~生徒会室~
綾乃「え、何の話、歳納京子」
京子「やだなー、オナニーの話に決ってるじゃん」
綾乃「……は?」
京子「あれひょっとして綾乃、オナニー知らないの?」
綾乃「し、知ってるわよそれくらいっ///」
京子「うん、まあ当然だよね、オナニー知らない子なんて居ないって」フンゾリ
綾乃「と、歳納京子、あんまり連呼しちゃだめよっ///」
京子「へ?どうして?」
綾乃「そ、それは……というか、100回!?」
京子「私くらいの女になると、それくらい出来ちゃうんだよ」
綾乃「……ふ、船見さん?歳納京子どうしちゃったの?」ボソボソ
結衣「うん、どうも京子は昨日はじめてオナニーって言葉を知ったらしくてさ」ボソボソ
結衣「しかも、大人の女がやるカッコイイ事みたいな解釈しちゃってるらしくて……朝からずっとこの調子なんだ」ボソボソ
結衣「可愛そうだから、話し合わせてあげてよ」ボソボソ
綾乃「け、けど100回って……」ボソボソ
結衣「京子は実際にオナニーした事はないんだよ、だから、それがどんな物なのかちゃんと理解して無いんだ」ボソボソ
綾乃「そ、そうなんだ、歳納京子、したこと無いんだ///」
京子「二人とも何コソコソ話してるの?」
綾乃「な、なんでもないわよっ///」
結衣「そうそう、だから京子、もっと京子の武勇談聞かせてよ?」
京子「おう!」
京子「昨日もさ、100回したんだけど、私くらいになるともう普通じゃ満足できないからさ」
京子「最後の方は、大根使ってやってたよ!」
結衣「そ、そうか……」
綾乃「……歳納京子」
京子「ん?」
綾乃「本当はオナニーのやり方とか、知らないんでしょ?」
結衣「……!」
京子「……!」
結衣「あ、綾乃っ」
綾乃「船見さん、駄目よ、こういうのは大切なことなんだからちゃんと教えてあげないと」
京子「そ、そんな事ないよ、私、ちゃんと知ってるもん!オナニーの仕方知ってるもん!」
綾乃「そう……じゃあ、歳納京子、やってみせて?」
京子「え……」
結衣「……」
結衣「そうだな」
京子「ゆ、ゆい?」
結衣「私も京子の格好良いところ、見てみたいしさ、ちょっとやって見せてよ」
京子「え、え、け、けど……」
綾乃「歳納京子、やっぱり知らないんだ……」
京子「し、知ってる!知ってるよ!や、やればいいんでしょ!」
綾乃「ええ、見せて頂戴、歳納京子っ」グッ
結衣「ああ、がんばるんだぞ、京子っ」グッ
京子「え、えっと……えっと……」
綾乃「どうしたの?」
京子「い、いや、何でも……」チラッチラッ
結衣(うわあ、京子、めっちゃ助けを求めてる……)
結衣(か、かわいい///)
京子「……」ウルッ
結衣「ま、まず、座らないと話は始まらないよなっ///」
京子「そ、そうだよ!まず座るんだよっ!」チョコン
結衣「……それに、制服の上着部分も脱がないとな」
京子「制服の上着を脱ぐ……と」ヌギヌギ
綾乃「……!」
綾乃「そ、それに髪もちょっと乱れてたほうがいいわよねっ///」
京子「う、うん、そだね、それが常識だよね」ボサボサ
結衣(上着を脱いだ京子が床にぺたんと座って髪が乱れた状態で///)
綾乃(こっちを見上げてるわ、すごい、すごく可愛い///)
綾乃「あ、そういえば……」ゴソゴソ
京子「え、なになに綾乃、何かあるのならそっちの話題を優先してくれていいけど!」
綾乃「昨日、千歳からお裾分けしてもらった物が冷蔵庫にあったはずなのよね」ゴソゴソ
京子「ん、ひょっとしてプリン!?」
綾乃「いや、プリンじゃなくて……あったわ」
綾乃「大根」ドンッ
京子「……うわお、おっきい大根だね」
結衣「そうだな」
綾乃「そうね」
京子「……」
結衣「……」
綾乃「……」
京子「……え、何この空気」
綾乃「歳納京子、昨日は大根を使ってたのよね?」
京子「う、うん、使ってたよ?」
結衣「そっか、流石だな、京子」
綾乃「歳納京子、この大根、使ってもいいわよ」
京子「えっ」
結衣「あ、綾乃?」
綾乃(大丈夫よ、船見さん、ちょっと脅かすだけだから)
結衣(綾乃、チャレンジャーだな、こんなおっきな大根、京子に突っ込もうなんて)
綾乃(本当に入れたら可愛そうだもんね)
結衣(京子、どんな反応するかな、やるのなら私が入れてあげたい……)
綾乃「……」コクン
結衣「……」コクン
