ミカサ「コニー///！？」

コニー「…」

コニー「…」

コニー「そろそろだ…」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!!!

コニー「来るぞ！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…ﾋﾟﾀｯ…

コニー「？」

ｶﾞﾗｯ

エレン「あ…あー今日もいい天気だなー（あれ？）」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

コニー「」

ミカサ「エレン？」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!!!

ジャン「ジャアアアアアアアアン！！！！」

コニー「来た来た」

ジャン「…」ｷｮﾛｷｮﾛ

ミカサ「…」

ジャン「…」

ジャン「ジャアｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ…」

ジャンは静かに立ち去っていった…

翌日

クリスタ「ねえねえ、ユミルちょっといいかな」

ユミル「ん？　どうしたクリスタ」

クリスタ「ユミル、今朝ジャン見なかった？」

ユミル「ジャン？　見てねえな～」

クリスタ「そっか・・・」ｼｭﾝ

ユミル「どうしたんだよ、あいつに何か用でもあんのか？」

クリスタ「うん、ちょっとね・・・」

コニー「♪～」ﾄｺﾄｺ

ユミル「！」

ユミル「おい、そこのバカ！ちょっと来いよ！」

コニー「は・・・！？　何だとテメェ！」

クリスタ「ちょ、ちょっとユミル！それは失礼だよ！」ﾍﾞﾁｯ

ユミル「お前さあ、今朝ジャンのやつ見なかったか？」

コニー「ジャン？・・・は見てねえなあ・・・」

ユミル「ちっ」

コニー「あ、でも俺ジャンならすぐに呼べるぜ」

ユミル「は？」

ユミル「何言ってんだお前」

コニー「良いから見とけって・・・」ｽｰｯ

コニー「・・・」

コニー「あれれー！？こんな所にミカサのパンツが落ちてるぞー！？」

ユミル「！？」

クリスタ「！？？」

コニー「にひひ」ﾆﾔﾆﾔ

ユミル「お、お前急になに言ってんd・・・」

ｷﾞｭｨｨｨｨｨｨﾝ...

ユミル「！！？」

クリスタ「な、何の音！？」

コニー「こ、この音は・・・り、立体機動か！？」

ｷﾞｭｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ...

ユミル「こ、こっちに近づいて来るぞ！」

コニー「あ、あれは・・・！」

ｽﾞｻﾞｧ...！

エレン「よ、ようお前ら・・・今日もいい天気だな・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ

クリスタ「エ、エレン・・・？」

コニー「」

ユミル「な・・・」

エレン(あ、あれ・・・？)ｷｮﾛｷｮﾛ

クリスタ「エ、エレン・・・？　立体機動装置なんて使ってどうしたの？」

エレン「え！　いや！　えっと、その・・・」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ユミル「！？？」

