ハルヒ「部室に入ったら古泉くんが下半身丸出しで死んでた」(200)

ハルヒ「おまたせー!さあ今日も張り切って活動するわよ!」バン!

キョン「とは言ってもやることなんて無いだろが」

ハルヒ「無いなら作るだけよ。みくるちゃん!今日は新しい衣装を着てもらうからね!」

古泉「」

みくる「ふえぇ!?な、なんですかその露出の高そうな服!」

ハルヒ「みくるちゃんに合うと思って調達してきたのよ!有希も似合うと思うでしょ?」

長門「ん」

古泉「」

ハルヒ「ふっふっふ……往生しなさい!」ドタバタ

みくる「ひいぃ!た、助けてくださーい!」ドタバタ

キョン「おいハルヒ、あまり朝比奈さんに無理させんなっての」

古泉「」

ハルヒ「はん、そんな事言ってキョンも内心では見たがってるんでしょ?」

キョン「なんだと!?」

ハルヒ「本っ当にムッツリなんだから。男はみんな野獣なんでしょ!」

キョン「何を言うかと思えば……おい古泉、男としてお前からも何か言ってやってくれ」

古泉「」

キョン「へーへーだんまりってか。副団長なら団長のアホな行動を諌めるのも仕事のうちだと思うがね」

ハルヒ「やだ、古泉くんったらヨダレ垂らしてるじゃない!」

みくる「ふ、ふえぇ……白目までむいてます……」

キョン「ちょっと待て……古泉お前、なんで下を脱いでいるんだ!?」

古泉「」

ハルヒ「こ、古泉くん!いくらみくるちゃんが可愛いからってそういうのは認めないわよ!」

古泉「」

みくる「ひゃあぁ……古泉くんのが今にも天を貫かんばかりにそびえ立ってましゅ……」ガタガタ

ハルヒ「みくるちゃん!ダメよあんなのを見たら!」

古泉「」

キョン「今日はやけに静かだと思えば……机の下でそんなことをしていたのか!」

ハルヒ「古泉くん!すぐにそのバベルをしまいなさい!」

古泉「」

長門「ねえ」チョイチョイ

キョン「どうした長門?お前も向こうむいとけ。目に毒だからな」

長門「古泉一樹は死んでいると思われる」

キョン「え?」

キョン「長門、お前まで何を言い出すんだ?」

ハルヒ「そうよ有希!冗談にしても面白く無いわ!」

長門「嘘ではない」

ハルヒ「確かに今日の古泉くんはぐったりしてるし白目剥いてるしヨダレ垂らしてるけど!」

みくる「しかも体が氷みたいに冷たくて顔に生気がありませぇん」

キョン「おまけに下半身丸出しでそそり立つバベルから涙をこぼしていたりもするが」

ハルヒ「これのドコが死んでるっていうのよ!」バン!

長門「全部」

キョン「はぁ……長門、お前の言うことは正しいと信じてやりたいところだがなぁ」

みくる「いくらなんでも古泉くんが死んでるというのは信じられませぇん」

ハルヒ「有希!じゃあ聞くけど、古泉くんが死んでるとしたらコレはどう説明するの!?」

長門「コレとは?」

ハルヒ「このロンギヌスよ!古泉くんが死んでるとしたらこのビンビン度数はどう維持しているっていうの?」

古泉「」

キョン「確かに、これほど立派なブツを持っているのに死んでるとは思えないな」

長門「それは死後硬直。古泉一樹が全開まで勃起した状態で死んだため」

古泉「」

みくる「死後硬直……それなら筋は通ってましゅ」

ハルヒ「そんなのコジツケよ!どうとでも言えるわ!」

長門「なら、古泉一樹の陰茎から漏れでている精液を舐めてみて」

キョン「どれどれ……特に普通だが」

長門「冷たくなっている。生きているなら精液は熱くなっているはず」

ハルヒ「!!」

みくる「キョンくん、どうなんですかぁ?」

キョン「確かに……まるでシェーキを舐めたようでした」

ハルヒ「ぐぬぬ」

長門「これ以上疑う余地は無い。すぐに警察を呼ぶべき」

古泉「」

キョン「そう、だな……信じたくは無いが……」

みくる「そんな……まさか古泉くんがぁ……」

ハルヒ「まだよ!まだ決め付けるには早いわ!」

キョン「ハルヒ?」

ハルヒ「有希!アンタは重大な見落としをしているわ!」

古泉「」

長門「見落としとは?」

ハルヒ「ふふふ……キョン、古泉くんを机に寝かせなさい」

キョン「あ、ああ。……これでいいか?」

古泉「」

ハルヒ「ご苦労さん。さて、ココからが本番よ」

キョン「どうするつもりだ?」

ハルヒ「決まってるわ……みくるちゃん!古泉くんのお尻に指を突っ込むのよ!」ドン!

