まどか「殴りあいでマブダチ作るよ!」(117)
まどか「さやかちゃんさやかちゃん!」
さやか「んー?どしたまどかー?」
まどか「勝負しよう!」
さやか「いいぞー?」
まどか「えいっ」
バッキィ!!
さやか「ぐほぁ!?」
さやか「な、なにすんのさいきなり!?」
まどか「勝負だよ?」
さやか「え?ガチの喧嘩なの?」
まどか「喧嘩じゃないよ!熱い勝負だよ!」
さやか「えー…じゃんけんとかでいいじゃん…」
まどか「隙アリ!」ドッゴ!!
さやか「ばばぁっ!?」
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じのキュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
さやか「いだだだだ…」
まどか「もうっ!さやかちゃん本気だしてよ!これじゃ私が一方的に殴ってるみたいじゃない!」プンスカ
さやか「そんな、まどかを殴るなんて」
まどか「さやかちゃんが怒るまで殴るのをやめないよっ」シュッシュッシュッシュッ
さやか「ひぃっ!?」
まどか「いざ勝負!」
さやか「た、助けてぇ!うわぁぁぁぁん!!」トッコトッコ
まどか「あっ!さやかちゃんまってよぉ!」
まどか「むぅ…さやかちゃんに逃げられちゃった…」
仁美「あら?まどかさん?」
まどか「あ、仁美ちゃん」
仁美「こんなところで何をしているんですの?」
まどか「仁美ちゃん!勝負しよう!」
仁美「…突然なんのお遊びです?」
まどか「遊びじゃないよ!熱い勝負だよ!」
仁美「勝負って…一体なんの?」
まどか「殴りあいだよ!」
仁美「あら…そんな野蛮な…」
まどか「野蛮じゃないよ!友情の証なんだよ!」
まどか「夕陽の沈む河原で真剣勝負して殴りあって引き分けになって」
まどか「……やるな…!!」
まどか「……お前もな…!」
ガシッ!!(握手)
まどか「そして二人はマブダチになるんだよ!」
仁美「なんの漫画に影響されたのかしら…」
まどか「てことで仁美ちゃん!いざ勝負!」
仁美「私たちはもう友達ではありませんか」
まどか「友達じゃなくてマブダチがいいんだよぅ…」
仁美「……」
仁美「勝負ということでしたら審判が必要ではありませんか?」
まどか「?」
仁美「私がまどかさんの勝負を仕切りますわ」
仁美「今のまどかさんは興奮しているようなので」
まどか「え、いらない!」
まどか「それより勝負!」
仁美「そういうことは相手の方の同意を得ないことには…」
まどか「隙アリ!」ブン!
ヒュッ!
まどか「消えた!?」
仁美「…私がいつ同意しましたか…?」
まどか「う、後ろに!?」
まどか「だめ…今の私じゃ仁美ちゃんと力が離れすぎている…!」
まどか「引き分けることなんて…できない!」ガクッ
仁美「いきなり殴りかかるなんて…そんなのはただの暴力ですわ」
仁美「そんなことがないように私がまどかさんの勝負を見守らせていただきます」
まどか「うん」
まどか「じゃあまず一番弱そうなさやかちゃんからやるよ!」
まどか「さやかちゃんさやかちゃん!」
さやか「げっ!まどか!」
まどか「さやかちゃん勝負しよう勝負!」
さやか「や、やだ!もう痛いのはやだ!」
仁美「うふふ…ただ痛いだけが勝負ではないですのよ、さやかさん」
さやか「なんでさ!殴りあいなんてどっちも痛いだけじゃない!」
まどか「勝負!勝負!」
仁美「オダマリッ!!」
まどか「」シュン
仁美「さやかさん、殴りあいはただの喧嘩ですわ。拳で相手をねじ伏せるだけの野蛮な暴力行為…」
仁美「ですが勝負とは互いの力を認めあって初めてできるものなのですわ」
仁美「聞こえるはずですわ…拳が触れあった瞬間に相手の魂の叫びが」
仁美「表面上の会話じゃない、本音と本音をぶつけ合う…互いの存在を確かめあうこと…」
仁美「それが、勝負ですわ」
さやか「な、なるほどぉっ!!」
まどか「さぁさやかちゃん!勝負だよ!」
さやか「よっしゃぁ!さやかちゃんの熱い魂を受けてみよっ!」
仁美「ファイッ!!」
まどか「まどパンだよ!」シュッシュッシュッシュッ
さやか「おっとなんのぉ!」バッ!
