リヴァイ(35)「無職童貞無資格無貯金」(188)

リヴァイ「…人生詰んだ」

リヴァイ「とりあえずハンジに養って貰ってる」

リヴァイ「…」

リヴァイ「掃除でもするか…」

リヴァイ「…なんでさぁ、チン毛?陰毛?みたいなのって部屋の至るところに落ちてるんだろうな…」

リヴァイ「…俺のかな?」

リヴァイ「掃除機かけよ…」ブーン

リヴァイ「…掃除機はTOSHIBAのやつだ」

リヴァイ「家賃は、八万五千円」

リヴァイ「サイクロン掃除機っていいのかな?」

リヴァイ「…」

リヴァイ「洗濯しよ…」

リヴァイ「ハンジのパンツ…」ジー

リヴァイ「…」

リヴァイ「パンツってさ…白い綿のやつとかエロいよな…」

リヴァイ「サテン?とかシルク?とかのツルテカのやつもいいけど、綿の縞パンとか最高」

リヴァイ「体育座りでパンツ見たいな」

リヴァイ「…」

リヴァイ「ハンジが帰って来たら頼んでみるか…」

リヴァイ「女の生パンツ初めて触ったわ」

リヴァイ「匂いかいでもいいだろうか?」

リヴァイ「…シミとかついてんのかな?」

リヴァイ「…」クンクン

リヴァイ「…なんか酸っぱい」

リヴァイ「白とブルーのストライプ…」

リヴァイ「で、上は無地の下着…なんか上下バラバラなのも以外とエロいよな」

リヴァイ「…」

リヴァイ「洗お」

リヴァイ「ハンジの下着はネットに入れる。洗剤は、トップ。洗濯機は日立のヒートポンプドラム」

リヴァイ「俺のパンツとハンジのパンツが一緒に洗われている…」

リヴァイ「パンツはアソコにくっついていたもの。つまり、パンツが触れあうのは、アソコ同士が触れあうこと。これすなわちセクロスってことにならね?」

リヴァイ「俺童貞脱出出来た?」

リヴァイ「なわけねえか…」グオングオン

リヴァイ「上着類は、アクロンで洗う」

リヴァイ「脱水したら、部屋干し。ハンジの下着は、部屋がわに、俺の下着を窓がわに干す。あいつも一応女だからな」

リヴァイ「洗濯が終わったら、冷蔵庫の掃除しよ」

リヴァイ「当たり前だけど、調味料が期限切れだわ」

リヴァイ「一旦、中のモノを出す。アルコールを染み込ませた布で拭く」

リヴァイ「腐った食材ばっかりやな…。後で買い物行くからメモしとこ」

リヴァイ「マヨネーズ、ケチャップ、ソース、醤油、味噌…」

リヴァイ「部屋はまだ掃除の余地があるがとりあえず買い物に行こう…」

リヴァイ「ジャージから着替える」

リヴァイ「ハンジが服を買っておいてくれた…UNIQLOだけど」

リヴァイ「とりあえず嬉しい…ソフトコットンTシャツを着て、フリースを着る」

リヴァイ「今日はジャスコの火曜市…じゃなかったな」

リヴァイ「この歳になって、童貞無職無資格無貯金だなんで人生はなんて残酷なんだ…」

リヴァイ「」

リヴァイ「落ち込んでいても仕方がない。今できることをしよう」

リヴァイ「とりあえず養って貰ってるから、飯くらいは作らないとな」

リヴァイ「スーパーに来た。最近はものが高い」

リヴァイ「今日は…小松菜のおひたし、大根サラダ、カボチャの煮物、鯵の開き、味噌汁」

リヴァイ「調味料も買った。ハイターやクレンザーも買った。台所が腐海になっていたから」

リヴァイ「…重い」ズシ

リヴァイ「手押しクルマが欲しいわ」

リヴァイ「家計簿をつけてハンジに金の出し入れを報告しよ」

