ドラえもん「のび太くんは即リーしちゃうからだよ」
のび太「ジャイアンがひどいんだよ!」
事は一時間前
ジャイアン「よおのびた!」
のび太「あっひぃ!ジャイアンじゃないか!」
ジャイアン「今日も麻雀できるよなぁ?」
スネ夫「できるよなぁ?のび太」
のび太「う、うん…分かったよ」
そして対局開始
のび太(配牌は良い!手堅くメンピン!)チャッ
ジャイアン「ポン!」
のび太(生牌の鳴き…親だから速攻かな)
スネ夫「よーっと」チャッ
ジャイアン「ローン!!」バラッ
スネ夫「ええっー!はやっ!」
ジャイアン「ダブ東ドラ1!5800!」
スネ夫「あ~運悪いな~」
しずか「たけしさん凄いわね」
のび太「ああっ!良い手だったのに!」
のび太(リャンシャンテンだけどあのままいけばメンピン三色は手堅い…裏にも期待できたのに…)
東一局 一本場
のび太(ん。中の対子か。ここはジャイアンの親を流そう)
のび太「中々手が進まないなぁ」チャッ
ジャイアン「へへっ!じゃあリーチ!」サッ
のび太「ええっ!?」
スネ夫「ジャイアン早いなぁ」
しずか「流れがいいのね」
のび太(仕方ない…オリよう)
数巡後
ジャイアン「きたぞぅ!ツモっ!」バラッ
スネ夫「かぁーっ!完全にジャイアンの流れだね」
ジャイアン「リーヅモタンヤオドラ1!」
ジャイアン「親の満貫で4000オールだ!」
しずか「たけしさんの流れね」
のび太「しょうがないね…」
のび太(くそっ!どんどんジャイアンがリードしていくじゃないか!)
東一局 二本場
のび太(きたっ!!!!)
のび太(神配牌っ!)
のび太(索子の混一から役牌とドラドラ!)
のび太(うまくいけばジャイアンをひっくりかえせるぞ!)
ジャイアン「どうやら俺の流れのようだな」
ジャイアン「リーチだぞっ!」サッ
のび太「え…」
のび太(そ、そんな…)
のび太(まだリャンシャンテン!聴牌までの道は遠い!)
のび太(畜生…!ここで止められるなんて…)
のび太(頼む!僕も続くんだ!)チャッ
のび太…!緊張する手でツモ…!
のび太「あ…」
引いてきたのは六萬…!
のび太(本来ならツモ切りだけどこれはジャイアンにはモロ本命!)
のび太(切れない…)チャッ
白
のび太(二枚ある白を崩そう…)
ジャイアン(へへへ…ちょろいぜ…)
スネ夫「三萬」
ジャイアン「ローン!!」バラッ
スネ夫「そ、そんなぁ!」
ジャイアン「リーチピンフだけだけど二本場で3500だ!」
スネ夫「ひえぇ…」
スネ夫「もう11700点かぁ…」
ジャイアン「へへへ、甘いぜスネ夫」
のび太「くそっー!ジャイアンはツイてるなぁ」
しずか「今日はたけしさんの勝ちみたいね」
東一局 三本場
のび太(ゴミ配牌…!ダメだ…!)
ジャイアン(スネ夫…!サインだ…!)
スネ夫(OKジャイアン!)
スネ夫「今日はダメだよ…トホホ…」チャッ
ジャイアン「ポンだ!」カシッ
スネ夫「ええっ!よく入ってるなぁ」
のび太(スネ夫の下手くそめ!なんであの捨牌で筒子を捨てられるんだよ!)
