~マミの家~
QB「…うう、朝か」
QB(?? 僕の体をなにか暖かい感触がはさみこんでいるような…。)
ゆっくりと目を開けると、
心地よさそうにかすかな寝息を立てているマミの顔が目の前に飛び込んできた。
QB(マ、マミ!…ということはマミは僕を抱きしめたまま寝ているわけで、
さっきから僕が感じているこの感触は…)
QB「うわぁ!」
マミ「!」
マミ「…ん、うん、どうしたの?」
QB「え、いやその…」
目を覚ましたマミは体を起こしゆっくりと間延びをして、
ぅんっとなやましげに声を出した。
マミ「夢でもみていたの?」
QB「え!ああ、まあね。」
マミ「少し早いけど、朝の支度はじめようかしら」
QB(…それにしても改めて見ると、マミの体は中学生とは思えないな。)
特に今は薄手のパジャマを着ているので、
十分に発育した二つのふくらみが服の下からこれでもかというほどに
女らしさを主張している。
あまつさえ、パジャマの第一ボタンが外れているので、
谷間とそれを包む下着がちらりと見えていた。
マミ「どうしたの、じっと見ちゃって。私の顔に何かついているの?」
QB「いや、そのマミがきれいだからつい見とれちゃって」
マミは少しびっくりした顔をした後、
顔を真っ赤にしてうつむいて、もごもごと恥ずかしそうにつぶやいた。
マミ「何よ…、急に。今までそんなこと言ったこともなかったのに」
QB「え、ああごめん」
QB(つい、口から出てしまったが、なんで僕は謝っているんだろう?)
僕とマミの間に何とも言えない変な空気が流れた。
マミ「…シャワー浴びてくるわね。」
QB「ああ、うん」
マミ「今日は新しく見つけた素質がある子を勧誘にいくんでしょう?
私も学校が終わったら合流するから、待っててね」
QB「わかった、場所は多分駅前のショッピングモールになると思う。」
マミが出て行って、しばらくしてからシャワーの音が聞こえてきた。
~ショッピングモール倉庫~
QB(そろそろ学校が終わるころだな。)
QB(先日僕は、たまたま2人の魔法少女の才能を持つ女の子を見つけた。
名前は鹿目まどかと美樹さやかという。
特にまどかはとびぬけた才能の持ち主で、しかも二人ともマミと同じ中学だった。)
QB(そこで、マミに勧誘に協力するよう頼んだのだ。
もともとマミは同じ魔法少女の仲間をほしがっていたので
積極的に協力してくれることになった・・・。)
QB(そしてここからはマミに秘密だが、
彼女たちが帰りによく寄るショッピングモールには、
実は僕が、「バラの魔女」という好戦的な(しかしマミになら倒せる)魔女をおびきよせてある。)
QB(つまり彼女たちの前で、マミが格好良く魔女をやっつけて
「どうだい?君たちも魔法少女にならないかい?」という筋書きなわけだ。)
QB(…それにしても、今日の僕は一体どうして
マミにあんなにドキドキしたんだろう。)
QB(マミが僕を抱きしめて寝るのは、よくあることだし初めてでもないのに。)
QB(まさか、これが感情というやつなのか。
感情なんて、僕の種族では精神疾患なのに。
一体僕に何が起こったんだろう?)
ガタッ
QB(誰だ?)
立っていたのは、綺麗な長い黒髪をなびかせ、
見滝原中学の制服に黒ストッキングをはいた美少女だった。
QB(見覚えがあるな。
今日、まどかのクラスに転校してきた暁美ほむらという少女だ。)
QB(…いやしかし本当にきれいな脚だ。
黒ストッキングをはいていると脚線美が際立つというかなんというか。)
QB(それに、この大人びた感じというか冷めた感じというか、
こういう、つんとすました女の子が、
いざHなシチュエーションになったらどんな感じかとギャップを想像すると、
こうぐっとくるものがあるなぁ。)
ほむら「殺す」
QB「…へ?」
ほむらの体が紫色の光に包まれた。
輝きが収まったときには、彼女は変身していた。
QB「魔法少女!?」
ほむら「死ね」(ガチャリ)
いつの間にか、ほむらは拳銃を手にしていた。
QB「!?」
僕は全力で駆け出した。
パァンと発砲音が響いて、弾丸が僕の頭をかすめた。
QB(な、なんなんだ!一体!
これがもしかして恐怖というやつなのか?
心臓がバクバク言って、いてもたってもいられない!)
QB(そもそもあの少女と契約した記憶はないのに
なぜ魔法少女に変身できるんだ?
…いや今はどうやってこの場を脱するかが重要だ。)
QB(何か、何か方法は!)
その時、ぼくは、近くにまどかたちが来ていることに気が付いた。
QB(そうか!)
QB(まどか、まどか!助けて、まどか!)
まどか「誰?誰なの?」
QB(…助けて)
モールのショッピングフロアの方からまどかが近づいてきて
虫の息の僕の声をかけた。
まどか「あなたなの?」
QB「…助けて」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「そいつから離れて」
ほむらがじりじりと近づいてきて、数メートルというところで
さやかの声が響いた。
さやか「まどか、こっち!」
さやかがしゅーっと消火器をぶちまけた。
さやか「あれ、非常口は?どこよ?ここ。」
まどか「変だよここ。どんどん道が変わって行く。」
さやか「ああもうどうなってんのさ。」
まどか「あ、い、何かいる。」
あたりはおどろおどろしい風景に変わりつつあった。
二人は魔女の結界に足を踏み入れていたのだ。
そして魔女の使い魔たちが二人を取り囲みつつあった。
QB(やれやれ、一応予定通りだけど。
しかしこのまま二人が襲われて死んでしまったら元も子もないな。)
QB(でもそろそろのはずだ。)
黄色い閃光が走り、襲いかかってきた使い魔たちを倒した。
マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫。」
マミ「あら、キュウベエを助けてくれたのね。
ありがとう。その子は私の大切な友達なの。」
まどか「わたし呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が。」
マミ「ふぅん。なるほどね。
その制服、あなたたちも見滝原の生徒みたいね。2年生?」
さやか「あなたは?」
マミ「そうそう、自己紹介しないとね。でも、その前に。
…ちょっと一仕事片付けちゃって良いかしら。」
(数時間後、マミの部屋)
マミ「これがソウルジェム。キュウベエに選ばれた女の子が、
契約によって生み出す宝石よ。魔力の源でもあり、魔法少女である証でもあるの。」
さやか「契約って?」
QB「僕は、君たちの願い事を何でも一つ叶えてあげる。」
さやか「え、本当?」
まどか「願い事って?」
QB「何だって構わない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ。
でも、それと引換に出来上がるのがソウルジェム。
この石を手にした者は、魔女と戦う使命を課されるんだ。」
さやか「魔女ってなんなの?魔法少女とは違うの。」
僕は魔女の正体が、魔法少女のなれの果てということは伏せつつ
言葉を選んで説明した。
QB「願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ。魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を撒き散らす。」
まどか「マミさんはそんなこわいものと戦っているんですか。」
マミ「そう命がけよ。だからあなた達も慎重に選んだほうがいい。
キュウべえに選ばれた貴方達にはどんな願いでも叶えられるチャンスがある。
でもそれは死と隣り合わせなの。」
さやか「うえ、悩むな。」
マミ「そこで提案なのだけど、二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」
まどか・さやか「ええ。」
マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ。その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えて見るべきだと思うの。」
QB(・・・結局、一応僕の考えた通りに事は進んだものの、
すぐの契約には至らなかったな。)
QB(まあ焦ることはない。チャンスはまだあるさ。)
次の日、僕は、まずは信頼関係を築くことが大切だからと、マミに言って
しばらくまどかと行動を共にすることにした。
早朝に家を訪れ、そのまま一緒に登校した。
まどか(頭で考えるだけで会話とか出来るみたいだよ。)
さやか(えぇ、私たち、もう既にマジカルな力が?)
QB(いやいや、今はまだ僕が間で中継しているだけ。でも内緒話には便利でしょ。)
さやか(なんか、変な感じ。)
その日の帰りに、マミのいうところの魔法少女体験コースというやつが行われた。
その後もマミの魔女退治にまどかたちは何度かついてきたものの
二人の決心は固まらないようだった。
ただ、さやかに関しては願い事がないわけでもなかった。
マミ「二人とも何か願いごとは見つかった?」
さやか「ねえ、マミさん。願い事って自分の為の事柄でなきゃダメなのかな?
例えば、例えばの話なんだけどさ、私なんかより余程困っている人が居て、その人の為に願い事をするのは…」
まどか「それって上条君のこと?」
さやか「た、例え話だって言ってるじゃんか!」
QB(さやかはどうやら、大切に思っている人間がいて
その人のために願いを使いたいのか。)
QB(これは要チェックだな。)
しかし、まどかの方は未だはっきりしなかった。
マミにある種の憧れがある様子だったので
「まどかが魔法少女になれば、マミよりずっと強くなれるよ」
「まどかが産み出すかもしれないソウルジェムの大きさは、僕には測定しきれない。これだけの資質を持つ子と出会ったのは初めてだ」
とあおるように言ってみたのだが、
力を得ることに対するあこがれを見せるでもなく
あいまいに「もう少し考える」というだけだった。
~病院~
・・・次の日、さやかが友人のお見舞いに行った帰り。
まどか「あそこ、何か…。」
QB「グリーフシードだ!孵化しかかってる!
