょっと好みかも」
シミン「いっ・・・・」
「あらぁ・・・あなたのその格好」
マミ「?」
「それ制服じゃなぁーーーーーーーい」キラキラキラキラ
マミ「!!!!!」ゾクッ
「まさか本当に実在してたなんてねぇ~私も一度は袖を通してみたいと思ったわ~~ねぇ、その服私に着させてくれない!?」
マミ「えっと・・・ごめんなさい・・・」
「残念」ガックシ
ダヤッカ「リーロン、なにやってんだぁ。バラすの手伝ってくれよ」
リーロン「ハァーイ、わかってるわよぉ~!!。じゃっまたあとで」ウインク
シモン「」
マミ「」
カミナ「地上には、いろんな奴がいるな」
カミナ「来たぜ・・・親父・・・」
シモン「えっ・・・」
カミナ「いゃっ、すげぇ風景だな」
シモン「うん」
カミナ「あのでっけぇ丸い光と数え切れないほどの小さい光。夜でも光でいっぱいじゃねぇか。穴倉の光とはわけが違うぜ」
マミ「・・・・・・」
カミナ「どうした、あまりの景色に見とれてたか?」
マミ「うん・・・・・(なんだろう・・・私・・・この光を・・・)」
ヨーコ「でっかいのが月、数え切れないのが星。昔の人はそう呼んでたらしいわぁ~」
カミナ「月に星か・・・随分シンプルだな」
シモン「何で名前があるのかな・・・・名前があるって事は、昔の人はあの光をいつも見てたのかなって」
マミ「いつも・・・・いたっ・・・」ズキン
シモン「マミ?」
カミナ「また例の病気か?」
マミ「大丈夫、今度は少し痛むだけだから」
リーロン「あらぁ、あなたもしかして記憶喪失ってやつ?」
マミ「記憶喪失?」
ヨーコ「って?」
リーロン「一時的な強いショックか何かで記憶を失っちゃうらしいのよねぇ~」
シモン「どうすれば元に戻るの?」
リーロン「同じかそれ以上の衝撃を与えれば戻るらしいけど・・・あなた・・・試してみる?」クネクネ
マミ「・・・・・ごめんなさい・・・・」
カミナ「おいっ、うちの妹分に手出すなよ」
リーロン「それじゃあ・・・あ・な・た・」キラキラ
カミナ「斬る!!」
ヨーコ「まぁまぁ」
リーロン「でもあなた・・・本当にどこから来たの?その服、かつて昔人類が地上で着てた時のものらしいけど・・・」
マミ「えっ?」
シモン「それじゃあマミって?」
リーロン「そういう記録も・・・あるような・・・ないような・・・私も男のような~のような~少女のような~」
シモン「いっ!」
カミナ「どっちでもいい!なんだよお前は!」
リーロン「リーロンよ。ロンって呼んでね。あっ、ビュティフルククィーンでもいいわ」
カミナ「死んでも呼ぶか!!」
ヨーコ「でね。ちょっとお願いしたいことがあるの」
シモン「えっ?」
ヨーコ「あれっ、運んでくれない?」
シモン「でも・・・」
ヨーコ「なにそれ?」
マミ「この子が見つけたものみたいなんだけど、私が少し手を加えて紐を通したの」
ヨーコ「へぇ~あなた結構器用ねぇ~」
シモン「(マミの胸も大きいけど・・・ヨーコの胸もマミ以上だよな・・・)」ピカァン
カチッ
ヨーコ「なんだ動くじゃない。じゃあこっちこっち」
ズシンズシンズシン
マミ「(私は昔・・・地上にいた?。それに、この変な力ってなんなの・・・私・・・自分を思い出すのが・・怖い)」
カミナ「お前もしかして、あいつに言われたこときにしてんじゃねぇだろうな?」
マミ「アニキ・・・気にしてないと言えば嘘になるわね・・・変よね・・・自分でグレン団って言っておきながら過去の自分を知れば知るほど怖くなるの・・・わたしやっぱり・・・ダメな子だ」
カミナ「いつかお前は過去について知るときが来るかもな。でもそれは今じゃねぇ、今はともかく、グレン団の巴マミとして突っ走れ。」
マミ「・・・・うん・・・・」
続きは今日はこまで~
今度は本当に今度の日曜日ぐらいです
~次の日の朝~
マミ「なかなか落ちないわね」ゴシゴシッ
ヨーコ「んっ、だれかと思ったらマミか、男共と違ってずいぶん早いのね。おはよ~って!!」
マミ「あっヨーコさん、お早うございます」
ヨーコ「あっあっあんた何やってんのよ!!」
マミ「何って、服が汚れたから洗濯してたんだけれど。」
ヨーコ「体にタオル巻いて?」
マミ「・・・服・・・これしかなくって・・・早い時間なら誰も起きないかなって思って・・・」
ヨーコ「ハァ・・・いいわぁ・・・こっち来なさい」
マミ「?」
ヨーコ「よし、これで私とお揃いのカッコね。うん、似合ってる」