仁美「美樹さやか…スピードはあるがそのメンタル故に打たれ強さがない」
仁美「さやかさんが狙うのはヒットアンドアウェイ…それにまどかさんが対応できるかがこの勝負の鍵ですわね」
さやか(見える!まどかの拳が…!)
さやか(そんな大振りのパンチが当たるほどさやかちゃんは鈍くないわ!)
まどか「く…当たらない…!」
仁美「まどかさんのパンチを避けつつ隙をうかがっている…」
さやか「見えた!そこだっ!」シュッ!!
まどか「ぐぅ!」バキィ!!
仁美「!!決まった!!」
さやか「がっ…は…!」
仁美「腹パン!!まどかさんの腹パンが決まった!!」
さやか「な、なんで…あたしのパンチも決まったはず…」
まどか「さやかちゃんはスピードはあるけどなにより経験が足りなかった」
まどか「さやかちゃんのパンチには大きな隙ができるんだよ。そこを私が突いた」
さやか「じゃああたしにパンチさせるためにわざと隙を作ったというの…?」
まどか「うん」
仁美「肉を切らせて骨を断つ…!まさに一瞬の攻防でしたわ…!」
さやか「…あはは、まどかには負けたよ」
まどか「さやかちゃん…」
さやか「でもまどかの想い、伝わってきたよ」
まどか「私も…これが拳と拳を交えてできた会話…!」
まどか「これで私たちはマブダチになれたんだね!」
さやか「うん!」
まどか「もっと会話しよう!」
さやか「え、ちょ、まどか」
まどか「えいっえいっ」ズガァッ!!ゴガァンッ!!
さやか「うぶぅ!!ぐぶわぁ!!」
仁美「これが真の友情なんですのね」
仁美「次は誰とマブダチになるんですの?」
まどか「うーん…」
ほむら「あら、まどかじゃない」
まどか「あ!ほむらちゃん!」
まどか「ねぇほむらちゃん、勝負しよう!」
ほむら「え…?」
まどか「もう待てないよ!」ブン!
ほむら「ひ…!?」
仁美「」パシン!
仁美「まどかさん!マテ!!」
まどか「」シュン
仁美「ってわけですの」
ほむら「…えぇ…?」
まどか「ほむらちゃん!勝負!」
ほむら「…………」
ほむら「ま、まどかが…望むなら…」
まどか「やったぁ!ほむらちゃん大好き!!」
ほむら「」ホムドッキーン!
まどか「じゃあいくよ!」
ほむら「う、うん!きなさい!」
仁美「ファイッ!!」
まどか「えいえいえいっ」シュッシュッシュッシュッ
ほむら「ひっ!?」ドサッ
仁美「暁美さんはまどかさんの連打が見えてない…」
仁美「しかも足がもつれて転んでしまう始末…これは勝負アリですわね」
まどか「もらったよ!ほむらちゃん!」バキィ!!
ほむら「!!」
仁美「右ストレート!!これは効きましたわ!!」
ほむら「…………!!」
ほむら「き、きもちいい…」
仁美「!?」
ほむら「あぁ…もっと…」スクッ
仁美「立ち上がった…!?あれを食らって…!?」
まどか「さすがほむらちゃんだね!それでこそ勝負!」
ほむら「うふふ…これがまどかの愛の形なのね…」
ほむら「では私からも愛をあげる!」シュッ!!
まどか「!」バッ!
仁美「今度は暁美さんの猛攻!しかしまどかさんは見切っているようですわ!」
まどか「えいっ」ズゴァッ!!
ほむら「あはぁ!」
仁美「ですがまどかさんの攻撃も効いていない!なんという耐久力ですの!?」
まどか「はぁっはぁっ…強いねほむらちゃん…!」
ほむら「ふふふ…まどかの愛を感じる…」
仁美「何度攻撃しても立ち上がる暁美さん!どんどん疲れていくまどかさん!」
仁美「これはまどかさんが負けるのも時間の問題か…!?」
まどか「…ほむらちゃん、こんなに楽しいのは久しぶりだよ」
まどか「だから私も本気でいくよ!」
仁美「リボンをとった!あれはまど神フォーム!!」
ほむら「何がこようともまどかの愛は受け止めて見せるわ!!」
まどか「必殺!流星のまどパン!!」
仁美「流星のまどパン…!!その名の通り流れ星のような速度で拳を振り切るまどかさんの奥義…!!」
仁美「その速度は…」
ほむら「!?」メリッ
仁美「音を置き去りにする」
スパァァン!!
