ほむら「巴マミに取り憑かれた」(428)
ほむら(巴マミが死んでしまった……)
ほむら(けれど、これでまどかも美樹さやかも契約することはないでしょう……)
ほむら(……そろそろ寝ましょう)
ほむら「Zzz……」
ボウッ……
<翌朝>
ほむら「……」ムクリ
ほむら(今日はあまり眠れなかったわね……)
ほむら(でも……そんなこと言ってられないわ)
ほむら(まどかを助ける為に、今日も頑張らないと……)ムニュ
ほむら「……ムニュ?……」
ほむら「……」チラッ
マミ「Zzz……」
ほむら「……え」
ほむら「きゃあああああああああ!!!!!」
マミ「な、何!?」ガバッ
ほむら「こ、来ないで!!!!!」ガタガタブルブル
マミ「あ、暁美さん!お、落ち着いて!!」
ほむら「な、何で私のところに出てきたの!?」ガタガタブルブル
マミ「わ、わからないけれど……とにかく、私の話を……」
ほむら「こ、来ないでぇぇぇぇぇ!!!!!」ガタガタブルブル
マミ「……ふふ」
ほむら「!?」
マミ「あははははははは!!!!」
ほむら「な、何がおかしいのよ!?」
マミ「だ、だって、おかしいじゃない?クールなあなたが私を怖がるなんて?」
ほむら「し、死んだはずの人間が自分の隣で寝ていれば、誰でも怖がるわよ!!」
マミ「そうね、ごめんなさい。ふふっ」
ほむら「……」
マミ「あら、美味しそうな朝ご飯ね」
ほむら「……食べる?」
マミ「食べたくても食べれないの、ほら」スカッ
マミ「ね?どうやら、暁美さん以外には触ることが出来ないみたい」
ほむら「私……以外?」
マミ「ええ、暁美さんにだけは何故か触れられるの」
ほむら「そう……で、何故ここに居るか教えてほしいのだけど」
マミ「わかったわ。食べながらでいいから聞いてちょうだい」
ほむら「ええ」
マミ「私が魔女に食べられた後……気付いたら、眠っているあなたの隣に居たの」
マミ「自分でも何が起こっているかわからないから、起こそうと思ったのだけど」
マミ「暁美さんがすごく気持ち良さそうに眠っているから……起こしづらくて……」
ほむら(すごく目覚めの悪い朝だったのだけど)モグモグ
マミ「で、暁美さんが起きるの待とうと思って、部屋の中見てるうちに物に触れないことに気付いて……」
マミ「その時よ、私が幽霊ってことに気付いたのは」
マミ「とりあえず、そのままでいても暇だから、外に出ようと思ったら」
マミ「暁美さんから一定の距離以上離れられないことに気付いたの」
マミ「だから、やること無くなっちゃって……横になって暁美さんの寝顔見てたら……」
ほむら「いつの間にか寝ていたということね……」
ほむら「……それより、ずっと見ていたの?……寝顔」
マミ「ええ、すごく可愛いかったわ」
ほむら「……」
ほむら「ところで、あなたはどうすれば成仏するのかしら」
マミ「私に居なくなってほしいの?」
ほむら「じゃあ逆に聞くけれど、私と一緒に居たいの?私に敵意を向けていたじゃない」
マミ「確かにそうだけど……鹿目さんと美樹さんのことが心配で……」
マミ「あ!私が死んだ後、二人はどうなったの!?」
ほむら「安心しなさい、二人とも無事よ」
マミ「そう……よかった」ホッ
マミ「でも、あなたが助けてくれるとは意外だったわ」
ほむら「私の目的は二人を殺すことではないから」
マミ「そうね……あなたは二人を魔法少女にしないことが目的よね」
ほむら「……」
<学校 授業中>
ほむら(まどかと美樹さやかはもちろん、インキュベーターも巴マミを見ることが出来なかった)
ほむら(やはり、私にしか見えないようね)
ほむら(それより……巴マミはこれからどうしようかしら……)
ほむら(私の目的を話してもいいのだけど……どうせ、誰にも伝えられないのだから……)
ほむら(でも、巴マミは確実にショックを受けるでしょうね……やはり、このまま知らないほうが……)
ほむら(とりあえず……)
マミ「暁美さん、授業はちゃんと受けたほうがいいわよ」
ほむら(さっきからうるさい……)
<昼休み>
マミ「もう、どうして授業を真面目に受けないの?」
ほむら「……その理由を説明してもいいけれど……聞いても後悔しないでちょうだい」
マミ「後悔……?」
ほむら「まあ、いずれ私と一緒に居れば知ることかもしれないけど」
マミ「だったら、今聞かせて」
ほむら「……本当にいいの?」
マミ「ええ」
ほむら「わかったわ……
ほむら「私は……未来から来たの」
マミ「未来……から……?」
ほむら「わかったかしら、私の目的が」
マミ「……」
ほむら「……聞かなければよかった、って思ってる?」
マミ「それもあるけど……その……暁美さんに今まで迷惑かけてたことが……」
ほむら「しょうがないわ。あなたは知らなかったのだから」
マミ「でも……迷惑かけたお詫びがしたいの!暁美さんの役に立ちたいの!」
ほむら「私にしか触れられないのにどうやって助けるの?」
マミ「ええと……じゃあ、肩を揉むわ!」モミモミ
ほむら「その必要はないわ。私は肩こらないもの」
マミ「本当……全然こってない……私、結構肩こるからみんなもそうなんだと……」
ほむら「……」イラッ
マミ「とにかく、暁美さんの力になりたいの!」
ほむら「そう」
マミ「もし、辛くなったら私が抱きしめてあげてもいいわよ!」
ほむら「……さてと……そろそろ教室に戻らないと……」
マミ「無視しないで!」
マミ「そういえば私のこと、鹿目さん達には話さないの?」
ほむら「無意味よ、信じてくれないわ」
マミ「でも、私とあの子達しか知らないことを話せば……」
ほむら「……仮に信じてもらえたとしてどうするの」
マミ「それは暁美さんの目的を話して……」
ほむら「あなたの存在が信じてもらえたとしても、それを信じてもらえるかは別の話よ」
マミ「そう……どうにか暁美さんの役に立ちたかったのだけど……」
ほむら「そんなこと考えなくてもいいのよ。私は別に気にしてはいないから」
マミ「……」
<放課後>
まどか「私がもっと早くにほむらちゃんの話を聞いていたらマミさんは……」
ほむら「気に病む必要はないわ。それで巴マミの運命が変わったわけじゃない」