そして数巡後
スネ夫「これはどうかな」チャッ
ジャイアン「へへへスネ夫…ロンだぜ!」バラッ
スネ夫「えっ!」
ジャイアン「漬一満貫だ!」
しずか「残り11700のスネ夫さんはこれね箱割れね」
ジャイアン「へへっ!じゃあ親の総取りルールなんで貰っていくぜ」
のび太「スネ夫!なんで捨牌から分からないんだよ!」
スネ夫「そ、そんなこと言われても…」
のび太「どう考えても筒子の染め手なんだからダメでしょ!」
のび太「というわけなんだよドラえもん」
ドラえもん「なるほど。前より進歩してるみたいだけどちょっと弱気じゃないかい?」
のび太「そうかな?」
ドラえもん「うん。振り込むのが怖くても少しは突っ張ってみるべきだよ」
ドラえもん「まぁ運が悪かったと思いなよ」
のび太「それが違うんだよぉ!」
ドラえもん「なにが?」
のび太「いっつもいっつも僕が上がれないんだよ!」
のび太「前はスネ夫が一番だったしさ」
ドラえもん「一番になれないの?だから打ち方が…」
のび太「違うって!!」
ドラえもん「もう少し細かく教えてよ」
のび太「かくかくしかじか」
ドラえもん「なるほどね」
ドラえもん「次は僕が打つよ」
のび太「そ、そうなの?」
ドラえもん「うん、任せてよ」
次の日
ジャイアン「ドラえもんが打つのか。フウン、ヘエ、ホオウ」
ドラえもん「うん。たまにはね」
ジャイアン「まぁ別にいいぜ」
ジャイアン「ルールは25000点持ちの半荘勝負だ。一人100円を賭けて親の総取り」
ドラえもん「親の総取りっていうことは二位でもお金は貰えないんだね」
ジャイアン「そういうこと。じゃあ始めるか」
親の総取り?1位の総取りって事か?
ジャイアン(いくら相手が未来のロボットだからって俺達に敵うはずがない…!)
ジャイアン(スネ夫…!潰すぞ…!)
スネ夫(OKジャイアン!)
東一局 親 ドラえもん
ジャイアン(まぁまぁな配牌だな)
スネ夫(ゴミ配牌…ジャイアンのサポートだね)
のび太(おおっ!ドラえもんはいい手だ!)
のび太(ターツが一個二個…)
のび太(配牌でリャンシャンテンだ!)
のび太(しかも親!初っ端のリードをとれるかも!)
ドラえもん「白」チャッ
ジャイアン「一萬」チャッ
>>43
そういうことですね
数巡後
のび太(聴牌!リーチをかければタンヤオドラ1!裏にも期待できる!)
のび太(絶好のリーチチャンス!)
だがドラえもんは微動だにしない…
ドラえもん「八萬」チャッ
のび太(黙テン!?)
ジャイアン「九筒だ」チャッ
のび太(なんだよドラえもんのやつ!人にはもっと突っ張れとかいうくせに自分だって慎重じゃないか!)
次巡
ジャイアン「リーチだ!」サッ
のび太(ああっ!ジャイアンもリーチじゃないか!)
ジャイアン(スネ夫…!一発は無理でも俺に振り込め!)
スネ夫(三ー六索あたりか。今は持ってないや)
ドラえもん「三萬」チャッ
のび太(ええっ!それはジャイアンへの超危険牌!しかも聴牌を崩してまでなんで!?)
ジャイアン「!?」
ジャイアン「ロンだっ!」バラッ
ジャイアン「リーチのみで1000点」
ドラえもん「はい」
ジャイアン(あっさり親が流れた…!)
スネ夫(なんだ雑魚じゃないか)
のび太「い、意味が分からない…」
のび太「おいドラえもんなんでだよ!」ヒソヒソ
ドラえもん「いいから黙ってみててよ」ヒソヒソ
のび太「どうして聴牌崩してまでジャイアンに振ったんだよ!」ヒソヒソ
ドラえもん「これは撒き餌だよ」ヒソヒソ
のび太「えっ」
ドラえもん「いいから見ててよ」
東二局もドラえもんの行動は異常そのものだった…!
親のジャイアンへの振り込み…!
リーチタンヤオだけだったがドラえもんは突っ張りもせずに自分から振り込むような奇行…!
ただの奇行…!
のび太(ふ、ふざけんなよドラえもん!僕のお金なのに!)
だが東二局の一本場…!
ここに来てついにドラえもんの本領を発揮する…!
ジャイアン(ん。悪い配牌だな)
ジャイアン(だけどさっきからドラえもんから点数を取れているがスネ夫からの振り込みも
できる!)