マズいよ、早く逃げないと! もうすぐ結界が出来上がる!」
さやか「またあの迷路が?
まどか、先行ってマミさんを呼んで来て。あたしはこいつを見張ってる。」
QB「無茶だよ!
中の魔女が出てくるまでにはまだ時間があるけど、結界が閉じたら君は外に出られなくなる。
マミの助けが間に合うかどうか・・・」
QB(というか、さやかはうまく追い込めば契約してくれそうだから、
死なれると困るんだよな。
あとさやかが契約してくれれば、
まどかもつられて契約を前向きに考えるかもしれないし。
よし、ここは…。)
QB「まどか、先に行ってくれ。さやかには僕がついてる」
まどか「キュウべえ・・・」
QB「マミならここまで来れば、テレパシーで僕の位置が分かる。
ここでさやかと一緒にグリーフシードを見張っていれば、
最短距離で結界を抜けられるよう、マミを誘導できるから」
さやか「ありがとう。キュウべえ」
まどか「私、すぐにマミさんを連れてくるから」
まどかはそういって走り去った。
魔女の結界が僕とさやかを完全に包み込んだ。
ケーキやクッキーがちりばめられた巨大なお菓子売り場のような空間だった。
やがて、僕たちは結界の中心部にたどり着いた。
そこではグリーフシードが黒い瘴気を放ちながらドクン、ドクンと脈動していた。
QB「マミ! グリーフシードが動き始めた! 孵化が始まる、急いで!」
マミ(オッケー、わかったわ。今日という今日は速攻で片付けるわよ)
QB(どうやらマミはもう近くまで来てくれているようだ。)
マミ「お待たせ」
さやか「ふぅ、間に合ったぁ」
QB「気をつけて! 出て来るよ!」
マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて…もらうわよ!」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
しかし、ダメージを受けたはずのお菓子の魔女はまだうごめいていた。
そして…
お菓子の魔女の口の中から蛇のように分身が飛び出し、
一瞬でマミの眼前へと迫った。
QB「マミ!!」
マミ「・・・え」
その瞬間、激しい轟音とともに
お菓子の魔女の頭が横からの攻撃で吹っ飛ばされた。
まどか「マミさん!大丈夫ですか?」
魔法少女に変身したまどかがそこにいた。
マミ「鹿目さん!?」
さやか「まどか・・・。」
まどか「早く!そいつにとどめを!」
マミ「えっ、ええ・・・。」
二人の攻撃でお菓子の魔女は完全に消滅した。
まどか「ごめんなさい、黙っていて。
私、実は契約してたんです。」
マミ「そうだったの?QB?」
QB「そうだね・・・。」
QB(僕と契約しなくては魔法少女になれるはずがないのだから、
嘘ではないけど。
問題は僕にその記憶がないってことだ。
ほむらに続いて二人目か…)
さやか「いやぁ、驚いちゃったわよ!」
まどか「黙っていて、ごめんね。」
さやか「それで、何を願ったの?」
まどか「えへへ、みんなを守れるようにってとこかな。」
さやか「なにそれ! でもそういう漠然としているけど優しい願いってまどからしいわね」
ほむら「ま、まどか!」
まどか「ほむらちゃん・・・。」
QB(彼女も魔女の結界の中にいたのか)
ほむら「魔女は、魔女はどうなったの?」
さやか「魔女なら、まどかが倒しちゃったわよ!
魔法少女に変身してね!」
ほむら「変身した・・・。魔法少女に・・・(バタン)」
まどか「ほ、ほむらちゃん、しっかり!?」
ほむら「…私は、また運命に勝てなかったの?」
まどか「ほむらちゃん、私はあなたがしてきたことを無駄にするつもりはないから。
今は私を信じて、絶望だけはしないで・・・」
まどかは倒れたほむらに近づいて、一言、二言囁いて元気づけていたが
その意味までは僕にはよくわからなかった。
ほむらはまどかをじっと見て、少し考え込んだ後、呆然とした表情で帰って行った。
マミ「何にせよ、助かったわ。ありがとう、鹿目さん。
私たちこれで仲間同士ね。・・・これからもよろしくね。(ニコニコ)」
まどか「はい!」
~学校~
・・・次の日の放課後、まどかは屋上に一人でいた。
僕は屋上から校庭を見下ろしているまどかにそっと近づいた。
QB「まどか、聞きたいことがあってきたんだけど・・・」
まどか「来るころだと思っていたよ。」
まどか「どうして私が魔法少女になっていたのかってことでしょう?」
QB「・・・そのとおりだよ。
暁美ほむらも君も、僕には契約した記憶がないのに魔法少女になっている。」
QB「魔法少女の願いは契約によってどんなものでもかなえられる。
物理法則をねじ曲げ、因果の流れを逆転させるようなことだってだ。」
QB「この場合、可能性としては、君たちのかなえた願いが、
僕自身の記憶、もしくは僕自身を内包する世界そのものに
影響を与えるものだったことが考えられるんだよ。」
QB「君は一体何を願ったんだい?
暁美ほむらの方には聞けそうにないからね。
君に聞きに来た。」
まどか「それには、ほむらちゃんのことから説明しないといけないね。
私が前の世界のほむらちゃんから聞いたことも含めてね。」
まどかの説明はこうだった。
暁美ほむらはまどかを助けるために未来からやってきたらしい。
あと数週間後に、この街に「ワルプルギスの魔女」が現れ、
まどかはそれと戦って死ぬ運命にあった。
ほむらは魔法少女になって、
その運命を変えて、まどかを助けることを願ったのだそうだ。
そして「前の世界」でも彼女の学校に転校してきた。
しかしまどかの知っている前の世界では、過酷な状況が待ち受けていた。
まどかはそれを淡々と語った。
マミはお菓子の魔女と戦って死亡したこと。
さやかがその後契約し、無理をして力を使い果たし魔女になってしまったこと
杏子という少女が魔女になったさやかを助けようとして死亡したこと。
QB(杏子という少女は確かに僕と数年前契約している。
もしマミが死んでいたら、僕が近くに住んでいる彼女をこの街に連れてくることは考えられる。)
QB(そして現時点で杏子とまどかに接点はないのに、
彼女のことを知っているということは、
この話はまどかの妄想ではないということだ。)
まどか「…そして、ほむらちゃんはたった一人でワルプルギスの魔女に立ち向かったの。
でも勝つことはできなかった。」
まどか「だから私は、あなたと契約したんだよ。
「キュウベエに人間の男の子と同じ感情を持たせて、もう一度この状況をやり直したい」
というふうに願ってね。」
QB「・・・なるほど。
世界を改変し、時空に干渉するたぐいの願いは、
願いをかなえた本人だけの記憶が改変後の世界に持ち越されるわけか。
・・・そうでなければ願いがかなったことを知覚できないだろうから。」
QB(そして、この数日突然、僕が動揺したり、恐怖を感じたり、
マミやほむらに女性的な魅力を感じてドキドキしたのはそういうわけか。
QB(彼女のやり直したいと願った「この状況」とは、
僕がまどかと出会って彼女を魔法少女に勧誘した日から
ワルプルギスの魔女が現れるまでの一連の状況のことを指している。)
QB(だから、あの日を境に世界は改変され、僕は感情を持つようになったのか。)
QB「契約していたことを黙っていた理由は?」
まどか「最初から魔法少女として行動すると
わたしの知っている「前の世界」の展開とかけ離れて、先の予測がたてられなくなってしまうからね。」
QB「・・・つまり、感情を持たなかった僕が人間と同じ心を持つようになれば、
僕が君たちに罪悪感をもつようになって
君を魔女になるように追い込んだりはしないんじゃないかと考えたわけかい。
みんなでワルプルギスの魔女を倒して生き残れるんじゃないかと。
・・・でも残念だけれど、僕は、感情を持ったところで、
宇宙の衰退を防ぐためにエントロピーを回収するという目的がある以上
そのために魔法少女と契約して魔女になるように追い込むことについては
今後もやめることはしないよ。」
QB(確かに、お菓子の魔女に襲われてマミが死ぬんじゃないかと思った時は
胸の奥が苦しくなったけれど。
そして戦って死ぬか、魔女になるまで生き続けるしかない運命に
彼女たちを追いこんだことに同情だってしているけれど。
・・・でも、それはそれだけだ。
だいたい、感情を持っている人間だって
罪悪感を持ちながらも
かわいがって育てた牛や豚を屠殺して食べているじゃないか。)
まどか「あはははははは!なにその的外れな発想!全然違うよ!?」
QB「え?」
まどか「わたしには3つ目的があったの。
1つは契約してワルプルギスの夜を倒すだけの力を手に入れること。
私は自分が住んでいる街もまわりのみんなも大好きだからね。
頑張ってくれたほむらちゃんには悪いけど、あのままじゃ、やっぱりそれは無理だった。
2つ目はマミさんたちを助けること。
マミさんもさやかちゃんも杏子ちゃんも、私は助けてあげたかったんだ。
そのためにやり直すことを願ったの。
それに私一人でワルプルギスの夜に立ち向かったら、
魔力を使い果たして魔女になる可能性が高いからね。
3つ目の目的は、あなたへのお仕置きだよ。キュウべえ」
QB「え?」
まどか「・・・ねえ、キュウべえ、こ、こういうのってどう?」
言ってまどかは、顔を赤らめながら
急に自分のスカートをそっとたくし上げた。
まどかの白い下着が
僕の前にあらわになった。
QB「なっ、え・・・」
顔が急に熱くなり、動悸がはげしくなった。
のどが急に渇き、頭の奥にずんと激しい衝撃が走ったようだった。
まどかは恥ずかしそうにしていたが
僕の反応を見て満足そうにうなずくと、さらに続けて言った。
まどか「興奮した?じゃあ・・・、こういうのはどうかな?」
今度は制服の上着を脱いで ブラウスを少しはだけて見せた。
大人の女に成長する一歩手前の未成熟な胸がちらりとみえた。
なんだかいけないものを見ているような背徳感がさらに頭を熱くさせた。
QB「う、うわあ! ハァハァ。」
まどか「ふふ、今のは、うちのママが週末にパパを誘惑するときの仕草を
参考にしたんだけどどう?ドキドキした?」
QB「まどか、こ、これはい、一体。」
まどか「それはね、性衝動ってやつだよ。キュウべえ」
QB「せ、性衝動。これが?」
まどか「そうそう、さっき説明を少し省略したけど
私はただ、あなたに「人間の男の子と同じ感情を持たせて」と願ったんじゃなくてね。
「キュウべえの中身が性欲旺盛でえっちな人間の男の子だったら」というニュアンスで
願ったんだよ。」
QB「どう、すれば、この衝動を発散できるん、だい。ハァハァ。」
まどか「無理だよ。」
QB「え?」
まどか「無理。人間だったらまあ、その
・・・いろいろ発散する方法があるらしいけど。
あなたの体はそういう風にできていないし、
そんなことは私の願いの中に入れてなかったもの。
…男の子がどうやってするのかとか・・・私知らないし。」
QB(無理?