リヴァイ「仕事行く前に二十万放ってきて、いるなら使って、だと?」

リヴァイ「あいつの金銭感覚はおかしい」

リヴァイ「いろいろ買いたいものはあるけど手押しクルマないから少しずつ買い足すことにする」

リヴァイ「帰宅した…」

リヴァイ「昼ごはんは、マルタイの棒ラーメンで済ます。居候は贅沢できねぇからな」

リヴァイ「とりあえず今日は台所の掃除だ。晩飯作れる状態にしないとな…」

リヴァイ「シンクがドロドロだ…キッチンハイターとクレンザーで磨く」

リヴァイ「激落ちくんも買ってきたから、湯呑みの茶渋も落とそう…」

リヴァイ「食器棚にホウ酸ダンゴも入れた…疲れた」

リヴァイ「オーブンを磨いて、ガスコンロも磨く。換気扇もギトギトだ…」

リヴァイ「ふぅ」

リヴァイ「これで台所はなんとか使えるようになったな。買ってきた調味料も入れる。冷蔵庫にも整然と食材を入れる。」

リヴァイ「あ、今度、米びつ先生買わないと」

リヴァイ「まだ他にも汚いところが山ほどあるな。靴箱、風呂、トイレ、ベランダ、窓の桟、エアコンのフィルターも洗いたい」

リヴァイ「少しずつやるか。シーツも洗ってないし、カーテンも洗わないとな」

ハンジ「リヴァイが無職になったから、家で居候させている」

ハンジ「気心の知れた仲だから、別に同居に抵抗はない」

ハンジ「でも結婚前の男女が一つ屋根の下ってまずいのかな?…私、今年で34。実は処女」

ハンジ「なんか昨日、仕事から帰ったら台所がピカピカでめっちゃ美味しいご飯が出来てた」

ハンジ「パジャマもパンツも洗われてタンスに入ってた\(^o^)/」

ハンジ「これってどうなの?女として意識されてない?」

ハンジ「まあ、それより、リヴァイがスゴく出来る人だっていうのに驚いた。コンビニ弁当ばっかりだったのに、リヴァイの手料理無しじゃ生きられない」

ハンジ「なんか今日は他のところの掃除してくれるらしい」

ハンジ「…柔軟剤使ったのかな?」

ハンジ「今日、仕事帰りにケーキでも買って帰ろう。リヴァイとの同居祝いと御礼に」

ハンジ「…それにしても彼の主夫力舐めてたわ。タオルふかふかだったし、臭かった枕カバーも洗濯されてたわ」

ハンジ「私、ストッキングもパンツも脱ぎ散らかして出勤してきたけど、あれ全部リヴァイが拾い集めて洗ってくれたんだよね…」

ハンジ「…」

ハンジ「…今日、帰りに下着買いに行こう…ワコールのとまではいかないでも、トリンプレベルの下着にしないとな…」

ハンジ「なんか新作の下着出てたな。恋するブラだっけ?」

ハンジ「…私、なんか期待してる?」

ハンジ「イヤイヤ!だってあのリヴァイだよ!?無いよね~。リヴァイはさぁ、あの歳だから、誰かと付き合ったことくらいあるだろうし、男にパンツまで洗わせる女なんか女じゃないよねえ?」

ハンジ「…34だしね、私」

ハンジ「よし!ケーキは買った。なにが好きか分かんないから、モンブランとチーズケーキにしたけど、男の人ってケーキ食べるのかなあ?」

ハンジ「ジャスコって本当に便利。夜遅くまで開いてるし、高級品じゃなければだいたいのものは揃うしね」

ハンジ「きちんと計測してもらって下着選ぶのって何年ぶりだろ?…っていうか、クソ高いよね?トリンプレベルのやつで、ブラが4000円、お揃いのショーツが2000円、スリップが5500円…ワコールとかだと一つで一万いったりするよね…」