長門「!?」

みくる「ふえぇ……」

キョン「正気かハルヒ!朝比奈さんに何をさせるだって!?」

ハルヒ「私はいつだって大真面目よ。さあみくるちゃん!思い切ってやっちゃいなさい!」

みくる「ふえぇ……」グチュッグチュゥ

古泉「」

長門「どういうつもり?」

ハルヒ「見ていればわかるわ。みくるちゃん、どう?」

みくる「な、長門さんの言うとおり死後硬直が始まってるっぽいでしゅ」グチュグチュ

ハルヒ「そんなことは聞いてないわ。もう少し掘り進めて」

みくる「ふえぇ」グチュグチュ

古泉「」

キョン「うーん……朝比奈さんが掘り進む度に古泉のうまい棒から練乳が出てくるな……」

みくる「も、もしかして生きてるってことですかぁ!?」グチュグチュ

長門「それは圧迫されて尿道の中の精液が出てきているだけ」

みくる「ふえぇ……す、涼宮しゃん、いつまでこうすればいいんですかぁ?」グチュグチュ

ハルヒ「まだよ」

みくる「ふえぇ……」グリグリグチュ

古泉「」

キョン「ハルヒ、いい加減朝比奈さんが可哀想なんだが」

みくる「あーーーーー!!!」グチュ!

キョン「ど、どうしました!?」

みくる「な、何かありましたぁ!固い何かが古泉くんの中に入ってましゅ!」

長門「固い……もの?」

ハルヒ「でかしたわみくるちゃん!なんとか取り出して!」

みくる「はぁい」グチュングチュグリ

古泉「」

キョン「ケツの中の固いものって……ハルヒ!朝比奈さんになんてモン触らせてんだ!」

ハルヒ「大丈夫よ、ウンコじゃないから」

キョン「女の子がそんな言葉を言ってはいけません!!」

古泉「」

みくる「よいしょ、よいしょ……」グリグリ

キョン「大丈夫ですか朝比奈さん。辛いようなら俺が替わりますよ」

みくる「だ、大丈夫でしゅ……ただちょっと締まりが良くて抜けにくいだけでしゅ」グイグイ

ハルヒ「さぁ有希、しかと見てなさい。アレがアンタの見落とした証拠よ」

長門「……」

みくる「もうちょっと……もうちょっと…………ひゃあぁ!」スポーン!

キョン「で、出た!」

みくる「ひいひい」グッタリ

ハルヒ「みくるちゃんおつかれ!さあ見なさい有希!」

長門「それは……?」

ハルヒ「“氷”よ!でっかい氷!」ドーン!

キョン「氷だって!?なんだってそんなものが!」

ハルヒ「性癖がイッテルビウムな古泉くんは刺激ほしさに日常的にお尻に氷を入れているのよ!」ドドーン!

みくる「な、なんでしゅってぇー!!」

キョン「う、嘘だろ……!古泉、お前……お前ぇ!!」ガタッ!

古泉「」

ハルヒ「古泉くんのミルクシェーキが異様に冷えていたのはこの氷のせいよ!」

ハルヒ「つまり有希!アンタの言っていることはまるで見当違いだっt」

長門「なぜその氷は溶けていない?」

ハルヒ「えっ?」

長門「腸の温度は高い。古泉一樹が通常ならばその氷は間違いなく溶けている」

キョン「しかし長門、古泉の性癖が通常でないのはさっき言った通りで」

長門「黙ってて」

キョン「」

古泉「」

長門「その氷が溶けていないのは古泉一樹が死んでいる何よりの証拠。以上QED。」

みくる「待ってくだしゃい!古泉くんの体が冷えていたのがその氷のせいという可能性も!」

長門「常識でモノを言って」

みくる「」

長門「わざわざ自分から証明してくれて有難う。早く警察を呼ぶべき」

ハルヒ「くっ……!」

古泉「」

キョン「古泉……お前、本当に死んじまったのかよ……!!」

みくる「古泉くぅん……」

長門「どうしたの。呼ばないのなら私が警察を呼ぶ」ピポパ

キョン「ハルヒ……古泉は本当に死んじまったのか!?このままでいいのか!?」

みくる「涼宮しゃぁん!」

ハルヒ(どうする…何か、何かこの状況をひっくり返せるような重大な証拠は……!)

