一夏「パパになりたい」 鈴「え゛」(239)

一夏「良いよなぁ 子供ってさ」

鈴「アンタ、まさかロリコンって奴なの…?」

一夏「いや、ロリコンではないんだけどさ」

一夏「子供、可愛いと思わないか?」

鈴「確かにそう思うけど…」

一夏「俺も子供が欲しいなー」

鈴「そ、その… 子供ってさ…」

鈴「あたしとの子供じゃ…駄目なの?」

一夏「鈴」

鈴「は、はい!」

一夏「俺と鈴に子供なんていないだろ? そういうたちの悪い冗談はやめてくれよ」

鈴「…」プルプル

一夏「ん?どうした?」

鈴「あんたなんか犬に噛まれて死ね!」ドタドタ

一夏「行っちまった… 何を怒ってんだ、あいつ?」

―――――
―――

一夏「って、事があってさ」

弾「なるほどな」

一夏「本当、女子はわからないよな」

弾(こいつはとんでもない唐変木だからな…)

弾「でもさ、IS学園にも背が小さい子とか居るんじゃないのか?」

一夏「わかってないな、弾」

一夏「背丈が低いとか、胸が無いとかじゃないんだよ」

一夏「朝昼晩を共にして、自分で育てられないといけないんだ」

弾「はぁ… そうですか」

一夏「向こう10年位はお預けか…」

弾(なんでこいつはこんなくだらない事で真剣に悩めるんだよ…)

一夏「じゃ、そろそろ帰るわ」

弾「おう、今度は蘭が居る時に来てくれよ」

一夏「俺の事苦手みたいだし… まぁ適当に」

弾「あいよ」

――――― 一夏、自宅へ戻る
一夏「あぁ… 子供…」

一夏「子供が欲しい…」トボトボ

一夏「ただいまー」ガチャ

一夏「って、まだ千冬姉は帰ってないか」

一夏「久々に掃除しに帰ってきたけど、やっぱ我が家は良いなぁ…」

一夏「さて… お楽しみと行きますか」

――― 一夏の部屋
一夏「はぁっ… くっ…」シコシコ

一夏「出る… 出るっ…!」シコシコ

一夏「んぁああ!」ビュルルー

一夏「ふぅ… なかなか学園じゃオナニー出来ねーからな」

一夏「なんであいつ等勝手に俺の部屋に入ってくるんだろう」カチカチ

一夏「こうやってエロ画像集められるのも我が家だけですよ…」カチカチ

一夏「ん…」カチッ

一夏「・・・」

一夏「これだ!この手があったじゃないか!」

―――― IS学園
一夏「というわけで」

一夏「束さんに子供になる薬作って貰ったぜ!」

一夏「コナンのエロ画像にヒントがあったなんてな…」

一夏「えーっと…」ピラッ

一夏「薬を何でも良いから飲み物に混ぜれば準備OK…」

一夏「後は子供にしたい子に飲ませてね…」

一夏「効果はきっかり1日だよ… か」

一夏「子供にするなら誰が良いかなぁ…」

一夏「ただ、このお茶を飲ませなきゃいけないんだろ」

一夏「いきなり『これ、飲んでくれよ』なんて言っても怪しまれるわけでして」

一夏「…」

一夏「あぁ、なんだ簡単じゃん」

一夏「模擬試合の後にさり気なく渡せば良いんだ」

一夏「ふたを開けちゃっているわけだし、箒と鈴はきっと『口をつけたものなんか飲めるか』ってなるし」

一夏「ラウラは子供にしてもあんま変わらんだろうし…」

一夏「セシリアかシャルだな」

―――― 模擬試合終了後
一夏(後はこれを飲ませるだけ…)

セシリア「あら、一夏さん こんな所で何を?」

一夏「お、セシリアか」

一夏「ほら、体動かした後は喉が渇くだろ?」

一夏「だからほら、飲み物持ってきたぜ」

セシリア「まぁ!私の為に…」ウットリ

一夏(ちょろいな)

