カイジ「は・・・?たけのこの里・・・?」(223)

パチンコ沼決戦1週間前


坂崎「ただいま・・・」

カイジ「おう・・・おっちゃん・・・」

坂崎「今日も誰もうっとらんかったよ・・・沼・・・」

カイジ「そりゃ、そうだろう・・・そう簡単に手は出せない・・・あれは・・・」

坂崎「フーッ・・・まぁ・・・適当にお菓子でも・・・ほれ・・・」

カイジ「ああ・・・ん・・・?」

坂崎「どうしたの・・・?」

カイジ「これ・・・」

坂崎「え・・・?たけのこの里だけど・・・?」

坂崎「カイジ君・・・嫌い・・・?チョコとか・・・」

カイジ「いや・・・甘いものは好きだけど・・・」

坂崎「じゃあ、ほれ・・・遠慮せず・・・」

カイジ「え・・・?おっちゃん、まさか・・・たけのこ派なわけ・・・?」

坂崎「・・・は・・・?」

カイジ「たけのこ派なのかって聞いてんだよ・・・おっちゃん・・・」

坂崎「たけのこ派って・・・どういうこと・・・?」

カイジ「は・・・?」

カイジ「(何も知らねぇのかよっ・・・!おい・・・!)」

カイジ「聞き方変えるけど・・・」

カイジ「きのこの山・・・知ってるよな・・・」

坂崎「ああ・・・そりゃ・・・」

カイジ「どっちが好きだ・・・?」

坂崎「え・・・?」

カイジ「きのこの山とたけのこの里・・・どっちが好きかって・・・聞いてんだよっ・・・!」

坂崎「(は・・・?何・・・キレてるの・・・?)」

カイジ「どうなんだよっ・・・!おいっ・・・!」

坂崎「ちょ、ちょっとちょっと・・・落ち着けって・・・カイジ君・・・!」

坂崎「・・・わ、ワシは・・・たけのこが好きだけど・・・」

カイジ「・・・!!」

坂崎「え・・・?」

カイジ「あっ・・・あっ・・・」

坂崎「カ、カイジ君・・・?」

カイジ「なんでっ・・・!なんでそうなるかなぁ・・・!もぉ~っ・・・・・・!!」

坂崎「え・・・?え・・・?」

カイジ「分かってない・・・!何も分かってないっ・・・!おっちゃん・・・!」

坂崎「分かるって・・・何が・・・?」

カイジ「見えてない・・・!見えてないんだっ・・・!物事の本質・・・重要な部分が・・・!」

坂崎「おいおいっ・・・大げさすぎっ・・・」

カイジ「そんなんじゃ当然だろっ・・・!負けて・・・!
     当然だっ・・・!あのときの敗北はっ・・・!」

坂崎「や、やめろっ・・・!その話は・・・忘れようっ・・・!」

カイジ「うるせぇんだよっ・・・!たけのこ厨っ・・・!」

坂崎「お、おいっ・・・!」

ガチャ・・・

遠藤「どうした、騒がしいな・・・?」

坂崎「え、遠藤はん・・・!」

カイジ「え、遠藤さんっ・・・!丁度良かった・・・!」

遠藤「は・・・?どうした、カイジ・・・?」

カイジ「見てくれっ・・・!コレを・・・」

遠藤「ん・・・?たけのこの里・・・?これがどうした・・・?」

カイジ「どうしたもこうしたもねぇっ・・・!」

カイジ「遠藤さん・・・!あんたはどうなんだっ・・・!」

遠藤「おいおいっ・・・!見えねぇぞ、話が・・・」

カイジ「あんたはどうなんだ・・・!きのこなのか・・・たけのこか・・・」

遠藤「・・・」

カイジ「遠藤さんっ・・・!」

遠藤「・・・ああ、なるほど・・・」

カイジ「・・・え・・・?」

遠藤「フフ・・・クックックッ・・・!」

カイジ「は・・・?何・・・?」

遠藤「そういうことか・・・!カイジっ・・・!クククッ・・・!」

遠藤「残念だなカイジ・・・・!お前だけ・・・お前だけだよっ・・・!」

カイジ「は・・・?」

遠藤「きのこ派・・・!お前だけさ・・・!そんな軟派・・・愚図・・・下劣な輩は・・・!」

カイジ「・・・・・・・えっ・・・・・・?」

遠藤「たけのこ派だよ・・・!俺も・・・!」

カイジ「・・・・・・・」ぐにゃぁ~・・・

立木「その時、カイジに電流走る!
    絶望!仲間に裏切られ、谷底に突き落とされるような絶望!!
    力なくへたり込むカイジ!あざ笑う遠藤!忘れられる坂崎!」