クリスタ「こ、今度はダレ！？」

ジャン「ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン！！！」

コニー「お！待ってました！」

ジャン「ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン！！！」

クリスタ「ジャ、ジャン！？　どうしたの！？」

ジャン「・・・」

ジャン「ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン・・・」

ジャンは静かに去っていった・・・

クリスタ「あ、行っちゃった・・・」

クリスタ「エレンもいつの間にかどこかに行っちゃったし、何だったんだろう、あの２人・・・」

ユミル「そうか、なるほどなぁ・・・」ﾆﾔﾆﾔ

クリスタ「？」

コニー「な？　これでわかっただろ、ジャンの呼び方」ﾆﾔﾆﾔ

ユミル「ああ、まあな」ﾆﾔﾆﾔ

コニー「でも、何でエレンまで釣れたんだろうなあ」

ユミル「・・・コニー、お前やっぱりバカだな」

コニー「はあ！？何でだよ」

ユミル「まあいいよ、わからないならわからないで」

ユミル(そんなことより、こいつはなかなか面白そうだな・・・)ﾆﾀｧ

その日の夜、女子寮で

ユミル「なあ、ミカサ」ｽﾞｲｯ

ミカサ「？」

ミカサ「ユミル、何の用？」

ユミル「ちょっとさ、ここからエレンのこと呼んでみてくれよ」

ミカサ「？」

ミカサ「どうしてそんなことを？」

ユミル「ちょっと、気になる事があってさあ・・・」ﾆﾔﾆﾔ

クリスタ「すやすや」

ミカサ「別に、構わないけど・・・ここからじゃ、どんな大声を出しても絶対に届かないと思う」

ユミル「いいからいいから、試しにやってみてくれよ！」

ミカサ「うん、わかった・・・」

ミカサ「・・・」

ミカサ「エレン」

ミカサ「・・・これでいいの？」

ユミル「いやもっと、もっと強く求めるように呼んでくれ」

ミカサ「強く、求めるように・・・」

ミカサ「・・・」

ミカサ「っ・・・」

ミカサ「エレン・・・！」

ユミル「もっと！」

ミカサ「エレン！」

ユミル「もっと！もっとエレンを求めてみろ！」

ミカサ「エレンッ！」

ユミル「違う！もっと・・・エレンに力強く抱き締められる自分を想像してみろ！」

ミカサ「えっ・・・////」

アニ(何やってんのあいつら・・・)

クリスタ「すやすや」

ミーナ(ユミルのストッパー役であるクリスタが眠っているから誰も止められる人が居ないのね・・・)

ミカサ「え、エレンに、つ、つよく、抱き締められ・・・////」ｶｧｧ

ユミル「そうだ！お前がもしエレンに力強く抱き締められたらどう叫ぶ！？」

【エレン「ミカサ！好きだ！！結婚してくれ！！」ｷﾞｭｳｯ】

ミカサ「はわわわわ・・・////」ﾌﾟｼｭｰｯ

ユミル「行け！今だ！愛しいエレンの名前を叫んでやれ！」

ミカサ「え・・・////」

ミカサ「え、えれぇん・・・！////」(枕をギューッ)

サシャ(な、ななななな何ですかこれは////)

ユミル「く、くるか・・・！？」

ミカサ「えれん・・・////」ｷﾞｭｳｳｳ

ユミル「・・・」

ｼｰﾝ...

ユミル「さすがに・・・聞こえねえ、か・・・」

.....ｵｰｲ...

ユミル「！？」ﾊﾞｯ

アニ「！！？」ﾊﾞｯ

サシャ「い、今・・・そ、外から声が聞こえませんでしたか！？」

ミカサ「・・・えれん・・・の声？」ﾎﾟｰｯ

エレン「おーい・・・」

ユミル「！！？！？！？？！？」

ユミル「エ、エレンのやつ、外に立ってんぞ！？」

ミカサ「！！」

ミカサ「エレン！」ﾀﾞﾀﾞｯ

ユミル「あっ！」

サシャ「ミカサ！消灯時間はもう過ぎてますよ！」

ミカサ「エレンエレン」ﾀﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬｯ

ミカサ「エレン！」

エレン「お、ミカサ・・・」

ミカサ「エレンどうしたのこんな遅くに　もう消灯時間は過ぎているのに」

エレン「ああ・・・」

ミカサ「それにそんな薄着じゃ風邪を引いてしまう、何か羽織るものがないと・・・」

エレン「いや、いいよ・・・そんな長居するつもりないし」

ミカサ「だけど、短い時間でも体を冷やすのはよくn」

エレン「あのさ」

ミカサ「？」

ｷﾞｭｯ(手を握った音)

ミカサ「！！？////」

エレン「あれ、お前の手の方が冷たいな」ｷﾞｭｩｩ

ミカサ「え、あ・・・////」ｶｧｧ

エレン「ミカサ、あのさ」ｷﾞｭｩｩ

ミカサ「え・・・////」

エレン「俺さあ・・・」ｷﾞｭｩｩｩｩ

ミカサ「・・・////」

エレン「・・・」ｼﾞｰｯ

ミカサ「？？////」

エレン「・・・いや、やっぱり何でもない」

ミカサ「えっ」

エレン「っていうかさ、お前さっき俺のこと呼ばなかったか？」

ミカサ「っ！」

ミカサ「よ、呼んでない」

エレン「そっか・・・じゃあ俺の勘違いか」

ミカサ「け、けど！　わ、私はエレンと会えて、嬉しかった・・・////」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

エレン「！」

ミカサ「・・・////」ｷﾞｭｯ

エレン「そっか、なら良かった」ﾆｺｯ

ミカサ「っ」

エレン「うーさみぃ！」ｷﾞｭｯ(ハグ)

ミカサ「」

エレン「うわっ、お前ももう体ヒエヒエじゃねえか」ｷﾞｭｰｯ

ミカサ「」

エレン「お前、人にあれだけ言っておいて風邪ひくんじゃねえぞ？」ｷﾞｭｰｯ

ミカサ「」

エレン「あれ？ミカサどうした、大丈夫か？」

ミカサ「だい、じょう、ぶ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

エレン「そっか、じゃあミカサおやすみ」

ミカサ「おや、すみ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

～女子寮～

ｶﾞﾁｬｯ

サシャ「あ、ミカサがかえってきました」

ミカサ「」ﾌﾗﾌﾗ

ユミル「大丈夫かコイツ」

サシャ「それにしても、ちょっと意外でしたね」

ミカサ「」ﾋﾞｸｯ!

ユミル「ああ、エレンも意外とやる男なんだな」

ミカサ「～～～////」ｻｻｯ

サシャ「良かったですねえミカサ、エレンにハグハグしてもらえて」ﾆﾔﾆﾔ

ミカサ「」ﾋﾞｸｯ!

ミカサ「あ、あれはちがう・・・////」

ユミル「けど、練習してた通りには叫べなかったな」ﾆﾔﾆﾔ

ミカサ「～～～////」ｶｧｧｧｧ

～帰り道～

エレン「・・・」ｽﾀｽﾀ

エレン「・・・」ﾁﾗｯ

エレン「・・・」

エレン(フオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！)ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

エレン(ヒャッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！)ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

エレン(ミカサと、ミカサと手、手、手手手手手ぇ握っちゃったよふおおオオオオオオ！！！！！)

エレン(ハグ、ハグもしちゃったよほほほほおおおおおオオオオオオオオオ！！！)

ｶﾞﾁｬｯ！

エレン「うえーーーーーーいｗｗｗｗｗｗ」

アルミン「エレンうるさいよ！」

エレン「ねえジャン君ジャン君」ﾋﾟﾄｯ

ジャン「！！？」

ジャン「何だよテメェ！うるせえんだよ！しかもこんな夜中に外出しやがって！」

ジャン「まさかミカサに会ってきたんじゃねえだろうなあ！！教官にチクッちまうぞ！！」

エレン「別にチクッても構わねえぞ」

ジャン「なにっ！」

エレン「ミカサも怒られるはめになるけどね」

ジャン「ぐっ！テメェ・・・このクズ野郎！！」

エレン「フヒヒヒヒ、ミカサたんの柔らかい感触と温もりがこの手にまだ残ってるよ」

ジャン「て、テメェ・・・！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ジャン「ぶっ殺してやる！」ｶﾞﾊﾞｯ

エレン「おっとっと」ﾋﾖｲｯ

ジャン「うおっ！しまった！」ﾈﾁｮｯ

エレン「ははは、ジャンのネバネバ唾液で作ったゴキブリホイホイにジャンがひっかかったぞ」

アルミン「ワロスｗ」

ライナー「Twitterで拡散しよｗ」ﾊﾟｼｬｯ ﾊﾟｼｬ

ジャン「テメェら・・・！」

エレン「ライナー、これどうする？」

ライナー「そうだな・・・部屋に置きっぱなしにしとくと寝られなさそうだから・・・外に出しとくか(笑)」

アルミン「ヒドスｗ」

～翌日

コニー「あ、ミカサのパンツが落ちてr」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

エレン「・・・ちっ、また釣られちまった・・・」

コニー「」

ジャン「・・・」

ジャン「・・・あのさ」

アルミン「・・・何？」

ジャン「・・・俺って、何なの？」

アルミン「・・・さあ・・・何だろう」

ジャン「・・・ミカサは、どこにいる？」

アルミン「ミカサなら・・・ミカサホイホイ(エレン)にかかってるよ」

ジャン「・・・」

アルミン「・・・」

ジャン「じゃあ・・・」



ジャン「お前がひっかかってるその、アルミンホイホイの持ち主は誰だ？」

アルミン「・・・アニだよ」

ジャン「・・・そうか」

完