一夏「じゃ、遠慮せずに飲んで…」

鈴「なになに?飲み物持ってきてくれたんだ?」パシッ

一夏「!?」

鈴「いやー、アンタも意外と気がきくんだね」ゴクッ

セシリア「あぁ!それは一夏さんが私に!」

一夏「あ… あぁ…」

鈴「ぷはっ ごちそうさま!」

一夏「なんてことを…」

鈴「あ、あれ?飲んじゃ駄目だった…?」

セシリア「ですから、それは一夏さんが私の為に…」

一夏「鈴!すぐ俺についてこい!」ガシッ

鈴「ちょ、ちょっと!」

一夏「良いから早く!」ダッ

セシリア「・・・」ポツン

  ─ = ニ ニ _三 三 ニ ニ   ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
                       {::{/≧===≦V:/   
 ─ = ニ ニ _三 三 ニ ニ    >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ   いやっほー

             `  (⌒ 、_  γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  物語に浸ってるぅーー?
- - ── = ニ 三   `>  _//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ 
   (⌒)ヽ     (⌒ -、./   | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i    ズサー!

  ─ == ニ 三 ヽ:::::::     、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l'
 (⌒) .。; ゚ ,,     \      `''⌒)|V≧z !V z≦/::::/ '⌒)
(⌒・⌒ ・ = ニ 三 三` -、  、.:::::,,.r':::ト “   _   “ ノ:::/!_,,.r' 
 '';:. ,、,,・:・ 、、,,==ニニニニ` ー三- \ト ,_ し′_ ィ::/.....


――――― 一夏の部屋
一夏「・・・」

鈴「あ、あの… 一夏?」

一夏「鈴…」

鈴「なんで急にアンタの部屋に…」

一夏「いいか鈴 大事な話がある」ジッ

鈴「な、なによ…///」

一夏「後一時間くらいでお前は体が小さくなる」

鈴「…はい?」

一夏「体が小さくなる」

        ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
          {::{/≧===≦V:/
         >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
      γ::::ノ(:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
    _//:::::::⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.   | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i  
    、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l 
     ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/::::/  
      ∧::::ト “        “ ノ:::/!  
      /:::::\ト ,_ --  ィ::/::|         
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi

   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl


一夏「束さんに体か小さくなる薬を作ってもらって、セシリアに飲ませようとしたんだ」

一夏「しかし、それを鈴が飲んでしまった」

鈴「え、それ本当なの…?」

一夏「あぁ」ジッ

鈴「な、なんて物飲ませたのよ!千冬さんに言いつけてやる!」

一夏「鈴!」

一夏「明日一日、お前を育ててやる」ギュ

鈴「あ… うん…///」

一夏「だから、取りあえず俺の家に来るんだ」

鈴「で、でも…」

一夏「大丈夫、千冬姉は明日家に戻らないって言っていたから」

鈴「わ、わかった…」

一夏「うん、いい子だ」ナデナデ

鈴「ま、まだ小さくなってない!」

――――― 一夏の自宅
一夏「入ってくれ」

鈴「お、お邪魔します…」

一夏「そっかー、鈴がなー…」ショボン

鈴「な、何よ!私じゃダメだったの!」

一夏「…いや、俺は鈴でも良かったよ」ニコッ

鈴「そ、そっか… って、『でも』?」

一夏「あ、えーっと… 鈴が良かったよ」

鈴「いーちーかー…」ゴゴゴゴ

一夏「だああ!待ってくれ、ISを使うな!」

鈴「あ… なんか変…」プルプル

一夏「ん…?」

鈴「体が熱く… んっ…」プルプル

一夏「おー… どんどん小さくなってく」

鈴「んあぁ…///」プルプル

一夏「変な声出すなよ」

りん「ん…」パタッ

一夏「おい鈴、大丈夫か 鈴!」ペチペチ

一夏「気絶したのか…?」

一夏「取りあえずソファまで運んでやろう」

一夏「ほーら、お姫様だっこだぞー」

りん「…ん?」

一夏「お、鈴 目が覚めたか?」

りん「いちか…って、えぇ!ほんとにちいさくなってる!」

一夏「当たり前だろー 束さんが作った薬だぞ?」

りん「むー… いざこうなると、いわかんが…」

一夏「まぁまぁ、いいじゃないか」

一夏「それと服なんだけどさ」

りん「…!なんできがえさせられてるのよ!」

一夏「ほら、鈴が目を覚ました後に買いに行くものアレだし」

りん「ばか!いちかのすけべ!」ポカポカ

一夏「ははは、痛い痛い」

りん「はだかをみられた…」

一夏「まぁまぁ、ご飯作っておいたから食べようか」

りん「ふんっ・・・」ムスー

一夏(あぁ、可愛いなぁ)