ほむら「あぐ……っ!?」
ほむら「まど…かの…愛は…」
ほむら「私…が…」バタッ
仁美「決まった!!暁美さんが快感に変えられる上限を越えたんですわ!!」
まどか「はぁっ…はぁっ…ぐっ」
仁美「しかしまどかさんの腕に蓄積されたダメージも凄まじいもの…」
仁美「二人目にして手強い相手でしたわね…」
まどか「ほむらちゃん…ありがとう、とっても楽しかったね!」
ほむら「」ピクッピクッ
まどか「これで私たちはマブダチだよ!」
ほむら「」ガクガクビクンビクン
仁美「…この子、絶頂している……!!」
まどか「ふぅ…ふぅ…次は…」
仁美「休まなくても平気なんですの?まどかさん…」
まどか「私はさやかちゃんやほむらちゃんの屍を越えてここまでやってきた…!二人のためにもこんなところで休んでなんかいられないよ!」
仁美「…ふふ、そうでしたわね」
まどか「次の相手は…」キョロキョロ
杏子「よーっすまどか」
まどか「飛んで火に入る杏子ちゃん!」
まどか「杏子ちゃん!勝負だ!」
杏子「はー?なんの冗談だ?」
まどか「冗談じゃないよ!熱い勝負だよ!」
杏子「なんかわっかんねーけど、まぁいいよ」
ズッ
杏子「……え…?」
ゴァーン!!
杏子「ごはぁっ!!」
仁美「まどかさん!!」
まどか「だって…杏子ちゃんいいよって…」
仁美「詳しく説明しなきゃわからないでしょう!?」
まどか「えー?勝負といったら青春の殴りあいでしょ?」
仁美「あなたは普段そんなキャラじゃないんだから!相手の方は冗談と受け取ってしまうのですわ!」
仁美「いい加減覚えなさい!!」
まどか「」シュン
杏子「……いい、さ…」
まどか「杏子ちゃん!」
杏子「…油断したあたしが悪いんだ…まどかをあんま責めないでやってくれ…」
仁美「立ち上がった…この方もかなりの実力者…!!」
杏子「いいよ…殴りあいくらいいくらでも付き合ってやる」
まどか「杏子ちゃん大好き!!」
杏子「へへ…さぁこいまどか!」
まどか「うん!」
仁美「ファイッ!!」
まどか「えいっ」シュッ!!
杏子「ふっ!」パシン!
仁美「まどかさんの拳を避けずに受け止めた!」
まどか「まだまだだよ!」シュッシュッ
杏子「はっ!」グイッ!
仁美「今度は受け流した…!早くもまどかさんの動きに順応している!」
杏子「へへ…まどか!隙だらけだ!」
まどか「!」
ズガァッ!!
仁美「体制を崩したまどかさんの横っ腹に右ストレート!!」
杏子「とう!」ガバッ
仁美「そしてすかさずマウントポジション!」
杏子「もらったぜ!!」ズガガガガガガガ!!
まどか「うぐぐぐ…!!」
仁美「ラッシュ!!ラッシュ!!追撃の手を緩めませんわ!!」
仁美「これはさすがのまどかさんもギブアップか!?」
>>58
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じのキュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
杏子「どうしたまどか!?もう終わりか!?」
ズキッ
杏子「!?」ピタッ
仁美「佐倉さんの猛攻が止まった!これはどういうことでしょうか!」
杏子「一番最初のダメージが…!今になって…!」
まどか「あんまり張り切っちゃバテちゃうよ!?杏子ちゃん!」バッキィ!!
杏子「ぐあぁ!!」
仁美「来ましたわ!!まどかさんの内臓殺し!!そして高く飛び上がってからの」
まどか「えいっ」ズゴァッ!!
仁美「かかとおとし!!佐倉さんの後頭部に直撃!!」
杏子「……!」フラッ
仁美「おっとこれは意識が朦朧としている様子ですわ!」
杏子「…………」フラッ
仁美「しかし倒れない!佐倉さんはまだ闘う気なのでしょうか…!?」
まどか「杏子ちゃんの根性には驚かされるよ…だから一思いにとどめを差すよ!!」ヒュンッ!