長門「もしもs」


谷口「WAHHHHHHHHHHHH!!!」ガラッ!

全員「!!?」

谷口「教えに来てやったぜ……お前らの“忘れ物”を、な……」

長門「……」ツー、ツー、ツー

キョン「谷口、お前……」

谷口「待ちな。話は後だ……今は古泉を」

長門「“忘れ物”……聞かせてもらいたい」

谷口「モチロンだ。目ン玉フシアナさん共に谷口様が直々に教えてやるぜ」

ハルヒ「い、いったい何が忘れ物だと言うの!?」

谷口「コレさ……」ジョリジョリッ....!

みくる「それは……す、すね毛!古泉くんのすね毛でしゅ!!」

谷口「テメーら思春期真っ盛りの脳内精液共は古泉のグングニルばかり注目していたようだが……」ジョリジョリッ

谷口「実際のところ重要なのはコレ……!すね毛!」ジョリッ!

ハルヒ「アンタねぇ……すね毛がどうしたって言うのよ!関係あるの!?」

谷口「涼宮よぉ……お前、古泉のすね毛を見て何か分からないか?」

ハルヒ「分かるわけ無いでしょ!」

谷口「キョンは?」ジョリジョリ

キョン「……いや、特に思い当たるフシは無い」

谷口「ふっ……だと思ったよ」ジョリジョリジョリ

長門「あなたの言っていることはまるで要領を得ない。つまり何が言いたい」

谷口「お前らが古泉のすね毛を見ても何もわからないのは当然だ……なんせ」ジョリジョリ

谷口「お前らは古泉のすね毛を見たことが無いんだからな!!」ジョリッ!!

キョン「!!!」

ハルヒ「なっ…!!」

みくる「ふえぇ!?」

古泉「」

長門(わけがわからない)

谷口「ふっふっふ……」ジョリ....

キョン「谷口……分かるように説明してくれないか」

谷口「お前らも知っての通り、古泉は常にギャランドゥから下の毛に至るまで綺麗に剃っていた」

みくる「た、確かにそうでしゅ!古泉くんは正真正銘の人工パイパンでした!」

谷口「そうだ……天然物には遠く及ばないが、それでも古泉は人工パイパンであることに誇りを持っていた」

古泉「」

ハルヒ「そ、それとこれに何の関係が有るっていうのよ!」

谷口「わからないか?」

ハルヒ「だから聞いてるのよ!」

谷口「( ´,_ゝ`)プッ」

谷口「つまり……」ジョリジョリ.......

谷口「これが普段の古泉だっていうことだよ!」ジョッリーン!!

キョン「なっ……!!」

みくる「こ、これわぁ!!」

古泉「」ツルツル

谷口「古泉はすね毛までしっかり剃っていたってことだ!!」ドドーン!!!

キョン「なるほど!言われてみればそうだ!」

みくる「しゅごいでしゅ谷口くぅん!!」

長門(こいつら……)

谷口「お前らもビッグベンばかりに気を取られないで俺のように広い視野をだな……」

長門「いい加減それが古泉一樹の生死にどう関係するのかを聞きたい」

谷口「おやおやぁ……インテリ美少女長門有希さんでもわかりませんかぁ?」

長門「早く言え」

ハルヒ「わ、私も聞きたいわ!すね毛が生えているからなんだって言うの!?」

谷口「こんの馬鹿どもめ!いいか?古泉は普段からツルツルのパイッパンだったんだ!」

谷口「その古泉の毛が伸びてるってことは!つまり生きてるってことだろがい!!」ドドンド!!

キョン「そ、そうか!!」

みくる「ふわぁ!しゅごいでしゅ!天才でしゅ!」

長門「……」

谷口「まだ信じられないか?ならばコッチも見やがれ!」バッ!!