この体の中に突き上げてくる、激しい衝動を発散することが?)
QB「な、なぜ・・・こんな、ことを」
まどか「なぜかって?
答えてもいいけど。
でもその前に教えて。キュウべえ。
魔法少女って大体どれくらい生きられるの?」
QB「??…そう、だね。
僕の知っている限りでは、数千年前にエジプトという国で自分の国を守るために
男をひきつけるような魅力がほしいと願った魔法少女がいたけど、
…彼女が一番長かったかな。
彼女は40歳くらいまで生きたと思う。」
まどか「そう、まあ、魔女と戦いながら、人間としても生きて
体が衰えて、心もすり減らしていったら、長くてそんなものだよね。
…たとえ、私たちがワルプルギスの魔女を倒したところで
街は守られるけど
その先に待っている私たちの未来は明るいものじゃない。
そ う だ よ ね?キュウべえ?」
QB(・・・まどかから何だか根深い執念というか憎悪のような感情を感じる。
顔がいつもの笑顔なだけになんだか・・・恐い。)
まどか「ねえ、あなたは、今まで何人もの女の子に、優しいふりをして近づいて
身も心も好きなように利用したあげく、使い捨ててきたんでしょう?」
QB(間違っていないが、それだと僕がジゴロみたいだな・・・)
まどか「そんなあなたがのうのうと生きつづけて、私たちが苦しみながら、十数年で死ぬ。
・・・そんなことが許せるわけないじゃない。」
QB「じゃ、じゃあ、まさか」
まどか「あなたみたいな女の敵には、ふさわしい罰でしょう。
女の体を見て、発散できない衝動を抱えて、
発狂するまで、悶え続ければ い い ん だ よ」
ぼくは途方もない恐怖を感じて、その場を走り出していた。
もう、まどかの姿を視界にとらえることが恐ろしくて
僕は一目散に学校を離れた。
QB(このこみあげてくる衝動を抱え続ける?
ずっと?永遠に?)
・・・TVで前に性同一障害で悩む人間の特集を見たことがある。
彼らは遺伝子的、脳の構造的には男なのに
体が女として生まれてきたために、肉体と精神の不一致に悩んでいるのだとか。
彼らは、きっと女性に性欲を抱いても、どうにもできずに悩んでいるのだろう。
今の僕の苦しみは彼らと似たようなものだろうか。
>>62
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
僕は混乱して、自然と自分にとって一番落ち着ける場所、
つまりマミの家に来ていた。
QB「はぁっ、はぁっ、…た、ただいま、マミ」
マミ「おかえり、キュウべえ、どうしたの、息きらして?」
QB「…いや何でもないよ。」
マミ「本当に?でも息も荒いし。それに疲れてるみたいだし。」
QBはめす猫や子犬に性慾を感じることだろう?
QB「いや、大丈夫。」
マミ「本当なの?・・・うーん」
マミは何だか考え込んでいた。
マミ「よし」
QB「?」
マミが急に制服の上着を脱ぎ始めた。
QB「マ、マミっ?」
マミ「ちょっと待っててね」
言いながらマミはスカートのホックをはずした。
僕の前でパサリとスカートが床に落ちた。
今マミが身に着けているのは、下着とブラウスだけだ。
マミ「・・おいで。」
しゃがみこんで優しく言った。
QB「え、ごめん何、どゆこと?」
マミ「ほら、だからキュウべえ、疲れてるみたいだから
一緒にお風呂入ろうと思って、ね?」
しゃがみこんでいるので、マミのまぶしい美脚ばかりか
その奥にあるレースの下着がちらりとブラウスの下から見えている。
マミ「ね?ほら、来て・・・はやく。」
マミは前かがみになって誘った。
ブラウスの隙間から、ブラジャーに包まれた熟れた果実のような
ふくらみと谷間がのぞいている状態だ。
QB「いや、マミ、き、気持ちは嬉しいんだけど・・・」
マミ「・・・ならいいじゃない」
そのまま僕を抱きかかえた。
マミの体温と柔らかな感触を感じながら浴室に運ばれる。
僕は状況に理解が追い付かない。
今この瞬間もマミの体から女の匂いが漂ってきて
僕は体の奥底から湧き出る衝動にどうにかなってしまいそうだった。
QB「って、いやいやいやマミ、あ、あのさ中学に入ってからは
「あなたは一応男なんだから、お風呂は別々にして」って言ってたじゃない。
きゅ、急にどうしたの?」
QB(そうだ、いくらなんでも不自然すぎる。)
マミ「え、いや実は、鹿目さんから電話があって・・・」
QB(何…だと!)
マミ「キュウべえが最近私との間に壁を感じてさみしがってるって。
一緒にお風呂に入ってスキンシップでもしたいってぼやいてたって言っていたから。
私、あなたが、そんな風に感じていたなんて気づかないでいたから。」
マミ「私、あなたに助けられて、何年も一緒に暮らして、
本当に家族みたいに思ってるもの。
…だから、あなたが望むなら
何でもしてあげたいなって。」
マミは優しく微笑んでブラウスのボタンをはずし始めた。
ふぁさりとブラウスが脱ぎ捨てられて、
マミの下着姿があらわになった。
マミ「さあ、入りましょう。」
マミはブラジャーのホックに手をかけた。
QB「おーっと、急用思い出した!!
ごめんマミ!!今日はほかのところで泊まるよ!!」
マミ「え・・・」
QB「それじゃ!!」
マミ「あ、待って!」
僕は壁を通り抜けて、そのままマンションの外に出て
全力で走った。
QB(・・・危なかった。
マミが下着を脱ぐために、僕から手を放した瞬間に
逃げなかったら・・・)
ダイエット中に見る料理番組とかいうレベルじゃない。
もう体が熱くなってむずむずするのに
それを発散できないのだ。
目に焼き付いてしまったまどかやマミの肢体を思い出して
くらくらしたが、僕はそのまま逃げ続けた。
QB(しかし、このまま逃げ続けるわけにもいかないな。
まずは食料と休息を取らなくてはいけないと。)
僕の体も犬や猫と同じ程度の食料を必要とする。
まあ、取らずに餓死しても、体を新しく再構成できるのだが、
エントロピーを消費するし
何より今の僕は感情が芽生えたために「死」が怖くなっていた。
SSでは雄で出るが QBは公式設定で性別がないでしょう雄なら近くのめす猫や子犬に発情するかも
QB(たしか見滝原の外れにある廃ホテルに佐倉杏子がいるはずだよな。)
QB(彼女はまだ、この世界ではまどかとの接点がない。
まどかがマミのように変な根回ししているということはないはずだ。)
QB(そこで休息を取って落ち着いてからこれからの方策を考えよう。)
~ホテル~
QB「やあ、杏子、邪魔するよ」
杏子「よお、しばらくぶりだな、
・・・なんかお前疲れた顔してないか?珍しいな」
QB「ちょっといろいろあってね。
申し訳ないんだけど今夜泊まらせてくれないか?」
杏子「何だよ。マミと喧嘩でもしたのか?」
QB「そういうわけじゃないんだけど。」
杏子「…ふーん」
杏子はじっと僕を見た後、
ベッドの上に小山のように積み上げられたお菓子を1つ取って僕に投げた。
杏子「ほら、食えよ。遠慮すんな」
QB「・・・ありがとう」
杏子「…」
QB(ムシャムシャ)
杏子は僕が食べている様子をじっと見ていた。
僕が食べ終わると不意に杏子が僕を後ろから抱きかかえた。
QB「杏子?」
杏子はそのまま僕の頭を優しくなでまわした。
杏子「何があったのか知らないけど元気出せよ。」
QB「…」
杏子「はは、懐かしいな、
近所の悪がきにいじめられた妹を昔こうやってなぐさめたっけ。」
QB「…」
杏子「お前もなんだかいじめられて逃げ帰ってきた子供みたいな顔してたぜ。
…とりあえず食うもん食ってゆっくり休んだらそのうちどうにかなるって」
距離(通り)の発情乱めす猫やガングアジア性慾解消すれば良くないの?