杏子「…く……!」
「杏子ぉぉぉぉ!!!!」
仁美「!?この声は…」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「こらー!杏子ー!フラフラしてんじゃないよー!」
杏子「さ…やか…!」
さやか「あんたはまだやれるよ!本気出せー!」
杏子「さやか…!」グッ
仁美「佐倉さんの意識が覚醒した…!」
まどか「これが…友情の力…!」
杏子「へへへ…ここからが本番だぜ!」
さやか「やれー!まどかをぶっとばせー!」
仁美「さやかさん!野次飛ばさないで!」
杏子「りゃぁぁ!!」ガガガガガ!!
まどか「くっ…!」
仁美「佐倉さんの素早いラッシュにまどかさん防戦一方!」
まどか「ここまで力が残ってたなんて…!」
杏子「残ってたわけじゃない」
シュン!
まどか「!?」
仁美「あれは…さやかさんのスピード!」
杏子「力が沸いてきたんだ!!」ズガァァン!!
まどか「ぐあぁ!?」
仁美「背後からの飛びげり!!まどかさんの首を捕らえましたわ!!」
さやか「いいぞーおれろー」
まどか「ぐぅ…!」
仁美「まどかさんが初めてダウンしましたわ…!」
杏子「はぁはぁ…どうしたよまどか?もう終わりかい?」
まどか「…もう終わりなのは杏子ちゃんだよ」
まどか「そのスピードを維持するのはもう杏子ちゃんじゃ不可能…」
まどか「私の流星はよけれない…!」
仁美「リボンをとった!まど神フォームですわ!!」
杏子「……くっ!」バッ!
まどか「!?」
仁美「佐倉さん距離を詰める!まど神に近付くのは自殺行為ですわ!」
杏子「そのパンチを撃たす暇は与えない!!」ガガガガガ!!
仁美「インファイト!!そのスピードはまどかさんには見切れていない!!」
さやか「やれやれーそのぺちゃぱいを更にぺったんこにしてやれー」
まどか「うぐ!あぐぅ!」
杏子「りゃりゃりゃぁぁぁ!!」ガガガガガ!!
仁美「まどかさん防げない!!パンチはまどかさんの身体に命中し続ける!!」
まどか「…集中…集中…!!」ピタッ
仁美「!?ガードをやめた!?」
杏子「なに考えてんだ!?」
まどか「どうせ見えないなら…私は杏子ちゃんの呼吸を感じとる…!」
まどか「一定のリズムに思える呼吸にも乱れはあるんだよ…!!」
杏子(まどかのパンチが…あたしの攻撃をすり抜けて…!!)
まどか「円環のまどパン!!」
ズズズズッ!!
杏子「っ!!」
仁美「貫いたぁー!!佐倉さんの攻撃を貫いた!!」
仁美「これはどういうことなのでしょうか」
ほむら「まどかは杏子の呼吸を読んでパンチとパンチの合間に拳を潜り込ませたのよ」
ほむら「両手を攻撃に回してるからガードする暇もなく無防備なお腹に特大の一発」
ほむら「羨ましいわ。なんて気持ち良さそうなのかしら」
仁美「なるほど」
杏子「負け…た…!今度こそ…!」ガクッ
まどか「いい闘いだったよ…杏子ちゃん…!!」フラッ
さやか「立ち上がれ杏子ーまどかをまんじゅうみたいにしてやれー」
まどか「杏子ちゃん、ありがとう。限界を越えた強さを杏子ちゃんに教えてもらったよ」
杏子「へへ…よせよ照れる」
まどか「これで私たちはマブダチだね!」
杏子「マブダチ…!いいなそれ!マブダチマブダチ!」
まどか「マブダチマブダチ!」
さやか「今だ杏子ーまどかは隙だらけだぞーやれーやるのだー」
まどか「もっかいさやかちゃんとマブダチになってくるね!」
杏子「いってらっしゃい」
さやか「え、ちょ、まってまど…ぎゃぁぁぁあ!!」バキィ!!ゴキィ!!ミシィッ!!
仁美「どんどん友情の輪が広まっていきますわ…!」
まどか「さて…最後の敵を倒しにいくよ!」
仁美「最後の敵…!?」
まどか「うん!」ピンポーン
「はぁい」
まどか「私私!友達の私!」
「!まってて!今ドア開けるわね!」
マミ「どうぞー!」ニッコー
まどか「お邪魔します!!」
マミ「いらっしゃい!!お友達の鹿目さん!なにして遊びましょうか!?」
まどか「勝負するんだよ勝負!」
マミ「……はて?」
まどか「行きますよ!?マミさん!!」シュッ!!