ほむら「けれど、あなたの運命は変えられた。一人が救われただけでも私は嬉しい」
まどか「……ほむらちゃんはさ……昨日みたいに人が死ぬところ、何度も見てきたの?」
ほむら「ええ、そうよ」
まどか「どれくらい……?」
ほむら「数えるのも諦めるほど」
まどか「……マミさんが死んじゃったこと、誰も気付かないの?」
ほむら「巴マミには遠い親戚しか身寄りがいない。失踪届けが出るのは当分先でしょうね」
ほむら「向こう側で死ねば死体だって残らない。彼女は永久に行方不明のまま。魔法少女の最後なんてそんなものよ」
マミ「……」
まどか「……酷すぎるよ。マミさんは……みんなの為にずっと一人で戦ってきたのに」
まどか「誰にも気付いてもらえないなんて……寂しすぎるよ……」
ほむら「元々そういう契約で私達はこの力を手に入れた」
ほむら「誰の為でもない、自分自身の祈りの為に戦い続けるの」
ほむら「誰にも気付かれなくても忘れ去られても、それは仕方のないことよ」
マミ「そうね……あなたの言う通りね……暁美さん」
まどか「……」
まどか「私、マミさんの事忘れない」
マミ「鹿目さん……」ウル
ほむら「そう言ってもらえるだけ巴マミは幸せよ、羨ましいほどにね」
まどか「ほむらちゃんの事だって忘れないよ!」
ほむら「!」
ほむら「昨日助けてくれた事、絶対忘れたりしないから!」
ほむら「……覚えてるわけないじゃない」ボソ
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「ごめんなさい、何でもないわ……さようなら」
まどか「ほむらちゃ……行っちゃった……」
ほむら「……」
マミ「鹿目さん……本当に優しい子ね……」
ほむら「けれど……その優しさがもっと大きな悲しみを呼び寄せることになる」
マミ「そうしない為にも、頑張らないと!」
ほむら「ええ、そうね。……あなたは頑張りようがないけど」
マミ「わ、私だって、が、頑張るわよ!」
ほむら「何を?」
マミ「何かを!」
ほむら「……」
さやか「よっ」
ほむら「……!」
マミ「美樹さん……!そんな……!」
さやか「遅かったじゃん、転校生」
マミ「美樹さん、契約してはダメなのよ!」スカッスカッ
マミ「もしかしたら……あなたは……!」スカッスカッ
ほむら「……」
ほむら(本人は真剣なんでしょうけど、笑いを取ろうとしてるようにしか見えない……)
さやか(なんか……生暖かい風を感じるような……)
<ほむらの家>
マミ「美樹さん、契約してしまったわね……」
ほむら「そうね……もっと美樹さやかの事を見張っておくべきだったわ」
マミ「けど……鹿目さんが魔女に襲われてたみたいだし、そこを助けてくれたのは感謝すべきね」
ほむら「……そう……かもね」
ほむら「いただきます」
マミ「……暁美さんの手料理美味しそう」
ほむら「普通よ」
マミ「それでも、一度でいいから暁美さんの手料理食べてみたかったなぁ……」
ほむら「……」モグモグ
マミ「……」ジーッ
ほむら「……何よ」
マミ「その……口移しなら食べれるんじゃないかと思って……」
ほむら「!?」
マミ「あ、嫌ならいいの!その……口移しなんて嫌よね……」
マミ「それに上手くいくかもわからないし……」
ほむら「いいわよ、別に」
マミ「ほ、本当!?」
ほむら「何を食べたいの」
マミ「じゃ、じゃあ、肉じゃがで……」
ほむら「じゃあ、やるわよ。顔近づけて」
マミ「え、ええ……///」
ほむら「恥ずかしがらないでよ、こっちまで恥ずかしくなるじゃない」
マミ「全然そんな風に見えないんだけど……」
ほむら「……」パクッ
マミ「……///」
チュ
レロ
マミ「……あ……食べれたわ!」モグモグ
ほむら「味はどうかしら」
マミ「美味しいわよ、とっても」ニコッ
ほむら「そう、それはよかったわ」
マミ「そ、それより……どうだった?口移し?」
ほむら「……癖になりそうね」
マミ「ええ!?///」カァッ
ほむら「嘘よ」
マミ「……もう!」
マミ「……///」
ほむら「……ふぅ」
ほむら「……で、何故あなたまでお風呂に入ってるのかしら」
マミ「だって、幽霊になってもお風呂には入りたいじゃない?」
ほむら「……で、湯加減は?」
マミ「何も感じない……」
ほむら「でしょうね」
マミ「だったら、こうよ!」ダキツキッ
ほむら「な、何よ!?」
マミ「こうやって暁美さんに抱きつけば、温かいでしょ?」
ほむら「……はぁ」
ほむら「そろそろ寝ましょう……と、言いたいところだけれど」
ほむら「どうして私に抱きついているの?」
マミ「だって、こうしたほうが温かいんだもの」
ほむら「……」
マミ「別に暁美さんが私に抱きついてもいいのよ?」
ほむら「絶対しないわ。おやすみなさい、巴マミ」
マミ「照れちゃって……ふふ」
マミ「おやすみ、暁美さん」
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QB「魔法少女は産む機械」
まどか「まどマギのSS書いてる人、読んでる人集まれ!」
まどか「皆、どんなSSが読みたいの?」
QB「魔法少女は産む機械」
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」 まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
トレイン「魔法少女?」
ブリジット「魔法少女?」
ブリジット「学園都市……?」
マミ「獣姦って気持ち悪い」 QB「顔殴るぞ!」
ブリジット「魔法少女?」
ゲンドウ「魔法少女?」
で誰かスレ建てて下さい…
ほむら「う、う~ん……」ムクリ
ほむら「……」チラッ
マミ「Zzz……」
ほむら(やはり夢ではなかったわね……)
ほむら(そういえば、私から離れられないって言っていたけれど)
ほむら(巴マミが動けない状態で、私がその範囲以上移動しようとすればどうなるのかしら)
ほむら(……試してみましょう)
ほむほむもマミさんの肩こりを憑依されて味わえればいいのに
ほむら「……」テクテク チラッ
マミ「Zzz……」
ほむら(思ってたより離れられるのね……2mくらいかしら……)テクテク……
ドスン!