ジャイアン「南」チャッ
ドラえもん「ポン!」
ジャイアン(しまった!南はドラ!これで満貫じゃねえか!)
ジャイアン(俺は間に合わないっ!スネ夫っ!)
スネ夫「り、リーチっ!」サッ
ジャイアン(ナイススネ夫っ!)
ジャイアン(待ちは二五萬!)
ジャイアン(俺にある!)
これがドラのドラえもん…!
どんな小さい役でもドラによって飛躍的に点数を上げる…!
ジャイアン(ツモるなっ!)
ドラえもん「えーっと」チャッ
ドラえもん「東で」チャッ
スネ夫(ほっ)
ジャイアン(ほっ)
ジャイアン「二萬だっ!」
スネ夫「ロンっ!」バラッ
バラッ
ドラえもん「僕もロン」
ジャイアン「なっ」
ドラえもん「というか頭ハネだね」
ドラえもん「南ドラ3で満貫。二本場で8600だね」
ジャイアン「こ、こいつ…」
ジャイアン「ほらよっ」チャカッ
のび太(おお!これで今までジャイアンに取られた5200点を取り返した!)
ジャイアン(サインが気づかれている…?)
スネ夫(どうするジャイアン?)
ジャイアン(いや、続行だ)
東三局 親 しずか
しずか「親だから頑張っちゃお」チャッ
数巡後
ドラえもん「ツモ」
ジャイアン「っ!」
ドラえもん「ピンヅモで400、700だね」
のび太「流れはドラえもんだ!」
次局もドラえもんはスネ夫のリーチを回避して華麗にツモ…!
これで東場は終了…!
一位ドラえもん29800
ジャイアン(通しのサインがバレたのか!?)
ジャイアン「休憩をとろうぜ、長く座ってて疲れちゃったからな」
しずか「そうね」
ジャイアン「いくぞスネ夫」
スネ夫「うん」
のび太「いやーっ!すごいねドラえもん!
」
のび太「さっきの頭ハネから勢いついて一気に一位だね!」
のび太「しかもスネ夫のリーチを華麗に回避するしさぁ」
一位ドラえもんの点数はスネ夫のリー棒が含まれて30800でしたね
サインだったのか
直接脳内にやってるのかと思ってた
ドラえもん「そうだね。もうジャイアン達も気づいたと思うけど…」
のび太「どういうこと?」
ドラえもん「ジャイアン達は通しというイカサマをしているんだ」
のび太「い、イカサマ!?」
ドラえもん「そう。仲間内でサインを回して上がり牌を伝えたりしているんだ」
のび太「じゃ、じゃあ昨日のスネ夫ハコワレも…」
ドラえもん「一方的にジャイアンに振り込んだんだろうね。わざと」
のび太「ゆ、許せない!!」
ドラえもん「ああダメだよのび太くん」
ドラえもん「通しはいわゆるサインだから証拠が無いからね」
ドラえもん「だから利用したのさ」
のび太「サインは仲間内の物なのにどうやってわかったのさ?」
ドラえもん「最初は分からなかったよ。だけどジャイアンの手の動きを見てこれだろうなっていう確認を自分でとっていたんだ」
のび太「じゃあ最初らへんの振り込みは
…」
ドラえもん「高めじゃなさそうだったし確認の為に試してみたんだよ」
のび太「なんだぁ!そうだったんた!」
のび太「で、どんなサインなのさ」
ドラえもん「説明するとまず、ジャイアンの通しのサインは字牌の聴牌はしない」
ドラえもん「仲間に振り込んでもらう時は数牌に限る」
ドラえもん「それもペンチャンカンチャンじゃなくて両面とか三面張なんだね」
のび太「正確なサインじゃないのか」
ドラえもん「そう」
追いついた
期待
ドラえもん「それで細かいサインを言うと」
ドラえもん「まずリーチっていうのは牌を横にするだろ?その時の形でまず何の種類かっていうのを伝える」
ドラえもん「牌を横にした時に牌が上の牌と完全にくっついていたら萬子」
ドラえもん「くっついていなかったら索子」
ドラえもん「横に下牌の隣より下にあったら筒子」
のび太「へぇ!気づかなかったなぁ」
のび太「じゃあ細かい数はどうやって伝えているの?」
ドラえもん「それも簡単」
ドラえもん「牌っていうのはリーチ時に13牌でしょ?」
ドラえもん「それを左から4つ、4つ、4つに分割して考えて」
ドラえもん「一番左の4つグループを弄ったら一四七」