ふりかえると聖女のように優しい杏子の顔が目の前にあった。
QB「ありがとう、杏子。」
QB(そうだった。
杏子は普段は冷徹で、
生きるために他人を踏みにじることをためらわないようにふるまっているけど。
でも、一度自分の仲間と認めた者や、
自分より立場の弱く、虐げられている者には優しい娘なんだよな。
お姉さん肌というやつかな。)
急に杏子の優しさが胸にしみてきて
目が熱くなってきた。
距離(通り)の発情しためす猫や犬と性慾解消すれば良いんじゃないの
QB(ああ、杏子もいつか魔女になってしまうんだな。
そう仕向けたのは僕だけど・・・・・・・・・・・・・・。)
QB(さっきは魔法少女と契約して魔女になるように追い込むことは
今後もやめないと思ったのに、
こうして彼女たちと接していると、なんだか胸が苦しくて躊躇してしまいそうだ。)
QB(やはり、まどかの願いで芽生えさせた感情というやつのせいなのかな。)
QB(・・・それにしても、さっきから杏子の体が僕の体に密着しすぎているような)
杏子の年相応にふくらんでいる柔らかい感触が、僕の背中にあたって
けしからん状態になっている。
QB「き、杏子。ありがとう、もう元気でたから放してくれないかな。」
杏子「ん、ああ」
そういいながら何故か杏子は僕を放そうとしない。
QB(…?)
どうも杏子は僕を抱きかかえたまま、何かを指でつまんで見ているようだ。
QB(あれは・・・、杏子のソウルジェム?)
杏子「変わらねえな」
QB「な、何の話?」
杏子「いや、ついさっき鹿目まどかってやつが来てな」
QB「!!!」
QB(まどかがここを知っていた?
前の世界で知ったのか、ほむらから聞いたのか?)
杏子「何でも最近魔法少女になったばかりで、先輩のあたしに挨拶に来たんだよ。
お土産にお菓子もたくさん持ってきてくれてな。
…実はさっきお前にあげたのもそいつがくれたやつの残りなんだ。
いやぁ、礼儀もわきまえてるし良い奴だったな!
そいつとコンビ組もうかと思ったぜ。
それでそいつが、「そういえばこんなうわさ知ってますか」って教えてくれたんだよ」
QB「う、噂!?」
杏子「いやそれがな、
「キュウべえと体を密着させるとソウルジェムの汚れが少し吸い取られるらしい」
っていうんだよ。」
QB「そ、それはデマってやつだよ!」
杏子「うん、あたしもそう思ってその時は笑い飛ばしたんだ。
でもよお、お前といつも一緒にいるマミのやつは
使い魔とか魔女とかに頓着しないで魔女退治して、しかも何年もやっていけてんじゃねえか。
あれってもしかしておまえがずっとマミのそばにいるからなのかな、なんて思ってよ」
無数に多い 18禁止魔法少女獣姦 QB SSを見たが QBがめす猫や犬と性行為する SSは一度も見たことがない
杏子「でもまあせっかくだからと思って試してみたんだけど、
やっぱり変わらねえな」
QB「そうだろ!?」
杏子「だけど、お前いつもマミの奴と一緒に夜寝てるんだろ?
もしかして、1分かそこらじゃ効果ねえのかな」
QB「いやいや、デマだから!」
杏子「もしかしたら、お前も自覚がないだけで本当にそういう能力があるのかもしれないぜ。
まあ、減るもんじゃないんだし、試させてくれよ」
QB「それは、僕を抱きしめて一晩寝るってことかい?」
杏子「そうだけど、あたしじゃ嫌か?」
杏子はちょっと傷ついた顔をする。
QB「いや、君とが嫌とかそういう問題じゃなく」
杏子「マミとは一緒に夜を共にできるけど、あたしじゃダメなのか?
…そりゃ、マミと比べられたらあれだけど
あたしだって結構あるんだぜ」
そういって杏子は立ち上がってパーカーのジッパーをおろした。
下に着た黒いアンダーシャツは杏子のボディラインを際立たせていた。
シャツの下のつんとした突起が上を向いているのがわかった。
感触からしてもしかしてと思ったがノーブラだ。
杏子「な?いいだろ、あれ??
お前、顔赤いぞ?」
QB「いや、あの」
杏子「ああそっか、しょうがねえな。」
QB「え?」
杏子「もしかしてあたしの体に興奮しちゃったか。
…
よし特別サービスだからな?///
…それに直接密着させた方が効果あるかもしれないしな」
QB「!」
杏子「たく、誰にも触らせてないんだからな。光栄に思えよ。」
そういって杏子はアンダーシャツに手をかけた。
杏子の下乳が見えた。
杏子「よーし、来いよって、あれ?
キュウべえ?どこ行った?おーい?」
…僕はホテルを飛び出してひたすら走った。
QB(まどかのやつめ、マミのところに電話した上に
僕が杏子のところにいくのも予測して手を打っていたのか。)
QB(しかしこうなるとどこに行ったものか。
・・・いや、待てよ。さやかのところはどうだろう?)
QB(今のところ、まどかはさやかに魔法少女の契約をさせたくなさそうだ。
巻き込ませないようにするために、
逆にさやかには僕へのアプローチをさせるようなことは何も言っていないんじゃないか?
それに、うまくさやかを契約の一歩手前まで持っていければ
切り札になるかもしれない。)
僕はさやかの家に向かった。
~さやかの家~
QB「…こんばんは、さやか」
さやか「キュウべえ!どうしたのこんな時間に・・・あたし寝るところだったんだけど」
QB「すまないけど、今夜泊めてくれないかな」
さやか「どうせ他の人には見えないんだよね?…別にいいけど。
クッションと毛布でいい?」
QB「すまないね。今日は本当に疲れたよ。」
僕は安堵してそのまま倒れるように眠りこんだ。
次の日の朝。
さやか「はい、キュウべえ。朝食の残りで悪いけど」
QB「ありがとう。助かるよ(ムシャムシャ)」
さやか「あのさあ、キュウべえ」
QB「?」
さやか「実は、お願いがあるんだけど・・・」
QB「な、何だい?」
さやかは正座して僕の前に座った。
さやか「この前、あたしとまどかの思考を中継して、
テレパシーみたいに繋いでくれたじゃない。
あんなふうに他の人が、あたしのことどう思ってるか、知ることってできるの?」
さやかは顔を真っ赤にしてうつむいている。
QB(ははあ、これは・・・。)
QB「つまり、君の片思いの相手が君をどう思っているか知りたいというわけかな?」
さやか「いやっ、あのっ!その例えばの話で!」
QB「かまわないよ。やってやれないことはないと思うし、やってみようか?」
QB(一宿一飯の義理もできてしまったしね。
それにここで恩を売れば契約する気になるかもしれないし)
QB(・・・決して魔法少女に対する罪悪感をごまかすために
せめて誰かの為になることがしたいなんて考えじゃない。そんな考えじゃない。)
さやか「い、いいの?」
QB「ああ、だけど、まどかと君の思考を中継した時のようにはいかないよ。
あの時は二人とも魔法少女の才能があるからお互いに送受信できた。
今回は、相手は男の子なんだろ?
だから、僕が相手の思考を一方的に読んで、それを君に伝言する形になる。
君の思考が相手に伝わっても困るし、そのほうがいいだろ?
まあ男の子の心を読み取るのは慣れてないから上手くいくかわからないけどね。」
さやか「うん!ありがとう!キュウべえ!」
さやかは嬉しそうに笑った。
~病院~
QB「それじゃ行こうか」
さやか「うん」
QB「ところで、今日はまどかはどうしたんだい」
(いない方が都合はいいけど・・・)
さやか「いや、あたしにもよくわからないんだけどさ。
なんか「仁美ちゃんを助けるためにハコの魔女と戦ってくる」とか
訳の分からないこと言って今日は帰っちゃった。」
QB「??? そうなんだ。まあいいけどね」
QB(よくわからないが気にしないことにするか。)
僕はさやかと病室に入っていった。
~病室~
さやか「恭介~、はいるよ」
恭介「やあ、さやか」
(それにしてもさやかの体は発育がいいな、たまらないよ。)
さやか「えっ」
恭介「?」
さやか「いや、なんでもない。何を聴いてるの?」
>111
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
恭介「亜麻色の髪の乙女」
(おしりもきゅっと上がってて、ふとももも色っぽいし。
僕の顔をあの健康的な美脚で挟んでくれないかなぁ。)
さやか(きょ、恭介?)
さやか「………あ、ああ、ドビュッシー?素敵な曲だよね」
さやか「あ、あたしってほら、こんなだからさ、クラシックなんて聴く柄じゃないだろってみんなが思うみたいでさ。たまに曲名とか言い当てたら、すごい驚かれるんだよね。
意外すぎて尊敬されたりしてさ。」
恭介「さやかはさぁ…」
さやか「なーに?」
恭介「さやかは、僕を苛めてるのかい?」
(まったくこんな体をみせつけやがって!)
