まどか「ほむらちゃんは私に酷い事したよね」 (11)

まどか「せっかく色々考えてみんなで頑張ってお迎えにいったのに、酷い事したよね」

まどか「私が自分の存在を懸けた願いも無碍にされちゃったよね」

ほむら「ごめんなさいまどか……。で、でも……」

まどか「せめて一言言ってくれればよかったのに、いきなりあんな風に無理矢理引っ張るなんて、私、怖かったんだよ?」キュッ

ほむら「ひうっ///……だ、だって!あなたを幸せにするにはああするしか……!」

まどか「言い訳は聞きたくないよ」ズブゥ

ほむら「あっ///いやっ///まどかあああああああああ///」
    ○
    O
   o
ほむら「ふ…ふふ…ウフフフフフフ……」

さやか(うわぁ……)

ズブゥ

ほむほむはまどかに殺されたいんだよね
だってほむほむは何度もまどかを殺してあげたんだから
一度くらい まどかに殺されたいと思うのは当然の愛
親友の 立った一人の友だちの
いろんな死に方を目の前でみせられて
頑張って頑張って頑張って
泣きながらなんどもまどかを殺して
殺して殺して殺して殺して
まどかを幸せにするために
まどかだけのために
何回も何回も
やっと掴んだ最後のチャンス
あんな風に使うのは当たり前というか 足りないくらいだよね
まどかの手が伸びる前のほむらの絶望の空間でやってたのは
まどかのソウルジェムを砕くところだった
TV版の10話の 拳銃で打つところ
やっぱりトラウマになるよね
あんなのを何度も体験してたら そりゃ心も歪むよね
魔獣退治を頑張れたのもまどかのためなんだもん
まどかの選んだ選択ならって 無理やり納得して
まどかの意思を守るために戦ってたのに
あんな風に優しくされたら 甘えちゃうよね
だからほむほむはまどかに殺してもらうために
あんな風に
ほむほむかわいすぎる
まどかとほむほむが仲良くお互いの頭を撃ち抜いて終わって欲しい

ほむら「まどか大好き」

ほむら「あら、美樹さやか。何か用かしら?」ファッサー

さやか「何か悪魔がニヤニヤしてるから悪巧みでもしてるのかと思って近づいてみたんだけど……」

さやか「アンタ何考えてんの……。どん引きなんだけど」

ほむら「ふふ……世界を作り変えたとは言え、まどかはいつ記憶と能力を取り戻してもおかしくない状態。その時のために状況をシミュレーションしておくのは当然でしょう?」

さやか「いや、シミュレーションじゃなくてお得意の妄想だよね?」

ほむら「結果的に私はまどかを裏切り、祈りを踏みにじってしまった。まどかがその事を思い出したら、私は罰を受ける事になるでしょうね」

ほむら「もちろんまどかの記憶が戻らないように尽くすつもりではいるけれど、最悪の状況を常に想定して備えておくに越した事はないわ」

ほむら「ウフフ……私は一体どんなヒドイ目に遭わされてしまうのかしら……」ゾクゾク

さやか(うわぁ……)

はよ

わかる

ドMの悪魔…

さやかちゃんが読心能力を…!?

これはさやかでなくともドン引き

はよ・・・

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