ドラえもん「真ん中の4つグループを弄ったら二五八」
ドラえもん「一番左の牌を含んだ5牌を弄ったら三六九」
のび太「うへぇ。なんでわかったの?」
ドラえもん「元から二人は全然牌なんていじらないんだよ」
ドラえもん「なのに聴牌後には牌を弄り出すだからサインかなって目をつけたの」
のび太「いじってたってどんな風に?」
ドラえもん「よく見てなきゃ駄目だよのび太くん」
ドラえもん「一牌を自分側に倒したりしてたじゃない」
のび太「えぇ!?そんな少しの動きで?」
ドラえもん「普段から弄ってないから気になるじゃん」
のび太「でも凄いよドラえもん!これでスネ夫やジャイアンのリーチをかわして逃げられるね!」
のび太「仲間内で振り込んだら頭ハネで奪い返せるし!」
ドラえもん「そう簡単にはいかないと思うよ」
ドラえもん「ジャイアンはああみえてかなり神経質なんだよね」
ドラえもん「多分こっちが気づきたことを感づいてるだろうね」
のび太「ええっ」
ドラえもん「二人で休憩しにいったっていうことは新しいサインの打ち合わせの可能性大だね」
のび太「せっかく見破ったのに…」
ドラえもん「仕方ないよ。リードしてるんだし勝ってみせるよ」
ジャイアン「ドラえもんをなめていたぜ…」
スネ夫「気づいてるよね?こっちのサイン」
ジャイアン「だな。」
スネ夫「どうするのジャイアン。僕達のび太をカモる為に使ったサインだからもう一つのサインなんて考えてないじゃない!」
ジャイアン「黙れ!」
スネ夫「今から新しいサインを考えるなんて無理だよぉ!ママァ!!」
ジャイアン「黙れスネ夫っ!」
ジャイアン「仕方ない…もう平打ちに拘る必要は無い」
スネ夫「ええっ!?それって」
ジャイアン「そうだ。やるぞスネ夫」
スネ夫「あれだけ練習したからねぇ」
ジャイアン「そろそろ戻るぞ」
ジャイアン「よし、再開しようぜ」
ドラえもん「待ってたよ二人共。じゃあ混ぜようよ」
ジャイアン(全部裏返し…この回に積み込みはまず無理)
スネ夫(のび太がジロジロみてくる)
のび太「よし!頑張れドラえもーん!」
./  ̄/  ̄ / _|__ ___|_
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`'<`ゝr'フ\ | 三 | 三 | |
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ヽ¬. / ノ`ー-、ヘ<ー1´| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ( ./ヽ
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___________________________ __
│二│三│四│二│三│四│二│三│四│◎│◎│◎│伍│|伍|
ジャイアン「その前に待てよ」
のび太「なんだよジャイアン!」
ドラえもん「なにジャイアン」
ジャイアン「お前のそのひみつどうぐが入ってるポケットをこっちによこせ」
ジャイアン「何をするか分かったものじゃないからな」
ドラえもん「べつにいいよ。僕はゲームで使うつもりはないし」
のび太「ジャイアンも使わないでよ」
ジャイアン「使うかアホ!」
サマばれてるくせにそんなこと言えるってすごいな
南一局 親 ドラえもん
ドラえもん(流石にもうサインは使ってこないか…)
ドラえもん(二人とも全力…!)
――― | \ | | |
――  ̄/ ̄| / /
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│萬│萬│萬│◎│ |◎│ │:::::|白│白│:::::| |:::::|發│發|:::::| |中|中|中 | 中 |
>>110
通しは証拠がありませんからね
ドラえもん「ツモったね」バラッ
ジャイアン「チッ」
ドラえもん「タンヅモドラ1で2000オール」
スネ夫(ドラえもんの猛攻…!ここは耐える…!)