さやか「」
恭介「何で今でもまだ、僕に音楽なんか聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなのか?」
(それはそれとして、あの程よく膨らんだ胸も良い!)
恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて。
僕は…僕は…っ!動かないんだ…もう、痛みさえ感じない。こんな手なんてっ」
(ああああっ、この体じゃろくにおっぱいももめないよ!おっぱいもみたい!おっぱいもみたい!おっぱい!おっぱい!おぱ!おぱぱぱぱぱあああああい!!)
さやか「」
恭介「はっ。ごめんよさやか。
…君は、僕をお見舞いに来てくれたのに、責めるようなことをいってしまって。
腕は治らないけど、でも足の方はもう少ししたら歩けるようになるんだ。
来月には退院できるかもしれない。
そしたら、その、君さえよければ一緒に映画でもいかないか。
その、今までお見舞いに来てくれたお礼もかねて」
(人目のないところでさやかに頼み込んだらエッチなことさせてくれないかなぁ。
うへっへへ)
さやか(ど、どうしよう?恭介が頭の中でこんなこと考えてたなんて・・・。
いやいや、でもお母さんの部屋にあった雑誌にも
男の人って女よりも欲求不満がたまりやすいって書いてあったし。
き、恭介も男だから、し、仕方ないのかな?
そ、それに、これってつまり、あたしのこと女として意識してくれてたってことだよね。
つまりここで一歩踏み出せば
「美樹さやかちゃん大勝利! 希望の未来へレディ・ゴーッ!!」ってことなのでわ!
そうだ。がんばれ、がんばって踏み出すんだ、あたし!)
※この間0.5秒
このQBは適当に距離(通り)の発情めす猫や犬と交尾すれば良いんじゃないの
スレイヤーズで適切な例示があって人間男性がめすgoblinに発情しないことのようにリナにデ−ルギアが関心がなかった. 極少数の異種族や家畜に発情する存在もあるが
QB(あー、さやか?きこえる?)
さやか(ん、なに、キュウべえ。)
QB(ごめん、やっぱり男の子の思考を読むのは慣れてないせいか、難しいよ。
ちょっと急には無理だった)
さやか(・・・あれ、じゃあさっきから聞こえてたのは?)
QB(ああ、聞こえちゃってた?あれ僕の思考)
さやか(あ、そう…って!)
さやか「死 に さ ら せ!何考えてんのよド変態!」
恭介(ビクっ)
さやか「あ、いや、ちが、今のは」
恭介「・・・いいんだ。そうだよね。
バイオリンも弾けなくなった僕なんて人間として魅力ないもんね。」
さやか「…そうじゃなくて!」
恭介「毎日のようにお見舞いに来てくれてたから
てっきり、僕に好意を抱いてくれてるんじゃないかなんて勘違いしちゃったんだ。
ごめんね、怪我した幼馴染に同情してるだけだよね。」
さやか「いや、だから」
恭介「気遣いはいらないよ。
…急に誘ったりなんかして、悪かったよ。
嫌な思いさせたね。もう二度と誘ったりしないから安心してくれ。
普段お見舞いに来てくれてるだけでもさやかには感謝してるんだ。
これからも僕たちずっといい友達でいようね!(ニコっ)」
さやか「………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………ガチョーン」
さやか(キュウべえ、キュウべえ聞こえる?
今すぐに契約したいから会いたいんだけど?
どこにいったのかナ?
キュウべえ?ド・コ・カ・ナ)
手にバットを持ち、鋭いスイングを披露しながら
病院の周りを徘徊するさやかの姿がそこにはあった。
QB(・・・さようなら、さやか。
僕のことは忘れて、立派な大人になってくれ。)
僕はそっと胸の中で呟いて、全速力で病院を後にした。
QB(さて、どうしたものか。)
QB(マミと杏子のところにはちょっとほとぼりが冷めるまでいけないし)
QB(まどかとさやかのところにいくのは真剣な話、生きた心地がしない。)
QB(…待てよ、暁美ほむらのところはどうだろう?)
QB(ほむらは僕を基本敵対視しているから、
僕にマミや杏子のように媚態をしめすことなんてないはずだ)
QB(そして彼女の目的はまどかの魔女化を防ぐことなのだから
自分のところにその元凶たる僕がいれば
逆に好都合と考えて居させてくれるかもしれないな。)
QB(…出会いがしらにいきなり撃ち殺されたりはしない・・・と思いたい。)
僕は一か八か、ほむらの家に向かった。
QB「やあ、こんばんは」
ほむら「何しに来たの?」
QB「いや、その今晩ここに居させてもらえないかな?」
ほむら「なんで私があなたを泊めなくてはいけないの?」
QB「…て、定期的に魔法少女のケアをするのも僕の仕事だしね。
それにまどかから聞いたよ。君は時間遡行者なんだろう。
まどかを助けるのが目的なんだろ?
それなら、僕を見張れる方が君にとっても好都合じゃないかな」
ほむら「・・・」
QB「・・・」
ほむら「ふん、まあいいわ。ただし、あなたにうろちょろされると目障りなの。
泊まるつもりなら、動けないように拘束して、別室に転がせてもらうわ。
朝になったら解放してあげる。」
QB「ああ、それでかまわないよ」
客間だろうか、やや広めの部屋に
ぼくは縛られて転がされていた。
ご丁寧にテレポートや物質透過ができないように魔力がこめられた縄だった。
とりあえず気を落ち着けて今後のことを考える。
QB(・・・考えてみれば、まどかはすでに契約しているのだから
すでにこちらの思うつぼだ。)
QB(何もしなくともソウルジェムは少しずつ濁っていく。
逆に魔女をほとんど見滝原に近づかせないようにして
ソウルジェムを浄化できないようにすればいい。)
QB(汚れがたまりまくったところで
まどかに強力な魔女をぶつければ、
魔力を使い果たして魔女に墜とすことができるじゃないか。)
QB(その後で母星に帰って、この体を治してもらえばいいんだ。)
方針が固まったら急に安堵してきた。
QB(あとはなるべく魔法少女には近寄らないようにしよう。
体と頭が発情してどうにかなってしまわないように。)
QB(けれど、もしまどかが魔女になったら・・・この星はおそらく滅びるな。
たぶんそのときマミたちも生きてはいない・・・)
QB(でも、僕の使命は・・・)
そう考えた時だった。
ガチャリとドアが開いてほむらが入ってきた。
QB「?」
ほむら「人が来ることになってね、泊まるかもしれないから
クローゼットからマットレスを出すだけよ。」
QB「そ、そうかい」
ほむらは椅子を持ってきて、踏み台にしてクローゼットから
寝具を取り出し始めた。
QB(あ、あれこの位置って)
ほむらはそのつもりはないのかもしれないが
元々短いスカートをはいているので中身がちらちらと見えていた。
QB(い、いけない!し、しかし目がそらせない!)
黒ストッキングの下は中学生らしい無地の白パンツのようだ。
ほむらのおしりにぴったりフィットしていて、
左右にゆれうごいているおしりの形がはっきりとわかった。
と、そのときその場の空気が変わった気がした。
ほむら「キュウべえ、あなたさっきから何を見ているの?」
QB「あ、いや、あの目に入っちゃっただけで!」
ほむら「私の下着が気になっているの。
そう。
・・・じゃあもっとよく見えるようにしてあげようかしら」
QB「・・・え?」
ほむらは僕に近づくと僕の顔のすぐ近くに立って
僕の体を足で踏みつけた。
ほむら「いやらしいわね。女の子のスカートを下からのぞくなんて。
そういうやつにはお仕置きが必要ね」
QB「ほ、ほむら!」
ほむらは足の裏で僕の体をぐりぐりと撫でまわした。
僕からは、ほむらの脚線美が存分に拝めるうえに、下着まで見えていて、
しかもその足で踏まれている状態だ。
ほむら「息が荒いわよ?まさか女の子に踏まれて興奮してるの?」
QB「いや、あの、あああっ」
冷たい目で美少女に見られながら足で踏まれるという
なんとも倒錯的な状況に頭がどうにかなりそうだ。
ほむら「それとも私の下着を見て興奮しているのかしら。
女子中学生の下着を見てはぁはぁ興奮するなんて
救いようのないど変態ね。
あなた生きていて恥ずかしくないの?」
何故かわからないけど「君にだけは言われたくない」
心からそう思った。
そのときインターホンが鳴った。
ほむら「ああ来たみたいね。」
QB「来た?」
そういえば、ほむらがさっき言っていた泊まるかもしれない客って誰だろう?
マミ「こんばんは」
杏子「お邪魔するぜ」
さやか「あがるわよ」
まどか「入るよ、ほむらちゃん」
QB「!!!!」
QB「ほ、ほむら!これは・・・」
ほむら「今日、まどかと一緒に魔女退治に行っていたのよ。
その時に事情はすべて聞かせてもらったわ。
・・・私の脚はどうだったかしら。
感じちゃった?