マミ「そうかしら・・・ちょっと露出高すぎない?」
ヨーコ「地上じゃああんなヒラヒラした服着るより、こっちの方が動きやすいって。それにあの服乾くまでアンタどうするつもりだったの?」
マミ「うっ・・・」
ヨーコ「ハァ・・・・」
マミ「あっそうだ見て欲しい物があるんだけれど」
ヨーコ「何?」
マミ「これなんだけど・・・」
ヨーコ「何それ・・・鉄クズ?」
マミ「私のポケットの中に入ってたのよ。」
ヨーコ「う~ん私じゃあ分らないかも、機械のことならリーロンに聞いてみたら?」
マミ「あの人かぁ~少し苦手なのよねぇ~」
ヨーコ「性格はああだけど、腕は確かだから」
マミ「あと・・・これも・・・」
ヨーコ「何?」
マミ「昨日見せた宝石みたいなものなんだけれど」
ヨーコ「相変わらず綺麗だけど・・・って・・・なんか少し濁ってない?」
マミ「これも洗ってたんだけれど、全然汚れが落ちないのよね」
ヨーコ「やっぱリーロンかなぁ~もしかしてどんな汚れでも落ちる液体とかあるかも」
マミ「やっぱり・・・」
ヨーコ「取りあえず、リーロンとかいってみましょ」
マミ「(・・・気が進まない・・・)」
リーロン「うんうん、もピッカピッカね、自分のこのテクに酔いしれそう」
ヨーコ「おはよぉ~リーロン。って何してるの?」
マミ「おはようございます~って・・・すごい・・・」
リーロン「このラガンをピッカピッカに磨いてたのよ。徹夜でね♪」
ヨーコ「うわぁっ、ピッカピッカだぁ」
リーロン「ってあらぁ~マミのその格好」
ヨーコ「似合ってるでしょ?私とお揃いなの」
リーロン「・・・マミ・・・あなたもしかして着やせするタイプ?」
マミ「・・・・・・・・」ガチャッ
ヨーコ「まぁまぁ」
リーロン「冗談よ。所で、私に何か用かしら?」
ヨーコ「あっピカピカで聞きたいことあるんだけれど」
リーロン「何?」
マミ「これなんだけど」
リーロン「あらぁ、随分綺麗な宝石じゃない・・・けど少し濁ってるわね?」
ヨーコ「そんだけラガンピカピカにしたんだから、何かすごいのつかってるんじゃない?」
リーロン「残念でしたぁ~これは私の愛情よ。あ・い・じ・ょ・う」ハァト
ヨーコ「・・・あっそ・・・」
リーロン「いいのよ宝石なんて少し汚れてた方が味があるんだから」
ヨーコ「そんなものなの?」
リーロン「少し・・・だけどね・・・」
マミ「あとこれなんですけど・・・・」
リーロン「なぁにこれ?鉄クズ?」
マミ「ポケットの中に入ってて、こんなに粉々になってるから何かよく分らないんですけど」
リーロン「メカに詳しいっていっても、さすがにこれだけ粉々だとねぇ~直すにしても時間かかりそうだけど」
ヨーコ「直せるの?」
リーロン「直すにしても、すっっっっっごく時間かかるわよ?それでもいい?」
マミ「直せるのならお願いしたいです」
リーロン「それじゃあこれは預かっておくわね。」
マミ「はい。お願いします」
リーロン「はぁい、二人とも、これ飲んで少しゆっくりしてて」
ヨーコ「ありがとう、リーロン」
マミ「何かしら?」
リーロン「モーニングコーヒーよ」
マミ「コーヒー・・・」ゴクゴク
ヨーコ「どう?」
マミ「・・・苦い・・・」
マミ「昨日の夜の話なんだけれど・・・」
ヨーコ「なに?、リットナー村の事?」
マミ「帰る場所がなければ戦うしかないって言ってたけど・・・帰るところのない私って・・・どうすればいいんだろう・・・」
ヨーコ「帰る場所なら・・・あるんじゃない・・・もう来るころかな?」
シモン「あれっ・・・早いんだね二人とも~おはよぉ~」ムニャムニャ
カミナ「ふぁ~~寝たりねぇ~」
ヨーコ「あの寝ぼけた男たちのところでいいんじゃない?少なくとも昨日のあんた達3人見てそう思った」
マミ「・・・・(この二人が・・・・私の帰る場所・・・そっか・・・今は二人に無事な姿見せて毎日生きることが、私の帰る場所になるのかな」
カミナ「なんだぁ?」
ヨーコ「なんでもない、女の子だけのヒミツの会話。ねぇー?」
マミ「うん」
シモン「変なの」
カミナ「んっマミ、お前その格好・・・すげぇな・・・」
マミ「やっぱり・・・派手よね・・・?」
カミナ「あぁっ、特に腹辺りが」
マミ「・・・・・・」パァーン
カミナ「」
シモン「アニキ!!」
ズシーンズシーン
マミ「地震?」
ナンダシモン!ナンダシモン!