綾乃「さ、歳納京子、頑張りましょう?」
京子「え、あ、いや、綾乃、ちょっと待って」
結衣「ほら、京子、大根ちゃんと持って、これを京子の大切なところに、ね?」
京子「え、え、や、やだ、そんなの無理に決まって……」
綾乃「けど歳納京子、やってたって言ったじゃない」
結衣「そうだぞ、京子」
京子「そ、それは……」
結衣「綾乃、ちょっと京子を抑えてて」
京子「え?」
綾乃「そうね、ほら、歳納京子、動いちゃ駄目よ」ガシッ
京子「あ、綾乃?」
結衣「ほら、大根だぞ、京子……」スッ
京子「ゆ、結衣、やめてよ、そんなのパンツに押し付けようとしないで!」ジタバタ
結衣「もう、京子暴れちゃ駄目だろ、あ、そっか、そういうプレイなのかな?」
京子「ち、ちがっ///」
綾乃「流石、オナニーの達人だけはあるわね、歳納京子……」
京子「ご、ごめん、謝るから!わたし、わたし本当は……」
京子「本当はオナニーしたこと、ないの!知ったかぶりしてただけだから!」
結衣「ほら、京子、大根がパンツに当たっちゃうぞ」クリッ
京子「や、やめっ!綾乃、結衣、ごめんなさい、ゆるしてよぉ!」
京子「だ、誰か、誰か助けて!」ブンブンッ
綾乃「ふ、船見さん、あの、そろそろ……」
結衣「うん、そろそろ入れちゃおうか」
綾乃「……は?」
綾乃「ちょ、船見さん、本気なの!?」
京子「やだ、やだやだやだやだ!やだよぉ!」
結衣「京子、ほら、大根をパンツに押し付けて、そのまま隙間から差し込んであげる……」ググッ
京子「い、いやぁっっっっ!こわい、こわいよぉっ!」ブンブンッ
京子「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」チョロッ
チョロチョロチョロッ
結衣「……!?」
綾乃「……!?」
京子「う、うう、やだ、こわいよぉ、やだよぉ……」ヒック
綾乃「と、歳納京子……あなた、もしかして……」
結衣「怖さのあまり、お、おしっこ、漏らしちゃったのか……」
京子「……ふええええええええええええええっ」グスン
ガラッ
向日葵「遅くなって申し訳ありません、クラスの用事が長引いて……しま、い……」
向日葵「な、な、な、何をやってるんですか!?」
綾乃「ふ、古谷さん……」
結衣「こ、これは違うんだ」
京子「ひ、ひまっちゃん、助けて……」グスン
向日葵「杉浦先輩が歳納先輩を押さえつけて、船見先輩が大根を歳納先輩の秘所に差し込もうとしてて」
向日葵「歳納先輩がおしっこ漏らして泣きながら助けを求めて……」
綾乃「古谷さん、落ち着いて、ね?」
向日葵「ひ、ひ、ひ……」
結衣「ひ?」
向日葵「一人生徒会会議発動!!!!」バーーンッ
結綾「「え?」」
向日葵「判決!」
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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ドゴォォォォン!!
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∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
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向日葵「生徒会追放!!!!」
ドゴォォォォォンッッ
結綾「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」」
ガラッ
ポイッ
ピシャンッ
結衣「って、いつの間にか生徒会室から追い出されてる!?」
綾乃「ふ、古谷さん!あけて頂戴!古谷さん!」バンバンッ
向日葵「まったく、あのお二人がまさかあんな事をするなんて……」
京子「うう、ひっく……」
向日葵「と、歳納先輩、大丈夫ですか?あの二人は追い出しましたので、もう心配いりませんわよ」オロオロ
京子「お、おしっこ、もらしちゃった……もう、もう明日から学校これないよぉ……」グスン
向日葵(あ、あの歳納先輩が、明るくて優しくて頼りになって信頼できる歳納先輩が、こ、こんなに泣いて……)
向日葵(わたくしが、わたくしが守ってあげないといけませんわっ!)
向日葵「歳納先輩、泣かないでください、大丈夫ですから……」
京子「けど、けどぉっ」ヒック
向日葵「このことは、誰にも言いませんから、大丈夫ですわ、また明日も学校にこれますから……ね?」
京子「う、うう、ほ、ほんと?」ウルッ
向日葵(ああ、歳納先輩、いま、縋り付くような目でわたくしを……)
向日葵(こんな時にこんな事思ってしまって申し訳ないですが、凄く可愛らしいですわ///)
向日葵「わたくしに任せておいてもらえれば、大丈夫ですわ!」
向日葵「杉浦先輩や船見先輩にも、口外はさせません!」
京子「ひ、ひまっちゃん、ありがとう、ありがとうっ」ポロポロ
向日葵「と、歳納先輩……」
京子「……」グスン
向日葵「……」ナデナデ
京子「あっ……」ヒック
向日葵「あ、す、すみません、つい……」
京子「……ひまっちゃんは、優しいよね」
向日葵「そ、そんな事ありませんわっ///」
京子「わたし、怖くて、不安で、たまらなかったのに……」
京子「ひまっちゃんが頭なでてくれたおかげで、凄く、安心しちゃった……」
向日葵「歳納先輩……」
京子「ひまっちゃん……」
向日葵「……あ、そ、そうですわ、歳納先輩、拭いてあげませんとっ///」
京子「あ、ご、ごめん、自分で拭くからっ」
向日葵「だ、駄目ですわよ、歳納先輩はショック受けておられますし……ここはわたくしにお任せください!」
京子「け、けど……」
向日葵「あ、恥ずかしいなら、あの、目を瞑っていて下さって構いませんから……」
京子「う、うん……ありがと、ひまっちゃん……」
向日葵「まず、バケツに水を汲んできますわね、ちょっとだけ待っていてください」
京子「ひ、ひまっちゃん、行っちゃうの?」
向日葵「大丈夫ですわ、すぐに戻ってきますので」
京子「う、うん……」
向日葵(生徒会室の外に、杉浦先輩と船見先輩の気配はないし……今なら行けますわよね)
~生徒会室前~
向日葵「何とかトイレで水を汲んでこれましたわ」
向日葵「これで取り合えず生徒会室を綺麗にして……歳納先輩をシャワー室に連れて行ってあげて……」
櫻子「あれ、向日葵、バケツなんて持ってどしたの?」
向日葵「さ、櫻子、貴方こそどうしたんですの?」
櫻子「どうしたって、生徒会の仕事に来たに決まってるじゃん」
向日葵(しまった、失念してましたわ)
櫻子「バケツ重そうだから、扉開けてあげるよ~」
向日葵(あ、だめ、今扉を開けたら、歳納先輩のあの姿が櫻子にっ!)
『お、おしっこ、もらしちゃった……もう、もう明日から学校これないよぉ……』
『このことは、誰にも言いませんから、大丈夫ですわ、また明日も学校にこれますから……ね?』
向日葵「歳納先輩は、私が守りますわ!」クワッ
櫻子「へ?」
向日葵(櫻子、ごめんなさい、貴女は何も悪くないですけど、これしか方法がありませんの!)グ
向日葵(け、けど櫻子ならもしかしたら、もしかしたら一緒に歳納先輩を守ってくれるんじゃ…)シ
向日葵(正直に話してみましょうか……けど歳納先輩の命運に関ることですし、そう簡単には)ャ
向日葵(それに、櫻子に悪意はなくても何かの拍子に秘密を喋ってしまう可能性もありますし)ァ
向日葵(というか、もう櫻子を殴っちゃってますし、遅いですわよね……ごめんなさい、櫻子!)!
(思考時間0.01秒)
櫻子「……」プスプス
向日葵「や、やってしまいましたわ……」
向日葵「けど、気絶させれば歳納先輩の姿を見られる事もありませんものね……」
向日葵「……」
向日葵「さ、流石にこのまま放置しておくのは可哀そうですし、トイレの個室にでも座らせておきましょう」ヨイショッ
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