でも、今夜はあんなもので済ませるつもりはないから
そのつもりでいてちょうだいね。ふふ。」
QB「マ、マミ・・・」
マミ「今日、鹿目さんから電話があって、いろいろ聞いたの。
暁美さんも最初はあなたのことを何だか行き違いがあって嫌ってたみたいなんだけど
もうあなたを傷つけるようなことはしない、って約束してくれたらしいから
とりあえず許してあげることにしたわ。
今日も鹿目さんの魔女退治に協力してたみたいだし。
・・・それとこれも鹿目さんから聞いたんだけど。
キュウべえ、あなた最近女の子の裸に興味が出てきちゃったんですって?」
QB「いや、ご、誤解だよ」
マミ「隠さないでちょうだい。
あの後、佐倉さんや美樹さんの所にも行ったって聞いたわ。
よその女の子の所なんていかなくても、私に言ってくれれば見せてあげたのに。
・・・恥ずかしがっちゃって、もう。
今夜はたっぷり見せてあげるわね。」
QB「」
QB「き、杏子。縄をほどいてくれないか?」
杏子「…」
QB「杏子?」
杏子(あたしらの魂を抜き取って、ゾンビみたいな状態にしてるってのは本当か?
ソウルジェムの汚れがたまると魔女になるってのも。)
QB「どうして・・・」
杏子「まどか達から聞いた。どうやら本当みたいだな。
まあ、願いをかなえてもらう対価ではあるし、
そのこと自体に恨み言を言う気はないが、隠していたのは気に入らねえな。
・・・ちょっとお返しはしないとな。」
QB「え、まさか」
杏子「女の体を見ると、もだえてどうにもならなくなっちまうんだって?
この前、見そびれたあたしの魅力をたっぷり教えてやるよ。はは。」
さやか「やあ、キュウべえ。
今日はいろいろお世話になったわね。」
QB「ちょっと待ってくれ、さやか。
僕は一応「男の子の心を読み取るのは慣れてないから上手くいくかわからない」って、
前もって言ったじゃないか。
僕だけのせいとは言い切れないんじゃ」
さやか「あんたが余計なことしなかったら、上手くいってたかもしれないでしょうが!
この借りは利子つけて返してあげるわ。
あたしの体が気になってたんでしょう?
じゃあ望みどおりにしてあげる。夜は長いわよ、キュウべえ。」
QB「ナンテコッタイ」
まどか「キュウべえ、
私、あなたがマミさんの所に戻った後、
私と接点が薄い杏子ちゃんのところにいくところまでは予想してたけど。
まさか、さやかちゃんのところにまで行くなんて思わなかったよ。
・・・てっきり、懲りて引き下がるとばかり思ったのに。
しかも私への腹いせか知らないけど
さやかちゃんの恋路をぶち壊しにしたんだって?
あなたって本当に女の敵なんだね」
QB「それは悲しい行き違いというか、
僕に男の子の感情を持たせた君にも責任があるというか・・・」
まどか「わたしは、あなたがテレパシーでさやかちゃんに
ものすごいセクハラ発言をしたって聞いたけど?」
QB「・・・そのとおりです」
まどか「次はほむらちゃんのところに行くんじゃないかと思って
もし来たら捕まえるようにお願いしたんだけど、予想通りだったね。」
QB「ぼ、僕に何をするつもりなんだい?」
まどか「何もしないよ。
ただあなたが大好きな女の子の裸を
みんなが大サービスしてあなたに見せてあげるってだけ。
よかったね!キュウべえ!」
QB「オワタ」
そして5人の少女たちは僕の見ている前で服を脱ぎ始めた。
「・・・まどか、脱がせてあげる」
「あ、駄目だよ、ほむらちゃん。そんなところ・・・さわったりしちゃ、あ」
「いいから、私に任せて」
「わあ、マミさんのってやっぱり大きい」
「・・・いや、そんなに見られたら恥ずかしいわ」
「いいじゃないですか、触らせてくださいよぉ」
「あんっ」
「へえ、あんた杏子っていうんだ。肌綺麗ね」
「そ、そうか? おいよせよ。自分で脱げるって」
「いいじゃない。そうれ」
「あぁっ。おまえ・・・どこさわって」
「あれあれ、意外にかわいいリアクションね。それじゃここは?」
「あん、く、それならあたしだって・・・」
そんな声が聞こえたような気もするが、この後何が起きたのか僕は覚えていない。
この時点で激しい性衝動が僕の体を襲い
耐え切れないと判断した僕の理性が記憶をシャットダウンしたようだった。
僕の意識は闇の中に落ちていった。
・・・どれぐらい時間が過ぎたのだろう。
僕はぼんやりと目を覚ました。
QB「・・・ここはマミの部屋?」
マミ「キュウべえ?キュウべえ!!意識が戻ったのね!?
良かった!心配したのよ!」
マミが部屋に入ってきた。
マミ「急に意識不明になって、
あれから3週間あなた何を言っても反応しない廃人状態だったのよ?」
QB(どうやら相当な精神的ショックを受けていたみたいだな。
…3週間!?)
QB「マミ!ワルプルギスの夜はどうしたんだい!?」
マミ「意識がなかったのによくあれが来たこと知ってるわね。
…あなたが意識不明になった後、そのまま泊りになったんだけど、
鹿目さんと暁美さんがそのことを話してくれたの
もうすぐ強力な魔女が来るって。
それで、一番攻撃力が高い鹿目さんを主体にして作戦を立てて・・・
苦戦したけど、でも佐倉さんも協力してくれて4人で倒したわ。」
QB「まどかは…魔力を使い切らなかったのかい?」
マミ「結構危なかったみたいだけど、
暁美さんがやたらたくさんのグリーフシードをキープしていて・・・。
それにワルプルギスの魔女自身のグリーフシードの容量がものすごく大きくてね。
まどかさんのソウルジェムの汚れを1回でほとんど浄化できたの。」
QB「・・・」
マミ「使用済みのグリーフシードの処理は、
あなたの意識がない状態でも、どうにかあなたの背中に押し込んだらできたんだけど。」
マミ「でも、本当に良かったわ!私ずっとこのままだったらどうしようって心配して・・・
食事もろくに喉を通らなくて。
待ってて!快気祝いよ、ケーキもってくるわ!」
QB「・・・」
マミ「ほら、キュウべえ、ケーキよ!一緒に食べましょう!(パクパク)」
QB「・・・」
マミ「キュウべえ?」
QB「マミ、僕は自分の星に帰るよ。」
マミ「え、なに?」
QB「僕のノルマの分のエントロピーがすでに集まっていたんだ。
どうも、君たちから受けた3週間意識不明になるほどの
僕自身の精神的なショックを、
僕は無意識のうちに自分でエントロピーに変換していたようだ。
それに、ワルプルギスの魔女のグリーフシードも加わった結果、
ノルマをはるかに超える量のエントロピーが集まっていた。
だからもう地球にいる理由がないんだ。」
マミ「訳が分からないわ。何の話をしてるの?」
QB「まどか達から何も聞いてないのかい?」
マミ「何を?」
QB(??
考えてみれば、もしマミがまどか達から僕の正体や目的を聞いてたら
もう少し敵対的な態度でもおかしくないな。
何故まどかとほむらはマミに何も説明していないんだ?
杏子には確か魔法少女システムについて話していたような。
・・・僕としては都合がよかったけど。
しかしノルマを達成した今、隠しておく必要もないな。)
マミ「…」
QB「僕はね、宇宙をエネルギーの減退から救うために遠い別の星から来たんだよ。
そのために、僕たちは、知的生命体の感情を、エネルギーに変換するテクノロジーを発明したんだ。
とりわけ最も効率がいいのは、第二次性徴期の少女の、希望と絶望の相転移だった。
つまり、少女の魂をソウルジェムに変換し、やがて魔女になって燃え尽きてグリーフシードへと変わるその瞬間に、膨大なエネルギーを得られるんだ」
マミ「・・・魂をソウルジェムに?