マミ「きゃあ!?」
ほむら「おはよう、巴マミ」
マミ「お、おはよう……えっとこれは一体……」
ほむら「……」テクテク
マミ「痛い痛い!歩くのやめて、暁美さん!!」ズルズル
ほむら(無理して移動しようとすれば、無理矢理引きずられるのね……)
マミ「もう……痛かったのよ?」
ほむら「ごめんなさい。ただ、どうなるか知りたかったから」
マミ「確かにね……一生このままかもしれないし……」
ほむら「……」
マミ「どうしたの?黙り込んで」
ほむら「……あなたに塩かけたらどうなるのかと思って」
マミ「それだけはやめて!」
ほむら「目の前のでかいスイカがにくいので塩を振って食べたくなった、殺意はなかった」
マミ「さぁ、今日も頑張りましょう!」
ほむら「どうしてそこまでテンションが高いの……」
マミ「暁美さんを元気づけようと思って」
ほむら「十分元気よ。さぁ、行くわよ」
マミ「……」
<放課後>
ほむら「それで話って何かしら」
まどか「あ、あのね、さやかちゃんとね……仲良くしてあげてほしいの!」
ほむら「……美樹さやかの事が心配なのね」
まどか「……うん。さやかちゃん、平気だって言ってるけど……」
まどか「マミさんの時みたいになったら、って思うと怖くて……」
マミ「鹿目さん……」
まどか「私じゃ、もう力になってあげられないし……」
まどか「だから、ほむらちゃんにお願いしたいの」
まどか「さやかちゃんはすぐ誰かとケンカしたりしちゃったりするけど、本当はすっごくいい子なの」
まどか「優しくて勇気があって、誰かの為と思えばいつも必死で……」
マミ「暁美さん、鹿目さんの言う通り、美樹さんの力になってあげ……」
ほむら「魔法少女としては致命的ね」
まどマミ「!?」
ほむら「度を超した優しさなら甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる」
ほむら「そしてどんな献身にも見返りなんてない……だから、巴マミは命を落とした」
マミ「……!」
まどか「そんな言い方……!」
ほむら「美樹さやかは契約するべきではなかった。彼女も監視しておかなかったのは私のミス」
ほむら「悪いけど、彼女の事は諦めて」テクテク
まどか「……」
まどか「……どうして……なの?」
ほむら「……」
マミ「……私が間違っているとでも言うの」
ほむら「いいえ。あなたの事は尊敬しているし、間違っているとも思わない」
ほむら「けれど、美樹さやかは……彼女には無理よ」
マミ「だから、あなたがサポートしてあげれば……!」
ほむら「それに今、彼女に構っている時間はないわ」
ほむら「おそらくこの街に、佐倉杏子が来る……」
マミ「……!……佐倉さんが……」
杏子「これで終わりだよっ!」バッ
さやか「!」
まどか「キュゥべえ……私……!」
ほむら「その必要はないわ」
カチッ
マミ
デブ
ブタ
マブ
デミ
ブミ
マタ
デタ
ブブ
マミ「これが暁美さんの魔法……」
ほむら「私に触れていなくても、自由に動けるのね」
マミ「そうみたいね」
ほむら「さぁ、美樹さやかを動かさないと」
マミ「暁美さん頑張って!」
ほむら「……」
ほむら(さっきの真面目な態度はどこへ消え失せたのかしら……)
杏子「な……あたしが外した!?」
杏子(いや……違う!)
杏子「テメェかっ!何しやがった!?」ダッ
フッ
ほむら「……」
杏子「!?」
マミ「暁美さん!カッコいいわよ!!」
ほむら(……もう……永遠に黙っててほしいわね……)
杏子「な、何だ!?……ああ、そうか。あんたが噂のイレギュラーって奴か」
さやか「……また……お前かよ……邪魔すんな!」バッ
カチッ
ほむら「しばらく、眠ってもらうわよ……美樹さやか」
マミ「ダメよ!」ガシッ
ほむら「!?……な、何をするの、巴マミ!」
マミ「そういう事するから、美樹さんが協力してくれないのよ。ここは穏便に……」
ほむら「向こうが協力する気無いじゃない!」
マミ「だから、何とかして話し合いの場を……」
ほむら(……このままじゃ、時間がもったいない)
ほむら「わかったわ。美樹さやかに何もしないから離して」
マミ「ええ」バッ
ほむら「……」
カチッ
さやか「!……いつの間に!?」
ほむら「私に攻撃しても無駄よ。それに私はあなたに構っている暇はないの」
さやか「……!」イラッ
杏子「おい、あんた、一体誰の味方なんだ?」
ほむら「私は冷静な人の味方で無駄な争いをするバカの敵。あなたはどっちなの、佐倉杏子」
杏子「!?……あんた、どこかで会ったか?」
ほむら「さあ」
杏子「……まるで手札が見えないとあっちゃねぇ……」
杏子「今日のところは退いた方が良さそうだ」
ほむら「賢明ね」
さやか「逃げる気!?」
杏子「ふん、あたしに負けそうになった奴が何言ってんだか」タッ
まどか「さやかちゃん、大丈夫!?」
さやか「ま、まあ、何とか……」
まどか「ほむらちゃん……助けてくれたんだよね……?」
ほむら「言ったわよね、鹿目まどか」
ほむら「あなたは関わり合いを持つべきじゃないと……もう散々言い聞かせたわよね」
ほむら「一体何度忠告させるの、どこまであなたは愚かなの」
さやか「まどかは愚か者なんかじゃない!」
さやか「……あたしの為にここまで着いて来てくれた……勇気があるの!」
ほむら「それが愚かだと言っているの」
さやか「ふん……それでも、マミさんを見殺しにしたあんたよりマシだ!」
ほむマミ「え?」
あれ、原作に無いよなこれ
死体やないですか
マミ「美樹さん、勘違いしてるみたいだけど……」
ほむら「美樹さやか、あなたは勘違いしてるわ。私は巴マミを見殺しになんかしていない」
さやか「よくもまぁ、堂々とそんな嘘が……」
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんの言ってる事は本当だよ」
さやか「え……マジ?」
まどか「うん。マミさんの魔法で身動き取れなくなってたの」
さやか「……」
さやか「……そ、それは謝る……ごめん」
さやか「と、とにかく!まどかは愚か者なんかじゃない!!」
ほむら「……」
マミ「ねぇねぇ、もしかしたら美樹さんと協力するチャンスじゃないかしら!」ユサユサ
ほむら「……」
普通こうだろ
まどか「うん。マミさんの魔法で身動き取れなくなってたの」
さやか「こんな奴を庇うな!!!」