一夏「ほら、酢豚だぞー」

りん「・・・」ピクッ

一夏(ちょっと反応したぞ)

一夏「今日は特別にパイナップルもいっぱい入れたぞー」

りん「わぁい!」

一夏「・・・」ニヤニヤ

りん「はっ!」

一夏「ほら、おいでよ」ヒョイ

りん「はーなーせー!」

自己紹介は余所でやってくれ

一夏「はい、いただきます!」

りん「…いただきます」ボソッ

一夏「だめだぞー、鈴 いただきますはちゃんと言わなきゃ」

りん「あーもう!いただきます!」

一夏「良く言えました」ナデナデ

りん「うぅ…///」

一夏「鈴は可愛いなぁ」

りん「かかか、かわいい…?」

一夏「うん、かわいい」モグモグ

一夏「ほら、鈴 あーん」

りん「あ、あーん…」

一夏「どうだー?美味しいだろ?」

りん「あんたにしてはやるわね」モグモグ

一夏「鈴」

りん「ん?」モグモグ

一夏「その… あんたって言うのやめて貰ってもいいかな?」

りん「え?」

一夏「パパ、と呼びなさい」

りん「い、いやよ!あんたはあんたでしょ!」

一夏「頼むよぉ!娘にパパって言われるのが夢なんだよぉ!」

りん「うざい!」

一夏「う、ウザい…」

一夏「そっか… パパになるってこういうことなんだ…」

りん「ちょ、ちょっと…」

一夏「聞こえない」

りん「え?」

一夏「パパって言わないと聞いてあげない」

りん「うぅ…」

うるせえ耳から酢豚詰め込むぞ

りん「…ぱぱ」

一夏「なんだい鈴?」ニコニコ

りん(立ち直り早い…)

りん「ぱ、パパはあたしのパパなんだからちゃんとしてよね!」

一夏「あぁ、約束するよ 鈴」ナデナデ

りん「なでるな!」

一夏「やめろって言われてもやめないよ」ナデナデ

りん「うぅ…//」

一夏「はい、ごちそうさまでした」

りん「ごちそーさまでした」

一夏「どうだった、鈴?」

りん「ま、まぁごうかくね」

一夏「そっかー パパ頑張った甲斐があったよ」

りん「ふ、ふん…」

一夏「さて、お風呂入ろうか」

鈴「うん、あたしから入っていい?」

一夏「え?」

りん「え?」

一夏「その… パパだよ?」

りん「だからなに?」

一夏「一緒に入ろうよ」

りん「ななな、なにばかなこといってんのよ!すけべ!」

一夏「いや、だって溺れたら大変じゃないか?」

りん「だめ!おふろだけはひとりではいる!」

一夏「駄目だ、危ない」

りん「だったらおふろはいらないもん!」

一夏「そっかぁ… 俺、そんなに嫌われてるのかぁ…」ズーン

りん「ちょっとなんでそうなるのよ!」

一夏「そりゃさ、確かにそう思えるかもしてないけどさ」

一夏「別にエロい事をしたいわけじゃないよ」

一夏「鈴が心配だから一緒に入ろうと思ったのに…」

りん「いちか…」

一夏「よし、入るぞ」

りん「あ、ちょっと!だめー!」ズルズル

――――― お風呂
一夏「よし、鈴入っていいぞー」

りん「・・・」

一夏「ん?タオルなんか巻いてどうした?」

りん「はだかをみられたくないの!」

一夏「親子だろ?別に良いじゃないか」バッ

りん「な、なっ!」ツルペーン

一夏「ほら、シャンプーハット」スポ

りん「」

一夏「かゆい所あったら言えよー」ニュルニュル

りん「」

一夏「鈴の髪つやつやしてて綺麗だねー」ワシャワシャ

りん「そ、そう?」

一夏「おう、、女の子の髪の毛触るって滅多にないからなー」

りん「へぇ…」

一夏「シャンプー合うと良いけどな 千冬姉の使うの怒られるから俺の使ってるぜ」

りん(一夏のかぁ…)