え、魔女になる、それって・・・」
QB「特にまどかはすさまじい才能をもっているからね。
当然、僕としては何としても契約し、そして力を使い果たし、魔女になってほしかった。
・・・だけどそれを知った暁美ほむらはまどかを助けようとして、僕と敵対することになった」
マミ「え、魔女に・・・鹿目さんを? え?え?」
QB「そしてほむらはまどかを救うために時間をまき戻すことを願い、まどかは僕にとして僕に男の感情を持たせるように世界を改変することを願ったんだ」
QB「まどかは僕を殺しても、何度でも体を複製できることを知っていたんだろう。
だから、僕を女の子に発情するようにして精神的にさいなみ続けることで、
けん制したんだ。・・・・マミ?」
マミ「魔女になる・・・の?魔法少女は力を使い果たすと?」
そういえば、マミは(本人にそのつもりはないだろうが)
まどかたちと一緒に僕を苦しめてくれたんだった。
なんとなく意地悪をしたくなった。
QB「もし僕がいなくなったら、
僕が今まで調整してきた魔女と魔法少女の数のバランスが崩れる。
魔法少女が増えなくなるイコール魔女の絶対数も減っていくということだからね。
普通に考えて、魔法少女がグリーフシードを消費するペースは、魔女の増殖ペースより大きい。
この先、魔女の方が足りなくなって、グリーフシードの奪い合いになるだろう。
もしかしたら、魔法少女を絶望させて魔女になるように追い込んでグリーフシードを手に入れる
・・・なんて考えを持つ魔法少女も出るかもね。
ちょっとした地獄絵図かな。
・・・マミ?」
マミはうつむいてぶるぶると震えていた。
マミ「魔法少女が魔女を生むなら・・・死ぬしかないじゃない!」
QB「マミ!?なにを!!」
マミは手に持っていたケーキ用のカットナイフを自分の首の頸動脈にあてた。
・・・ぽたぽたと床に赤い液体が落ちた。
僕の血だ。
マミが頸動脈を切るより早く
僕は自分の体をマミとナイフの間にすべり込ませていた。
死ぬことはないが、大きめの切り傷なので、さすがに痛い。
QB「やれやれ。マミのまじめで思いつめる性格を忘れていたよ。
・・・それでまどか達はマミに何も言わなかったのか。」
マミ「キュ、キュウべええええ!いやああ!」
マミの持っていたナイフが床に落ちた。
QB(マミ、なんて顔してるんだ。
・・・ああ、僕のせいか。)
僕はマミを落ち着かせようと優しく言った。
QB「大丈夫、平気だから。
・・・マミ、よく聞いてくれ。
もし君がもともと魔法少女だった魔女を倒すことに罪悪感をもっているのなら
そのことに関して罪の意識を持つべきなのは、
そうなるように追い込んだ僕であって君じゃない。
それに彼女たちは魔女になった時点で、
人間に害をなす存在でしかないことに変わりはないんだ。」
QB「そして、もうひとつ言おう、君は魔女にはならないよ。
グリーフシードを使い続けていればね。」
マミ「え・・・、でもさっきはグリーフシードが足りなくなるって。
それに命がけで魔女と戦い続けていたら、私だっていつかは・・・」
QB「あれは、可能性の一つとして最悪の場合を言っただけだ。
…よく思い出してくれ。君はいつもグリーフシードを手に入れてどうしている?」
マミ「どうって、ソウルジェムの汚れを吸い取らせて・・・」
QB「その後は?」
マミ「吸い取りきれなくなったらあなたが回収して・・・あ!」
QB「そうさ、もし僕が回収しなければ
汚れを吸い取りきったグリーフシードからはまた魔女が生まれる」
ソウルジェムが魔法少女の本体であるように、グリーフシードが魔女の本体なのだ。
だから、グリーフシードに絶望や悲しみなど負の感情やソウルジェムの汚れを吸い取らせ続ければ、再び魔女はよみがえる。
魔女の卵といわれる由縁だ。
QB「わかりやすく言うと
1 自分でも楽に倒せる弱い魔女を見つける。
2 倒してグリーフシードを手に入れる。
3 グリーフシードでソウルジェムの汚れを浄化する。
4 汚れがたまったグリーフシードから弱い魔女が生まれる。
5 また倒してグリーフシードを手に入れる。
これを繰り返せば、魔女になることなく、ほぼ天命を全うできると思うよ。
だから君は魔女になったりしない。絶望することもないんだよ。」
マミ「え?え?・・・でももし魔法少女がみんな、そんなふうに弱い魔女をリサイクルしていたら
強い魔女と戦う娘がいなくなって、強力な魔女が放置された状態になってしまうわ。」
QB「それについては、最強の魔法少女、鹿目まどかがいるから、当面の問題はないよ。
彼女を倒せる魔女なんていない」
マミ「・・・今までその方法に気付いた魔法少女はいなかったのかしら?」
QB「僕がどんな基準で魔法少女を選んでいるか、知らないのかい?
「正義感が強い」「責任感がある」
「自分の信念のため、大事な何かを守るために命を投げ出せる」
そういう娘たちを選んできたんだよ。
そんな娘たちが
「強い魔女は誰かが倒すだろうから、自分だけは弱い魔女を倒し続けて生き残ろう」とか「願いをかなえてもらったから、後は、必要以上に魔女と戦って消耗しないように逃げまわろう」
みたいな発想ができたと思うかい?」
マミ「・・・そうね。
鹿目さんたちはどこまで知っているの?」
QB「僕の目的と正体、魔法少女が魔女になることについては知っていたけど
今の話については知らないと思うね。」
マミ「それじゃあ、鹿目さんたちにも教えてあげればきっと喜ぶわね!
みんなで協力して強い魔女を完全に駆除して、
あとは弱い魔女のグリーフシードを使いまわせば、皆魔女になったりしなくて済むのね。
・・・って、それを何でもっと早く教えてくれなかったの!?
私、魔法少女になってから、グリーフシードが足りなくて
学校休んでまで魔女退治したこともあったのに」
マミは僕の傷を魔法で癒しながら、むくれた顔で言った。
・・・どうやら死ぬ気はなくなったらしい。
QB「自分の契約の抜け道を顧客に教える営業マンがどこにいるんだよ?
大体すべての魔法少女にこれをやられたら、僕は永久にエントロピーを回収できないよ。
…もう僕はノルマを達成したから特別に教えるんだ」
マミ「それじゃあ、もしノルマを達成していなかったら
…さっき死のうとしていた私を見殺しにしたの?
魔法少女が助かる方法なんて教えなかった?」
QB「・・・」
QB(・・・感情を持たなかった頃の僕なら、「もちろん」と答えていたよな)
QB(でも今の僕がもしノルマを達成していない状態だったら、
マミを見捨てていただろうか?)
考えたけどわからなかった。
体が勝手に動いていたのだ。
マミはそんな僕の内面を見透かすように言葉をつづけた。
マミ「このまえ、お菓子の魔女に私がやられそうになったとき
私の名前を呼んでくれてわよね、「マミ!」って。
…あれ、心配してくれたのよね、私のこと」
QB「・・・」
マミ「鹿目さんたちは、あなたのことを怒っているのかもしれないけど。
わたしはあなたのこと今でも感謝しているわ」。
だって、あなたに出会わなかったらそもそも私、とっくに死んでいたもの」
QB「・・・」
マミ「私にとって、今ではあなたは家族以上の存在よ。
できれば、あなたにずっとそばにいてほしいの・・・。
だから、その、帰らないで、わたしとずっと暮らしてほしいんだけど」
マミの目は真剣にじっと僕を見ていた。
QB「・・・言っただろう。僕の役目は終わったんだ。
回収したエントロピーを送るために自分の星に帰らなくちゃいけない。」
マミはそれを聞いてうつむいていた。涙がマミの頬を伝っていた。
それから顔をあげて、しゃくりあげるような声で言った。
マミ「…ひどいわ。自分から近づいてきて、女の子の心を奪っておいて、
仕事が終わったから、故郷に帰るだなんて。
私、あなたにとって「都合の良い女」だったってこと?」
QB「人聞きの悪いこと言わないでくれるかな。
僕が奪ったのは「心」じゃなくて「魂」、
しかも契約という合意の上だよ。
だいたい君との関係は仕事の上のものだっただろ?」
マミ「だけど、私と何度も寝たじゃない!?」
QB「君の方から誘ってきたんだろ。
前から言おうと思っていたけど、マミは重いんだよ。」
マミと僕が出会ったばかりのころ小学生だったマミは
夜一人じゃ眠れないから一緒に寝てほしいと駄々をこねたのだ。
それが今でも続いている。
しかしマミが何度も寝返りを打つたびに、
僕はマミの体につぶされて苦しい思いをしたのだ。
魔法少女は大部分弱肉強食に賛成してサヨックマを良識して魔女に育てるタイプだろう?
そんな魔法少女たちがリサイクルを気づくことがしたことだ事ができなは変だ
その時、バァンと音がしてドアが開かれた。
杏子「キュゥゥウべええええ!!てめえ!」
ばきっと音がして杏子の右ストレートが僕の顔に突き刺さった。
杏子「遊びにきたら、話が聞こえちまったが、
てめえ、何のつもりだ?ああん?」
QB(いえ、故郷に帰るつもりですが、というか痛い)
杏子「マミの若い肉体を好きなだけむさぼっておきながら、
今になってマミの存在が重くなっただと?
そんでもって、仕事が終わったからマミをおいて故郷に帰る?
マミはお前の現地妻か、コラ!?」
QB(何かいろいろ誤解がある気が・・・。
たぶんおそらく杏子の考えているようなことは、
僕とマミの間には何もないんだけど。)
そして割当量を達成する前の QBも魔法少女が魔女化しないで死ねばエネルギーを回収することができないでしょう本体であるソウルゼムが壊されないで自分が死んだと信じてしまえば魔女化になるが
杏子「このケダモノ!」
QB「それは生まれつきなんだから仕方がないだろ!」
杏子に続いて更に何人かはいってきた。
さやかにまどか、ほむらだ。
みんな気のせいか、僕を見る目が殺気立っている。
大部分 SSで QBは雄だが公式設定は性別がなくてもし雄でもしても人間よりは犬や猫に発情するタイプだろう
さやかがふーっとこれ見よがしにため息をついた。
さやか「・・・男ってみんなそうだよ。
利用できるうちは、尽くすだけ尽くさせておいて
用が済んだらほかのところにいっちゃうんだもん。
ほんっとサイテー」
数週間のうちにずいぶんとやさぐれている。
QB(君の男性観に何が起こったのか知らないけど
僕に八つ当たりはやめてほしいな。)
ほむら「どうせだから3週目でまどかに貰ったGSを無限サイクル用に使いましょう」
さやか「」
さやか「あたしたちはあんたなんか、
ゲーセンのパンチングマシーンにでも縛り付けときゃいいって言ったんだけど、
マミさんは、廃人状態になったあんたを心配して一人で看病してたんだよ?」
QB「ほお(怒)」
>>257
大部分SSでQBは雄だが公式設定は性別がなくてもし雄でもしても人間よりは犬や猫に発情するタイプだろう
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
マミ「うっ(ケーキの食べすぎで)吐き気が・・・」
さやか「マミさん!大丈夫?まさか・・・つわり?」
杏子「えっ、じゃあすでにマミはキュウべえの子供をはらんで・・・」
さやか「やれやれ、女の子ばかりの職場で欲求が不満して
自分になついていた娘に遊び感覚で手を出しちゃったあげくはらませたってわけ?」
杏子「・・・信じられねえ野郎だな。
自分とこの売り物に手を付けるとか、いまどきアイドルのマネージャーでもありえねえし」
QB「言って良い?ねえ言って良い?