ナンダロアニキ!ナンダロウアニキ!!
カミナ「なんだ今のは!?」
リーロン「地上の朝はガンメンで始まるのよ。モーニングコーヒーいかが?」
カミナ「なんだそりゃ、泥水か!?」
マミ「苦いわよ」
カミナ「ならいらねぇ!!」
ダヤッカ「二日連続とは、さすがに厳しいな」
ヨーコ「いつもなら次の襲撃まで、もう少し間が開くんだけどねぇ~昨日の仕返しかしら?」
カミナ「なんにしてもやるしかないだろう!!」
ヨーコ「あんまし出しゃばらないでよねぇ~銃は使える?」
カミナ「なめんなよ、俺を誰だと思っていやがる!!」
ヨーコ「あなたは・・・必要ない?」
マミ「えぇっ」ヘンシーン
カミナ「シモン、お前はラガンだ」
シモン「アニキが乗ってよ・・・俺よりもきっと、アニキの方が」
カミナ「あれはお前のもんだ。頼んだぞ」
マミ「ふっ!!」シュルシュルッ
ガンメン1『うぉっ!?』
ダヤッカ「よしっ、動けない敵から一気に集中砲火だ!!」ダダダダダダダタ
ズドーン
カミナ「まずは一匹撃破か!!」
マミ「この調子なら・・・いける!!」
ガシンガシンガシン
ダヤッカ「まずい・・・みんな逃げろ!!」
マミ「えっ!?」
カミナ「漢の喧嘩に引くってもんは!!」
ヨーコ「いいいからはやくっ!!
ズドーン!
カミナ「なっなんだぁ・・・」
マミ「今出よりも・・・一番大きい・・・!」
ダヤッカ「でかいな・・・」
ヨーコ「初めて見るやつね」
マミ「私の銃も、ほとんど効いてなかったわね」
ダヤッカ「動きは、止められそうか?」
マミ「さすがにあれだけ大きいのは無理かもすぐ千切られて終わりね」
ヨーコ「万事休すね。」
カミナ「いい面してやがるぜ」
カミナ「決めた!あのガンメン俺がいただく!!」
ヨーコ「あんた何いってんの!?」
カミナ「あいつにはおれが乗るって言ってんだよ!!」
ヨーコ「もしもーし」
カミナ「あんな獣だかわけわかんねぇ奴が操縦してんだ、俺が乗れねぇわけねぇだろっ!!」
ヨーコ「あの根拠のない自身は何?」
シモン「アニキーーーーーーー!!!!!マミーーーーーーーーーー!!」
マミ「シモン君!?」
カミナ「いいとこ来たぜ兄弟!いくぞマミ!!」
マミ「えっえっ?!?!」
ダヤッカ「何考えてるんだあの男は!?」
シモン「あいつらだ、あいつらの起こす地響きが、地下の地震になったんだ!!」
カミナ「そういう事か!!」
シモン「あいつらのが・・・俺の父さんや母さんを!!!」
マミ「・・・お父さん・・・・お母さん・・・・うっ・・・あなたのご両親って・・・」
シモン「おれの父さんや母さんは7年前に下敷きになって死んだんだ!あいつらの正で!!」
マミ「うっ・・・落ち着いて・・・シモン君(下敷き・・・下敷き・・・また・・・)」
カミナ「シモン、マミの言う通りだ。喧嘩に勝つには熱いハートとクールな頭脳だ」
カミナ「いいか?俺はあの尖ったやつをいただく」
シモン「えっ?」
カミナ「あの腹にある顔、そこから入れるはずだ。それを引っぺがしてくれ」
マミ「操縦できるの!?」
カミナ「お前はラガンをどうやって動かしたぁ!?」
シモン「なんか、これ握ったら動かし方が頭の中流れ込んできた」
カミナ「マミ、お前はどうやって姿が変わった!?」
マミ「どうって・・・頭の中で記憶が・・・」
カミナ「じゃあそれだ!!」
シモン「えっ?」
カミナ「用は気合ってこったろーーーーーーいいからいけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
マミ「クールな頭脳ってどこにあるのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
本当はもう少し書こうかと思ったのですが・・・もうだめです・・・
少し熱っぽいので今日は寝ます。切りの悪いところですみません。
更新はまた日曜日にでも
カミナ「よしっ、あれに飛び乗るぞ!」
シモン「飛び乗るってどうやって!?」
マミ「まって、昨日みたいにコアにこれを近づければ!」
シモン「紐だぁ、ラガンの両腕から黄色い紐が!!」
マミ「これなら・・・ふっ!!」
カミナ「ほぉ~紐の橋かぁ~こいつはずいぶんシャレてんなぁ~」
マミ「関心してないで早く行って、抑えててもこの力じゃすぐに・・・・!!」
カミナ「よっしゃあ、後は任せろ!!」
カミナ「見れば見るほど痺れるボディだぜ・・・へへへ」
ガンメン『図に乗るな人間!』
シモン「アニキに手は、出させない!!まっててアニキ・・・・今・・・・」ググググ
