～玄関～

幼馴染「……」

男「なにしてんだ？早く帰れよ」

幼馴染「あのさ、私に断られたじゃん？じゃあ別の人に頼むとかするつもりなの？」

男「あぁ、妹にでも頼んでみようかなと思ってな。まぁお前には関係ないよだから早く帰れよ」

幼馴染「……(男の童貞を奪える、か…)」

男「じゃあな腐れまんこ、二度と呼ばないからな」

幼馴染「あの、ちょっと待ってよ」

男「いやいや、もういいから。拒否まんこに発言権なんてないからな｣ｸﾞｲｯ

幼馴染「うわっ！ちょ、ちょっと押さな

ﾊﾞﾀﾝ

男「じゃあな～、もう学校で会っても声掛けないからな～」

～妹の部屋～

ｶﾞﾁｬ

男「やっほ～」

妹「……｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男「ん？ゲームやってんのか」

妹「うん…ぅぁっ！｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男「なんのゲームだ？」

妹「モンハンだよ、こっから先に進めないの」

男「ん～？あぁ、緊急クエストね。リオレイアの亜種か」

妹「うん、オンラインは怖いから一人でやってたんだけど限界が来たみたいなんだぁ」

男「手伝おうか？」

妹「本当！？」

男「あぁ、だからまんこ貸してくれよ」

妹「私の？う～ん、取り外し可能なら貸せるんだけど無理みたい」

男「ははは、相変わらずぶん殴りたくなる位可愛いなお前は」

妹「お兄ちゃんってなんの武器使うの？」

男「当ててみな｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

妹「ハンマーとか」

男「ガンランスだよガンランス。これしか使ってないからな｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

妹「ガンランス？どうして？」

男「お前、モンスターの中でどれが一番好きなんだ？」

妹「フルフルかなぁ？ちんこみたいで可愛いし」

男「やっぱお前は俺の妹だな、ほらやるぞ｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

妹「ねぇ、ガンランス使う理由教えてよ～｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男「ガンランスはちんこだからな。勃起・挿入・射精の全てを再現可能な武器なんだよ」

妹「お兄ちゃんやらし～｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

～河川敷～

幼馴染「……(一方的に追い出されてしまった)」

幼馴染「悪いのは私…？いや、それだけは無いわ悪いのは男の方なんだから」

幼馴染「だいたいいきなり呼び出してまんこ貸してくれって可笑しいじゃない！それに私だってまだ処女なんだし心の準備ってもんが有るわよ」

幼馴染「はぁ……けど完全に嫌われちゃったなぁ。学校で声すら掛けてくれないなんてキツい事言われたなぁ」

幼馴染「けど男って有言実行だから嘘じゃないんだよねぇ……ん？」

貧乳娘「マーラ、あまり急いでは駄目ですよぉ」

犬「はっはっはっ！」

幼馴染「あの子よね、男の彼女って」

貧乳娘「もうマーラ、そんなに急がなくてもちゃんと散歩してあげますからね」

犬「わんわん！」

幼馴染「……あいつが｣ｽﾀｽﾀ

貧乳娘「あら？こんにちは。幼馴染さんですよね」

幼馴染「えぇ、T組の幼馴染よ。よろしく｣ｽｯ

貧乳娘「？」

幼馴染「あら、私と握手は嫌なのかしら」

貧乳娘「あっ！すみません｣ｽｯ

幼馴染「……｣ｸﾞｸﾞｸﾞ

ｺﾞｷﾞｬﾝ

貧乳娘「ひうっ！！」

幼馴染「……ファック」 ｽﾀｽﾀ

貧乳娘「あいたたた、折られてしまいました…」

犬「がるるるる」

貧乳娘「マーラ、怒ってはいけませんよ。あの人もあの人なりの悩みが有るのです。私なんかでストレスを発散出来たのならば寧ろ本望ですから」

男「おっしゃクリア～」

妹「お兄ちゃん強いねぇ、2回死んでるけど強いねぇ｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男「ははは、ガンランスと言えば俺だからなぁ。また進めなくなったら手伝ってやるよ｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