仁美「」パシン!
仁美「まどかさん!お座り!!」
まどか「」シュン
まどか「と見せかけてパンチ!!」ヒュゴ!!
マミ「きゃ!?」
QB「きゅっぷい!」パシン!
まどか「!?」
QB「おのれまどか!!マミに手を出すなんてどういうつもりだい!!」
まどか「QB…私とマミさんはお友達だから勝負だってするの!」
まどか「ねぇマミさん!!」
マミ「え?えぇ…そうね、お友達だものね…?」
QB「マミ!騙されてるよ!」
まどか「てぃひひ!さぁいくよ!マミさん!!」
マミ「は、はい!」
QB「くっそー!こうなったらマミは僕が守る!!」
仁美「ファイッ!!」
まどか「えいえいえいっ」シュッシュッシュッシュッ
QB「きゅぷきゅぷきゅぷきゅぷ!!」パシパシパシパシ
仁美「凄いですわ!!まどかさんの攻撃をすべて弾いている!!」
QB「マミ!僕が防いでいるうちにまどかに攻撃だ!」
マミ「う、うん!」
マミ「えいっ」ポコッ
まどか「…………」
仁美「弱い!!」
QB「マミ!殴れ殴れ!!」
マミ「やっ!てい!」ポコッポッコッ
まどか「…………」
マミ「わーん。手が痛いわー!」
QB「大丈夫かいマミ!?くっそー!なんてことだ!!」
仁美「巴さんチームはまどかさんに有効な攻撃手段がない様子…」
ほむら「このままじゃまどかの勝ちは決まったも同然ね」
QB「こうなったら奥の手だ!!ミュージックスタート!!」
ホイコーロー♪
マミ「!!」
仁美「こ、これは!?」
ほむら「巴さんのテーマ曲…!」
マミ「変身!!」ピカー
QB「魔法少女モードだよ!!」
まどか「えー!ずるいずるい!これは殴りあいの勝負なんだよ!」
QB「なんだい!マミはか弱い女の子なんだ!ちょっとくらいハンデをくれたっていいじゃないか!」
まどか「駄目だよ!みんな平等に勝負するんだよ!」
QB「きゅぷぁーっ!!君達みたいな暴力少女なんかとうちのマミを一緒にしないでくれ!君達とは身体の作りが違うんだよ!」
仁美「おっと、なにやらトラブルのようですわ」
まどか「わかったよもう!マスケット銃を武器にするくらいならいいよ!」
まどか「ただし撃っちゃ駄目だからね!?あくまでもバットみたいに使ってね!?」
QB「ふん!まったく君は注文が多いね!いいさいいさそれで十分さ!!」
仁美「やっと交渉が終わりましたわね」
マミ「QB…」
QB「安心しなよマミ。僕が君を絶対に勝たせて見せるよ」
マミ(どっちでもいいわ…)
まどか「いくよマミさん!」
QB「さっさときなよ!」
まどか「QBに言ってない!!」
QB「きゅぷ!なんて生意気な子なんだい!!」
まどか「えいっ」
QB「きゅぷ!」
仁美「先程と同じ展開ですわね」
マミ「えーい!」トテテテ
まどか「そんな遅い攻撃なんて簡単にはよけれるよ!」
QB「そうはさせるかい!」ベタッ
まどか「!?」
仁美「QBさんがまどかの顔面に貼り付いた!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」ゴッキーン!!
まどか「いだいっ!!」
まどか「この…」ヒュッ!
マミ「ひ!?」
QB「危ない!」パシン!