ハンジ「なん組か買おうと思うと数万円要るわ…あ、ストッキングも新しいの買っとこ…神田うのプロデュースのやつ」

ハンジ「あああ!なんか、化粧品とかシャンプーとかももっといいやつにしたほうがいいのかなあ?」

ハンジ「なんかさあ、なんかさあ。タンスとかにも、なんだ?ポプリ?とか入れたほうがいいの?私臭い?臭いよね…」

ハンジ「ちょっと化粧室で化粧直してから帰ろ…」

ハンジ「なんだか家に帰るのに緊張してきたよぅ…」

ハンジ「うぃ~。帰ってご飯が出来てて、風呂が沸いてるっていいわ~。今日もふかふかの布団にダイブ!」

ハンジ「布団も干されてるし、シーツも洗われてる!」

ハンジ「毎日洗濯したてのパジャマに袖を通すなんて、実家を出て以来だわ!」

ハンジ「リヴァイちゃんとケーキも食べてくれたし、皿まで洗ってくれた…食洗機買おうかって言ったら、俺が洗うから要らんってさ…」

ハンジ「…」

ハンジ「なんか同居っていうより、同棲じゃね???」

ハンジ「…」

ハンジ「ギャー!!恥ずかしい!!」

ハンジ「…リヴァイいつまで居るんだろ?」

ハンジ「あーほんと洗いたてのシーツかかった布団にくるまってるときが至福の一時だわ」

ハンジ「…ねえ。下着は一通り新調して古いのは捨てたけどさぁ。このパジャマヤバくない?これ、おとんのお古なんやけど…。しかも部屋着は中学のときの芋ジャーだし」

ハンジ「リヴァイがウチ来るときはさ、パジャマとか全部買ってあげたけど(UNIQLOのだけどさ)、自分はそのまんまやったわ!」

ハンジ「」

リヴァイ「ハンジが出勤したら、朝食の片付け、洗濯、掃除、買い出しというのが一日の流れだ」

リヴァイ「俺は無くても構わないんだけど、brownの髭そり買って貰った…ちょっと嬉しいわ」

リヴァイ「昨日はひさしぶりにケーキも食った…俺は元々甘いものが嫌いじゃない」

リヴァイ「今日は百均で買ってきたものでリヴァイ式収納術を披露する」

リヴァイ「洗面所でドライヤーがごろごろしてるときには、フック付きのかごをサイドボードにつける。ドライヤーは使ったらそこに入れるだけ」

リヴァイ「下着や靴下なんかの細々したものは、隙間が出来ると崩れやすい。そんなときに引き出しの中に百均の小さなブックスタンドを入れておく。これで仕切りを作ると出し入れしやすい」