妹「う～ん、だったらもうちょっとやろ？一人よか絶対楽しいし」

男「え～？俺さぁ明日彼女とセックスする予定だから練習しないといけないんだぞ？」

妹「エッチの練習？それならはい！これあげる｣ｽｯ

男「これは……オナホ？！」

妹「うん、お父さんの部屋に有ったんだよぉ。私じゃ使えないみたいだからお兄ちゃんにあげるよぉ」

男「ちゃんと未開封品を……お前を妹にもって俺は今ほど嬉しい事は無いよ」

妹「えへへ～、だからもうちょっとモンハンやろうよ」

～公園～

幼馴染「くそ、このままじゃ男の童貞がさっきのひんぬーに奪われちゃう」

幼馴染「悔しいけど凄く可愛かった、なんで男なんかと付き合ってるのか分からない位可愛かった…」

幼馴染「どうすれば……どうすればいいのか分からないよ」

ひよこ売りのおっさん「力が欲しいか」

幼馴染「！？｣ﾊﾞｯ

ひよこ売り「嬢ちゃん、もう一度聞くが…」

ひよこ売り「力が欲しいか…？」

幼馴染「……｣ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟｰ

幼馴染「あっ、もしもし警察ですか？はい、公園で不審者に声を掛けられてるんです」

ひよこ売り「！！」

～5分後～

ひよこ売り「離せぇえぇ！離してくるひゃあぁあ！」

警察「お前みたいな奴が居るから学生が安心して暮らせないんだ！おら、入れ！」

ひよこ売り「俺が豚小屋にぶち込まれちまったらぁあ！ぶち込まれちまったらこいつらはどうなるんだぁあ！」

ひよこ｢ｺﾄﾘｰ」

警察「後で我々が美味しく頂くから心配するな！おら入れ！｣ｸﾞｯ

ひよこ売り「お前ら人間じゃねぇ！！血も涙もねぇ社会の犬共がぁああ！」

ﾊﾞﾀﾝ

婦警「大丈夫？何もされてない？」

幼馴染「はい、大丈夫です…あの、このひよこ一匹貰ってもいいですか？」

婦警「？いいけどちゃんとお世話出来るの？」

幼馴染「大丈夫です。行くよ、コンチ」

ひよこ「ピヨピヨ」

男「ん…そろそろ夕ご飯の時間じゃないのか」

妹「おう～、そだねぇ」

妹「それにしてもお兄ちゃんってモンハン上手だよねぇ、2回は必ず死ぬ癖にちゃんとクエスト成功するんだもん」

男「まぁガンランス使ってるからな。クリア出来ないクエストは無いぞ」

妹「じゃあ夕ご飯食べに下に降りますかぁ～」

男「なぁ妹よ」

妹「ふん？どしたの」

男「まんこ使わせてくれないか」

妹「え～？やだよお、ほら、早く行こうよお兄ちゃん」

男「……お、おう」

～リビング～

母「はい、特製スープカレーよ」

父「ははは、全くカレーの匂いがしないな！さすが母さんだ！」

母「も～、あなたったら～」

妹「相変わらず仲いいよねあの二人｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「まぁ未だにゴム無しセックスしてるみたいだからな。よくピルのゴミが散らばってやがる｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