さすがはデブだ
どちらかというとこっちになりそうだな
まどか「うん。マミさんの魔法で身動き取れなくなってたの」
さやか「そんな・・マミさん自業自得じゃん!」
マミ「わーん」
ほむら(正直、美樹さやかより佐倉杏子と組みたいのよね……)
さやか(上条恭介や志筑仁美とのいざこざで魔女になる可能性が大きいし……)
ほむら(けど……)
マミ「ほらほら!早く美樹さんに手を組もうって言いましょう!」ユサユサ
ほむら(巴マミも面倒くさいし……はぁ……)
ほむら「美樹さやか……手を組まない?」
さやか「え?」
まどか「ほむらちゃん!お願い聞いてくれるの!?」
さやか「まどか……もしかして、こいつにあたしと協力してなんて頼んだんじゃないでしょうね!?」
まどか「えっと……それは……」
ほむら「まどかは関係ないわ。あなたに協力してほしいことがあるの」
さやか「……どうせくだらないことでしょ、あたしはあんたと手を組んだりしないから」
さやか「行こう、まどか」
まどか「あっ、でも……」
さやか「いいから!」
ほむマミ「……」
流石さやカス
<ほむらの家>
マミ「その……ごめんなさい」
ほむら「別に気にしていないわ」
マミ「結局、暁美さんの邪魔をしただけになっちゃったし……」
ほむら「けど、美樹さやかは私に対して誤解をしていたみたいだから」
ほむら「それを解いただけでも十分よ」
マミ「ううん、もっとちゃんと役に立ちたいの!」
マミ「だから、明日はもっと頑張るわ!!」
ほむら「なら、あの応援はやめてほしいのだけど」
マミ「……ダメ?」
ほむら「ダメ」
マミ「……」シュン
もうメルトスルーしてますよ^^
マミ
デブ
ブタ
マブ
デミ
ブミ
マタ
デタ
ブブ
ほむら「今日も私に抱きついて寝るの……?」
マミ「もちろん!別に私に抱きついてもいいのよ?」
ほむら「絶対しないわ」
マミ「もう、こんな時ぐらいゆっくり休めばいいのに」
ほむら「十分休んでいるわ」
マミ「嘘、暁美さん、今も張りつめてる」
ほむら「……」
マミ「休めるときに本当に休んでおかないと、大変なことになるわよ?」
ほむら「大丈夫よ……おやすみなさい、巴マミ」
マミ「……」
マミ「……おやすみなさい、暁美さん」
ほむほむはもう土下座してでも、マミさんの胸に泣きつくといい
<翌朝>
ほむら「う、う~ん……ん?」
マミ「Zzz……」ギュウウ
ほむら「……」
ほむら(何でこんなに強く抱きしめてるのよ!動けないじゃない!)
ほむら「巴マミ!早く起きなさい!!」
マミ「Zzz……」ギュウウ
ほむら「巴マミ!!!!!」
マミ「ひゃ、ひゃい!」ゴロ
ほむら「え」ゴロ
マミ「え?」ゴロ
ドスン!
ほむら「……」
マミ「……ごめんなさい」
ほむら「……一瞬、本気であなたに塩かけようかと思ったわ」
マミ「本当にごめんなさい!!」
ほむら「……もういいわよ。さぁ、学校に行くわよ」
マミ「え、ええ!」
マミ「そういえば、佐倉さんはどうするの?」
ほむら「放課後、接触して協力してもらうわ」
マミ「どうやって?」
ほむら「大したことじゃないわ」
マミ「?」
<放課後 ゲーセン>
杏子「よぉ、今度は何さ」
ほむら「この街をあなたに預けたい」
マミ「え……?それってどういう……」
杏子「どういう風の吹き回し?」
ほむら「魔法少女はあなたみたいな子に相応しいわ。美樹さやかでは務まらない」
ほむら「それと彼女の事だけど、あなたは今後手出しはしないで。私が対処する」
杏子「ふん……この街を頂くのはそのつもりだったけどさ、あんた何者?一体何が狙いなのさ」
ほむら「二週間後、この街にワルプルギスの夜が来る」
マミ「!……ワルプルギス……」
杏子「何故わかる」
ほむら「秘密。そいつさえ倒せば私はこの街から出て行く。あとはあなたの好きにすればいい」
マミ「ええ!?そ、それでいいの、暁美さん!!」
杏子「ワルプルギスの夜ね……一人じゃあ確かに手強いが二人掛かりなら勝てるかもな」
杏子「……喰うかい?」
ほむら「……」
マミ「ほ、本当によかったの!?あんな約束をして!?」
ほむら「ええ、私はまどかを救えればそれでいい」
マミ「でも……鹿目さんと離れてもいいだなんて……そんなの寂しすぎるわ……」
ほむら「私はこの命を捨ててでもあの子を守る……それでいいの」
マミ「……」
<翌日 夜>
杏子「うざい奴にはうざい仲間もいるもんだねぇ」
ほむら「じゃあ、あなたの仲間はどうなのかしら」
杏子「げ……」
ほむら「話が違うわ、美樹さやかには手を出すなと言ったはずよ」
杏子「あたしじゃなくてあっちがふっかけて来たんだぜー?」
ほむら「同じよ、私が相手をする」
杏子「ふん……じゃあ、こいつを喰い終わるまで待ってやる」
ほむら「十分よ」
マミ「あ……そんなこと言ったら……」
さやか「なめるんじゃないわよ!」
マミ「ほら……美樹さん、怒っちゃたじゃない……」
さやか「なめるんじゃないわよ!」
ペロペロ
まどか「さやかちゃん、ごめん!」
さやか「まどか!?」
ヒュッ
ほむら「!」
カチッ
ほむら「行くわよ、巴マミ!」
マミ「え、ええ!」
スタッ
ほむら(早くあの車を追いかけないと……)
ほむら「走るわよ、巴マ……」
マミ「痛い……」ウルウル
ほむら「……幽霊なのに?」
マミ「……引きずられたときに痛いって言ったじゃない」
ほむら(そういえばそうね……なら、あの高さから降りたらそれは確かに……)
ほむら「……歩ける?」
マミ「……ごめんなさい」
ほむら「……」
マミ「ごめんなさい、暁美さん……おんぶさせてしまって……」
ほむら「別にいいわよ」タッタッタ
マミ「……迷惑かけてばかりね」ボソ
ほむら「何か言った?」タッタッタ
マミ「ううん……なんでもない」
ほむら「……?」
マミ「ごめんなさい、暁美さん……おんぶさせてしまって……」
ほむら「別に…いいわよ…(重っ」プルプルダッダ・・・
マミ「……迷惑かけてばかりね」ボソ
ほむら「何か言った?(重い重い重い重い」ダッダ…ゼェゼェ…プルプル
マミ「ううん……なんでもない」
ほむら「……?っ」プルプル
ほむほむが不条理にブチ切れる寸前
<ほむらの家>
マミ「美樹さん……これからどうなるのかしら……」
ほむら「自分が人間でなくなったことに悩むでしょうね」
マミ「……何とか励ましてあげられないかしら」
ほむら「……今の彼女に何を伝えるというの」