カミナ「よっしゃあ!、漢は気合だ!!!!」
ブーッブーッ
カミナ「んっんっ?なんだぁ?」
シモン「ねぇマミ、アニキ今一方的にやられてるけど!」
マミ「もぅ、後先考えないからこうなるのよ!援護しにいくわよ!!」
シモン「わかった!」
ガンメン『させるかぁ!!』ブォン
シモン「うわぁっ!」
マミ「何よ・・・・」
シモン「マミ?」
マミ「気合で何とかするのがアニキなんでしょう!気合で早く動かしなさいよ!気合でそれを・・・うごかしてみなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
シモン「マミ!?」
『かしてみなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』
カミナ「・・・へっ・・・・コックピットの中だってのに、ここまでひびいてきやがる」
カミナ「そうだよなぁ・・・・ここで俺がもたついてるわけいかねぇよなぁ・・・」
カミナ「こんな骨に・・・ビビッてるわけにはいかねぇよなぁ・・・」
カミナ「一度故郷を離れたからにゃあ負けねぇ引かねぇ悔やまねぇ前しか向かねぇ振り向かねぇ!ねぇねぇ尽くしの男意地!見せてやるよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ガンメン『動けないあいつは後回しにして、まずはお前からだ・・・ちっこいの!!』
シモン「このままじゃあ・・・」
マミ「ここまでなの・・・ね・・・」
カミナ『俺を誰だとおもってやがるキィィィィィィック!!!!』
シモン・マミ「アニキ!」
カミナ『よくもかわいい子分をパァァァァァンチ!!!!』
マミ「随分遅かったわね」
カミナ『わりぃな二人とも、随分もたついちまった』
シモン「アニキ・・・」
カミナ『止めはお前らだ、気合入れろよ!』
シモン「うん!ってアニキ?」
マミ「もういやな予感しかしないわね」
シモン「いやな予感って・・・」
カミナ『漢の魂、完全燃焼キャノンボールアタァァァァァァァッッッッック!』
マミ「これしかないでしょぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
シモン「やっぱりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ダヤッカ「なんて強引な」
ヨーコ「でも、ちょっとかっこいいかも」
リーロン「ああ言うのに弱いの?」
ヨーコ「いつの間に」
リーロン「ガンメンの乗っ取りなんて、そう思いつくことじゃないわよ(それにあの子のあの力、もう少し調べてみる必要あるかも)」
カミナ「マミ、お前のその力。もしかしたら、勇気を奮い立たせる為にあるのかもな」
マミ「勇気を・・・・?」
シモン「アニキの言ってること、なんとなくわかる気がする。俺が始めてラガンに乗ったとき逃げ出さなかったのも、マミの戦ってる姿を見たからだよ」
カミナ「へへっ、俺も心の底じゃあどこかにまよいがあったのかもな・・・でも、お前の言葉で全部吹っ切れた」
マミ「・・・・二人とも・・・・」
カミナ「ここがどんな厳しい所だろうと、俺のグレンとシモンのラガン。そして、マミと3人で戦い抜いてやる。まってろ・・・親父・・・」
マミ「(親父・・・・シモン君にも、お父さんやお母さんがいたのよね・・・・私のお父さんやお母さんももしかしたら・・・・)」
カミナ「悪かったな、起こしちまって。昼間は手荒なことしちまったけど、恨まないでくれよな」
キラン
カミナ「んっ・・・今腕に光ったの・・・まさか・・・!」ガサガサ
マミ「どうしたの?」
カミナ「こんなとこでくたばってたのかよ・・・親父・・・・早い・・・早すぎるぞ・・・・」
カミナ「おやじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいい!!!!!!」
今日はここまでです。
この間の発熱、そしてあまりに痛すぎる耳鳴り。
もしかして俺にもついにキュゥべぇの声が!?
と思ったが耳鼻科いったら急性中耳炎と診断されました。
なので少し投下スペース落ちるかもです。
この歳で中耳炎とか・・・・ありえないよね・・・・
アンチスパイラル「エネルギー多すぎて困る」
インキュベーター「エネルギー少なすぎて困る」
次元突破したら解決だな
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