妹「あ～あ、私もあんな仲良く出来る運命の人とか現んないかな～」

男「俺は見つけたけどな｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

妹「そうなんだよねぇ、お兄ちゃんに先越されたのが悔しくてしょうがないんだよねぇ」

貧乳娘「……困りました、道に迷ってしまいましたわ」

犬「ワンダフル！」

貧乳娘「携帯の充電もつい先ほど切れてしまいました…あぁ、どうすればいいのでしょうか」

貧乳娘「辺りも暗くなってきてます、マーラ、私はどうすればいいのでしょうか」

犬「はっはっはっ！」

貧乳娘「右手も腫れ上がって感覚が徐々にですが失われつつ有ります…早くマイホームに帰りたいのですが」

貧乳娘「……とりあえずジュースでも飲みましょうかマーラ」

犬「わんわん！」

貧乳娘「マーラは何が飲みたいのですか？｣ﾁｬﾘﾝ

犬「エメマン」

貧乳娘「はいエメマンですね……ま、マーラ？」

犬「はっはっはっ！」

貧乳娘「ふふっ、きっと空耳ですね」

～妹の部屋～

男「なんで飯食い終わった矢先にお前の部屋に来なきゃなんないんだよ」

妹「良いじゃんかぁ、モンハンやろうよ」

男「ったく、このオタクが」

妹「えぇえ！？ゲームやるだけでオタクって酷いと思いますー！」

男「へいへい分かりま……」

妹「？どしたのお兄ちゃん」

男「……ちょっとコンビニ行ってくるわ。お前、なんか欲しい物あるか？」

妹「とりあえずチョコ系のお菓子をお願いしま～す」

男「おう、ちょっと隣の家から自転車借りて行ってくるよ」

貧乳娘「あぁ、ついに真っ暗になってしまいましたねマーラ」

犬「わん！」

貧乳娘「お母様とお父様に連絡を取ろうにも携帯が止まってる以上とれませんし…」

犬「つーななんで迷うんだよ」

貧乳娘「ま、マーラ？」

犬「わんわん！」

貧乳娘「……はぁ、どうしましょう」

ｼｬｺｼｬｺｼｬｺ

貧乳娘「自転車が猛スピードで近づく音がします……閃きました」

犬「おいお前、なんかやばい事企んでるだろ」

貧乳娘「この拳サイズの石を道端一列に並べてっと｣ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

ｼｬｺｼｬｺｼｬｺ

男「！！？！ぬへやぁあぁあ！｣ｶﾞｼｬｧｧｱｱﾝ

貧乳娘「……あら？男さん」

男「かっ、かはっ…｣ﾋﾟｸﾋﾟｸ

貧乳娘「あのぉ、大丈夫ですか？｣ﾕｻﾕｻ

男「い、今揺すられたらヤバいから…つ、つーか偶然だね」

貧乳娘「本当ですね、それにしてもこんな時間に何故自転車を？」

男「あいたたた……うん、家に居たんだけどさ、なんか菓子食いたくなってそれでコンビニに行く途中だったんだよ」

犬「はっはっはっ！」

男「おっ、ペニスじゃん。散歩の途中だったのかな」

貧乳娘「男さん、何度も申し上げた筈ですがこの子はマーラです。そんな下品な呼び方しないでください」

男「あはは、悪い悪い。じゃあ俺は行くから、また明日ね」

貧乳娘「あのぉ」

男「？」

～貧乳邸～

貧乳娘「あの、本当にありがとうございました｣ﾍﾟｺﾘ

男「頭下げても全く谷間が出来ないんだな」

貧乳娘「……はい？」

男「ゔっ…そ、そんな怒らなくてもいいんじゃないかな」

貧乳娘「別に怒ってませんよ？私は自宅まで案内してくれは男さんに感謝してるんですから」

男「おっぱいも方向音痴だから全然前に進んでくれてないよな」

貧乳娘「……マーラ」

犬「わふん！｣ｶﾞﾌﾞｩ

男「あいっでえぇぇえぇぇえ！！」

貧乳娘「まぁ冗談は置いといて、本当にありがとうございました」

男「別に良いって。それより明日の事なんだけど」

貧乳娘「……すみません」

男「へ？」

貧乳娘「明日は病院に行こうかと思っていたのです…」

男「びょ、病院…？」

貧乳娘「はい…先程ですが骨折してしまいまして」

男「だ、大丈夫なのか！？他に怪我は」

貧乳娘「そこまで取り乱さなくていいですよ、ただの骨折ですから。他は何の問題もないかと」

男「……だ、誰かにやられたのか？」

貧乳娘「いえ、ただ躓いてしまって」

男「そ、そっか……お大事に」

貧乳娘「ありがとうございます。ではまた、学校で」