リヴァイ「トイレットペーパーは、トイレの壁に百均のカーテンポールを三本ほど渡し、その上に並べれば空間を利用して収納出来る」

リヴァイ「その他、台所の乾物入れだとか、机の上の文房具立てとか、今は百均で十分なものがたくさんあるから便利」

リヴァイ「壁の内側ってジャスコも百均もあって本当に便利だわ」

リヴァイ「ま、無いのは俺の出来る仕事だがな…」

リヴァイ「」

リヴァイ「…職安行ってみようか」

リヴァイ「…今って職安って言わないんだっけ?」

リヴァイ「…そう言えばさ、ハンジの野郎、急に派手な下着になったんだけど?」

リヴァイ「…」

リヴァイ「…もしかして男でも出来たか?」

リヴァイ「…いや、だったら俺と同居だとマズイよな?でもそんなこと言わなかったな」

リヴァイ「出ていったほうがいいんだろうか?行く宛ないけど…」

リヴァイ「」

リヴァイ「出来たらもう少し置いてもらいたいな…」

リヴァイ「なんか女の湯上がりの様っていいよな?洗い髪を生で見たけどなんかすっげえ色っぽかったわ」

リヴァイ「ちょっとあいつの下着ででも抜けるかもしれん」

リヴァイ「今日は職安に行ってきた。職安って今言わないんだが、俺の世代は職安は職安だ」

リヴァイ「なんか面接があるって聞いたから、ハンジのやつにジャケット着てけって持たされた。あいつの私服らしいんだが、コレどうみても男物だよな?」

リヴァイ「…昔の男が置いていったやつとか?」

リヴァイ「クソっ!なんかすげぇ腹立たしくなってきたわ。で、案の定、面接グダグダだった」

リヴァイ「だいたいよぉ、特技や資格はありますか?って聞かれたから、立体機動つったら、もう巨人はいませんけど?って笑いやがった」

リヴァイ「職安のスタッフ、まじムカツク」

リヴァイ「」

リヴァイ「…エルヴィンの野郎は、アデランスのモニターのバイトだとさ」

リヴァイ「何が悲しくて人に頭皮さらしてんだ」

リヴァイ「…とりあえず買い物して帰ろ…」

リヴァイ「ハンジに美味いモン食わしてやらないとな」

リヴァイ「鍋でもいいな…」

リヴァイ「今日はビーフシチューにする。サラダと、干し大根にひじきの煮物。取り合わせはイマイチだが、栄養バランスを考えての献立だ」

リヴァイ「…そう言えば、あいつ今朝は早出とかで朝飯食わずに行ったな…弁当作る時間はなかったから、そこいらのモンで適当に持たせたけど食ったかしらん」

リヴァイ「ま、あいつはいいヤツだな。頭はいいし、仕事は出来る。部屋は汚ないし、本人も汚ないが、風呂に入れたら結構美人だった」

リヴァイ「明日も朝飯食わないなら、なんか持たせるかな…」

ハンジ「今日、リヴァイがハローワークに行くって言ってたけど上手くいったかな?あんまりだらしない格好もあれだからさ、私のジャケット持たせたけど、あれ、おとんのやつだったわ笑。私デカイから、メンズライクな格好するし、男物でも着るからな~」