南一局 一本場
数巡たって
スネ夫「ロンっ!」バラッ
しずか「ああっ」
スネ夫「タンヤオのみの1000点!」
ジャイアン(よし!ドラえもんの親は流した!)
南二局 親 ジャイアン
ジャイアン(来た!この手を待っていた!)
ジャイアン(スネ夫!やるぞ!)
スネ夫(OKジャイアン!)
>>114
それの別バージョンでさ、チューレン9面待ちで1mだか9mだかが来てカンするやつなかったっけ?
ドラえもん「うーん」
のび太(聴牌!リーチをかけなきゃ役が無いけど…)
のび太(正直悩み所だね。ジャイアンの親を止める為にリーチをかけるか)
のび太(ジャイアンは筒子の染め手だからリーチすると振り込みかねない…)
のび太(僕だったらリーチはかけないけどね)
>>122
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ドラえもん「リーチっ!」サッ
のび太(リーチをかけたか!まぁジャイアンの行動を制限できるし!)
ジャイアン「くそっ」チャッ
のび太(よし!焦ってるぞ!)
ジャイアン(やれスネ夫!)
スネ夫(OK!)
次のスネ夫のツモに異変が起こる…!
スネ夫を次の牌をツモる時にあらかじめ手の中に自分の牌を掴む…!
つまりこの時のスネ夫の牌は12牌…!
そうしてあるツモ山二つをそのまま掴み、あらかじめ掴んでいた自分の牌を山の場所に置く…!
この間コンマ4秒…!
分かっていても止めることができない…!
ジャイアン(さあ!ツモれドラえもん!)
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ドラえもん(!!!!!!)
ドラえもん(やったなジャイアンめ!)
ドラえもん(次に僕が握るのは絶対にジャイアンのロン牌!)
ドラえもん(リーチをかけたのがダメだったか!)
のび太「ドラえもんツモりなよ」
ジャイアン「リーチをかけているんだからツモって上がるかツモるかだぜ」
ドラえもん「わかったわかった」
ドラえもんが掴んだのは三筒…!
ジャイアンへの超危険牌…!
ドラえもん「三筒」
ジャイアン「ロンだ」バラッ
ジャイアン「清一、親っぱねで18000」
ドラえもん「はい」
のび太(そんな…!!ここにきて運が悪すぎる…!)
ドラえもん18800
ジャイアン38000
のび太(ここにきて大きな差がついた…!)
のび太「そしてジャイアンの連荘か…」
ドラえもん(ゆるさないぞ…)
ジャイアン(よし…次はスネ夫に振り込んで軽く逃げる…)
ジャイアン「一索」
スネ夫「ロン!」
スネ夫「中のみ1000点!」
通しは無くとも当たり牌は捨て牌からある程度予測可能…!
可能性のある牌を全部捨てていけばいいだけの話である…!
のび太(そんなぁ!)
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
ジャイアン「ロンだぜしずかちゃん」
しずか「仕方ないわよ…ゲームだし」
スネ夫(これでオーラス!!)
のび太(どうするだよドラえもん!!)
ドラえもん「……」
のび太(ドラえもんが逆転するには倍満のツモかジャイアンかスネ夫へのハネ満直撃…!)
のび太(厳しすぎる…ハネ満はいけるとしても倍満なんて運がなきゃとてもじゃないけどできない…!)
ドラえもん(よーし相手だってやったんだから本気でやるぞ!)
スネ夫(ジャイアンへの振り込みは頭ハネの可能性がある…!)
ジャイアン(またあのイカサマでドラえもんに上がり牌を掴ませるんだ!)
ジャイアン(さっきのイカサマを警戒してリーチをしてこないかな)
ジャイアン(そうすると得点は下がる…俺達の勝ちだてん)
のび太「!!!!」
のび太(凄い配牌だ!!!!)
のび太(チンイツドラ3で倍満がいける!!)
のび太(チンイツなら待ちも広がるしツモれる可能性も高い!)
スネ夫(テンパった!リーチで待ちは五萬待ち!!)
ジャイアン(よし!やるか!)
スネ夫(流石にこの時ばかりはサイン…!ドラえもんはもうサインへの警戒はしていないはず…!)
スネ夫「リーチ!!」
ドラえもん「そうだね」チャッ
ドラえもん「僕もリーチ!!」
ジャイアン(来た!!!!!)
ジャイアン(得点的にリーチをいれないと逆転不可だからイカサマを警戒していてもリーにせざるをえないのか!!)
ジャイアンはまたしてもスネ夫と同様のイカサマ…!
勿論牌は5萬!!
ジャイアン(ドラえもんもイカサマを警戒していてもいつするかのタイミングは分からない…!)
ジャイアン(だからこの一回のイカサマは当然通る…!)
スネ夫(勝った!!ドラえもんが僕ちゃんに振り込んで勝ち!!)
──── ノ ̄/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ _/_ / /
/ ̄ ̄/ ̄ ̄/ / ── / / / /
─── /__/__/ / / ̄ ̄/ / У / /
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│一│一│一│九│九│九│一│一│一│一│一│一│九│|九|
スネ夫「六萬」チャッ
ドラえもん「…………」
ジャイアン「どうした?ツモれよ」
スネ夫「そうだぞドラえもん!」
のび太「ドラえもん…」
ドラえもん「……」スッ
ジャイアン「そうだ。そうやって早く捨てろ」
バラッ
ジャイアン&スネオ「!!!!!!!!!」
ドラえもん「ツモ」
ドラえもん「清一ドラ3、倍萬で逆転だね」
スネ夫「ちょっと待て!」
ジャイアン「そうだ!牌が13牌しかないじゃないか!」
のび太「本当だ!小牌だしこれじゃああがりにならないよ」
ジャイアン「馬鹿なんじゃねえの?お前の負けだぜ」
スネ夫「こんなの認められるか」
つまり…どういうこと?
すいません三倍萬ですね
ドラえもん「安心してよ。この清一のあごり牌、九萬はこの手の中に握ってるよ」
ジャイアン「はぁ?何いってるんだよ!!」
スネ夫「じゃあ出せよ!!」
ドラえもん「はい」パッ
のび太「九萬だ…」
ジャイアン「な、なんだと…」
スネ夫「そ、そんな…」
ドラえもん「じゃあ三倍満で僕の
勝ちだね」
帰り道
のび太「どっドラえもん!どういうことなんだよ!」
ドラえもん「ん?僕は不正をしたけどお互いさまだよね」
のび太「だからどういうことなのさ!」
ドラえもん「僕は最後の最後のサインでスネ夫のあがり牌が5萬であることが分かった」
ドラえもん「だけど僕の待ちは5萬待ちじゃないから無理矢理変えたんだよ」
のび太「どうやって?」
ドラえもん「スペアポケットさ!」
のび太「ええー!?」
ドラえもん「スペアポケットからあらかじめ小さくしておいたおとりよせバックを出して九萬を手に握っていらない白はスペアポケットの中に入れたんだよ」
ドラえもん「だから待ちを強引に変えて5萬であがったってこと」
のび太「な、なるほどぉ…」
ドラえもん「まぁこのお金でどら焼きでも買おうよ」
のび太「そうだね!」
終
終わりです
最後は結局ひみつどうぐになってしまいましたがごめんなさい
どうやって握っていたのだろうか
乙
次回作に期待
>>188
おとりよせバックで九萬をおとりよせ
いらない白はスペアポケット
>>191
ドラえもんの手じゃ握れないだろうってことだろ
>>193
まぁそこは包んでいたと考えてくださいww
結局ひみつどうぐかよ…
>>196
考えた結果。そこまで凄いどんでん返しは思いつかないから
ドラえもんらしくひみつどうぐでいいかなーって
ドラえもん「ツモ、大三元」
ジャイアン&スネオ「なにぃ!?」
のび太(ばかな! 確かこの手はさっきまで…ハッ!)
みたいな展開かと思ったのに
あ、乙
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