りん「えへへ」

一夏「ニヤニヤして変な奴だな」ワシャワシャ

りん「う、うるさい!」

りん「あ、あのね…」

一夏「何だ?」

りん「からだはじぶんであらわせて…」

一夏「あぁ、流石にそれ位は自分でやろうな」

りん「」

―――――― 風呂上り
りん「ぷはー!」

一夏「鈴、牛乳が好きなのか?」

りん「まあね!」

りん「そ、その… おっぱいもおおきくなるし」ゴニョゴニョ

一夏「ん、なんて言った?」

りん「ききかえすな!」

あぁIS幼稚園ってあったな

一夏「じゃあ、一緒に寝ようか」

りん「いいい、いっしょにねる!?」

一夏「おう、そうだ」

りん「う、うん… いちかとならいいよ…」

一夏「?」

―――― 布団の中
一夏「明日はどこか行こうか」

りん(あぁ… 寝るって普通に寝るのね…)

一夏「鈴?聞いてるか?」

りん「え?な、なに?」

一夏「明日どこに行く?」

りん「そうね…」

りん「どうぶつえんにいきたいかなぁ」

一夏「動物園か… よし、じゃあ行こうか」

りん「うん、じゃあおやすみ」

一夏「おやすみ」

りん「・・・」

一夏「・・・」プニプニ

一夏「ほっぺ軟らかいな…」プニプニ

―――― 次の日
りん「・・・きて」

一夏「んん…」

りん「いちか!おきて!」

一夏「聞こえない」

りん「…ぱぱ、おきて」

一夏「はいおはよう鈴、朝のちゅーだよ」チュ

りん「っー/////」

一夏「よし、じゃあ朝ごはん食べたら行こうか」

一夏「って、あれ?寝ちゃってる」

りん「」ぷしゅー

一夏「いただきます」

りん「いただきます」

一夏「楽しみだなー、鈴」モグモグ

りん「そうね」モグモグ

一夏「中国に居た時はやっぱ日常的にパンダを見たりするのか?」

りん「そんなわけないでしょ どうぶつえんじゃなきゃみれないわよ」

一夏「そっか」モグモグ

一夏「よーし、じゃあ行きますかー」

りん「しゅっぱーつ!」

一夏「車とか危ないから手を離すなよ」ギュ

りん「う、うん…」ニギ

一夏「やっぱいいなー 俺も将来こういうパパになりたいよ」

りん「・・・」

一夏「ほら、俺親いなかったからさ」

りん「…うん、いちかはいいパパになれるとおもうよ」

一夏「そっか、ありがとな 鈴」

――――― 動物園
りん「ついたー!」

一夏「おう、チケット買うぞ」

一夏「大人1枚の子供1枚で」

販売員「どうぞ」

一夏「どうも」


一夏「さーて、見て回るかー」

りん(えへへ、一夏とデートだ)