マミ「……それでも……何か……じゃないと、美樹さんは……!」
ほむら「もし、美樹さやかが呪いを生み始めれば……その時のことは考えてあるわ」
マミ「……?」
<数日後 ほむらの家>
ほむら「ワルプルギスの出現予測はこの範囲」
杏子「その出現範囲の根拠は?」
ほむら「統計よ」
杏子「統計?この街にワルプルギスが来たなんて聞いた事ないけど?」
ほむら「……」
杏子「お互い信用しろなんて言える柄でもないけどさ」
杏子「もうちょっと手の内見せてくれたっていいんじゃない?」
マミ「暁美さん、佐倉さんの言う通りよ。もうちょっと佐倉さんに……」
「それは是非僕からもお願いしたいね、暁美ほむら」
マミ「……キュゥべえ」
杏子「どこから出てきやがった、てめぇ」
QB「やれやれ、せっかく重要な情報を知らせにきたのになぁ」
杏子「はぁ?」
QB「美樹さやかの消耗が予想以上に早い」
QB「魔法を使うだけでなく彼女自身が呪いを生み始めた」
ほむら「!」
杏子「お前のせいだろ……」
マミ「ということは……このままじゃ……」
QB「このままだとワルプルギスの夜よりも先に厄介なことが起きるかもしれない」
QB「注意した方がいい」
杏子「厄介なこと?なんだそりゃ」
QB「彼女なら知ってるんじゃないかな?……暁美ほむら」
ほむら「話は聞いたわ、消えなさい」
杏子「……?」
マミ「暁美さん……どうするの?」
ほむら「……」
さやか「うおらぁぁぁ!!」
シュゥゥゥン
さやか「うっ……」ガクッ
ほむら「どうしてわからないの」
さやか「!」
ほむら「余裕がないのなら魔女だけを仕留めなきゃダメなのよ」
ほむら「使いなさい、ソウルジェムはもう限界のはずよ」
マミ「美樹さん!暁美さんの言う通りにして!」
さやか「今度は何を企んでいるのさ……」
ほむら「いい加減にして、もう他人を疑ってる場合じゃないの」
ほむら「あなた、このままだと……死ぬわよ」
さやか「……」
さやか「それでもいいよ」
マミ「美樹さん!?」
さやか「あたしはあんた達とは違う魔法少女になるって決めたんだ」
さやか「だから、誰かを見捨てたり利用もしない、見返りだっていらない」
さやか「それでもし魔女が殺せなくなった時は……あたしは用済みさ」
さやか「魔女に勝てないあたしなんてこの世界にはいらないよ」
マミ「……そんなこと言わないで……美樹さん」
ほむら「……私はあなたを助けたいだけなの。なのにどうして信じてくれないの」
さやか「あんたが嘘つきだからだよ」
さやか「あんた、何もかも諦めた目をしてる。いつも空っぽの言葉を喋ってる」
さやか「本当はさ、あたしの為とか言いながら全然別のこと考えてるでしょ」
さやか「ごまかしきれるもんじゃないよ、そういうの」
ほむら「……そう」
マミ「そんなことないわ!暁美さんだって美樹さんのことを……」
ほむら「あなたって鋭いわ」
マミ「え……?」
ほむら「ええ、図星よ。私はあなたを助けたい訳じゃない」
ほむら「あなたが破滅していく姿をまどかに見せたくないだけ」
さやか「……まどかは関係ないでしょ」
ほむら「あるわ、全てはあの子の為」
ほむら「ここで私を拒むならどうせ死ぬしかない」
ほむら「これ以上まどかを悲しませるくらいなら……いっそこの場で殺してあげるわ」
ほむら「美樹さやか!」
マミ「ダメよ、暁美さん!」
>>200
Kじゃね?
>>209
M→マミ
タッタッタ
杏子「ほむら!テメェ、さやかに何するつもり……だ」
ほむら「くっ……!」
さやか(何やってんの、こいつ……)
マミ「美樹さんを殺させはしないわ!」
ほむら「巴マミ……やめなさい……!このままだと……!」ボソ
マミ「美樹さんを殺すのをやめないと……こうよ!」コチョコチョ
ほむら「うっ……ぷぷ……や、やめなさい……」
マミ「美樹さんを殺すのをやめるまでやめないわよ!」コチョコチョ
さや杏(……何やってんだろう、こいつ)
ほむら「ぷ……い、いい加減にしなさい……巴マミ!!」
さや杏「……え?」
ほむら「あ」
マミ(これはチャンスね!)
黄金の美脚(笑)
さやか「今、マミさんの事……呼ばなかった……?」
ほむら「き、気のせいよ」
杏子「あたしもこの耳でちゃんと聞いたぜ。どういうことだ?」
ほむら(……どうせ言っても信じられないし……どうすれば……)
マミ「暁美さん!我慢して!」オヒメサマダッコ
ほむら「きゃあ!?」
さや杏「」
マミ「暁美さん!我慢して!」オヒメサマダッコ
ほむら「きゃあ!?」アブラクセェェェェェェェェェェェ!!!
PSP版で、デミさん初登場回の銃撃技名が無限の銃弾と明かされた。
これにブミさん流に厨二ルビを打つならどうしようか。
杏子「……で、つまり」
さやか「マミさんが今ここにいるってこと?」
ほむら「ええ……」
マミ「そうよ」ヒョイ
ほむら「……やっぱり、はい、のときにお姫様だっこをするのやめてほしいのだけど」
さやか「だって、くすぐりじゃ演技かもしれないじゃん」
マミ「美樹さんの言う通りね」ヒョイ
ほむら「……疲れないの?」
マミ「やっとみんなにわかってもらえたから元気よ!」
ほむら「……」
無限の銃弾(インフィニティア・パロトーラ)と言った所だろうか
イタリア語的に。
>r l | ,/ / ヽ
/ __|i 〉 ,. / 、 `、
ム (( ,,./ / / / ヽ ヽ i
/ / >r,| / イ // | l ト、|
'´´゛//,L/| | | __,/_|-/ // , --、l_,|、 |ヽ|
// | | | '´/ ヽ|/ / |/ヽ .ト、|
/イ ,/l | l .〃 yr=ミ:、 !/行ミt | / =、
,/ヽ、 | / ヽヽ| i、| .{_ヒri}゙ ゙ ヒrリ.》....| /,.\、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ
| \ー、__l|_>、ヽヽ,,ー‐' i ー‐' | /``ミミ, i'⌒! ミミ=
ヽ \_ ____;iヾ .{ニニニィ /.= -三t f゙'ー'l ,三
r、 `ヽ、 `゛゙ ー<´ヽ、 ∨ } _,<__r'´ ,シ彡、 lト l! ,:ミ...
| `ー -`=-、____,.--r-,-iヾ 、 _ .゙こ三/.,..イ´ / | .../^'''7 ├''ヾ!