ハンジ「…」

ハンジ「…仕事見つかったら出ていくんだよね?」

ハンジ「…見つからなかったら、いい…」

ハンジ「…なんて、ね」

ハンジ「あ、そうそう!今朝は朝ごはん食べる暇がなかったんだけど、出掛けにリヴァイが朝ごはん持たせてくれたよ!」

ハンジ「ピーナッツバターのサンドイッチにリンゴとゆで玉子!ラップで巻いて、ジップロックに入ってた!美味しかった!」

ハンジ「リヴァイの女子力たけぇ笑」

ハンジ「…」

ハンジ「…きっといい旦那さんになるよね」

ハンジ「」

リヴァイ「毎日俺たちの生活を綴っていくつもりだったが、なかなかそうはいかない。何故かというと俺は忙しいからだ。だから、少しずつしか投稿出来ないが許して欲しい」

リヴァイ「そう言うことで、俺の一日はハンジのやつに朝飯を食わせることから始める」

リヴァイ「あいつは朝が弱い。まあ、夜も遅いし、激務で疲れているんだろう。因みにやつの再就職先はボラギノールの会社だ。あいつは理系だから研究者として雇われている」

リヴァイ「痔に~はボラギノール♪チャラ~♪」

リヴァイ「最近は朝飯を弁当にして持たせることもある。お握りと卵焼きの日もあれば、パンにバナナの日もある」

リヴァイ「そうしてやつが出勤したら、俺はチラシをチェックする」

リヴァイ「ハンジが新聞をとってくれた。…読売新聞」

リヴァイ「読売にした理由は、契約時のサービス品が一番豪華だったから」

リヴァイ「洗剤詰め合わせ」

リヴァイ「洗剤詰め合わせをバカにしてはいけない。必ず使う消耗品である上に、安売りの日を外すと結構高い」

リヴァイ「しかも俺はクルマの免許もないから当然買い出しは徒歩だが、洗剤は重い…因みに俺は自転車も当然乗れない!」

リヴァイ「…」

リヴァイ「」

リヴァイ「…どうでもいいけどジャスコって今、イオンなんだよね。統合されて。…イオンウォールローゼ店」

リヴァイ「特売品をチェックする。そしてメモに書き出す」

リヴァイ「あいつ、昼も食ったり食わなかったりらしいから、夕飯はしっかり食わさないとな…」

リヴァイ「あいつ、痩せすぎじゃね?」

リヴァイ「…」

リヴァイ「今日は揚げだし豆腐と挽き肉とトマトのグラタン、ポテトサラダ」

リヴァイ「…女はあんなにゴツゴツしてちゃいけねぇ」

リヴァイ「…」

リヴァイ「おやつにスコーンでも焼いて持たせるか…」

リヴァイ「買い出しの前に、今日は各部屋の電気の傘と、風呂場の掃除だ」

リヴァイ「電気の傘にはホコリが相当積もっている。それを見ると俺の血は沸き、肉は躍るぜ」

リヴァイ「ゲホゲホ」

リヴァイ「…」

リヴァイ「次は風呂場だ。台所が腐海だったから、風呂もヤバいと思ったが意外にそこまで汚れてはない」

リヴァイ「…あいつ、風呂に入ってなかったからな」

リヴァイ「」

リヴァイ「水垢には、ズバリ酢だ!ティンクルの酢入り洗剤が効く。そう、あの北斗神拳伝承者が宣伝しているヤツだ…多分」

リヴァイ「…違ったかな?」

リヴァイ「ブラシは百均ので充分。古い歯ブラシもあればなお良い」

リヴァイ「…ハンジの髪の毛」

リヴァイ「…長いな」

リヴァイ「イヤイヤ無いから!!」

リヴァイ「風呂に生えるカビは赤→青→黒の順に落ちにくくなる。早目の掃除を勧める」

ハンジ「今日から一段と寒くなった。ヒートテック最強!!」

ハンジ「しかし灯油が値上がりしたよね。一缶1800円だよ?たけぇ」

ハンジ「でも石油ストーブの暖かさは異常♪エアコンもあるけど、やっぱりストーブがいいわ」

ハンジ「もうすぐボーナスなのが楽しみだね。中途採用だから、そんなに多くはないけどね」

ハンジ「なんかリヴァイに買ってあげようかな?」

ハンジ「そうそう!この前の休みにリヴァイともんじゃ食べに行ったよ!」

ハンジ「もんじゃ、初めて食べたわ。東のほうではよく食べるみたいだけど、私は西出身だから、もんじゃよりお好み焼きかな」

ハンジ「リヴァイも初めて食べたって言ってた。で、リヴァイがもんじゃ焼いてくれたんだけど、結構器用だね、あの人」

ハンジ「いや、家事とかしてもらってるから器用なのは知ってるんだけど。男の人が腕捲りしてハガシを扱ってるのってなんかいいわ」

ハンジ「手先から肘にかけて筋が浮き出てるのがいい。セクシー」

ハンジ「…」

ハンジ「///」

ハンジ「…ジーンズにパーカーはまずかったかな?」

ハンジ「ナナバには有り得ないって叱られたわ」

ハンジ「…今度ナナバに服買うの付き合ってもらお」

リヴァイ「この前、親切なやつにイオンに行く無料バスが出ていると教えて貰ったから、調べて乗ってみた」