みくる「ふえぇ……古泉くんが全裸になっちゃいましたぁ///」

谷口「古泉は元々超毛が濃いハイパーギャランディスト!!」

谷口「夕方になればこのとおり胸も腕も腹も毛が生えているのさ!!!」

キョン「み、見たくなかった!そんな古泉なんて見たくなかった!!」

谷口「受け入れろキョン……それが“和”ってやつだ」シミジミ

ハルヒ「なるほど……谷口の言うことも一理有るわ」

ハルヒ「どうなの有希!やっぱり古泉くんは生きてるんじゃないの!?」

谷口「反論なんて出来ねえよなぁ!!この俺の完璧な理論展開にはよぉ!」

古泉「」

長門「死後に毛が伸びる事例はいくつか報告されている」

谷口「え?」

長門「そしてそのほとんどは死後に組織が萎縮することによって皮膚の下にあった毛が押し出されたことによるもの」

長門「古泉一樹が一般より毛が濃い体質なら尚更」

長門「死後に毛が伸びたからといって生きているというわけではない。以上QED」

谷口「」

古泉「」

キョン「くっ、長門め……やはり一筋縄ではいかないか」

みくる「谷口しゃん!長門しゃんに何か言ってやってくだしゃぁい!」

谷口「」

みくる「谷口しゃん?」

谷口「も、無いです……」ボソッ....

キョン「え?」

長門「……」ピポパ

谷口「もう何も無いって言ってんだよおおおおおお!!古泉は死んでんだよ!バーカバーカ!!」ピュー!!

みくる「た、谷口しゃあああああああんんんん!!!」

長門「もしもし、警察ですか」

キョン「くそっ!谷口のやつはやっぱり役に立たん!!」

長門「諦めて。古泉一樹はもう死んだ」

みくる「す、涼宮しゃぁん!!どうにかならないんでしゅかぁ!!」

ハルヒ「みくるちゃん……」

長門「警察も呼んだ。この件はもう終わっt」


鶴屋「ちょおっと待つっさ!!」ガラッ!!

全員「!!?」

鶴屋「まだ終わらせるには早いよっ!!」

みくる「鶴屋さぁん!!助けてくだしゃい!古泉くんが、古泉くんがぁ……」ポロポロ

鶴屋「よしよし。大丈夫!お姉さんがなんとかしてあげるにょろ!」

長門「もう遅い。既に警察は呼んである」

鶴屋「ふふん。それはどうかな……窓の外をごらんよ!」

長門「?」

キョン「あっ!あれは!!」

ハルヒ「警察が何者かと銃撃戦を繰り広げているわ!!」

鶴屋「ウチの若い衆っさ……これで警察は入ってこれないよ!!」ドッドーン!!

みくる「しゅごいでしゅ!しゅごいでしゅ!!」

長門(マジかよ)

長門「警察が入ってこようとなかろうと古泉一樹が死んでいる事実に変わりはない」

鶴屋「ふふんっ、コレを見ても同じことが言えるかな?」

キョン「ああっ!!」

みくる「ま、まさか!」

古泉「」ババーン!

ハルヒ「ち、乳首!!古泉くんの乳首が立っているわ!!」

鶴屋「にょろっろっろっろ……」

長門(がんばれ警察)

鶴屋「そーぉさ!このとおり一樹くんの乳首はビンビン!」

みくる「で、でも鶴屋しゃん……それってもしかして死後硬直ってやつじゃないんですかぁ?」

鶴屋「おっ、よく知ってるねみくる!えらいえらい!」ナデナデ

みくる「えへへ……」

キョン「しかし、古泉のアポロが死後硬直だと言うならやはり死んでいるのでは……」

ハルヒ「そうよ!それだけじゃ古泉くんが生きている証拠にはならないわ!」

鶴屋「早い!結論を出すのが早いよ!あ、誠に早漏に候!!」ヨヨイ!

長門(あ、警察の応援だ……イイヨイイヨー)

鶴屋「さぁさお立会い、お勃ちあい!いい?よーく見てるんだよ……」ソーッ....

鶴屋「そいや」ツンッ

古泉「」ピクッ

キョン「!!!」

みくる「わあ!」

鶴屋「そいそい!」ツンツンッ!

古泉「」ピクピクッ!

ハルヒ「か、感じてる!古泉くんが乳首で感じてるわ!!」

鶴屋「お分かりだね!」

キョン「そうか!もし古泉が死んでいるなら乳首を触られたとしても感じるはずがない!!」

みくる「生きてましゅ!古泉くん生きてましゅ!!」

鶴屋「にょろっろっろっろ」ツンツン

古泉「」ピクッピククッ!

ハルヒ「す、すごい!すごいわ鶴屋さん!!」

長門「……」

鶴屋「古泉くんは日常的に乳首を開発していた……」ツンツン

鶴屋「だから……たとえ“気絶”していたとしても反応してしまうのさ!!」グリィ!!

古泉「」ピククッ!