\ .\-----/ // ヽヽ<` 二´ _.イ /`ヽ、. / l ト、 \.
}、__ `> / // \ , | //´,. / / 〃ミ ,r''f! l! ヽ.
__/___,}`゛゛´/ | |, ,.. --'´,l_|_`< /.ノ , ,イ,: l! , ,j! , ト、
/ / / l / r'´ ,.イ/ l,|\ `ヽ、 l/ / ./ ィ,/ :' ':. l ヽ.}
| { / / ヽ-'/ /rrA ゛、 \ ,/ |./ :: ,ll ゙': ゙i./
ヽ゛、 、 / ./ ./ |.|.| | | ` .../ /ll '゙ !
`゛ Y / ./ /,. |.|.| | | V../' ヽ. リ _
| ー | L, / r--< | | l./ ヽ /
杏子「おいマミ、ほむらの目的知ってんのか?」
マミ「ええ」ヒョイ
さやか「マミさんは……その目的を助けたいと思ってるんですか?」
マミ「ええ」ヒョイ
ほむら「……」
さやか「……話してよ、転校生」
杏子「ああ、ここまで来たら話さないわけにはいかないな」
さやか「マミさん、嘘吐いたり、隠し事してたら、お姫様だっこしていいですよ」
マミ「任せて!」ヒョイ
ほむら「……」
| | | .| |/ / | / | / ,-|-r T´ | || |
.! l ! | |.  ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄T / '´ |/ l .! / | |.!
ヘ l 、 | | // ./ / i/ /! | l ィ / ,リ
/,ヽi V .| / .! / / | ,' /.! /
lゝ 、 ゙、 | ,/___| /____ ,.-‐┬‐┬ァ / / l\
i ´ヽ ヽ | /  ̄`ー、_ l::::::::}ヽ -ニ、__l_;:='// / | l ヽ
.,ヽ ヽ ヽl/  ̄`ー┴‐'"´ 、 ー─‐ / ,.' // ヽ
..\ __i、 ヽ /.イヽ / / l }
\ \ ` \ ヽ ハ\ヽ' ´ | |/ / //
ヽ ヾー-r、 `ヽ、 ヽ、 \\\\ ゝ // / /イヽ
ヽ Y ´ `ヽ、  ̄ / ´ ` ヽ、/,.< ,|i .!
―--、l | |`ヽ、 、____ _, ,. ' \ .)/ !
`ヽi,r―、_,r-| ヽ ヽ、 ` ー― '´ , イ \ .|
\ \\\ \ヽ、ヽ 、 ,イ l;;| / ヽノ
ヽ ヽヽ ヽ `ヽヽ、 `゙ - _ ,.イ/./ | |;;| / ヽ
ヽ ヾヽ \ `゙ -`゙、ヽ-,.r'´/ / ! |;;| V / `ー
ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、 i .| i / ,. --、.|;;| V
ヽV ´ \ | | | ,ノ/ `ヽ、 |
力士、巴真実さん(15)。
,'.: 〃 ,:1 , __/ // / } , ',
__彡ァ 乂_ノ :! ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ ,'∧ '
.. / /i::, { 彳ア:::抃< ( (、__,/' i }
,'/リ., ,イ ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_ >、_`ヽ、」 ,'
_彡'厶イ./iヽ,′ |:::∧ {?Y// ア:::抃、 | /
/ i|:::{: `(( .?Y .)) ‘ 弋匕Zっ /
/ ∨:、 }}_口_{{ ,_-‐- 、 / //
. i.| ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、 .辷´五ニ=一、
. ヾ、 \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ. `~ / \
-‐…‐-'_ヾ / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉
. / { /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/ ∨―‐- 、
. ! ', / !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/ ∨ .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) ( , -―- j ./
\! .Уヽ (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::! / ∧/ , -‐-、. \ 〈‐‐-、 j
. / ヾ .〈 ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/ \ \ ∨_)'
――――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。すりーけーく。ティロ☆フィナーレ。
ほむほむ「ごめん、まどか…私、よごれちゃった…」
ほむら「……これで終わりよ」
さや杏「……」
さやか「そうだったんだ……ごめん、転校生……」
杏子「キュゥべえの奴……まだ隠してたのか……」
ほむら「……私の話を聞いたのなら、お願いを聞いて」
ほむら「私と協力してワルプルギスの夜を倒してほしいの」
さやか「……今の話聞いて協力しないと思う?」
さやか「マミさんが手伝っているなら……なおさらね!」
杏子「どっちにしろ、あんたとは手を組んでたんだし、別にいいよ」
ほむら「二人とも……ありがとう……」
<ほむらの家>
マミ「私……やっと暁美さんの役に立てたかしら……?」
ほむら「ええ……まさか、美樹さやかも協力してくれるなんて思ってもみなかったわ」
マミ「よかった……やっと、暁美さんの役に立てたわ……」
ほむら「……もしかして、ずっと気にしていたの?」
マミ「ええ、何か暁美さんの力になれないかって……」
ほむら「別にいいって言ったじゃない」
マミ「それでも、何かしてあげたかったの」
マミ「もしかしたら、友達になれたのかもしれないのだから……」
ほむら「……あなたはもう友達よ、巴マミ」
マミ「暁美さん……ありがとう」ニコッ
らめえええええええ!
ぼきのフォルダから脂でちゃいましゅうううう!!
ぶひいいいいいいい!!
