エレン「ならしろよ。挨拶は大切だぞ」


ミーナ「こ、こんばんは」


エレン「よし･･これからはしっかりしろよ」


ミーナ「ご、ごめん」


エレン「ん？どうして謝るんだよ？」


ミーナ「あれ･･･あれれ･･」


エレン「なあ知ってるか？」

ミーナ「ふぇ････何を？」


エレン「イルカは知ってるよな？」


ミーナ「うん」


エレン「あれがある程度大きくなるとクジラになるんだ」


ミーナ「へ･･･？」


エレン「４ｍ以上はクジラ扱いなんだってよ」


ミーナ「なんで今、脈略もなくそんなことを話したの！？」

エレン「だから人間もある程度大きくなり過ぎると巨人扱いなのかなって･･･」


ミーナ「そうかもね･･･じゃなくてさ」


エレン「ん？どうした？さすがに寒いか？」


ミーナ「うん･･ね？どうしてエレンはさ･･･」


エレン「おう」


ミーナ「ここにいるの？」

エレン「････ダメなのか？」


ミーナ「初めは私が間違えたかと思ってたけど･･･考え直したら、やっぱ私が正しい」


エレン「ん？」





ミーナ「ここは女子風呂だよ」


エレン「そうだな」


ミーナ「どうしているの！？」

エレン「ん･･･逆にどうしてだと思う？」


ミーナ「ええ！？逆に！？どうして････どうしてかな･･」


エレン「存分に考えればいいぞ」


ミーナ「うん･･」



エレン「････～♪」ﾁｬﾌﾟﾁｬﾌﾟ


ミーナ「えっと････えっと･･･」



エレン「･･･～♪」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ


ミーナ「エレン、わかったよ」

エレン「んっ･･･よし、言ってみろ」


ミーナ「あのね･･･エレンが変態だから･･かな」


エレン「なんだ？聞こえんかった、もう一回言ってみろ」


ミーナ「え･･･エレンが････変態だから･･///」


エレン「エレンが･･なんだって？」


ミーナ「変態だからぁ//なんで、何回も『変態』って単語を言わせるのさ！恥ずかしいじゃんか･･･」

エレン「俺は男の前で堂々と裸で立っているミーナのほうが変態だと思うな」


ミーナ「･･･え･･エレンのえっちぃ････//」


エレン「別にミーナの身体に興味なんかねえよ」


ミーナ「ふぇ！？それはそれで酷いよぉ･･･」ｵﾛｵﾛ


エレン「なんだよ、それ。どっちなんだよ･･」


ミーナ「わ、私も女の子なんだからね！」

前にアニで同じようなの書いた人？

エレン「知ってるぞ･･･それくらい」


ミーナ「エレンは結局なんなの？･･･なんで女子風呂にいるの？」


エレン「そりゃ当然･･･ミーナの裸が見たかったからだぞ」


ミーナ「むっ･･矛盾してるよ･･･//」


エレン「さっきのは建前さ･･･本音はミーナの身体目当てさ」


ミーナ「へ、変態ぃ･･･///」


エレン「まっ全部嘘なんだけどな」


ミーナ「ええ！？」

>>10 お見事。その通り

エレン「正直に言うとな。男子の風呂は人が多いから、イヤになって、こっちに来ただけだ」


ミーナ「意外と普通だね･･」


エレン「女子の入浴時間じゃないのに入ってきたミーナが悪い」


ミーナ「え、ごめん･･･」


エレン「特別に許してやるぞ」


ミーナ「あれれ･･･なんかおかしいような･･」

エレン「いつまで、そこにつったってんだよ。こっちで一緒に浸かろうぜ」


ミーナ「ね･･･おかしくない？」


エレン「何、キョドってんだよ。大丈夫か？」


ミーナ「だってさー！」


エレン「俺は過去にアニとも、こんなことしたことある」


ミーナ「え･･･」


エレン「あいつはミーナほど動揺してなかったぞ。ミーナもアニを見習え！」


ミーナ「あれ･･･私、説教されてるの！？」

エレン「あれは面白かったな･･･」


ミーナ「こんな私でごめんね･･･」


エレン「さっ、それは置いといて一緒に湯船に入ろうぜ」


ミーナ「切り替え早いし･･･エレンはなんで当然のように、それはまさに古き友人との約束のごとく、その場を離れようとはしないの？」


エレン「満足してないからに決まってるだろ。バカか？バカはコニーとサシャで足りてるぞ」


ミーナ「バカじゃないもん！」

エレン「可愛いなぁ･･･全くお前は」ﾊﾞｼｬ･･


ミーナ「もう騙されないからね！って、なんで湯船からあがってるの！？」


エレン「いや、別に理由はないぞ」ﾄｺﾄｺ


ミーナ「ひゃぁ///前くらい隠してよ！」


エレン「ミーナの身体を見たんだし、これでお相子様だろ」ﾄｺﾄｺ


ミーナ「そんな等価交換認めない！って、なんで近付いてくるの！？」

エレン「え･･･バカか？考えろよ、俺はミーナを抱き締めるために近付いてるんだよ」


ミーナ「ば、ばかぁ！？そんなの考えても分からない！というか、だっだだだ･･抱き締める！？///」


エレン「なんだ、嫌か？」


ミーナ「ﾊﾞｶﾊﾞｶﾊﾞｶﾊﾞｶ////変態ぃ///」


エレン「あはは、冗談だ。洗おうと思って湯船から出ただけだ」

>>13
アニの方の続きは…

>>19 おわりの書き方が『ここまで』表示だったのが悪かったかも
あれは一応、おわりという形なんで

ミーナ「ｾﾞｪｾﾞｪ･･･もう･･ばかぁ････」


エレン「なんだ、期待したか？」


ミーナ「そんなわけないじゃない///」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ


エレン「そんなことより、ここ座れよ。頭洗ってやる」


ミーナ「そんなこと扱い！？エレンが自分で言っといて！？」

エレン「だって、飽きたし･･･」


ミーナ「ほんの５秒前のことだよ！早過ぎだって･･･」


エレン「おいおい、俺は早漏じゃねえよ」


ミーナ「なんの話！？早過ぎってそのことじゃないよ！ド下ネタ過ぎて度肝抜かれたよ」


エレン「なんだ。紛らわしいな」


ミーナ「どこにも紛らわしい要素なかったでしょ･･」

エレン「早く座れよ。洗えねえだろ」


ミーナ「切り替え早いよー･･･」


エレン「おい！俺は
ミーナ「今の『早い』は、早漏の話じゃないからね！？」


エレン「別に俺は早漏の話なんてしようとしてねえよ･･･うわ･･」


ミーナ「////」ﾎﾞﾝｯ

エレン「あっ！別に俺は早漏じゃないからって、遅漏ってわけでもないからな？標準だぞ」


ミーナ「いいよ･･･そんな説明いらないって///」


アニ「エレンその辺にしときな･･」


ミーナ「アニ！？」


エレン「またここで会ったな」


ミーナ「アニ！助けに来てくれたんだね！」