リヴァイ「イオンウォールローゼ店」

リヴァイ「これでかなり買い物が楽になったぞ。感謝する」

リヴァイ「この前、ハンジと出掛けた」

リヴァイ「『もんじゃ焼き・壁』」

リヴァイ「…ネーミングセンスがねぇな」

リヴァイ「ブーツも買って貰った///」

リヴァイ「高かったからいいって言ったのに」

リヴァイ「…底が厚くてちょっと背が高くなったぞ」

リヴァイ「金の話は品が下るからあまりしたくはないが、あいつは稼いだらそのまま俺に無駄遣いしそうだから、ボーナスは貯金するようにしよう」

リヴァイ「すでに財形貯蓄の手続きはさせた。天引きだと貯金しやすいからな」

リヴァイ「あとは毎月用途に分けて、それぞれの通帳に貯金していくと、車検代などの大きい額を一度に払わなくていいから楽だ」

リヴァイ「ま、俺は貯金ゼロだけどな!!」

リヴァイ「」

リヴァイ「…どっかに仕事落ちてねぇかな」

リヴァイ「アデランスのモニターのバイトだけは嫌だね」

リヴァイ「再度金の話で気が引けるが、ともかく貯金は大事だ」

リヴァイ「繰り返すが、給料から天引きで貯蓄しないと絶対に貯まらないぞ!」

リヴァイ「余ったらちょっとしようなどと甘い考えでいてはいけない!」

リヴァイ「先に決まった額を毎月貯金しておけば、後の金で生活はなんとか出来る。貯金はすぐに下ろせないような財形貯蓄や、定期、定額貯金がいい」

リヴァイ「クルマの保険料もバカにならないぞ。毎年100000ほど要るとしても、急に用立てるのは難しい」

リヴァイ「そんなときは、クルマの保険料や車検費用のための通帳を一つ作り、毎月5000円でも10000円でもいいから貯金しておく」

リヴァイ「すると、一年後には60000~100000円貯まっているというわけだ!クルマの保険料や車検費用はここから引き出せばよい」

リヴァイ「俺?俺のことなんざどうでもいい」

リヴァイ「まあ、若かったから給料も少なかったし、いつ死んでもおかしくない職業柄貯金に重要性を感じなかったからな」

リヴァイ「…べ、別に、孤児院にランドセル贈ったり、お菓子の詰め合わせ贈ったりしてたわけじゃない」

リヴァイ「…伊達直人」

リヴァイ「極東の国で災害があったときには微力ながら募金したがな」

リヴァイ「かの国の復興を心より願っている」

リヴァイ「…」

リヴァイ「…残りはね、パチンコに使っちゃった☆」

リヴァイ「いやさ、ホラ、娯楽なんかなかったじゃん?だから、ちょっと羽目外したっていうか…」

リヴァイ「ん?機種?あーまあ、そうね、北斗」

リヴァイ「いやだって俺さ、目押し出来ないもん。兵士長やってたから、動体視力には自信があったんだけど、スロットの目押しはね、うん、無理!」

リヴァイ「ペカったら、隣のオニーサンに目押し頼む俺ワロタwww」

リヴァイ「…」

リヴァイ「…俺のケンシロウっていっつも弱いんだよね。北斗神拳伝承者ってあれホント?」

リヴァイ「いっつもトキに『下がっていろ。見ることもまた闘いだ』ってお手本見せて貰ってるのに、なんで次のバトルで剛掌波真っ向から受けてんの?バカなの?」

リヴァイ「まーそんなわけで一文無しに」

リヴァイ「」

トならリヴァイと一日過ごす貴重な休みのはずだったのに!」

ハンジ「リヴァイと言えばさ、女子力っていうか、オカン力?たけぇよ笑」

ハンジ「私が貯金とかいい加減にしてるって知った途端に、いろいろ通帳作らされて、お金の管理バッチリされたんだけど」

ハンジ「まあでも、有難いよねえ。私ずぼらだから、本当に助かるよ」

ハンジ「今度ボーナス出たら、リヴァイにトレーニングマシンか、フランスベッドか買ってあげよ」

ハンジ「今?ソファで寝てる。なんかかわいそうだし、身体に悪いもの」

ハンジ「…この前さ、ナナバに、一緒寝ればいいじゃんって言われたんだけどさぁ…」

ハンジ「私の、ベッドで、リヴァイと、一緒に、寝る」

ハンジ「…」

ハンジ「…いやいや無理だから!ホラ、私のベッド、シングルサイズだし!」

ハンジ「…」

ハンジ「き、きゃぁぁぁあああ!///」

ハンジ「やっやっぱり!ダブルベッド買うべき?!」

ハンジ「違ぁぁああう!」

ハンジ「イヤァァァア!」///

ハンジ「ち、ちょっとお茶飲も」

ハンジ「」

ハンジ「…ふぅ」

ハンジ「…ま、ベッドならリヴァイが出てくときに持っていって貰ったらいいもんね」

ハンジ「…いつかは、そうなるもん」

>>80
冒頭訂正

ハンジ「あ~あ、休日出勤辛いわ。ホントなら、リヴァイと一日過ごす貴重な休みのはずだったのに!」


(今夜はここまで。コメントいつもありがとう!)