―――――― 
一夏「おぉ、やっぱ象はデカイな」

りん「ほんとーね」

一夏「お、ペンギンが歩いてるぞ」

りん「なにかのイベントかしら?」

―――――
―――


一夏「ふー、結構見て回ったな」

りん「そうね、お昼にしましょうか」

一夏「ま、適当に買ってくるから適当に座って待っててくれ」

りん「はーい」

        ___      -‐z _
        ヽ__>ァ'´  /: : : : : :`: .
          f´: : : : : }∠ イ:/: : : : : : : : :\
        __| : : : /⌒Y : :/ : : :/: : / j: : : : :ヽ
        | j: : : :`ヽ / |: :/ : : :/!: :/イ | : : : : : '.
        |/ : : : // ./!/!: : ;厶{_/_ |:リ.: : : : : : ;
      /′: : :f´  厶| :|: :/_,仏、 `lメ!: : : : ; : .: <うるせえ!
.       `7: : : : /|  / r | :| {「rヘ圦ヽ! |: : : :/: : :i  酢豚詰め込むぞ!
       / : : : /: |_,人 l(|八 | ゞソ   ノイメ、: : :!
     / : : : / : :/‐vヘ_| : : |" _   ´ =ミY: : :/:|
   / : : : /: >''⌒ヾト | : : |/`^ヽ、 ' ,.ィ|: :{/ハ!

.  / : : K´ : /,     !ト| : :八  ノ  人 :/V|  }
  i : : /| `ヾ l      !|l|: ∧ーz:一う´: : :/  ′/
  |: :/ ||   ||\  |l|: i }/:/ { {: : : :/

  |:/ /||   || 、 \ | l|: |/l}/}ノ| |: : :/ ⌒☆

  |! /: l|   ||  ヽ ヽ!/|:/ (`Yニヽ/
    i: : lト、   《     Y/ミxイ::`{r─ }
    |: : :ゝ`ヽ リ     〃「`ヾ::ヘl!ノ´ハ

りん「・・・」ポツーン

りん「なんかなぁ…」

りん(一夏とデートって思ったけれど)

りん(アイツはあたしの事をどう思ってるんだろう…)

りん(そりゃ今は子供なんだろうけど…)

一夏「お待たせ、肉まん買ってきたぞ」

りん「うん、ありがと」

一夏「結構熱いな…」ふーふー

一夏「ほい、気をつけろよ」

りん「ありがと」

一夏「なんか、悪かったな こんなことになっちゃってさ」

りん「ううん、きにしなくていいよ」

一夏「でも」

りん「いいの あたしもりょうしんがりこんしてさ」

一夏「・・・」

りん「いちかみたいなひとがパパだったらこどももよろこぶよ」

一夏「…そう言ってくれると嬉しいぜ」ワシャワシャ

りん「ちょ、かみのけが…」

一夏「いいからいいから」ワシャワシャ

りん「もう…」

一夏「さて、パンダみて帰ろうか」

りん「そうね、メインディッシュはあとからくるものよ」

一夏「え…?」

りん「う、うそ…」

一夏「パンダはいないって…」

りん「うぅ…」グスッ

一夏「・・・」

りん「ぅっ…ぐすっ…」ボロボロ

一夏(かわいい)

一夏「よしよし」ナデナデ

りん「みたかったのにぃ… ぐすっ…」

一夏「またいつか、二人で見に来れば良いだろ?」

りん「でも… あたしそのときはこどもじゃないんだよ?」

一夏「大丈夫、約束だ」

りん「わかった…」

一夏「じゃあ、そろそろ帰ろうか」

りん「うん…」

――――― 帰り道
一夏「残念だったなー」

りん「うん…」

一夏「まぁ、いつでも一緒に見に行けるんだ」

りん「…」フラフラ

一夏「っと、鈴?」

りん「ねむい…」

一夏「そっか、じゃあおんぶしてやるよ」

りん「うん…」

一夏「・・・よいしょっと」

りん「・・・」zzz

一夏「・・・親になるってこういうものなのかな」

―――― 一夏の部屋

一夏「1日なんかあっという間だな」

一夏「やっぱ、親になるってのも大変なんだな…」

一夏「そろそろ…か」

りん「ん…」ピクッ

りん「んん…」プルプル

一夏「触り収め」プニプニ

りん「んあぁ…」プルプル

一夏「あ、あれ?洋服が…」

鈴「ん…」ツルペーン

一夏「だああ!何か掛ける物を!」

ガチャ

千冬「なんだ、家にいたのか」

一夏「げっ、千冬姉」

千冬「ん… 何故鳳がいる」バッ

一夏「あ…」

千冬「…話はゆっくり聞こう」

こうして一夏は千冬姉にボコボコにされましたとさ おしまい

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