カイジ「・・・う、嘘だ・・・」

カイジ「俺は・・・し・・・信じない・・・」ダッ

ガチャッ バタン

坂崎「あ・・・!カイジ君・・・!」

遠藤「クククッ・・・!カッカッカッ・・・!」


~~~


カイジ「はぁ・・・」

カイジ「(何か飛び出してきちゃったけど・・・どうしよ・・・)」

カイジ「・・・5スロでも打と・・・」

~~~

カイジ「(終わっちゃったけど2000枚ちょっとか・・・悪くないな・・・流そう)」

店員「余り40枚どうされますか?」

カイジ「じゃあ、そこの・・・」

カイジ「そこの・・・」

カイジ「・・・」

カイジ「・・・え・・・?」

カイジ「(なんで・・・たけのこの里があるのに・・・きのこがないの・・・?)」

カイジ「・・・」

カイジ「・・・じゃ、じゃあ・・・ライターで・・・」

カイジ「・・・ただいま・・・」

坂崎「ああ、おかえり・・・」

カイジ「・・・ほらっ・・・土産・・・!」
つビール

坂崎「おっ・・・悪いね・・・」

カイジ「・・・フーッ・・・遠藤さんは・・・?」

坂崎「帰ったで・・・さっき・・・」

カイジ「・・・そう・・・」

坂崎「・・・」

カイジ「(クソッ・・・!クソッ・・・!)」

坂崎「(カイジ君・・・)」

パチンコ勝負当日


一条「いらっしゃいませ・・・」

カイジ「いいのかよ・・・!問題児じゃねぇのか、俺は・・・」

一条「もう水に流しましたとも・・・あんなこと・・・」

一条「どうぞどうぞルーレットでもバカラでもお好きなものを・・・」

カイジ「・・・」

坂崎「カイジ君・・・?」

一条「・・・?」

カイジ「(一条・・・一応・・・確認しとくか・・・?)」

カイジ「一条・・・」

一条「え・・・?」

カイジ「・・・これ、なんだかわかるか・・・・?」
つ【きのこの山】

一条「・・・?それがどうしました・・・?」

カイジ「お前・・・どっちだ・・・?」

一条「は・・・?」

カイジ「どっち派なんだって・・・聞いてんだよっ・・・!」

遠藤「・・・」

一条「・・・クク・・・そんなことですか・・・」

カイジ「え・・・?」

一条「別に答えなくても良いでしょう・・・?」

カイジ「え・・・?」

一条「小汚い・・・きのこ厨の愚問になど・・・」

カイジ「・・・!」

カイジ「・・・て、てめぇっ・・・!一条っ・・・!」バッ

遠藤「や、やめろっ・・・!カイジっ・・!」ガバッ

一条「カカカ・・・!ダメさカイジ・・・!ダメダメ・・・!」

一条「いくらたけのこの人気が妬ましいからって・・・ダメさ・・・!暴力は・・・!」

カイジ「い、一条ぉ~・・・!」

一条「これだから野蛮なきのこ厨は・・・!カカカ・・・!」

カイジ「這わせてやるぞ・・・!必ず・・・!」

カイジ「沼を打ちたい・・・!磁気チェックだっ・・・!早くしろっ・・・!」

村上「は、はい・・・!」

一条「(当たるはずがないっ・・・!あんな・・・地の底の野良犬・・・!
    きのこ厨の野良犬がっ・・・!)」

一条「どうぞ・・・!カイジ様・・・!」

カイジ「・・・」ギュッ

坂崎「・・・カ、カイジ君・・・?」

カイジ「・・・こうしようぜ・・・一条・・・!」

一条「は・・・?」

カイジ「・・・」ギュッ

坂崎「・・・カ、カイジ君・・・?」

!?!?!??!?!?!?!??!?!?!

カイジ「この勝負・・・!この勝負で決まる・・・!
    どちらかが地獄に落ち・・・もう一方が生き残る・・・!」

カイジ「俺が勝ったら・・・今日持ってきたきのこの山・・・!」

カイジ「お前に一つ残さず・・・食ってもらうっ・・・!」

村上「な・・・何を・・・!そんな無茶苦茶が通るかっ・・・!」

カイジ「だがもし俺が負けたら・・・!俺はたけのこの里・・・!その一箱を残さず食ってやる・・・!
     どうだ・・・一条・・・!」

一条「・・・いいだろう・・・」

村上「て、店長・・・?」

一条「(負けるはずがないっ・・・!こんな野良犬・・・下種にっ・・・!)」

カイジ「いくぜ・・・!」

一条「(・・・バカがっ・・・!もう拾った金だっ・・・!それは・・・!)」




~その頃~




兵藤「制裁っ・・・!」

黒服「え・・・?」

兵藤「今・・・"きのこ"と口にしたお前・・・制裁っ・・・!」

黒服「そ、そんなっ・・・!私はそんな・・・!」

兵藤「いくら兄弟とはいえ・・・!あるのだ・・・禁忌・・・タブーは・・・!」

黒服「か、会長っ・・・!」

勝負終盤



カイジ「ひ・・・引き分け・・・」

一条「あぁ・・・?」

カイジ「引き分けで手を打たないか・・・?」

一条「はぁ・・・?」

カイジ「ここに残っているのが・・・あと・・・100玉ちょっと・・・」

カイジ「これを換金して・・・地下行きは免れないが・・・!」

カイジ「せめて、あの・・・たけのこを食うのだけはっ・・・!」

一条「・・・クズ・・・!クズがっ・・・!」ドカッ

カイジ「ひっ・・・!」

カイジ「あっ・・・ああっ・・・!」ジャラジャラ

カイジ「(あ・・・!終わっ・・・!終わっちまうっ・・・!おわるっ・・・!)」

カイジ「た、弾・・・弾がっ・・・!」

カイジ「ひ・・・!ひっ・・・・!」

一条「カカカ・・・!」

カイジ「(い、嫌だっ・・・!地下も嫌だ・・・!たけのこも嫌だっ・・・!
     ひ・・・!ひっ・・・!)」

カイジ「ま、まだだ・・・!まだ終わっ・・・!」

ビーッ ビーッ

カイジ「 」

カイジ「う、嘘だろ・・・これ・・・
     ゆ、夢だ・・・夢に決まってる・・・」

一条「ところがどっこい・・・夢じゃありません・・・!
    現実です・・・!これが現実っ・・・!」

カイジ「あ・・・」

一条「おいっ・・・!」

村上「はっ・・・!」
つ【たけのこの里】

一条「さぁ・・・食ってもらおうか・・・!敗者に・・・!」

カイジ「・・・!」ビクッ

カイジ「ひ・・・!ひいいっ・・・・!」

バサバサッ

カイジ「・・・え・・・?札束・・・?」

一条「だ、誰だっ・・・!」

坂崎「一条はん・・・あんた酷い人や・・・!」



~中略~



カイジ「いけっ・・・!押し込めっ・・・!もうハズレはねぇっ・・・!
    ジャンプも必要ねぇ・・・!押し込むだけだっ・・・!」

一条「か、カイジいっ・・・!やめろぉ~っ・・・!」ポロポロ

カイジ「行けっ・・・!行っちまえっ・・・!」

一条「カ、カイジ・・・!ひ、引き分けで・・・!わかった、引き分けでいいっ・・・!」

カイジ「もう遅いっ・・・!愚図・・・!愚図なたけのこ厨めっ・・・!」

一条「か、カイジぃ~・・・!」

カイジ「(下すっ・・・!醜いたけのこ厨にっ・・・!天罰・・・天誅をっ・・・!)」

カイジ「いけぇ~っ・・・!」

グググッ・・・
コトン・・・


一条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・・・・・・・?」


キュイーン!キュインキュインキュイーン!

~中略~



カイジ「はっ・・・おっちゃん、頼むっ・・・」

坂崎「え・・・?ああ・・・」

一条「うっ・・・!うううっ・・・!」

カイジ「・・・一条・・・」

一条「ひっ・・・!か、カイジ・・・」

カイジ「忘れてねぇよなぁ・・・!あの賭け・・・!」

一条「ひ・・・ひいっ・・・!」

カイジ「食ってもらうぜ・・・!このきのこの山一箱・・・!」






カイジ「これ一箱・・・下の口でなっ・・・!」

一条「・・・・・・・・・・・」

一条「・・・・・・・・・えっ・・・・・・・・・?」

一条「下の・・・え・・・?」

カイジ「ほらっ・・・!来いよ、一条・・・!」

一条「ひ、ひいっ・・・!」

~男子トイレ個室~

カイジ「・・・」

ガチャガチャ ズルッ

一条「ひゃっ」

カイジ「へぇ・・・結構立派じゃねぇか・・・一条・・・!」

一条「み、見るなっ・・・クズがっ・・・!」

カイジ「クク・・・!じゃあ入れるぜ・・・!」

ズニュッ・・・

一条「ふえっ!? あ・・・!」

カイジ「良い声じゃねぇか・・・!オラッ・・・!」

グニュ

一条「ああっ!? や、やめ・・・!」

カイジ「よく味わえよっ・・・!たけのこ厨・・・!」

ズプッ

一条「あ、あぁ~・・・!!」

立木「狂気!まさに狂気の沙汰!
    アナルにチョコレート菓子を付きこまれ、悶絶する一条!
    その一条を見て悦ぶカイジ!
    悪魔!悪魔の愉悦!」

~中略~



カイジ「だって、俺、ヒーローだし・・・」

黒服「ああ、ほらっ・・・!」

カイジ「・・・え・・・?」

黒服「・・・三万ある・・・!合流してこいっ・・・!」

カイジ「え・・・これ・・・帝愛が・・・?」

黒服「帝愛じゃねぇっ・・・!俺がやるって行ってんだっ・・・!」

カイジ「あ・・・ありがとうございますっ・・・!やさしいおじさん・・・!
    忘れません・・・!このご恩は一生っ・・・!」

黒服「行けっ・・・!いいからっ・・・!」

モブ「らしくないことしますね・・・」

黒服「内緒だぞ・・・会長には・・・」

モブ「わかってます・・・」

黒服「・・・」

モブ「ところで黒服さんって・・・きのこ派でしたっけ・・・?
    だからカイジを・・・?」

黒服「そんなんじゃねぇ・・・!菓子を食うのに・・・派閥も何もあっちゃいけねぇんだよ・・・本来・・・」

モブ「はぁ・・・」

黒服「・・・クソッ・・・俺は何を言ってるんだ・・・忘れろ、もう・・・!」

モブ「はい・・・」

三好「・・・ん・・・?あ、あれ・・・!」

後藤「カイジさん・・・!カイジさんだっ・・・!」

カイジ「みんなっ・・・!」

~~

三好「ところでカイジさん・・・」

カイジ「ん・・・?」

三好「その、カバンに出てるのって・・・もしかして・・・」

カイジ「ああ・・・きのこの山だけど・・・食うか・・・?」

後藤「・・・は・・・?」

三好「・・・え・・・?まさかカイジさん・・・きのこ厨なの・・・?」

カイジ「・・・・・・・・えっ・・・?」



                ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                 d⌒) ./| _ノ  __ノ

http://www.youtube.com/watch?v=aGsgvgsrnXY

本当は一条がアナルにきのこ入れられた後に、手じゃ取れなくなって
棒を突っ込んできのこを出した後に出たモノをカイジに無理やり食べさせられて
きのこのチョコを塗りたくったチンポをカイジに挿入される展開とか書こうかと思ったけど流石に濃厚すぎるからやめとく




ちなみに>>1はたけのこ厨っ・・・!圧倒的たけのこ派っ・・・!

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