http://i.imgur.com/yIowU.jpg
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http://i.imgur.com/BapQt.jpg
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まどか「え!?マミさんがほむらちゃんに取り憑いてるの!?」
ほむら「ええ」
まどか「……さっきのほむらちゃんの話もビックリだけど……」
さやか「だよね……あたしも驚いたよ」
まどか「でも……ほむらちゃんにさやかちゃんに杏子ちゃんに……」
まどか「それにマミさんがいるなら、ワルプルギスの夜も怖くないよね!」
ほむら「そ、そうね……」
ほむら(……巴マミは戦力にならないけどね……)
<数日後 ほむらの家>
マミ「とうとう明日ね」
ほむら「そうね……」
マミ「緊張してる?」
ほむら「……さぁ」
マミ「……そろそろ寝ましょうか?」
ほむら「そうね……おやすみなさい、巴マミ」
マミ「ええ……おやすみなさい、暁美さん」
ほむら「まどかあああああああああ!!!!!!」ガバッ
ほむら「はぁ……はぁ……夢……?」
マミ「……暁美さん、怖い夢でも見たの?」
ほむら「巴マミ……起こしてしまったかしら……」
マミ「いいえ、その……眠れなかったの」
ほむら「そう……」
マミ「やっぱり……怖い?」
ほむら「……」
ほむら「ええ……怖いわ」
ほむら「もしも、三人掛かりでも勝てなかったら……そう思うと……」
マミ「暁美さん……」
ほむら「……巴マミ」
マミ「何かしら?」
ほむら「今だけ……甘えてもいいかしら……」
マミ「ええ……いいわよ」ニコッ
ほむら「……」ダキツキッ
マミ「やっと本当の自分を出してくれたわね、暁美さん」
ほむら「……そうかしら」
マミ「そうよ」
ほむら「……」
ほむら「ずっとこうしていたいわね……」
マミ「なら、ワルプルギスを倒さないとね。そうすれば、好きなだけこうしていられるわよ」
ほむら「そうね……」
マミ「じゃあ、そろそろ寝ましょう?眠れないなら子守唄でも歌ってあげましょうか?」
ほむら「私は子供じゃないわよ」
マミ「あら、強がっちゃって」ナデナデ
ほむら「もう……」
ほむら「……///」
<翌日>
ほむら「……行くわよ」
杏子「ああ」
さやか「うん」
マミ「みんな、頑張って!」
ワルプル「アハハハハハハ」
ほむら(今度こそ……倒してみせる!)
スマンが急用が入った
8時か9時くらいまでには絶対帰える
落ちたら続きから立て直す
さやか「がはっ……!」
ほむら「さやか……!」
マミ「美樹さん!」
杏子「こ、このやろ……うっ」ガクッ
マミ「佐倉さん!」
ほむら「杏子……!……二人ともソウルジェムは!?」
さやか「ごめん……これ以上は……」
杏子「あたしも……すまねぇ……」
ほむら「くっ……!」
ほむら(私はまだ大丈夫だけど……時間停止も……武器ももう使えない……)
ほむら(これでも……ダメだというの……?)
ほむら「……巴マミ……」
マミ「な、何?」
ほむら「あなたのおかげで……杏子だけでなくさやかも仲間になったのに……」
ほむら「こうなってしまって……ごめんなさい……」
マミ「暁美さんのせいじゃないわ!あなたは頑張ったわ」
ほむら「でも……お別れね……」
マミ「何を言って……まさか!?」
ほむら「ええ……もう一度やり直すわ……」
マミ「で、でも……!」
マミ「あと一回だけ大きなダメージを与えればワルプルギスを……!」
ほむら「私にはもうそんな力は残されていないわ……だから……」
ほむら「今まで……ありがとう……マミ」
マミ「そんなっ……!」
マミさんいつでも俺に取りついてくれてかまわないよ!
マミ(これじゃあ……暁美さんの役に立ってないのと同じじゃない!)
マミ(このままじゃ……また暁美さんは孤独に鹿目さんを助けようと……)
マミ(……暁美さんの役に立てないなら、私は何の為にここにいるの……?)
マミ(何か意味が合って暁美さんのそばに居る……)
マミ(それは暁美さんを助けるため……)
マミ(暁美さんの過去を聞いてからずっとそう思って暁美さんの役に立ちたかった)
マミ(神様でもなんでもいい……暁美さんの為に……)
マミ(暁美さんを助ける為の力を……!)
パァァァァ
ほむら「!?こ、これは……?」
マミ「な、何!?……きゃあ!」
ほむら(マミがソウルジェムに吸い込まれた!?)
ほむら「巴マミ!大丈夫!?」
マミ「ええ、大丈夫よ」
マミ「暁美さん……魔法を使ってみて!」
ほむら「けど……」
マミ「いいから」
ほむら「……わかったわ」パァァァァ
ほむら「……!これは……マミの……」
マミ「まだ……戦えるわよね?」
ほむら「……ええ!」
杏子「ほむらの使ってる武器……あれは……」
さやか「マミさんの……!」
マミ「暁美さん、一気に決めましょう!」
ほむら「ええ!」
テ
ほむら(……本当はずっと怖かった……)
ほむら(また、まどかを救えなかったら……)
ほむら(そう思うと怖くて怖くてたまらなかった……)
ほむら(……でも、あなたのおかげよ、マミ)
ほむら(あなたと一緒に居た時間は楽しかった……)
ほむら(……いろいろ迷惑だったこともあるけど)
ほむら(それをこれからも続けるために私はこいつを倒す)
ほむら(……こんなに嬉しい気持ちで戦うのは久しぶりね)
ほむら(まどかやマミと共に魔女を倒してたあの頃に戻ったみたい……)
ほむら(本当にあなたのおかげよ、巴マミ)
ほむら(もう……何も怖くない!)
これでほむほむが絶壁からきょぬーに…!!