リヴァイ「月日の流れとは早いもので、もう師走だ…」

リヴァイ「ここ数年、石油の値上がりが酷い。昨日、ストーブの灯油を買いに行ったのだが18リットル1800円とかまじ受けるwww」

リヴァイ「…何がアベノミクスだ」

リヴァイ「あ?灯油の缶持って帰るの重くないですか?だと?重くねえよ。俺を誰だと思っている!」

リヴァイ「元人類最強現在無職童貞無貯金無資格!」

リヴァイ「…」

リヴァイ「…洗濯しよ」

リヴァイ「先日、ハンジが布団を買ってくれた。俺はソファーベッドでいいっていったんだけど、身体に悪いとかなんとかで結局押しきられた」

リヴァイ「西川の羽毛布団セット」

リヴァイ「メッチャ温い!(*´∇`*)」

リヴァイ「お前ら、知ってるか?羽毛布団の場合は、掛け布団の下に毛布を挟むんじゃねえんだぞ?身体の上に直接羽毛布団を掛けて、その上に毛布を掛けると暖かいらしい」

リヴァイ「と、西川の人が説明してくれた」

リヴァイ「しかしながら俺の寝具は新しいのに、ハンジのヤツは古い布団で寝ているのも気になった」

リヴァイ「そしたら色違いで新しいの買いやがった…お揃い///」

リヴァイ「それはいいとして!俺はシーツや肌着など肌に直接触れるものは、買ってきたら一度洗わないと気がすまねえ」

リヴァイ「ということで今、シーツを洗っている。シーツ類は、無印良品に結構手頃な値段でシンプルな色合いのものがあるぞ!特に夏用の麻のシーツがお薦めだ!」

リヴァイ「布団は天気が悪いので布団乾燥機を使う」

リヴァイ「おや?>>1も布団乾燥機のスイッチを入れに行くようだな…思い出したのか…」

リヴァイ「布団乾燥機は人類の叡智の結晶だと思う」

リヴァイ「真冬の曇天の日でも布団はフカフカぬくぬく。おまけにダニ退治まで出来るぞ」

リヴァイ「もちろん一番は日光消毒だがな…」

リヴァイ「ところで今日はハンジの野郎にクッキーを持たせて仕事に行かせた」

リヴァイ「製薬会社ってのはあんなに激務なもんなのか?あいつ、さらに痩せていってるぞ?昼飯もろくに取れない日もあるらしいからな…」

リヴァイ「何か口にしねえと身体に悪い。ということで焼いてみた。クッキーをね」

リヴァイ「ノンタンのクッキー最高」

リヴァイ「あ゙?ノンタン知らないだと?ノンタン知らねえ三十路は居ないだろうが知らねえヤツはググれ」

リヴァイ「材料。小麦粉200㌘、砂糖100㌘、バター80㌘、卵一個」

リヴァイ「これは適当だが、砂糖は80㌘、バター60か70㌘くらいに減らしても充分美味い」

リヴァイ「混ぜてこねて焼くだけ。オーブン160~170度で15分程度。予熱はしておけよ。あと、焦がさないようにときどき覗け」

リヴァイ「それから、朝ごはんに果物を食べさせる」

リヴァイ「隣の藤本さんにリンゴを、反対隣の吉田にキウイを貰った」

リヴァイ「藤本さんはいいヤツだ…」

~回想~
藤本さん『あら?ゾエさんとこの彼氏さんね~?コレ、お裾分け!』

俺『…どうも』