信じられないのは君たちの思考回路の方だからね?
そもそも僕の体じゃそんなことマミにやらかしようないし
だいたいそんなことが出来るくらいだったら、
僕ここまでの展開で君たちに追いつめられるようなことになってなかったからね?」
杏子「ふん、でも宇宙人だからなあ、やりようはいくらでもあるんじゃねえのか?」
さやか「その頭の両脇から生えた触手みたいなので、いやらしいことしてたんでしょ!
エロ同人みたいに!」
QB「ひでえ」
がしっと誰かがうしろから僕の頭をつかんだ。
迫力でなんとなくわかる。まどかだ。
まどか「キュウべえ・・・。
あなたへのお仕置きは一応この間の一件で済ませたつもりでいたけど・・・。
もしマミさんを傷つけるようなことをしたら、・・・
わ か る よ ね?」
指に力が入って僕の頭にめり込んでくる。
質問はすでに拷問に変わりつつあった。
杏子がシャドーボクシングを始め、さやかがバットの素振りを始めた。
QB「きょ、脅迫には屈しないぞ。
僕にだって宇宙を消滅から救うという使命があるんだ!」
まどか「…それじゃあ、とても口では言えないような、
この間とは比べ物にならないくらいスゴイ事をあなたにしなくちゃいけなくなるけど」
QB「…でもお互いの妥協点を模索するのも大事だよね。
僕はどうすればよろしいんでしょうか、まどかさん」
まどか「マミさんに対して、男らしく責任を取りなさい」
QB「・・・せ、責任って?僕とマミは結婚とかできないだろ!?」
こんどは、別の誰かが僕の顔をつかんで、ぐいっと自分の方を向かせた。
ほむら・・・、今度は君か。
ほむら「キュウべえ・・・、愛の究極の形が結婚だというのはずいぶん狭い考え方じゃないかしら。
大切なのはずっとそばにいたいという気持ちだわ。
それがあれば、たとえ種族が違っても、たとえ性別が同じでも問題ないと思うの」
信じがたいことだが、あのほむらが僕に穏やかな微笑みを見せている。
QB(こっちはこっちで、数週間で何があったんだろう?
なんというか、余裕ができたというか丸くなったような。
あと「性別が同じでも」って付け加えたのは何なんだろう?
・・・訳が分からないよ。)
ほむら「キュウべえ、率直に聞くわね。
あなたマミのことが嫌いなの?」
QB「別に嫌いってわけじゃあ…」
ほむら「じゃあ好き?」
聞かれて改めて考えた。
そして不意に今までマミと過ごしてきた日々が浮かんできた。
(キュウべえ、ごはんできたよ!)
出会ったばかりのころ小さかったマミが一生懸命
僕のために下手な料理を作ってくれたときのこと。
(キュウべえ、私、上手くやれた?)
初めて魔女と戦った時
マミが怖くて泣きそうになりながらどうにか倒した後
よくやったねと褒めたら照れていたときのこと。
(お帰りなさい!キュウべえ!)
他の魔法少女との契約のために
何日か別の街に行って帰ってきたときに
笑顔で抱きついてきたこと。
その時は何とも思わなかったが、
感情を持った今、思い返してみると、ふと僕の中に暖かいものが芽生えた気がした。
QB「僕はマミが好き・・・だと思う」
マミ「・・・それだけ?」
QB「僕もマミといたいよ。マミを一人になんてさせない」
それを聞いて、泣きそうだったマミの顔が
花が咲いたようにぱぁっと明るくなった。
まどか「やったね、マミさん!」
さやか「おめでとう!」
杏子「幸せになれよ!」
QB(…なんなんだよ、このノリ。)
誰でもいいから早くこの空気から解放してほしいと僕は真剣に思った。
QB「…わかったよ。回収したエントロピーを送るために
一度は僕の星に帰るけど、その後でマミのところに帰ってくる。
それでいいだろ?」
マミ「うん!私待っているから。」
ヒューヒューとほか4名がはやし立てた。
ああ、なんかイラッとする。これはもしかして殺意というやつなのか?
その後4人の少女は
マミの家でしばらくお茶を飲んで騒いだ後、帰って行った。
・・・
QB「マミ、いくつか聞きたいんだけどさ
今日、まどか達は遊びに来ることになっていたんじゃないのかい」
マミ「どういう意味?」
QB「僕が今日目覚めたのは、たまたまだけど、
まどか達がちょうど遊びに来る時間だと知っていて、
ドアの外にいるまどか達に
聞こえよがしに誤解を招きそうなやり取りをふってきたんじゃないのかい?」
マミ「なんのことかしら?」
QB「僕がまどか達に責められているのを見て楽しんでなかった?」
マミ「・・・・・・」
QB「マミ?」
マミ「…ぷっ、くく、あーはっはっはっはっ!」
QB「・・・」
マミ「ひひ、ふっふふふ、あはははははははは!
…(キリッ)「僕はマミが好きだと思う」」
QB「マミ・・・、怒っていい?」
マミ「うふふふふふふ!
…(キリッ)「僕もマミといたいよ。マミを一人になんてさせない」」
あははははははは!」
QB「その、芝居がかったポーズと声は何だよ、似てないよ!」
マミ「…(キリッ)「僕はマミを世界の誰よりも愛しているんだ!
マミがいないと生きていけない!」あはははは!」
QB「言ってないよ!」
マミ「言ってた!口で言ってなくとも目と雰囲気で言ってたわ!
いいじゃない?
あなたも今まで私にいろいろ黙っていたんでしょ?
その仕返しよ。」
QB「マミ!」
マミ「私も大好きよ!キュウべえ!
キュウべえがあんなこと言ってくれるなんてね。
今まで、私を励ましたり、魔法少女の戦いについて教えてくれたりはしたけれど
あんなかわいいこと言ってくれるなんてね。
あは、はは、は は は……・・・」
マミの目の端に涙が見えた。
QB「・・・さっきのは泣きまね?演技なのかい?それとも・・・」
マミ「鹿目さんたちがあそこまであなたを責めたてるのは予想外だったけど。
でも全部ウソってわけじゃないわ。
あなたがそばにいてほしいっていうのは本当なんだから。
そして今は嬉しくて泣いてるの。」
マミはそういって僕を強く抱きしめた。
・・・その夜、僕とマミはいろんな話をして、一緒に夜を過ごした。
僕とマミはその日、本当の意味で家族になれた気がした。
そして次の日
QB「マミ、それじゃあ僕もそろそろ行くよ」
マミ「どれくらいで戻れるの?」
QB「僕の星ではワープ技術が確立されているからね。
移動そのものはそんなに時間がかからない。
でも、回収したエントロピーを届けてから、
まどかのせいで過剰に女性に反応するようになったこの体を治してもらうのに
半年くらいはかかるかな。」
マミ「治しちゃうの?」
QB「…なんで残念そうなんだよ。
まさか、僕が君にドギマギするのを見て内心楽しんでいたんじゃないだろうね」
マミ「…うふふ」
QB「…まったく。
このままじゃ日常生活に支障をきたすから、もう少し調整するんだよ。
まあせっかく芽生えた感情は残してもらおうと思うけど。」
マミ「できるの?」
QB「長い転勤の上にノルマ以上のエントロピーを持ち帰るっていう手柄を立てたからね。
たぶん多少の要望は聞いてもらえると思う。
本星の連中からは頭がおかしくなったと思われるかもしれないけどね」
マミ「わかったわ。…無事に帰ってきてね。約束よ!」
最後にマミにさんざん振り回されたせいか、ついへらず口が出た。
QB「それはぼくとの契約かい?もう対価になる魂はないだろ?」
マミはいたずらっぽく笑った。
マミ「そうね、じゃあ代わりにこれでどうかしら」
そういってマミは僕のほほに顔を近づけた。
…甘い感触がした。
QB「・・・わかったよ、帰ってくるから」
インキュベーターは自分に都合の悪い真実を黙っていることはあるが
嘘はつかないのだ。
そして僕は地球を後にした。
おしまい
1です。
・魔法少女たちが不幸な結末になるのを回避したい
・QBとまどか達を和解させてハッピーエンドにしたい
・自分なりの設定考察も入れたい
みたいなことを好き勝手に盛り込んだら、なぜかこんなSSになりました。
保守してくれてた人たちには感謝の極みです。
あとスレタイから激しいエロ展開期待していた人には申し訳ないことをしました。
自分エロ描写苦手なんです。マイルドな感じでまとめるのが精いっぱいでした。
楽しんでくれた人が少しでもいれば幸いです。
読了感謝。
>>294
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「あなた誰なの?」 QB「確かに “この僕” は、別の個体だ」
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