キョン「み、見ろ!!古泉のドリランドも震えだしたぞ!!」

ハルヒ「これは……間違いない!古泉くんは生きているわ!!」

鶴屋「めがっさ!」

長門「……」


長門「待って」ガシッ!

鶴屋「にょろ!?」

鶴屋「ど、どうしたのかな有希ちゃん……?この手を放してほしいっさ……」ググッ....

長門「わかった。でもその前にあなたが手の中を見せるのが先」

鶴屋「!!!」

キョン「ど、どうしたんだ長門!!」

みくる「自分の推理が外れたからって鶴屋しゃんにあたるのはいけましぇんよぉ!!」プンスカ

ハルヒ「みくるちゃんの言うとおりよ。有希、手を放しなさい」

長門「ふんっ」グイッ!

鶴屋「あっ!!」ポロッ!

カシャン!

キョン「なっ!!」

みくる「つ、鶴屋しゃん……それは!!」

長門「小型のスタンガン」バチバチ!!

ハルヒ「えっ!!?」

鶴屋「……」

長門「彼女はコレを使って古泉一樹に電流を流した。死体が動いたのはそれに反応したに過ぎない」

鶴屋「……しまったっさ」

ハルヒ「そんな……!!」

長門「死体に電気を流して動く理由は……説明しなくてもわかるはず」

キョン「くそっ……なんてこった……!!」

みくる「しょんな……今度こそ生きてると思ったのに……」

鶴屋「……あっはっは!ごめんねぇみくる!やっぱりあたしじゃ力になれなかったっぽいっさ!」

鶴屋「ほんじゃ、お姉さんはこのへんで帰るねぇ!おつかれさーん!!」タタタッ!!

ハルヒ「鶴屋さんでも……ダメだった、の……?」

長門「……」

長門「彼女が帰ったことで警察もすぐに駆けつけるはず。今度こそ終わり」

みくる「こんなのって……こんなのって、ないでしゅ……」

キョン「畜生……古泉ぃ……!!」

ハルヒ「古泉くん……」


『通報があったのはここの教室だ!』

『よし、開けるぞ!』

長門「やっと来t」

『ん?なんだキミは……ぐはぁ!!』

『うっぼわぁ!!』

長門「!!?」

キョン「な、なんだ!?」

長門「……」


ガラッ!


朝倉「呼っばれて飛っび出てぇー☆」キラッ!

全員「!!??」

朝倉「おーっす!おっひさー☆」

長門「朝倉涼子?どうしてあなたがここに」

朝倉「釣れないなー長門さん!長門さんが困ってると聞いて次元を超えてきちゃったのよ!」

長門「丁度あなたのせいで困っている。消えて」

朝倉「そんなこと言わない!古泉くんが生きてるってことを証明すればいいんでしょ?」

キョン「で、できるのか!?」

朝倉「もっちろん!私に任せて!」ドン!

朝倉「涼宮さん、“生きてる”ってどういうことだと思う?」

ハルヒ「え?唐突に何よ……」

朝倉「いいから。なんでもいいから答えてみて?」

ハルヒ「んー……自分の意志で動けること?」

朝倉「ぶぶー!」

キョン「心臓が動いてることか」

朝倉「うーん、惜しい!でもすっごく近いわ!」

みくる「正解はなんなんでしゅかぁ?」

朝倉「んふふー……正解はねぇ……」スチャッ

ザグッ!!!

古泉「」ブッシュゥゥゥゥー!!!

キョン「んな!?」

長門「……」

朝倉「血が通ってるってことだよォーーーーー!!こんなふうになぁ!!」ザックザックッ!!

古泉「」ブシュッ!!プッシャァー!!!

みくる「あわわわわ……」ガタガタ

朝倉「あっひゃひゃひゃぁ!!あぁーイイわぁ……久々のシャバ、そして血……」ウットリ

朝倉「オラもっと出せよぉ!!ケチケチすんなダボがぁーーー!!!」ドシュ!ザク!!

長門「失せろ」パチンッ!

朝倉「あっ」シュゥゥゥ......


