舞園「苗木君が魘されている…!?」 苗木「それは違うよ!」 (9)

苗木「…ぅ、うーん……ぅうっ…」ゴロゴロ

舞園「苗木君…!?大丈夫ですか!?」

苗木「助け、て……舞園…さん……」

舞園「私はここです、私はここにいますよっ!ですからもう大丈夫です、安心してください苗木君!」ギュッ



舞園「苗木君、私はあなたのせいで死んだんですよ?」

苗木「…え?」

舞園「苗木君が模擬刀を部屋においていなかったら返り討ちにされることもなかった、私が死んだのは全部苗木君のせいなんです」

舞園「許せません、痛かったんです…怖かったんですよ、死ぬのは……苗木君にも私と同じ思いをしてもらわないと気が済みません」ガシッ

苗木「だ、誰か……助けて!舞園さん…舞園さんに殺されるっ!」


苗木「……はっ!?な、何だ……夢か」

舞園「目が覚めましたか?」

苗木「うわあぁぁっ!?ま、ままま舞園さんっ!?」ビクッ

舞園「落ち着いてください、私が側にいるから大丈夫ですよ!」ガシッ

苗木「それは違うよ!」

苗木「舞園さん。君は桑田君に殺されたはずだよね」

苗木「ここに居ないはずの君がいるからこそ、大丈夫じゃないんだよ!」ロンパ

舞園「なんだそんな事ですか。大したことじゃないですよ。今の私が幽霊なだけです」

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