マミ「暁美さん、よく狙いを定めて!」
ほむら「ええ!」
マミ「そこよ!」
ほむら「ティロ……」
ほむマミ「フィナーレ!!!」
ドゴォォォン
ティロッ(^ω^)
ほむら「……」
ほむら「あれ?……何で……マミの部屋に……?」
マミ「やっと起きたのね、暁美さん」
ほむら「マミ……これは一体……ワルプルギスと戦ってたはずよね?」
マミ「ええ。私も気がついたらここに居たの」
ほむら「どうして……」
マミ「とりあえず落ち着いて、ケーキでも食べましょう?」
ほむら「え、ええ……」
マミ「おいしい?」
ほむら「ええ」
マミ「よかった……暁美さんに喜んでもらえて」
マミ「こんな風に生きてて、暁美さんと仲良くしていれば……」
マミ「こんなこともあったかもしれないわね……」
ほむら「ずっと前にもあったわよ。あなたは知らないだろうけど」
マミ「そう……よかった」
ほむら「でも急に何でそんなこと……」
マミ「だって……もうお別れしなきゃいけないから……」
ほむら「え……?」
マミ「気付かなかった?物に触れない私がケーキを用意したことに」
ほむら「あ……じゃあ、ここは一体……」
マミ「う~ん……生と死の境目……みたいなところかしら?」
ほむら「生と死の……境目?」
マミ「私、嬉しかったわ……暁美さんの力になれて……」
マミ「もう……何も望まない……私はこのまま……」
ほむら「な……何を言っているの?」
ほむら「あなた、言ったじゃない!」
ほむら「ワルプルギスを倒したら好きなだけ抱きついてもいい、って!」
マミ「ごめんなさい、約束を破ってしまって……」
ほむら「待って……行かないで……」
マミ「あなたの来る場所はこっちじゃない……あなたの行く場所は……」
まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃん!大丈夫!?」
ほむら「う……」
さやか「大丈夫、転校生!?」
ほむら「え、ええ……」
杏子「どうやら無事みたいだな」
ほむら「ワ……ワルプルギスは……?」
さやか「もう大丈夫だよ!」
まどか「ほむらちゃん……頑張ったね……!」ウルウル
ほむら「まどか……」
杏子「一時はどうなることかと思ったよ」
さやか「でも、ビックリしたなぁ。ほむらがマミさんの銃使った時は」
まどか「そうだ!マミさんもお疲れさま!!」
さやか「転校生、マミさんなんて言ってる?」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「……いないわ」
三人「え……?」
ほむら「……もう……ここには……」ポタポタ
まどか「そんな……」
さやか「マミさん……ワルプルギスを倒すために……」
杏子「マミ……」
ほむら「……マミ……」ポタポタ
目からマミさんの母乳がとまんねぇおっおっ
<マミの家>
ほむら「……マミ」
シーン
ほむら「……いるわけないわよね」
ほむら「ケーキ買ってきたわ……ここに置いておくわね……」
ほむら「……ありがとう、マミ」
うわあああああああ
<ほむらの家>
ほむら「……」
ほむら(部屋……こんなに広かったかしら……)
ほむら(ベッドも……こんなに……)
ほむら(今までの生活がまるで夢だったみたい……)
ほむら(……おやすみなさい)
ほむら(……マミ)
うわああああああああああああ
ブワッ(;ω;`)
<翌朝>
ほむら「……う~ん」
ほむら(こんなに目覚めの悪い朝は久々ね……)
ほむら「……」
ほむら(目を開けたら……マミが居るなんてないわよね)
ほむら「……」パチッ
ほむら(ほら……ね)
「暁美さん!おはよう!!」
ほむら「」
ううううおおおおおっしゃあああああああああああ
しえんあげ
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
ドゴォォォォン!!
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄
/\
. ∵ ./ ./|
_, ,_゚ ∴\//
(ノ゚Д゚)ノ |/
/ /
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
/_/
マミ「な……何もお腹にパンチ喰らわせなくても……いいじゃない……」
ほむら「あ、あなたが驚かすからよ……!」
ほむら「後ろからあんな大声で……心臓が止まるかと思ったわ……」
マミ「あら、心臓止まったら、私の仲間になれたのに」
ほむら「残念ね、ソウルジェムがあるから心臓止まっても死なないわ」
マミ「あら、残念」
ほむら「ふふ……」
マミ「ふふ……」
ほむら「また、一緒に居られて嬉しいわ、マミ」
マミ「また?」
うおおおおおおおおおおお!
ほむら「え……だって、どこかへ行って戻ってきたんじゃ……」
マミ「どこにも行ってないわよ?」
ほむら「?……じゃあ、昨日なんでワルプルギスを倒した後、いなかったの?」
マミ「ソウルジェムの中に居たのよ。疲れて眠ってしまったの」
ほむら「じゃあ……一日中……」
マミ「ええ、夜中に起きて眠れなかったからずっと暁美さんの寝顔を見てたわ」
ほむら「……」ムスッ
最高
最高
マミ「……でも、ごめんなさい、心配させて」
ほむら「本当よ、あんなもう会えないみたいなこと言うから……ケーキも……」
マミ「え?会えないって?ケーキって?」
ほむら「マミの家であなたがもう会えないって……」
マミ「そんなこと言ってないわよ?」
ほむら(何だ……ただの夢か……)ホッ
マミ「それって何のこと?あと、ケーキって?」
ほむら「秘密」
マミ「教えてくれてもいいじゃない……もう!」
ほむら「ふふ……心配させた仕返しよ」
マミマミモミモミ
マミ「でも、ずっとこのままなのかしら?」
ほむら「せいぜい、私が死ぬまでじゃないかしら」
マミ「じゃあ、暁美さんに彼氏でも出来たら大変ね」
ほむら「魔法少女やっていれば、彼氏なんて作ってる暇はないわ」
マミ「じゃあ、私が暁美さんの恋人になろうかしら?」
ほむら「私にそんな趣味はないわよ」
マミ「あら?好きなだけ抱きつかせて、なんて言ったのに?」
ほむら「……そ、それはもういいでしょ」
マミ「口移しまでした仲なのに?」
ほむら「だったら、もうしないわ。あなたの好物買っても」
マミ「ご、ごめんなさい!」
ほむら「……ふふ」
マミ「ふふ……」
マミ「これからずっと一緒よ、暁美さん。離れて言っても離れないんだから!」
ほむら「あなたこそ勝手にいなくなったら承知しないわよ!」
ー結婚を認めるー
まどか「よかった~、マミさん無事だったんだね!」
ほむら「幽霊に対して無事って言うのもどうなのかしら……」
さやか「まぁ、でもマミさんが元気ならよかったよ」
杏子「さやかの言う通りだな」
ほむら「そうね」
ほむら「……!……魔女!」
さやか「なら……倒さないとね!」
杏子「ああ、そうだな」
まどか「みんな、頑張ってね!」
ほむら「ええ!」
ほむら「行くわよ、マミ!」
マミ「ええ!」
ほむら(今の私にはもう怖いものはない)
ほむら(まどかがいて……さやかがいて……杏子がいて……)
ほむら(そして、マミがいる……)
ほむら(この幸せを守るために私は戦い続ける……)
マミ「暁美さん!」
ほむら「ええ!」
ほむマミ「ティロ・フィナーレ!」
終
予想した人も居たかもしれないけど
最初、全員取り憑かせようかと思ったが、このままほむマミ一直線の方が綺麗に終わりそうだから
それだったらまた個別に書こうかな、と思ってやめた
まあ、とにかくここまで読んでくれてありがとう
乙!
まみほむ天使すなぁ
面白かったよ!
乙!!
乙乙!
さやあんと和解するまでは3人取り憑くと思ってた
素晴らしいマミほむだった
>>393
さやかちゃんにorさやかちゃんがのどっちも見たい
けど十中八九ギャグになるなwwww
乙!
>>402-403
まあ、思いついたらそのうち書こうかな
とりあえず、今は休む
乙
このSSまとめへのコメント
マミさんよかった、成仏してなくて
幸薄い彼女達だから、幸せの形っていろいろあるんだなぁ、って思った
とにかく1乙
黄泉かえしてきたが、ちょっとこれラストの展開秀逸だな!
マミほむそんなに多くはないがコレはキタ
つかほむほむって、まどほむは王道として、さやほむがまたコレよくて、杏ほむがこれまたラーメン食ってるシーンとか良くって、このマミほむ
ヤベェわ