リヴァイ「な?いいヤツだろ?」

~回想その2~
吉田『あーアンタ、ゾエさんちの弟さんね?似てないわねぇ。大学生?お姉さん見習って頑張りなさいよぉ?』

俺『』

リヴァイ「物を貰っておいてなんだが、あんまりじゃねえか?」

リヴァイ「しかしながら、果物はいくらあっても良い。リンゴもキウイも繊維質が豊富で身体によい」

リヴァイ「吉田の野郎がくれたキウイがまだ固かったから、熟らせるために貰ったリンゴと一緒に袋に入れて常温で放置する」

リヴァイ「これはバナナでも良いのだが、エチレンという物質の作用によってキウイの成熟が早まるのだ」

リヴァイ「もちろん他の果物や野菜を早く食べ頃にしたいときにも使える技だな」

リヴァイ「ただし、冷蔵庫には入れるな。効果が薄まる。常温で放置、だ」

ハンジ「うえ~、仕事疲れたぁ」

ハンジ「ああ肩がバッキバキだよ。早く帰って風呂に入りたいわ~」

ハンジ「製薬会社って結構忙しいもんだねぇ…まあ医薬品は日進月歩してるもんねぇ。競争が激しくなるのも仕方ないよねぇ」

ハンジ「そういや今日、ボラギノールのモニターの募集に見たことある子が応募してきてたなぁ…」

ハンジ「たしかエレンやアルミンと同期の子だったはず!…名前なんだっけ?」

ハンジ「…」

ハンジ「…確か、ラ、ラ…」

ハンジ「ああ!ライナーって子とベルなんとかって子だわ!」

ハンジ「こんなに若いのに、痔???って思ったんだけど、なんだか訳がありそうで深く聞けなかったよ…」

ハンジ「ライナーって子がベルなんとかの肩を抱いて、スマン俺のせいだ許してくれ、とかなんとか」

ハンジ「(´Д`)」

ハンジ「まあ、人にはいろいろな事情があるもんね?」

ハンジ「痔を舐めてたらいけないよ?赤ちゃんを産んだ人は痔になりやすいし、男の人だって結構痔になるんだ。若い人でも便秘が酷かったりすると痔になるしね」

ハンジ「おかしいと思ったらまずお医者さんところに行ってみよう!」

ハンジ「そう!それからね、今日のおやつはなんとリヴァイ手作りのクッキーだったよ!」

ハンジ「この前、ホットケーキミックスで作ったというスコーンが入ってたときも大概驚いたけど、クッキーまで作れるとはねえ」

ハンジ「しかも、これがメチャメチャ美味いんだわ。プレーンとコーヒー味があってさ。ちゃんと型抜きで作ってるの!」

ハンジ「もう毎回リヴァイの女子力の高さには驚かされるよ~」

ハンジ「…なんかお礼したいなぁ」

ハンジ「…」

ハンジ「…ねえ、リヴァイの誕生日ってさぁ…12月25日、だよね?」

ハンジ「…」

ハンジ「…今月の、クリスマス、だよね?」

ハンジ「」

(今日はここまで!こんななんの盛り上がりもないスレに支援や保守やらありがとうございます。生活臭が漂い過ぎてますが大丈夫でしょうか?
あ、野菜ネタは次回書きます。いつもありがとう!)

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