みくる「ふえぇ……古泉くんが、古泉くんがサイコロステーキでしゅ……」

キョン「そんな……どうして、こんな……」

ハルヒ「今度こそ、おしまいなの……?」

長門「……」

キョン「古泉……いつも憎ったらしい甘いマスクがウザかったが……」

キョン「まさか……まさか死んじまうなんてよぉ……」プルプル

みくる「古泉くん……いつも偶然を装って私の着替えを覗いていましたけど……」

みくる「死んじゃうなんて……あんまりでしゅぅぅぅ……」ポロポロ

ハルヒ「古泉くん…………えっと、古泉くん……!!」


長門「…………」

長門「――――古泉一樹は生きている」

ハルヒ「えっ?」

みくる「いま、なんて……?」

長門「確かに朝倉涼子にバラバラにされた。でも、パーツを正しく合わせれば元に戻る」

キョン「長門……お前、まさか……!」

長門「早くして。……彼が、大切なんでしょう」

キョン「あ、ああ!!そのとおりだ!!」

ハルヒ「よーし!みんな、古泉くんのパーツを集めるのよ!!」

古泉「」

みくる「やった!古泉くんが完成しましたぁ!!」

ハルヒ「有希、次はどうすればいいの!?」

長門「この布をかけて少し待つ」ヒラリ

長門「後は適当に目をつぶりながら祈っていればいい」

ハルヒ「わかったわ!お願い、生きていて古泉くん!」ナムナム

みくる「お願いしましゅ!!」ナムナム

キョン「長門……ありがとうな」

長門「私の本来の目的は観察。生死に関わるような接触はしてはいけない」

長門「だけど、今回は直接の原因を朝倉涼子のせいということにしておく」

長門「本来起こらなかった不慮の事故を無かったことにするだけ。問題は無い」

長門「けして古泉一樹に対して情が移ったわけではない」

キョン「恩に着る……!」

長門「……でも、1つだけ問題が」

キョン「?」


古泉「」モコモコッ!

ハルヒ「あっ!古泉くんが動き始めたわ!!」

みくる「もう少しでしゅ!!」


長門「今回行えるのは古泉一樹を死亡の直前の状態に戻すことだけということ」

古泉「!!」ガバッ!

ハルヒ「や、やった!!」

みくる「古泉くぅん!!」

古泉「涼宮さん、朝比奈さん……ボクは、一体……?」

キョン「このやろう古泉!心配かけさせやがって!!」

ハルヒ「そうよ!!今度オゴリだからね!!」

みくる「良かったですぅ……」

古泉「えっと……すみません、なんだか心配かけさせてしまったようで」

キョン「とにかく無事でよかったよ……長門にも礼を言っとけ」

古泉「ともかく、ありg……うぅ!!!?」ガクッ!

ハルヒ「古泉くん!?」

みくる「大丈夫でしゅか!?古泉くん!」

キョン「な、長門!どういうことだ!?」

長門「見ていればわかる。私はやれるだけのことをしただけ」

古泉「う、ぐ……がぁぁぁ…!!」ガクガク!

キョン「古泉!どうしたんだ古泉!!」

古泉「……で、ちゃぅ……」プルプル

キョン「?」


古泉「でちゃうううううううう!!イツキのおちんぽから特濃ザーメン出ちゃうのおおおおおおお!!!」プッシャアアアァァァァ!!!

キョン「!!!?」

古泉「ふあ、ふあああああ……そういえばボク、オナニーの途中でしたああああああ!!」ドピュッ!ドピュ!!

古泉「しゅごい、なんだかしゅごく寸止めされていたみたいいいいいいいいいいい!!!!」ビュルル!ビュクビュク!!!

古泉「おほ、ぬは、なにコレぇ!!!!しゅごい!こんなのはぢめて!!はぢめてなのおおおおおお!!!」ビク!ビク!ガク!!ガク!!

古泉「らめ、らめ、らめ!!止まらないいいいいいいいいいいんんんん/////////!!!!!!」ドリュリュリュリュ!!!!

キョン「……」

長門「恐らく古泉一樹の死因はテクノブレイク」

長門「加えて、死後にも体をあちこちいじられたせいで感度は極限まで高まっていたはず」

古泉「んは//////んっふ/////ひゃあああああ/////アタマバカになっちゃうよおおおおおお/////!!!!」

古泉「あっ……」プツンッ


古泉「」ガシャァガクッ!

長門「やはりこうなった」

古泉「」

ハルヒ「こ、古泉くん!!」

みくる「大丈夫でしゅか!!?」

古泉「」

キョン「な、なんてこった……」

みくる「涼宮しゃん!古泉くんは大丈夫でしゅか!?」

ハルヒ「…………!」


ハルヒ「死んでるわね」

古泉「」
                              終わり

男子高校生の日常とかはがないとか知らねえんだよ
お前らもっとハルヒとかローゼンとか書けよ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom