月火「お兄ちゃん」

暦「月火ちゃん」

月火「まだ勉強するの？」

暦「もう少しな。キリのいいところまで」

月火「ふぅん…」

暦「……？」

月火「歯磨き忘れないでね。お兄ちゃん」

暦「もうしたんだが」

月火「…私はしてないよ」

暦「そこにあるじゃないか」

月火「だから早く勉強終わらせて」

はよ

暦「なんで…」

月火「お兄ちゃんにしてもらうんだから」

暦「……！？」

月火「火憐ちゃんだけ、ずるいと思うな」

暦「聞いたのか？」

月火「ううん、見てたんだよ」

暦「何！」

月火「随分、お楽しみでしたねぇ」

暦「…わかった。するする。それで満足だろえ」

月火「開き直ったね。お兄ちゃん」

月火「まぁ…私は歯磨きしてくれればいいんだけどね」

暦「そこに…横になれ」

月火「う、うん」

暦「あまり声は出すなよ？今は夜だから…」

月火「……」

月火「…優しくしてね」

暦「は、はい」

月火「一度言ってみたかったんだ」

暦「言ってみたかっただけかよ！」

月火「はい…」ｱｰﾝ

暦「準備はいいか？」

月火「うん…」

暦「よぅし…」

ｸﾁｭ…

西尾感が感じられん