仁美「防いだ!まどかさんの攻撃はすべて防がれていますわ!!」
ほむら「でもまどかの一撃は軽くはないわ。それを何度も防いでる淫獣はかなりの疲労が蓄積されているはず…」
ほむら「なんて羨ましい」
QB「はぁはぁ…バトンタッチ」
QB2「よしきた」
まどか「!?ちょっとまた反則!!」
QB「また文句かい!?これだから最近の子は!!」
まどか「わかったよもう…じゃあQBは三匹までね…」
QB「きゅぷきゅぷ!まぁいいさ!君をこてんぱんにするには十分だ!」
仁美「終わりましたー?」
まどか「…続けるよ?」
QB「どこからでもかかってくるがいいさ!!」
QB2「君の攻撃は全部ふせいでみせるよ!!」
QB3「マミは僕達が守る!!」
マミ「…やかましいわ…」
仁美「QBさんが三匹になったことでまどかさんの攻撃は完全に届かなくなってしまいました」
仁美「そして何度もまどかさんの隙を作り、少しずつダメージを与えていきました」
仁美「連戦の疲労もあり、まどかさんは心身ともにぼろぼろ」
仁美「まさに絶体絶命…!!」
まどか「く…はぁ…はぁ…」
QB「きゅっぷぷぷ!これはもう終わりだねまどか!」
QB2「残念だったねぇ…君はもうここまでさ」
QB3「マミに手を出したのが運の尽きさ!」
まどか「……てぃひひ…」
まどか「…ねぇQB…?」
まどか「私にはまだ奥の手が残ってるんだよ…?」
QB「まど神フォームかい?あれはもう見切ったよ」
まどか「ううん…私の奥の手…最後の奥の手…!!」ゴゴゴゴゴ
仁美「なんですの…このとてつもないエネルギーは…!!」
ほむら「まどか…!?」
さやか「一体何が起きるっての!?」
杏子「大地が…共鳴している…」
マミ「空が…泣いている…」
QB「ま、まさか!?君は!!」
まどか「まど神フォームが全てを強くするフォームならば…」
まどか「クリームフォームは…破壊のみを極めたフォーム…」
まどか「速さも…打たれ強さも…全て捨てて…」
まどか「あなたをぶん殴るだけのフォーム…!!」
QB「ひ、ひぃ!?」
まどか「懺悔しなさい…あなたの罪を!!」
まどか「絶望のまどパン!!」
ファッ
マミ「QBの気が…消えた…?」
さやか「まどかの勝ちだ!」
杏子「でもまどかの様子が…」
まどか「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」ゴゴゴゴゴ
ほむら「まさか…暴走!?」
仁美「自らの強大すぎる力に操られているんですわ!!」
仁美「このままでは…世界が終わる!!」
みんな「!!!?」
まどか「ァァァァァァァァァァ!!」
さやか「どうしよう!?どうすればまどかは元に戻るの!?」
杏子「倒すしかないんじゃないのか!?」
マミ「でも…今の鹿目さんには私達が束になっても…」
ほむら「まどか…!!」
仁美「……みなさん、少しの間時間を稼いでくださいまし」
さやか「仁美!?まさか…」
仁美「えぇ…私がまどかさんを止めて見せますわ」
まどか「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
さやか「まどかぁー!!」
まどか「」ピクッ
マミ「鹿目さん!目を覚まして!!」
杏子「あたしたちマブダチだろ!?」
ほむら「まどか!私たちの友情は絶望の力なんかに負けないはずよ!」
さやか「あたしたちの決着はまだついてないぞぉー!!」
まどか「…さや…マミ…あん…ほむ…!」
マミ「私たちの声が届いてるわ!」
ほむら「まどかぁー!!好きー!!」
杏子「あんってなんだよ!まどかぁ!」
さやか「おらまどかー!弱くなれ!弱くなってからかかってこい!!」
まどか「こ…れが…絆…!!」
仁美「それが、あなたの求めていたモノですわ」
まどか「仁美…ちゃん…」
仁美「破壊だけを求める、今のあなたの姿は…あなたに相応しくない」
仁美「戻ってきて、まどかさん。そして」
仁美「私とマブダチになりましょう」
まどか「」コクッ
ひ と パ ン ! !
グシャァァァァァァァァ!!
マミ「鹿目さんから…絶望の力が消えていく…」
ほむら「まどかぁー!!」
杏子「大丈夫か!?」
まどか「…うん!」
さやか「心配かけやがって…」
仁美「ふふ、まったくですわね」
まどか「みんな、ただいま!」
数ヶ月後
まどか「仁美ちゃん仁美ちゃん!」
仁美「あらまどかさん。どうしましたの?」
まどか「勝負しよう勝負!」
仁美「うふ、私に敵いますか?」
まどか「今日こそ仁美ちゃんとマブダチになるよ!」
仁美「かかってきなさい!!」
私達の闘いはこれからだ!
ご愛読ありがとうございました!
>>1先生の次回作にご期待下さい!
ここまでの迷作になるとは自分でも思いませんでした
才能って怖いですね
どうぞ叩いてください
おやすみなさい
そんな馬鹿な
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